JP2588257Y2 - 運搬用手押し台車 - Google Patents
運搬用手押し台車Info
- Publication number
- JP2588257Y2 JP2588257Y2 JP1993022020U JP2202093U JP2588257Y2 JP 2588257 Y2 JP2588257 Y2 JP 2588257Y2 JP 1993022020 U JP1993022020 U JP 1993022020U JP 2202093 U JP2202093 U JP 2202093U JP 2588257 Y2 JP2588257 Y2 JP 2588257Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leaf spring
- fixed
- spring
- carrier plate
- chassis frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Handcart (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、荷物を搬送する運搬用
手押し台車に関するものである。
手押し台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】平板状の荷台の下面にキャスター等の車
輪を取り付け、前記荷台の一端に取手を立設した運搬用
手押し台車は公知である。
輪を取り付け、前記荷台の一端に取手を立設した運搬用
手押し台車は公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記の台車では、路面
の段差や起伏を直接車輪がとらえ荷台上の積載物に振動
が伝達されるためガタツキや荷崩れを発生する。
の段差や起伏を直接車輪がとらえ荷台上の積載物に振動
が伝達されるためガタツキや荷崩れを発生する。
【0004】殊に、液体を運搬するときは、荷台の振動
やガタツキによって液体が容器からこぼれる。また、台
車操作時に荷台の振動が取手を介して身体に直接伝達す
るため、作業者の手に負担が掛かる等の問題があった。
やガタツキによって液体が容器からこぼれる。また、台
車操作時に荷台の振動が取手を介して身体に直接伝達す
るため、作業者の手に負担が掛かる等の問題があった。
【0005】本考案の目的は、上記従来の問題点を解消
した運搬用手押し台車を提供することである。
した運搬用手押し台車を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本考案の要旨は、一端に取手を立設した方形枠状の
シャシフレームに板バネを固定し、この板バネに複数個
の車輪を取り付け、前記シャシフレーム上に荷台板の4
隅をセット荷重の調整可能なコイルスプリングを介して
弾機支持し、前記車輪取り付け位置の板バネ上に突起軸
を設け、前記荷台板の下面に前記突起軸を嵌挿した振れ
止め部材を固定したものである。
めの本考案の要旨は、一端に取手を立設した方形枠状の
シャシフレームに板バネを固定し、この板バネに複数個
の車輪を取り付け、前記シャシフレーム上に荷台板の4
隅をセット荷重の調整可能なコイルスプリングを介して
弾機支持し、前記車輪取り付け位置の板バネ上に突起軸
を設け、前記荷台板の下面に前記突起軸を嵌挿した振れ
止め部材を固定したものである。
【0007】
【作用】上記の構成により、路面の段差や起伏による車
輪の振動は板バネによって吸収し、また、荷台板上の積
載物への振動をシャシフレームと荷台板との間のコイル
スプリングで吸収する。さらに、板バネ上の突起軸と荷
台板の下面の振れ止め部材とによって荷台板の前後,左
右方向の揺動を防止する。
輪の振動は板バネによって吸収し、また、荷台板上の積
載物への振動をシャシフレームと荷台板との間のコイル
スプリングで吸収する。さらに、板バネ上の突起軸と荷
台板の下面の振れ止め部材とによって荷台板の前後,左
右方向の揺動を防止する。
【0008】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1及び図2において、1は一端に取手2を立設し
た方形枠状のシャシフレームである。このシャシフレー
ム1には、その前後方向(又は左右方向)に板バネ4を
差し渡して板バネ4の両端をシャシフレーム1に固定
し、この板バネ4に複数個の車輪3が取り付けられてい
る。
る。図1及び図2において、1は一端に取手2を立設し
た方形枠状のシャシフレームである。このシャシフレー
ム1には、その前後方向(又は左右方向)に板バネ4を
差し渡して板バネ4の両端をシャシフレーム1に固定
し、この板バネ4に複数個の車輪3が取り付けられてい
る。
【0009】5は荷物等を搭載する荷台板であり、この
荷台板5は、その4隅を前記シャシフレーム1上にコイ
ルスプリング6を介して弾機支持されている。
荷台板5は、その4隅を前記シャシフレーム1上にコイ
ルスプリング6を介して弾機支持されている。
【0010】前記コイルスプリング6の中心には、シャ
シフレーム1に固定したボルト6が貫通され、かつ前記
荷台板5を貫通してナット8を螺合し、このナット8の
締め緩めによりコイルスプリング6のセット荷重の調整
を可能にしている。
シフレーム1に固定したボルト6が貫通され、かつ前記
荷台板5を貫通してナット8を螺合し、このナット8の
締め緩めによりコイルスプリング6のセット荷重の調整
を可能にしている。
【0011】さらに、図3でも示すように、前記車輪3
の取り付け位置の板バネ4上に突起軸9を設け、前記荷
台板5の下面に前記突起軸9を嵌挿した振れ止め部材9
を固定している。
の取り付け位置の板バネ4上に突起軸9を設け、前記荷
台板5の下面に前記突起軸9を嵌挿した振れ止め部材9
を固定している。
【0012】本考案は上記の通りの構造であるから、車
輪3はシャシフレーム1に固定した板バネ4によって上
下方向の弾機性可能に懸架されていることにより、路面
の段差や起伏による車輪3の振動は板バネによって吸収
する。
輪3はシャシフレーム1に固定した板バネ4によって上
