JPH07329328A - 積層材料エリアが最大画像エリアと異なるプリンタ - Google Patents

積層材料エリアが最大画像エリアと異なるプリンタ

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JPH07329328A
JPH07329328A JP13701495A JP13701495A JPH07329328A JP H07329328 A JPH07329328 A JP H07329328A JP 13701495 A JP13701495 A JP 13701495A JP 13701495 A JP13701495 A JP 13701495A JP H07329328 A JPH07329328 A JP H07329328A
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JP
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image
area
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colorant
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JP13701495A
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Mark Allan Bobb
アラン・ボブ マーク
James Thomas Stoops
トーマス・ストゥープ ジェームズ
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Eastman Kodak Co
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Eastman Kodak Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/325Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M7/00After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
    • B41M7/0027After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock using protective coatings or layers by lamination or by fusion of the coatings or layers

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリントを完成するのに要する時間を短縮す
るとともに、積層材料エリアの境界エッジがユーザに容
易に識別されないようにする積層手段を有するプリンタ
を提供すること。 【構成】 色材の受容媒体上に設定された使用可能な所
定の最大画像エリア内で、受容媒体上に画像が形成さ
れ、この画像を覆うように受容媒体に積層材料エリアを
転写する手段を有するプリンタにおいて、受容媒体に転
写される積層材料エリアが、使用可能な所定の最大画像
エリアと異なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像が形成されたプリ
ントに対して積層材料エリアあるいは保護層を形成する
熱転写プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】カラー熱転写プリンタは、色材供与体を
用いて色材の受容媒体上にカラー情報を連続的に印刷す
ることで、カラープリントを形成する。ここで使用され
る色材供与体は、繰り返し連続する色材フレームから構
成されている。そして、完成されたプリントは、ハンド
リング、スクラッチ、指紋、および退色等による損傷お
よび劣化を受けやすい。
【0003】完成されたプリントの色材からなる画像上
に保護層を形成することで、プリントの耐久性を向上す
ることができる。そして、プリント全体を保護層で覆う
ために、プリンタと独立した積層装置が長期間使用され
てきた。しかし、このような装置を導入するには、さら
に費用がかかるとともに設置スペースが新たに必要にな
り、また、ユーザにとって保護されたプリントを形成す
るのに余分な時間を必要とする。また、プリンタにより
プリントを完成させる工程と、プリンタと独立した装置
によりプリントに保護層を形成する工程との間におい
て、プリントが損傷される可能性がある。
【0004】幾種類かの熱転写プリンタでは、完成され
たプリントが積層される以前に損傷される危険性をなく
すために、プリンタ内に個別の積層機構が設けられてい
る。しかし、この個別の機構を設けるためには、プリン
タ内にさらなるハードウエアが必要となり、プリンタが
複雑化するとともに、コストが高くなる。
【0005】また、他の種類の熱転写プリンタでは、色
材の受容媒体上にカラー情報を印刷する印刷機構におい
て、同様に保護層が形成される。例えば、アメリカ合衆
国特許4,738,555号(1988年4月19日にM.Nagashi
ma氏に付与)により開示されている技術では、保護層を
形成する熱転写可能な積層材料が、個別のフレームとし
て色材供与ウェブに組み込まれ、プリントヘッドから供
給される熱によって転写される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】熱転写プリンタは、視
覚的に優れたプリントを生成することができるが、他の
技術に基づいたプリンタと比較すると、処理速度が遅い
という短所がある。それゆえ、熱転写プリンタの生産性
を上げるために、さらなる開発が行われている。ところ
で、使用可能な全ての画像エリアを積層する場合には、
印刷された画像が最大画像エリアよりも小さな場合で
も、プリントを積層するのに必要となる時間が、最大サ
イズの画像を積層するのに必要となる時間に等しくな
る。プリントが積層されるのをユーザが待つ時間には、
非画像エリアが積層されるのに要する時間も含まれるこ
とになる。それゆえ、プリントを完成するとともに積層
するのに要する全体的な時間が増加する。
【0007】また、積層されたエリアと積層されないエ
リアとの外観の差異により、重大な問題が発生する。ユ
ーザは、積層されたエリアの境界エッジを容易に識別
し、またこれを目障りに感じることがある。
【0008】また、高いエネルギレベルでプリントヘッ
ドを不必要に動作させることで、プリントヘッドの耐用
寿命が減少されるという短所がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、印刷された画
像エリアを保護するために最小領域を効率的に積層する
ことで、プリントを積層するために必要とされる時間を
減少させる手段を提供する。この手段によれば、積層材
