JPH07328213A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH07328213A
JPH07328213A JP13044094A JP13044094A JPH07328213A JP H07328213 A JPH07328213 A JP H07328213A JP 13044094 A JP13044094 A JP 13044094A JP 13044094 A JP13044094 A JP 13044094A JP H07328213 A JPH07328213 A JP H07328213A
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switch
prize ball
relay board
detection switch
storage wall
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Takaaki Ichihara
高明 市原
Atsushi Saito
篤 斉藤
Kazutoshi Funabashi
和利 船橋
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 満タン検出スイッチの検出信号の伝送を円滑
化し、また満タン検出スイッチを中継基板によって外力
から防護し、中継基板の取付けを簡易化する。 【構成】 ベ−ス枠体9のセット板10には賞品球誘導
ケ−ス26と、スイッチ格納壁92と、満タン検出スイ
ッチ47が位置決めされて取付けられるスイッチ取付け
片93とを形成し、中継基板95をこの中継基板95に
接続された満タン検出スイッチ47を中継基板95によ
って覆った状態で設置し、中継基板95の端縁をスイッ
チ格納壁92と裏蓋97との間に挟み込んだ状態で中継
基板95を裏蓋97によって覆ってスイッチ格納壁92
に押止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパチンコ機に関し、と
くに、遊技者に払い出される賞品球群が集合する賞品球
集合部での賞品球の誘導状態や貯留状態を検出する検出
機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては例えば特開平3ー2
95578号公報がある。この公報には遊技盤収納フレ
ーム部分とベース部分とが一体に成形されたフレームベ
ースに賞品球排出系統を構成する各種部品がユニットさ
れて取付けられたパチンコ遊技機が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】請求項1の発明は賞品
球の流れの状態を検出する検出スイッチにより得られた
電気信号を円滑に分配することを課題とするものであ
る。請求項2の発明は賞品球の過剰貯留を検出する検出
スイッチの不正動作を防止することを課題とするもので
ある。請求項2の発明は検出スイッチをカバーする機構
の組付けを簡易化することを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1のパチンコ機
は、賞品球が誘導および貯留される賞品球誘導部内での
賞品球の流れの状態を検出する検出スイッチと、電気部
品や制御回路を接続する中継基板とがそれぞれ取出し可
能に格納された格納室を設けた構成を有する。
【0005】請求項2のパチンコ機は、遊技盤がセット
されるベース枠体の下部に形成されたセット板には遊技
者に払い出される賞品球群を受入れて放出する賞品球誘
導ケースと、この賞品球誘導ケース内での賞品球の過剰
貯留の有無を検出する検出スイッチが格納されるスイッ
チ格納壁とを隣接して形成し、前記検出スイッチの背後
には前記セット板に取付けられた電気部品を電気的に接
続する中継基板を、この中継基板が前記スイッチ格納壁
によって拘持されて前記検出スイッチを覆った状態で設
置した構成を有する。
【0006】請求項3のパチンコ機は、前記スイッチ格
納壁の内部には前記検出スイッチが位置決めされて取付
けられるスイッチ取付け片を形成し、前記スイッチ格納
壁および前記賞品球誘導ケースには前記中継基板の端縁
を前記スイッチ格納壁との間に挟み込んだ状態で前記中
継基板を覆いかつこの中継基板を前記スイッチ格納壁に
押止する裏蓋を解離可能に係止した構成を有する。
