JPH07326969A - Pll回路 - Google Patents

Pll回路

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JPH07326969A
JPH07326969A JP6120938A JP12093894A JPH07326969A JP H07326969 A JPH07326969 A JP H07326969A JP 6120938 A JP6120938 A JP 6120938A JP 12093894 A JP12093894 A JP 12093894A JP H07326969 A JPH07326969 A JP H07326969A
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Yasunori Miyajima
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロック後に発生するリップルノイズをロック
インタイムを増大させずに低減する。 【構成】 位相比較器10は入力信号Siと帰還信号S
rから位相差信号を生成してPMOS74,NMOS7
8の導通を制御する。PMOS74,NMOS78が導
通することで、チャージポンプ70はローパスフィルタ
30に対する電荷移動経路を形成する。一方、ロック検
出部60はPLL回路のロック状態を検出し、ロック前
と後でチャージポンプ70の電荷移動経路が切替えられ
る。ロック後はPMOS71,NMOS75を介して電
荷がローパスフィルタ30に充放電されるが、PMOS
71,NMOS75の抵抗値はバイアス発生回路80の
出力電圧によって制御される。ローパスフィルタ30は
電荷の充放電で平滑化した電圧を送出し、この平滑化さ
れ電圧でVCO40は発振する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コーデック、受信器、
クロックジェネレータ等に用いられるPLL(Phase Lo
cked Loop ;以下、PLLという)回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のPLL回路を示す回路図
である。このPLL回路は、位相比較器10と、チャー
ジポンプ20と、ローパスフィルタ30と、電圧制御発
振器(以下、VCOという)40と、分周器50とを備
えている。チャージポンプ20の出力はローパスフィル
タ30に接続されいる。位相比較器10は入力信号Si
と帰還信号Srとの位相と周波数を比較する物である。
チャージポンプ20は位相比較器10の出力に応じてロ
ーパスフィルタ30へ電荷を充放電する経路を構成する
物であり、ローパスフィルタ30は電荷を充放電して平
滑化した出力電圧を生成する機能を有している。チャー
ジポンプ20は、電源電圧Vddと接地電圧GNDに直
列接続されたPMOS21とNMOS22を有してい
る。各PMOS21とNMOS22のゲートには位相比
較器10の2つの出力が入力され、PMOS21とNM
OS22のドレインはノードN20で接続されている。
ノードN20がローパスフィルタ30に接続されてい
る。ローパスフィルタ30は、2つの抵抗31,32と
キャパシタ33を有している。抵抗31の2端子のうち
一方の端子はノードN20に接続され他方の端子がVC
O40に対する出力ノードN30に接続されている。抵
抗32及びキャパシタ33は抵抗31と接地電位GND
との間に直列接続されている。ローパスフィルタ30の
出力はVCO40に接続され、そのVCO40の出力が
出力端子Outを介して外部に出力される。また、VC
O40の出力の一部は分周器50に供給され、この分周
器50の出力である信号Srが、位相比較器10に帰還
されている。VCO40はローパスフィルタ30の出力
電圧に応じた発振周波数を生成し、分周器50はVCO
40の生成した発振周波数を分周するものである。
【0003】次に、図2のPLL回路の動作を説明す
る。位相比較器10は入力信号Siと帰還信号Srを比
較し、例えば、入力信号Siの位相が帰還信号Srに対
して進んでいる期間、PMOS21のゲートに位相差信
号Suを供給し、入力信号Siの位相が帰還信号Srに
対して遅れている期間、NMOS22のゲートに位相差
信号Sdを与える。チャージポンプ20は位相比較器1
