JPH0691046A - パチンコ機の裏機構構造 - Google Patents

パチンコ機の裏機構構造

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JPH0691046A
JPH0691046A JP27085492A JP27085492A JPH0691046A JP H0691046 A JPH0691046 A JP H0691046A JP 27085492 A JP27085492 A JP 27085492A JP 27085492 A JP27085492 A JP 27085492A JP H0691046 A JPH0691046 A JP H0691046A
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balls
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セーフ玉やアウト玉の詰りを解消し、セーフ
玉貯留量を増大し、中央開口部を広くし、大型の役物装
置の取り付けを可能とし、電子化に柔軟に対応し、セー
フ玉集合樋の内部に電気部品を収納可能にする。 【構成】 セーフ玉集合樋93とアウト玉回収流路11
1とを、遊技盤13の表面側から裏面側方向に重ね合せ
て層状に配置した構造とし、具体的には両者を裏機構盤
91の基枠体80を境にして対向状に、すなわち、パチ
ンコ機2の前面方向側にセーフ玉集合樋93を、パチン
コ機2の裏面方向側にアウト玉回収流路111を配置す
る。そして、アウト玉回収流路111は基枠体80から
パチンコ機2の裏面方向に突出した状態で形成し、この
突出部分を流路カバー151によって覆う。これによ
り、セーフ玉集合樋93を大型化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セーフ玉集合樋および
アウト玉流路の構造を改良したパチンコ機の裏機構構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、遊技媒体として玉を用いたパチ
ンコ機では各種の遊技態様を実行する過程で、セーフ玉
の入賞があると、賞球排出を行って遊技者の保有する玉
数が増加するようになっている。このようなセーフ玉は
パチンコ機の裏面側で集められて賞球排出処理のために
カウントされるようになっている。
【0003】従来のセーフ玉集合樋は、パチンコ機の裏
機構盤の基枠体(各種のユニットなどを取り付ける構造
物)側に一体成形された凹室を設けて、パチンコ機前面
枠の裏側部分にあたるベニア盤を取り付けた際に、凹室
の開口部をベニア盤側の玉寄せカバーで塞ぐことによ
り、セーフ玉の流路を形成している。なお、裏機構盤と
は、パチンコ機の前面枠の裏面側に取り付けられ合成樹
脂製の一体成型品からなる基枠体と、この基枠体に配置
される各種のユニット部品とを総称する概念である。
【0004】ところで、従来のセーフ玉集合樋は、基枠
体とベニア盤側の玉寄せカバーという別部材同士を合せ
たときに、セーフ玉の流路が形成される構成であるた
め、セーフ玉集合樋が故障した場合、基枠体とベニア盤
側の玉寄せカバーの両方を交換する必要があり、面倒
で、コスト的にも高いという欠点があった。また、例え
ば点検などのために基枠体あるいはベニア盤側の玉寄せ
カバーを取り外したとき、セーフ玉が落下し、その後に
玉を拾うなどの処置が必要で面倒であった。さらに、セ
ーフ玉集合樋の流路が基枠体と玉寄せカバーを合せて形
成されるため、例流路内部に電気部品やその他の機能を
発揮可能な部品を収納しておくことが困難で、セーフ玉
集合樋についてより一層の高機能化を図ることができな
かった。
【0005】そこで、かかる欠点を解消するために本発
明の出願人は先に、セーフ玉集合樋の構造を改良した
「パチンコ機の裏機構構造」を提案している。この先願
に係る裏機構構造では、セーフ玉集合樋をユニット部品
として基枠体に単独で装着する構成で、取り外すことを
可能にしている。また、ユニット部品であるから、玉の
流路が内部に単独で形成され、この流路をセーフ玉が流
れるようになっている。これにより、、セーフ玉集合樋
を単独で交換可能とし、しかも基枠体と別部材で成型し
ているから、耐久性や耐摩耗性が良く、セーフ玉集合樋
を取り外してもセーフ玉が落下せず、さらに、セーフ玉
集合樋の流路内部に電気部品などを収納可能で高機能化
を図れるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記先願に
係るパチンコ機の裏機構構造にあっては、セーフ玉集合
樋とアウト玉流路とが同一の層状に配置されているた
め、裏機構盤の基枠体に形成した中央開口部(役物装置
を取り付けたとき、その後面側を突出させる開口部のこ
と)の面積をある程度確保する関係上、次のような改良
点があることが判明した。
