JPH07331106A - 銅フタロシアニン液体加工調製物 - Google Patents

銅フタロシアニン液体加工調製物

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JPH07331106A
JPH07331106A JP5295987A JP29598793A JPH07331106A JP H07331106 A JPH07331106 A JP H07331106A JP 5295987 A JP5295987 A JP 5295987A JP 29598793 A JP29598793 A JP 29598793A JP H07331106 A JPH07331106 A JP H07331106A
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    • C09B67/0071Process features in the making of dyestuff preparations; Dehydrating agents; Dispersing agents; Dustfree compositions
    • C09B67/0072Preparations with anionic dyes or reactive dyes
    • C09B67/0073Preparations of acid or reactive dyes in liquid form
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B47/00Porphines; Azaporphines
    • C09B47/04Phthalocyanines abbreviation: Pc
    • C09B47/08Preparation from other phthalocyanine compounds, e.g. cobaltphthalocyanineamine complex
    • C09B47/24Obtaining compounds having —COOH or —SO3H radicals, or derivatives thereof, directly bound to the phthalocyanine radical
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】遊離酸の状態で式 具体的には、例えば で示される銅フタロシアニン化合物からなることを特徴
とする、濃縮された水性の加工された染料調製物。 【効果】これらの調製物は貯蔵安定性があり、そしてセ
ルロース含有材料の染色及び捺染に顕著に適する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は安定な水性の加工された銅フタロ
シアニン染料の調製物並びにセルロース含有材料を染色
及び捺染する際のその使用に関する。
【0002】例えば銅フタロシアニン染料の液体染料組
成物はセルロース含有材料、殊に紙を染色する際に用い
る染料の好適な商業的形態である。これらの液体染料組
成物は一般に有機溶媒の添加により製造される約5〜2
5重量%の染料含有量を有する水溶液である。有機溶媒
は溶液を安定化し、そして実施に適する染料濃度を達成
させるために使用される。
【0003】液体の加工された調製物の安定性に対する
高い必要性が課せられている。長期間の貯蔵後でさえも
沈殿または結晶化は全く生じるべきでない。
【0004】しかしながら例えば、これらの液体染料組
成物を紙を染色する際に用いる場合、これらの有機溶媒
は排水中に入り、かくて環境汚染を表わす。
【0005】本発明の目的は有機溶媒を含まぬ塩基性基
を含有する陰イオン性銅フタロシアニン染料の安定で、
濃縮された水性の加工された調製物を提供することであ
る。本発明は遊離酸の状態で式
【0006】
【化4】
【0007】式中、CuPcは銅フタロシアニン基を表
わし、Aは随時置換されていてもよい直鎖状もしくは分
枝鎖状のC2〜C6−アルキレンを表わし、R1及びR2
相互に独立して水素或いは各々の場合に随時置換されて
いてもよい直鎖状もしくは分枝鎖状のC1〜C6−アルキ
ルまたはC1〜C6−ヒドロキシアルキルを表わし、但し
少なくとも1個の基R1またはR2は随時置換されていて
もよいC1〜C6−ヒドロキシアルキルを表わし、xは1