0からの位相差信号Su,Sdを受け、PMOS21,
NMOS22がオン、オフ動作する。そのため、ノード
N20の電圧が変化する。ローパスフィルタ30のキャ
パシタ33はチャージポンプ20からの電荷を充放電
し、ローパスフィルタ30がノードN20の電圧変化を
平滑化してVCO40に供給する。VCO40は平滑化
されたローパスフィルタ30の出力電圧に応じた周波数
で発振して出力すると共に、分周器50を介して発振周
波数を位相比較器に帰還する。このようにして、入力信
号Siと帰還信号Srの位相と周波数がロックされる。
【0004】図2のPLL回路では、ロック後にチャー
ジポンプ20中のPMOS21またはNMOS22がオ
ンすると、ローパスフィルタの出力電圧にリップルノイ
ズが発生する。このリップルノイズの大きさΔvは、ロ
ック後のローパスフィルタの出力電圧Voに依存し、次
の(1)及び(2)式のように表される。但し、(1)
及び(2)式における各R1,R2は、抵抗31,32
のそれぞれの抵抗値である。PMOS21がオンした場
合、 Δv=R2(Vdd−Vo)/(R1+R2) …(1) NMOS22がオンした場合、 Δv=R2(−Vo)/(R1+R2) …(2) ロック後のローパスフィルタ30の出力電圧Voが低電
圧のときにチャージポンプのPMOS21がオンした場
合、リップルノイズはプラス方向に大きく発生する。N
MOS22がオンした場合、リップルノイズはマイナス
方向に小さく発生する。これと逆に、ロック後のローパ
スフィルタ30の出力電圧Voが高電圧のときにチャー
ジポンプのPMOS21がオンした場合、リップノイズ
はプラス方向に小さく発生し、NMOS22がオンした
場合、リップルノイズはマイナス方向に大きく発生す
る。これらのリップルノイズの大きさΔvが、VCO4
0に伝達されて、周波数ジッタが発生する。従来の図2
のPLL回路は、周波数ジッタの発生を防止するために
チャージポンプ20のドライブ能力を下げたり、ローパ
スフィルタ30中の抵抗31の抵抗値R1を大きくして
いる。これらにより、発生するリップルノイズの大きさ
Δvが減じられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
PLL回路では、次のような課題があった。周波数ジッ
タの発生を防止するためにチャージポンプ20のドライ
ブ能力を下げたり、ローパスフィルタ30中の抵抗31
の抵抗値R1を大きくしているが、いずれの場合にもロ
ーパスフィルタ30に対する電荷の充放電する能力が損
なわれる。そのため、位相と周波数のロックに要する時
間(ロックインタイム)が増大するという課題があり、
リップルノイズの低減には限界があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、入力信号と帰還信号の位相及び周波数の
比較を行い該比較結果に応じた位相差信号を生成する位
相比較器と、前記該位相差信号に基いて第1の電源また
は該第1の電源と異なる第2の電源と接続され、該第1
または第2の電源に対する電荷移動経路を形成するチャ
ージポンプと、前記電荷を充放電することによって平滑
化した電圧を出力するローパスフィルタと、前記ローパ
スフィルタの出力電圧に応じた周波数で発振し前記帰還
信号を生成すると共に外部に該発振周波数を出力する電
圧制御発振器とを、備えたPLL回路において、次のよ
うに構成している。即ち、前記入力信号と帰還信号に基
づいて当該PLL回路がロック状態か否かの検出結果を
送出するロック検出部と、前記ローパスフィルタの出力
電圧に対応するバイアス電圧を生成するバイアス発生回
路とを設け、前記チャージポンプは、各第1の電源及び
第2の電源に対して前記電荷移動経路を形成する経路を
それぞれ2つづつ持ちかつ該各一方の経路には前記バイ
アス電圧で抵抗値の変化する電荷制限素子を持ち、前記
ロック検出部の検出結果がロック状態でない場合に該電
荷制限素子を持っていない経路を選択して該電荷移動経
路を形成し、該ロック検出部の検出結果がロック状態で
ある場合に該電荷制限素子を持っている経路を選択して
該電荷の移動経路を形成する構成としている。
【0007】
【作用】本発明によれば、以上のようにPLL回路を構
成したので、位相比較器は、入力信号と帰還信号の位相
及び周波数の比較を行い、比較結果に応じた位相差信号
を生成する。一方、ロック検出部が、入力信号と帰還信
