JPH0732742U - 光ディスク判別装置 - Google Patents

光ディスク判別装置

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JPH0732742U
JPH0732742U JP6671893U JP6671893U JPH0732742U JP H0732742 U JPH0732742 U JP H0732742U JP 6671893 U JP6671893 U JP 6671893U JP 6671893 U JP6671893 U JP 6671893U JP H0732742 U JPH0732742 U JP H0732742U
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light
optical disc
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optical
led
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JP6671893U
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Inventor
武雄 市川
Original Assignee
日本コロムビア株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なる記録トラックピッチの複数の光ディス
クの判別と光ディスクの有無の判別を同時に行う装置を
得る。 【構成】 光ディスクの記録ピットのトラックピッチ
に、光を照射したときの回折効果を利用した装置で、複
数の光ディスクのトラックピッチにそれぞれ対応し、同
一の第1回折角θp となる波長を有する複数の光ビーム
を、光ディスクに対し同一光軸上で切り換えて照射し、
所定の角度位置で+1次回折光14と反射光(0次回折
光)13をそれぞれ第1受光素子16と第2受光素子1
7で受光する構成とし、任意の光ディスク1に対し複数
の光ビームを切り換え照射し、+1次回折光14が得ら
れた光ビームの波長との対応からトラックピッチを特定
し光ディスク1を判別する。また同時に、反射光の有無
により光ディスクの有無を判別する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、光ディスクのトラックピッチを判別する装置であり、詳しくはピッ トがトラック状に記録された光ディスクの複数のトラックピッチを判別し、同時 に光ディスクの有無を判別する光ディスク判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ビデオ信号を記録したLD(レーザディスク)や音声信号を記録したCD(コン パクトディスク)が普及し、さらに高密度記録の光ディスクの要望が高まってい る。光ディスクの記録密度を高くする手段として、レーザ光線の波長の短縮があ る。上記LD及びCDを再生するプレーヤには、波長780nmの半導体レーザ が用いられているが、近年より短い波長の半導体レーザが開発され、実用化され るに至っている。例えばハイビジョンのMUSEディスクは670nmの波長の 半導体レーザを用いたディスクの規格が検討されている。ビデオディスクについ て考えると、従来のLDの直径30cmはMUSEディスクについてもそのまま 適用が考えられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
以上の様に光ディスクの再生光ビーム波長が異なるため、記録ピットのトラッ クピッチは異なるが外径寸法,厚み及び材質等レーベルが異なる以外は外観上同 じ光ディスクが共存することになる。その結果MUSEディスクプレーヤでLD を再生しようとしたり、逆にLDプレーヤでMUSEディスクを再生したりする 誤りが生ずる。またLDとMUSEディスク両方が再生可能なコンパチブルプレ ーヤの出現も考えられる。この様な時に光ディスクのトラックピッチを判別し、 誤って装着された異なったトラックピッチの光ディスクを再生開始前に排出した り、再生開始迄の間に装着光ディスクに適した再生動作をスムースに行える様に しておく必要がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、記録ピットがトラック状に記録された光ディスク のトラックピッチが、それぞれ異なる複数の光ディスクの上記ピット面に対し、 それぞれ平行光ビームを照射した時に、上記トラックピッチの格子作用による1 次回折光が所定の角度となる上記複数の平行光ビームをそれぞれ発光する複数の 発光素子と、上記複数の光ビームを上記光ディスクのピット面に対し所定の照射 角を有する同一光軸で照射し、上記1次回折光を受光し光−電気変換により電気 信号を発生する第1受光素子と、上記複数の光ビームの照射を順次切り換える切 換信号を発生する切換信号発生器と、上記切換信号と上記電気信号の一致を検出 し、トラックピッチを判別し信号を発生する判別器で上記光ディスクのトラック ピッチの判別を行い、更に上記照射光の反射光を受光し光−電気変換により光デ ィスク有りの時第2の電気信号を発生させる第2受光素子とを有し光ディスク有 無の判別を行う事を特徴とする光ディスク判別装置を提供する。