料エリアは熱転写プリンタにおける使用可能な最大画像
エリアとは異なる大きさを有する。本発明の一つの実施
態様によれば、積層材料エリアが最大画像エリアよりも
小さくなり、また、本発明の他の実施態様によれば、積
層材料エリアが最大画像エリアよりも大きくなる。
【0010】また、本発明によれば、視覚的にユーザに
識別されない積層材料エリアの境界部が形成される。
【0011】さらに、本発明によれば、高いエネルギで
動作する継続時間が減少するから、プリントヘッドの寿
命が延ばされる。
【0012】本発明の実施態様によれば、受容媒体の使
用可能な所定の最大画像エリア内において受容媒体に画
像を生成するプリンタには、受容媒体に転写された積層
材料エリアが使用可能な所定の最大画像エリアと異なる
ようにして画像が覆われるように、受容媒体に積層材料
エリアを転写する手段が備えられている。
【0013】本発明の1つの好適な実施態様によれば、
受容媒体に転写される積層材料エリアは、画像よりも大
きく、使用可能な所定の最大画像エリアよりも小さくな
る。
【0014】本発明の他の実施態様によれば、受容媒体
上で画像が形成された部分のみが、積層材料により覆わ
れる。
【0015】また、本発明の他の実施態様によれば、受
容媒体上で形成された画像の境界エッジで囲まれた部分
のみが、積層材料により覆われる。
【0016】さらに、本発明の他の実施態様によれば、
受容媒体上で形成された画像の境界エッジと同形状で境
界形状よりも少しだけ大きな部分のみが、積層材料によ
り覆われる。
【0017】
【実施例】本発明の目的および利点は、以下に記載され
る好適な実施例に関する詳細な説明により明確に示され
る。
【0018】以下に示される本発明の好適な実施例に関
する詳細な説明では、次に示す図が参照される。図1
は、色材の受容媒体にカラー画像を形成するのに用いら
れる熱転写プリンタを示す図である。図2は、図1のプ
リンタのプリントヘッドにおいて使用される複数の発熱
体を示す斜視図である。図3は、典型的な色材供与ウェ
ブの一部を示す図である。図4は、色材からなる画像が
保護されていない状態の色材の受容媒体を示す図であ
り、(a)はその平面図、(b)はその断面図である。
図5は、色材からなる画像が形成されるとともに、使用
可能な画像エリアの全てが積層材料により覆われた状態
の色材の受容媒体を示す図であり、(a)はその平面
図、(b)はその断面図である。図6は、色材からなる
画像が形成されるとともに、色材が付着された画素のみ
が積層材料により覆われた状態の色材の受容媒体を示す
図であり、(a)はその平面図、(b)はその断面図で
ある。図7は、色材からなる画像が形成されるととも
に、色材が付着されない画素を含めて画像の境界内の全
てのエリアが積層材料により覆われた状態の色材の受容
媒体を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はそ
の断面図である。図8は、色材からなる画像が形成され
るとともに、画像に外接する長方形エリアが積層材料に
より覆われた状態の色材の受容媒体を示す図であり、
(a)はその平面図、(b)はその断面図である。図9
は、色材からなる画像が形成されるとともに、水平方向
において画像に外接し垂直方向において使用可能な画像
エリアの最大限まで延びる長方形エリアが積層材料によ
り覆われた状態の色材の受容媒体を示す図であり、
(a)はその平面図、(b)はその断面図である。図1
0は、色材からなる画像が形成されるとともに、垂直方
向において画像に外接し水平方向において使用可能な画
像エリアの最大限まで延びる長方形エリアが積層材料に
より覆われた状態の色材の受容媒体を示す図であり、
(a)はその平面図、(b)はその断面図である。図1
1は、色材からなる画像が形成されるとともに、図8に
示された画像に外接する長方形よりも少しだけ大きな長
方形エリアが積層材料により覆われて画像を包含する積
層が実施された状態の色材の受容媒体を示す図であり、
(a)はその平面図、(b)はその断面図である。図1
2は、包含する際の水平方向および垂直方向における余
裕部の大きさを示す図11(a)の拡大図である。図1
3は、積層材料エリアが画像と同形状であるとともに画
像より少しだけ大きな積層材料エリアで画像を包含する
非定形の積層が実施された状態の受容媒体上の色材から
なる画像を示す図である。図14は、プリントにおける
4つの主要エリアの大きさを示す図である。図15は、
画像が印刷される以前に積層材料エリアの位置および大
きさが決定される工程を示すブロック図である。図16
は、画像が印刷された以後に積層材料エリアの位置およ
び大きさが決定される工程を示すブロック図である。図
17は、画像が印刷されると同時に積層材料エリアの位
置および大きさが決定される工程を示すブロック図であ
る。図18は、積層材料エリアの位置および大きさが決
定される詳細な工程を示すブロック図である。図19
は、画像データに対応するエリアが余白部を含み、実質
的な画像エリアが画像データのファイルに対応するエリ
アよりも小さくなる際の主要エリアの大きさを示す図で
ある。図20は、画像データが余白部を含む際に、積層
材料エリアの位置および大きさが決定される詳細な工程
を示すブロック図である。
【0019】特に、本発明による装置の一部を構成する
か、あるいは装置に直接に関係する構成要素に関して、
以下に説明がなされる。ここで特に示さず、あるいは記
述しない構成要素については、当業者に周知の様々な形
態をとりえることが解されるであろう。また、以下に
は、本発明が昇華色材を用いた熱転写プリンタを対象と
して説明されているが、他の種類のプリンタにも本発明
が適用可能であることを留意する必要がある。
【0020】図1において、熱転写プリンタ210は、
プリントヘッド機構212と、色材供与ウェブの供給ス
プール214と、色材供与ウェブの巻取りスプール21
6とを有して構成されている。また、プリンタの主要な
支持構造は、プラテンローラ機構218と、色材の受容
媒体の移送機構である一対のピンチローラ220,22
2と、色材の受容媒体の供給機構224とを有して構成
されている。
【0021】プリンタの通常の動作工程は、色材の受容
媒体を供給する工程と、受容媒体上にカラー情報を印刷
する工程と、完成されたプリントを排出する工程とから
構成されている。上記のそれぞれの工程は、共同出願に
よるアメリカ合衆国特許5,176,458 号(1993年1月
5日にH.G.Wirth 氏に付与)に詳細に記載されているの
で、図示されている熱転写プリンタの実施例におけるこ
れらの工程に関する説明は簡単にとどめておく。
【0022】プリンタの動作は供給工程から始まり、プ
リントヘッド機構212が供給位置へ移動される。その
後、色材供与ウェブ226およびシート状の受容媒体2
28が収束する移送経路に沿って印刷位置まで前進す
る。そして、印刷工程を行なうために、プリントヘッド
機構212が印刷の準備位置に配置される。
【0023】シート状の色材の受容媒体が前進する際に
