JPH07330842A - 熱・機械特性が改良されたポリアミドと、その製造方法と、その架橋後の利用 - Google Patents
熱・機械特性が改良されたポリアミドと、その製造方法と、その架橋後の利用Info
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- JPH07330842A JPH07330842A JP7186146A JP18614695A JPH07330842A JP H07330842 A JPH07330842 A JP H07330842A JP 7186146 A JP7186146 A JP 7186146A JP 18614695 A JP18614695 A JP 18614695A JP H07330842 A JPH07330842 A JP H07330842A
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- C08G69/48—Polymers modified by chemical after-treatment
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱・機械特性が改良された脂肪族基、脂環式
基および/または芳香族基を有する熱可塑性ポリアミド
またはポリアミドをベースとした熱可塑性エラストマ
ー。 【構成】 少なくとも1つの不飽和基を有するアルコキ
シシラン、好ましくは式:CH2 =CH−Si(OR)3
(ここで、Rはアルキル基またはアルコキシ置換アルキ
ル基を表す)のビニルトリアルコキシシランでポリマー
鎖に沿ってグラフト化されている。グラフトポリマーに
対するグラフト基の重量比は 0.1〜5%。グラフトされ
たポリアミドは100 ℃の蒸気で加水分解するか、水と接
触させて加水分解して架橋する。
基および/または芳香族基を有する熱可塑性ポリアミド
またはポリアミドをベースとした熱可塑性エラストマ
ー。 【構成】 少なくとも1つの不飽和基を有するアルコキ
シシラン、好ましくは式:CH2 =CH−Si(OR)3
(ここで、Rはアルキル基またはアルコキシ置換アルキ
ル基を表す)のビニルトリアルコキシシランでポリマー
鎖に沿ってグラフト化されている。グラフトポリマーに
対するグラフト基の重量比は 0.1〜5%。グラフトされ
たポリアミドは100 ℃の蒸気で加水分解するか、水と接
触させて加水分解して架橋する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱・機械特性が改良し
たポリアミド(PA)に関するものである。
たポリアミド(PA)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】市販の熱可塑性ポリアミド、例えば数平
均分子量が10,000〜30,000のポリアミド11またはポリア
ミド12は射出成形品や押出成形品の形で利用されている
が、その耐熱寸法安定性は低く、例えばポリアミド11で
は50℃、ポリアミド12では55℃(ISO75規格で測定し
た1.85 MPaの荷重下での曲げ温度)に過ぎず、溶剤、特
にメタノールと接触した時に著しく膨脹し、耐加水分解
安定性は平均的なものに過ぎない。ポリアミドの上記欠
点を解決するために種々の方法が試みられている。架橋
によって上記特性を改良することは知られているが、ラ
ジカル開始剤を用いた従来の架橋法は高い温度が必要な
ためポリアミドでは使えない。事実、押出機中の溶融状
態のポリアミドに開始剤を導入すると、開始剤が直ちに
分解するような架橋温度が必要である。
均分子量が10,000〜30,000のポリアミド11またはポリア
ミド12は射出成形品や押出成形品の形で利用されている
が、その耐熱寸法安定性は低く、例えばポリアミド11で
は50℃、ポリアミド12では55℃(ISO75規格で測定し
た1.85 MPaの荷重下での曲げ温度)に過ぎず、溶剤、特
にメタノールと接触した時に著しく膨脹し、耐加水分解
安定性は平均的なものに過ぎない。ポリアミドの上記欠
点を解決するために種々の方法が試みられている。架橋
によって上記特性を改良することは知られているが、ラ
ジカル開始剤を用いた従来の架橋法は高い温度が必要な
ためポリアミドでは使えない。事実、押出機中の溶融状
態のポリアミドに開始剤を導入すると、開始剤が直ちに
分解するような架橋温度が必要である。
【0003】ポリアミドは、後でポリマーを架橋させる
ことができる物質、例えば下記のシリル化剤を用いて鎖
の末端を化学的に変性することができる: 1) 花王の日本国特許第59-174,674号ではアミンおよび
/またはビニルを末端を有するPAを予めビニルアルコ
キシシランと反応せせる。 2) 花王の日本国特許第60-233,132号ではアミン末端基