【0005】
【作用】
回折格子となる光ディスクのトラックピッチP,上記光ディスクのピット面に 照射する光ビームの波長λ,光ディスクへの光ビームの照射角度θo,1次回折 光の0次回折光(反射光)に対する回折角θpとの間には、 P=λ/cosθo・siθp の関係がある。ここでθoとθpを一定とすると cosθo・siθp=λ/P であるから光ディスクのトラックピッチの回折格子作用を利用し、トラックピッ チに対応した平行光ビームの波長を選べば、回折角は常に同一にすることができ 、トラックピッチと光ビームの対応から光ディスクを特定し、また反射光の有無 から光ディスクの有無を判別できる。
【0006】
【実施例1】 図1は本考案の光ディスクのトラックピッチの判別と同時に、光ディスクの装 着の有無を判別する装置の実施例の構成を示すブロック図である。光ディスク1 は、スピンドルモータ2にて回転が与えられる状態にあり、信号検出のピックア ップ3の反対側の径方向に本考案の判別装置を配する。LED7は波長850n mの赤外光をLED8は波長580nmの黄色光をそれぞれ発光する発光素子で ある。上記2つのLEDはLED電源18の出力を、LEDの切換信号発生器1 9からの指示を受けたLED切換器20で、切り換えて点灯発光する。上記発光 による光ビームはハーフミラー9を通り,集光レンズ10で集光され,コリメー トレンズ11で平行光ビームとなる。
【0007】 上記平行光ビームは照射光12として、光ディスク1の照射点6を通る垂直軸 15に対し照射角θo=15°の傾きにて照射し照射点6で反射し、垂直軸15 に対し照射光12の反対側に反射光(0次回折光)13と、反射光13に対し± θpの回折角で±1次回折光14、14′を生ずる(他の高次回折光は説明を省 略する)。第1受光素子16は照射光12の+1次回折光の回折角が、約33. 2°のとき受光できる位置に設けられている。第1受光素子16で受光し電圧変 換された信号は判別器21に加えられる。判別器21には同時にLEDの切換信 号発生器19からの切換信号が加えられているので、両者の一致から切換信号の 指示するLED即ち光ビームの波長に対応するトラックピッチを特定できる。
【0008】 第2受光素子17は反射光13を受光する位置に設けられていて光ディスクが 装着されているとき、反射光を受光し光ー電気変換による信号を出力するので、 光ディスク有無の検出信号が得られる。先ずトラックピッチ1.1μmの光ディ スクが装着された時の動作説明を行う。光ディスクの装着完了信号(図示せず) により、切換信号発生器19からLED7の点灯指示が出され、LED切換器2 0によりLED電源18の出力はLED7に加えられ点灯発光する。LED7の 赤外光は上記光学系を通り平行光ビームとなり光ディスク1の照射光12となる 。この時の1次回折角は図4のP1点で53.1°で、+1次回折光14の光軸 から大きく離れていて第1受光素子16では受光されず、従って変換電気信号は 出力されない。
【0009】 そのため判別器21の判別信号22には何の情報も出力されない。次に切換信 号発生器19はLED8の点灯を指示しLED8を点灯発光する。LED8の黄 色光は波長580nmで、光ディスク1に照射したとき図4のP2点になり、1 次回折角は33.1°で1次回折光14の光軸に殆ど一致し、第1受光素子16 は受光し変換電気信号を判別器21に出力する。判別器21は切換信号発生器1 9からのLED8の点灯指示信号と上記変換電気信号からトラックピッチを1. 1μmと判断し第1判別信号22にトラックピッチ1.1μmである旨の情報を 出力する。
【0010】 次にトラックピッチ1.6μmの光ディスクが装着されたときの動作を説明す る。切換信号発生器19からLED7の点灯指示が出されLED7が点灯発光す る。LED7は波長850nmの赤外光であり図4のP3点から1次回折角は3 3.4°で殆ど+1次回折光14の光軸に一致し、第1受光素子16は受光し判 別器21に変換電気信号を出力する。判別器21は変換電気信号とLED7点灯 指示信号から光ディスクのトラックピッチは1.6μmと判断し第1判別信号2 2にトラックピッチ1.6μmである旨の情報を出力する。次に切換信号発生器 18はLED8の点灯発光を指示する。
【0011】 LED8は黄色光で波長は580nmであり図4のP4点に示され、1次回折 角は22°であり+1次回折光14の光軸から大きく離れているので、第1受光 素子16は受光せず判別回路21には変換電気信号は加えられない。以上の説明 の通り、トラックピッチ1.1μmの光ディスクではLED8の黄色光のとき、 第1受光素子16が受光し、トラックピッチ1.6μmの光ディスクではLED 7の赤外光のとき、第1受光素子が受光しそれぞれトラックピッチを特定できる 。 MUSEビデオディスクプレーヤで、トラックピッチ1.6μmの光ディスが挿 入されたとき、第1判別信号22の情報によりLDであると判断し、光ディスク を排出することができる。