は、受容媒体228は、カーブした移送経路を形成する
ガイド230に沿って移送され、プリントヘッド機構2
12とプラテン機構218との間のギャップに導入され
る。色材の受容媒体がこのギャップに導入されると、受
容媒体228は、色材供与ウェブ226と接触するよう
になり、そして、受容媒体の移送機構であるピンチロー
ラ220,222へ案内される。
【0024】色材の受容媒体228が受容媒体の移送機
構であるピンチローラ220,222に保持されると、
プリントヘッド機構212がプラテン機構218に向け
て移動され、これにより、色材供与ウェブ226および
色材の受容媒体228がプラテン機構に対して押圧さ
れ、熱転写印刷を行なうためのサンドイッチ構造が構成
される。
【0025】供給工程が終了すると、プリンタ210は
印刷工程に入る。この印刷工程では、プリントヘッド機
構212により、色材供与ウェブ226および受容媒体
228がプラテン機構218に対して押圧され、カラー
情報が受容媒体上に印刷される。
【0026】図2に示されるように、プリントヘッド機
構212のプリントヘッドは、例えば電気的抵抗体のよ
うな複数の発熱体232から構成されている。これらの
発熱体232は色材供与ウェブ226に対して押圧さ
れ、これにより、色材供与ウェブ226が色材の受容媒
体228に対して押圧される。複数のスイッチ234の
なかの1つのスイッチが閉じられると、このスイッチに
対応する発熱体232が電源Vsに接続される。転写さ
れる色材の量は、スイッチ234が閉じられる時間の関
数となる。
【0027】色材供与ウェブ226は、先頭部と、これ
に続いて繰り返し連続する色材フレームとを有して構成
されている。それぞれの色材フレームは、図3に示され
るように隣接して配置されることもあれば、中間フレー
ムを挟んで離間して配置されることもある。そして、図
に示されるように、イエロー、マゼンタ、およびシアン
の色材フレームから1つのフレーム連続体が構成されて
いる。1つのフレーム連続体が、色材の受容媒体228
上に1つのカラープレーンを印刷するために使用され
る。
【0028】本願明細書においては、”色材”という用
語は、プリントヘッドのそれぞれの発熱体に供給される
エネルギに応じて、色材供与ウェブから色材の受容媒体
へ転写される着色物質のことを示す。本発明の図示され
る実施例においては、色材供与ウェブ226上の色材フ
レームからなるそれぞれの連続体の後には、積層材料が
コーティングされたフレームが続いている。積層材料
は、透明であるのが好適であり、色材と同様にプリント
ヘッドのそれぞれの発熱体に供給されるエネルギに応じ
て、色材供与ウェブから色材の受容媒体へ転写される。
図示された実施例では、積層材料のフレームが色材供与
ウェブに組み込まれているが、当業者であれば、積層材
料のフレームが別のウェブに組み込まれ、プリントヘッ
ドの下流部に配置された積層機構において画像に積層を
行なうことも可能であるのを解するであろう。
【0029】図示された実施例においては、プリントヘ
ッドが電気的な発熱抵抗体232を有して構成されてい
るが、当業者であれば、例えばレーザダイオード・アレ
イおよび個別のレーザ光源のようなエネルギ源が、印刷
媒体にエネルギを供給する際に効率的に使用可能である
ことを解するであろう。さらに、電子写真式のプリン
タ、インクジェットプリンタ、インパクトプリンタ等の
他の種類のプリンタに対して、本発明を適用することも
可能である。カラープレーンが形成された後の色材の受
容媒体は、既に述べているように”プリント”と称され
る。
【0030】図3に示されるように、プリンタ機構に
は、上方から色材供与ウェブに光線を照射するために、
2つのLED236,238が設けられている。LED
236はグリーンの光線を照射し、LED238はブル
ーの光線を照射する。また、2つの光検知器A,Bが、
色材供与ウェブを透過した光線を受容するために、色材
供与ウェブの下部に設置されている。この光検知器A,
Bは、フレーム連続体およびフレーム連続体のそれぞれ
の色材フレームの先頭部を識別するための信号を出力す
る。この識別手段に関しては、共同出願によるアメリカ
合衆国特許4,710,781号 (S.Stephenson氏に付与)に詳
細に記載されている。
【0031】カラー熱転写プリンタは、受容媒体上に単
一のカラーを印刷する工程と、受容媒体を開始位置まで
戻して次のカラーを印刷する準備を行なう工程とを連続
して実施することにより、プリントを形成する。色材の
受容媒体に対して、色材供与ウェブ上の必要とされるす
べてのカラーが印刷されるまで、上記の工程が継続され
る。そして、色材からなる画像を積層材料で覆うため
に、色材供与ウェブの積層材料からなるフレームに対し
て、プリンタにより上記と同様の工程が実施される。す
なわち、プリントヘッドが上昇され、熱転写可能な積層
材料のフレームの先頭位置がプリントヘッドに対して位
置合わせされるように色材供与ウェブが移動される。そ
して、形成された画像の先頭位置がプリントヘッドに対
して位置合わせされるように、受容媒体が再配置され
る。その後、プリントヘッドが下げられて積層工程が開
始され、プリントヘッドにより熱および圧力が色材供与
ウェブに加えられ、積層材料が受容媒体に転写される。
【0032】熱転写プリンタでは、通常、図4(a)に
示されるようなプリントが生成される。この際、例えば
画像10のような情報が色材の受容媒体12上に形成さ
れる。完成された最大サイズの画像に対しても余白部を
与えるために、使用可能な最大画像エリア14の大きさ
は色材の受容媒体12よりも通常小さくなっている。し
かし、必ず小さくする必要があるというわけではない。
また、図4(b)は、図4(a)のA−A線に沿った画
像10の断面図である。図に示されるように、プリント
ラインは、色材16が転写されて画像部分が形成される
エリアと、色材16が存在しないエリアとを有して構成
されている。
【0033】図5(a)に示されるように、使用可能な
最大画像エリア14が、通常、積層材料20により覆わ
れる。積層が行われると、A−A線に沿った画像10の
断面図に示されるように、転写された色材16が積層材
料20により覆われるとともに、色材が転写されていな
い部分も積層材料により覆われる。この場合、積層材料
20の境界エッジは、ユーザにより容易に識別される。
【0034】積層材料のエッジを隠す方法の1つとし
て、色材が転写された部分のみを積層材料で覆う方法が
ある。図6(a)には、画像を形成する色材が転写され
た部分のみが積層材料20により覆われている状態がド
ットパターンにより示されている。そして、図6(b)
の断面図には、転写された色材16上のみに積層材料2
0が転写された状態が明確に示されている。
【0035】また、積層材料のエッジを隠す他の方法と
しては、図7(a)および図7(b)に示されるよう
に、画像10の外部境界に囲まれる部分を積層材料で覆
う方法がある。この実施例によれば、色材が転写された
部分と、色材が転写されないが画像の外部境界で囲まれ
