JPH07330842A - 熱・機械特性が改良されたポリアミドと、その製造方法と、その架橋後の利用 - Google Patents

熱・機械特性が改良されたポリアミドと、その製造方法と、その架橋後の利用

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JPH07330842A
JPH07330842A JP7186146A JP18614695A JPH07330842A JP H07330842 A JPH07330842 A JP H07330842A JP 7186146 A JP7186146 A JP 7186146A JP 18614695 A JP18614695 A JP 18614695A JP H07330842 A JPH07330842 A JP H07330842A
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JP
Japan
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polyamide
alkoxysilane
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grafted
thermoplastic
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JP7186146A
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Patrice Breant
ブレアン パトリス
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Elf Atochem SA
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    • C08L101/10Compositions of unspecified macromolecular compounds characterised by the presence of specified groups, e.g. terminal or pendant functional groups containing hydrolysable silane groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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    • C08G69/48Polymers modified by chemical after-treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱・機械特性が改良された脂肪族基、脂環式
基および/または芳香族基を有する熱可塑性ポリアミド
またはポリアミドをベースとした熱可塑性エラストマ
ー。 【構成】 少なくとも1つの不飽和基を有するアルコキ
シシラン、好ましくは式:CH2 =CH−Si(OR)3
(ここで、Rはアルキル基またはアルコキシ置換アルキ
ル基を表す)のビニルトリアルコキシシランでポリマー
鎖に沿ってグラフト化されている。グラフトポリマーに
対するグラフト基の重量比は 0.1〜5%。グラフトされ
たポリアミドは100 ℃の蒸気で加水分解するか、水と接
触させて加水分解して架橋する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱・機械特性が改良し
たポリアミド(PA)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】市販の熱可塑性ポリアミド、例えば数平
均分子量が10,000〜30,000のポリアミド11またはポリア
ミド12は射出成形品や押出成形品の形で利用されている
が、その耐熱寸法安定性は低く、例えばポリアミド11で
は50℃、ポリアミド12では55℃(ISO75規格で測定し
た1.85 MPaの荷重下での曲げ温度)に過ぎず、溶剤、特
にメタノールと接触した時に著しく膨脹し、耐加水分解
安定性は平均的なものに過ぎない。ポリアミドの上記欠
点を解決するために種々の方法が試みられている。架橋
によって上記特性を改良することは知られているが、ラ
ジカル開始剤を用いた従来の架橋法は高い温度が必要な
ためポリアミドでは使えない。事実、押出機中の溶融状
態のポリアミドに開始剤を導入すると、開始剤が直ちに
分解するような架橋温度が必要である。
【0003】ポリアミドは、後でポリマーを架橋させる
ことができる物質、例えば下記のシリル化剤を用いて鎖
の末端を化学的に変性することができる: 1) 花王の日本国特許第59-174,674号ではアミンおよび
/またはビニルを末端を有するPAを予めビニルアルコ
キシシランと反応せせる。 2) 花王の日本国特許第60-233,132号ではアミン末端基
を有するPAにアクリロシキアルコキシシランを作用さ
せた後に架橋する。 3) エーエムエス−インヴェンタ(EMS-Inventa AG)のド
イツ国特許第3,545,032号ではPAとエポキシ、イソシ
アネート、無水物等の各種反応官能基を有するアルコキ
シシランとを予め反応させる。
【0004】旭化成の日本国特許第62-232,455号および
