JPH0732831U - コードスイッチ - Google Patents
コードスイッチInfo
- Publication number
- JPH0732831U JPH0732831U JP6648293U JP6648293U JPH0732831U JP H0732831 U JPH0732831 U JP H0732831U JP 6648293 U JP6648293 U JP 6648293U JP 6648293 U JP6648293 U JP 6648293U JP H0732831 U JPH0732831 U JP H0732831U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cord
- bridge conductor
- contact
- contact lines
- lines
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は曲折面や屈曲面にも無用の導電を生
ずることなくして配線取付けすることのできるコードス
イッチを提供することを目的とするものである。 【構成】 本考案は間隔を置いて平行配設する一対の接
点線3a,3bと、当該接点線上に被圧導電用の間隙5を置
いて対面配設するブリッジ導体4の外側を復元性を有す
るコード部材6にて被覆するとともにコード部材のブリ
ッジ導体側の上面の一部または全長に接点線近くに達す
る切線8を1乃至複数列において設けたことを特徴とす
るコードスイッチにある。
ずることなくして配線取付けすることのできるコードス
イッチを提供することを目的とするものである。 【構成】 本考案は間隔を置いて平行配設する一対の接
点線3a,3bと、当該接点線上に被圧導電用の間隙5を置
いて対面配設するブリッジ導体4の外側を復元性を有す
るコード部材6にて被覆するとともにコード部材のブリ
ッジ導体側の上面の一部または全長に接点線近くに達す
る切線8を1乃至複数列において設けたことを特徴とす
るコードスイッチにある。
Description
【0001】
この考案は屈曲部や曲面に配線取付けするときに生ずる曲折げ圧や捩れ圧によ る接触導電を防止することのできるコードスイッチに関するものである。
【0002】
この種のコードスイッチとしては実開昭62−100644号公報がある。該 公報は被圧導電性弾性体を挟んで接点線を配し、シリコンゴム等のコード部材に て被覆して構成するライン(線状)スイッチを記載している。
【0003】
しかしながら、該提案は接点線および被圧導電性弾性体が押圧方向に縦並びし ているので、屈曲や曲面に配線取付けした時には曲がりや捩れの変形圧力によっ て押圧以前に導電してしまうことがあるという課題がある。
【0004】
本考案は間隔を置いて平行配設する一対の接点線と、当該接点線上に被圧導電 用の間隙を置いて対面配設するブリッジ導体の外側を復元性を有するコード部材 にて被覆するとともにコード部材のブリッジ導体側の上面の一部または全長に接 点線近くに達する切線を1乃至複数列において設けて、かかる課題を解決しよう とするものである。
【0005】
本考案は屈曲部や曲面にコードスイッチを配線取付けしたときに生ずる接点線 側とブリッジ導体側との緊張差を切線部分の展開によりなくすため、曲げ圧や捩 れ圧による無用の通電事故が防止されることとなる。
【0006】
【実施例】 以下図面に基づいて実施例を説明する。
【0007】 図1は本考案の第1実施例を示すもので、2本の平編線1a,1bをゴム材にカー ボン粉等を混入して成形する導電ゴム2にて被覆してなる一対の接点線3a,3bを 間隔を置いて平行配置し、接点線3a,3bに対面して両接点線間に架橋する幅を有 する導電ゴムのブリッジ導体4を被圧導電用の間隙5を置いて配設し、これらを シリコンゴムまたはポリウレタン系,オレフィン系エラストマー等の伸縮性を有 するコード部材6にて被覆して以ってコードスイッチ7を構成し、このコード部 材6のブリッジ導体4の上面の一部または全長に亘って接点線近くに達する切線 8を1乃至複数列において設けるのである。
【0008】 図2乃至図4はコードスイッチ7の使用例を示す図で、図2は1つの切線8を 設けて該切線8部分を無人搬送車等のバンパー9の基部材9aの直角部外面に位置 させて屈曲配線した例を示し、図3は複数列の切線8を設けてバンパー9の緩衝 材9bの外側弯曲面に添わせてコードスイッチ7を曲面配線したものである。また 図4はコードスイッチ7の全長に亘って切線8を並設して、例えば土砂崩れを検 知するため縦設する柱10等の外周に螺旋状に巻付け配線して全方向性のスイッチ 体とした例を示すものである。なお、コードスイッチ7の配線外面は保護カバー 11にて被覆し、またはコードスイッチ間の隙間の不感地帯をなくすための緩衝材 等にて覆うこともある。
【0009】 いずれの場合も切線8部分が展開することによってブリッジ導体4側の緊張が 解かれるので、屈曲配線や曲面配線が容易にできることとなり、曲げ圧や捩り圧 によって無用に導電することが避けられることとなる。
【0010】 図5は本考案の第2実施例を示し、接点線3a,3b間よりブリッジ導体4側に向 けて突出する支天突条12を設けたものであり、図6(a)(b)は第3実施例で、丸縒 線1c,1dを導電ゴム2にて被覆してなる接点線3a,3bとブリッジ導体4の両側外 に被圧導電用の間隙5の延長部5a,5bbを設けて、該延長部5a,5b内に接点線3a ,3b側よりブリッジ導体4側に突出する支天突条12a,12bを設け、または延長部 5a,5b内に向き合い形の支天突条9c,9dを設けた例を示していて、切線8を設け る点は第1実施例に同じである。