を有するPAにアクリロシキアルコキシシランを作用さ
せた後に架橋する。 3) エーエムエス−インヴェンタ(EMS-Inventa AG)のド
イツ国特許第3,545,032号ではPAとエポキシ、イソシ
アネート、無水物等の各種反応官能基を有するアルコキ
シシランとを予め反応させる。
ことができる物質、例えば下記のシリル化剤を用いて鎖
の末端を化学的に変性することができる: 1) 花王の日本国特許第59-174,674号ではアミンおよび
/またはビニルを末端を有するPAを予めビニルアルコ
キシシランと反応せせる。 2) 花王の日本国特許第60-233,132号ではアミン末端基
を有するPAにアクリロシキアルコキシシランを作用さ
せた後に架橋する。 3) エーエムエス−インヴェンタ(EMS-Inventa AG)のド
イツ国特許第3,545,032号ではPAとエポキシ、イソシ
アネート、無水物等の各種反応官能基を有するアルコキ
シシランとを予め反応させる。
【0004】旭化成の日本国特許第62-232,455号および
ジェネラルエレクトリック社の欧州特許第 182,163号に
は、グラフト・架橋後の機械特性を改良するためにPA
にポリオキシフェニレン(PPO)をブレンドすること
が提案されている。
ジェネラルエレクトリック社の欧州特許第 182,163号に
は、グラフト・架橋後の機械特性を改良するためにPA
にポリオキシフェニレン(PPO)をブレンドすること
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、少な
くとも1つの不飽和基を有するアルコキシシランでポリ
マー鎖に沿ってグラフトされた容易に架橋可能な熱可塑
性ポリアミドを提供することにある。本発明ポリアミド
は脂肪族基および/または脂環式基および/または芳香
族基を含み、共重合することもできるが、公知方法のよ
うな後重縮合や予備グラフト化による化学的変性はされ
ない。
くとも1つの不飽和基を有するアルコキシシランでポリ
マー鎖に沿ってグラフトされた容易に架橋可能な熱可塑
性ポリアミドを提供することにある。本発明ポリアミド
は脂肪族基および/または脂環式基および/または芳香
族基を含み、共重合することもできるが、公知方法のよ
うな後重縮合や予備グラフト化による化学的変性はされ
ない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は脂肪族基、脂環
式基および/または芳香族基を有する熱可塑性ポリアミ
ドまたはポリアミドをベースとした熱可塑性エラストマ
ーにおいて、少なくとも1つの不飽和基を有するアルコ
キシシラン、好ましくは式:CH2 =CH−Si(OR)
3 (ここで、Rはアルキル基またはアルコキシ置換アル
キル基を表す)のビニルトリアルコキシシランでポリマ
ー鎖に沿ってグラフト化されていることを特徴とする熱
安定性が改良されたポリアミドを提供する。
式基および/または芳香族基を有する熱可塑性ポリアミ
ドまたはポリアミドをベースとした熱可塑性エラストマ
ーにおいて、少なくとも1つの不飽和基を有するアルコ
キシシラン、好ましくは式:CH2 =CH−Si(OR)
3 (ここで、Rはアルキル基またはアルコキシ置換アル
キル基を表す)のビニルトリアルコキシシランでポリマ
ー鎖に沿ってグラフト化されていることを特徴とする熱
安定性が改良されたポリアミドを提供する。
【0007】
【作用】ポリアミド(PA)には、通常のポリアミドの
他に、固いブロックがポリアミドからなり、結晶性の柔
らかいブロックがポリエーテルからなるポリアミドをベ
ースとしたブロックコポリマーの熱可塑性エラストマー
(TPF)(ポリエーテルアミドともよばれる)も含ま
れる。また、PAは公知の添加剤を用いて可塑化するこ
ともでき、各種添加剤、例えば耐熱酸化剤、熱−紫外線
劣化防止剤等を充填および/または含有させることによ
って安定性を向上させることもできる。グラフトポリマ
ーに対するグラフト基の重量比は通常 0.1〜5%であ
る。
他に、固いブロックがポリアミドからなり、結晶性の柔
らかいブロックがポリエーテルからなるポリアミドをベ
ースとしたブロックコポリマーの熱可塑性エラストマー
(TPF)(ポリエーテルアミドともよばれる)も含ま
れる。また、PAは公知の添加剤を用いて可塑化するこ
ともでき、各種添加剤、例えば耐熱酸化剤、熱−紫外線
劣化防止剤等を充填および/または含有させることによ
って安定性を向上させることもできる。グラフトポリマ
ーに対するグラフト基の重量比は通常 0.1〜5%であ
る。
【0008】グラフト基となる不飽和基を有するアルコ
キシシランとしては下記式のビニルトリアルコキシシラ
ンを挙げることができる: CH2 =CH−Si−(OR)3 (ここで、Rはアルキルまたはアルコキシ置換されたア
