JPH07330590A - 押圧部つき貼着膏 - Google Patents

押圧部つき貼着膏

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JPH07330590A
JPH07330590A JP16338394A JP16338394A JPH07330590A JP H07330590 A JPH07330590 A JP H07330590A JP 16338394 A JP16338394 A JP 16338394A JP 16338394 A JP16338394 A JP 16338394A JP H07330590 A JPH07330590 A JP H07330590A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は八角形の座部とこの座部の表面の略
中央部から旭日形に突出して形成されて内部に空洞を備
えた突起とを有するアルミニュウム製の押圧部と、貼着
剤を塗布された表面に前記押圧部の裏面側が貼りつけら
れる貼着布とからなり、押圧部の突起先端を人の皮膚の
表面に当接させて皮膚に貼りつけられることを特徴とす
るものである。 【効果】 皮膚に貼りつけられると、突起が皮膚面を押
圧して刺激し、患部の治療をする。突起の空洞部に薬品
等を入れておけば、この薬品が体温により温められて空
洞部から皮膚面に流出するので突起による刺激と薬によ
る薬効の相乗効果を得ることができる。突起の空洞部内
の空気又は薬品が温められて流出して、空洞部の内圧が
低下すると貼着布が空洞部に引き寄せられるので、貼着
布がその貼着時より皮膚に強く貼着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、肩、腕その他の箇所に
凝りや痛み等の患部を有する人の患部の皮膚表面に貼り
つけて、皮膚に刺激を与えることにより、その患部の凝
りや痛みを除去するための貼着膏に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、人の皮膚表面に貼りつけてその内
部の凝りや痛みを除去するための貼着膏としては、
(イ)磁気を帯びた金属片又は粒子等を絆創膏に接着し
て患部に貼着するもの、(ロ)指圧代用器具として表面
にゆるい凸面を有する金属粒子又はプラスチック片等を
絆創膏に接着して患部に貼着するもの、(ハ)鍼代用器
具として表面に鋭い凸面を有する金属片又はばね付針を
絆創膏に接着して患部に貼着するもの等が用いられてい
る。
【0003】しかし、従来の貼着膏では、金属粒子又は
プラスチック片等を絆創膏との接着に何ら工夫が施され
ていないので、これ等の貼着膏を貼着した人が入浴した
り、汗をかいたりすると、が皮膚から剥がれ易いという
問題があった。また、鋭い凸部を有する金属片又はばね
付針を備えた貼着膏では、その形状から皮膚を強く刺激
して長時間貼っておくことができず、かつ痛みを伴うの
で、効果の期待が少ない等の問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記の問
題点を解決して、凝りや痛みのある皮膚面に貼着した
際、従来のものより貼着力が強く、かつ長時間貼っても
皮膚に苦痛を与えることなく、快適な刺激により患部の
凝りや痛みを除去し、又この刺激とともに、薬品による
治癒効果も得ることのできる貼着膏の提供を課題とする
ものである。
【0005】
【発明を解決するための手段】本発明は、八角形の座部
とこの座部の表面の略中央部から旭日形に突出して形成
されて内部に空洞を備えた突起部とを有するアルミニュ
ウム製の押圧部と、貼着剤を塗布された表面に前記押圧
部の裏面側が貼りつけられた貼着布とから構成したもの
であり、前記押圧部の突起部先端を人の患部の皮膚の表
面に当接させて皮膚に張りつけるものである。
【0006】
【発明の作用】この貼着膏を人の患部近傍の皮膚表面に
貼着すると、突起が皮膚面に食い込むことにより、皮膚
に刺激を与えて指圧的な治療をする。この貼着膏は時間
の経過につれて、突起の空洞内の空気が体温により膨張
して皮膚により吸収されるため空洞内の空気が希薄にな
るので、貼着布が空洞側に引き寄せられて、貼着膏の皮
膚に対する貼着力が強化される。また、突起の空洞内に
薬液等を予め塗布しておけば、貼着された貼着膏の突起
は体温により温められて気化又は溶出して皮膚面に流出
し、皮膚呼吸により皮膚組織に吸収されるので、貼着膏
は突起による押圧力と薬品による治癒の相乗効果を発揮
することが可能である。
【0007】
【実施例】つぎに、この発明を実施例を示す図面に基づ
いて説明する。図1〜図3において、貼着膏Aは布又は
紙で製作されて円盤状をした貼着布1と、アルミニュウ
ム板から形成された押圧部2とから構成されている。貼
着布1はその表面に、人の皮膚に貼着するための貼着剤
1aが塗布されている。押圧部2は貼着布1より小径で
八角形をしており、その中心には、板面から旭日形に突
出し、3が形成されている。押圧部2の裏面側には空洞
部4が形成されるとともに、座部5の裏面には溝6が適
数設けられている。この押圧部2は溝を有する座部5の
裏面側が、貼着布1の表面の中心部に貼着剤1aを介し
て接着されると、押圧部つき貼着膏Aが形成される。
【0008】この押圧部つき貼着膏A(以下貼着膏Aと
いう)は、図4に示すように、その押圧部2を人の患部
(凝りや痛みのある箇所)の皮膚側に向けて、皮膚面B
に貼着材1が貼り着けられる。この時、貼着膏Aは、図
5に示すように、その押圧部2の座部5の表面が皮膚面
Bに当接するとともに、押圧部2の突起3が皮膚面Bに
食い込む。そして、この様に、食い込んだ突起3が皮膚
面Bに刺激を与えて患部の治療をするが、この時、座部
5の表面が皮膚面Bに当接しているので、突起3による
皮膚面Bに対する刺激力は座部5により緩和されること
になる。即ち、貼着膏Aの皮膚面Bに対する刺激力は座
部5からの突起3の突出高さにより調整することが可能
である。従って、座部5のサイズ並びに座部5から突出
する突起3の高さの異なるものを数種類準備し、皮膚の
貼着する箇所に応じて適宜に選定して使用することによ
り、人が苦痛で無い状態で長時間快適な刺激力を受ける
ようにすることが可能である。