【0012】 また、LDとMUSEビデオディスクのコンパチプレーヤでは、第1判別信号 22で各々の光ディスクに対応する、トラックピッチの情報信号が得られるので 、再生信号系流の切り換えに使用できる。LED7及びLED8の何れが点灯発 光したときでも、光ディスクのトラックピッチに関係なく反射光が得られ、第2 受光素子17は受光し第2判別信号23が光ディスク有りを出力するので、ディ スク有無の信号として利用できる。この動作は上記トラックピッチ判別と同時に 行えるが最初のLED点灯発光で判別出来るので、光ディスク無しのときの無駄 な動作を防止できる。
【0013】 照射光源のLEDは例えば赤外LEDの場合は図2に示す如く、半値幅37n mであるから受光素子の面積を大きくすれば対応可能である。ただ必要以上に大 きくすると誤検出の原因になる。この様子は図4に、それぞれの発光素子の半値 幅と光ディスクのトラックピッチから、対応する1次回折角領域を示している。 検出領域(所定の第1回折角範囲)と非検出領域が回折角上で重ならないように する必要がある。
【0014】
【実施例2】 実施例1にて説明した図1のLEDを、白色光にし光学バンドパスフィルタを 用い波長を分離しても同様の効果となり、また波長の異なる半導体レーザを使う こともできることは明らかであり、この場合は集光レンズ10,コリメートレン ズ11は不要である。
【0015】
【実施例3】 実施例1にて図1では2種の異なる波長の使用としているが、ハーフミラー9 を図3の構造のものを用いれば3種の異なる波長の光源が使用でき、LED電源 を3段に切り換え、この切り換え信号と第1受光素子16の変換電気信号との組 み合わせから、、3種のトラックピッチの判別が可能となる。更に光学系の光路 の合成で4個以上の光源の利用もできる。
【0016】
【考案の効果】
実施例の如く、光ディスクの複数のトラックピッチに対応し、所定の1次回折 角が得られる複数の波長の光ビームを順次切り換えて、上記光ディスク面に所定 の照射角度で照射し、上記所定の1次回折角の1次回折光を検出することにより 、光ビームの波長から上記光ディスクのトラックピッチを特定できる。また、発 光素子の駆動電源を切り換え光ビームの波長をかえる構造であるから、限定した 体積内にて装置を使用する場合に効果があり、光源のLEDは市販のものより選 択が可能であるため、コスト面からも効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】波長850nmの赤外LEDの相対光放射強度
を示す曲線図である。
【図3】本考案の他の実施例として、3種の波長の光源
を使用する場合に用いるハーフミラーの構成を示す図で
ある。
【図4】照射角θo=15°のときの、トラックピッチ
1.1μmと1.6μmにおける、光波長と1次回折角と
の関係を示す曲線図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 スピンドルモータ 3 ピックアップ 4 鏡面 5 ピット 6 照射点 7 LED(赤外光) 8 LED(黄色光) 9 ハーフミラー 10 集光レンズ 11 コリメートレンズ 12 照射光 13 反射光(0次回折光) 14,14’ ±1次回折光 15 垂直軸 16 第1受光素子 17 第2受光素子 18 LED電源 19 切換信号発生器 20 LED切換器 21 判別器 22 第1判別信号 23 第2判別信号

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ピットがトラック状に記録された光
    ディスクのトラックピッチが、それぞれ異なる複数の光
    ディスクの上記ピット面に対し、それぞれ平行光ビーム
    を照射した時に、上記トラックピッチの格子作用による
    1次回折光が、所定の角度となる上記複数の平行光ビー
    ムをそれぞれ発光する複数の発光素子と、上記複数の光
    ビームを上記光ディスクのピット面に対し所定の照射角
    を有する同一光軸で照射し、上記1次回折光を受光し光
    −電気変換により電気信号を発生する第1受光素子と、
    上記複数の光ビームの照射を順次切り換える切換信号を
    発生する切換信号発生器と、上記切換信号と上記電気信
    号の一致を検出しトラックピッチを判別し信号を発生す
    る判別器とを有することを特徴とする光ディスク判別装
    置。
  2. 【請求項2】 上記照射光の反射光を受光し光−電気変
    換により第2の電気信号を発生させる第2受光素子とを
    有することを事を特徴とする請求項1の光ディスク判別
    装置。
JP6671893U 1993-11-19 1993-11-19 光ディスク判別装置 Withdrawn JPH0732742U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008117671A1 (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Mitsubishi Electric Corporation 光ディスク判別方法及び光ディスク判別装置
JP2009271989A (ja) * 2008-05-07 2009-11-19 Canon Inc 円形の光学メディアの表裏判定装置及び円形の光学メディアの表裏判定装置の制御方法

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