〜3.5を表わし、yは0.5〜3を表わし、そしてx及
びyの合計は2.5〜4である、に対応し、そして8〜
13、好ましくは11〜13のpH値を有する1つまた
はそれ以上の銅フタロシアニン化合物からなることを特
徴とする、濃縮された水性の加工された染料調製物に関
する。
【0008】8乃至13間のpH値を有し、かつ紙を染
色する際に用いることができるヒドロキシル基を含んで
いないある銅フタロシアニン染料の水性の加工された染
料調製物は特許出願01297468号に既に開示され
ている。しかしながら、特許出願01297468号の
実施例から知り得るように、中間的な単離を行うにもか
かわらず、有機溶媒の添加は殆んどの場合に不可欠であ
るか、または10%のみの組成物が得られる。
【0009】驚くべきことに、本発明により用いられる
式(I)の染料は特許出願01297468号のものよ
りも加工された染料調製物に特異的なpH範囲におい
て、かなり良好な安定性があることに特徴がある。
【0010】ヨーロツパ特許出願公開第0,184,99
1号に陽イオン性染料で染色し得る物質を染色及び捺染
する際の陽イオン性フタロシアニン化合物の使用が開示
されている。陽イオン性フタロシアニン化合物はある出
発化合物の四級他により得られる。
【0011】水混和性膨潤剤で膨潤されたセルロース繊
維またはこれらのものを含む混合繊維をある銅フタロシ
アニン化合物で染色及び捺染する方法はドイツ国特許出
願公開第2,842,187号から公知である。
【0012】更に本発明は遊離酸の状態で式
【0013】
【化5】
【0014】式中、CuPc、A、R1、R2、x及びy
は上記の意味を有する、に対応する1つまたはそれ以上
の銅フタロシアニン化合物を染料として用いることを特
徴とする、セルロース含有材料、殊に紙及びセルロース
の染色及び捺染方法に関する。
【0015】本発明による方法は好ましくはパルプ染色
並びに紙及びセルロースの表面染色に用いる。
【0016】本発明による方法は例えば有機もしくは無
機酸(例えば酢酸)またはアルカリ金属水酸化物(例え
ば水酸化ナトリウム)を加えて水中に染料を溶解するこ
とにより行い得る。次に生じる溶液を下記の紙の染色方
法における本発明による液体の加工された調製物として
使用し得る。
【0017】Aの定義における直鎖状もしくは分枝鎖状
のC2〜C6−アルキレンに対する可能な置換基は例えば
OHまたはC1〜C6−アルコキシである。
【0018】R1及びR2の定義における直鎖状もしくは
分枝鎖状のC1〜C6−アルキル及びC1〜C6−ヒドロキ
シアルキルに対する置換基の挙げ得る例には次のものが
ある:OH、C1〜C6−アルコキシ、アミノ、C1〜C6
−アルキルアミノ、C1〜C6−ジアルキルアミノ及びス
ルフアト。
【0019】本発明による好適な加工された染料調製物
はAがエチレンまたはプロピレンを表わし、R1が水素
または随時ヒドロキシルで置換されていてもよい直鎖状
もしくは分枝鎖状のC1〜C3−アルキルを表わし、そし
てR2が−CH2CH2OHを表わす1つまたはそれ以上
の式(I)の銅フタロシアニン化合物からなるものであ
る。
【0020】本発明による殊に好適な加工された染料調
製物は1つまたはそれ以上の式(II)
【0021】
【化6】
【0022】式中、CuPc、x及びyは式(I)に与
えられる意味を有する、の化合物を含むものである。
【0023】本発明による加工された染料調製物は好ま
しくは5〜25重量%、好ましくは10〜25重量%の
式(I)の染料の含有量を有する水溶液である。
【0024】本発明による加工された染料調製物は例え
ば−2℃または40℃で6週間の良好な貯蔵安定性に特
徴がある。
【0025】本発明による加工された染料調製物は無機
及び/または有機塩基を添加して式(I)の染料を水中
に溶解することにより製造し得る。また式(I)の染料
の製造中に得られる合成溶液または懸濁液を染料の中間
的な単離なしに無機及び/または有機塩基並びに適当な
らば水の添加により本発明による加工された染料調製物
に転化することができる。溶解度を改善する有機添加剤
は本発明では通常全く省略し得る。
【0026】合成溶液または懸濁液は膜工程例えば限外
濾過、マイクロ濾過及び逆浸透またはその組合せを用い
ることにより前もつて精製し、そして脱塩することがで
き、次に塩基の添加により本発明による加工された染料
調製物に転化し得る。
【0027】本発明による加工された染料調製物は通常