【0011】 これらの実施例のコードスイッチ7は支天突条12または併せて12a乃至12dの支 天突条の存在のためにブリッジ導体4がコード部材6から剥離したときにおこる 接点線への接触を確実に防止することができることとなる。なお支天突条12及び 12a乃至12dの高さや厚みなどを設計変更すると支え強度が変化するので、スイッ チ作用レベルの異なる数種のコードスイッチを提供することもできる。
【0012】
本考案は以上のようにして、間隔を置いて平行配設する一対の接点線と、当該 接点線上に被圧導電用の間隙を置いて対面配設するブリッジ導体の外側を復元性 を有するコード部材にて被覆するとともにコードスイッチのブリッジ導体側に接 点線近くまで達する1乃至複数列の切線を設けたので、屈曲配線や曲面配線時の 内外緊張差より生ずる曲がり圧や捩れ圧による無用の導電を確実に防止し得ると いう効果を生ずる。
【0013】 また、コード部材による支天突条を設けるときは、ブリッジ導体の剥離による 導電事故を防止し得、さらに支天突条の高さ,厚みの設計変更により感度の異な るコードスイッチを提供することができるという効果を生ずる。
【図1】 本考案の第1実施例を示す部分斜視図であ
る。
る。
【図2】 同、使用例を示すもので、1つの切線を設け
てバンパー基部材の直角部分に配線取付けした状態を示
す断面図である。
てバンパー基部材の直角部分に配線取付けした状態を示
す断面図である。
【図3】 同、複数列の切線を設けてバンパー緩衝材の
弯曲面に添わせて配線取付けした例を示す断面図であ
る。
弯曲面に添わせて配線取付けした例を示す断面図であ
る。
【図4】 (a)は同、全長に亘って切線を並設して土砂
崩れ検知用の柱体に配線取付けした例を示す斜視図、
(b)はその部分拡大図である。
崩れ検知用の柱体に配線取付けした例を示す斜視図、
(b)はその部分拡大図である。
【図5】 本考案の第2実施例を示す端面図である。
【図6】 (a)(b)は第3実施例を示す端面図である。
1a,1bは平編線 1c,1dは丸縒線 2は導電ゴム 3a,3bは接点線 4はブリッジ導体 5は被圧導電用の間隙 6はコード部材 7はコードスイッチ 8は切線 9はバンパー 9aは基部材 9bは緩衝材 10は柱 11は保護カバー 12,12a,12b,12c,12dは支天突条
Claims (3)
- 【請求項1】 間隔を置いて平行配設する一対の接点線
と、当該接点線上に被圧導電用の間隙を置いて対面配設
するブリッジ導体の外側を復元性を有するコード部材に
て被覆するとともにコード部材のブリッジ導体側の上面
の一部または全長に接点線近くに達する切線を1乃至複
数列において設けたことを特徴とするコードスイッチ。 - 【請求項2】 前記コード部材の前記一対の接点線間に
前記ブリッジ導体側に突出する支天突条を設けた請求項
1記載のコードスイッチ。 - 【請求項3】 一対の接点線とブリッジ導体の両側外に
被圧導電用の間隙の延長部を設けて、該延長部に接点線
側よりブリッジ導体側に突出する支天突条を設け、また
は向き合い形の支天突条を設けたことを特徴とする請求
項1または2のいずれかに記載のコードスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993066482U JP2592282Y2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | コードスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993066482U JP2592282Y2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | コードスイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0732831U true JPH0732831U (ja) | 1995-06-16 |
JP2592282Y2 JP2592282Y2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=13317055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993066482U Expired - Lifetime JP2592282Y2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | コードスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2592282Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP1993066482U patent/JP2592282Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2592282Y2 (ja) | 1999-03-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
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