【0007】裏機構盤の限られたスペース内にセーフ
玉を集合させる機能と、アウト玉の流路を形成する機能
とを両立させるために、必然的にセーフ玉集合樋を小型
化しなければならず、そのためセーフ玉が詰ったり、あ
るいはセーフ玉貯留量が少量化してしまうという欠点が
ある。同様に、アウト玉流路も小型化されるため、玉詰
りという欠点がある。 セーフ玉集合樋を取り付ける基枠体の面積を小さくで
きず、そのため中央開口部を広くできない。したがっ
て、大型の役物装置を取り付けることが困難で、遊技内
容を発展させて変化をもたせることが難しい。
【0008】セーフ玉集合樋によって集められたセー
フ玉を処理するセーフ玉処理ユニットの取り付け位置が
限定されるという欠点がある。 セーフ玉処理ユニットは電子化される傾向にあるが、
その電子部品の取り付けや配線処理が限定されるという
欠点がある。同様に、セーフ玉集合樋も電子化される傾
向にあるが、セーフ玉集合樋の内部に電子化のための各
種装置や電気部品を取り付けることが困難である。
【0009】そこで本発明は、セーフ玉やアウト玉の詰
りを解消し、セーフ玉貯留量を増大し、中央開口部を広
くでき、大型の役物装置の取り付けが可能で、セーフ玉
処理ユニットの電子化に柔軟に対応でき、セーフ玉集合
樋の内部に各種装置や電気部品を収納可能なパチンコ機
の裏機構構造を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明によるパチンコ機2の裏機構構造は、パチンコ機2
の裏面側に取り付けられる基枠体80と、この基枠体8
0に配置される各種のユニット部品(例えば、貯留タン
ク71、玉排出装置74)とを有する裏機構盤91と、
遊技盤13の裏面側に配置され、セーフ玉を集合可能な
セーフ玉集合樋93と、遊技盤13の裏面側に配置さ
れ、アウト玉を排出口まで導くアウト玉流路(例えば、
アウト玉回収流路111)と、を備え、前記セーフ玉集
合樋93とアウト玉流路を、遊技盤13表面側から裏面
側方向に重ね合せて層状に配置したことを特徴とする。
【0011】また、好ましい態様として、前記セーフ玉
集合樋93とアウト玉流路は、前記裏機構盤91の基枠
体80を境にして対向状に備えられ、パチンコ機2の前
面方向側にセーフ玉集合樋93、パチンコ機2の裏面方
向側にアウト玉流路111を配置し、アウト玉流路11
1は、前記基枠体80からパチンコ機2裏面方向に突出
した状態で形成されることを特徴とする。
【0012】前記セーフ玉集合樋93には、パチンコ機
2前面方向から裏面方向に貫通口(例えば、アウト玉貫
通口120a)が形成され、該貫通口内に備えられるア
ウト玉導出流路(例えば、アウト玉流入口120)によ
り、遊技盤13から排出されるアウト玉を前記基枠体8
0裏面側のアウト玉流路111に導出するように構成し
たことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明では、セーフ玉集合樋とアウト玉流路が
遊技盤表面側から裏面側方向に重ね合せて層状に配置さ
れ、例えばパチンコ機前面方向側にセーフ玉集合樋が、
パチンコ機裏面方向側にアウト玉流路が配置される。そ
して、アウト玉流路は、基枠体からパチンコ機裏面方向
に突出した状態で形成される。遊技盤から排出されたア
ウト玉は、基枠体裏面側のアウト玉流路に導出し、回収
される。
【0014】したがって、セーフ玉集合樋を大型化で
き、セーフ玉貯留量が増大するとともに、セーフ玉やア
ウト玉の詰りが解消する。また、セーフ玉集合樋の大型
化により、セーフ玉集合樋の内部に各種装置や電気部品
を収納可能になる。流路が層状になるため、セーフ玉集
合樋を取り付ける基枠体の面積を小さくすることが可能
で、その分中央開口部を広くでき、遊技盤に大型の役物
装置を取り付けることが可能になる。また、セーフ玉処
理ユニットの電子化に柔軟に対応でき、その電子部品の
取り付けや配線処理を十分にできる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1〜図8は本発明に係わるパチンコ機の
裏機構構造をパッキーカード方式のパチンコ装置に適用
した場合の一実施例を示している。図1はパチンコ装置
の全体を示す外観斜視図である。図1において、1はパ
チンコ装置であり、パチンコ装置1は同様のものが遊技
店内に所定数設置されている。本実施例のパチンコ装置
1は大きく分けてパチンコ機2と、パチンコ機2の側方
に配設された遊技媒体貸出装置としてのカード式玉貸機
(以下、単に玉貸機という)3によって構成され、これ
らが対をなして設置されている。
【0016】玉貸機3は比較的狭い幅の縦長タイプに形
成され、一定の奥行を有している。そして、パチンコ装
置1の側方に配設されることによって、遊技者の便宜を
図れるようになっている。また、玉貸機3はパチンコ機
2と分離することが可能であり、修理の際には交換する
