JP2592282Y2 - コードスイッチ - Google Patents

コードスイッチ

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JP2592282Y2
JP2592282Y2 JP1993066482U JP6648293U JP2592282Y2 JP 2592282 Y2 JP2592282 Y2 JP 2592282Y2 JP 1993066482 U JP1993066482 U JP 1993066482U JP 6648293 U JP6648293 U JP 6648293U JP 2592282 Y2 JP2592282 Y2 JP 2592282Y2
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JP
Japan
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contact
cord
bridge conductor
pressure
pair
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JP1993066482U
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English (en)
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JPH0732831U (ja
Inventor
充 棚橋
Original Assignee
株式会社信明産業
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は屈曲部や曲面に配線取
付けするときに生ずる曲折げ圧や捩れ圧による接触導電
を防止することのできるコードスイッチに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種のコードスイッチとしては実開昭
62−100644号公報がある。該公報は被圧導電性
弾性体を挟んで接点線を配し、シリコンゴム等のコード
部材にて被覆して構成するライン(線状)スイッチを記
載している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、該提案
は接点線および被圧導電性弾性体が押圧方向に縦並びし
ているので、屈曲や曲面に配線取付けした時には曲がり
や捩れの変形圧力によって押圧以前に導電してしまうこ
とがあるという課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は間隔を置いて平
行配設する一対の接点線と、当該接点線上に被圧導電用
の間隙を置いて対面配設するブリッジ導体の外側を復元
性を有するコード部材にて被覆するとともにコード部材
のブリッジ導体側の上面の一部または全長に接点線近く
に達する切線を1乃至複数列において設けて、かかる課
題を解決しようとするものである。
【0005】
【作用】本考案は屈曲部や曲面にコードスイッチを配線
取付けしたときに生ずる接点線側とブリッジ導体側との
緊張差を切線部分の展開によりなくすため、曲げ圧や捩
れ圧による無用の通電事故が防止されることとなる。
【0006】
【実施例】以下図面に基づいて実施例を説明する。
【0007】図1は本考案の第1実施例を示すもので、
2本の平編線1a,1bをゴム材にカーボン粉等を混入して
成形する導電ゴム2にて被覆してなる一対の接点線3a,
3bを間隔を置いて平行配置し、接点線3a,3bに対面して
両接点線間に架橋する幅を有する導電ゴムのブリッジ導
体4を被圧導電用の間隙5を置いて配設し、これらをシ
リコンゴムまたはポリウレタン系,オレフィン系エラス
トマー等の伸縮性を有するコード部材6にて被覆して以
ってコードスイッチ7を構成し、このコード部材6のブ
リッジ導体4の上面の一部または全長に亘って接点線近
くに達する切線8を1乃至複数列において設けるのであ
る。
【0008】図2乃至図4はコードスイッチ7の使用例
を示す図で、図2は1つの切線8を設けて該切線8部分
を無人搬送車等のバンパー9の基部材9aの直角部外面に
位置させて屈曲配線した例を示し、図3は複数列の切線
8を設けてバンパー9の緩衝材9bの外側弯曲面に添わせ
てコードスイッチ7を曲面配線したものである。また図
4はコードスイッチ7の全長に亘って切線8を並設し
て、例えば土砂崩れを検知するため縦設する柱10等の外
周に螺旋状に巻付け配線して全方向性のスイッチ体とし
た例を示すものである。なお、コードスイッチ7の配線
外面は保護カバー11にて被覆し、またはコードスイッチ
間の隙間の不感地帯をなくすための緩衝材等にて覆うこ
ともある。