ルキル基を表す) 特に、下記のものが挙げられる式: CH2 =CH−Si−(OCH3)3 ビニルトリメトキシシラン(VTMO) CH2 =CH−Si−(OCH2 CH3)3 ビニルトリエトキシシラン(VTEO) CH2 =CH−Si−(OCH2 OCH2 CH3)3 ビニルトリメトキシエトキシシラン(VTMOEO) グラフト基となる不飽和基を有するアルコキシシランと
しては、さらに〔(メタ)アクリロキシアルキル〕トリ
アルコキシシラン、特に(3−(メタアクリロキシ)プ
ロピル)−トリメトキシシランを挙げることができる。
キシシランとしては下記式のビニルトリアルコキシシラ
ンを挙げることができる: CH2 =CH−Si−(OR)3 (ここで、Rはアルキルまたはアルコキシ置換されたア
ルキル基を表す) 特に、下記のものが挙げられる式: CH2 =CH−Si−(OCH3)3 ビニルトリメトキシシラン(VTMO) CH2 =CH−Si−(OCH2 CH3)3 ビニルトリエトキシシラン(VTEO) CH2 =CH−Si−(OCH2 OCH2 CH3)3 ビニルトリメトキシエトキシシラン(VTMOEO) グラフト基となる不飽和基を有するアルコキシシランと
しては、さらに〔(メタ)アクリロキシアルキル〕トリ
アルコキシシラン、特に(3−(メタアクリロキシ)プ
ロピル)−トリメトキシシランを挙げることができる。
【0009】本発明は、さらに、上記定義のグラフトさ
れた熱可塑性ポリアミドおよびエラストマーの製造方法
を提供する。本発明方法では、縮合重合、付加重合等に
よって予め重合されたPAをラジカル開始剤の存在下で
溶融状態でグラフトする。グラフト化反応は単軸または
2軸スクリュー式の押出機で行うことができ、ペレット
状のPAを供給ホッパーへ供給し、押出機の第1区域で
PAを加熱・溶融し、第2区域で溶融状態のPA中に反
応剤を導入する。
れた熱可塑性ポリアミドおよびエラストマーの製造方法
を提供する。本発明方法では、縮合重合、付加重合等に
よって予め重合されたPAをラジカル開始剤の存在下で
溶融状態でグラフトする。グラフト化反応は単軸または
2軸スクリュー式の押出機で行うことができ、ペレット
状のPAを供給ホッパーへ供給し、押出機の第1区域で
PAを加熱・溶融し、第2区域で溶融状態のPA中に反
応剤を導入する。
【0010】ラジカル開始剤は過酸化物、過酸、過酸エ
ステルおよびパーアセタールの中から選択され、一般に
はグラフトされるPAに対して0.01〜0.5 %の範囲の量
を使用する。例としては下記のものを挙げることができ
る:ジクミルペルオキシド(DICUP) 2,5-ジメチル-2,5−ジ-t- ブチルパーオキシヘキサン
(DHBP) 1,3-ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン
(Y1490) 溶融状態のPAに導入する前に、例えば計量ポンプを用
いて液体ビニルアルコキシシラン中にラジカル開始剤を
溶かすのが好ましい。
ステルおよびパーアセタールの中から選択され、一般に
はグラフトされるPAに対して0.01〜0.5 %の範囲の量
を使用する。例としては下記のものを挙げることができ
る:ジクミルペルオキシド(DICUP) 2,5-ジメチル-2,5−ジ-t- ブチルパーオキシヘキサン
(DHBP) 1,3-ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン
(Y1490) 溶融状態のPAに導入する前に、例えば計量ポンプを用
いて液体ビニルアルコキシシラン中にラジカル開始剤を
溶かすのが好ましい。
【0011】本発明者は、過融解状態すなわちPAの融
点以下の温度にあるPA中に反応剤を導入・混合するの
が好ましいということを発見した。そうすることによっ
て反応が不意に起こったり、暴走するを防ぐことができ
る。反応剤を導入する区域を十分に長くし且つ十分に低
温にして、反応剤が良好に分散し、ラジカル開始剤の熱
分解をできるだけ小さくするのが好ましい。
点以下の温度にあるPA中に反応剤を導入・混合するの
が好ましいということを発見した。そうすることによっ
て反応が不意に起こったり、暴走するを防ぐことができ
る。反応剤を導入する区域を十分に長くし且つ十分に低
温にして、反応剤が良好に分散し、ラジカル開始剤の熱
分解をできるだけ小さくするのが好ましい。
【0012】いわゆるグラフト反応は押出機の第3区域
でラジカル開始剤が完全に分解する温度で行う。また、
溶融物が押出機のヘッドから出る前にラジカル開始剤の
分解生成物と未反応のビニルシランとを例えば真空で脱
気する区域を設けるのが好ましい。押出機から出たグラ
フトPAは冷気で冷却して例えばペレットの形で回収さ
れる。溶融物が自己加熱されないようにするために、ス
クリューは低速度にするのが好ましい。吐出量が5kg/
時で一定の時にスクリュー速度を100rpm以上にすること
