JPH07329789A - 座席を備える器具 - Google Patents

座席を備える器具

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JPH07329789A
JPH07329789A JP6239815A JP23981594A JPH07329789A JP H07329789 A JPH07329789 A JP H07329789A JP 6239815 A JP6239815 A JP 6239815A JP 23981594 A JP23981594 A JP 23981594A JP H07329789 A JPH07329789 A JP H07329789A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可撓性シート材によって形成された乳母車等
の座席の丸洗いを容易にする。 【構成】 可撓性シート材3に袋状部分9を形成し、そ
こに芯材10を挿入することによって、可撓性シート材
3に撓み方向の剛性を与える。この芯材10にクッショ
ン材14を貼付し、芯材10を袋状部分9から取出した
とき、クッション材14もそれに伴って取出されるよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば乳母車のよ
うに、着座者に接する面が可撓性シート材によって形成
された座席を備える器具に関するもので、特に、このよ
うな可撓性シート材に撓み方向の剛性を与えるため、芯
材が装填された座席を備える器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば乳母車において、その軽量化を
図ったり、折りたたみを可能としたりするため、座席に
おける着座者に接する面が可撓性シート材によって形成
されることが多い。このような場合、可撓性シート材の
みでは、着座者の体重により大きく撓み、着座者を両側
から圧迫する傾向があるので、通常、芯材が可撓性シー
ト材に沿って配置され、それによって、撓み方向の剛性
を与えるようにされている。
【0003】また、上述した芯材だけでなく、このよう
な座席には、座り心地を改善するため、クッション材が
付加されることが多い。このようなクッション材は、通
常、着座者に接する面を形成する可撓性シート材と芯材
との間に装填される。
【0004】また、このような座席を備える乳母車にお
いて、座席、より特定的には可撓性シート材が、乳母車
本体から取外し可能とされ、可撓性シート材の洗濯を容
易に行なえるようにしたものもある。このように、可撓
性シート材を洗濯する場合には、芯材の存在が邪魔にな
るため、芯材は、可撓性シート材から容易に分離可能と
されている。たとえば、可撓性シート材には袋状部分が
形成され、ここに芯材が挿入され、洗濯にあたっては、
芯材が袋状部分から取出すようにされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、可撓
性シート材を丸洗いするに際して、芯材は容易に取除く
ことができるが、クッション材については、通常、可撓
性シート材とともに丸洗いされなければならない。使用
中に汚れ、そのため洗濯が必要なのは、可撓性シート材
のみであるにもかかわらず、このように、クッション材
が可撓性シート材とともに丸洗いされると、洗濯後の乾
燥に比較的長い時間がかかってしまうという問題に遭遇
する。また、クッション材の存在のために、可撓性シー
ト材が洗いにくくなるという問題にも遭遇する。
【0006】他方、可撓性シート材に形成された袋状部
分に、芯材だけでなくクッション材も挿入し、このクッ
ション材も袋状部分から取出すことができるようにする
ことも考えられる。これによれば、可撓性シート材の洗
濯が容易になるとともに、乾燥も短時間で済むという利
点がもたらされる。しかしながら、クッション材は比較
的腰のない材料から構成されるため、一旦取出したクッ
ション材を再び袋状部分に挿入することがそれほど容易
ではないという問題に遭遇する。また、このように取出
し可能とされたクッション材は、袋状部分内での位置決
めが困難で、そのため、袋状部分内で安定しないという
問題に遭遇することもある。
【0007】それゆえに、この発明の目的は、上述した
種々の問題を解決し得る、座席を備える器具を提供しよ
うとすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、座席におけ
る着座者に接する面が可撓性シート材によって形成さ
れ、可撓性シート材には袋状部分が形成され、袋状部分
には、可撓性シート材に撓み方向の剛性を与えるため、
芯材が挿入されている、座席を備える器具に向けられる
ものであって、上述した技術的課題を解決するため、芯
材には、クッション材が貼付され、クッション材が着座
者側に向くように、芯材が袋状部分に挿入されているこ
とを特徴とするものである。
【0009】
【作用】この発明において、クッション材が芯材に貼付
されるので、クッション材は芯材とともに取扱うことが
できるようになる。
【0010】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、可撓性
シート材を洗濯しようとするとき、クッション材は、芯
材とともに、袋状部分から取出すことができる。そのた
め、可撓性シート材の丸洗いが容易になるとともに、洗
濯後の乾燥も短時間で済ませることができる。
【0011】また、洗濯後において、芯材を袋状部分に
挿入するとき、クッション材も同時に挿入されるので、
クッション材単独で挿入する場合に比べて、挿入操作が
容易になる。また、挿入後においても、クッション材
は、芯材によって位置決めされるので、袋状部分内での
クッション材の位置および形状が安定的に維持されるこ
とができる。
【0012】この発明に係る器具に備える座席は、可撓
性シート材によって形成される座部のみを備えるもので
あっても、可撓性シート材によって形成される座部およ
び背もたれ部を備えるものであってもよい。そして、後
者の場合、芯材は、座部および背もたれ部の双方に配置
されても、いずれか一方に配置されてもよい。このよう
に、この発明は、種々の座席に適用することができる。
【0013】また、座席は、幅方向に折りたたみ可能で
あってもよい。この場合、芯材は、幅方向の折りたたみ
を許容するため、可撓性シート材のたとえば幅方向中央
部のみに配置される。しかしながら、可撓性シート材の
幅方向のできるだけ広い範囲にわたって芯材が配置され
た構造とするため、芯材は、幅方向に並置される複数個
の部分に分割されてもよい。このようにすれば、可撓性
シート材の幅方向への折りたたみを許容しながら、可撓
性シート材の幅方向の広い範囲にわたって芯材を配置す
ることができ、可撓性シート材の幅方向の広い範囲にわ
たって撓み方向の剛性を与えることができる。そして、
このような場合、クッション材は、芯材の複数個の部分
を一体に連結するように貼付されるのが好ましい。これ
によって、次のような利点がもたらされる。
【0014】すなわち、上述したように、芯材が単に複
数個の部分に分割されているにすぎない場合には、芯材
の複数個の部分のそれぞれの位置がずれないように、袋
状部分を複数個形成し、各々の袋状部分に1個ずつ芯材
の各部分を挿入するようにしなければならない。そのた
め、可撓性シート材には、複数個の袋状部分を形成する
ための多数のたとえばミシン目が形成され、また、可撓
性シート材の着座者に接する面に比較的目立つ段差が形
成されることがある。これに対して、芯材の複数個の部
分がクッション材により一体に連結されていると、芯材
の各部分が互いに位置ずれすることがクッション材によ
り防止されるので、袋状部分は、芯材の複数個の部分を
一緒に受け入れる大きさとすることができる。そのた
め、たとえばミシン目の数を少なくすることができ、可
撓性シート材の縫製または加工等の工程を簡単にするこ
とができるとともに、芯材の複数個の部分を、袋状部分
に対して、1回の操作で出し入れすることができる。ま
た、芯材は複数個の部分に分割されても、クッション材
が一体であるので、段差をほとんど生じさせないように
することができる。
【0015】上述したように、座席が、幅方向に折りた
たみ可能であり、かつ可撓性シート材によって形成され
る背もたれ部を備える場合、芯材は、幅方向に並置され
る、中央部分およびその各側方の側部分の少なくとも3
個の部分に分割されるのが好ましい。この場合、クッシ
ョン材は、芯材のすべての部分を一体に連結するように
貼付される。このように、芯材が分割されても、分割さ
れた芯材の一部が幅方向の中央に位置する中央部分によ