ことができる構造になっている。
【0017】玉貸機3にはカードリーダが内蔵され、玉
貸機3の前面パネル4には上記カードリーダに対応する
パッキーカード方式のカードが挿入されるカード挿入口
5と、カードの残り度数を表示するカード残度数表示器
(玉貸し可能表示ランプ)6とが設けられている。な
お、カード挿入口5はカードの受け付けを表示可能なも
のが用いられ、例えばカード挿入口5の上にカード受付
け表示器(有効表示ランプ)7を有し、カード受付け表
示器7は発光ダイオード等からなり、カードの受け付け
が有効であることを表示する。
【0018】カード残度数表示器6は、例えば7セグメ
ントの発光ダイオードを用いて3列で構成され、カード
挿入口5に挿入されたパッキーカードの残り度数を10
0の位まで度数単位で表示する。度数単位では、1度が
100円に相当し、残りの度数を度/100円の計算で
遊技者に表示する。したがって、例えば3000円のパ
ッキーカードを挿入した場合には30度としてカード残
度数表示器6に表示される。パッキーカードとしては、
例えば1000円、2000円、3000円、5000
円のものが相当し、既にメタルを用いたパチンコ型スロ
ットルマシンの場合と同様に市場に出回っている。
【0019】ここで、パッキーカード(PAQY CA
RD)とは、パチンコ遊技専用の「プリペイドカード」
のことをいう。したがって、本実施例ではパチンコ玉を
持込む以外に、パッキーカードをカード挿入口5に挿入
することによって必要な玉を確保してゲームを開始する
ことが可能になっている。
【0020】パチンコ機2は、正面側に見える部分とし
て額縁状の前面枠11と、前面枠11の開口部に配設さ
れ、ガラスを支持する金枠(ガラス枠)12と、遊技盤
13と、前面表示パネル14と、前面表示パネル14の
下方の前面操作パネル15とを有している。前面枠11
はパチンコ機2を設置している木製の枠体16に開閉可
能に支持されており、同様に金枠12は前面枠11に開
閉可能に支持されている。
【0021】前面表示パネル14は前面側が突出しつつ
やや盛り上がるような曲面状に形成され、この前面表示
パネル14には賞球としてのパチンコ玉を受ける上皿2
1が形成されるとともに、前面側にカード度数表示器
(残高表示器)22、玉貸釦(変換スイッチ)23、カ
ード排出釦(返却スイッチ)24および玉貸し可能表示
器25(ドットLED)が設けられている。なお、玉貸
し可能表示器としてはドットLED25に限らず、例え
ば細長い形状の表示ランプにしてもよい。前面表示パネ
ル14は一端側が前面枠11に開閉可能に支持されてい
る。また、26は上皿21の玉を後述の玉貯留皿32に
移すために、両者を接続する通路を開閉するための押し
釦である。
【0022】カード度数表示器22は、例えば7セグメ
ントの発光ダイオードを用いて3列で構成され、カード
挿入口5に挿入されたパッキーカードの残高を100の
位まで度数単位で表示する。度数単位では、1度が10
0円に相当し、残りの度数を度/100円の計算で遊技
者に表示する。したがって、例えば3000円のパッキ
ーカードを挿入した場合には30度としてカード度数表
示器22に表示される。
【0023】なお、本実施例ではカード度数表示器22
として7セグメントの発光ダイオードを用いて3列で構
成しているが、これに限らず、例えばドットLED、液
晶、蛍光表示管等を用いて構成してもよい。これは、カ
ード残度数表示器6についても同様である。また、カー
ド度数表示器22をカード残度数表示器6と一緒にした
構成としてもよい。
【0024】玉貸釦23は、カード挿入口5に挿入され
たパッキーカードの残高の範囲内で1度を単位としてパ
チンコ玉をパチンコ機2裏面の後述の玉排出装置(賞球
を行う機能も兼ねているもの)から排出して貸し出すた
めに遊技者によって押されるスイッチである。この場
合、パチンコ玉を貸し出し可能な状態の表示は玉貸し可
能表示器25によって行われる。なお、パチンコ玉を貸
し出し可能な状態にあれば、玉貸釦23全体が輝くもの
でもよい。
【0025】一方、パチンコ玉を貸し出し可能な状態に
なければ、玉貸し可能表示器25が消灯し、かつ玉貸釦
23を押してもパチンコ玉の貸し出しのための排出が行
われない。この玉貸釦23を1回押すと、1度に相当す
る分だけのパチンコ玉(例えば、25玉)が貸し出され
て上皿21に供給される。2回押すと、2度に相当する
分だけのパチンコ玉が貸し出される。
【0026】カード排出釦24は、カード挿入口5に挿
入されたパッキーカードをカード挿入口5から外部に引
出すためのもので、本実施例では遊技者がゲームを終了
したい場合などに、この釦を押すことにより、パッキー
カードがカード挿入口5から再び外部に引出される。遊
技者は引出されたパッキーカードを手にし、他のパチン
コ台でゲームを開始するか、あるいは今回はひとまずゲ
ームを終るかの自由な選択ができる。