ジェネラルエレクトリック社の欧州特許第 182,163号に
は、グラフト・架橋後の機械特性を改良するためにPA
にポリオキシフェニレン(PPO)をブレンドすること
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、少な
くとも1つの不飽和基を有するアルコキシシランでポリ
マー鎖に沿ってグラフトされた容易に架橋可能な熱可塑
性ポリアミドを提供することにある。本発明ポリアミド
は脂肪族基および/または脂環式基および/または芳香
族基を含み、共重合することもできるが、公知方法のよ
うな後重縮合や予備グラフト化による化学的変性はされ
ない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は脂肪族基、脂環
式基および/または芳香族基を有する熱可塑性ポリアミ
ドまたはポリアミドをベースとした熱可塑性エラストマ
ーにおいて、少なくとも1つの不飽和基を有するアルコ
キシシラン、好ましくは式:CH2 =CH−Si(OR)
3 (ここで、Rはアルキル基またはアルコキシ置換アル
キル基を表す)のビニルトリアルコキシシランでポリマ
ー鎖に沿ってグラフト化されていることを特徴とする熱
安定性が改良されたポリアミドを提供する。
【0007】
【作用】ポリアミド(PA)には、通常のポリアミドの
他に、固いブロックがポリアミドからなり、結晶性の柔
らかいブロックがポリエーテルからなるポリアミドをベ
ースとしたブロックコポリマーの熱可塑性エラストマー
(TPF)(ポリエーテルアミドともよばれる)も含ま
れる。また、PAは公知の添加剤を用いて可塑化するこ
ともでき、各種添加剤、例えば耐熱酸化剤、熱−紫外線
劣化防止剤等を充填および/または含有させることによ
って安定性を向上させることもできる。グラフトポリマ
ーに対するグラフト基の重量比は通常 0.1〜5%であ
る。
【0008】グラフト基となる不飽和基を有するアルコ
キシシランとしては下記式のビニルトリアルコキシシラ
ンを挙げることができる: CH2 =CH−Si−(OR)3 (ここで、Rはアルキルまたはアルコキシ置換されたア
ルキル基を表す) 特に、下記のものが挙げられる式: CH2 =CH−Si−(OCH3)3 ビニルトリメトキシシラン(VTMO) CH2 =CH−Si−(OCH2 CH3)3 ビニルトリエトキシシラン(VTEO) CH2 =CH−Si−(OCH2 OCH2 CH3)3 ビニルトリメトキシエトキシシラン(VTMOEO) グラフト基となる不飽和基を有するアルコキシシランと
しては、さらに〔(メタ)アクリロキシアルキル〕トリ
アルコキシシラン、特に(3−(メタアクリロキシ)プ
ロピル)−トリメトキシシランを挙げることができる。
【0009】本発明は、さらに、上記定義のグラフトさ
れた熱可塑性ポリアミドおよびエラストマーの製造方法
を提供する。本発明方法では、縮合重合、付加重合等に
よって予め重合されたPAをラジカル開始剤の存在下で
溶融状態でグラフトする。グラフト化反応は単軸または
2軸スクリュー式の押出機で行うことができ、ペレット
状のPAを供給ホッパーへ供給し、押出機の第1区域で
PAを加熱・溶融し、第2区域で溶融状態のPA中に反
応剤を導入する。
【0010】ラジカル開始剤は過酸化物、過酸、過酸エ
ステルおよびパーアセタールの中から選択され、一般に
はグラフトされるPAに対して0.01〜0.5 %の範囲の量
を使用する。例としては下記のものを挙げることができ
る:ジクミルペルオキシド(DICUP) 2,5-ジメチル-2,5−ジ-t- ブチルパーオキシヘキサン
(DHBP) 1,3-ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン
(Y1490) 溶融状態のPAに導入する前に、例えば計量ポンプを用
いて液体ビニルアルコキシシラン中にラジカル開始剤を
溶かすのが好ましい。
【0011】本発明者は、過融解状態すなわちPAの融
点以下の温度にあるPA中に反応剤を導入・混合するの
が好ましいということを発見した。そうすることによっ
て反応が不意に起こったり、暴走するを防ぐことができ
る。反応剤を導入する区域を十分に長くし且つ十分に低
温にして、反応剤が良好に分散し、ラジカル開始剤の熱
分解をできるだけ小さくするのが好ましい。
【0012】いわゆるグラフト反応は押出機の第3区域
でラジカル開始剤が完全に分解する温度で行う。また、
溶融物が押出機のヘッドから出る前にラジカル開始剤の
分解生成物と未反応のビニルシランとを例えば真空で脱
気する区域を設けるのが好ましい。押出機から出たグラ
フトPAは冷気で冷却して例えばペレットの形で回収さ
れる。溶融物が自己加熱されないようにするために、ス
クリューは低速度にするのが好ましい。吐出量が5kg/
時で一定の時にスクリュー速度を100rpm以上にすること
はグラフト反応の正確な進行に有害である(反応が過度
に進行する)。
【0013】グラフト化率は作業条件によって1〜100
%の範囲にある。このグラフト化率は押出吐出量とスク
リュー速度とに依存する。例えば押出吐出量が5kg/時
の場合にはグラフト化率は低く(10〜20%の範囲)、こ
れを4kg/時に制限するとグラフト化率は30%以上にな
る。従って、スクリュー速度と押出吐出量とを小さくす
ることによってグラフト化率を大きくすることができ
る。
【0014】本発明の他の対象はグラフトされ且つ架橋