号に基づいて当該PLL回路がロック状態か否かの検出
結果を送出する。チャージポンプは位相差信号に基いて
第1の電源または第2の電源に接続され、電荷移動経路
を形成する。この電荷移動経路の形成にあたり、チャー
ジポンプは、ロック状態でない場合に電荷制限素子を持
っていない経路を選択して電荷移動経路を形成し、ロッ
ク状態である場合に該電荷制限素子を持っている経路を
選択して電荷の移動経路を形成する。即ち、電荷の移動
経路が、ロック検出部からの検出結果に基づいて切替え
られる。バイアス発生回路は、ローパスフィルタの出力
電圧に対応するバイアス電圧を生成し、このバイアス電
圧に基き、電荷制限素子の抵抗値が制御される。ローパ
スフィルタはチャージポンプからの電荷を充放電するこ
とによって平滑化した電圧を生成し、電圧制御発振器
は、ローパスフィルタの出力電圧に応じた周波数で発振
する。従って、前記課題を解決できるのである。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示すPLL回路の
回路図であり、従来の図2と共通する要素には共通の記
号が付されている。このPLL回路は、図2と同様の、
位相比較器10と、ローパスフィルタ30と、VCO4
0と、分周器50とを備え、従来と異なるロック検出部
60と、チャージポンプ70と、バイアス発生回路80
とを、設けている。入力信号Siと帰還信号Srが位相
比較器10に入力され、位相比較器10の出力側にはチ
ャージポンプ70が接続されている。また、入力信号S
iと帰還信号Srは、ロック検出部60にも入力されて
いる。ロック検出部60の出力は2つに分岐され、一方
がインバータ65を介し、さらに2つに分岐されてチャ
ージポン70へ入力している。ロック検出部60の出力
の他方も、さらに2つに分岐されて直接チャージポンプ
の入力端子に入力されている。チャージポンプ70の出
力側には、そのチャージポンプ70からの電荷を充放電
して平滑化した電圧を出力するローパスフィルタ30が
接続され、ローパスフィルタ30の出力端子はローパス
フィルタ30の出力電圧に基づいて発振するVCO40
と、バイアス発生回路80の入力端子とに、接続されて
いる。VCO40の出力側はこのPLL回路の出力端子
Outに接続されると共に、分周器50に接続されてい
る。分周器50はVCO40の発振周波数を分周するも
のであり、その分周器50の出力である信号Srが位相
比較器10とロック検出部60に帰還される構成となっ
ている。また、バイアス発生回路80の出力端子は、チ
ャージポンプ70の入力端子に接続されている。
【0009】チャージポンプ70は4個のPMOS71
〜74と4個のNMOS75〜78を有している。PM
OS71のソースは第1の電源である電源電圧Vddに
接続され、PMOS71のゲートにはバイアス発生回路
80の出力電圧が入力されている。PMOS71のドレ
インはPMOS72のソースに接続され、PMOS72
のゲートにはロック検出部60のインバータ65を介し
た出力電圧が入力されている。PMOS73のソースは
電源電圧Vddに接続され、PMOS73のゲートはロ
ック検出部60の出力が直接入力されている。PMOS
71とPMOS73のドレインは共にPMOS74のソ
ースに接続され、そのPMOS74のゲートには、位相
比較器10の2つの出力端子のうち一方が接続されてい
る。NMOS75のソースは第2の電源となる接地GN
Dに接続され、NMOS75のゲートにはバイアス発生
回路80の出力端子が入力されている。NMOS75の
ドレインはNMOS76のソースに接続され、NMOS
76のゲートにはロック検出部60の出力電圧が直接入
力されている。NMOS77のソースは接地電圧GND
に接続され、NMOS77のゲートはロック検出部60
の出力がインバータ65を介して入力されている。NM
OS76とNMOS77のドレインは共にNMOS78
のソースに接続され、そのNMOS78のゲートには、
位相比較器10の他方の出力端子が接続されている。P
MOS74とNMOS78のドレインはノードN70で
接続され、このノードN70がチャージポンプ70の出
力端子とされてローパスフィルタ30に接続されてい
る。
【0010】ローパスフィルタ30は、2つの抵抗3
1,32とキャパシタ33を有している。抵抗31の2
端子のうち一方の端子はノードN70に接続され、他方