の添加剤例えば界面活性剤及び殺菌・殺カビ剤(fungic
ides)からなり得る。
【0028】挙げ得る無機及び有機塩基の例には次のも
のがある:リチウム、ナトリウム、カリウム及びアンモ
ニウムの水酸化物、炭酸塩及び炭酸水素塩;有機アミン
例えばモノエタノール、ジエタノール、トリエタノール
−、3−プロパノール−、2−プロパノール−、ジプロ
パノール−、トリプロパノール−、トリイソプロパノー
ル−、ジエチル−、トリエチル−、メチルジエタノール
−、エチルジエタノール−、N−メチルエタノール−、
N−エチルエタノール−、N,N−ジメチルエタノール
−、N,N−ジエチルエタノール−及びN−フエニルエ
タノールアミン。アルカリ金属水酸化物、殊に水酸化ナ
トリウムを本発明による加工された染料調製物のpH値
を達成させる際に好適に用いる。
【0029】本発明による加工された染料調製物中に含
まれる銅フタロシアニン化合物は遊離酸の状態で式
(I)に対応する。化合物(I)は好ましくはこれらの
遊離酸と有機または無機塩基との塩である。ここに可能
な塩基には好ましくは上記の有機及び無機塩基がある。
【0030】溶解度を改善する可能な有機添加剤には例
えば次のものがある:上記の有機アミン、及び更に酸ア
ミド化合物例えば尿素、アルキル尿素またはε−カプロ
ラクタム、並びに更に水溶性有機溶媒例えばエチレング
リコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ブチレングリコール、メチルセロソルブ、カルビト
ール、メチルカルビトール、ジメチルエーテル、エチレ
ングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノブ
チルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエー
テル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ブチ
ルポリグリコール、フエニルグリコール、ヘキシレング
リコール、チオグリコール、グリセリン、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、ブチロラクトン、N−メチル−2
−ピロリドン、ホルムアミド、ジメチルホルムアミド、
並びにメチル、エチル、プロピル及びブチルアルコー
ル。
【0031】しかしながら、本発明による加工された染
料調製物は好ましくは溶解度を改善する有機添加剤を含
まない。
【0032】それ自体公知である式(I)の銅フタロシ
アニン化合物は銅フタロシアニンスルホクロリドまたは
スルホクロリド−スルホン酸と式
【0033】
【化7】
【0034】式中、A、R1及びR2は上記の意味を有す
る、のアミンとの縮合及び適当ならば続いての過剰のス
ルホクロリド基の加水分解により常法で製造し得る。
【0035】染料は常法例えば塩析及び濾過または上に
既に挙げられる膜分離法により生じる粗製染料溶液また
は懸濁液から単離し得る。しかしながら殆んどの場合、
中間的な単離は必要としない。
【0036】更に本発明はセルロース含有材料、殊に紙
及びセルロースを染色及び捺染する際の本発明による加
工された染料調製物の使用に関する。
【0037】紙及びセルロースを染色する際に一般に次
の可能性が存在する: (a) セルロースの加熱中または後にまだ紙に処理さ
れない、染料をパルプ原料に加えるパルプ染色。
【0038】(b) 紙サイジング操作中に染料をサイ
ジング液に加える表面染色。
【0039】更にまた、染料、無機白色顔料、結合剤及
び適当ならば他の添加剤のコーテイング組成物を紙の表
面に塗布する方法も可能である。
【0040】本発明による加工された染料調製物はいず
れかの、好ましくはパルプの染色方法に適する。
【0041】パルプ染色において、セルロースを最初に
ある自由度(freeness)にこう解する。次に本発明によ
る加工された染料調製物の0.01〜2.0%を10〜4
0℃でパルプ原料に加え、その際にパルプの乾燥重量を
ベースとして0.01〜2.0%の活性化合物の量を一般
に用いる。必要に応じて、通常のサイジング剤、硫酸ア
ルミニウム、紙強化剤、定着剤などを更に続いて加え
る。次にパルプを通常の製紙及び乾燥操作に付す。均一
に明るいトルコ玉青色に染色され、そしてベイニング
(veining)を示さない紙がこの方法で得られる。
