JPH07331832A - 外装用防水化粧シート - Google Patents

外装用防水化粧シート

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JPH07331832A
JPH07331832A JP6125526A JP12552694A JPH07331832A JP H07331832 A JPH07331832 A JP H07331832A JP 6125526 A JP6125526 A JP 6125526A JP 12552694 A JP12552694 A JP 12552694A JP H07331832 A JPH07331832 A JP H07331832A
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JP
Japan
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waterproof
water
decorative sheet
layer
weight
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Pending
Application number
JP6125526A
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English (en)
Inventor
Kozo Okita
耕三 大北
Motohisa Nagai
素久 永井
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Fujiwara Chemical Co Ltd
Original Assignee
Fujiwara Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外装用防水化粧シートの耐熱性を向上させ
る。 【構成】 繊維質シート部材1と化粧層3と中間の防水
層2からなり、該防水層2の一部が水性弾性塗料を前記
繊維質シート部材1に含浸させた水性弾性塗料含浸部4
である外装用防水化粧シートにおいて、防水層2に架橋
・硬化性物質を添加してなる外装用防水化粧シートであ
る。架橋・硬化性物質はセメント類であって、水性エマ
ルジョンの固形分100重量部に対して30〜100重量部添加
したり、架橋・硬化性物質は亜鉛華であって、水性エマ
ルジョンの固形分100重量部に対して1〜10重量部添加
してなる外装用防水化粧シートである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多孔質外壁面に接着、
貼合せ等を行うことにより多孔質外壁に防水層を付与さ
せるのに好適な外装用防水化粧シートに関するもので、
特に、耐熱性に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】木材、軽量コンクリート等の多孔質外壁
材で構成された外壁は、防水性に乏しい欠点を有してい
るにもかかわらず、軽量である利点を生かして、アクリ
ル系エマルジョン等を外表面に塗布するなどの方法で防
水性を補いつつ広く用いられている。特に近年軽量コン
クリートは、その断熱性、軽量性、さらには堅牢性と相
俟ってプレハブコンクリート工法による規格化、量産化
によって著しい需要の伸長を示している。
【0003】このような多孔質外壁へ防水性を付与する
ように検討した結果、本発明者らは既に繊維質部材の表
面に水性弾性塗料を塗布し、浸潤させて防水層を形成
し、その防水層の表面に化粧用樹脂塗料を付着させた防
水化粧シート(特開昭61-151351号)を提案し、さらにこ
れを用いる防水性付与の方法を提案した。
【0004】前記従来の外壁への塗料の塗布による防水
性の付与にあっては、その塗布の方法が養生を必要と
し、また塗料ミストにより、たとえば、公害が生じるな
どの問題がある。更に、通常、塗装に当り足場の関係
上、いわゆる足場ムラという塗装ムラが発生し、美観上
の問題を生じるばかりでなく、塗膜の濃淡が発生し防水
性にも問題があった。
【0005】また、前記本発明者らの提案になる防水化