【0007】
【作用】請求項1のパチンコ機では賞品球の流れの状態
を検出する検出スイッチが電気部品や制御回路を接続す
る中継基板とともに格納室内に格納され、また、格納室
外に取出される。
【0008】請求項2のパチンコ機では、賞品球誘導ケ
ースに隣接するスイッチ格納壁内に格納された検出スイ
ッチを、セット板に取付けられた電気部品を電気的に接
続する中継基板によって覆い、賞品球誘導ケース内での
賞品球の過剰貯留を前記検出スイッチによって検出す
る。
【0009】請求項3のパチンコ機では、検出スイッチ
がスイッチ格納壁内のスイッチ取付け片に位置決めされ
て取付けられる。裏蓋をスイッチ格納壁および賞品球誘
導ケースに係止すると、中継基板の端縁が裏蓋とスイッ
チ格納壁との間に挟み込まれた状態で中継基板が裏蓋に
よって覆われてスイッチ格納壁に押止される。
【0010】
【発明の効果】請求項1によれば、賞品球の流れの状態
を検出する検出スイッチが、電気部品や制御回路、例え
ば賞品球払い出し用の制御回路、遊技盤面に設けられた
入賞装置や表示装置を制御する制御回路等と電気的に接
続される中継基板とともにパチンコ機に組込まれるの
で、賞品球の流れの状態に係わる信号を同一室内に検出
スイッチと一体となって格納された中継基板によって中
継処理してパチンコ機内の電気部品や制御回路に円滑に
分配伝送することができるとともに、検出スイッチ及び
中継基板を共に物理的および電気的な被害から防護する
ことができる。
【0011】請求項2によれば、検出スイッチが中継基
板によって覆われてスイッチ格納壁によって囲まれた状
態で、検出スイッチがスイッチ格納壁内に装入されるの
で、検出スイッチを外部から隔離して設置することがで
き、検出スイッチをこの検出スイッチに加えられる外力
から効果的に防護して検出スイッチの不正動作や誤動作
を防止することができる。
【0012】また、中継基板をスイッチ格納壁から取外
すと、検出スイッチの背後が開放されるので、検出スイ
ッチの取付け作業や交換作業を簡易化することができ
る。
【0013】さらに、セット板に取付けられた電気部品
のリード線を接続する配線作業を中継基板によって円滑
かつ的確に遂行することができる。
【0014】請求項3によれば、裏蓋をスイッチ格納壁
および賞品球誘導ケースに係止すると、中継基板の端縁
をスイッチ格納壁と裏蓋との間に挟み込んだ状態で中継
基板を常に適正位置にねじ等を使用せずに固定すること
ができ、中継基板の取付け作業や交換作業を簡易化する
ことができる。
【0015】また、検出スイッチを常に適正位置に取付
けることができるので、賞品球の過剰貯留を的確に検出
して検出スイッチの位置ずれによる検出ミスを無くすこ
とができる。
【0016】さらに、中継基板を裏蓋によって防護する
ことができ、中継基板に他部材が接触して中継回路が故
障する不具合を排除することができる。
【0017】
【実施例】次に、本発明の1実施例を図面にしたがって
説明する。パチンコ機の木枠1は定位置に立設される角
筒状の後枠部1aと、この後枠部1aにヒンジによって
前方への回動可能に結合されて後枠部1aの前側に設置
された方形枠状の前枠部1bとによって形成されてい
る。
【0018】木枠1の前枠部1bの裏面には上部の第1
部材と下部の第2部材とが分離可能に結合されて形成さ
れた合成樹脂製のベース枠9がビスによって固定されて
いる。
【0019】ベース枠9にはその下端部に配設されて木
枠1の前枠部1bの下端部裏面にビス止めされたセット
板10と、このセット板10の上方に配設されて木枠1
の前枠部1bの開口部とほぼ等しい形状の開口部が開口
された枠体11とが形成され、この枠体11の開口部内
には遊技盤12が後方への取出し可能に嵌め込まれてい
る。
【0020】枠体11の下枠部には賞品球を上皿内へ導
入する前賞品球口20が開設されている。
【0021】ベース枠9のセット板10の前面は遊技盤
面12aにほぼ整合され、このセット板10の前面には
上皿内から送り出された遊技球を球発射起点となる基端
部で受止めて発射球を遊技盤面12aへ案内する発射レ
ール15が先上り姿勢で固定され、また、セット板10
には発射レール15上の遊技球を遊技盤面12aへ向け
て発射させる発射機構が取付けられている。
【0022】セット板10の前面の一端付近にはセット
板10に取付けられて効果音等を発するスピーカー17
