JPH07329918A - 球状物包装装置 - Google Patents

球状物包装装置

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JPH07329918A
JPH07329918A JP13275394A JP13275394A JPH07329918A JP H07329918 A JPH07329918 A JP H07329918A JP 13275394 A JP13275394 A JP 13275394A JP 13275394 A JP13275394 A JP 13275394A JP H07329918 A JPH07329918 A JP H07329918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
spherical object
narrowing
spherical
binding
Prior art date
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Pending
Application number
JP13275394A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichiro Yoshitake
雄一郎 吉武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】包装用フィルムをレタス等の球状物の外周面に
良好に且つ強く沿わせることができ、絞り口の熱溶着処
理も良好に行う。 【構成】上下のシャッター21,22でフィルムを絞り
込む過程で、一対の引上アーム31,32により、フィ
ルムの絞り込み周縁部を反球状物側に引っ張り、フィル
ムを球状物の外周面に良好且つ強く沿わせ、ヒータ4
1,42による後の熱溶着処理も良好に行えるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レタス等の球状野菜や
ザボン等の球状果物等の球状物をフィルムで包み、該フ
ィルムを結束する球状物包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、球状物を柔軟なフィルムで包み、
該フィルムの周縁部をハサミ状部材から成る絞込機構で
絞り込み、その絞り口を熱溶着等により結束するように
した球状物包装装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、単に球状物を
包むフィルムの周縁部をハサミ状部材で絞り込んでも、
絞りが安定せず、柔らかいレタス等を強くフィルムで被
うことができないと共に、後の結束処理が良好に行えな
い問題がある。
【0004】本発明の目的は、球状物を包むフィルムを
安定して絞り込むことができ、良好な球状物の包装が行
える球状物包装装置を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、上記目的を達成
するために、図2に明示するように、球状物を包むフィ
ルムの周縁部を絞り込む絞込機構2と、該絞込機構2で
絞り込んだ絞り口を結束する結束機構4とを備えた球状
物包装装置において、絞込機構2の反球状物側に、フィ
ルムの絞り込み周縁部を把持し、絞り込み過程でフィル
ムを反球状物側に引っ張る引張機構3を設けた。
【0006】
【作用】フィルムの絞り込み過程で、引張機構3によ
り、フィルムは、その絞り込み周縁部を介して反球状物
側に引っ張られるため、フィルムを球状物の外周面に良
好に且つ強く沿わせることができ、安定した絞り込みを
行うことができると共に、後の結束処理も良好に行うこ
とができる。
【0007】
【実施例】図1において、1は本体ケーシングであり、
その天板10には、レタス等の球状物Wの投入口11を
開口している。投入口11には、中心穴と放射状スリッ
トとを開口したゴムや合成樹脂等から成る投入シート1
1aを設けている。12,13は、薄肉透明のフィルム
FのロールRを載せるローラであり、前部のローラ12
には、左右一対のサイドストッパー12a,12aと、
フィルムFの中央部印字膨出部を逃がすカラー12b,
12bを設けている。14は、フィルムFの端部を把持
するクランプ爪14a及びクランプ用モータ14bをも
ち、天板11上を往復動して投入口11上にフィルムF
を広げる展開機構である。15は展開したフィルムFを
幅方向に裁断する裁断機構である。16a,16bは、
同時に押すことによりフィルムの展開から始まる包装作
業を起動させる包装スイッチ、16cは包装作業を非常
停止する非常停止スイッチである。17は包装後の球状
物を搬出する搬出口、18はフィルム残渣の放出口であ