【0027】前面操作パネル15には、その左側に灰皿
31が形成されるとともに、前面中央側が前方に突出す
るような形状に形成され、その突出部の内部は玉貯留皿
(受皿)32となっている。玉貯留皿32は上皿21が
パチンコ玉で一杯のときに賞品玉を受ける等の役目があ
る他、玉を一時的に貯留するためのものである。また、
前面操作パネル15には玉抜きレバー33および発射装
置の発射操作ノブ34が設けられている。
【0028】玉抜きレバー33は玉貯留皿32に貯留さ
れた玉を外部下方に抜くためのもので、この玉抜きレバ
ー33を、例えば左方向に移動させると、玉貯留皿32
の下底部が一部開口して玉を下方に放出することができ
る。発射操作ノブ34は1列に整列しているパチンコ玉
のうち、発射位置にあるものを1個ずつ遊技盤13前面
の遊技領域内に弾発させる発射装置の操作を行うもので
ある。
【0029】一方、パチンコ機2の前面枠11の上部に
は左側から順次、賞品玉排出時に点灯する賞品玉排出表
示器(賞球排出表示器)41、大当り時に点灯する大当
り表示器42、パチンコ機2において打止状態が発生し
たときに点灯する完了ランプ43が設けられている。
【0030】金枠12は前面枠11に開閉可能に支持さ
れ、通常は施錠孔51にキーを挿入して操作することに
より施錠装置によって前面枠11に対して施錠されてい
る。金枠12を開く場合には、施錠孔51に所定のキー
を挿入して回動操作することにより、施錠装置のロック
状態が解除されてオープンする。
【0031】遊技盤13は発射されたパチンコ玉を上方
から落下させつつアウトあるいはセーフの判定を行う領
域であり、入賞口に玉が入って有効にセーフとなる場合
は所定数の賞品玉が後述の玉排出装置から排出されて、
これが上皿21に供給される。また、発射操作ノブ34
を操作して玉が発射されても、ファールになったときに
は、パチンコ玉が発射位置に戻るか、あるいは玉貯留皿
32に排出される。
【0032】遊技盤13における遊技領域は任意の構成
をとり得るが、一例として図1に示す構成のものは、遊
技領域の周囲に弾発された玉を遊技盤13の上方部まで
案内するレール61が配置され、レール61の内側には
中央に可変表示部を有する可変表示装置(役物装置に相
当)62が配置されている。
【0033】また、可変表示装置62の下方には、該可
変表示装置62の作動結果によって遊技玉を受け入れな
い第1の状態から受け入れ易い第2の状態に変動する変
動入賞装置(アタッカー)63が配置されている。可変
表示装置62は始動入賞口に入賞した玉によって可変表
示部の数値を可変し、その数値が特定の状態(例えば、
大当りの状態:上述の第2の状態)になると、変動入賞
装置(アタッカー)63が開放するようになっている。
【0034】可変表示装置62の左右両側にはそれぞれ
始動入賞口64、65が設置されているとともに、遊技
領域内の適宜位置には風車と呼ばれる打球方向変換部材
66、67が回転自在に複数設置されるとともに、障害
釘(図示略)が多数植設されている。また、遊技領域の
中央下部にはアウト玉回収口68が形成されている。こ
こで、遊技盤13は枠体16と分離可能な構成になって
おり、遊技盤13だけを取り外して交換が可能である。
【0035】次に、図2はパチンコ機2の裏機構の構成
を示す図である。図2において、パチンコ機2の裏機構
の主要なものとして、貯留タンク(上タンク)71、誘
導路72、中継基盤(外部端子基盤)73、玉排出装置
74、排出制御回路盤75、発射回路盤76、裏機構盤
の基枠体80およびスピーカ81がある。なお、図2は
玉寄せカバーや役物制御回路盤を取り外した状態であ
る。
【0036】基枠体80は合成樹脂製(例えば、ABS
製樹脂)の一体成型品から形成され、パチンコ機2の前
面枠11の裏側に固定された金属フレーム(図示略)に
取り付けられている。そして、この基枠体80の上に各
種のユニット部品、例えば貯留タンク71、誘導路7
2、中継基盤73、玉排出装置74、排出制御回路盤7
5、発射回路盤76などが取り付けられており(例え
ば、ワンタッチの爪部材によって固定される)、これら
の各種ユニット部品と基枠体80とを総称する概念とし
て裏機構盤91と称している。
【0037】貯留タンク71は排出される前の玉を予め
貯留しておくもので、この貯留タンク71の玉数の不足
は補給センサ(図示略)によって検出され、不足のとき
は島設備から玉が補給される。貯留タンク71内の玉は
誘導路72により誘導され、玉排出装置74によって排
出される。
【0038】なお、この誘導路72は特に限定されない
が、短時間に多量の玉を排出できるように2条に形成さ
れており、その途中には玉の重りを防止する玉ならし部
材および待機玉検出器(何れも図示略)が設けられてい
る。また、このような2条構成は玉排出装置74の内部
についても同様である。
【0039】中継基盤73はAC電源の入力やホールの
管理装置との間における信号の授受などについての中継
