JPH0733047A - サスペンションクロスメンバ取付け構造 - Google Patents

サスペンションクロスメンバ取付け構造

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JPH0733047A
JPH0733047A JP18275193A JP18275193A JPH0733047A JP H0733047 A JPH0733047 A JP H0733047A JP 18275193 A JP18275193 A JP 18275193A JP 18275193 A JP18275193 A JP 18275193A JP H0733047 A JPH0733047 A JP H0733047A
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JP
Japan
Prior art keywords
cross member
suspension cross
mount
suspension
rigid
Prior art date
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Pending
Application number
JP18275193A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeaki Watanabe
重昭 渡邉
Fuminori Maezono
文則 前園
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP18275193A priority Critical patent/JPH0733047A/ja
Publication of JPH0733047A publication Critical patent/JPH0733047A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数の削減が可能なサスペンションクロ
スメンバの取付け構造の提供。 【構成】 左右のサスペンションユニット間を連結する
ラバーマウント用のサスペンションクロスメンバ7を、
ラバーマウント部材と同一の寸法経常を備えた剛性部材
製のマウント部材(スペーサ)70を介してボディ1側
の、マウントブラケット10等と連結し、該サスペンショ
ンクロスメンバ7をボディ1と一体化する。上記連結の
際、スペーサ70のフランジ70c、70dが、サスペンショ
ンクロスメンバ7とマウントブラケット10等のボディ側
部材との間に介装される。ラバーマウントを前提とした
サスペンションクロスメンバを、ラバー、或いは、リジ
ッドの何れのマウント方式によってもマウントすること
が可能となり、該サスペンションクロスメンバの共用化
が図れ、部品点数が減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サスペンションクロス
メンバ取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近時の自動車産業においては、部品の共
通化が強く要請されている。ところで、左右のサスペン
ションユニット間を連結するサスペンションクロスメン
バをボディ、つまり車体強度部材にマウントする方法と
しては、ボディ800とサスペンションクロスメンバ801
との間に弾性部材であるラバーマウント部材802 を介在
させるラバーマウント式と(図8参照)、ボディ900 と
サスペンションクロスメンバ901 とを直接連結するリジ
ッドマウント式(図9参照)とがある。同一車種におい
て、これらのマウント方式のいずれかが仕向先のニーズ
に合わせて選択され、車体の設計及び製造が行われてい
る。上述のように、ラバーマウント式とリジッドマウン
ト式では、その取付構造が異なるため、同一車種であっ
ても、ラバーマウント式を採用した場合と、リジッドマ
ウント式を採用した場合とでは、サスペンションのジオ
メオリが異なってしまう。従って、何れのマウント方式
を採用したとしてもサスペンションのジオメオリが維持
されるように、マウント方式に応じた専用のサスペンシ
ョンクロスメンバが使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マウン
ト方式に対応した専用のサスペンションクロスメンバに
よるときには、同一車種に対して少なくとも2種類のサ
スペンションクロスメンバが必要となり、この結果、部
品点数が増大するという問題を有していた。そこで、本
発明の目的は、部品点数の削減が可能なサスペンション
クロスメンバ取付け構造を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる技術的課題を達成
すべく、本発明では、左右のサスペンションユニット間
を連結するラバーマウント用サスペンションクロスメン
バと、該ラバーマウント用サスペンションクロスメンバ
を車体に取付ける際に用いる前記ラバーマウント部材と
同一形状とされた剛性材料からなるリジッドマウント部
材を有し、前記ラバーマウント用サスペンションクロス
メンバが前記リジッドマウント部材を介して車体に取付
けられている、構成としている。
【0005】
【作用】上記構成を有する本発明によれば、リジッドマ
ウント用のマウント部材が、ラバーマウント用のラバー
マウント部材と同一形状とされているので、ラバーマウ
ント用サスペンションクロスメンバをリジッドマウント
部材によって取付けたとしても、サスペンションのジオ
メオリを損うことはない。加えて、共用化に当たって、
本発明にあっては、ラバーマウント用サスペンションク
ロスメンバを採用してあるため、リジッド式マウントの