【0042】サイズプレス中での表面染色において、セ
ルロースを同様に最初にある自由度にこう解する。
【0043】次に必要に応じて通常のフイラー、サイジ
ング剤、硫酸アルミニウム、定着剤などをパルプ原料に
加える。次にパルプ原料を常法により紙に処理する。そ
の後、紙をサイズプレス中にて本発明による加工された
染料調製物からなるサイジング液を用いて処理し、次に
乾燥する。明るいトルコ玉青色に染色された紙がこの方
法で得られる。
【0044】ここにサイズプレス液中の式(I)の銅フ
タロシアニン化合物の含有量は通常0.04〜2.0%
(純粋な含有量をベースに計算)であり、そしてコーテ
イング組成物の沈殿は紙の乾燥重量をベースとして一般
に1〜3g/m2(固体含有量)である。
【0045】本発明による加工された染料調製物はセル
ロース繊維に対して高い親和性を示し、従つて良好なカ
ラー収率(良好な色の濃さ)を生じさせる。染色された
紙は水及びブリーデイング(bleeding)に対する良好な
堅牢性に特徴がある。
【0046】更に本発明はインク・ジエツト記録システ
ムによる担体材料の捺染方法に関し、その際に本発明に
よる加工された染料調製物は記録液として用いる。本発
明によるかかる記録液は好ましくは式(I)の染料のア
ルカリ金属塩またはアンモニウム塩0.5〜15%、1
つまたはそれ以上の水溶性有機溶媒0〜30%、水及び
適当ならばインク・ジエツト記録液に通常である他の添
加剤からなり、そして8〜12のpH値を有する。
【0047】適当な水溶性溶媒の例にはグリコール及び
グリコールエーテル例えばエチレングリコール、ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、1,2−ジ
ヒドロキシ−プロパン、1−エトキシ−2−ヒドロキシ
−プロパン、500までの分子量を有するポリエチレン
グリコール、並びに複素環式ケトン例えば2−ピロリド
ン、2−(N−メチル)−ピロリドン及び1,3−ジメ
チルイミダゾリド−2−オンがある。
【0048】インク・ジエツト記録法はそれ自体公知で
ある。この方法において、ライテイング(writing)液
の液滴は目的に向つて1つまたはそれ以上の小さいジエ
ツトから担体材料例えば紙、羊毛、織物、プラスチツク
または金属上に噴出される。個々の液滴は電子的制御に
よつて一緒になつて記号またはグラフイツクパターンを
形成する。
【0049】インク・ジエツト記録システムによつて本
発明による記録液を用いて得られるライテイング紙上の
シアン色のプリントは良好な光及び湿潤堅牢性に特徴が
ある。
【0050】次の実施例は本発明を説明するためのもの
である。
【0051】特記せぬ限り、「部」なる用語は常に重量
部に関する。
【0052】
【実施例】実施例1 純度96%の銅フタロシアニン143.6部(=純度1
00%化合物137.9部)を撹拌しながら1時間にわ
たつてクロロスルホン酸748.3部中に導入し、そし
て混合物を1.5時間にわたつて138℃に加熱した。
混合物を138℃で8時間撹拌した後、このものを85
℃に冷却し、そして塩化チオニル94.4部を85〜8
8℃で2時間にわたつて滴下しながら加えた。次に混合
物を90〜92℃に加熱し、そしてこの温度で4時間撹
拌した。20〜30℃に冷却後、反応混合物を撹拌しな
がら水1000部及び氷1000部の混合物上に放出し
た。氷1500部を連続的に加えることにより温度を−
2〜0℃に保持した。生成物を吸引濾過し、そして氷−
水1200部(水900部及び氷300部)で洗浄し
た。
【0053】湿つた吸引濾過ケーキを水250部及び氷
250部中に撹拌導入し、そして0℃で15%水酸化ナ
トリウム溶液を加えることにより7のpH値に調整し
た。氷100部の添加後、N−メチル−N−(3−アミ
ノプロピル)−エタノールアミン95.2部を15分間
にわたつて滴下しながら加えた。この添加中にpH値は
10.5に上昇した。15%水酸化ナトリウム溶液の滴
下によりpH値を10.8〜11.0に調整した。温度を
1時間にわたつて20〜25℃に上昇させ、次に20〜
25℃に3時間保持した。この期間中、15%水酸化ナ
トリウム溶液の滴下によりpH値を10.8〜11.0に
保持した。次に混合物を1時間にわたつて60℃に加熱
し、続いてこの温度で1時間撹拌した(pH値は常に1
0.8〜11.0であつた)。20〜25℃に冷却後、1
5%水酸化ナトリウム溶液の添加によりpH値を12.
