JPH0733220A - 物品仕分け設備 - Google Patents

物品仕分け設備

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JPH0733220A
JPH0733220A JP18231893A JP18231893A JPH0733220A JP H0733220 A JPH0733220 A JP H0733220A JP 18231893 A JP18231893 A JP 18231893A JP 18231893 A JP18231893 A JP 18231893A JP H0733220 A JPH0733220 A JP H0733220A
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JP18231893A
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Yoshihiro Kaneda
善博 兼田
Toshiyuki Morishima
俊幸 森島
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 図形表示した棚のレイアウト上で入庫又は出
庫作業すべき棚部分への適正走行経路を示すことによ
り、作業者に迅速且つ適切に走行経路を選択させ、作業
者の負担軽減と作業時間の短縮による効率向上とを図
る。 【構成】 物品を区分け状態で収納する複数個の棚部分
を平面視において並べる状態で備えた棚が設けられ、物
品の入庫又は出庫のために物品を搬送する移動車Aが複
数個の棚部分1の夫々に走行できるように設けられ、移
動車Aに、棚の平面視でのレイアウトを図形表示し、且
つ、入庫又は出庫作業を要する棚部分への適正走行経路
をレイアウト上に表示する表示手段100が設けられ、
表示手段100が、適正走行経路を最短経路として表示
し、又、現在位置から次の入庫又は出庫作業を要する棚
部分への適正走行経路のみを表示したり、現在位置から
入庫又は出庫作業を要する全ての棚部分1への適正走行
経路を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品仕分け設備に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記物品仕分け設備は、例えば、手押し
式台車に構成された物品搬送用の移動車を、物品を区分
け状態で収納する棚側の複数個の棚部分夫々に走行さ
せ、その棚部分から取り出した物品を移動車側で仕分け
して収納させるようにした物品出庫用の仕分け設備であ
るが、従来では、移動車側にて、棚のレイアウトを図形
表示するとともにそのレイアウト上で作業を要する棚部
分の位置を点灯させる等して表示し、作業者に作業すべ
き棚部分の位置を指示するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、作業すべき棚部分の位置が棚のレイアウト
上で確認できるので、台車をどの位置の棚部分へ走行さ
せればよいかは判るものの、途中の走行経路は作業者の
判断に任されるので、複数の走行経路が選択できるよう
な場合には、適切な経路(最短経路等)の判断に時間を
要するとともに判断すること自体が煩わしく、また、判
断ミスによって不適切な(遠回り等の)経路を選ぶおそ
れもあった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、上記従来技術の欠点を解消すべ
く、棚のレイアウト上で作業すべき棚部分への適正走行
経路を示すことによって、作業者に迅速且つ適切に走行
経路を選択させ、作業者の負担軽減と作業時間の短縮に
よる効率向上とを図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の物品仕分け設備
の第1の特徴構成は、物品を区分け状態で収納する複数
個の棚部分を平面視において並べる状態で備えた棚が設
けられ、物品の入庫又は出庫のために物品を搬送する移
動車が前記複数個の棚部分の夫々に走行できるように設
けられ、前記移動車に、前記棚の平面視でのレイアウト
を図形表示し、且つ、前記入庫又は出庫作業を要する棚
部分への適正走行経路を前記レイアウト上に表示する表