車体を構成したときには、サスペンションクロスメンバ
の周りの車体剛性に余裕ができることになり、サスペン
ションクロスメンバ近傍に位置する車体強度部材として
のクロスメンバを除外することが可能になる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付した図面に基づ
いて説明する。図1において、1は自動車のボディを示
す。この自動車のボディ1は、サスペンションクロスメ
ンバをラバーマウントすることを前提に設計された基本
車体であって、所謂モノコック構造を採用する。そして
ボディ1の前部の両側部には、車両前後方向に延びる左
右のフロントフレーム2L、2Rが配設されている。こ
のフロントフレーム2L、2Rは、その後端が、ボディ
1のキャビン3の前端を規定するダッシュロア4の下端
部に突き当たった後、下方に向かいながら、車体後方に
向かって延びるフレームリア5L、5Rに連なってい
る。フロントフレーム2L、2Rの後端部の下側面に
は、後述するサスペンションクロスメンバ7を取付ける
ためのボルト挿通孔21Lが形成されている。尚、前記ダ
ッシュロア4の下端部は、車体後方に向かってに折れ曲
がり、その後端がフロアパネルFに接続されている(図
3乃至図5参照)。以下、車体左側についてのみ説明す
るが、車体右側も同様の構成を有する。前記フレームリ
ア5Lは、ダッシュロア4の下方域で、車体後方に向か
って延びる部分51Lと車幅方向外方に向かって延びる部
分52Lの二つに分岐する(図2参照)。フレームリア5
Lの前端部の下側面には、サスペンションクロスメンバ
7を取付けるためのボルト挿通孔53Lが形成されてい
る。
【0007】又、前記車体後方に向かって延びる部分51
Lの後端は、キャビン3の下方域でフロアフレーム8に
接続されている(図5参照)。一方、車幅方向外方に向
かって延びる部分52Lの先端は、フランジを介して、図
外のフロントピラー及びサイドシルに接続されている。
更に、ダッシュロア4の下端、即ち、該ダッシュロア4
が車体後方に向かって折れ曲がっている部分には、車幅
方向に延びる閉断面を形成するダッシュロアクロスメン
バ9が、車体前方側から取付けられている。このダッシ
ュロアクロスメンバ6の両端は、車幅方向に延びる閉断
面を形成するマウントブラケット10の車幅方向内側面に
接続され、このマウントブラケット10の車幅方向外側面
は、フロントフレーム2Lの車幅方向内側面に接続され
ている。これによりダッシュロアクロスメンバ6はマウ
ントブラケット10を介して左右のフロントフレーム2
L、2Rに連結されている。即ち、マウントブラケット
10はダッシュロアクロスメンバ6の延長部を形成するこ
とになる。従って、ダッシュロアクロスメンバ6及びマ
ウントブラケット10によって、左右のフロントフレーム
2L、2Rをつなぐ閉断面が形成されることになる。
又、このマウントブラケット10の下側面には、サスペン
ションクロスメンバ7を取付けるための、ボルト挿通孔
11が形成されている。
【0008】このフロントフレーム2Lの後端部近傍に
は、車幅方向に延び左右のフロントサスペンションユニ
ットを連結するフロントのサスペンションクロスメンバ
7の左側端部7Lが、図2に矢印で示すように下側から
連結される。このフロントのサスペンションクロスメン
バ7は、ラバーマウントされることを前提として、設計
されたものであり、ラバーマウントに対応した形状及び
剛性を備える。フロントサスペンションクロスメンバ7
の左側端部7Lには、該フロントサスペンションクロス
メンバ7をボディ1側に取付けるためのボルト挿通孔7
1、72、73が形成されている(図3参照)。これらのボ
ルト挿通孔71、72、73は、夫々、上記ボルト挿通孔21
L、53L、11Lに対応する位置に形成されている。従っ
て、サスペンションクロスメンバ7のボディ1への取付
けにあたっては、サスペンションクロスメンバ7側のボ
ルト挿通孔71、72、73とボディ1側のボルト挿通孔21
L、53L、11Lを合わせて、ボルト締めを行う。このサ
スペンションクロスメンバ7の取付けにあたってラバー
マウント方式を選択したときは、図8に示すようなラバ
ー製のマウント部、即ちスペーサを介して、サスペンシ
ョンクロスメンバ7がボディ1に取付けられる。即ち、
ラバーマウント部材803 はフランジ部802 を有し、この
フランジ部802 が、サスペンションクロスメンバ7と、
ボディ1側のサスペンションクロスメンバ取付け部(即
ち、フロントフレームとフレームリアとマウントブラケ
ットとのボルト挿通孔近傍領域)との間に介装された状
態で、ボルト締めが行われ、サスペンションクロスメン
バ7がボディ1を一体化される。
【0009】これに対し、リジッドマウント方式を選択
した場合には、図7に示すようなスチール等の剛性部材
でできたマウント部材、即ちスペーサ70を介して、サス
ペンションクロスメンバ7をボディ1に取付ける。スペ
ーサ70は、上記のラバー製のスペーサ803 と同一の寸法
形状を備え、図7に示すように、円筒形の内側スリーブ
70aと、この内側スリーブ70aの外周に嵌合する円筒形
の外側スリーブ70bとからなる。外側スリーブ70bの軸
線方向両端には、半径方向外方に延びるフランジ70c、
70dが夫々形成されている。このスペーサ70本実施例
では、サスペンションクロスメンバ7がボディ1側に取
付けられると、上側の剛性部材製のフランジ70cが、ボ
ディ1側のフロントフレーム2L、マウントブラケット
10、フレームリア5Lと、サスペンションクロスメンバ
の端部7Lとの間に介装され、リジッドマウントが形成
されることになる。従って、ボディ1とサスペンション
クロスメンバ7とが、図8に示す従来のラバーマウント
式で車体を構成したとき、即ち、ラバー製スペーサのフ