はグラフト反応の正確な進行に有害である(反応が過度
に進行する)。
でラジカル開始剤が完全に分解する温度で行う。また、
溶融物が押出機のヘッドから出る前にラジカル開始剤の
分解生成物と未反応のビニルシランとを例えば真空で脱
気する区域を設けるのが好ましい。押出機から出たグラ
フトPAは冷気で冷却して例えばペレットの形で回収さ
れる。溶融物が自己加熱されないようにするために、ス
クリューは低速度にするのが好ましい。吐出量が5kg/
時で一定の時にスクリュー速度を100rpm以上にすること
はグラフト反応の正確な進行に有害である(反応が過度
に進行する)。
【0013】グラフト化率は作業条件によって1〜100
%の範囲にある。このグラフト化率は押出吐出量とスク
リュー速度とに依存する。例えば押出吐出量が5kg/時
の場合にはグラフト化率は低く(10〜20%の範囲)、こ
れを4kg/時に制限するとグラフト化率は30%以上にな
る。従って、スクリュー速度と押出吐出量とを小さくす
ることによってグラフト化率を大きくすることができ
る。
%の範囲にある。このグラフト化率は押出吐出量とスク
リュー速度とに依存する。例えば押出吐出量が5kg/時
の場合にはグラフト化率は低く(10〜20%の範囲)、こ
れを4kg/時に制限するとグラフト化率は30%以上にな
る。従って、スクリュー速度と押出吐出量とを小さくす
ることによってグラフト化率を大きくすることができ
る。
【0014】本発明の他の対象はグラフトされ且つ架橋
されたポリアミドとその架橋方法にある。この架橋され
たポリアミドは管、ライニング、フィルム、多層フィル
ム、複合材料等の成形品または押出成形品や、塗装用粉
末の製造で使用できる。この架橋されたポリアミドは 1
00℃の蒸気での加水分解や、水と接触させる加水分解で
得られる。アルコキシシラン官能基の加水分解速度、従
って架橋速度はPAのグラフト時にジブチル錫ジラウレ
ート等の触媒を添加することで大きくすることができ
る。
されたポリアミドとその架橋方法にある。この架橋され
たポリアミドは管、ライニング、フィルム、多層フィル
ム、複合材料等の成形品または押出成形品や、塗装用粉
末の製造で使用できる。この架橋されたポリアミドは 1
00℃の蒸気での加水分解や、水と接触させる加水分解で
得られる。アルコキシシラン官能基の加水分解速度、従
って架橋速度はPAのグラフト時にジブチル錫ジラウレ
ート等の触媒を添加することで大きくすることができ
る。
【0015】本発明で得られるグラフトPAの架橋度は
m−クレゾール中で90℃で不溶物含有量を測定して決定
する。不溶物含有量が80%以上であるものは良く架橋さ
れた生成物とみなすことができる。以下、本発明の実施
例を説明する。下記の全ての実施例ではm−クレゾール
50mlにポリアミド0.5 gを入れた溶液の20℃での溶液粘
度を測定し、dl/gで表示した。
m−クレゾール中で90℃で不溶物含有量を測定して決定
する。不溶物含有量が80%以上であるものは良く架橋さ
れた生成物とみなすことができる。以下、本発明の実施
例を説明する。下記の全ての実施例ではm−クレゾール
50mlにポリアミド0.5 gを入れた溶液の20℃での溶液粘
度を測定し、dl/gで表示した。
【0016】実施例1〜13 各種条件下でのナイロン−11のグラフト グラフトしたPAは溶液粘度1dl/gのMn 13,000のナ
イロン−11である。グラフトは下記の異なる特性を有す
る2台の押出機で行った。 (1) 第1の押出機は温度分布が緩やかに傾斜し、スクリ
ュー速度は 130rpm で、表示温度は 210〜220 ℃であっ
た。 (2) 第2の押出機は下記のカップ型温度(℃)分布を有
し、スクリュー速度は、130rpmまたは50rpm である。
イロン−11である。グラフトは下記の異なる特性を有す
る2台の押出機で行った。 (1) 第1の押出機は温度分布が緩やかに傾斜し、スクリ
ュー速度は 130rpm で、表示温度は 210〜220 ℃であっ
た。 (2) 第2の押出機は下記のカップ型温度(℃)分布を有
し、スクリュー速度は、130rpmまたは50rpm である。
【0017】
【表1】 (注) 材料温度 (℃)
【0018】〔表2〕には以下事項が記載されている: 1) 押出機の形式と、スクリュー速度 2) ラジカル開始剤の種類と、グラフトされるPAに対
する重量% 3) 導入されグラフトされるビニルアルコキシシランの
種類と、グラフトされるPAに対する重量% 4) グラフト化率
する重量% 3) 導入されグラフトされるビニルアルコキシシランの
種類と、グラフトされるPAに対する重量% 4) グラフト化率
【0019】
【表2】
【0020】実施例14〜16 各種分子量のナイロン−11のグラフト グラフトしたPAは、溶液粘度が約 0.9のMn 11,400の