【0009】貼着膏Aを人の皮膚面Bに貼着すると、押
圧部材2の空洞4内には空気が閉じ込められた状態にな
る。この空洞4内に閉じ込められた空気は体温により温
められて膨張し、複数の溝6を通って押圧部2の外部に
流出し、皮膚面Bにおける皮膚呼吸により吸収されるの
で、空洞4内の気圧が外気の気圧より低くなり、図6に
示すように、空洞4内並びに押圧部2の外周面に貼着布
1が密接した状態になる。このため、貼着膏Aの貼着力
は皮膚面Bに貼着した後で、さらに強化されることにな
り、従来のように、汗をかいたり入浴をしたりすること
により剥がれることはないので、貼着膏Aは長時間の使
用が可能である。図7は貼着膏Aを人の肩や腰に貼着し
た状態を示し、図8は貼着膏Aを人の腕の肘に貼着した
状態を示し、また図9は貼着膏Aを人の脚部に貼着した
状態を示している。
【0010】ここで、押圧部2の材料としてアルミニュ
ウムを用いた理由は次の通りある。金、銀、銅、鉄、錫
等の金属は天然に単体として地球上に存在するが、アル
ミニュウムは単体として存在せず、ボーキサイトを原料
として作られたものである。天然に単体として存在する
元素は、動植物に含まれていて、それ等を身につけても
違和感はない。然し、アルミニュウムの元素は動植物に
は含まれていないので、これを身につけると体はある種
の反応を現す、即ち、体は異質のものに対する防衛反応
を起こし、結果として体の血行や新陳代謝を促進させ、
筋肉の凝りや痛みを緩和させると考えられる。また、ア
ルミニュウムは軽量であり、加工が容易であると共に、
何よりも清潔で人体に対し衛生的で、かつ材料として安
価に入手できるものである。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の押圧部つ
き貼着膏は、皮膚面に貼着した後で、アルミニュウムか
らなる押圧部の突起に設けた空洞内の空気が体温により
上昇させられてその溝から外部に流出し皮膚呼吸により
体内に吸収されるので、空洞内の気圧が外気圧より低く
なり、貼着布が皮膚面に対して吸着された状態で貼着さ
れるので、突起は貼着した時より後において強い力で皮
膚面に押圧される。このため、従来のように、人が汗を
かいたり入浴したりしても剥がれることはない。この
時、押圧部には座部が設けられているので、この押圧力
は座部により緩和され、貼着膏は皮膚面に苦痛を与える
ことなく長時間快適な刺激を与え続けることができる。
そして、突起の空洞内に薬液または薬品を塗布または挿
入しておけば、この薬液等は体温により気化又は溶出し
て皮膚組織に吸収されるので、突起による皮膚への刺激
力と薬による薬効の相乗効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】押圧部つき貼着膏の斜視図である。
【図2】押圧部つき貼着膏の押圧部を表面側から見た斜
視図である。
【図3】押圧部つき貼着膏の押圧部を裏面側から見た斜
視図である。
【図4】押圧部つき貼着膏を皮膚に張り付けた状態を示
す図である。
【図5】図4のイーイ線断面拡大図である。
【図6】図5の状態から時間の経過後の状態を示す図で
ある。
【図7】押圧部つき貼着膏の使用状態を示す図である。
【図8】押圧部つき貼着膏の使用状態を示す図である。
【図9】押圧部つき貼着膏の使用状態を示す図である。
【符号の説明】
A:押圧部つき貼着膏 B:皮膚面 1:貼着布 1a:貼着剤 2:押圧部 3:突起 4:空洞 5:座部 6:溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 八角形の座部とこの座部の表面の略中央
    部から旭日形に突出して形成されて内部に空洞を備えた
    突起部とを有するアルミニュウム製の押圧部と、貼着剤
    を塗付された表面に前記押圧部の裏面側が貼りつけられ
    た貼着布からなり、前記押圧部の突起部先端を人の皮膚
    の表面に当接させて皮膚に張りつけられることを特徴と
    する押圧部つき貼着膏。
  2. 【請求項2】 突起部の表面は旭日形をなし、かつ座部
    には押圧部の空洞内の空気が体温により温められて膨張
    した時皮膚側に流出可能の溝が適数設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の押圧部つき貼着膏
JP6163383A 1994-06-10 1994-06-10 押圧部つき貼着膏 Expired - Lifetime JP2670979B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6163383A JP2670979B2 (ja) 1994-06-10 1994-06-10 押圧部つき貼着膏

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JP6163383A JP2670979B2 (ja) 1994-06-10 1994-06-10 押圧部つき貼着膏

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JPH07330590A true JPH07330590A (ja) 1995-12-19
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017042535A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 有限会社東洋物療研究所 皮膚伸長テープ及びリラックス方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58122752A (ja) * 1982-01-18 1983-07-21 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法

Patent Citations (1)

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JP2670979B2 (ja) 1997-10-29

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