が内部に収容された円筒状のスピーカー収容部21が突
設され、このスピーカー収容部21の上面にはスピーカ
ー17上へ転落したこぼれ球を両側方の斜め下方へ誘導
する球受け面21aが円弧面状に形成されている。
【0023】セット板10の前側にはセット板10に結
合されてスピーカー17の前面およびその両側方をカバ
ーするスピーカーカバー樋18が発射レール15の側方
に隣接して設置されている。
【0024】スピーカーカバー樋18の内端付近には上
面が発射レール15側へ先下り状に傾斜したファール球
誘導部18aが形成され、このファール球誘導部18a
と発射レール15の先端部との間には遊技盤面12aへ
打出されて逆流したファール球が通り抜けるファール球
通し口19が形成されている。
【0025】セット板10の前側には内方へ先下り状に
傾斜した状態でスピーカー収納部21の下方に設置され
て球受け面21aに衝突して転落したこぼれ球を内方へ
案内する第1こぼれ球誘導板22と、内方へ先下り状に
傾斜した状態で発射レール15の下方に設置されて、こ
ぼれ球を内方へ誘導する第2こぼれ球誘導板23とが形
成されている。
【0026】セット板10の裏面にはその中央部付近に
外方へ先下り状に傾斜した状態で設置されたアウト球誘
導板24と、このアウト球誘導板24の外方に内方へ先
下り状に傾斜した状態で間隙を隔てて設置された第3こ
ぼれ球誘導板25とが連接されている。アウト球誘導板
24上にアウト球通路52が形成され、第3こぼれ球誘
導板25の先端部上には規制壁53が立設されている。
【0027】セット板10の中央部付近には左右1対の
垂直な側壁部26aと、この両側壁部26aの後端縁に
直交状に連接された後壁部26bと、両側壁部26aお
よび後壁部26bの下端縁に連接されて前下り状に傾斜
した底壁部26cとを有し、上端に開口部26dが開設
された賞品球誘導ケース26が一体状に形成されてい
る。
【0028】賞品球誘導ケース26は遊技者に払い出さ
れる賞品球およびファール球を上方から受入れて前下方
の下皿内へ送り出す目的で設置され、この球誘導ケース
26内には賞品球およびファール球が通過する球排出通
路32が後上端から前下端にわたって形成されている。
【0029】賞品球誘導ケース26の表面には後壁部2
6bおよび底壁部26cを補強する複数本の補強リブ2
6eが後壁部26bの後面と底壁部26cの下面とにわ
たって並行状に突出形成されている。
【0030】賞品球誘導ケース26の内壁面の上下部に
はこの賞品球誘導ケース26内へ落下したパチンコ球が
衝突する落下点までの落差を縮小してパンコ球の落下衝
撃を緩衝する目的で賞品球誘導ケース26内に互に逆方
向へ先下り状に傾斜した姿勢で設置された上下1対の緩
衝板27,27が連接されている。
【0031】上側の緩衝板27の前部はファール球の落
下衝撃が緩衝されるように下側の緩衝板27の前方へ延
出されている。
【0032】賞品球誘導ケース26内へ落下した賞品球
は上側の緩衝板27に衝突して上側の緩衝板27を伝っ
て転動してから、下側の緩衝板27に衝突して下側の緩
衝板27を伝って転動し、さらに賞品球誘導ケース26
の底壁部26c上へ転落するか、若しくは下側の緩衝板
27に衝突してから底壁部26c上へ転落し、賞品球誘
導ケース26内へ落下した賞品球の落下衝撃が両緩衝板
27によって緩衝される。
【0033】賞品球誘導ケース26の後壁部26bの中
央部付近および下端には下側の緩衝板27の先端縁の上
方および下方にそれぞれ配設されて球排出通路32を通
行するパチンコ球およびその通行状態を監視する3個1
組の賞品球透視孔31がそれぞれ開設されている。
【0034】従って、賞品球誘導ケース26内の下部で
球詰まりが発生したときにこの球詰まりを賞品球透視孔
31によって発見することができる。
【0035】賞品球誘導ケース26内の上部には球誘導
ケース26の後壁部26bに連接されて前方へ突出され
た支軸38によって左右方向への搖動可能に支持されて
賞品球誘導ケース26内に賞品球が過剰に貯留されたと
きに搖動する満タン検出片39が、上側の緩衝板27に
よって覆われた状態で設置されている。
【0036】満タン検出片39には賞品球誘導ケース2
6の側壁部26aに開設された連通孔26fに挿通され
た伝動部39aが突出形成されている。
【0037】セット板10の裏面には上端縁が第3こぼ