ナイロン−11(実施例14)、溶液粘度が約 1.5のMn 2
2,000のナイロン−11(実施例15)、溶液粘度が約1.35
のMn 19,200のナイロン−11である。ラジカル開始剤と
して過酸化ジクミルを使用(グラフトしたナイロンに対
して0.05重量%)してビニルトリメトキシシラン(VT
MO)をナイロン−11にグラフトさせた。使用した押出
機は(2) の型(カップ型温度分布、2軸スクリュー)
で、スクリュー速度は 50rpmである。
ナイロン−11(実施例14)、溶液粘度が約 1.5のMn 2
2,000のナイロン−11(実施例15)、溶液粘度が約1.35
のMn 19,200のナイロン−11である。ラジカル開始剤と
して過酸化ジクミルを使用(グラフトしたナイロンに対
して0.05重量%)してビニルトリメトキシシラン(VT
MO)をナイロン−11にグラフトさせた。使用した押出
機は(2) の型(カップ型温度分布、2軸スクリュー)
で、スクリュー速度は 50rpmである。
【0021】〔表3〕には下記事項が記載されている: 1) ビニルトリメトキシシラン(VTMO)の量(グラ
フトされるPAに対する重量%) 2) グラフト化率 結果は〔表3〕に示す。
フトされるPAに対する重量%) 2) グラフト化率 結果は〔表3〕に示す。
【0022】
【表3】
【0023】実施例17〜22 ナイロン−12のグラフト グラフトしたPAは溶液粘度が約 0.9のMn 11,500のナ
イロン−11である。使用した押出機は(2) の型(カップ
型温度分布、2軸スクリュー)で、スクリュー速度は50
rpm である。〔表4〕には以下事項が記載されている: 1) ラジカル開始剤の種類と、グラフトされるPAに対
する重量% 2) グラフトするシランの種類と、グラフトされるPA
に対する重量% 3) グラフト化率。
イロン−11である。使用した押出機は(2) の型(カップ
型温度分布、2軸スクリュー)で、スクリュー速度は50
rpm である。〔表4〕には以下事項が記載されている: 1) ラジカル開始剤の種類と、グラフトされるPAに対
する重量% 2) グラフトするシランの種類と、グラフトされるPA
に対する重量% 3) グラフト化率。
【0024】
【表4】
【0025】グラフトPAの加工の容易性の評価 グラフトされたPAの後加工の容易性を評価するため
に、室温で真空乾燥した後にメルトインデックス(M
I)(235 ℃で1kg荷重)で粘度を評価した。グラフト
化度が 0.6重量%以上の未乾燥のグラフトPA、例えば
VTMOは測定条件下でグラフトPAが架橋し解離不可
能になるため、メルトインデックス(MI)は測定でき
なかった。比較例として、Mn が同じ4つの未グラフト
のナイロン−11のメルトインデックスも示した。結果は
〔表5〕に記載した。
に、室温で真空乾燥した後にメルトインデックス(M
I)(235 ℃で1kg荷重)で粘度を評価した。グラフト
化度が 0.6重量%以上の未乾燥のグラフトPA、例えば
VTMOは測定条件下でグラフトPAが架橋し解離不可
能になるため、メルトインデックス(MI)は測定でき
なかった。比較例として、Mn が同じ4つの未グラフト
のナイロン−11のメルトインデックスも示した。結果は
〔表5〕に記載した。
【0026】
【表5】
【0027】グラフトPAの架橋 グラフトPAの架橋後の加熱寸法安定性と、耐溶剤性と
の改良度を測定した。上記のグラフトPAを 100℃の蒸
気で12時間加水分解して架橋した。最大架橋は12時間後
に達成されることが分かるが、この最適温度は温度条件
と、存在する触媒とによって決まる。不溶残留物の含有
量(またはゲル含有量)はm−クレゾール中で90℃で測
定した。このゲル含有量は溶剤と接触させてから6時間
後の重量変化で評価した。
の改良度を測定した。上記のグラフトPAを 100℃の蒸
気で12時間加水分解して架橋した。最大架橋は12時間後
に達成されることが分かるが、この最適温度は温度条件
と、存在する触媒とによって決まる。不溶残留物の含有
量(またはゲル含有量)はm−クレゾール中で90℃で測
定した。このゲル含有量は溶剤と接触させてから6時間
後の重量変化で評価した。
【0028】架橋したPAの荷重下での耐熱変形性をI
SOR527 1/2 規格の射出成形サンプルで測定した。所
望温度と所望応力下とでの試験片の伸びを時間の関数で
観察し、1時間後に測定した。比較例として、実施例
6、8、12、19、21のPAをグラフトするのに用いたグ
ラフトも架橋もされていないMn 13,000のナイロン−11
と、Mn 11,500のナイロン12とのゲル含有量と、耐熱変
形性とを測定した。結果は〔表6〕に示した。
SOR527 1/2 規格の射出成形サンプルで測定した。所
望温度と所望応力下とでの試験片の伸びを時間の関数で
観察し、1時間後に測定した。比較例として、実施例
