JPH0733312A - 帯状体へのフィルム張付装置 - Google Patents

帯状体へのフィルム張付装置

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Publication number
JPH0733312A
JPH0733312A JP5176708A JP17670893A JPH0733312A JP H0733312 A JPH0733312 A JP H0733312A JP 5176708 A JP5176708 A JP 5176708A JP 17670893 A JP17670893 A JP 17670893A JP H0733312 A JPH0733312 A JP H0733312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
reel
chucking
width direction
axis
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5176708A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenobu Koga
重信 古賀
Shigeyuki Enoeda
茂幸 榎枝
Haruo Kawai
玄夫 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ito Kogyo KK
Navitas Co Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Ito Kogyo KK
Navitas Co Ltd
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Ito Kogyo KK, Navitas Co Ltd, Nippon Steel Corp filed Critical Ito Kogyo KK
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Publication of JPH0733312A publication Critical patent/JPH0733312A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯状体へのフィルム張付において、フィルム
装着時のセンタ位置を常にリール旋回軸固定架構のセン
タに一致させ、フィルム繋ぎ時の安定張付を可能とした
帯状体へのフィルム張付装置を提供すること。 【構成】 帯状体へのフィルム張付において、少なくと
もその片側に幅方向の位置制御機能を持つ2個のチャッ
キングアームを有するフィルム巻き解き機構を複数配設
するとともに、この複数のフィルム巻き解き機構全体の
帯状体の幅方向への倣い機能を配設したことを特徴とす
る帯状体へのフィルム張付装置。 【効果】 フィルム繋ぎ時の安定張りつけを可能とし帯
状体全長にわたり良好なフィルム張付が可能となった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯状体へのフィルム張
付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】帯状体へのフィルム張付装置の側面図を
図2に示す。帯状体1の上部に帯状体1へのリール旋回
軸固定架構倣い機構15を有するリール旋回軸固定架構
14が配置され、この架構上に2個のフィルム供給用の
リールa,b軸3a,3bがリール旋回軸2を中心に回
転する構造となっている。図では、リールa軸3aがフ
ィルム供給位置Iにあり、リールa軸3aからフィルム
は供給され、途中のガイドロール5a,6,7,8を経
て、ラミネートロール(上)10と帯状体1の間に供給
され、ラミネートロール(上)10とラミネートロール
(下)10′の間で圧下され、帯状体1に圧着され、ラ
ミネートロール(上)10から出てゆく。
【0003】また、フィルムが形状よく供給されるよう
に、ガイドロールの途中に張力調整用ロール9を配置
し、フィルムの張力を一定値に制御している。フィルム
供給中は、帯状体1が板幅方向α′,β′に移動して
も、フィルムエッジ検出器12でフィルムエッジを検出
するとともに帯状体エッジ検出器13で帯状体のエッジ
を検出し、フィルムエッジ〜帯状体のエッジ間距離を演
算し、リール旋回軸固定架構14をリール旋回軸固定架
構倣い機構15を使用し帯状体1の進行方向と交差する
方向α,βに移動させ、常にフィルムエッジ〜帯状体の
エッジ間距離を一定に保つようにされている。
【0004】一方、リールb軸3bは待機位置IIで次の
使用に備え待機しており、圧着ロール6′と供給中のフ
ィルム4の間に垂れ下げられている。リールa軸3aの
フィルムが終了するときまたは違う種類のフィルムに変
更するときには、圧着ロール6,6′で供給中のフィル
ムと次に使用するフィルムを圧着し、次いでカッタ16
で供給中のフィルムを切断し、新しいリール軸(b軸)
3bからのフィルム供給を開始する。この後、リール旋
回軸2は180°回転し、フィルム供給位置Iにリール
b軸3bが、待機位置にリールa軸3aが位置すること
となり、引き続きフィルムを供給する。
【0005】図3は従来法によるリール軸へのフィルム
供給の概念図である。フィルム4a,4bはフィルム内
筒4a′,4b′に巻かれており、リール軸3a,3b
からはフィルム内筒4a′,4b′を左右からチャッキ
ングアーム19a,19a′及び19b,19b′を介