た部分とに積層材料20が転写される。
【0036】図8(a)および図8(b)には、本発明
の他の実施例が示されている。この場合、画像境界の水
平および垂直方向における最外エッジにより定められ画
像10に外接する長方形エリアが、積層材料20により
覆われる。この方法は、上記の実施例よりも容易に実行
することができる。
【0037】図8(a)および図8(b)に示されるよ
うに画像に長方形を外接させる方法と、図5(a)およ
び図5(b)に示されるように使用可能な最大画像エリ
アを覆う方法とを組み合わせた別の方法が、図9(a)
および図9(b)に示されている。図9(a)に示され
る色材の受容媒体では、垂直方向においては使用可能な
最大画像エリアが積層材料20により覆われ、水平方向
においては画像境界に応じて区画されたエリアが積層材
料20により覆われている。また、図10(a)および
図10(b)に示される実施例も上記の実施例と同様で
あるが、この実施例では、水平方向においては使用可能
な最大画像エリアが積層材料20により覆われ、垂直方
向においては画像境界に応じて区画されたエリアが積層
材料20により覆われている。
【0038】図6(a)ないし図10(a)に示された
実施例において、転写された色材16の完全な保護を保
証するためには、転写される積層材料20と転写される
色材16との間において画素サイズ以下の精度での位置
決めが必要になる。位置決めを誤ると、積層されない、
すなわち保護されない色材部分が発生することになる。
また、位置決め誤差が小さく、そして画像10が長方形
でない場合には、図8(a)に示されるように、画像1
0のほとんどすべての画素が保護される。しかし、大部
分の画像は、長方形の形態を有している。例えば、大部
分の画像は、色材が付加されない背景ではなく、色付き
の背景を有している。さらに、色付きの背景を有しない
場合にも、色材が付加されない画像部分は、通常”ホワ
イト”と表現されている。それゆえ、画像データの形態
が長方形でない場合でも、印刷される画像が記録された
ファイルは、長方形に対応した構造を有している。そし
て、図8(a)に示されるような画像に外接する長方形
に積層を行なう方法をとる場合には、積層材料エリア2
0の境界部において、転写された色材16からなる多く
の画素が保護されないことになる。なお、図9(a)お
よび図10(a)に示された方法では、位置決め精度に
関する問題は一方向で解決されるが、しかし、もう一方
の方向において位置決めに誤りが生じると、やはり積層
により充分に画像を保護することができない。
【0039】積層を行なう際に位置決めの誤りによって
保護されない画像部分が生じる危険性を減少させるため
の別の方法が、図11(a)および図11(b)に示さ
れている。この方法では、画像10に外接する長方形よ
り少しだけ大きな長方形エリア20が、積層材料により
覆われている。この方法によれば、位置決め精度に関す
る問題が解決されるとともに、図11(b)の断面図に
示されるように、長方形のすべての辺部において画像の
保護が保証される。
【0040】図12には、図11(a)および図11
(b)に示された実施例の拡大図が示されている。この
場合、画像10は、以下のように画像10より大きく設
定された積層材料エリア20により保護されている。積
層材料エリア20は、水平方向において、画像10の左
端の境界から距離H1だけ離間して画像10を包含する
とともに、画像10の右端の境界から距離H2だけ離間
して画像10を包含している。同様に、積層材料エリア
20は、垂直方向において、画像10の上端の境界から
距離V1だけ離間して画像10を包含するとともに、画
像10の下端の境界から距離V2だけ離間して画像10
を包含している。距離H1,H2,V1,およびV2
は、同じ値をとることもあれば、異なる値をとることも
ある。また、幾つかの距離が同じ値をとり、他の距離が
異なる値をとるといった設定も可能である。例えば、H
1=H2、V1=V2、およびH1≠V1といった条件
をみたす積層材料エリアの設定が可能である。
【0041】図13には、他の積層方法が示されてお
り、この方法では、画像10の境界が認識され、境界上
のすべての点において画像が包含されるように積層材料
エリアが定められる。
【0042】図14には、上記の多くの積層方法に適用
可能であるエリアの算出方法を説明するための各エリア
の大きさの関係が示されている。色材の受容媒体には、
まず、4つの座標点(PA,LA)、(PZ,LA)、
(PZ,LZ)、および(PA,LZ)で定義される絶
対的な最大印刷エリアが設けられている。この最大印刷
エリアの幅は、プリンタのプリントヘッド上における使
用可能な印刷要素の数により定められ、距離(PZ−P
A)で示される。また、最大印刷エリアの長さは、色材
の受容媒体の大きさと、余白部がある場合には余白部の
大きさを決定するプリンタの機械的特徴とから定められ
る。この最大印刷エリアの長さは、距離(LZ−LA)
で示される。
【0043】また、プリンタには、許容誤差および位置
合わせの問題に対応するために、最大印刷エリアよりも
小さく設定される最大画像エリアが設けられることが多
くある。この所定の最大画像エリアは、4つの座標点
(PB,LB)、(PY,LB)、(PY,LY)、お
よび(PB,LY)により定義される。ほとんどすべて
のプリンタは、この所定の最大画像エリアの外側におい
て印刷を行なうことはない。
【0044】画像データエリアは、最大画像エリア内で
あれば、任意の位置に設定することが可能であり、ま
た、最大画像エリアの大きさを越えなければ、任意の大
きさをとることができる。画像が長方形である場合に
は、画像データエリアは、4つの座標点(PD,L
D)、(PW,LD)、(PW,LW)、および(P
D,LW)により定義される。画像データエリアの幅
は、距離(PW−PD)で示され、また、画像データエ
リアの長さは、距離(LW−LD)で示される。
【0045】長方形でない画像の画像データエリアも、
同様に、画像に外接する長方形の4つの頂点(PD,L
D)、(PW,LD)、(PW,LW)、および(P
D,LW)により定義される。このような場合には、画
像の上端の画素は色材の受容媒体の上端から距離LDだ
け離間した位置にあり、画像の下端の画素は色材の受容
媒体の上端から距離LWだけ離間した位置にある。ま
た、画像の左端の画素は色材の受容媒体の左端から距離
PDだけ離間した位置にあり、画像の右端の画素は色材
の受容媒体の左端から距離PWだけ離間した位置にあ
る。長方形の画像と同様に、画像データエリアの幅は距
離(PW−PD)で示され、画像データエリアの長さは
距離(LW−LD)で示される。
【0046】また、4つの座標点(PC,LC)、(P
X,LC)、(PX,LX)、および(PC,LX)で
定義される長方形の積層材料エリアは、距離(PX−P
C)で示される幅と距離(LX−LC)で示される長さ
とを有している。積層材料エリアと図14に示される他
のエリアとの関係は、以下に記載されるように、適用さ