0に調整した。ケイソウ土をベースとする市販の精製補
助剤(例えば DicaliteR)10部をこの溶液に加えた。
混合物を0.5時間撹拌した後、このものを濾過し、そ
して精製残渣を水50部で洗浄した。濾液に水100部
を加えた後、その遊離酸の状態においてほぼ式
【0054】
【化8】
【0055】に対応する染料からなる本発明による液体
の加工された組成物約2040部が安定な、約14.5
%の溶液として得られた(λmax:625、664−
2O/pH 12.5)。
【0056】実施例2 漂白された松硫酸セルロース50%及び漂白されたかば
硫酸セルロース50%の混合物を2.5%のコンシステ
ンシー(consistency)で36°SRの自由度にこう解
した。
【0057】セルロース5gからなるこの懸濁液200
gをガラスビーカー中に導入し、実施例1からの本発明
による液体の加工された調製物の0.5%水溶液20m
l(セルロースをベースとして2%)を加え、そして混
合物を5分間撹拌した。次に1%樹脂サイズ溶液10m
lを加え、1%硫酸アルミニウム溶液15mlを更に1
分間に加え、混合物を水800mlで希釈し、そして更
に3分間撹拌した。
【0058】このセルロース懸濁液から手動のシート生
成機上で紙のシートを生成させ、生じたシートを手動プ
レス上で圧縮し、そして乾燥シリンダー上にて100℃
で10分間、2回回転させて乾燥した。
【0059】かくて得られた紙染色物は良好な色の濃さ
を有する明るいトルコ玉青色を示し、そしてブリーデイ
ング及び光に対して極め良好な堅牢性を有していた。得
られたスクリーン(screen)水は極めて少々のみの染料
での汚染(staining)を示した。
【0060】実施例3 改善されたベイニング特性を示すために、本発明による
染料溶液の添加中に撹拌を省略することのみを変えて実
施例2を繰り返して行つた。この場合もまた、ベイニン
グ以外は極めて均一な紙染色物が得られた。
【0061】実施例4 実施例1で用いたN−メチル−N−(3−アミノプロピ
ル)−エタノールアミン95.2部を同じアミン63.5
部に代え、そして他の方法は同様に行つた場合、その遊
離酸の状態でほぼ式
【0062】
【化9】
【0063】に対応する染料の本発明による安定な液体
の加工された調製物が得られた(λmax:622、6
61−H2O/pH 12.5)。またこの染料は例えば
実施例2の方法により均一で、明るいトルコ玉青色の染
色物を生じさせた。
【0064】実施例5 実施例1で用いたN−メチル−N−(3−アミノプロピ
ル)−エタノールアミン95.2部をN,N−ビス(ヒド
ロキシエチル)−トリメチレンジアミン117.6部に
代え、そして他の方法は同様に行つた場合、その遊離酸
の状態でほぼ式
【0065】
【化10】
【0066】に対応し、そしてパルプを明るいトルコ玉
青色の色調に染色する染料の本発明による安定な液体の
加工された調製物が得られた。
【0067】上の実施例で用いたN,N−ビス(ヒドロ
キシエチル)トリメチレンジアミン117.6部をN,N
−ビス(ヒドロキシエチル)−エチレンジアミン11
7.6部に代えた場合、匹敵する染色特性を有する染料
の安定な液体の加工された調製物が得られた。
【0068】実施例6 純度96%の銅フタロシアニン35.9部(純度100
%の化合物34.5部)を撹拌しながら1時間にわたつ
てクロロスルホン酸189部中に導入し、混合物を1.