れ球誘導板25の先端縁に連接されて垂立された縦壁板
13と、上端縁がこの縦壁板13の下端縁に連接されて
内端縁が賞品球誘導ケース26に連接され、断面形状が
L形状に曲折された樋板14とが一体状に形成され、樋
板14の下片14aの上面には上面が後下り状に傾斜し
た複数個の突条14bが並行状に凸設されている。
【0038】賞品球誘導ケース26と縦壁板13との間
には左右1対の側壁部29aと、この両側壁部29aの
後端縁に連接された後壁部29bと、後壁部29bの下
端縁に連接されて前方へ若干突出された底壁部29cと
を有し、セット板10に取外し可能に係止されて賞品球
誘導ケース26の側方で樋板14上に設置された遊技球
集合ケース29が挟み込まれている。
【0039】遊技球集合ケース29内にはセーフ球およ
びアウト球を集めてパチンコ機外へ誘導する遊技球排出
通路30が形成され、樋板14と、遊技球集合ケース2
9の下面と、球誘導ケース26の側面との間には遊技球
集合ケース29の下方に形成されて遊技球集合ケース2
9内へ落入したアウト球およびセーフ球を後方へ誘導し
てパチンコ機外へ排出する遊技球排出口33が開設され
ている。
【0040】アウト球誘導片24の先端部から転がり落
ちたアウト球および第3こぼれ球誘導板25の先端部か
ら転がり落ちたこぼれ球は遊技球集合ケース29内へ落
入し、遊技球排出口33を通り抜けてパチンコ機外へ排
出される。
【0041】ベース枠9に回動および取外し可能に組付
けられて遊技盤12の後側に設置された裏枠40の後面
には賞品球の払い出しを制御する賞品球払い出しユニッ
ト45と、賞品球誘導通路が内部に形成された裏カバー
70とが取付けられている。
【0042】入賞発生時に賞品球払い出しユニット45
から送り出された賞品球群は裏カバー70内の賞品球誘
導通路を通り抜けて賞品球誘導ケース26内へ導入され
る。
【0043】セット板10の後面にはスイッチ格納室9
1が内部に形成された角筒状のスイッチ格納壁92が賞
品球誘導ケース26に隣接して形成され、このスイッチ
格納壁92の内部には賞品球誘導ケース26内での賞品
球の過剰貯留の有無を検出する満タン検出スイッチ47
がこの満タン検出スイッチ47をスイッチ格納壁92に
よって包囲した状態で格納されている。満タン検出スイ
ッチ47の触動片47aは満タン検出片39の伝動部3
9a上へ延出されている。
【0044】スイッチ格納壁92には前端縁がセット板
10の後面に連接されて内端縁が賞品球誘導ケース26
の後壁部26aに連接され、上下方向に離れて水平状に
設置された上壁板92aおよび下壁板92bと、上下端
縁が上下壁板92a,bの外端縁にそれぞれ連接されて
垂直状に設置され前部に係合孔92fが開設された外壁
板92cと、上下端縁が上下壁板92a,bの内端縁に
連接されて外壁面が賞品球誘導ケース26に一体状に連
接され、連通孔26fの上下方に垂直状に設置された内
壁板26dとが形成されている。
【0045】スイッチ格納壁92の上下壁板92a,b
の後端縁および外壁板92cの後端縁にはその内壁面を
切欠いて形成された段部92eが内壁板92dの後端面
に整合された状態で形成されている。
【0046】セット板10の後面でスイッチ格納壁92
の内部にはスイッチ格納壁92の内部に配設されて満タ
ン検出スイッチ47が位置決めされてねじ94によって
取付けられた左右1対のスイッチ取付け片93が一体状
に凸設され、一方のスイッチ取付け片93の中心部には
ねじ94がねじ込まれるねじ孔93aが凹設され、他方
のスイッチ取付け片93の後端面には満タン検出スイッ
チ39の貫通孔内に挿入される位置決め用の突起93b
が凸設されている。
【0047】賞品球誘導ケース26内に集合した賞品球
が過剰に貯留されると、満タン検出片39が賞品球によ
って押動されて満タン検出スイッチ47側へ揺動し、満
タン検出スイッチ47の触動片47が満タン検出片39
の伝動部39aによって押上げられて満タン検出スイッ
チ47が満タン検出信号を発信する。
【0048】スイッチ格納壁92の後端には各端縁がス
イッチ格納壁92の段部92eおよび内壁板92dの後
端面にそれぞれ当接してスイッチ格納壁92の後端縁内
に嵌め込まれた状態で位置決めされてスイッチ格納壁9
2によって拘持され、制御回路や電気部品の入出力信号
を中継する方形板状の中継基板95が満タン検出スイッ