6、8、12、19、21のPAをグラフトするのに用いたグ
ラフトも架橋もされていないMn 13,000のナイロン−11
と、Mn 11,500のナイロン12とのゲル含有量と、耐熱変
形性とを測定した。結果は〔表6〕に示した。
【0029】
【表6】
【0030】実施例23、24 ドイツ特許DE3,545,032 号による比較例 ドイツ特許DE 3,545,032号に従って、Mn 13,000のナイ
ロン−11(実施例23)とMn 11,500のナイロン12(実施
例24)の鎖末端を、(2) の型の押出機(カップ型温度分
布、2軸スクリュー)でスクリュー速度 50rpmにして、
実施例1〜13と同じ温度分布で、グリシジル−3−オキ
シプロピルトリメトキシシラン(GLYMO)等のエポ
キシ官能基を有するアルコキシシランでグラフトした。
こうして得られたグラフトPAと、実施例12〜19のグラ
フトナイロン11およびナイロン−12と、同じMn のグラ
フトされていないナイロン11および12との架橋性と、加
水分解安定性とを比較した。架橋性および加水分解安定
性はジブチル錫ジラウレート(DBTDL)等のアルコ
キシシラン官能基を加水分解する触媒 500ppm を含む
0.1NのHCl溶液中に各試験片を種々の時間放置した後
に、上記方法でm−クレゾール中の不溶残留物含有量す
なわちゲル含有量を測定して評価した。結果は〔表7〕
に示した。
ロン−11(実施例23)とMn 11,500のナイロン12(実施
例24)の鎖末端を、(2) の型の押出機(カップ型温度分
布、2軸スクリュー)でスクリュー速度 50rpmにして、
実施例1〜13と同じ温度分布で、グリシジル−3−オキ
シプロピルトリメトキシシラン(GLYMO)等のエポ
キシ官能基を有するアルコキシシランでグラフトした。
こうして得られたグラフトPAと、実施例12〜19のグラ
フトナイロン11およびナイロン−12と、同じMn のグラ
フトされていないナイロン11および12との架橋性と、加
水分解安定性とを比較した。架橋性および加水分解安定
性はジブチル錫ジラウレート(DBTDL)等のアルコ
キシシラン官能基を加水分解する触媒 500ppm を含む
0.1NのHCl溶液中に各試験片を種々の時間放置した後
に、上記方法でm−クレゾール中の不溶残留物含有量す
なわちゲル含有量を測定して評価した。結果は〔表7〕
に示した。
【0031】
【表7】 (注)* :グラフト前のポリマー100 g当たりに対す
るグラフト基のモル数で表示
るグラフト基のモル数で表示
Claims (10)
- 【請求項1】 脂肪族基、脂環式基および/または芳香
族基を有する熱可塑性ポリアミドまたはポリアミドをベ
ースとした熱可塑性エラストマーにおいて、 少なくとも1つの不飽和基を有するアルコキシシラン、
好ましくは式:CH2 =CH−Si(OR)3 (ここで、
Rはアルキル基またはアルコキシ置換アルキル基を表
す)のビニルトリアルコキシシランでポリマー鎖に沿っ
てグラフト化されていることを特徴とする熱安定性が改
良されたポリアミド。 - 【請求項2】 グラフトポリマーに対するグラフト基の
重量比が 0.1〜5%である請求項1に記載のポリアミ
ド。 - 【請求項3】 グラフト基がビニルトリメトキシシラン
(VTM0)、ビニルトリエトキシシラン(VTEO)
および/またはビニルトリメトキシシラン(VTMOE
O)である請求項1または2に記載のポリアミド。 - 【請求項4】 熱可塑性ポリアミドまたはポリアミドを
ベースとした熱可塑性エラストマーを少なくとも1つの
不飽和基を有するアルコキシシラン、好ましくは式:C
H2 =CH−Si(OR)3 (ここで、Rはアルキル基ま
たはアルコキシ置換アルキル基を表す)のビニルトリア
ルコキシシランでグラフトする方法において、 押出機中でラジカル開始剤の存在下で熱可塑性ポリアミ
ドまたはポリアミドをベースとした熱可塑性エラストマ
ーを溶融状態でグラフト化することを特徴とする方法。 - 【請求項5】 押出機の第1の区域でPAを加熱して溶
融し、アルコキシシランとラジカル開始剤との反応剤を
第2の区域で溶融状態のPA中に導入する請求項4に記
載のグラフト方法。 - 【請求項6】 ラジカル開始剤を液体アルコキシシラン
に溶解した後、溶融状態のPA中に導入する請求項5に
記載のグラフト方法。 - 【請求項7】 反応剤を過溶融状態のPA中に導入する
請求項4〜6のいずれか一項に記載のグラフト方法。 - 【請求項8】 少なくとも1つの不飽和基を有するアル
コキシシランでグラフトされた請求項1〜3のいずれか
1項に記載の熱可塑性ポリアミドまたはポリアミドをベ
ースとした熱可塑性エラストマーにおいて、 架橋されており且つm−クレゾール中で90℃で測定した
不溶残留量が80%以上であることを特徴とする熱可塑性
ポリアミドまたはポリアミドをベースとした熱可塑性エ