ランジ部分が車重により圧縮したときと同じだけの間隔
をおいて連結されることになり、サスペンションのジオ
メオリが損なわれない。図7は、サスペンションクロス
メンバ7とマウントブラケット10とがリジッドマウント
されている状態のみを示すが、サスペンションクロスメ
ンバ7と、フロントフレーム2L或いはフレームリア5
Lとの間にも同様のマウント状態が形成されている。更
に、この場合、ラバーマウントを前提とした強度を有す
るサスペンションクロスメンバ7がリジッドマウントさ
れるので、該サスペンションクロスメンバ7近傍で車体
剛性に余裕ができ、フロントのサスペンションクロスメ
ンバ近傍で車体の剛性確保用に用いられているダッシュ
ロアクロスメンバ6を基本車体から排除することがで
き、更なる、部品点数の削減が可能になる。ダッシュロ
アクロスメンバ6を排除した場合、マウントブラケット
10は、サスペンションクロスメンバ7をボディ1に取付
けるための取付け部として機能することとなる。
【0010】
【効果】以上詳述した本発明によれば、このラバーマウ
ント用サスペンションクロスメンバのみを製造すればよ
いことになり、部品の共通化が達成され、従来の専用サ
スペンションクロスメンバを用いるのに比べて部品点数
をが削減することができる。更に、共通化に当たってラ
バーマウント用サスペンションクロスメンバをクロスメ
ンバとして選択してあるため、リジッド式でサスペンシ
ョンクロスメンバをマウントした際にサスペンションク
ロスメンバの周りの車体剛性に余裕を与えることがで
き、サスペンションクロスメンバ近傍に位置する車体強
度部材としてのクロスメンバを除外することができ、更
なる部品点数の削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のサスペンションクロスメンバ
取付け構造が採用される自動車のボディの概略的な斜視
【図2】本発明の1実施例のサスペンションクロスメン
バ取付け構造における、ボディ側の取付け部とフロント
サスペンションクロスメンバの取付け部分との取付け状
態を説明する図面
【図3】図2のIII-III 線に沿った各部材の関係を示
す、模式的な断面図
【図4】図2のIV-IV 線に沿った各部材の関係を示す、
模式的な断面図
【図5】図2のV-V 線に沿った各部材の関係を示す、模
式的な断面図
【図6】図2のVI-VI 線に沿った断面図
【図7】本発明の実施例で使用するリジッドマウント用
マウント部材のマウント状態を示す拡大断面図
【図8】従来例のリジッドマウント式のマウント部を示
す拡大断面図
【図9】従来例のリジッドマウント式のマウントの連結
部を示す拡大断面図
【符号の説明】
1 ボディ 2L 左側フロントフレーム 2R 右側フロントフレーム 3 キャビン 4 ダッシュロア 6 ダッシュロアクロスメンバ 7 サスペンションクロスメンバ 100 スチール製スペーサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右のサスペンションユニット間を連結
    するラバーマウント用サスペンションクロスメンバと、 該ラバーマウント用サスペンションクロスメンバを車体
    に取付ける際に用いる前記ラバーマウント部材と同一形
    状とされた剛性材料からなるリジッドマウント部材を有
    し、 前記ラバーマウント用サスペンションクロスメンバが前
    記リジッドマウント部材を介して車体に取付けられてい
    る、ことを特徴とするサスペンションクロスメンバ取付
    け構造。
JP18275193A 1993-07-23 1993-07-23 サスペンションクロスメンバ取付け構造 Pending JPH0733047A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18275193A JPH0733047A (ja) 1993-07-23 1993-07-23 サスペンションクロスメンバ取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18275193A JPH0733047A (ja) 1993-07-23 1993-07-23 サスペンションクロスメンバ取付け構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0733047A true JPH0733047A (ja) 1995-02-03

Family

ID=16123802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18275193A Pending JPH0733047A (ja) 1993-07-23 1993-07-23 サスペンションクロスメンバ取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0733047A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002178936A (ja) * 2000-12-11 2002-06-26 Koyo Seiko Co Ltd ステアリング装置の取付構造
KR20230108897A (ko) * 2022-01-12 2023-07-19 주식회사 니프코코리아 자동차용 그로밋

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002178936A (ja) * 2000-12-11 2002-06-26 Koyo Seiko Co Ltd ステアリング装置の取付構造
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