粧シートについても、前記防水層を形成するに当り繊維
質部材への水性弾性塗料の含浸が、用いる繊維質部材の
特性によっては、均一かつ有効に行われず、部分的に防
水効果が不完全となる場合を生ずることがあった。この
ことばかりでなく、この防水化粧シートをALC板など
の多孔質外壁材で構成した外壁に接着剤により貼合せて
用いる場合、繊維質部材の特性如何によっては、前記防
水化粧シートと接着剤層との間で層間剥離を生じ、防水
効果を充分に果すことができないという解決すべき技術
上の課題があった。
【0006】そこで、極めて有用性の高い軽量コンクリ
ートなどの多孔質壁材で構成された外壁に、予め施工す
るか、または現場で施工することにより、実用上問題な
く防水性を付与するために、前記技術上の諸欠点を克服
した新規防水性の付与に用いられる化粧シートの出現が
待望されていた。
【0007】本発明者らは、このような状況に鑑み鋭意
検討した結果、用いる繊維質シート部材の坪量、透気度
等と、前記不均一含浸に起因するとみられる部分的防水
効果の不完全性の発現や、前記層間剥離現象の発生等と
が強く関連していることを見出し、上記透気度等を好適
に選定すること等により、前記防水効果の不完全性の発
現を防止し得るとともに、層間剥離現象をも起さない外
装用防水化粧シートを得て、前記従来技術上の課題を克
服し、多孔質壁材で構成されてなる外壁の効果的な防水
性の付与を可能にし、特開昭63-125332号で提案したの
である。
【0008】すなわち、その構造は坪量10〜100g/m2
かつ透気度1秒以下の繊維質シート部材と化粧層と中間
の防水層からなり、その防水層の一部が水性弾性塗料を
前記繊維質シート部材に含浸させた水性弾性塗料含浸部
である外装用防水化粧シートである。ここにいう水性弾
性塗料含浸部は繊維質シート部材の一部に水性弾性塗料
未浸潤部を残して形成したものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような外装用防水
化粧シートは、接着剤で硅酸カルシウムパネルなどに貼
り合わせて建物の外壁に利用される。ところが、外壁
で、しかも、熱容量の小さいパネルでは赤外線の吸収し
やすい濃色では著しく温度が上昇する。そのため、従来
の塗料では生成した塗料膜に膨れを生じることがあるこ
とが判明した。そこで、塗料膜の耐熱性を向上させる必
要がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この点を検討した結果、
柔軟な樹脂にセメント類を使用した弾性セメント系の塗
料を用いると効果のあることが分かった。すなわち、繊
維質シート部材1と化粧層3と中間の防水層2からな
り、その防水層2の一部が水性弾性塗料を前記繊維質シ
ート部材1に含浸させた水性弾性塗料含浸部4である外
装用防水化粧シートにおいて、防水層2に架橋・硬化性
物質を添加した外装用防水化粧シートとした。
【0011】前記架橋・硬化性物質は、セメント類すな
わち、通常のポルトランドセメントのほか、高炉セメン
ト、早強セメント、白セメント等のセメント類であっ
て、水性エマルジョンの固形分100重量部に対して30〜1
00重量部添加したものが好ましい。
【0012】また、架橋・硬化性物質は、亜鉛華も適し
ており、これらは水性エマルジョンの固形分100重量部
に対して1〜10重量部添加したものが好ましい。
【0013】ここにいう繊維質シート部材は、ガラス繊
維、ビニロン繊維、アクリル繊維、ポリエステル繊維等
の合成繊維を構成素材として得られるシート状物であ
り、たとえば不織布の形態で得られるシート状物が安価
に得られる点でより好適に用いられる。
【0014】これらのシート状物の坪量は、前述した特
開昭63-125332号でも説明したが、10〜100g/m2のもの
が好ましく、40〜60g/m2のものがより好適である。こ
の坪量が10g/m2以下の領域では繊維密度が小さ過ぎる
ため得られる防水化粧シートの強度が実用上不充分で好
ましくなく、また、坪量が100g/m2以上の領域に至る
と繊維密度が大になり過ぎて水性弾性塗料の均一な含浸
が期待できず、得られる防水化粧シートの防水性が不完