チ47をその背後から覆った状態で垂直状に設置されて
いる。
【0049】中継基板95の後面にはその中継回路と、
制御回路や電気部品に接続されたリード線とを分離可能
に接続する複数個のコネクタ96が取付けられている。
【0050】満タン検出スイッチ47はこの満タン検出
スイッチ47に接続されて中継基板95の前面の配線パ
タ−ン面にはんだ付けされたリ−ド線98によって中継
基板95に接続され、満タン検出スイッチ47によって
発信された検出信号は中継基板95、コネクタ96を介
して外部へ出力される。
【0051】中継基板95の後面には複数個の電気部品
が取付けられ、中継基板95は賞品球払い出し用の制御
回路や遊技盤面に設けられた入賞装置、表示装置を制御
する制御回路等の制御回路や各種電気部品と電気的に接
続される。
【0052】スイッチ格納壁92の後側にはスイッチ格
納壁92および賞品球誘導ケース26に係離可能に係止
され、中継基板95の端縁をスイッチ格納壁92の段部
92eとの間に挟み込んだ状態で中継基板95を覆って
スイッチ格納壁92に押止する裏蓋97が設置されてい
る。
【0053】裏蓋97には中継基板95の後方に垂立さ
れた後壁板97aと、この後壁板97aの上端縁に連接
された上壁板97bと、後壁板97aの下端縁に連接さ
れた下壁板97aの下端縁に連接された下壁板97c
と、後壁板97aの外端縁に連接された側壁板97d
と、この側壁板97dの前端縁に連接されて前方へ突出
され、スイッチ格納壁92の係合孔92dの後側孔縁に
係離可能に係止された前係止片97eと、後壁板97a
の内端縁に連接されて側方へ突出され、賞品球誘導ケー
ス26の連通孔26fの後側孔縁に係離可能に係止され
た後係止片97fとが形成されている。
【0054】裏蓋97の下端にはコネクタ96のうちの
離脱コネクタが挿通される開口部97gが開設されてい
る。
【0055】中継基板95をスイッチ格納壁92の後端
縁内に嵌め込んだ状態で裏蓋97の後係止片97fを賞
品球誘導ケース26の連通孔26f内に挿入して裏蓋9
7を前方へ押込むと、前係止片97eがスイッチ格納壁
92の外壁板92cに係止されて後係止片97fが賞品
球誘導ケース26の側壁部26aに係止され、裏蓋97
がスイッチ格納壁92および賞品球誘導ケース26に結
合される。
【0056】なお、裏蓋97を透明な合成樹脂材によっ
て成形すると、中継基板95の電気部品の異常の有無を
裏蓋97を取付けたままの状態で確認することができ
る。
【0057】続いて、上記した構成を有する実施例の作
用と効果を説明する。本例では遊技盤12がセットされ
るベース枠9の下部に形成されたセット板10には遊技
者に払い出される賞品球群を受入れて放出する賞品球誘
導ケース26と、この賞品球誘導ケース26内での賞品
球の過剰貯留の有無を検出する満タン検出スイッチ47
が格納されるスイッチ格納壁92とを隣接して形成し、
満タン検出スイッチ47の背後には満タン検出スイッチ
47が接続されて制御回路や電気部品を電気的に接続す
る中継基板95を、この中継基板95がスイッチ格納壁
92によって拘持されて満タン検出スイッチ47を覆っ
た状態で設置し、スイッチ格納壁92の内部には満タン
検出スイッチ47が位置決めされて取付けられるスイッ
チ取付け片93を形成し、スイッチ格納壁92および賞
品球誘導ケース26には中継基板95の端縁をスイッチ
格納壁92との間に挟み込んだ状態で中継基板95を覆
いかつこの中継基板95をスイッチ格納壁92に押止す
る裏蓋97を解離可能に係止してある。
【0058】このため、賞品球の流れの状態を検出する
満タン検出スイッチ47が、電気部品や制御回路、例え
ば賞品球払い出し用の制御回路、遊技盤面に設けられた
入賞装置や表示装置を制御する制御回路等と電気的に接
続される中継基板95とともにパチンコ機に組込まれる
ので、賞品球の流れの状態に係わる信号を同一室内に満
タン検出スイッチ47と一体となって格納された中継基
板95によって中継処理してパチンコ機内の電気部品や
制御回路に円滑に分配伝送することができるとともに、
満タン検出スイッチ47および中継基板95を共に物理
的および電気的な被害から防護することができる。
【0059】また、満タン検出スイッチ47が中継基板
95によって覆われてスイッチ格納壁92によって囲ま
れた状態で、満タン検出スイッチ47がスイッチ格納壁
