JPH05201566A - シート材供給装置 - Google Patents

シート材供給装置

Info

Publication number
JPH05201566A
JPH05201566A JP3858592A JP3858592A JPH05201566A JP H05201566 A JPH05201566 A JP H05201566A JP 3858592 A JP3858592 A JP 3858592A JP 3858592 A JP3858592 A JP 3858592A JP H05201566 A JPH05201566 A JP H05201566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
suction cup
sheet material
suction
sucked
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3858592A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Koga
彰一 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Jidoki Co Ltd
Original Assignee
Toyo Jidoki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Jidoki Co Ltd filed Critical Toyo Jidoki Co Ltd
Priority to JP3858592A priority Critical patent/JPH05201566A/ja
Publication of JPH05201566A publication Critical patent/JPH05201566A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 積層された多数枚のシート材を1枚ずつ吸着
して次工程へ移送する工程において、シート材の2枚取
りを確実に防止し、かつ残されたシート材が正常な位置
で元姿勢で残るようにして、次の吸着作業を支障なく続
行できるようにする。 【構成】 貯袋器21内に積層された多数の袋体Pの中
から最上位に位置する袋体P1の前端部及び後端部をそれ
ぞれ同時に吸着する前側吸盤16、後側吸盤18、及び
袋体の中間部を抑える当て板20を有し、袋体を吸着す
るときは前側吸盤16及び後側吸盤18の吸着面が当て
板20の当接点Oを中心に回動して、最上位の袋体P1が
逆ヘ字形になるように吸着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層されたシート材を
1枚ずつ確実に取り出すことができるシート材供給装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば加工食料品等を各種ラミネ
ート袋体やポリエチレン袋体等の合成樹脂製の袋体に入
れて包装する工程において、予め積層された多数の袋体
の中から1枚ずつ取り出して次の工程へ供給するように
した自動包装機の給袋装置には、貯袋体器内に積層され
ている多数の袋体の中から、順次に最上位の袋体を吸盤
により吸着して取り上げている。
【0003】図6、図7、図8は吸盤Sによって積層さ
れた袋体Pの最上位の袋体P1を吸着する様子を示したも
のであるが、何れの場合も(a) 〜(b) に移行する過程で
吸盤Sにより吸着された袋体P1を持ち上げて移送する際
に、静電気力等の影響により2枚目の袋体P2が袋体P1に
接着して共に吸着されてしまうという問題がある。
【0004】このように、2枚の袋体を共に吸着してし
まうと、次の工程で種々の障害が起きるので、従来にお
いても2枚取りを防止する種々の手段が考えられてい
る。例えば、1枚目の袋体P1を吸着して持ち上げたとき
に、2枚目の袋体P2との間に空気を吹き込んで分離する
等の対策が採られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の方法では袋体の2枚取りを完全に防止できないの
で、以後の工程に支障をきたすことが避け難いし、また
1枚目の袋体に接着してきた2枚目の袋体を分離したと
しても、その分離された2枚目の袋体が元の正常な位置
に戻らないため、次の吸着作業を順調に続行できない等
の問題を有している。
【0006】本発明の目的は、シート材間の分離が確実
に行われて、2枚取りを完全に防止できると共に、2枚
目のシート材を元の位置に正常な姿勢のまま残置して、
次の吸着作業を順調に続行できるようにしたシート材供
給装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係るシート材供給装置は、積層された多数
のシート材を上方から順次に1枚ずつ吸着して取り出す
ようにしたシート材供給装置において、前記シート材の
両端部をそれぞれ吸着する第1吸盤及び第2吸盤及び前
記シート材の中間部を抑え込む当て板とを有し、前記シ
ート材を吸着する場合に前記第1吸盤及び第2吸盤の吸
着面を前記当て板の当接点を中心に回動させる機構を備
えたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上述の構成を有するシート材供給装置は、シー
ト材を吸着する際は、シート材の中間点を当て板の先端
で抑えたまま、シート材の両端部をそれぞれ吸着した第
1吸盤と第2吸盤とが逆ハ字形に跳ね上がるため、吸着
されたシート材は逆ヘ字形となり、2枚目のシート材と
容易に分離される。
【0009】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1〜図5は給袋装置の一実施例を示し、図1、
図3に示すように、昇降可能なアーム1に支持金具2を
介してスライド軸受3が固定され、このスライド軸受3
には垂直方向のロッド4が摺動自在に貫通され、ロッド
4の下端部には水平方向を向く主軸5が取り付けられて
いる。また、主軸5の左右両端部には、図4に示すよう
にそれぞれ補助アーム6の一端部が連結され、各補助ア
ーム6の他端部に取り付けた補助軸7には、それぞれ対
を成すアーム8、9の各端部が回動自在に軸支されてい
る。そして、左右一対のアーム8の他端部同志は第1の
吸盤取付軸10によって連結され、またアーム9の他端
部同志は第2の吸盤取付軸11によって連結されてい
る。
【0010】吸盤取付軸10、11の各中央部には、そ
れぞれアーム12、13の各一端部が回動自在に連結さ
れ、これらのアーム12、13の各他端部はそれぞれ軸
14、15を介して、スライド軸受3の下端周辺部に回
動自在に連結されている。そして、第1の吸盤取付軸1
0には、袋体Pの前端部を吸着する左右2個の前側吸盤
16が吸盤支持レバー17を介して取り付けられ、第2
の吸盤取付軸11には袋体Pの後端部を吸着する左右2
個の後側吸盤18が吸盤支持レバー19を介して支持さ
れている。なお、前側吸盤16及び後側吸盤18には吸
引力を付与する図示しない真空装置が接続されている。
【0011】また、主軸5の中央部下方には図2及び図
4に示すように、積層された袋体Pの上面中央部を抑え
込む当て板20が設けられている。この当て板20は図
4に示すように袋体Pの幅方向に適当な幅Sを有し、そ
の先端20aは補助軸7の中心と同一面上に位置してい
る。主軸5の左右両端部に取り付けた補助アーム6、補
助軸7、アーム8、9は、袋体Pを収容する貯袋器21
の外側に位置し、貯袋器21の左右両壁の中央部上方に