5時間にわたつて138℃に加熱し、次にこの温度で更
に8時間撹拌した。20〜30℃に冷却後、反応混合物
を撹拌しながら水500部及び氷500部の混合物上に
放出した。生成物を吸引濾過し、そして水300部、氷
200部及び濃塩酸10部の混合物で洗浄した。
【0069】湿つた吸引濾過ケーキを水100部及び氷
100部中に撹拌導入し、そして0℃での15%水酸化
ナトリウム溶液の添加により7.0のpH値に調製し
た。次にN−メチル−N−(3−アミノプロピル)−エ
タノールアミン19.9部を滴下しながら加え、そして
15%水酸化ナトリウム溶液の添加によりpH値を室温
で3時間10.8〜11.0に保持した。混合物を60℃
及びpH10.5で1時間撹拌した後、このものを20
〜30℃に冷却した。pH値を15%水酸化ナトリウム
溶液の添加により12.0に調整した。ケイソウ土をベ
ースとする市販の精製補助剤(例えば DicaliteR)2.
5部を加え、混合物を0.5時間撹拌した後、このもの
を濾過し、そして残渣を水20部で洗浄した。
【0070】その遊離酸の状態でほぼ式
【0071】
【化11】
【0072】に対応する染料からなる本発明による液体
の加工された調製物570部が濾液として安定な溶液で
得られた(λmax:623、663−H2O/pH
2.5)。またこの染料は例えば実施例2の方法により
均一で、明るいトルコ玉青色の染色物を生じさせた。
【0073】実施例7 純度96%の銅フタロシアニン35.9部(純度100
%の化合物34.5部)を撹拌しながら1時間にわたつ
てクロロスルホン酸187.1部中に導入し、そして混
合物を1.5時間にわたつて138℃に加熱した。混合
物を138℃で8時間撹拌した後、このものを85℃に
冷却し、そして塩化チオニル23.6部を85〜88℃
で2時間にわたつて滴下しながら加えた。
【0074】次に混合物を90〜92℃に加熱し、そし
てこの温度で4時間撹拌した。20〜30℃に冷却後、
反応混合物を撹拌しながら水250部及び氷250部の
混合物上に放出した。温度を氷400部の連続的添加に
より−2〜0℃で保持した。生成物を吸引濾過し、そし
て氷−水300部(水200部及び氷100部)で洗浄
した。
【0075】湿つた吸引濾過ケーキを水90部及び氷9
0部中に撹拌導入し、そして0℃での15%水酸化ナト
リウム溶液の添加によりpH7に調整した。氷25部の
添加後、N−(ヒドロキシエチル)トリメチレンジアミ
ン21.3部を15分間にわたつて滴下しながら加え
た。この添加中にpH値は10.4に上昇した。pH値
を15%水酸化ナトリウム溶液の滴下により10.8〜
11.0に調整した。温度を1時間にわたつて20〜2
5℃に上昇させ、次に3時間20〜25℃に保持した。
この期間中、pH値を15%水酸化ナトリウム溶液の滴
下により10.8〜11.0に保持した。次に混合物を1
時間にわたつて60℃に加熱し、続いてこの温度で1時
間撹拌した(pH値は常に10.8〜11.0であつ
た)。20〜25℃に冷却後、pH値を5%塩酸で7.