れる積層方法によって決定される。
【0047】図5(a)に示される積層方法を用いる場
合には、図14に示される積層材料エリアが所定の最大
画像エリアに等しくなる。この際、PC=PB、PX=
PY、LC=LB、およびLX=LYとなる。画像デー
タエリアが最大画像エリアよりも小さければ、画像は積
層材料エリアにより包含される。しかし、画像データエ
リアが最大画像エリアと大きさが同じ場合には、積層材
料エリアも画像データエリアと大きさが同じになる。こ
の場合、前述したように、位置決めに対して厳しい精度
が要求される。
【0048】幾つかの一般的な画像データの表現方法に
よれば、最大画像エリアを用いてすべての画像を表現し
ている。この方法では、色材を受けないすべての画素
が、”ホワイト”と定義される。それゆえ、この画像デ
ータ表現方法によれば、常に最大画像エリア内のすべて
の画素の情報が保持されている。
【0049】図8に示される積層方法では、図14に示
される積層材料エリアと画像データエリアとが等しくな
り、PC=PD、PX=PW、LC=LD、およびLX
=LWとなる。この実施例では、色材からなる画像が積
層材料により包含されないから、ここでも位置決めに対
して厳しい精度が要求される。
【0050】図9(a)および図9(b)には、図5
(a)および図8(a)で示されたそれぞれの方法を組
み合わせた方法が示されている。この実施例では、図1
4に示される積層材料エリアの幅が画像データエリアの
幅に等しくなり、積層材料エリアの長さが最大画像エリ
アの長さに等しくなる。それゆえ、PC=PD、PX=
PW、 LC=LB、およびLX=LYとなる。この場
合、積層材料エリアの左端および右端においては、やは
り位置決めに対して厳しい精度が要求される。
【0051】図10(a)には、図9(a)に示された
積層方法に代わる方法が示されている。この方法では、
図14に示される積層材料エリアの幅が最大画像エリア
の幅に等しくなり、積層材料エリアの長さが画像データ
エリアの長さに等しくなる。それゆえ、PC=PB、P
X=PY、LC=LD、およびLX=LWとなる。この
場合、積層材料エリアの上端および下端においては、や
はり位置決めに対して厳しい精度が要求される。
【0052】図11(a)および図12に示される積層
方法では、図14に示される積層材料エリアが画像デー
タエリアよりも大きくなっている。この実施例では、画
像データエリアの上端部が、距離V1(=LD−LC)
をおいて、積層材料エリアの上端部に包含されている。
また、画像データエリアの下端部が、距離V2(=LX
−LW)をおいて、積層材料エリアの下端部に包含され
ている。同様にして、画像データエリアの左端部が、距
離H1(=PD−PC)をおいて、積層材料エリアの左
端部に包含されている。また、画像データエリアの右端
部が、距離H2(=PX−PW)をおいて、積層材料エ
リアの右端部に包含されている。
【0053】画像データエリアが小さく、適切に配置さ
れている場合には、積層材料エリアは最大画像エリア内
に収容される。しかし、画像データエリアが最大画像エ
リアの近傍に位置する場合や画像データエリアが最大画
像エリアに部分的にでも一致する場合には、積層材料エ
リアが最大画像エリアの境界を越えて形成されることに
なる。このような状態は、(LD−LB<V1)、(L
Y−LW<V2)、(PD−PB<H1)、あるいは
(PY−PW<H2)のいずれかの条件が成立する際に
起こる。このような状態が起こった場合でも、最大画像
エリアの外側の通常使用されない画素を使用すること
で、積層材料エリアによる画像データエリアの包含を部
分的あるいは全般的に好適に実現することが可能とな
る。それゆえ、画像データエリアが最大画像エリアと等
しい大きさを有する場合でも、最小量の余裕部を有して
画像データエリアを積層材料エリアで包含することがで
きる。積層材料エリアが画像データエリアを包含する際
の余裕部の最小量は、左端部では距離(PB−PA)、
右端部では距離(PZ−PY)、上端部では距離(LB
−LA)、下端部では距離(LZ−LY)となる。これ
らの値は、積層材料エリアが画像データエリアを包含す
る際に、プリンタが形成することのできる余裕部の最小
値を示すものであり、また、これらの値はH1,H2,
V1,およびV2のデフォルト値よりも小さいこともあ
る。
【0054】図15は、画像印刷および積層における処
理工程を示すブロック図である。この実施例では、印刷
される画像データ100がプリンタに入力され、画像の
境界が算出される(ステップ102)。次に、プリンタ
では、画像の境界をもとにして積層材料の境界が算出さ
れる(ステップ104)。その後、プリンタにより画像
が印刷され(ステップ106)、そして画像上に積層材
料が転写される(ステップ108)。
【0055】図16は、図15に示された処理工程に代
わる別の処理工程を示すブロック図である。前処理工程
と同様に、印刷される画像データ100がプリンタに入
力されて画像の境界が算出され(ステップ102)、そ
の後、画像データが印刷される(ステップ106)。次
に、プリンタでは、積層材料の境界が決定され(ステッ
プ104)、そして、プリンタにより積層材料が転写さ
れる(ステップ108)。
【0056】また、図17に示されるように、プリンタ
により画像が印刷される(ステップ106)間に、プリ
ンタにおいて画像の境界を算出する(ステップ102)
とともに積層材料の境界を決定する(ステップ104)
ことも可能である。
【0057】図18には、図15ないし図17に示され
たステップ102およびステップ104に対する1つの
実施例が、より詳細に示されている。複数の情報110
は、設計値、プログラム値、あるいはデフォルト値とし
てプリンタに設定される場合もあれば、ユーザ定義変数
あるいは受容媒体の識別子を用いた設定等の手段を用い
てプリンタに与えられる場合もある。この情報110
は、絶対的な最大印刷エリアの位置および大きさを示す
情報を有しており、座標値PA,PZ,およびLAが与
えられる。そして、プリンタに備えられた色材の受容媒
体の種類により、座標値LZが決定される。また、最大
画像エリアの位置および大きさは、座標値PB,PY,
およびLBで与えられ、一方、座標値LZと同様に、色
材の受容媒体の種類により、座標値LYが決定される。
また、画像データエリアが積層材料エリアにより包含さ
れる際のデフォルト値H1,H2,V1,およびV2
は、プリンタに保持されるか、あるいは他の手段により
与えられる。
【0058】画像データ100および情報110に基づ
いて、画像データエリアの位置および大きさが算出され
(ステップ112)、座標値PD,PW,LD,および
LWが与えられる。そして、これらの座標値は、積層材
料エリアの位置および大きさを決定するのに用いられ
る。関数ブロック114では、積層材料エリアの境界の
左端座標値PCに関して、(PD−H1>PA)が成立
する場合には(PD−H1)の値がPCにセットされ、
そうでない場合には座標値PAがPCにセットされる。