は主軸5の下降を許容するための切欠部22が設けられ
ている。また、なお、図4に示すように、ロッド4はス
ライド軸受3に対して回動しないように、ガイド軸23
によって廻り止めが施されている。なお、Fは袋体Pの
前端、Eは後端、Wは袋体Pの幅寸法を示している。
【0012】また、補助アーム6、アーム8、9、12
及び13等で構成されているリンク機構は、アーム1の
昇降動作に伴って前側吸盤16及び後側吸盤18をそれ
ぞれ点線16’及び18’の位置まで回動させるように
設定されている。即ち、アーム1が上昇している状態で
は、支持金具2を介して支持されている吸着機構全体の
自重により、前側吸盤16と後側吸盤18とは図1の実
線で示すように逆ハ字形に跳ね上がった状態になる。
【0013】また、アーム1が下降して当て板20の先
端20aが積層された袋体Pの上面に当接し、更にアー
ム1が下降するとロッド4がスライド軸受3に対して摺
動し、前側吸盤16及び後側吸盤18は当て板20の先
端20aと袋体P1との当接点Oを中心にして、それぞれ
16’及び18’で示す位置まで同時に回動し、最上位
の袋体P1の上面に適応してほぼ水平になるように設定さ
れている。
【0014】図5(a) 〜(e) は本実施例における吸盤1
6、18と当て板20の動作を示し、(a) は吸着機構が
上昇している通常の状態、(b) は下降途中の状態、(c)
は下降終了時の状態、(d) は上昇途中の状態、(e) は上
昇終了時の状態を示している。
【0015】アーム1が上昇している通常の状態つまり
非作動状態では、前述のようにアーム1に支持されてい
る吸着機構は、自重により前側吸盤16と後側吸盤18
が逆ハ字形に跳ね上がった状態になっており、この状態
では図5(a) に示すように当て板20も積層された袋体
Pの上面からかなり離れた位置にあり、前側吸盤16及
び後側吸盤18には吸引力は作用していない。
【0016】次に、アーム1が下降して当て板20の先
端が袋体Pの上面に届いた時点では、図5(b) に示すよ
うに前側吸盤16及び後側吸盤18は未だ逆ハ字形に跳
ね上がった状態を保ち、吸引力も作用していない。更
に、アーム1が下降してその下降動作を終了した状態で
は、図5(c) に示すように前側吸盤16及び後側吸盤1
8は最上位の袋体P1の上面に適応するように水平状態に
なり、当て板20の先端20aは袋体P1に当接する。そ
こで、真空装置が作動して前側吸盤16及び後側吸盤1
8に吸引力が作用し、最上位にある袋体P1はその前後両
端部の計4個所のが吸着される。
【0017】次いで、アーム1が上昇を始めるが、その
上昇初期においては図5(d) に示すように当て板20は
そのままの位置を保ち、前側吸盤16及び後側吸盤18
のみが再び逆ハ字形に跳ね上がって最上位にある袋体P1
の両端部を逆ヘ字形にまくり上げる。この状態で、袋体
P1は当て板20との当接点Oのみを残して、斜めに持ち
上げられるため2枚目の袋体P2から分離し易い。この状
態でも、袋体P1の中央部は当て板20によって確実に抑
え付けられているが、前側吸盤16及び後側吸盤18の
吸着面は当て板20の当接点Oを中心にして回動するの
で、吸着された袋体P1に無理な力が掛かることはない。
【0018】更に、アーム1が上昇を続けると、当て板
20も前側吸盤16及び後側吸盤18も共に上昇するの
で、袋体P1も逆ヘ字形のまま持ち上げられる。この場合
に、最上位の袋体P1と2番目の袋体P2との間の接触部分
は、単に当て板20の当接点Oのみであるから、静電気
等の影響は殆どなく、袋体P1と袋体P2は容易に分離さ
れ、しかも袋体P2はそのまま正常な姿勢で元の位置に保
持される。
【0019】アーム1が上昇動作を終了した時点では、
図5(e) に示すように吸着された袋体P1の前端を例えば
クリッパ24により挟み、その挟み動作が完了した時点
で前側吸盤16及び後側吸盤18の吸引力を開放すれ
ば、袋体P1をクリッパ24で挟んだまま次工程へ移送す
ることができる。残された2枚目以下の袋体は、貯袋器
内に正常な姿勢でそのまま積層された状態を保持してい
るので、次の吸着作業を支障なく続行することができ
る。
【0020】なお、以上の工程中において、従来のよう
に吸着された最上位の袋体P1と2枚目の袋体P2との間に
空気を吹き付けて分離を容易にする等の方法を採っても
よい。また、以上の実施例では主軸5をロッド4の下端
に直接に取り付け、また当て板20を主軸5に固定した
場合を示したが、主軸5をロッド4の下端に取り付けた
適当な支持具を介して取り付け、この支持具に当て板2
0を設けてもよい。
【0021】更に、前側吸盤16及び後側吸盤18を支
持するリンク機構等は、前側吸盤16及び後側吸盤18
の吸着面が当て板20の当接点Oを中心にして回動する
ようにすればよいので、実施例以外にも種々の手段を用
いることが可能である。
【0022】なお、実施例においてはシート材として袋
体を説明したが、フィルム等のシート材であっても同様
に適用できることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るシート
材供給装置は、積層されたシート材を1枚ずつ確実に取
り出すことができ、また残されたシート材はそのまま正
常な姿勢で正常な位置に保持されるので、次の吸着作業
を支障なく順調に続行することが可能であり、能率を上
げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の側面図である。
【図2】要部の断面図である。
【図3】図1のA方向から見た正面図である。
【図4】図1のB方向から見た正面図である。
【図5】作用説明図である。
【図6】従来例の作用説明図である。
【図7】従来例の作用説明図である。
【図8】従来例の作用説明図である。
【符号の説明】
1、8、9、12、13 アーム 3 スライド軸受 4 ロッド 5 主軸 10、11 吸盤取付軸 14、15 軸 16 前側吸盤 17 吸盤支持レバー 18 後側吸盤 20 当て板 21 貯袋器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層された多数のシート材を上方から順
    次に1枚ずつ吸着して取り出すようにしたシート材供給
    装置において、前記シート材の両端部をそれぞれ吸着す
    る第1吸盤及び第2吸盤及び前記シート材の中間部を抑
    え込む当て板とを有し、前記シート材を吸着する場合に
    前記第1吸盤及び第2吸盤の吸着面を前記当て板の当接
    点を中心に回動させる機構を備えたことを特徴とするシ
    ート材供給装置。
JP3858592A 1992-01-29 1992-01-29 シート材供給装置 Pending JPH05201566A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3858592A JPH05201566A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 シート材供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3858592A JPH05201566A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 シート材供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05201566A true JPH05201566A (ja) 1993-08-10