全なものとなる。
【0015】更に、前記繊維質シートの透気度は前記坪
量が10〜100g/m2の好適領域にあっても、1秒以下で
あるという条件を満たすことが必要であり、透気度が1
秒を越える領域に至ると、前記高坪量領域におけると同
様に水性弾性塗料の均一な含浸が得られず、この防水化
粧シートの防水性は、不完全なものとなり好ましくな
い。坪量が10g/m2以上である限りにおいて透気度が1
秒以下であればよい。
【0016】防水層形成用の水性弾性塗料に用いるエマ
ルジョンとしては、比較的樹脂成分が多い領域で用いら
れるエマルジョンであって、塗膜が弾力性、防水性を有
するものであれば好適に用いられ、たとえば、アクリル
系エマルジョン、アクリル/スチレン系エマルジョン、
アクリル/酢ビ系エマルジョン、エチレン/酢ビ系エマ
ルジョン、ベオバ/酢ビ系エマルジョン等のエマルジョ
ンがある。なかでもアクリル系エマルジョンがより好適
に用いられる。
【0017】前記水性弾性塗料は、これらのエマルジョ
ンに、前記架橋・硬化性物質、分散剤、消泡剤や、酸化
チタン、炭酸カルシウムなどの無機顔料または/および
フィラーを配合し、通常、粘度がたとえば3000〜4000セ
ンチポイズ(CPS)の領域に調整して得られる。
【0018】この化粧層の形成に用いられる化粧塗料用
エマルジョンとしては保管性、施工性の観点から粘着性
がなく、弾力性、防汚性を有する塗料の配合とする必要
があり、無機顔料、フィラー等の配合割合が異なるが、
前記防水層用のエマルジョンが用いられる。特にスチレ
ン、アクリル系エマルジョンの如き比較的硬度のあるエ
マルジョンに、塗布後揮発し、残存量が減少する可塑剤
を加えたものがより好適に用いられる。この化粧用塗料
の粘度は、通常、たとえば3500〜4500CPSに調整され
る。
【0019】この外装用防水化粧シートを得るに当って
は、前記坪量および透気度を有する繊維質シート部材の
表面に防水層を形成するための前記セメント類等を含む
水性弾性塗料を塗布し、シート部材断面に含浸させて含
浸部を形成した後、シート部材の一表面に、化粧用水性
塗料を塗布するか、フイルム基体上にグラビア印刷を施
した転写用シートより転写した化粧層を形成積層すると
よい。この場合繊維質シート部材の一表面ないしその表
面近傍内部に水性弾性塗料の未浸潤部が存在するように
その塗料の塗布含浸を行うことが接着性、保管時のシー
ト部材間接着を防ぐことができて好ましい。
【0020】化粧層は、塗布積層形成法としては、ロー
ルコーター、スプレー、フローコーター、ドクターナイ
フ等を用いる方法が好適に用いられる。水性弾性塗料を
塗布後100〜120℃の温度で1分間程度乾燥することによ
り、防水層、化粧層が形成できる。乾燥後の化粧層表面
は凹凸模様が好ましく出現する。なお、本発明にいう透
気度は、JIS P 8117に準拠して、得られる測定値であ
る。
【0021】化粧層はまた、表面が平滑面である中間層
としての防水層を形成させて、繊維質シート部材と防水
層とが複合する複合シートを調製したのち、この防水層
の表面上に別途樹脂フィルム基体上に少なくとも2色以
上の特殊転写用樹脂インクを用いて写真版グラビア印刷
ロールにより少なくとも2版以上のグラビア印刷を施し
て少なくとも2色以上よりなる化粧模様樹脂層を樹脂フ
ィルム基体上に載置してなる転写用シートを調製する。
次いで、上記複合シートとその転写用シートとを重ね合
わせて、加熱加圧下で転写用ラミネータにかけることに
より、防水層の表面上に化粧模様樹脂層を形成させても
よい。
【0022】本発明の外装用防水化粧シートを、図2に
示すように、多孔質壁材たとえば、軽量コンクリート板
(ALC板)などで構成した外壁面下地7に接着剤層6に
て貼着させる。その際、接着剤層6とこの防水化粧シー
トとの間の層間剥離性防止の観点から、上記のように化
粧シートの一表面に前記水性弾性塗料の含浸が及ばず接
着剤がこの化粧シートの表面ないし、表面近傍の内部へ
浸透、含浸し得るようにシート部材に水性弾性塗料未含
浸部8を存在せしめておくことが本発明品をより有用な
ものとする。この表面ないし表面近傍においては、図1
の水性弾性塗料未浸潤部8が接着剤の浸潤により接着剤