ラストマー。 - 【請求項9】 少なくとも1つの不飽和基を有するアル
コキシシランでグラフトされた請求項1〜3のいずれか
1項に記載の熱可塑性ポリアミドまたはポリアミドをベ
ースとした熱可塑性エラストマーの架橋方法において、 100 ℃の蒸気で加水分解するか、数時間水と接触させて
加水分解したことを特徴とする熱可塑性ポリアミドまた
はポリアミドをベースとした熱可塑性エラストマーの架
橋方法。 - 【請求項10】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の
少なくとも1つの不飽和基を有するアルコキシシランで
グラフトされた熱可塑性ポリアミドまたはポリアミドを
ベースとした熱可塑性エラストマーで作られた、または
それを架橋して得られる成形品、押出成形品、複合材料
および塗装用粉末。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9406999A FR2721035B1 (fr) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | Polyamides à performances thermomécaniques améliorées, leur procédé de préparation et leur utilisation après réticulation. |
FR9406999 | 1994-06-08 | ||
US08/486,787 US5804681A (en) | 1994-06-08 | 1995-06-07 | Silanated polyamides |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07330842A true JPH07330842A (ja) | 1995-12-19 |
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JP7186146A Withdrawn JPH07330842A (ja) | 1994-06-08 | 1995-06-08 | 熱・機械特性が改良されたポリアミドと、その製造方法と、その架橋後の利用 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US5804681A (ja) |
EP (1) | EP0686658A1 (ja) |
JP (1) | JPH07330842A (ja) |
CA (1) | CA2151188A1 (ja) |
FR (1) | FR2721035B1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2002088255A1 (ja) * | 2001-04-26 | 2004-08-19 | オリヱント化学工業株式会社 | 高分子材料、成形品及びこれらの製造方法 |
JP2016524604A (ja) * | 2013-05-10 | 2016-08-18 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | シラン変性油を含む消費者製品 |
WO2017130905A1 (ja) * | 2016-01-26 | 2017-08-03 | 学校法人神奈川大学 | シリカゾルの芳香族ポリアミド表面修飾剤 |
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---|---|---|---|---|
FR2776295B1 (fr) * | 1998-03-18 | 2000-06-23 | Trl | Polyamide thermofusible et reticulable, l'un de ses procedes d'obtention et colle le comprenant |
JP3953649B2 (ja) | 1998-07-17 | 2007-08-08 | オリヱント化学工業株式会社 | 有機−無機ハイブリッド成分傾斜高分子材料、及びその製造方法 |
TWI454506B (zh) * | 2009-05-07 | 2014-10-01 | Univ Tatung | 正溫度係數高分子組成物、正溫度係數保護元件及其製造方法 |
FR3061182B1 (fr) | 2016-12-22 | 2019-05-31 | Setup Performance | Poudre de particules spheriques de polyamide reticulable, procede de preparation et utilisation avec la technique de frittage par laser selectif |