【0009】いずれの場合も切線8部分が展開すること
によってブリッジ導体4側の緊張が解かれるので、屈曲
配線や曲面配線が容易にできることとなり、曲げ圧や捩
り圧によって無用に導電することが避けられることとな
る。
【0010】図5は本考案の第2実施例を示し、接点線
3a,3b間よりブリッジ導体4側に向けて突出する支天突
条12を設けたものであり、図6(a)(b)は第3実施例で、
丸縒線1c,1dを導電ゴム2にて被覆してなる接点線3a,
3bとブリッジ導体4の両側外に被圧導電用の間隙5の延
長部5a,5bbを設けて、該延長部5a,5b内に接点線3a,3
b側よりブリッジ導体4側に突出する支天突条12a,12b
を設け、または延長部5a,5b内に向き合い形の支天突条
9c,9dを設けた例を示していて、切線8を設ける点は第
1実施例に同じである。
【0011】これらの実施例のコードスイッチ7は支天
突条12または併せて12a乃至12dの支天突条の存在のため
にブリッジ導体4がコード部材6から剥離したときにお
こる接点線への接触を確実に防止することができること
となる。なお支天突条12及び12a乃至12dの高さや厚みな
どを設計変更すると支え強度が変化するので、スイッチ
作用レベルの異なる数種のコードスイッチを提供するこ
ともできる。
【0012】
【考案の効果】本考案は以上のようにして、間隔を置い
て平行配設する一対の接点線と、当該接点線上に被圧導
電用の間隙を置いて対面配設するブリッジ導体の外側を
復元性を有するコード部材にて被覆するとともにコード
スイッチのブリッジ導体側に接点線近くまで達する1乃
至複数列の切線を設けたので、屈曲配線や曲面配線時の
内外緊張差より生ずる曲がり圧や捩れ圧による無用の導
電を確実に防止し得るという効果を生ずる。
【0013】また、コード部材による支天突条を設ける
ときは、ブリッジ導体の剥離による導電事故を防止し
得、さらに支天突条の高さ,厚みの設計変更により感度
の異なるコードスイッチを提供することができるという
効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施例を示す部分斜視図であ
る。
【図2】 同、使用例を示すもので、1つの切線を設け
てバンパー基部材の直角部分に配線取付けした状態を示
す断面図である。
【図3】 同、複数列の切線を設けてバンパー緩衝材の
弯曲面に添わせて配線取付けした例を示す断面図であ
る。
【図4】 (a)は同、全長に亘って切線を並設して土砂
崩れ検知用の柱体に配線取付けした例を示す斜視図、
(b)はその部分拡大図である。
【図5】 本考案の第2実施例を示す端面図である。
【図6】 (a)(b)は第3実施例を示す端面図である。
【符号の説明】
1a,1bは平編線 1c,1dは丸縒線 2は導電ゴム 3a,3bは接点線 4はブリッジ導体 5は被圧導電用の間隙 6はコード部材 7はコードスイッチ 8は切線 9はバンパー 9aは基部材 9bは緩衝材 10は柱 11は保護カバー 12,12a,12b,12c,12dは支天突条
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 13/52 H01H 13/16

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔を置いて平行配設する一対の接点線
    と、当該接点線上に被圧導電用の間隙を置いて対面配設
    するブリッジ導体の外側を復元性を有するコード部材に
    て被覆するとともにコード部材のブリッジ導体側の上面
    の一部または全長に接点線近くに達する切線を1乃至複
    数列において設けたことを特徴とするコードスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記コード部材の前記一対の接点線間に
    前記ブリッジ導体側に突出する支天突条を設けた請求項
    1記載のコードスイッチ。
  3. 【請求項3】 一対の接点線とブリッジ導体の両側外に
    被圧導電用の間隙の延長部を設けて、該延長部に接点線
    側よりブリッジ導体側に突出する支天突条を設け、また
    は向き合い形の支天突条を設けたことを特徴とする請求
    項1または2のいずれかに記載のコードスイッチ。
JP1993066482U 1993-11-19 1993-11-19 コードスイッチ Expired - Lifetime JP2592282Y2 (ja)

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JPH0732831U JPH0732831U (ja) 1995-06-16
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