含浸部5を形成して、図2のように接着剤が繊維を抱合
して、接着剤層6の一部となることにより前記層間剥離
現象をより確実に防止する。層間剥離防止効果は、シー
ト部材の坪量が10〜100g/m2の領域にあり、透気度が
1秒以下でなければ好適に発現し得ない。詳しくは明ら
かでないが、前記の良好な防水層形成に係る背景の現象
と同類の現象に起因すると推察される。
【0023】更に、前述のように繊維質シート部材の一
表面ないし表面近傍内部に水性弾性塗料の未浸潤部8が
存在するようにこの塗料を含浸させると、粘着性を有す
るこの塗料が表面に達しないので、本発明の外装用防水
化粧シート製品を巻取る操作時に、表面の粘着性が操作
の支障となることを回避し、かつ、保管上からも極めて
好適である。
【0024】
【作用】本発明は上記性能を発揮しながら、柔軟な樹脂
にセメント類を使用した弾性セメント系の塗料を用い
る、すなわち、防水層2に架橋・硬化性物質を添加した
ことにより、塗料膜の耐熱性が向上し、赤外線の吸収し
やすい濃色の場合でも塗料膜の膨れを抑制することがで
きる。
【0025】水性弾性塗料の繊維質シート部材への含浸
は均一であり、不均一含浸に起因して部分的に防水効果
が不完全となるような欠陥部の発生を完全に排除したも
のとなっている。また、前記部材の一部を水性弾性塗料
の未浸潤部8としたことにより接着剤層と、この化粧シ
ートとの接着性を良好にし、より確実に前述のような層
間剥離を防止することができたのである。この態様にお
いては、接着剤の一部が未浸潤部に含浸し、接着剤層の
一部となり、層間剥離の発生防止をより確実にする。
【0026】また、本発明の外装用防水化粧シートは繊
維質シート部材を、防水層形成用基材として用いたもの
であることに起因して実用上好ましい強度を有してい
る。なお、本発明の外装用防水化粧シートは、試験の結
果、JIS A 6910 5.10(透水試験)、同5.12(耐候性試
験)、同5.13(伸長性試験)に合格した。更に、この防水
化粧シートをALC板の如き下地に貼着したものは、JI
S A 6910 5.8(付着強さ試験)、同5.9(温水繰り返し試
験)、同5.11(衝撃試験)の各試験に合格しており、更
に、本発明の前記効果を除き、JIS A 6910 に規定され
る外装用塗料と同等の性能を有するものとなっている。
【0027】
【実施例】以下、実施例により本発明の外装用防水化粧
シートの具体的材料及び製造法を詳しく説明するが、こ
れら実施例に限定するものではない。坪量50g/m2、透
気度0.5秒の厚さ0.07mmのグラスウール不織布に下記表
1の配合割合(いずれも重量部)の水性弾性塗料をロール
コーターを用いて一表面上に塗布不織布内部へ含浸させ
た。
【0028】1行余白
【表1】
【0029】塗布、含浸に際して前記不織布の他の表面
に水性弾性塗料の含浸部が達しないように操作した。次
いで熱風乾燥機内で115℃の熱風を用いて3分間乾燥し
た。次に、乾燥塗布面上に下記表2に示した配合割合の
化粧用塗料をロールコーターを用いて塗布した後、115
℃の熱風乾燥機内で3分間乾燥した。
【0030】
【表2】
【0031】得られた外装用防水化粧シートは表面に凹
凸模様を有する美感豊かなシートであり、しかも、防水
層2に架橋・硬化性物質を添加したことにより、塗料膜
の耐熱性が向上し、表面が赤外線の吸収しやすい濃色で
あっても塗料膜の膨れを抑制することができるものとな
った。
【0032】耐熱性の試験を次のように行った。本発明
の外装用防水化粧シートを貼ったパネルの試験板を、水
中に16時間放置した後、取り出して試験板の上に25cm離
した位置に赤外線ランプを置き、1時間点灯して熱処理
を行なう。赤外線ランプを照射した時、シートの表面温
度は色によって異なる。例えば、黒い色において試験を
した場合、表面温度は最終的に90〜95℃になる。この操
作を1サイクルとして繰り返して行なう。使用した赤外
線ランプは東芝赤外線電灯250Wを使用した。その結果
を表3に示す。
【0033】
【表3】
【0034】得られたこのシートは、JIS A 6910 5.10
(透水試験)、同5.12(耐候性試験)、同5.13(伸長性試験)