US11198769B2 (en) | 2016-12-22 | 2021-12-14 | Covestro Deutschland Ag | Plastic films for ID documents having improved properties for laser engraving and improved chemical resistance |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5740556A (en) * | 1980-08-25 | 1982-03-06 | Teijin Ltd | Molded aromatic polyamide article |
JPS59174674A (ja) * | 1983-03-23 | 1984-10-03 | Kao Corp | ホツトメルト接着剤 |
JPS60233132A (ja) * | 1984-05-02 | 1985-11-19 | Kao Corp | 架橋性重合体組成物 |
US4783511A (en) * | 1984-10-29 | 1988-11-08 | Ems-Inventa Ag | Process for preparing moulded bodies from modified thermoplastic polyamides |
EP0182163B1 (en) | 1984-11-07 | 1990-08-01 | General Electric Company | Silane derivatives which improve the properties of polyphenylene oxide-polyamide compositions |
DE3545032C1 (de) * | 1985-12-19 | 1990-01-25 | Inventa Ag | Verfahren zur Herstellung von Formkoerpern aus thermoplastischen Polyamiden |
JPS62232455A (ja) | 1986-04-03 | 1987-10-12 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物 |
-
1994
- 1994-06-08 FR FR9406999A patent/FR2721035B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-06-07 EP EP95401313A patent/EP0686658A1/fr not_active Withdrawn
- 1995-06-07 US US08/486,787 patent/US5804681A/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-06-07 CA CA002151188A patent/CA2151188A1/fr not_active Abandoned
- 1995-06-08 JP JP7186146A patent/JPH07330842A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2002088255A1 (ja) * | 2001-04-26 | 2004-08-19 | オリヱント化学工業株式会社 | 高分子材料、成形品及びこれらの製造方法 |
JP2016524604A (ja) * | 2013-05-10 | 2016-08-18 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | シラン変性油を含む消費者製品 |
JP2016529206A (ja) * | 2013-05-10 | 2016-09-23 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | シラン変性油を含む消費者製品 |
WO2017130905A1 (ja) * | 2016-01-26 | 2017-08-03 | 学校法人神奈川大学 | シリカゾルの芳香族ポリアミド表面修飾剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2151188A1 (fr) | 1995-12-09 |
FR2721035B1 (fr) | 1997-05-23 |
EP0686658A1 (fr) | 1995-12-13 |
FR2721035A1 (fr) | 1995-12-15 |
US5804681A (en) | 1998-09-08 |
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