5に調整した。1時間後、沈殿し、そしてその遊離酸の
状態でほぼ式
【0076】
【化12】
【0077】に対応する染料(λmax:619、66
4−H2O/pH 12.5)を吸引濾過し、そして少量
の水で2回洗浄した。湿つた吸引濾過ケーキを水で60
0部の全重量に調整し、そして撹拌しながら15%水酸
化ナトリウム溶液を加えることによりpH 12.5に調
整した。水で710部に調整した後、上記染料の本発明
による10%の液体の加工された調製物が得られた。
【0078】上記実施例におけるN−(ヒドロキシエチ
ル)−トリメチレンジアミン21.3部をN−(ヒドロ
キシエチル)−エチレンジアミン18.8部に代え、そ
して710部の代りに690部に調整した場合、その遊
離酸の状態でほぼ式
【0079】
【化13】
【0080】に対応する染料からなる本発明による液体
の加工された調製物が安定なほぼ10%の溶液として得
られた。
【0081】実施例8 実施例1により得られた液体の加工された調製物(染料
含有量約14.5%)10.4部を水81部及びジエチレ
ングリコール9部の混合物で希釈し、そして少量の10
%塩酸の添加によりpH9.8に調整した。かくて得ら
れた記録液はHewlett-Packard DeskJetRプリンターによ
り通常の用紙上に光及び湿潤堅牢性のシアンの色調のプ
リントを生じさせた。
【0082】本発明による主なる特徴及び態様は以下の
とおりである。
【0083】1.遊離酸の状態で式
【0084】
【化14】
【0085】式中、CuPcは銅フタロシアニン基を表
わし、Aは随時置換されていてもよい直鎖状もしくは分
枝鎖状のC2〜C6−アルキレンを表わし、R1及びR2
相互に独立して水素或いは各々の場合に随時置換されて
いてもよい直鎖状もしくは分枝鎖状のC1〜C6−アルキ
ルまたはC1〜C6−ヒドロキシアルキルを表わし、但し
少なくとも1個の基R1またはR2は随時置換されていて
もよい直鎖状もしくは分枝鎖状のC1〜C6−ヒドロキシ
アルキルを表わし、xは1〜3.5を表わし、yは0.5
〜3を表わし、そしてx及びyの合計は2.5〜4であ
る、に対応し、そして8〜13、好ましくは11〜13
のpH値を有する1つまたはそれ以上の銅フタロシアニ
ン化合物からなることを特徴とする、濃縮された水性の
加工された染料調製物。
【0086】2.Aがエチレンまたはプロピレンを表わ
し、R1が水素または随時ヒドロキシルで置換されてい
てもよい直鎖状もしくは分枝鎖状のC1〜C3−アルキル
を表わし、そしてR2が−CH2CH2OHを表わす1つ
またはそれ以上の式(I)の化合物からなることを特徴
とする、上記1に記載の加工された染料調製物。
【0087】3.式(II)
【0088】
【化15】
【0089】式中、CuPc、x及びyは上記1に記載
の意味を有する、の1つまたはそれ以上の化合物からな
ることを特徴とする、上記1に記載の加工された染料調
製物。
【0090】4.溶解度を改善する有機添加剤から構成
されないことを特徴とする、上記1に記載の加工された
染料調製物。
【0091】5.pH値をアルカリ金属水酸化物の添加
により調整することを特徴とする、上記1に記載の加工
された染料調製物。
【0092】6.上記1に記載の加工された染料調製物
を用いることを特徴とする、セルロース含有材料の染色
方法。
【0093】7.セルロース含有材料が紙またはセルロ
ースであることを特徴とする、上記6に記載の方法。
【0094】8.紙またはセルロースをパルプにおいて
染色することを特徴とする、上記6及び7に記載の方
法。
【0095】9.紙またはセルロースを表面上で染色す
ることを特徴とする、上記6及び7に記載の方法。
【0096】10.式
【0097】
【化16】
【0098】の化合物。
【0099】11.遊離酸の状態で式
【0100】
【化17】
【0101】式中、CuPcは銅フタロシアニン基を表
わし、Aは随時置換されていてもよい直鎖状もしくは分
枝鎖状のC2〜C6−アルキレンを表わし、R1及びR2
相互に独立して水素或いは各々の場合に随時置換されて
いてもよい直鎖状もしくは分枝鎖状のC1〜C6−アルキ