下方向の弾機性可能に懸架されていることにより、路面
の段差や起伏による車輪3の振動は板バネによって吸収
する。
【0013】また、荷台板5は、その4隅をシャシフレ
ーム1上にコイルスプリング6によって上下方向の弾機
性可能に支持されていることにより、荷台板5上の積載
物への振動を吸収する。
ーム1上にコイルスプリング6によって上下方向の弾機
性可能に支持されていることにより、荷台板5上の積載
物への振動を吸収する。
【0014】このコイルスプリング6による荷台板5の
弾機支持力は、ナット8の締め緩めによりコイルスプリ
ング6のセット荷重を調整することにより、積載荷重に
対応した適性な弾機支持力を持たせることができる。
弾機支持力は、ナット8の締め緩めによりコイルスプリ
ング6のセット荷重を調整することにより、積載荷重に
対応した適性な弾機支持力を持たせることができる。
【0015】さらに、板バネ4上の突起軸9と荷台板1
の下面に設けた振れ止め部材10とによって荷台板の前
後,左右方向の揺動を防止する。
の下面に設けた振れ止め部材10とによって荷台板の前
後,左右方向の揺動を防止する。
【0016】
【考案の効果】以上のように本考案によると、一端に取
手を立設した方形枠状のシャシフレームに板バネを固定
し、この板バネに複数個の車輪を取り付け、前記シャシ
フレーム上に荷台板の4隅をセット荷重の調整可能なコ
イルスプリングを介して弾機支持し、前記車輪取り付け
位置の板バネ上に突起軸を設け、前記荷台板の下面に前
記突起軸を嵌挿した振れ止め部材を固定した構成である
から、路面の段差や起伏による振動によって荷台板上の
積載物ガタツキや荷崩れの発生を防止すると共に、取手
を把持した作業者の手の振動負担を低減することがで
き、操作性を向上する利点を有している。
手を立設した方形枠状のシャシフレームに板バネを固定
し、この板バネに複数個の車輪を取り付け、前記シャシ
フレーム上に荷台板の4隅をセット荷重の調整可能なコ
イルスプリングを介して弾機支持し、前記車輪取り付け
位置の板バネ上に突起軸を設け、前記荷台板の下面に前
記突起軸を嵌挿した振れ止め部材を固定した構成である
から、路面の段差や起伏による振動によって荷台板上の
積載物ガタツキや荷崩れの発生を防止すると共に、取手
を把持した作業者の手の振動負担を低減することがで
き、操作性を向上する利点を有している。
【図1】本考案の斜視図
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】車輪の取り付け部分の詳細図
1 シャシフレーム 2 取手 3 車輪 4 板バネ 5 荷台板 6 コイルスプリング 7 ボルト 8 ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−234068(JP,A) 特開 平4−11555(JP,A) 特開 平2−279461(JP,A) 実開 昭57−118973(JP,U) 実開 昭57−204264(JP,U) 実開 昭47−18273(JP,U) 実開 平3−88981(JP,U) 実開 平2−79909(JP,U) 実開 昭58−178058(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62B 5/00
Claims (1)
- 【請求項1】 一端に取手を立設した方形枠状のシャシ
フレームに板バネを固定し、この板バネに複数個の車輪
を取り付け、前記シャシフレーム上に荷台板の4隅をセ
ット荷重の調整可能なコイルスプリングを介して弾機支
持し、前記車輪取り付け位置の板バネ上に突起軸を設
け、前記荷台板の下面に前記突起軸を嵌挿した振れ止め
部材を固定したことを特徴とする運搬用手押し台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993022020U JP2588257Y2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 運搬用手押し台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993022020U JP2588257Y2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 運搬用手押し台車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0675950U JPH0675950U (ja) | 1994-10-25 |
JP2588257Y2 true JP2588257Y2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=12071312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993022020U Expired - Fee Related JP2588257Y2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 運搬用手押し台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2588257Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102007674B1 (ko) * | 2014-08-21 | 2019-08-06 | 한화정밀기계 주식회사 | 가변형 팔렛트 |
KR101720231B1 (ko) * | 2015-06-25 | 2017-03-27 | 한화시스템(주) | 무인잠수정용 진동방지 이동대차 |
-
1993
- 1993-04-05 JP JP1993022020U patent/JP2588257Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0675950U (ja) | 1994-10-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |