JPH0733219U - 加工釜 - Google Patents

加工釜

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JPH0733219U
JPH0733219U JP068001U JP6800193U JPH0733219U JP H0733219 U JPH0733219 U JP H0733219U JP 068001 U JP068001 U JP 068001U JP 6800193 U JP6800193 U JP 6800193U JP H0733219 U JPH0733219 U JP H0733219U
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JP
Japan
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beans
processing pot
take
pot
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Inventor
定正 粂野
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株式会社サムソン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 品質が不均一な材料であっても、均一に炊き
上げることができ、製造工程を全自動で行うことができ
る加工釜を供給する。 【構成】 密閉可能な圧力容器下部に取り出し口を設け
ておき、取り出し口の開度を調整することのできる底排
弁、容器内容物を攪拌する攪拌装置、容器内部の状態を
検出する検出装置をそれぞれ設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、豆等を加工する加工釜に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
豆を炊く場合、途中で渋切り及びアク抜きのために途中で湯を排出する必要が あり、仕上がり後は豆を取り出す必要がある。そのため、釜底に取り出し口を設 けておき、湯のみを排出する場合には、サナ状の覆いを取り出し口に取り付けて 排出し、豆を取り出す場合にはこのサナ状の覆いを取り外すことによって取り出 しを行っていた。また、豆をカゴの中に入れた状態で豆炊き釜に入れて炊くこと で、湯は底から取り出し、豆は上部からカゴにて取り出す方法もあった。一方、 炊きあがった豆を密漬けする場合には、豆を豆炊き釜から密漬け釜に移し、密漬 け釜と濃縮器の間で糖液をやり取りして糖分を豆に浸透させている。
【0003】 古い豆や、外国産の豆の中には、豆の品質が均一でない場合が多い。この品質 が不均一な豆は、均一に炊き上げることができず、製品にムラが生じ、商品価値 が低下する。そのため、品質が不均一であっても製品品質を均一にする事ができ る製造装置が望まれていた。また、サナ状の覆いを途中で着脱するのは困難であ り、豆の入ったカゴを持ち上げるには吊り上げ装置が必要で、取り出し作業が必 要であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、品質が不均一な材料であっても、均一に炊き上げることができ、さ らに製造工程を全自動で行うことができる加工釜を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
容器は密閉でき、圧力に耐えることのできる構造とし、密閉容器下部に設けた ジャケット内に蒸気を供給することで容器内部の物を圧力加熱することができる ようにする。容器底部には取り出し口、取り出し配管を設け、取り出し口の開閉 は、二つの弁体を上下させることで開度を調節する二段式底排弁によって行う。 底排弁の二つの弁体のうち、一方の弁体には小さな孔が多数開けられ、閉じた状 態でも液体は通過でき、他方の弁体は取り出し口を完全に塞ぐことができるよう している。この二つの弁の開閉を組み合わせることで全閉、液体のみ取り出し、 全開の三位置の開度を持たせる。容器外部に攪拌装置の駆動部を設置し、回転軸 は容器内の攪拌羽根に連結され、容器内を攪拌することができる攪拌装置を設け る。容器内上部には給水配管に接続された給水口より給水できるようにし、この 給水口はシャワー状に水が噴射できるようにしても良い。容器内の状態を検出す るために、液位検出装置、温度検出装置を設ける。
【0006】 例えば豆の加工を行なう場合、豆を直接容器内に入れ、密閉した状態で攪拌装 置によって攪拌しながら加熱する。容器内の液体を入れ替える場合は、二段式底 排弁にて液体のみ取り出し、豆を取り出す場合は二段式底排弁を全開にすること で行う。
【0007】
【作用】