の各試験にも合格した。また、この化粧シートの表裏面
の粘着性は極めて小さく巻取操作において全く問題のな
いものであった。
【0035】次いで、本実施例1〜3で得た外装用防水
化粧シートの裏面に接着剤を150g/m2塗布し、下地と
するALC板上にも接着剤を200g/m2塗布し貼着し
た。接着剤としてはフィラー入アクリル系接着剤を用い
た。外装用防水化粧シートが複合されたALC板は、前
記未含浸部に接着剤が含浸されたものとなっており、実
際の使用に際し前記層間剥離を全く生じない優れたもの
であった。この複合ALC板は、JIS A 6910 5.8(付着
試験)、同5.9(温冷繰返し試験)、同5.11(衝撃試験)のい
ずれの試験にも合格した。更に下地にスレート板を用
い、前記の接着剤を下地に150g/m2塗布し、前記シー
ト裏面には180g/m2塗布して貼着した複合スレート板
についても同様の結果を得た。
【0036】前記表1に示した実施例1〜3の防水層を
形成させて、繊維質シート部材と防水層とが複合する複
合シートを調製したのち、この防水層の表面上に、別途
樹脂フィルム基体上に複数色の特殊転写用樹脂インクを
用いて写真版グラビア印刷ロールにより少なくとも2版
以上のグラビア印刷を施して複数色の化粧模様樹脂層を
を有する樹脂フィルム基体上に載置した構造の転写用シ
ートを重ね合わせて、加熱加圧下で転写用ラミネータに
かけることにより、防水層の表面上に化粧模様樹脂層を
形成させた場合も同様の結果を得た。
【0037】
【発明の効果】本発明によって塗料膜の耐熱性が向上
し、赤外線の吸収しやすい濃色の場合でも塗料膜の膨れ
を抑制することができることとなった。このことにより
耐水性、耐熱性に富む外装用防水化粧シートを有する建
物の外装を長期にわたって美麗な状態に保つことが可能
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る外装用防水化粧シートの断面図で
ある。
【図2】接着時の同断面図である。
【符号の説明】
1 繊維質シート部材 2 防水層(水性弾性塗料塗布、含浸部) 3 化粧層 4 繊維質シート部材内の水性弾性塗料含浸部 5 繊維質シート部材内の接着剤含浸部 6 接着剤層 7 外壁面下地 8 繊維質シート部材内の水性弾性塗料未浸潤部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維質シート部材1と化粧層3と中間の
    防水層2からなり、該防水層2の一部が水性弾性塗料を
    前記繊維質シート部材1に含浸させた水性弾性塗料含浸
    部4である外装用防水化粧シートにおいて、防水層2に
    架橋・硬化性物質を添加してなる外装用防水化粧シー
    ト。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の架橋・硬化性物質がセメ
    ント類であって、水性エマルジョンの固形分100重量部
    に対して30〜100重量部添加してなる外装用防水化粧シ
    ート。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の架橋・硬化性物質が亜鉛
    華であって、水性エマルジョンの固形分100重量部に対
    して1〜10重量部添加してなる外装用防水化粧シート。
JP6125526A 1994-06-07 1994-06-07 外装用防水化粧シート Pending JPH07331832A (ja)

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JP6125526A JPH07331832A (ja) 1994-06-07 1994-06-07 外装用防水化粧シート

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010067622A (ja) * 2008-09-08 2010-03-25 Ntt Facilities Inc 太陽電池モジュールおよびその設置方法

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