してチャッキングコーン17a,17a′及び17b,
17b′で押さえ付けられる形で保持されている。通
常、供給位置Iからフィルムは供給され、待機位置IIで
リール軸にフィルムを装着したり取り除いたりする。
【0006】図では、リールb軸3bが待機位置IIにあ
り、リールb軸3bに対してフィルムの装着或いは取り
除きを行う。リールb軸3bにフィルムを装着するとき
には、例えば搬送台車(図示せず)でフィルム4bをリ
ールb軸3bの下まで搬送し、次にフィルム内筒の軸芯
をリールb軸3bの軸芯高さまで持ち上げ、次いでチャ
ッキングアーム前後進機構20b,20b′を使用し、
チャッキングアームを左右から等圧力で前進させ、フィ
ルム内筒4を両側からチャッキングコーン17b,17
b′で支持する方法がとられている。待機位置IIにリー
ルa軸3aが位置するときも同様である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】フィルムをリールb軸
3bに装着するとき、先ず左右から等圧力でチャッキン
グアーム19b,19b′を前進させ、フィルム内筒4
b′を両側からチャッキングコーン17b,17b′で
支持し、リール旋回軸固定架構14の幅方向センタにフ
ィルム幅方向センタを一致させようとする。リール旋回
軸固定架構14の幅方向センタがラインセンタと同じ位
置であれば、装着予定のフィルム4bの幅方向のセンタ
は、概ねリール旋回軸固定架構14の幅方向センタと同
じ位置となり、結果として供給中のフィルム4aと装着
予定のフィルム4bの幅方向のセンタが概ね同じ位置と
なる。
【0008】しかし、リール旋回軸固定架構14はフィ
ルムエッジ〜帯状体エッジ間距離を一定とするようにリ
ール旋回軸固定架構倣い機構15により帯状体1の板幅
方向α′,β′に移動しており、装着予定のフィルム4
bのリールb軸3bへの装着が左右等圧力で行われて
も、フィルム4bの幅方向のセンタはリール旋回軸固定
架構14の幅方向のセンタと異なる位置となり、結果と
して供給中のフィルム4aの幅方向のセンタと異なる位
置となり、フィルム繋ぎのとき急激にフィルムエッジ〜
帯状体エッジ間距離が変化し、リール旋回軸固定架構倣
い機構15によりリール旋回軸固定架構14は急激に移
動を余儀なくされ、これによる追従困難によるフィルム
の帯状体1への張付位置不合及び張付フィルムの形状不
良のトラブルを招いていた。
【0009】そこで本発明は、フィルム装着時の幅方向
のセンタ位置を常にリール旋回軸固定架構14のセンタ
位置に一致させ、フィルム繋ぎの時の安定張付を可能と
した帯状体へのフィルム張付装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は従来技術の課題
を有利に解決するものであって、上記目的を達成するた
めに発明者らは鋭意工夫を重ねた結果、帯状体へのフィ
ルム張付において、フィルム装着時の幅方向のセンタ位
置を常にリール旋回軸固定架構のセンタ位置にさせ、フ
ィルム繋ぎの時の安定張付を可能としたもので、その発
明の要旨とするところは、帯状体へのフィルム張付装置
において、少なくともその片側に幅方向の位置制御機能
を持つ2個のチャッキングアームを有する複数のフィル
ム巻き解き機構を配設するとともに、この複数のフィル
ム巻き解き機構全体の帯状体の幅方向への倣い機能を配
設したことを特徴とする帯状体へのフィルム張付装置に
ある。
【0011】以下、本発明を図面に従って詳細に説明す
る。図1は本発明によるリール軸へのフィルム供給の概
念図である。フィルム4a,4bはフィルム内筒4
a′,4b′に巻かれており、リールa,b軸3a,3
bはフィルム内筒4a′,4b′を左右からチャッキン
グアーム19a,19a′及び19b,19b′を介し
てチャッキングコーン17a,17a′及び17b,1
7b′で押さえ付けられる形で保持されている。
【0012】チャッキングアームのうち片側19a,1
9bは、リールa,b軸3a,3bに取付けられている
位置決め機能を有するチャッキングアーム前後進駆動装
置21a,21bによりスクリュー22a,22bを回
転し、前後進する機構からなる。チャッキングアームの
うち残りの側19a′及び19b′は、等圧力で移動さ
れるチャッキングアーム前後進機構20a′,20b′
により前後進する機構からなる。通常、供給位置Iから
フィルムは供給され、待機位置IIでリール軸にフィルム
を装着したり取り除いたりする。
【0013】図1では、リールb軸3bが待機位置IIに
あり、リールb軸3bにフィルムを装着或いは取り除き
を行う。リールb軸3bにフィルムを装着するときに
は、例えば搬送台車(図示せず)でフィルム4bをリー
ルb軸3bの下まで搬送し、次にフィルム内筒4b′の
軸芯をリールb軸3bの軸芯高さまで持ち上げ、次いで
チャッキングアーム前後進駆動装置21bを駆動させ、
スクリュー22bを回転させ、チャッキングアーム19
bをチャッキングコーン17bがフィルム4bのフィル
ム内筒4b′の中に入った状態でフィルム4bの幅方向
センタがリール旋回軸固定架構14の幅方向のセンタと
同じ位置になるまで前進させ、次いでチャッキングアー
ム前後進駆動装置21bを停止し、最後に反対側のチャ
ッキングアーム前後進機構20b′を駆動させチャッキ
ングアーム19b′を前進させ、チャッキングコーン1
7b,17b′でフィルム内筒4b′を両側から支持す
る。
【0014】こうして、フィルム4bの幅方向センタは
リール旋回軸固定架構14の幅方向のセンタと同じ位置
となり、結果として供給中のフィルム4aの幅方向セン
タと同じ位置となり、フィルム繋ぎのときもリール旋回