ルまたはC1〜C6−ヒドロキシアルキルを表わし、但し
少なくとも1個の基R1またはR2は随時置換されていて
もよい直鎖状もしくは分枝鎖状のC1〜C6−ヒドロキシ
アルキルを表わし、xは1〜3.5を表わし、yは0.5
〜3を表わし、そしてx及びyの合計は2.5〜4であ
る、に対応する1つまたはそれ以上の銅フタロシアニン
化合物を染料として用いることを特徴とする、セルロー
ス含有材料、殊に紙及びセルロースの染料及び捺染方
法。
【0102】12.紙及びセルロースを表面上またはパ
ルプにおいて染色することを特徴とする、上記11に記
載の方法。
【0103】13.記録液として上記1に記載の加工さ
れた染料調製物を用いることを特徴とする、インクジエ
ツト記録システムによる担体材料の捺染方法。
【0104】14.a) 上記1に記載の式(I)の染
料のアルカリ金属塩またはアンモニウム塩0.5〜15
%、 b) 1つまたはそれ以上の水溶性有機溶媒0〜30%
及び c) 水 からなり、そして8.5〜12.0のpH値を有すること
を特徴とする、インクジエツト記録液。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 21/30

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊離酸の状態で式 【化1】 式中、CuPcは銅フタロシアニン基を表わし、Aは随
    時置換されていてもよい直鎖状もしくは分枝鎖状のC2
    〜C6−アルキレンを表わし、R1及びR2は相互に独立
    して水素或いは各々の場合に随時置換されていてもよい
    直鎖状もしくは分枝鎖状のC1〜C6−アルキルまたはC
    1〜C6−ヒドロキシアルキルを表わし、但し少なくとも
    1個の基R1またはR2は随時置換されていてもよい直鎖
    状もしくは分枝鎖状のC1〜C6−ヒドロキシアルキルを
    表わし、xは1〜3.5を表わし、yは0.5〜3を表わ
    し、そしてx及びyの合計は2.5〜4である、に対応
    し、そして8〜13、好ましくは11〜13のpH値を
    有する1つまたはそれ以上の銅フタロシアニン化合物か
    らなることを特徴とする、濃縮された水性の加工された
    染料調製物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の加工された染料調製物
    を用いることを特徴とする、セルロース含有材料の染色
    方法。
  3. 【請求項3】 式 【化2】 の化合物。
  4. 【請求項4】 遊離酸の状態で式 【化3】 式中、CuPcは銅フタロシアニン基を表わし、Aは随
    時置換されていてもよい直鎖状もしくは分枝鎖状のC2
    〜C6−アルキレンを表わし、R1及びR2は相互に独立
    して水素或いは各々の場合に随時置換されていてもよい
    直鎖状もしくは分枝鎖状のC1〜C6−アルキルまたはC
    1〜C6−ヒドロキシアルキルを表わし、但し少なくとも
    1個の基R1またはR2は随時置換されていてもよい直鎖
    状もしくは分枝鎖状のC1〜C6−ヒドロキシアルキルを
    表わし、xは1〜3.5を表わし、yは0.5〜3を表わ
    し、そしてx及びyの合計は2.5〜4である、に対応
    する1つまたはそれ以上の銅フタロシアニン化合物を染
    料として用いることを特徴とする、セルロース含有材
    料、殊に紙及びセルロースの染料及び捺染方法。
  5. 【請求項5】 記録液として請求項1に記載の加工され
    た染料調製物を用いることを特徴とする、インクジエツ
    ト記録システムによる担体材料の捺染方法。
  6. 【請求項6】 a) 請求項1に記載の式(I)の染料
    のアルカリ金属塩またはアンモニウム塩0.5〜15
    %、 b) 1つまたはそれ以上の水溶性有機溶媒0〜30%
    及び c) 水 からなり、そして8.5〜12.0のpH値を有すること
    を特徴とする、インクジエツト記録液。
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