92内に装入されるので、満タン検出スイッチ47を外
部から隔離して設置することができ、満タン検出スイッ
チ47をこの検出スイッチ47に加えられる外力から効
果的に防護して満タン検出スイッチ47の不正動作や誤
動作を防止することができる。
【0060】さらに、中継基板95をスイッチ格納壁9
2から取外すと、満タン検出スイッチ95の背後が開放
されるので、満タン検出スイッチ95の取付け作業や交
換作業を簡易化することができる。
【0061】また、裏蓋97をスイッチ格納壁92およ
び賞品球誘導ケース26に係止すると、中継基板95の
端縁をスイッチ格納壁92と裏蓋97との間に挟み込ん
だ状態で中継基板95を常に適正位置にねじ等を使用せ
ずに固定することができ、中継基板95の取付け作業や
交換作業を簡易化することができる。
【0062】また、満タン検出スイッチ47を常に適正
位置に取付けることができるので、賞品球の過剰貯留を
的確に検出して満タン検出スイッチ47の位置ずれによ
る検出ミスを無くすことができる。
【0063】さらに、中継基板95を裏蓋97によって
防護することができ、中継基板95に他部材が接触して
中継回路が故障する不具合を排除することができる。
【0064】図7に示す他の実施例では満タン検出スイ
ッチ47に接続されたリ−ド線98Aはスイッチ格納室
91外へ引出されて他の回路基板に接続され、また、中
継基板95にはセット板10に取付けられた電気部品が
コネクタ96を介して接続されている。
【0065】従って、この場合にはセット板10に取付
けられた電気部品を接続する配線作業を簡易化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示すセット板付近の裏面図
である。
【図2】ベース枠体の要部の正面図である。
【図3】スイッチ格納壁付近の分解斜視図である。
【図4】賞品球誘導ケース付近の横断面図である。
【図5】図4のX1−X1線断面図である。
【図6】図5のX2−X2線断面図である。
【図7】図4のX1−X1線断面図の別例である。
【符号の説明】
9 ベース枠体 10 セット板 26 賞品球誘導ケース 47 満タン検出スイッチ 91 スイッチ格納室 92 スイッチ格納壁 93 スイッチ取付け片 95 中継基板 97 裏蓋

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 賞品球が誘導および貯留される賞品球誘
    導部内での賞品球の流れの状態を検出する検出スイッチ
    と、電気部品や制御回路を接続する中継基板とがそれぞ
    れ取出し可能に格納された格納室を設けたことを特徴と
    するパチンコ機。
  2. 【請求項2】 遊技盤がセットされるベース枠体の下部
    に形成されたセット板には遊技者に払い出される賞品球
    群を受入れて放出する賞品球誘導ケースと、この賞品球
    誘導ケース内での賞品球の過剰貯留の有無を検出する検
    出スイッチが格納されるスイッチ格納壁とを隣接して形
    成し、前記検出スイッチの背後には前記セット板に取付
    けられた電気部品を電気的に接続する中継基板を、この
    中継基板が前記スイッチ格納壁によって拘持されて前記
    検出スイッチを覆った状態で設置したことを特徴とする
    パチンコ機。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ格納壁の内部には前記検出
    スイッチが位置決めされて取付けられるスイッチ取付け
    片を形成し、前記スイッチ格納壁および前記賞品球誘導
    ケースには前記中継基板の端縁を前記スイッチ格納壁と
    の間に挟み込んだ状態で前記中継基板を覆いかつこの中
    継基板を前記スイッチ格納壁に押止する裏蓋を解離可能
    に係止したことを特徴とする請求項1または請求項2記
    載のパチンコ機。
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JP2013059482A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Newgin Co Ltd 遊技機の基板取付構造

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