って与えられていると、着座者の背骨に沿って、この中
央部分を位置させることができるので、着座者の背骨に
接する部分において芯材の結合部分に起因する段差が形
成されることを確実に防止することができる。
【0016】この発明は、乳母車に有利に適用されるこ
とができる。なぜなら、乳母車の座席は、乳幼児によっ
て汚されやすく、また、衛生上、常に清潔に保つ必要が
あるため、座席に備える可撓性シート材を洗濯する頻度
が比較的高いためである。
【0017】上述した乳母車において、背もたれ部の両
側部の背面に沿ってそれぞれ延びる棒部材を備えるもの
がある。このような乳母車にこの発明が適用される場
合、クッション材は、これら棒部材を覆う領域にまで延
びていることが好ましい。このように構成することによ
り、着座者が背もたれを介して棒部材に衝突した場合な
どにおいて、着座者が受ける衝撃をより和らげることが
できる。
【0018】また、この発明において、芯材に貼付され
るクッション材は、芯材に接する内側層および外面を形
成する外側層を含む少なくとも2層構造とされ、内側層
が外側層より大きい弾性係数を有するようにされるのが
好ましい。これによって、クッション材の外側層が、着
座者に対して好ましい感触を与えながら、内側層が、よ
り大きな衝撃を有効に吸収するようにでき、そのため、
快適性および安全性の双方を満足する座席を提供するこ
とができる。
【0019】
【実施例】図1は、この発明の一実施例による座席を備
える器具としての乳母車1を背面側から示す斜視図であ
る。乳母車1は、座席2を備え、座席2は、可撓性シー
ト材3によって形成される座部4および背もたれ部5を
備える。可撓性シート材3としては、たとえば、厚手の
布地が用いられる。
【0020】このような座席2は、その可撓性シート材
3の丸洗いを容易にするため、乳母車1の本体部分に対
して着脱可能とされる。たとえば、座部4は、乳母車1
の本体部分に備える座部保持部材6上に置かれ、ホック
留めまたは紐等による縛り付けのような着脱可能な固定
手段により、座部保持部材6に取付けられる。他方、背
もたれ部5は、その両側部が、それぞれ、乳母車1の本
体部分に備える1対の押棒7に巻き付けられ、この状態
を維持するため、たとえば、ホック留めまたは紐等によ
る縛り付けのような着脱可能な固定手段により取付けら
れる。
【0021】背もたれ部5は、好ましくは、リクライニ
ング可能とされる。そのため、背もたれ部5の両側部に
は、比較的大きな弛みが形成され、これら弛みが張る状
態になるまで、背もたれ部5を寝かせることができる。
背もたれ部5の傾斜角度は、両端が押棒7にそれぞれ取
付けられたベルト8の長さを調整することにより、調整
される。
【0022】背もたれ部5において、可撓性シート材3
には袋状部分9が形成されている。この袋状部分9に
は、図1において破線で示すように、可撓性シート材3
に撓み方向の剛性を与えるため、芯材10が挿入されて
いる。この乳母車1は、1対の押棒7を互いに近接させ
るように、幅方向に折りたたみ可能であり、そのため、
座席2も、幅方向に折りたたみ可能である。このような
幅方向への折りたたみを許容するため、芯材10は、背
もたれ部5の幅方向の中央部にのみ配置されている。
【0023】背もたれ部5の縦断面図が、図2に示され
ている。図1および図2を参照して、袋状部分9の上方
の開口は、好ましくは、可撓性シート材で形成された蓋
11によって閉じるようにされ、閉じた状態は、ホック
12を留めることにより維持される。また、図2に示さ
れるように、座席2を形成する可撓性シート材3は、全
体として、たとえばウレタンフォームのようなクッショ
ン性のある裏打ち材13によって裏打ちされるのが好ま
しい。
【0024】前述したように、袋状部分9に挿入される
芯材10には、クッション材14がたとえば接着剤によ
り貼付されている。また、芯材10が袋状部分9に挿入
されるとき、クッション材14が着座者側に向くように
される。
【0025】上述したクッション材14は、好ましく
は、芯材10に接する内側層15および外面を形成する
外側層16を含む少なくとも2層構造とされる。そし
て、内側層15は外側層16より大きい弾性係数を有す
るようにそれぞれの材料が選ばれる。たとえば、内側層
15は、ポリエチレンビーズ発泡材、発泡スチロールま