の端子がこのローパスフィルタ30の出力ノードN30
とされてVCO40とバイアス発生回路80に接続され
ている。抵抗32及びキャパシタ33は抵抗31と接地
電位GNDとの間に直列接続されている。バイアス発生
回路80は電源電圧Vddと接地電圧GND間に直列接
続されたPMOS81とNMOS82を有している。P
MOS81のソースは電源電圧Vddに接続され、PM
OS81のドレインがノードN80でNMOS82のド
レインに接続されている。PMOS81のゲートはノー
ドN80に接続されている。また、NMOS82のソー
スは接地電圧GNDに接続され、そのNMOS82のゲ
ートにはローパスフィルタ30の出力電圧が供給される
接続である。ノードN80はバイアス発生回路80の出
力端子であり、ノードN80がチャージポンプ70中の
PMOS71及びNMOS75のゲートに接続されてい
る。
【0011】次に、図1のPLL回路の動作を説明す
る。位相比較器10は、入力信号Siと帰還信号Srの
位相のずれを検出し、例えば、入力信号Siの位相が帰
還信号Srに対して進んでいる期間、PMOS74のゲ
ートに位相差信号Suを供給し、入力信号Siの位相が
帰還信号Srに対して遅れている期間、NMOS78の
ゲートに位相差信号Sdを与える。ロック検出部60
は、このPLL回路のロック状態を検出する回路であ
る。即ち、ロック検出部60は、入力信号Siと帰還信
号Srの位相のずれが設定値以下であれば一致を示す
“1”、設定値を越えた場合不一致を示す“0”となる
ロック信号S60を出力する。入力信号Siと帰還信号
Srの位相が不一致のとき、チャージポンプ70中のP
MOS74とNMOS78のいずれか一方が位相差信号
Su,Sdに基いてオンして電荷移動経路が形成され
る。それにより、キャパシタ33に電荷が充放電され、
ローパスフィルタ30が平滑化した電圧を出力する。V
CO40は、ローパスフィルタ30の出力する電圧に基
いて発振して出力端子Outを介してその発振周波数を
出力すると共に、分周器50を介して位相検出回路10
とロック検出部60とに信号Srを帰還する。
【0012】キャパシタ33に電荷が充放電される際、
ロック前にはPMOS73とNMOS77がロック信号
S60によってオンされ、PMOS72とNMOS76
がオフされる。逆に、ロック後にはPMOS73とNM
OS77がロック信号S60によってオフされ、PMO
S72とNMOS76がオンされる。これによって、電
荷の充放電経路、即ち、電荷移動経路が切替えられる。
ロック後の充放電経路には、オン状態のPMOS71と
NMOS75があり、これらは電荷制限素子として動作
する。即ち、バイアス発生回路80の出力電圧によって
PMOS71とNMOS75は、オン抵抗が制御され
る。バイアス発生回路80は、ローパスフィルタ30の
出力電圧に対応した電圧を生成する。即ち、ローパスフ
ィルタ30の出力ノードN30の電圧が低いとき、NM
OS82のオン抵抗が上昇して、ノードN80の電圧が
上昇する。よって、チャージポンプ70内のPMOS7
1のオン抵抗が上昇し、同時にNMOS75のオン抵抗
が降下する。そのため、ロック後にPMOS74がオン
してローパスフィルタ30の出力ノードN30のプラス
方向のリップルノイズを低減する。逆に、ローパスフィ
ルタ30の出力ノードN30の電圧が高いときにはノー
ドN80の電圧が降下し、チャージポンプ70内のNM
OS75のオン抵抗が高くなる。そのため、ロック後に
NMOS78がオンしても、ローパスフィルタ30の出
力ノードN30のマイナス方向のリップルノイズを減少
させる。これらのリップルノイズの減少により、ロック
後のVCO40の入力電圧、即ちノードN30の電圧変
動が減少し、周波数ジッタが低減する。
【0013】以上のように、本実施例では、ロック検出
部60でロック状態を検出して、ロックの前後でローパ
スフィルタに対する電荷の充放電経路を切り替え、ロッ
ク後にバイアス発生回路80で、チャージポンプ70を
制御する。そのため、ロックインタイムを増大させるこ
となく、ローパスフィルタ30の出力電圧を安定させて
VCO40の発振周波数を安定させる。そのため、PL
L回路における周波数ジッタを減少できる。なお、本発
明は、上記実施例に限定されず種々の変形が可能であ
る。その変形例としては、例えば次のようなものがあ
る。 (1) 分周器50は対象とする周波数帯によっては省