また、関数ブロック116では、積層材料エリアの境界
の右端座標値PXに関して、(PW+H2<PZ)が成
立する場合には(PW+H2)の値がPXにセットさ
れ、そうでない場合には座標値PZがPXにセットされ
る。同様に、関数ブロック118では、積層材料エリア
の境界の上端座標値LCに関して、(LD−V1>L
A)が成立する場合には(LD−V1)の値がLCにセ
ットされ、そうでない場合には座標値LAがLCにセッ
トされる。そして、関数ブロック120では、積層材料
エリアの境界の下端座標値LXに関して、(LW+V2
<LZ)が成立する場合には(LW+V2)の値がLX
にセットされ、そうでない場合には座標値LZがLXに
セットされる。以上の処理が終了した後に、印刷工程
(ステップ121)が開始される。
【0059】積層材料エリアが画像データエリアを包含
する際の余裕部の大きさは、0から表1に示される最大
値まで変化可能である。例えば、左側において、積層材
料エリアが画像データエリアを包含する長さに関して
は、図14に示されるように、最大値として距離(PD
−PA)が設定され、デフォルト値としてH1が設定さ
れる。同様に、右側において、積層材料エリアが画像デ
ータエリアを包含する長さに関しては、最大値として距
離(PZ−PW)が設定され、デフォルト値としてH2
が設定される。また、上側において、積層材料エリアが
画像データエリアを包含する長さに関しては、最大値と
して距離(LD−LA)が設定され、デフォルト値とし
てV1が設定される。さらに、下側において、積層材料
エリアが画像データエリアを包含する長さに関しては、
最大値として距離(LZ−LW)が設定され、デフォル
ト値としてV2が設定される。デフォルト値H1,H
2,V1,およびV2として正の値が与えられる場合に
は、画像データエリアが積層材料エリアに包含され、デ
フォルト値として0が与えられる場合には、画像データ
エリアが包含されないことを留意する必要がある。
【0060】
【表1】
【0061】ところで、色材の受容媒体上における色材
が転写されない余白部に対応するデータが、受け入れら
れる画像データに既に含まれていることがある。例え
ば、図14および図18に示される方法を適用する場合
には、実際の画像エリアから余白部の距離以上離間し
て、積層材料エリアの境界エッジが位置することにな
る。これにより、積層材料エリアのエッジが容易に識別
されるプリントが生成され好ましくない。そこで、画像
データが余白部に対応するデータを有する場合でも、積
層材料エリアのエッジがユーザに見えないように、任意
の画像に対して積層を行なう方法が以下に示される。
【0062】図19には、余白部に対応するデータを含
んだ画像データが入力される多くの積層方法に対して適
用される修正された計算方法を説明するための各エリア
の関係が示されている。色材の受容媒体には、図示され
てはいないが、絶対的な最大印刷エリアおよび所定の最
大画像エリアが設けられている。
【0063】画像データエリアは最大画像エリア内に設
定され、4つの座標点(PD,LD)、(PW,L
D)、(PW,LW)、および(PD,LW)により定
義される。この実施例においては、画像データエリアに
は、4つの座標点(PE,LE)、(PV,LE)、
(PV,LV)、および(PE,LV)により定義され
る画像エリアが含まれている。この画像エリアは、画像
データエリア内であれば、任意の位置に配置される。
【0064】画像エリアが画像データエリアに等しい場
合には、PE=PD、PV=PW、LE=LD、および
LV=LWとなる。このような場合には、図14および
図18に示された積層方法により、良好なプリントを得
ることができる。
【0065】画像データエリアが余白部を有する場合に
は、PE≠PD、PV≠PW、LE≠LD、あるいはL
V≠LWの条件のなかで、少なくとも1つが成立する。
画像データエリア内に余白部が含まれる場合には、画像
エリアが積層材料エリアによって適切に包含されること
が望ましい。この目的を達成するためには、積層材料エ
リアの設定方法を以下に示されるように修正する必要が
ある。まず、長方形である積層材料エリアは、4つの座
標点(PCB,LCB)、(PXB, LCB)、(P
XB,LXB)、および(PCB,LXB)により定義
される。この積層材料エリアは、距離(PXB−PC
B)の幅と距離(LXB−LCB)の長さを有してい
る。この積層材料エリアと図19に示される他のエリア
との関係は、余白部および画像エリアにより決定され
る。この実施例においては、水平および垂直の4方向す
べてにおいて、画像データエリアと画像エリアとの間に
余白部が存在している。
【0066】画像データエリアは、左端部において、画
像エリアよりも距離BH1(=PE−PD)だけ大きく
設定されている。また、画像データエリアは、右端部に
おいて、画像エリアよりも距離BH2(=PW−PV)
だけ大きく設定されている。同様に、画像データエリア
は、上端部において、画像エリアよりも距離BV1(=
LE−LD)だけ大きく設定され、下端部において、画
像エリアよりも距離BV2(=LW−LV)だけ大きく
設定されている。距離BH1,BH2,BV1,および
BV2は、すべて同じ値をとることもあれば、すべて異
なる値をとることもある。また、幾つかの距離が同じ値
をとり、他の距離が異なる値をとるといった設定も可能
である。例えば、BH1=BH2、BV1=BV2、お
よびBH1≠BV1といった条件をみたす画像データエ
リアの設定も可能である。さらに、BH1=BH2=B
V1=BV2=0である場合には、画像エリアの大きさ
は画像データエリアに等しくなり、良好なプリントを得
るために、図14および図18に示される積層方法の使
用が可能となる。
【0067】図19では、画像データエリアの4方向の
端部すべてにおいて余白部が存在している。積層材料の
エッジがユーザに容易に識別されないように積層材料エ
リアを配置するために、以下に示す修正された算出方法
が用いられる。まず、画像エリアの上端部が、距離V1
(=LE−LCB)をおいて、積層材料エリアの上端部
に包含される。また、画像エリアの下端部が、距離V2
(=LXB−LV)をおいて、積層材料エリアの下端部
に包含される。同様にして、画像エリアの左端部が、距
離 H1(=PE−PCB)をおいて、積層材料エリア
の左端部に包含され、画像エリアの右端部が、距離H2
(=PXB−PV)をおいて、積層材料エリアの右端部
に包含される。
【0068】また、図19に示されるように、PE=
(PD+BH1)、 PV=(PW−BH2)、LE=
(LD+BV1)、およびLV=(LW−BV2)の等
式が成立する。これらの等式を前節の距離に関する式に
代入すると、以下の等式が得られる。 ・ PCB=PD+BH1−H1(式1) ・ PXB=PW−BH2+H2(式2) ・ LCB=LD+BV1−V1(式3) ・ LXB=LW−BV2+V2(式4)
【0069】余白部が存在しない場合には、PCB=P
C、PXB=PX、LCB=LC、およびLXB=LX