されたポリアミドとその架橋方法にある。この架橋され
たポリアミドは管、ライニング、フィルム、多層フィル
ム、複合材料等の成形品または押出成形品や、塗装用粉
末の製造で使用できる。この架橋されたポリアミドは 1
00℃の蒸気での加水分解や、水と接触させる加水分解で
得られる。アルコキシシラン官能基の加水分解速度、従
って架橋速度はPAのグラフト時にジブチル錫ジラウレ
ート等の触媒を添加することで大きくすることができ
る。
【0015】本発明で得られるグラフトPAの架橋度は
m−クレゾール中で90℃で不溶物含有量を測定して決定
する。不溶物含有量が80%以上であるものは良く架橋さ
れた生成物とみなすことができる。以下、本発明の実施
例を説明する。下記の全ての実施例ではm−クレゾール
50mlにポリアミド0.5 gを入れた溶液の20℃での溶液粘
度を測定し、dl/gで表示した。
【0016】実施例1〜13 各種条件下でのナイロン−11のグラフト グラフトしたPAは溶液粘度1dl/gのMn 13,000のナ
イロン−11である。グラフトは下記の異なる特性を有す
る2台の押出機で行った。 (1) 第1の押出機は温度分布が緩やかに傾斜し、スクリ
ュー速度は 130rpm で、表示温度は 210〜220 ℃であっ
た。 (2) 第2の押出機は下記のカップ型温度(℃)分布を有
し、スクリュー速度は、130rpmまたは50rpm である。
【0017】
【表1】 (注) 材料温度 (℃)
【0018】〔表2〕には以下事項が記載されている: 1) 押出機の形式と、スクリュー速度 2) ラジカル開始剤の種類と、グラフトされるPAに対
する重量% 3) 導入されグラフトされるビニルアルコキシシランの
種類と、グラフトされるPAに対する重量% 4) グラフト化率
【0019】
【表2】
【0020】実施例14〜16 各種分子量のナイロン−11のグラフト グラフトしたPAは、溶液粘度が約 0.9のMn 11,400の
ナイロン−11(実施例14)、溶液粘度が約 1.5のMn 2
2,000のナイロン−11(実施例15)、溶液粘度が約1.35
のMn 19,200のナイロン−11である。ラジカル開始剤と
して過酸化ジクミルを使用(グラフトしたナイロンに対
して0.05重量%)してビニルトリメトキシシラン(VT
MO)をナイロン−11にグラフトさせた。使用した押出
機は(2) の型(カップ型温度分布、2軸スクリュー)
で、スクリュー速度は 50rpmである。
【0021】〔表3〕には下記事項が記載されている: 1) ビニルトリメトキシシラン(VTMO)の量(グラ
フトされるPAに対する重量%) 2) グラフト化率 結果は〔表3〕に示す。
【0022】
【表3】
【0023】実施例17〜22 ナイロン−12のグラフト グラフトしたPAは溶液粘度が約 0.9のMn 11,500のナ
イロン−11である。使用した押出機は(2) の型(カップ
型温度分布、2軸スクリュー)で、スクリュー速度は50
rpm である。〔表4〕には以下事項が記載されている: 1) ラジカル開始剤の種類と、グラフトされるPAに対
する重量% 2) グラフトするシランの種類と、グラフトされるPA
に対する重量% 3) グラフト化率。
【0024】
【表4】
【0025】グラフトPAの加工の容易性の評価 グラフトされたPAの後加工の容易性を評価するため
に、室温で真空乾燥した後にメルトインデックス(M
I)(235 ℃で1kg荷重)で粘度を評価した。グラフト
化度が 0.6重量%以上の未乾燥のグラフトPA、例えば
VTMOは測定条件下でグラフトPAが架橋し解離不可
能になるため、メルトインデックス(MI)は測定でき
なかった。比較例として、Mn が同じ4つの未グラフト
のナイロン−11のメルトインデックスも示した。結果は
〔表5〕に記載した。
【0026】
【表5】
【0027】グラフトPAの架橋 グラフトPAの架橋後の加熱寸法安定性と、耐溶剤性と
の改良度を測定した。上記のグラフトPAを 100℃の蒸
気で12時間加水分解して架橋した。最大架橋は12時間後
に達成されることが分かるが、この最適温度は温度条件
と、存在する触媒とによって決まる。不溶残留物の含有
量(またはゲル含有量)はm−クレゾール中で90℃で測
定した。このゲル含有量は溶剤と接触させてから6時間
後の重量変化で評価した。
【0028】架橋したPAの荷重下での耐熱変形性をI
SOR527 1/2 規格の射出成形サンプルで測定した。所
望温度と所望応力下とでの試験片の伸びを時間の関数で
観察し、1時間後に測定した。比較例として、実施例
6、8、12、19、21のPAをグラフトするのに用いたグ
ラフトも架橋もされていないMn 13,000のナイロン−11
と、Mn 11,500のナイロン12とのゲル含有量と、耐熱変
形性とを測定した。結果は〔表6〕に示した。
【0029】
【表6】
【0030】実施例23、24 ドイツ特許DE3,545,032 号による比較例 ドイツ特許DE 3,545,032号に従って、Mn 13,000のナイ
ロン−11(実施例23)とMn 11,500のナイロン12(実施
例24)の鎖末端を、(2) の型の押出機(カップ型温度分
布、2軸スクリュー)でスクリュー速度 50rpmにして、
実施例1〜13と同じ温度分布で、グリシジル−3−オキ
シプロピルトリメトキシシラン(GLYMO)等のエポ
キシ官能基を有するアルコキシシランでグラフトした。