示手段が設けられている点にある。
【0006】また第2の特徴構成は、前記適正走行経路
が最短経路である点にある。
【0007】また第3の特徴構成は、前記表示手段は、
現在位置から次の入庫又は出庫作業を要する棚部分への
適正走行経路のみを表示するように構成されている点に
ある。
【0008】また第4の特徴構成は、前記表示手段は、
現在位置から入庫又は出庫作業を要する全ての棚部分へ
の適正走行経路を表示するように構成されている点にあ
る。
【0009】
【作用】本発明の第1の特徴構成によれば、物品の入庫
又は出庫のための物品搬送用の移動車に、棚の平面視で
のレイアウトが図形表示されるとともに、物品を区分け
状態で収納する複数個の棚部分を平面視において並べる
状態で備えた棚側の入庫又は出庫作業を要する棚部分へ
の適正走行経路が、上記棚のレイアウト上に表示され
る。そして、この走行経路の表示に従って、作業すべき
棚部分夫々に移動車が走行される。
【0010】また第2の特徴構成によれば、上記適正走
行経路が、入庫又は出庫作業を要する棚部分への最短経
路として表示される。
【0011】また第3の特徴構成によれば、現在位置か
ら次の入庫又は出庫作業を要する棚部分への適正走行経
路のみが表示される。
【0012】また第4の特徴構成によれば、現在位置か
ら入庫又は出庫作業を要する全ての棚部分への適正走行
経路が表示される。
【0013】
【発明の効果】従って、第1の特徴構成によれば、図形
表示された棚のレイアウト上で作業すべき棚部分の位置
のみならずその棚部分への適正走行経路が示され、作業
者は迅速且つ適切に走行経路を選択しその適正走行経路
に沿って移動車を目的の棚部分に走行させることができ
るので、従来のように、走行経路の判断に時間を要する
こと及び判断自体の煩わしさ、また、判断ミスによって
不適切な(遠回り等の)経路を選ぶこともなく、もっ
て、作業者の負担軽減と作業時間の短縮による効率向上
とを図ることができるに至った。
【0014】又、第2の特徴構成によれば、適正走行経
路が作業を要する棚部分への最短経路として表示される
ので、作業時間の短縮を的確に実現できるものとなる。
【0015】又、第3の特徴構成によれば、現在位置か
ら次の入庫又は出庫作業を要する棚部分への適正走行経
路のみが表示され、他の作業を要する棚部分への走行経
路は表示されないので、作業者は現在位置で必要な次の
棚部分への走行経路をより迅速且つ容易に選択でき、も
って、作業者の負担軽減と作業時間の短縮による効率向
上の効果をより一層高めることができる。
【0016】又、第4の特徴構成によれば、現在位置か
ら入庫又は出庫作業を要する全ての棚部分への適正走行
経路が表示されるので、作業者は作業の全体及びその進
行度合いについて見通しを持ちながら個々の棚部分に対
する作業を進めることができ、もって、作業者の負担軽
減と作業時間の短縮による効率向上の効果をより一層高
めることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を、物品出庫のための
物品仕分け設備に適用した場合について図面に基づいて
説明する。
【0018】図4に示すように、物品仕分け設備には、
物品を区分け状態で収納する複数個の棚部分1を平面視
において並べる状態で備えた棚Bが設けられ、物品の出
庫のために上記棚Bから取り出した物品を搬送する移動
車としての手押し式の台車Aが、上記複数個の棚部分1
の夫々に走行できるように設けられている。つまり、棚
Bは6列に構成されるとともに両端の棚以外は隣接する
棚同士が背中合わせで密接配置され、それらの棚列の間
に3つの走行路が形成されている。そして、上記走行路
に沿って各棚Bは長手方向に5つの棚部分1に区画され
ている。尚、上記走行路は比較的狭く形成され、走行路
内で台車Aは進行方向を反転できないので、物品は台車
Aの左右両側の棚Bから取り出される。
【0019】図5に示すように、前記各棚部分1の夫々
には上下4段の荷載置棚が備えられ、各荷載置棚の夫々
には横方向に3種類の物品を収納できるように3個の棚
間口2が構成され、上下左右合わせて12種類の物品を
収納できるようになっている。各棚間口2の下端位置に
は、その上側の棚間口2の物品が取出すべき物品である
ことを指示する矢印型の取出し物品指示用ランプ3と、