軸固定架構14をリール旋回軸固定架構倣い装置15に
より急激に移動させる必要がなくなり、帯状体1へのフ
ィルム張付が安定して行うことが可能となった。待機位
置IIにリールa軸3aが位置するときも同様である。
尚、更に供給中フィルムと次の使用予定のフィルムの幅
方向センタがより精度良く一致する必要がある場合には
チャッキングアームの両側に位置決め機能を有するチャ
ッキングアーム前後進駆動装置及びスクリューを取り付
けてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明により供給中
のフィルムと次の使用予定のフィルムの幅方向センタ位
置を一致させることが可能となり、フィルム繋ぎの時に
おいて幅方向への急激なフィルムの移動がなくなり、フ
ィルム繋ぎの時を含めて帯状体全体において、張付位置
及びフィルム形状を含め良好なフィルム張付を可能とし
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフィルムのリール軸への供給の概
略図、
【図2】帯状体へのフィルム張付装置の側面図、
【図3】従来法によるフィルムのリール軸への供給の概
略図である。
【符号の説明】
1 帯状体 2 リール旋回軸 3a リールa軸 3b リールb軸 4 フィルム 4a′,4b′ フィルム円筒(リールa,b軸用) 5a, 5b ガイドロール(リールa,b軸用) 6 圧着ロール(固定側) 6′ 圧着ロール(移動側) 7 ガイドロール1 8 ガイドロール2 9 張力調整用ロール 10 ラミネートロール(上:固定側) 10′ ラミネートロール(下:移動側) 11 ラミネートロール(下)昇降装置 12 フィルムエッジ検出器 13 帯状体エッジ検出器 14 リール旋回軸固定架構 15 リール旋回軸固定架構倣い機構 16 カッタ 17a,a′,b,b′ チャッキングコーン(a,b
軸用) 19a,a′,b,b′ チャッキングアーム(a,b
軸用) 20a,a′,b,b′ チャッキングアーム前後進機
構(a,b軸用) 21a,b チャッキングアーム前後進駆動装置(a,
b軸用) 22a,b スクリュー(a,b軸用) I フィルム供給位置 II 待機位置 α,β 帯状体の進行方向とは交差する方向の移動 α′,β′ リール旋回軸固定架構の進行方向とは交差
する方向の移動
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榎枝 茂幸 福岡県北九州市八幡東区川淵町9−27 太 平工業株式會社八幡支店内 (72)発明者 川合 玄夫 福岡県前原市大字浦志78番地の1 伊都工 業株式會社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状体へのフィルム張付装置において、
    少なくともその片側に幅方向の位置制御機能を持つ2個
    のチャッキングアームを有する複数のフィルム巻き解き
    機構を配設するとともに、この複数のフィルム巻き解き
    機構全体の帯状体の幅方向への倣い機能を配設したこと
    を特徴とする帯状体へのフィルム張付装置。
JP5176708A 1993-07-16 1993-07-16 帯状体へのフィルム張付装置 Withdrawn JPH0733312A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5176708A JPH0733312A (ja) 1993-07-16 1993-07-16 帯状体へのフィルム張付装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5176708A JPH0733312A (ja) 1993-07-16 1993-07-16 帯状体へのフィルム張付装置

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Publication Number Publication Date
JPH0733312A true JPH0733312A (ja) 1995-02-03

Family

ID=16018373

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5176708A Withdrawn JPH0733312A (ja) 1993-07-16 1993-07-16 帯状体へのフィルム張付装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009192428A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Sii Nanotechnology Inc 複合荷電粒子ビーム装置、それを用いた試料加工方法及び透過電子顕微鏡用試料作製方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009192428A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Sii Nanotechnology Inc 複合荷電粒子ビーム装置、それを用いた試料加工方法及び透過電子顕微鏡用試料作製方法

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Legal Events

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Effective date: 20001003