を行うものである。排出制御装置75は玉の排出に必要
な各種制御を行い、また、役物制御回路盤(図示略)は
遊技盤13における役物の作動に必要な各種制御を行
う。発射回路盤76は打球発射装置の制御を行う。スピ
ーカ81は遊技に必要な効果音(例えば、玉の排出に伴
う効果音)を報知するもので、玉排出数、賞態様および
玉の貸出しに応じて各種の音を発生して遊技者に知らせ
る。
【0040】一方、裏機構盤91の中央部には遊技盤1
3裏面の機構部に対応する形状の窓、すなわち中央開口
部92が形成されており、この中央開口部92の後面側
を覆う玉寄せカバー(図示略)がパチンコ機2の裏側か
ら取り付けられる。中央開口部92は役物装置(すなわ
ち、可変表示装置62のことで、以下同様)の取り付け
のための空間となっている。なお、玉寄せカバーによっ
て中央開口部92を塞ぐことにより、貯留タンク71な
どから落下した玉が遊技盤13の裏面側に衝突しないよ
うになっている。
【0041】中央開口部92の下方側にはセーフ玉集合
樋93が設けられており、図2ではその一部を破線で描
いている。セーフ玉集合樋93は遊技盤13のセーフ孔
に入賞しこたセーフ玉を集合させるものである。セーフ
玉集合樋93の下方にはセーフ玉処理ユニット94が設
けられており、セーフ玉処理ユニット94はセーフ玉を
1個宛排出処理するものである。また、図2では後述の
アウト玉回収流路111の裏面側を覆う流路カバー15
1を図示している。
【0042】図3は裏機構盤91の分解斜視図である。
図3において、基枠体80の中央部は大きく開口してお
り、この開口部は役物装置の取り付けのための空間、す
なわち、前述した中央開口部92となっている。中央開
口部92の形成された基枠体80の下方部に前述したセ
ーフ玉集合樋94が矢印で示す方向から取り付けられる
ようになっている。
【0043】101は基枠体80の上部に設けられる打
止めランプ、102は貯留タンク71の玉数の不足を検
出する補給スイッチ(前述した補給センサ)、103は
打止めランプ101や補給スイッチ102などのハーネ
スを束ねた信号回線、104は役物制御回路盤に接続さ
れるコネクタ、105は上皿(供給皿)21へのガイド
壁を保護する強度部材、106は玉排出装置74によっ
て排出された玉が上皿21および受皿32へと向う排出
樋の下流部を覆うカバー、107はACコネクタ、10
8は中継基盤73を覆う透明カバー、109は排出制御
装置75に接続されるコネクタ、110はACコネクタ
107からの交流電源を中継基盤73に供給するACコ
ードである。また、111はアウト玉回収流路(アウト
玉流路に相当)で、このアウト玉回収流路111は遊技
領域の中央下部に形成されたアウト玉回収口68から流
入するアウト玉をホール側に回収するための通路であ
る。
【0044】図4は、裏機構盤91の全体構成図であ
り、特に遊技盤13の方向(パチンコ機2の前面側)か
ら見た図である。図4において、セーフ玉集合樋93は
中央開口部92の形成された基枠体80の下方部に装着
されており、この装着はワンタッチ部材(例えば、クリ
ップ)を使用して簡単に行われるようになっている。し
たがって、ワンタッチ部材により取り外しも容易に行わ
れる。セーフ玉集合樋93の中央部にはアウト玉回収流
路111の入口となるアウト玉流入口(アウト玉導出流
路に相当)120(図5参照)の壁部を構成するアウト
玉貫通口120aが開口しており、このアウト玉貫通口
120aは遊技盤13に形成された前述のアウト玉回収
口68に連通するものである。アウト玉貫通口120a
はパチンコ機2の前面方向から裏面方向に向うように形
成されている。これは、アウト玉の流れる方向に対応す
る。なお、後述の図5に示すようにアウト玉流入口12
0は基枠体80に形成された開口部である。
【0045】121は上皿21に排出された玉を供給す
る上皿流路、122は貯留タンク71の玉を外部に排出
する玉抜き流路である。このように、裏機構盤91には
貯留タンク71からの玉を前面側の上皿21や受皿32
に導く排出樋などの流路が形成されるとともに、各種の
ユニット部品が組み付けられている。
【0046】図5は基枠体80にセーフ玉集合樋93を
取り付ける様子を示す斜視図である。図5において、セ
ーフ玉集合樋93には図中矢印で示す方向から遊技盤1
3において入賞した玉が流入するようになっており、内
部に流入したセーフ玉は一列に整列してセーフ玉処理ユ
ニット94に送られるようになっている。
【0047】セーフ玉集合樋93はユニット部品として
基枠体80に単独で着脱可能な構造であり、かつ基枠体
80と別部材で成型されている。例えば、少なくともA
BS樹脂製からなる基枠体80に比べて耐久性、耐摩耗
性の高い素材によって成型されている。また、セーフ玉
集合樋93の3つの部分にはワンタッチ部材(例えば、
クリップ)が遊挿される爪部材固定部131a〜131