その取出し数量を表示する取出し数量表示器4とが設け
られている。尚、この取出し物品指示用ランプ3及び取
出し数量表示器4は、前記台車Aが前記各棚部分1に走
行したときに台車側光伝送装置7から棚側光伝送装置6
に送信された情報に基づいて、棚側の棚コントローラ5
が表示作動させるように構成されている(図1参照)。
【0020】図2及び図3に示すように、前記台車Aに
は、走行機台Kの車体後方側及び前方側位置夫々に後部
側ポスト32及び前部側ポスト33が立設され、上下3
段に構成された物品載置用の棚30,30Aのうちの上
2段の棚30が、後部側ポスト32及び前部側ポスト3
3に支持される一方、最下段の棚30Aは、走行機台K
に一体構成されている。更に、台車Aは、走行機台Kの
下方前部側の中央位置に取付けた1個のキャスター輪3
5Aと、下方後部側に左右一対取付けた遊転輪35と、
後部側ポスト32の上部に取付けたコンソール31に支
持された操縦用のハンドル36及びブレーキレバー37
とを備えている。走行機台Kの下部前側の左右両端に
は、前記台車側光伝送装置7が設置され、又、走行機台
Kの下部中央から後部側に亘って、バッテリー収納部2
6と配線収納部25とが設置され、この配線収納部25
の後方側の蓋部25Aは緩衝バンパーに兼用されてい
る。
【0021】前記コンソール31上には、液晶等を利用
してフラットパネル状に形成された表示部29aと物品
出庫作業の完了を入力する左右一対の完了ボタン29b
等を備える操作盤兼用の表示盤29が、基端部をコンソ
ール31に固定支持されて設けられている。尚、前記表
示部29aの表示面には、その表示面への作業者の指等
の接触によって情報を入力するためのタッチパネル29
cが形成されている。又、コンソール31の手前側に
は、情報入力用のICカード11に対して情報を読み書
きするためのICカードリーダー12a及びICカード
ライター12bが設けられている。
【0022】前記各棚30,30A上には、物品収納用
の収納箱Cが車体前後方向及び車体横幅方向に各2個並
べた状態で載置されている。尚、棚30,30Aの周縁
部は内方部より高い段状に形成され、この段部によって
上記載置された収納箱Cが棚から落下することを防止し
ている。前記各収納箱Cの位置に対応する各棚30,3
0Aの車体横幅方向の両端部には、各収納箱Cに対する
物品収納情報を表示する表示部39が、その表示面を車
体横外側方で且つ斜め上方に向く姿勢で設置されてい
る。すなわち、平板状の表示部39の表面に、その上方
側の収納箱Cが棚B側から取出した物品を収納すべき収
納箱Cであることを示す矢印型の表示ランプ40と、そ
の収納数量を表示する数量表示器41とが設けられてい
る。尚、図示しないが、数量表示器41は収納数量をケ
ース数単位で表示するケース数表示部と個数単位で表示
する個数表示部とから構成されている。
【0023】次に、図1に示すブロック図に基づいて制
御構成を説明する。ホストコントローラ側にて作成され
た物品出庫用の作業データがICカード11に記憶さ
れ、このICカード11の記憶情報が前記ICカードリ
ーダー12aにて読み取られ、この読み取りデータがマ
イクロコンピュータを利用して構成した台車コントロー
ラ10に入力される。台車コントローラ10には、デー
タ記憶用のメモリ13、前記表示盤29及び前記台車側
光伝送装置7が接続されている。又、台車コントローラ
10からは、前記ICカード11に検品や欠品処理等の
データを書き込むための駆動信号が前記ICカードライ
ター12bに対して出力されるとともに、警報用のブザ
ー14、前記表示ランプ40及び前記数量表示器41に
対する駆動信号が出力されている。
【0024】前記台車コントローラ10を利用して、前
記棚Bの平面視でのレイアウトを図形表示し、且つ、前
記出庫作業を要する棚部分1への適正走行経路を上記棚
Bのレイアウト上に表示する表示手段100が構成さ
れ、この表示手段100は、現在位置から次の出庫作業
を要する棚部分1への適正走行経路のみを表示するよう
に構成されている。そして、上記適正走行経路は台車コ
ントローラ10によって最短経路として求められ、棚B
の平面視でのレイアウト及び上記最短経路が、前記表示
盤29の表示部29aに表示される。
【0025】以下、前記台車コントローラ10及び表示
手段100の構成について、図7及び図8に基づいて説