こうして得られたグラフトPAと、実施例12〜19のグラ
フトナイロン11およびナイロン−12と、同じMn のグラ
フトされていないナイロン11および12との架橋性と、加
水分解安定性とを比較した。架橋性および加水分解安定
性はジブチル錫ジラウレート(DBTDL)等のアルコ
キシシラン官能基を加水分解する触媒 500ppm を含む
0.1NのHCl溶液中に各試験片を種々の時間放置した後
に、上記方法でm−クレゾール中の不溶残留物含有量す
なわちゲル含有量を測定して評価した。結果は〔表7〕
に示した。
【0031】
【表7】 (注)* :グラフト前のポリマー100 g当たりに対す
るグラフト基のモル数で表示

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脂肪族基、脂環式基および/または芳香
    族基を有する熱可塑性ポリアミドまたはポリアミドをベ
    ースとした熱可塑性エラストマーにおいて、 少なくとも1つの不飽和基を有するアルコキシシラン、
    好ましくは式:CH2 =CH−Si(OR)3 (ここで、
    Rはアルキル基またはアルコキシ置換アルキル基を表
    す)のビニルトリアルコキシシランでポリマー鎖に沿っ
    てグラフト化されていることを特徴とする熱安定性が改
    良されたポリアミド。
  2. 【請求項2】 グラフトポリマーに対するグラフト基の
    重量比が 0.1〜5%である請求項1に記載のポリアミ
    ド。
  3. 【請求項3】 グラフト基がビニルトリメトキシシラン
    (VTM0)、ビニルトリエトキシシラン(VTEO)
    および/またはビニルトリメトキシシラン(VTMOE
    O)である請求項1または2に記載のポリアミド。
  4. 【請求項4】 熱可塑性ポリアミドまたはポリアミドを
    ベースとした熱可塑性エラストマーを少なくとも1つの
    不飽和基を有するアルコキシシラン、好ましくは式:C
    2 =CH−Si(OR)3 (ここで、Rはアルキル基ま
    たはアルコキシ置換アルキル基を表す)のビニルトリア
    ルコキシシランでグラフトする方法において、 押出機中でラジカル開始剤の存在下で熱可塑性ポリアミ
    ドまたはポリアミドをベースとした熱可塑性エラストマ
    ーを溶融状態でグラフト化することを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 押出機の第1の区域でPAを加熱して溶
    融し、アルコキシシランとラジカル開始剤との反応剤を
    第2の区域で溶融状態のPA中に導入する請求項4に記
    載のグラフト方法。
  6. 【請求項6】 ラジカル開始剤を液体アルコキシシラン
    に溶解した後、溶融状態のPA中に導入する請求項5に
    記載のグラフト方法。
  7. 【請求項7】 反応剤を過溶融状態のPA中に導入する
    請求項4〜6のいずれか一項に記載のグラフト方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも1つの不飽和基を有するアル
    コキシシランでグラフトされた請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の熱可塑性ポリアミドまたはポリアミドをベ
    ースとした熱可塑性エラストマーにおいて、 架橋されており且つm−クレゾール中で90℃で測定した
    不溶残留量が80%以上であることを特徴とする熱可塑性
    ポリアミドまたはポリアミドをベースとした熱可塑性エ
    ラストマー。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つの不飽和基を有するアル
    コキシシランでグラフトされた請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の熱可塑性ポリアミドまたはポリアミドをベ
    ースとした熱可塑性エラストマーの架橋方法において、 100 ℃の蒸気で加水分解するか、数時間水と接触させて
    加水分解したことを特徴とする熱可塑性ポリアミドまた
    はポリアミドをベースとした熱可塑性エラストマーの架
    橋方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の
    少なくとも1つの不飽和基を有するアルコキシシランで
    グラフトされた熱可塑性ポリアミドまたはポリアミドを
    ベースとした熱可塑性エラストマーで作られた、または
    それを架橋して得られる成形品、押出成形品、複合材料
    および塗装用粉末。
JP7186146A 1994-06-08 1995-06-08 熱・機械特性が改良されたポリアミドと、その製造方法と、その架橋後の利用 Withdrawn JPH07330842A (ja)

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EP (1) EP0686658A1 (ja)
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FR (1) FR2721035B1 (ja)

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