る。19は移動用キャスターである。
【0008】本体ケーシング1の内部には、図2に示す
ように、球状物Wを落し込んだフィルムFの周縁部Eを
絞り込む下部シャッター21及び上部シャッター22か
ら成る絞込機構2と、該絞込機構2の反球状物側に位置
し、絞り込み過程で、フィルムFの絞り込み周縁部Eを
把持して反球状物側にフィルムFを引っ張る左右一対の
引上アーム31,32をもつ引張機構3と、絞込機構2
を構成する下部シャッター21と上部シャッター22と
の間に位置し、絞込機構2で絞り込んだ絞り口を熱溶着
して切断する左右一対のヒータ41,42から成る結束
機構4と、これら各機構2,3,4を動作させる駆動機
構5とを設けている。更に、本体ケーシング1の内部に
は、図3に示すように、フォーク状の受片63bをもつ
受台63を備え、該受台63を、投入口11から落し込
む球状物Wを受け止める受止位置Aと、フィルムFを絞
り込んで結束する作業位置Bと、受片63bから櫛状片
17aを介して搬出口17に球状物Wを受け渡す搬出位
置Cとに移動させる昇降機構6を設けている。
【0009】絞込機構2を構成する下部シャッター21
は、図2に示すように、ほぼ同形な平坦クビレ部21
a,21bをもつ蟹爪形で板状の右ハサミ片21Aと左
ハサミ片21Bとを備え、各取付板21C,21Dの基
部穴210を、本体ケーシング1内のフレーム100に
設ける支持ピン200に回動自由に支持している。各取
付板21C,21Dには、長尺な第1傾斜溝211、短
尺な第1平行溝212、短尺な第2傾斜溝213、短尺
な第2平行溝214から成るカム溝215を互いにクロ
スするように設けており、駆動機構5における駆動ピン
部55に嵌合している。
【0010】上部シャッター22は、極細幅のクビレ部
22aをもつ蟹爪形で板状の右ハサミ片22Aと、細幅
のクビレ部22bをもつ蟹爪形で板状の左ハサミ片22
Bとを備え、各取付板22C,22Dの基部穴220
を、支持ピン200に回転自由に支持していると共に、
各取付板22C,22Dに、単一の傾斜溝から成るカム
溝225を互いにクロスするように設け、駆動ピン部5
5に嵌合している。
【0011】引張機構3を構成する左右の引上アーム3
1,32は、先端部に、一定範囲の首振りを許容し、突
き合せ部にゴムシート、スポンジ等の滑止め兼緩衝部材
311,321を貼り付けた当接片312,322を取
付けており、基部を、各取付板22C,22Dから延び
る支持棒310,320に、ブラケット31a,32a
及び支軸31b,32bを介して回動自由に支持してい
る。更に、各引上アーム31,32は、コイルスプリン
グから成る付勢体31c,32cにより、先端の当接片
312,322が互いに当接し合わない自由姿勢におい
て、その先端がやや上方に持ち上げられた状態で止まる
ように位置保持されている。
【0012】結束機構4を構成する各ヒータ41,42
は、支持棒310,320の下部に取付けており、摂氏
約150〜200度程度に加熱されるようになってい
る。
【0013】駆動機構5は、モータ50に連動する電磁
クラッチ付きの減速機51、これとスプロケット52
a,52b,52c及びチェーン52dを介して連動す
るクランクカム52、これと連接ロッド53aを介して
連結し、軸53bの回りに揺動する揺動アーム53、そ
の上端に固定し、ガイドバー54aに沿って案内される
揺動座54、及び、これに突設する駆動ピン部55を備
え、該駆動ピン部55を直線上に沿って往復動させるも
のである。駆動ピン部55には、各取付板に設けたカム
溝との滑りを良くするボールベアリング55a,55
b,55c,55dを嵌合している。
【0014】昇降機構6は、図3に示すように、前記モ
ータ50とプーリー61a,61b及びベルト61cを
介して連動する電磁クラッチ付きの減速機61、これに
より回動されるクランクアーム62、これと連接ロッド
63aを介して連結する受台63、この受台63の下方
に突設するガイドロッド63c,63dを案内する門型
支柱64を備える。
【0015】尚、図3中、7は、搬出位置Cにおいて、
熱溶着に伴い切断される残渣となるフィルム周縁部Eを
放出口18に向けて放出する空気吹出しブロワである。
【0016】以上の構成で、フィルムFの絞り込み過程
を、図4から図7に基づいて説明する。尚、カム溝21
5,225と駆動ピン部55との位置関係について、図
2も合わせて参照されたい。
【0017】先ず、図4に示すように、下部シャッター
21は、各カム溝215の第1傾斜溝211に駆動ピン
部55が滑っていくことにより、順次閉じられ、又、上
部シャッター22は、各カム溝225に駆動ピン部55
が滑っていくことにより、順次閉じられていく。
【0018】次に、図5に示すように、下部シャッター