明する。図7は表示部29aの表示画面を示し、6列構
成の棚Bについて、図の左端の走行路の両側に位置する
棚B(列番号1と2)を1ブロック、真ん中の走行路の
両側に位置する棚B(列番号3と4)を2ブロック、右
端の走行路の両側に位置する棚B(列番号5と6)を3
ブロックとする。又、各棚Bの5つの棚部分1には、図
の下側から上側に1〜5の連番号が付けられている。図
の左下隅に作業のスタート地点となるホームポジション
(HP)が設定され、この位置を座標原点(X0,Y
0)として、棚並置方向をX軸に取り、各棚Bの列位置
及び各走行路の位置を示すX座標が、X10,X20,
……,X90のように設定されている。又、棚長手方向
をY軸に取り、棚Bの各連位置及び図の最上端の走行路
位置を示すY座標が、Y10,Y20,……,Y60の
ように設定されている。そして、上記棚Bのレイアウト
において、1列2連、2列4連、及び6列3連の各棚部
分1が出庫作業を要する棚部分1であることを示すため
に、各位置を示すマークが点灯している。
【0026】ここで、前記最短経路の求め方について、
作業スタート時の現在位置であるホームポジション(H
P)から最短距離に位置する棚部分1を決める場合につ
いて説明する。HP位置から1列2連の棚部分1までの
最短経路は、HP位置からX20Y0までの直線経路
(座標値で表して距離20、以下同じ)とX20Y0か
らX20Y20までの直線経路(距離20)を合わせた
経路であり、その合計距離は40である。又、2列4連
の棚部分1までの最短経路は、HP位置からX20Y0
までの直線経路(距離20)とX20Y0からX20Y
40までの直線経路(距離40)の合計経路でありその
距離は60である。又、6列3連の棚部分1までの最短
経路は、HP位置からX80Y0までの直線経路(距離
80)とX80Y0からX80Y30までの直線経路
(距離30)の合計経路でありその距離は110であ
る。従って、HP位置から最短距離に位置する棚部分1
は、1列2連の棚部分1になる。
【0027】そこで、作業開始時は、図8(イ)に示す
ように、1列2連の棚部分1の位置を示すマークを点滅
させるとともに、HP位置から1列2連の棚部分1への
最短経路を矢印付の線によって表示する。後述のよう
に、1列2連の棚部分1での出庫作業の完了が確認され
ると、図8(ロ)に示すように、1列2連の棚部分1の
マークを消灯させるとともに、次に最短距離に位置する
棚部分1として前記と同様にして求めた2列4連の棚部
分1のマークを点滅させ、更に、そのときの現在位置で
ある1列2連の棚部分1から2列4連の棚部分1への最
短経路が、矢印付の線によって表示される。このとき、
HP位置から1列2連の棚部分1への最短経路の表示は
消える。同様に、2列4連の棚部分1での出庫作業の完
了が確認されると、図8(ハ)に示すように、2列4連
の棚部分1のマークを消灯させるとともに、次に最短距
離に位置する棚部分1として前記と同様にして求めた6
列3連の棚部分1のマークを点滅させ、更に、そのとき
の現在位置である2列4連の棚部分1から6列3連の棚
部分1への最短経路が、矢印付の線によって表示され
る。このとき、1列2連の棚部分1から2列4連の棚部
分1への最短経路の表示は消える。
【0028】又、前記台車コントローラ10は、例え
ば、図8(イ)のように、前記棚Bのレイアウト上に出
庫作業を要する棚部分1(1列2連)及びそれへの最短
経路を表示した状態において、前記表示部29aの表示
面の前記タッチパネル29cにて上記棚部分1が選択さ
れると、前記表示部29aの表示を出庫すべき物品の位
置(棚間口2)を同時に表示する物品位置表示状態(図
9(イ))に切り換える。更に、その物品位置表示状態
において1つの物品(B−2の棚間口)が上記タッチパ
ネル29cによって選択されると、前記表示部29aの
表示をその選択された取り出し物品の品名や数量等を表
示する作業内容表示状態(図9(ロ))に切り換えるよ
うに構成されている。
【0029】次に、図6に示すフローチャートに基づい
て、前記台車コントローラ10の制御作動を述べなが
ら、物品の出庫作業について説明を加える。
【0030】先ず、セットされたICカード11の情報
を読み込む作業データ入力処理を行い、その作業データ
入力後、作業の有る棚部分1のマークのみが点灯する状