豆の様な粒状のものを加工する際、二段式底排弁を用いた釜を使用することで 、底部より液体のみの取り出しも、固体の取り出しも可能となるため、取り出し が非常に容易になる。また、カゴが不要で、豆を容器内へ直接入れるので、容器 内に攪拌装置を設けることができ、加圧下で攪拌しながら高温で加熱するので、 原料に品質のばらつきがあっても均一な仕上がりとすることができる。さらに上 部からシャワー状に水を噴射することにより、容器内に残留物が残ることなく取 り出すこともできる。
【0008】
【実施例】
本考案の一実施例を図面を用いて説明する。図1は本考案の概要を表すした縦 断面図であり、クラッチ(13)によって密閉することのできる容器(1)の下 部に蒸気ジャケット(2)を設け、蒸気配管(14)によってジャケット内に蒸 気を供給することで容器内部の加熱を行い、ドレンはドレン配管(15)から排 出される。容器底部には内容物取り出しの為の取り出し口(3)、取り出し配管 (4)が設けられ、取り出し口は全閉、液体のみの取り出し、全開の機能を持た せた二段式底排弁(5)によって開閉される。容器斜め下方に攪拌装置用の駆動 部(6)を設置し、回転軸(7)は容器底部を貫通して容器内部の攪拌羽根(8 )に連結される。容器内上部には給水管(9)が接続され、給水管の先端にシャ ワーボール(10)をつけることで、容器内にシャワー状に給水されるようにす る。容器の内部状態を検出するために、液位を検出する液面センサー(11)、 品温を検出する温度センサー(12)をそれぞれ設ける。
【0009】 粒餡製造の場合、容器内へ豆を直接入れ、水漬けが行われる。水漬けが終わる と釜は密閉され、炊き工程に入る。ジャケット内に蒸気が供給され、攪拌装置に よって攪拌されながら加熱される。密閉状態で加圧しながら加熱することにより 高温で炊くことができ、さらに攪拌されることにより、古い豆や外国産の豆であ っても柔らかく炊き上げることができる。渋切りを行う場合、炊き工程を中断し 、二段式底排弁を液体のみ取り出しの状態とすることで、豆を残し、容器内の液 体のみを取り出す。豆が炊き上がると、密漬けによる味付けが行われる。密漬け は、濃縮装置との間で糖液をやり取りする必要があるが、二段式底排弁を用いる ことによって、糖液のみの取り出しが可能であり、密漬け釜に移すこと無くその まま密漬けが行え、製品が完成するまで豆を取り出す必要がない。給水並びに蒸 気供給制御は、液面センサーと温度センサーの値によって制御される。
【0010】
【考案の効果】
本考案の装置を使用することで、加圧と攪拌を行えるため、どんな豆でも柔ら かく均一に仕上げることができ、容器内に入れられた豆は完成時まで取り出す必 要が無いので衛生的な加工が行え、またカゴを吊り上げることが無いので作業の 簡素化、危険の防止、装置の簡単化を行うことができ、製造を全自動化する事が 可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例の概要図
【符号の説明】
1 容器 2 蒸気ジャケット 3 取り出し口 4 取り出し配管 5 二段式底排弁 6 駆動部 7 回転軸 8 攪拌羽根 9 給水管 10 シャワーボール 11 液面センサー 12 温度センサー 13 クラッチ 14 蒸気配管 15 ドレン配管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉可能な圧力容器下部のジャケット内
    に蒸気を供給することによって容器内部の食品を加熱す
    る食品用加工釜において、取り出し口を容器底部に設け
    ておき、取り出し口の開度を調整することのできる底排
    弁、容器内容物を攪拌する攪拌装置、容器内部の状態を
    検出する検出装置をそれぞれ設けたことを特徴とする加
    工釜。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013022264A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Samson Co Ltd 撹拌釜

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JPS4956192U (ja) * 1972-08-28 1974-05-17
JPS5335994U (ja) * 1976-09-02 1978-03-29
JPS60137920U (ja) * 1984-02-24 1985-09-12 寺田 武志 水平回転式▲あん▼練蒸気釜
JPH0219107A (ja) * 1988-07-06 1990-01-23 Toho Gas Co Ltd 煮炊機
JPH02239817A (ja) * 1989-03-14 1990-09-21 Nakai:Kk 煮炊機

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