cが設けられている。これらの爪部材固定部131a〜
131cにそれぞれワンタッチ部材(図示略)を遊挿し
て基枠体80に形成された受け部材132a〜132c
に係合あるいは係合解除することによって、セーフ玉集
合樋93を基枠体80にワンタッチで着脱することが可
能な構成になっている。
【0048】なお、図5では、前述したアウト玉回収流
路111の入口となるアウト玉流入口120が基枠体8
0に形成されている点、およびアウト玉流入口120の
壁部を構成するアウト玉貫通口120aがセーフ玉集合
樋93の中央部に開口している点がわかりやすく図示さ
れている。したがって、遊技盤13から排出されるアウ
ト玉は、アウト玉回収口68からセーフ玉集合樋93の
アウト玉貫通口120aを通り、アウト玉流入口120
を通過して基枠体80の裏面側のアウト玉回収流路11
1に流入し、このアウト玉回収流路111から後述のア
ウト玉排出口111a(図8参照)を抜けてホール側に
回収されるようになっている。
【0049】図6はセーフ玉集合樋93の分解斜視図で
ある。図6において、セーフ玉集合樋93は大きく分け
て本体部141とカバー部142によって構成され、本
体部141に対してカバー部142をビス止めすること
により、一体に組み立てられる構造になっている。例え
ば、カバー部142に形成されたビス孔142a、12
4bにビス(図示略)を通して一点鎖線で示すように、
本体部141のビス受け部143a、143bにそれぞ
れ捩じ込むことにより、カバー部142が本体部141
に対して固定される。なお、他のビス孔についても同様
である。
【0050】カバー部142は一枚の平板状に形成さ
れ、中央部にはアウト玉貫通口120aが開口してい
る。一方、本体部141は上方部(基枠体80の中央開
口部92方向)を除くその周囲および内部の一部にセー
フ玉の流路144を形成するための流路壁145が設け
られている。
【0051】したがって、本体部141とカバー部14
2を組み立てると、セーフ玉集合樋93の内部には、本
体部141、カバー部142および流路壁145の三者
によってセーフ玉の流路144が形成されることにな
る。すなわち、複数の着脱可能な部材によってセーフ玉
集合樋93を構成することにより、玉の流路144が形
成される。また、セーフ玉集合樋93の流路144出口
にはセーフ玉処理ユニット94が連続して配置されてい
る。
【0052】セーフ玉集合樋93の内部における玉の流
路144の途中には、玉詰まりセンサ146、玉詰まり
検知部材147、玉止め部材148が配置されている。
玉止め部材148は流路144内を移動する玉を止める
もので、スプリング149によってカバー部142側に
付勢されている。そして、玉止め部材148は、通常、
流路144内における玉の移動を許容する状態にある
が、点検等のためにセーフ玉処理ユニット94を外す
と、自重で下がって流路144内における玉の移動を阻
止する状態となる。したがって、セーフ玉処理ユニット
94を基枠体80から外してもセーフ玉が落下しない。
【0053】一方、強制的に玉止め部材148を持上げ
ると、流路144内の玉が外部に排出される。例えば、
パチンコ機2の試験終了後に内部のセーフ玉を排出する
必要があるときなどには、このような玉止め部材148
の意図的な操作によってセーフ玉が抜かれる。なお、セ
ーフ玉を抜くという処理は、例えばパチンコ機2を製品
として工場から出荷するときや、あるいはホールの開店
時の試験時などに行われる。
【0054】玉詰まりセンサ146は、例えばマイクロ
スイッチからなり、流路144内を流れる玉の詰まりを
検出するもので、流路144内の玉が玉詰まり検知部材
147を押し上げてマイクロスイッチの接点をオンさせ
ることにより、玉の詰まりが検出される。玉詰まりセン
サ146の出力は排出制御装置75に送られ、警報など
の処置がとられる。玉詰まりセンサ146はセーフ玉集
合樋93に装着されたセーフ玉に関連する電気的部品に
相当する。
【0055】玉詰まり検知部材147は、例えばポリカ
ーボネイト樹脂によって成型されており、セーフ玉集合
樋93の他の部材よりも一段と耐久性、耐摩耗性の高い
素材からなっている。これにより、玉の当接する頻度の
一番高い玉詰まり検知部材147の耐久性、耐摩耗性向
上が図られる。
【0056】なお、セーフ玉集合樋93の他の部材も玉
詰まり検知部材147のようなポリカーボネイト樹脂を
素材とすることも考えられるが、このようにすると、い
わゆる過剰品質になってコストが過度に上昇するため、
本実施例では玉詰まり検知部材147のみを高品質にす
ることにより、コスト上昇を抑えつつ、セーフ玉集合樋
93の耐久性、耐摩耗性を効率的に高めるようにしてい
る。
【0057】図7はアウト玉の流路に関連する基枠体8
0の要部を示す図である。図7において、151は玉排
出装置74によって排出された玉を上皿21へ導く上皿