態で棚Bのレイアウトを図形表示し、且つ、画面の左下
端部の作業スタート地点であるホームポジション(H
P)から最短距離の棚部分1(1列2連)を示すマーク
を点滅作動させる。同時に、HP位置から上記最短距離
の棚部分1への最短経路を矢印付の線で表示する(図8
(イ))。そして、作業者が最短経路に沿って点滅表示
された棚部分1まで台車Aを走行させて、前記タッチパ
ネル29cにてその棚部分1を選択するまで待機する。
【0031】点滅表示された棚部分1が選択されるに伴
って、その選択された棚部分1のうちの出庫作業を要す
る物品がある棚間口2のみが点灯する状態で、棚部分1
の全体を表示する物品位置表示状態(図9(イ))に切
り換えた後、前記棚部分1の選択と同様に、前記タッチ
パネル29cにて、表示された棚間口2の何れかが選択
されるまで待機する。尚、図では、B−2の棚間口に位
置する1種類の物品のみが出庫すべき物品である場合を
示す。
【0032】上記出庫作業の有る棚間口2が選択される
に伴って、その選択された棚間口2が所属する棚部分No
と棚間口Noと、取り出し物品の種類を示す品番及び品名
と、取り出し数量とを表示する作業内容表示状態に切り
換える(図9(ロ))。このとき、同時に、収納すべき
収納箱Cが前記表示ランプ40にて指示され、各収納箱
Cに対する収納数量が、前記数量表示器41にて表示さ
れる。
【0033】次に、作業者が、上記表示情報に従って、
棚間口2から物品を取り出して各収納箱Cに収納させる
作業を行い、その作業の完了を前記完了ボタン29bに
よって入力することによって、前記棚間口2からの物品
出庫作業が完了したことが確認されると、他の棚間口2
に取り出し物品があるか否かを判別する。他の棚間口2
に取り出し物品がある場合には、作業が完了した棚間口
2の表示を消灯した状態で、前記物品位置表示状態(図
9(イ))に移行する。
【0034】選択された棚部分1において他の物品の取
り出し作業がない場合には、他の棚部分1での出庫作業
があるか否かをチェックし、有る場合(この例では、2
列4連の棚部分1に有る)には、前述の棚のレイアウト
表示及び最短経路の表示等の処理からのフローを繰り返
すことになる。そして、出庫作業の有る全ての棚部分
(1列2連、2列4連、及び、6列3連)での作業が完
了した場合に、全処理を終了することになる。
【0035】〔別実施例〕上記実施例では、表示手段1
00は、現在位置から次の出庫作業を要する棚部分1へ
の適正走行経路のみを表示するように構成したが、これ
以外に、例えば、図10に示すように、現在位置から出
庫作業を要する全ての棚部分1への適正走行経路を表示
するように構成してもよい。この例では、HP位置から
3つの出庫作業を要する棚部分1(1列2連、2列4
連、及び、6列1連)を経由してHP位置に戻る経路が
適正走行経路として表示されている。そして、最初の棚
部分1(1列2連)での作業が完了すると、HP位置か
らa点までの走行経路の表示が消え、次の棚部分1(2
列4連)での作業が完了すると、a点からb点までの走
行経路の表示が消え、最後の棚部分1(6列1連)での
作業が完了すると、b点からc点までの走行経路の表示
が消えるようになっており、これによって、作業者が台
車Aを走行すべき経路を的確に判断できるようにしてい
る。
【0036】又、上記実施例では、適正走行経路を最短
経路とする場合を示したが、常に最短経路にする必要は
なく、例えば、棚Bの配置や走行路の条件等によってよ
り適切な経路を適正走行経路とすることができる。因み
に、図10の場合には、2列4連の棚部分1から6列1
連の棚部分1への走行経路は、b点で反転して下周りに
c点に至る経路(距離110)の方が図の上周りの経路
(距離130)よりも距離は短いが、前述のように走行
路内では台車が反転できないので、図の経路を適正走行
経路として表示している。
【0037】又、上記実施例では、棚Bの列間に形成さ
れる走行路の幅が狭くて走行路内で台車Aの進行方向を
反転できないので、物品を台車Aの左右両側の棚Bから
取り出すように構成したが、例えば、図11に示すよう
に、走行路が比較的広く形成されて走行路内で台車Aの
進行方向が反転できる場合には、物品を台車Aの片側
(例えば右側)の棚Bから取り出すように構成し、これ