Family

ID=12529374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3858592A Pending JPH05201566A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 シート材供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05201566A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07187419A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Central Glass Co Ltd フイルムの移載方法及びその装置
JP2014205496A (ja) * 2013-04-11 2014-10-30 ゼネラルパッカー株式会社 給袋の分離機構

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07187419A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Central Glass Co Ltd フイルムの移載方法及びその装置
JP2788177B2 (ja) * 1993-12-27 1998-08-20 セントラル硝子株式会社 フイルムの移載装置
JP2014205496A (ja) * 2013-04-11 2014-10-30 ゼネラルパッカー株式会社 給袋の分離機構

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005289522A (ja) 合紙排出装置
JPH0647890A (ja) オフセット印刷版材を1枚ずつ搬送する方法及び装置
JPH05201566A (ja) シート材供給装置
JP4490345B2 (ja) 保護シート剥離装置
JPH07315337A (ja) カートン開函装置
JP2788177B2 (ja) フイルムの移載装置
JPS63171731A (ja) 板状材移送方法
JPH0733315A (ja) 新聞紙、広告紙の取り出し装置
JP2954209B1 (ja) 紙葉類の供給装置及び供給方法
JP4074830B2 (ja) 積層シート材の取出し装置
CN220115867U (zh) 输送缓存装置以及具有其的电芯输送装置
JP2916874B2 (ja) 紙葉類の整位装置
JPH09301559A (ja) 紙葉類分離装置
JPS6216431Y2 (ja)
JP2588135Y2 (ja) シート材の供給装置
JPH0328027Y2 (ja)
JPS6175748A (ja) 用紙取出し装置
JP2500698Y2 (ja) シ―ト供給装置
JPH078499Y2 (ja) 板材分離装置
JP3620214B2 (ja) 紙葉類分離装置
JP2001039568A (ja) 合紙取出装置
JPH0641962Y2 (ja) シ−ト状物の集積整理装置
JP3572888B2 (ja) シート状薄板部材の供給装置
JPH0455224A (ja) リードフレーム供給装置
JPH0532222A (ja) 包装装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990518