JPH07329505A - 緩衝キャスター - Google Patents

緩衝キャスター

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Publication number
JPH07329505A
JPH07329505A JP14535194A JP14535194A JPH07329505A JP H07329505 A JPH07329505 A JP H07329505A JP 14535194 A JP14535194 A JP 14535194A JP 14535194 A JP14535194 A JP 14535194A JP H07329505 A JPH07329505 A JP H07329505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fork
spring
caster
present
axle
Prior art date
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Pending
Application number
JP14535194A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuchika Murata
信親 村田
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送中の運搬物に対し、走行路面の凹凸によ
る極めて小さな衝撃に対しても十分な緩衝作用が働き、
偏荷重に対しても均等に反応し、精度を要求される精密
機器部品や医療用機器を安全に搬送する。 【構成】 フォーク1を上部フォーク1Aと下部フォー
ク1Bに分割し、上部フォーク1Aに下端に車輪2を設
けた下部フォーク1Bを回動可能に軸支7する。軸支7
部は車軸3の垂直線上よりずれて位置し、上部フォーク
1Aの上面板部5と天板10間にスプリング11を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、精密機器部品や医療用
機器等の搬送に好適な運搬車のキャスターに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の緩衝機能を備えたキャスターは、
図4に示すように、車軸Aに梃子杆Bの端部を取り付
け、該梃子杆Bの中央付近にフォークCの下端を回動可
能に枢着Dし、梃子杆Bの後部をスプリングEで上方へ
付勢していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の緩衝キャスター
は、フォークの枢着部より後方のフォークの外部にスプ
リングを設け、衝撃を受けた場合、直接的には梃子杆に
衝撃が伝達し、直接フォークで緩衝作用ができず、間接
的に梃子杆を介してスプリングで衝撃を吸収している。
したがって、ある程度の衝撃度を超えなければスプリン
グの緩衝機能が作用しなく、偏荷重に対しても反応しな
いか若しくは反応が鈍く、一定の範囲でのみ効果があっ
た。このため僅かの振動に対しても、弱い軽量な精密機
器部品や医療用機器等の搬送は極めて困難であった。
【0004】上記点より本発明は、搬送中の運搬物に対
し、走行路面の凹凸による極めて小さな衝撃に対しても
十分に緩衝作用が働き、偏荷重に対しても均等に反応
し、精密機器部品や医療用機器等の精度を要求される対
象物について安全に搬送すことのできる緩衝キャスター
を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、フォークが上部フォークと下部フォークに分
割され、上部フォークに下方に車輪を設けた下部フォー
クが回動可能に軸支されると共に、該軸支部は車軸の垂
直線上よりずれて位置し、上部フォーク側と下部フォー
クの上面間に弾性材が張設されていることを特徴とする
ものである。
【0006】
【作用】本発明の作用を説明すれば、走行路面の凹凸に
より車輪が衝撃を受けると、上部フォーク側と下部フォ
ークの上面間に弾性材が介在されているため、下部フォ
ークが受けた荷重が直接下部フォーク上の弾性材に伝わ
り、弾性材が作用し、下部フォークは軸支部を支点とし
て回動し衝撃を吸収する。このように衝撃は、下部フォ
ーク上の中央に直接張設されている弾性材により直接吸
収されるため、僅かな衝撃に対しても十分作用し、偏荷
重に対しても均等に反応する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面基づき説明す
る。図1は本発明自在式緩衝キャスターの一実施例を示
す一部縦断側面図、図2は同上の負荷を受けた場合の側
面図、図3は本発明固定式緩衝キャスターの一実施例を
示す一部縦断側面図、図4は従来例を示す側面図であ
る。
【0008】而して、図1及び図2の自在式緩衝キャス
ターに於いて、図中1はフォークであり、フォーク1は
上部フォーク1A及び下部フォーク1Bに分割され、下
部フォーク1Bの下端に車輪2が車軸3により取り付け
られている。下部フォーク1Bの上部は左右の側壁4を
連結する一体の上面板部5が形成されている。そして、
下部フォーク1Bの側壁4の外側に上部フォーク1Aの
側壁6が回動可能に軸支7されている。該軸支7部は前
記車軸3の垂直線上よりずれて位置している
【0009】8は上面板部5上の中央位置に設けたボー
ルベアリングであり、該ボールベアリング8上にスプリ
ング受9が載置され、スプリング受9と天板10間に上
下方向に付勢するスプリング11が張設されている。
尚、スプリング11に換えゴムを使用してもよい。
【0010】12は上面板部5の後部に上方へ向け屈曲
形成したストッパー片であり、上部フォーク1Aの上面
板部13の下面に係合し、衝撃により下部フォーク1B
が回動すると係合は離れる。又、上面板部5の前方に側
壁4の前面より突出したストッパー片14が形成され、
衝撃により下部フォーク1Bが回動すると、ストッパー
片14が上部フォーク1Aの前壁15の下端に支える。
【0011】次に、図3の固定式緩衝キャスターに於い
ては、前実施例と同一符号は同一部品を示している。自
在式緩衝キャスターではスプリング11はスプリング受
9と天板10間に張設されているが、固定式緩衝キャス
ターではスプリング11はスプリング受9と上部フォー
ク1Aの上面板部13間に張設され、下部フォーク1B
の上面板部5のストッパー片14は上部フォーク1Aの
上面板部13より垂下した垂下壁16の下端に支えるよ
うに構成されている。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、運搬車の走行時、走行
路面の凹凸により車輪に衝撃を受けると、下部フォーク
上のスプリングに直接衝撃が伝わり、スプリングにより
衝撃を吸収されため、極めて小さな衝撃に対しても敏感
に反応する。よって、振動に弱く、精度を要求される精
密機器部品や医療用機器等の搬送に好適な有用な発明で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明自在式緩衝キャスターの一実施例を示す
一部縦断側面図である。
【図2】本発明自在式緩衝キャスターの作用を示す側面
図である。
【図3】本発明固定式緩衝キャスターの一実施例を示す
一部縦断側面図である。
【図4】従来の緩衝キャスターの側面図である。
【符号の説明】 1 フォーク 1A 上部フォーク 1B 下部フォーク 2 車輪 3 車軸 7 軸支 11 スプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォークが上部フォークと下部フォーク
    に分割され、上部フォークに下方に車輪を設けた下部フ
    ォークが回動可能に軸支されると共に、該軸支部は車軸
    の垂直線上よりずれて位置し、上部フォーク側と下部フ
    ォークの上面間に弾性材が張設されていることを特徴と
    する緩衝キャスター。
JP14535194A 1994-06-02 1994-06-02 緩衝キャスター Pending JPH07329505A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14535194A JPH07329505A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 緩衝キャスター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14535194A JPH07329505A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 緩衝キャスター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07329505A true JPH07329505A (ja) 1995-12-19

Family

ID=15383188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14535194A Pending JPH07329505A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 緩衝キャスター

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JP (1) JPH07329505A (ja)

Cited By (5)

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