として式が成立する。式1ないし式4をこれらの等式を
用いて単純化することにより、この積層方法に対する最
終的な式が与えられる。 ・ PC=PD+BH1−H1(式5) ・ PX=PW−BH2+H2(式6) ・ LC=LD+BV1−V1(式7) ・ LX=LW−BV2+V2(式8)
【0070】距離BH1,BH2,BV1,およびBV
2が0である場合には、積層材料エリアの境界が画像デ
ータエリアの外側に出ることになる。一方、距離BH
1,BH2,BV1,およびBV2が0でない場合に
は、積層材料エリアの境界が画像データエリアの内部に
入ることがある。
【0071】図20には、余白部を有する画像データエ
リアに対して与えられた上記の等式をもとにした処理工
程の例がより詳細に示されている。複数の情報110
は、設計値、プログラム値、あるいはデフォルト値とし
てプリンタに設定される場合もあれば、ユーザ定義変数
あるいは受容媒体の識別子を用いた設定等の手段を用い
てプリンタに与えられる場合もある。この情報110
は、絶対的な最大印刷エリアの位置および大きさを示す
情報を有しており、座標値PA,PZ,およびLAが与
えられている。そして、プリンタに備えられた色材の受
容媒体の種類により、座標値LZが決定される。また、
最大画像エリアの位置および大きさは、座標値PB,P
Y,およびLBで与えられ、一方、座標値LZと同様
に、色材の受容媒体の種類により、座標値LYが決定さ
れる。画像エリアが積層材料エリアにより包含される際
のデフォルト値H1,H2,V1,およびV2は、プリ
ンタに保持されるか、あるいは他の手段により与えられ
る。さらに、余白部のデフォルト値BH1,BH2,B
V1,およびBV2も、プリンタに保持されるか、ある
いは他の手段により与えられる。
【0072】本実施例では、積層材料エリアによる包含
の大きさに関するデフォルト値(H1,H2,V1,お
よびV2)および/あるいは余白部の大きさに関するデ
フォルト値(BH1,BH2,BV1,およびBV2)
が、関数ブロック122に示されるように、プリンタに
より調整あるいは修正される。これらのデフォルト値の
調整は、例えば、座標計算、あるいは画像データに付随
するユーザ定義の変数による調整のような当業者に周知
である様々な方法を用いて行われる。
【0073】画像データエリアの位置および大きさの算
出(ステップ112)は、画像データ100、情報11
0、および情報122を基にして行われ、座標値PD,
PW,LD,およびLWが与えられる。そして、これら
の座標値は、積層材料エリアの位置および大きさを決定
するのに用いられる。関数ブロック124では、積層材
料エリアの境界の左端座標値PCに関して、{(PD+
BH1−H1)>PA}が成立する場合には(PD+B
H1−H1)の値がPCにセットされ、そうでない場合
には座標値PAがPCにセットされる。また、関数ブロ
ック126では、積層材料エリアの境界の右端座標値P
Xに関して、{(PW−BH2+H2)<PZ}が成立
する場合には(PW−BH2+H2)の値がPXにセッ
トされ、そうでない場合には座標値PZがPXにセット
される。同様に、関数ブロック128では、積層材料エ
リアの境界の上端座標値LCに関して、{(LD+BV
1−V1)>LA}が成立する場合には(LD+BV1
−V1)の値がLCにセットされ、そうでない場合には
座標値LAがLCにセットされる。そして、関数ブロッ
ク130では、積層材料エリアの境界の下端座標値LX
に関して、{(LW−BV2+V2)<LZ}が成立す
る場合には(LW−BV2+V2)の値がLXにセット
され、そうでない場合には座標値LZがLXにセットさ
れる。以上の処理が終了した後に、印刷工程(ステップ
121)が開始される。
【0074】積層材料エリアが画像エリアを包含する際
の余裕部の大きさは、表1に示されるように変化可能で
ある。デフォルト値H1,H2,V1,およびV2とし
て正の値が与えられる場合には、画像エリアが積層材料
エリアに包含され、デフォルト値として0が与えられる
場合には、画像エリアが包含されないことに留意する必
要がある。
【0075】表2には、上記の積層方法で使用される、
包含に対するデフォルト値および余白部に対するデフォ
ルト値が示されている。また、表2には、余白部として
与えられる大きさの最大値が示されている。これらの余
白部に対する最大値は、計算の際の算出範囲を確認する
ために用いられる。
【0076】
【表2】
【0077】画像データエリアが積層材料エリアに包含
される大きさ(画像データが余白部を有する場合には、
画像エリアが積層材料エリアに包含される大きさ)を示
すH1,H2,V1,およびV2に対する数値に関して
は、積層材料エリアの境界がユーザに容易に識別されな
いように選択する必要がある。包含に関するこれらの数
値は、0から表1に示される最大値まで変化するが、包
含に関する位置決め精度を許容可能な範囲内に設定でき
るようにする限りにおいては、上記の数値はできるだけ
小さいほうが好ましい。1つの実施例によれば、H1=
H2=3(画素)、およびV1=V2=6(画素)とす
ることにより、許容できる品質のプリントを得ることが
できる。
【0078】以上のように、好適な実施例を特に参照し
て、本発明が詳細に説明されたが、本発明の範囲内にお
いて効果的な変形および修正が可能であることが解され
るであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】色材の受容媒体にカラー画像を形成するのに用
いられる熱転写プリンタを示す図である。
【図2】図1のプリンタのプリントヘッドにおいて使用
される複数の発熱体を示す斜視図である。
【図3】典型的な色材供与ウェブの一部を示す図であ
る。
【図4】色材からなる画像が保護されていない状態の色
材の受容媒体を示す図であり、(a)はその平面図、
(b)はその断面図である。
【図5】色材からなる画像が形成されるとともに、使用
可能な画像エリアの全てが積層材料により覆われた状態
の色材の受容媒体を示す図であり、(a)はその平面
図、(b)はその断面図である。
【図6】色材からなる画像が形成されるとともに、色材
が付着された画素のみが積層材料により覆われた状態の
色材の受容媒体を示す図であり、(a)はその平面図、
(b)はその断面図である。
【図7】色材からなる画像が形成されるとともに、色材
が付着されない画素を含めて画像の境界内の全てのエリ
アが積層材料により覆われた状態の色材の受容媒体を示
す図であり、(a)はその平面図、(b)はその断面図
である。
【図8】色材からなる画像が形成されるとともに、画像
に外接する長方形エリアが積層材料により覆われた状態
の色材の受容媒体を示す図であり、(a)はその平面
図、(b)はその断面図である。
【図9】色材からなる画像が形成されるとともに、水平
方向において画像に外接し垂直方向において使用可能な
画像エリアの最大限まで延びる長方形エリアが積層材料
により覆われた状態の色材の受容媒体を示す図であり、