流路、152は上皿21を溢れた玉を下皿(玉貯留皿)
32に導くオーバーフロー流路である。153はオーバ
ーフロー流路152に配置された流路補強部材で、特に
オーバーフロー流路152が曲折する部分に設けること
により、玉の流れに対する流路壁の補強が行われる。流
路補強部材153は適度な力で押し付けることにより、
オーバーフロー流路152に形成された係合穴に係合し
て固定される。取り外すときは、引っ張ればよいように
なっている。
【0058】154はアウト玉回収流路111に配置さ
れた流路補強部材で、アウト玉はアウト玉回収流路11
1内を図中、上方から下方に向って流れ、紙面の裏面側
に抜けることから、アウト玉が衝突する部分に流路補強
部材154を設けることにより、玉の流れに対する流路
壁の補強が行われる。流路補強部材154は、例えばビ
スによって基枠体80に固定される。なお、図7では図
示を略しているが、アウト玉回収流路111の裏面側は
流路カバー151によって覆われる(図8参照)。
【0059】図8はアウト玉回収流路111の断面を示
す図である。図8において、68aは遊技盤13に形成
されたアウト玉回収口68の下部で玉を集める金属製の
カバーである。160は基枠体80を取り付けるための
取付フレームで、遊技盤13と基枠体80との間に介在
している。アウト玉回収口68はセーフ玉集合樋93に
形成されたアウト玉貫通口120aに臨み、アウト玉貫
通口120aは基枠体80に形成されたアウト玉回収流
路111の入口であるアウト玉流入口120に臨んでい
る。アウト玉回収流路111の裏面側(遊技盤13の裏
面方向側)は断面L字型の流路カバー151によって覆
われるようになっており、流路カバー151は、例えば
ビスによって基枠体80に固定される。
【0060】このように、セーフ玉集合樋93とアウト
玉回収流路111とは、遊技盤13の表面側から裏面側
方向に重ね合せて層状に配置された構造になっており、
具体的には裏機構盤91の基枠体80を境にして対向状
に備えられ、パチンコ機2の前面方向側にセーフ玉集合
樋93が、パチンコ機2の裏面方向側にアウト玉回収流
路111が配置されている。そして、アウト玉回収流路
111は基枠体80からパチンコ機2の裏面方向に突出
した状態で形成され、この突出部分が流路カバー151
によって覆われている。
【0061】以上の構成において、本実施例ではセーフ
玉集合樋93には図5に矢印で示す方向から遊技盤13
において入賞した玉が流入し、内部に流入したセーフ玉
は一列に整列してセーフ玉処理ユニット94に送られ、
賞球排出制御が行われる。一方、遊技盤13において入
賞しなかったアウト玉はレール61に沿ってアウト玉回
収口68付近に集められ、このアウト玉回収口68から
セーフ玉集合樋93に形成されたアウト玉貫通口120
aを通り、さらに基枠体80に形成されたアウト玉流入
口120を通過して基枠体80の裏面側のアウト玉回収
流路111に流入し、このアウト玉回収流路111から
アウト玉排出口111a(図8参照)を抜けてホール側
に回収される。したがって、次のような効果を得ること
ができる。
【0062】(I)セーフ玉集合樋93とアウト玉回収
流路111が遊技盤13の表面側から裏面側方向に重ね
合せて層状に配置され、すなわち、パチンコ機2の前面
方向側にセーフ玉集合樋93が、パチンコ機2の裏面方
向側にアウト玉回収流路111が配置されるとともに、
アウト玉回収流路111が基枠体80からパチンコ機2
の裏面方向に突出した状態で形成されているので、セー
フ玉集合樋93でアウト玉の流路に使用される部分はア
ウト玉貫通口120aのみ(流路でなく、単なる貫通
口)となる。したがって、セーフ玉集合樋93にアウト
玉が流れる流路を形成する必要がなく、単に玉がほぼ1
個通過する程度の貫通口を形成するだけでよいから、従
来に比してセーフ玉集合樋93を大型化することができ
る。
【0063】その結果、セーフ玉集合樋の小型化による
問題点を解消できる。すなわち、セーフ玉集合樋93を
大型化できるから、セーフ玉の詰まりをなくし、セーフ
玉貯留量を増大させることができる。また、アウト玉回
収流路111もセーフ玉集合樋93に形成しなくてよ
く、大型化できるので、アウト玉についての玉詰りもな
くすることができる。
【0064】(II)セーフ玉集合樋93とアウト玉回
収流路111が重ね合って層状になるため、セーフ玉集
合樋93を取り付ける基枠体80の面積を小さくするこ
とが可能で、その分中央開口部92を広くすることがで
き、遊技盤13に大型の役物装置を取り付けることが可
能になる。したがって、遊技内容を発展させて変化をも
たせることができる。
【0065】(III)セーフ玉処理ユニット94の取
り付け位置や配線に柔軟性を持たせ組み合せることがで
きる。また、セーフ玉集合樋93の大型化により、セー
フ玉集合樋93の内部に各種装置や電気部品を収納する
ことが可能になる。その結果、セーフ玉集合樋93の高