略できる。 (2) PMOS72,73、及びNMOS77,76
は、ロック検出部60での検出結果に応じて電荷の充放
電経路を切替えるものであり、他のスイッチング素子で
構成しても、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、PLL回路のロック状態を検出するロック検出部
と、ローパスフィルタの出力電圧に対応するバイアス電
圧を生成するバイアス発生回路とを設け、チャージポン
プにおける電荷移動経路の形成をPLLの状態で選択す
る構成としている。また、ロック状態の時に選択形成さ
れる電荷移動経路には、抵抗値の変化する電荷制限素子
を設けている。よって、ロック前と後とで電荷移動経路
が切替えられ、ロック後においてはローパスフィルタの
出力電圧で、ローパスフィルタへの電荷の充放電を制御
する構成となる。そのため、ロックインタイムを増大さ
せることなく、ローパスフィルタ30の出力電圧が安定
し、VCOの発振周波数が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すPLL回路の回路図であ
る。
【図2】従来のPLL回路を示す回路図である。
【符号の説明】
10 位相比較器 30 ローパスフィルタ 40 VCO 60 ロック検出部 70 チャージポンプ 71,75 PMOS,NMOS(電荷制限素
子) 80 バイアス発生回路 Si 入力信号 Sr 帰還信号 Su,Sd 位相差信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号と帰還信号の位相及び周波数の
    比較を行い該比較結果に応じた位相差信号を生成する位
    相比較器と、 前記位相差信号に基いて第1の電源または該第1の電源
    と異なる第2の電源と接続され、該第1または第2の電
    源に対する電荷移動経路を形成するチャージポンプと、 前記電荷を充放電することによって平滑化した電圧を出
    力するローパスフィルタと、 前記ローパスフィルタの出力電圧に応じた周波数で発振
    し前記帰還信号を生成すると共に外部に該発振周波数を
    出力する電圧制御発振器とを、 備えたPLL回路において、 前記入力信号と帰還信号に基づいて当該PLL回路がロ
    ック状態か否かの検出結果を送出するロック検出部と、 前記ローパスフィルタの出力電圧に対応するバイアス電
    圧を生成するバイアス発生回路とを設け、 前記チャージポンプは、各第1の電源及び第2の電源に
    対して前記電荷移動経路を形成する経路をそれぞれ2つ
    づつ持ちかつ該各一方の経路には前記バイアス電圧で抵
    抗値の変化する電荷制限素子を持ち、前記ロック検出部
    の検出結果がロック状態でない場合に該電荷制限素子を
    持っていない経路を選択して該電荷移動経路を形成し、
    該ロック検出部の検出結果がロック状態である場合に該
    電荷制限素子を持っている経路を選択して該電荷の移動
    経路を形成する構成とした、 ことを特徴とするPLL回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6331795B1 (en) 1998-12-21 2001-12-18 Nec Corporation Lock determination circuit of PLL for pulling up intermediate electric potential of lock determination gate
KR100474988B1 (ko) * 1997-07-15 2005-06-07 삼성전자주식회사 노이즈 제거 기능을 갖는 디지탈 위상 동기 루프 및 노이즈제거방법

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US6331795B1 (en) 1998-12-21 2001-12-18 Nec Corporation Lock determination circuit of PLL for pulling up intermediate electric potential of lock determination gate

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