(a)はその平面図、(b)はその断面図である。
【図10】色材からなる画像が形成されるとともに、垂
直方向において画像に外接し水平方向において使用可能
な画像エリアの最大限まで延びる長方形エリアが積層材
料により覆われた状態の色材の受容媒体を示す図であ
り、(a)はその平面図、(b)はその断面図である。
【図11】色材からなる画像が形成されるとともに、図
8に示された画像に外接する長方形よりも少しだけ大き
な長方形エリアが積層材料により覆われて画像を包含す
る積層が実施された状態の色材の受容媒体を示す図であ
り、(a)はその平面図、(b)はその断面図である。
【図12】包含する際の水平方向および垂直方向におけ
る余裕部の大きさを示す図11(a)の拡大図である。
【図13】積層材料エリアが画像と同形状であるととも
に画像より少しだけ大きな積層材料エリアで画像を包含
する非定形の積層が実施された状態の受容媒体上の色材
からなる画像を示す図である。
【図14】プリントにおける4つの主要エリアの大きさ
を示す図である。
【図15】画像が印刷される以前に積層材料エリアの位
置および大きさが決定される工程を示すブロック図であ
る。
【図16】画像が印刷された以後に積層材料エリアの位
置および大きさが決定される工程を示すブロック図であ
る。
【図17】画像が印刷されると同時に積層材料エリアの
位置および大きさが決定される工程を示すブロック図で
ある。
【図18】積層材料エリアの位置および大きさが決定さ
れる詳細な工程を示すブロック図である。
【図19】画像データに対応するエリアが余白部を含
み、実質的な画像エリアが画像データのファイルに対応
するエリアよりも小さくなる際の主要エリアの大きさを
示す図である。
【図20】画像データが余白部を含む際に、積層材料エ
リアの位置および大きさが決定される詳細な工程を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
14 最大画像エリア 20 積層材料エリア 210 プリンタ 228 色材の受容媒体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色材の受容媒体(228)上に設定され
    た使用可能な所定の最大画像エリア(14)内で、前記
    受容媒体上に画像が形成され、この画像を覆うように前
    記受容媒体に積層材料エリア(20)を転写する手段を
    有するプリンタ(210)において、 前記受容媒体に転写される前記積層材料エリアが、前記
    使用可能な所定の最大画像エリアと異なることを特徴と
    するプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプリンタにおいて、 前記受容媒体に転写される前記積層材料エリアが、前記
    使用可能な所定の最大画像エリアよりも小さいことを特
    徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のプリンタにおいて、 前記受容媒体に転写される前記積層材料エリアが、前記
    画像よりも大きく、前記使用可能な所定の最大画像エリ
    アよりも小さいことを特徴とするプリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のプリンタにおいて、 前記受容媒体に転写される前記積層材料エリアが、前記
    画像の大きさに応じて決定されることを特徴とするプリ
    ンタ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のプリンタにおいて、 前記色材の受容媒体および前記プリンタが、積層材料エ
    リアを色材供与ウェブから前記色材の受容媒体へ転写す
    る手段を有することを特徴とするプリンタ。
  6. 【請求項6】 色材の受容媒体(228)上に設定され
    た使用可能な所定の最大画像エリア(14)内で、前記
    受容媒体上に画像が形成され、前記受容媒体に積層材料
    エリア(20)を転写する手段を有するプリンタ(21
    0)において、 前記色材の受容媒体上で前記画像が形成された部分のみ
    が、前記積層材料エリアにより覆われることを特徴とす
    るプリンタ。
  7. 【請求項7】 色材の受容媒体(228)上に設定され
    た使用可能な所定の最大画像エリア(14)内で、前記
    受容媒体上に画像が形成され、前記受容媒体に積層材料
    エリア(20)を転写する手段を有するプリンタ(21
    0)において、 前記色材の受容媒体上で、形成された前記画像の境界エ
    ッジで囲まれた部分のみが、前記積層材料エリアにより
    覆われることを特徴とするプリンタ。
  8. 【請求項8】 色材の受容媒体(228)上に設定され
    た使用可能な所定の最大画像エリア(14)内で、前記
    受容媒体上に画像が形成され、前記受容媒体に積層材料
    エリア(20)を転写する手段を有するプリンタ(21
    0)において、 前記色材の受容媒体上で、形成された前記画像の境界エ
    ッジにより定められ、境界エッジで囲まれた部分よりも
    僅かに大きな部分のみが、前記積層材料エリアにより覆
    われることを特徴とするプリンタ。
  9. 【請求項9】 色材の受容媒体(228)上に設定され
    た使用可能な所定の最大画像エリア内で、前記受容媒体
    上に画像が形成され、前記受容媒体に長方形の積層材料
    エリア(20)を転写する手段を有するプリンタ(21
    0)において、 前記長方形の積層材料エリアの少なくとも対向する2つ
    の辺部が、形成された前記画像の最外エッジに応じて確
    定されることを特徴とするプリンタ。
  10. 【請求項10】 画像データが記録されたデータファ
    イルからデータが入力されて色材の受容媒体(228)
    上に画像が形成され、この画像を覆うように前記受容媒
    体に積層材料エリア(20)を転写する手段を有するプ
    リンタ(210)において、 前記受容媒体に転写される前記積層材料エリアが、前記
    データファイルから入力される前記画像データに応じて
    確定されることを特徴とするプリンタ。
JP13701495A 1994-06-14 1995-06-02 積層材料エリアが最大画像エリアと異なるプリンタ Pending JPH07329328A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100400304C (zh) * 2001-02-08 2008-07-09 星精密株式会社 打印机的控制方法及打印机

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GB2290261B (en) 1998-07-01
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