たはウレタンチップで構成され、外側層16は、ウレタ
ンフォームまたは綿から構成される。また、芯材10
は、樹脂から構成され、より好ましくは、軽量でありな
がら比較的高い剛性を与えることができる、プラスチッ
ク段ボールから有利に構成されることができる。
【0026】このように、クッション材14が芯材10
に貼付されていると、クッション材14および芯材10
を一体的に取扱うことができる。このような芯材10お
よびクッション材14を含む構成は、上述した実施例で
は、背もたれ部5において採用されていたが、同様の構
成が座部4にも関連して採用されていてもよい。また、
この構成が、背もたれ部5には採用されず、座部4にお
いてのみ採用されてもよい。
【0027】図3および図4は、この発明の他の実施例
を説明するためのものである。図3および図4におい
て、前述した要素に相当する要素には、同様の参照符号
を付し、重複する説明は省略する。
【0028】図3および図4には、幅方向に折りたたみ
可能な座席において有利に用いられる芯材10が示され
ている。すなわち、芯材10は、幅方向に並置される2
個の部分10aおよび10bに分割される。また、クッ
ション材14は、芯材10のこれら2個の部分10aお
よび10bを一体に連結するように貼付される。
【0029】この実施例によれば、図4に示すように、
芯材10の部分10aおよび10bを合わせるように、
クッション材14を折り曲げることができるので、幅方
向に折りたたみ可能な座席の幅方向の広い範囲にわたっ
て芯材10が配置されても、座席の幅方向への折りたた
みを許容する。しかも、芯材10が2個の部分10aお
よび10bに分割されても、これら部分10aおよび1
0bがクッション材14によって互いに連結されている
ので、部分10aおよび10bを一体的に取扱うことが
できる。
【0030】図3および図4では、芯材10が2個の部
分10aおよび10bに分割されたが、さらに多数に分
割されてもよい。
【0031】たとえば、図5および図6に示した実施例
では、芯材10が3分割されている。図5および図6
は、それぞれ、図3および図4に対応する図であって、
この発明のさらに他の実施例を示している。図5および
図6において、前述した要素に相当する要素には、同様
の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
【0032】図5および図6を参照して、芯材10は、
幅方向に並置される、中央部分10cならびにその各側
方の側部分10dおよび10eに分割され、クッション
材14は、これら中央部分10cならびに側部分10d
および10eを一体に連結するように貼付される。
【0033】この実施例によっても、図6に示すよう
に、クッション材14を折曲げることができるととも
に、部分10c、10dおよび10eを一体的に取扱う
ことができる。また、この実施例によれば、着座者の背
骨に沿って中央部分10cが位置されるので、このよう
な背骨に接する領域において、芯材10の部分10c、
10dおよび10eの結合部分に起因する段差が生じる
ことを確実に防止することができる。したがって、着座
者の座り心地をより良好にすることができるとともに、
乳幼児の背骨を不自然に変形させることがないので、乳
幼児の健康上の観点からも、好ましい背もたれ部を与え
ることができる。
【0034】図7は、この発明のさらに他の実施例を示
す背もたれ部5の横断面図である。図7において、図1
および図2に示した要素に相当する要素には、同様の参
照符号を付し、重複する説明は省略する。
【0035】図7において、背もたれ部5の両側部の背
面に沿ってそれぞれ延びる棒部材としての押棒7が図示
されている。これら押棒7は、図7では、断面円形とし
て図示され、他方、図1では、断面四角形として図示さ
れているが、これらの相違は本質的な差異をもたらすも
のではない。
【0036】図7に示すように、背もたれ部5におい
て、可撓性シート材3に形成される袋状部分9は、図1
に示した実施例に比べて、幅方向により広いものとされ
る。そして、クッション材14は、押棒7を覆う領域に
まで延びるようにされる。この実施例では、内側層15
と外側層16とからなるクッション材14のうち、特に
外側層16が押棒7を覆う領域にまで延びるようにされ
ている。
【0037】このように、クッション材14が押棒7を
覆う領域にまで延びるように配置されると、着座者が背
もたれ部5を介して押棒7に衝突したとき、押棒7から
及ぼされる衝撃をクッション材14によって和らげるこ
とができる。
【0038】以上、この発明を図示した実施例に関連し
て説明したが、この発明の範囲内においてさらに他の実
施例も可能である。
【0039】たとえば、クッション材14は、内側層1
5と外側層16とを含む少なくとも2層構造とされた
が、単に1層からなる構造とされてもよい。
【0040】また、この発明に係る座席を備える器具
は、上述したような乳母車に限らず、たとえば車椅子の
ように、座席を備えるものであれば、どのようなもので
あってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による座席を備える器具と
しての乳母車1を背面側から示す斜視図である。
【図2】図1に示した乳母車1の座席2の背もたれ部5
の縦断面図である。
【図3】この発明の他の実施例において用いられる芯材
10およびクッション材14を示す斜視図である。
【図4】図3に示したクッション材14を折り曲げた状
態を示す上面図である。
【図5】この発明のさらに他の実施例を説明するための
図3に相当の図である。
【図6】図5に示した実施例を示す図4に相当の図であ
る。
【図7】この発明のさらに他の実施例を示す背もたれ部
5の横断面図である。
【符号の説明】
1 乳母車 2 座席 3 可撓性シート材 4 座部 5 背もたれ部 9 袋状部分 10 芯材 10a,10b,10c,10d,10e 芯材の分割
された各部分 14 クッション材 15 内側層 16 外側層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席における着座者に接する面が可撓性
    シート材によって形成され、前記可撓性シート材には袋
    状部分が形成され、前記袋状部分には、前記可撓性シー
    ト材に撓み方向の剛性を与えるため、芯材が挿入されて
    いる、座席を備える器具において、 前記芯材には、クッション材が貼付され、前記クッショ
    ン材が着座者側に向くように、前記芯材が前記袋状部分
    に挿入されていることを特徴とする、座席を備える器
    具。
  2. 【請求項2】 前記座席は、可撓性シート材によって形
    成される座部および背もたれ部を含み、前記芯材は、前
    記座部および背もたれ部の少なくとも一方に配置され
    る、請求項1に記載の座席を備える器具。
  3. 【請求項3】 前記座席は、幅方向に折りたたみ可能で
    あり、前記芯材は、幅方向に並置される複数個の部分に
    分割され、前記クッション材は、前記芯材の複数個の部
    分を一体に連結するように貼付される、請求項1または
    2に記載の座席を備える器具。
  4. 【請求項4】 前記座席は、幅方向に折りたたみ可能で
    あり、かつ可撓性シート材によって形成される背もたれ
    部を備え、前記芯材は、幅方向に並置される、中央部分
    およびその各側方の側部分の少なくとも3個の部分に分
    割され、前記クッション材は、前記芯材のすべての部分
    を一体に連結するように貼付される、請求項1に記載の
    座席を備える器具。
  5. 【請求項5】 当該座席を備える器具は乳母車である、
    請求項2ないし4のいずれかに記載の座席を備える器
    具。
  6. 【請求項6】 前記乳母車は、前記背もたれ部の両側部
    の背面に沿ってそれぞれ延びる棒部材を備え、前記クッ
    ション材は、前記棒部材を覆う領域にまで延びる、請求
    項5に記載の座席を備える器具。
  7. 【請求項7】 前記クッション材は、前記芯材に接する
    内側層および外面を形成する外側層を含む少なくとも2
    層構造とされ、前記内側層は前記外側層より大きい弾性
    係数を有する、請求項1ないし6のいずれかに記載の座
    席を備える器具。
JP23981594A 1994-04-13 1994-10-04 座席を備える器具 Expired - Fee Related JP3311165B2 (ja)

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