に合わせて適正走行経路を表示するようにしてもよい。
尚、この場合も、現在位置から出庫作業を要する全ての
棚部分1への適正走行経路を表示するのではなく、現在
位置から次の出庫作業を要する棚部分1への適正走行経
路のみを表示してもよい。
【0038】又、上記実施例では、各棚部分1に複数種
(12種類)の物品を収納させるものを示したが、各棚
部分1に1種類の物品を収納させるものでもよい。又、
棚Bの具体構成も、隣接する棚同士を背中合わせに密接
して配置するのではなく、各棚を棚並置方向に等間隔で
配置する等、種々変更できる。
【0039】又、上記実施例では、移動車(台車)が物
品の出庫のために物品を搬送する物品仕分け設備につい
て示したが、移動車(台車)が物品の入庫のために物品
を搬送する物品仕分け設備でもよい。この場合は、例え
ば、物品が台車Aの各収納箱C毎に区分けされて収納さ
れており、この台車Aを前記棚Bのレイアウト及び適正
走行経路の表示に従って走行させた各棚部分1におい
て、棚部分1に設けた各棚間口2に対して、台車Aの各
収納箱Cから取り出した物品を収納させる入庫作業を行
うことになる。
【0040】又、上記実施例では、ICカード11によ
って移動車(台車)に供給される物品出庫用の作業デー
タに基づいて、移動車A側で適正走行経路(最短経路
等)を算出するものを示したが、ホストコントローラ側
で適正走行経路(最短経路等)を算出し、そのデータを
物品出庫用の作業データに含めて移動車(台車)に供給
し、移動車A側の制御構成の簡素化を図るようにするこ
ともできる。
【0041】又、上記実施例では、移動車Aを手押し式
の台車に構成したが、手押し式ではなく電動モータ等の
動力装置を備えてその動力で走行する台車でもよい。
【0042】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御構成のブロック図
【図2】台車の斜視図
【図3】台車の後部側正面図
【図4】物品仕分け設備の全体概略平面図
【図5】棚部分の正面図
【図6】制御作動のフローチャート
【図7】棚のレイアウト表示及び適正走行経路算出の説
明図
【図8】適正走行経路表示の説明図
【図9】出庫作業情報表示の説明図
【図10】別実施例の適正走行経路の表示を説明する図
【図11】別実施例の棚のレイアウト表示及び適正走行
経路表示の説明図
【符号の説明】
1 棚部分 B 棚 A 移動車 100 表示手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を区分け状態で収納する複数個の棚
    部分(1)を平面視において並べる状態で備えた棚
    (B)が設けられ、物品の入庫又は出庫のために物品を
    搬送する移動車(A)が前記複数個の棚部分(1)の夫
    々に走行できるように設けられ、前記移動車(A)に、
    前記棚(B)の平面視でのレイアウトを図形表示し、且
    つ、前記入庫又は出庫作業を要する棚部分(1)への適
    正走行経路を前記レイアウト上に表示する表示手段(1
    00)が設けられている物品仕分け設備。
  2. 【請求項2】 前記適正走行経路が最短経路である請求
    項1記載の物品仕分け設備。
  3. 【請求項3】 前記表示手段(100)は、現在位置か
    ら次の入庫又は出庫作業を要する棚部分(1)への適正
    走行経路のみを表示するように構成されている請求項1
    又は2記載の物品仕分け設備。
  4. 【請求項4】 前記表示手段(100)は、現在位置か
    ら入庫又は出庫作業を要する全ての棚部分(1)への適
    正走行経路を表示するように構成されている請求項1又
    は2記載の物品仕分け設備。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011037568A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 Kao Corp ピッキングシステム
CN113666042A (zh) * 2021-08-25 2021-11-19 红云红河烟草(集团)有限责任公司 用于复烤生产的露天货位调度控制方法

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