機能化を図ることができる。なお、玉詰まりセンサ14
6に限らず、他の電気部品を入れるようにしてもよい。
セーフ玉処理ユニット94の電子化に柔軟に対応でき、
その電子部品の取り付けや配線処理を十分に行うことが
できる。
【0066】なお、本発明の適用は上記実施例のような
いわゆる第1種に属するものに限らず、第2種あるいは
第3種に属するものであってもよい。セーフ玉集合樋の
形状、アウト玉回収流路の位置などは上記実施例のよう
なタイプに限定されず、本発明の目的の範囲内で各種の
変形が可能である。
【0067】また、玉貸機の配置場所は上記例に限るも
のではない。例えば、前面操作パネルの部分や皿前装飾
体の部分に設けるようにしてパチンコ機と一体にしても
よい。
【0068】さらに、本発明に係わるパチンコ機の裏機
構構造は上記実施例のようなパッキーカード方式のパチ
ンコ装置に適用する例に限らない。、例えば、クレジッ
ト方式のパチンコ装置にも適用することができる。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、セーフ玉集合樋とアウ
ト玉流路を遊技盤表面側から裏面側方向に重ね合せて層
状に配置しているので、セーフ玉集合樋には最小限のア
ウト玉貫通口を形成するのみでよく、セーフ玉集合樋を
大型化することができ、セーフ玉の詰まりをなくし、セ
ーフ玉貯留量を増大させることができる。また、セーフ
玉集合樋を大型化することができるから、セーフ玉集合
樋の内部に各種装置や電気部品を収納することが可能に
なり、セーフ玉集合樋の高機能化を図ることができる。
【0070】さらに、セーフ玉集合樋とアウト玉流路が
重ね合って層状になるので、セーフ玉集合樋を取り付け
る基枠体の面積を小さくすることができ、その分中央開
口部を広くして遊技盤に大型の役物装置を取り付けるこ
とが可能になる。したがって、遊技内容を発展させて変
化をもたせることができる。セーフ玉処理ユニットの電
子化に柔軟に対応でき、その電子部品の取り付けや配線
処理を十分に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ機の裏機構構造を適用し
たカード方式のパチンコ装置の一実施例の構成を示す斜
視図である。
【図2】同実施例のパチンコ装置の裏機構の構成を示す
図である。
【図3】同実施例の裏機構盤の分解斜視図である。
【図4】同実施例の裏機構盤の全体構成図である。
【図5】同実施例の基枠体にセーフ玉集合樋を取り付け
る様子を示す斜視図である。
【図6】同実施例のセーフ玉集合樋の分解斜視図であ
る。
【図7】同実施例の基枠体の要部を示す図である。
【図8】同実施例のアウト玉回収流路の断面を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 パチンコ装置 2 パチンコ機 11 前面枠 13 遊技盤 14 前面表示パネル 15 前面操作パネル 62 可変表示装置(役物装置) 68 アウト玉回収口 74 玉排出装置 75 排出制御回路盤 80 基枠体 91 裏機構盤 92 中央開口部 93 セーフ玉集合樋 94 セーフ玉処理ユニット 111 アウト玉回収流路(アウト玉流路) 120 アウト玉流入口(アウト玉導出流路) 120a アウト玉貫通口 146 玉詰まりセンサ 147 玉詰まり検知部材 148 玉止め部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機の裏面側に取り付けられる基
    枠体と、この基枠体に配置される各種のユニット部品と
    を有する裏機構盤と、 遊技盤の裏面側に配置され、セーフ玉を集合可能なセー
    フ玉集合樋と、 遊技盤の裏面側に配置され、アウト玉を排出口まで導く
    アウト玉流路と、を備え、 前記セーフ玉集合樋とアウト玉流路を、遊技盤表面側か
    ら裏面側方向に重ね合せて層状に配置したことを特徴と
    するパチンコ機の裏機構構造。
  2. 【請求項2】 前記セーフ玉集合樋とアウト玉流路は、
    前記裏機構盤の基枠体を境にして対向状に備えられ、パ
    チンコ機前面方向側にセーフ玉集合樋、パチンコ機裏面
    方向側にアウト玉流路を配置し、 アウト玉流路は、前記基枠体からパチンコ機裏面方向に
    突出した状態で形成されることを特徴とする請求項1記
    載のパチンコ機の裏機構構造。
  3. 【請求項3】 前記セーフ玉集合樋には、パチンコ機前
    面方向から裏面方向に貫通口が形成され、 該貫通口内に備えられるアウト玉導出流路により、遊技
    盤から排出されるアウト玉を前記基枠体裏面側のアウト
    玉流路に導出するように構成したことを特徴とする請求
    項1記載のパチンコ機の裏機構構造。
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