21は、カム溝215の第1平行溝212に駆動ピン部
55が位置されることにより、その閉じ動作が一時中断
される。このときの下部シャッター21のクビレ部21
a,21b間の隙間は、数センチ程度、例えば1センチ
から2センチほどとしている。下部シャッター21の動
きが止まっても、上部シャッター22の閉じ動作は続
き、この上部シャッター22の動きと連動する引上アー
ム31,32の閉じ動作も続いて、その先端の当接片3
12,322がフィルムFの周縁部Eに当たり、該周縁
部Eが把持されて上方に引っ張られることになる。
【0019】その後、図6に示すように、カム溝215
の第2傾斜溝213に駆動ピン部55が位置されると、
下部シャッター21の閉じ動作が再開され、上下のシャ
ッター21,22が閉じられていくと共に、引上アーム
31,32により、フィルムFの周縁部Eが上方に引っ
張り続けられることになる。カム溝215の第2平行溝
214に駆動ピン部55が位置されると、先ず、下部シ
ャッター21が、上部シャッター22に先駆けて完全に
閉じ、これよりやや遅れて上部シャッター22が完全に
閉じられることになる。
【0020】そして、図7に示すように、上下のシャッ
ター21,22が完全に閉じた状態で、ヒータ41,4
2により、熱溶着が行われる。このときには、図4から
図6に示した前行程、つまりフィルムFの引っ張りを伴
う絞り込み行程により、フィルムFは球状物の外周面に
良好に且つ強く沿っており、熱溶着も良好に行うことが
できるのである。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、フィルムの絞り込み過
程で、引張機構3により、フィルムを、その絞り込み周
縁部を介して反球状物側に引っ張るから、フィルムを球
状物の外周面に良好に且つ強く沿わせることができ、安
定した絞り込みを行うことができると共に、後の結束処
理も良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る球状物包装装置の全体斜視図。
【図2】同絞込機構、引張機構、結束機構部分の斜視
図。
【図3】同昇降機構部分の斜視図。
【図4】同絞り込み過程の第1行程図。
【図5】同絞り込み過程の第2行程図。
【図6】同絞り込み過程の第3行程図。
【図7】同絞り込み過程の第4行程図。
【符号の説明】
2;絞込機構、3;引張機構、4;結束機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球状物を包むフィルムの周縁部を絞り込
    む絞込機構(2)と、該絞込機構(2)で絞り込んだ絞
    り口を結束する結束機構(4)とを備えた球状物包装装
    置において、絞込機構(2)の反球状物側に、フィルム
    の絞り込み周縁部を把持し、絞り込み過程でフィルムを
    反球状物側に引っ張る引張機構(3)を設けたことを特
    徴とする球状物包装装置。
JP13275394A 1994-06-15 1994-06-15 球状物包装装置 Pending JPH07329918A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13275394A JPH07329918A (ja) 1994-06-15 1994-06-15 球状物包装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13275394A JPH07329918A (ja) 1994-06-15 1994-06-15 球状物包装装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07329918A true JPH07329918A (ja) 1995-12-19

Family

ID=15088765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13275394A Pending JPH07329918A (ja) 1994-06-15 1994-06-15 球状物包装装置

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JP (1) JPH07329918A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111746868A (zh) * 2020-07-31 2020-10-09 安徽理工大学 一种集成化设计全自动捆袋器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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