JPH07326873A - プリント配線板のケーブル係止装置 - Google Patents
プリント配線板のケーブル係止装置Info
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- JPH07326873A JPH07326873A JP14246894A JP14246894A JPH07326873A JP H07326873 A JPH07326873 A JP H07326873A JP 14246894 A JP14246894 A JP 14246894A JP 14246894 A JP14246894 A JP 14246894A JP H07326873 A JPH07326873 A JP H07326873A
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- Japan
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- input
- output cables
- printed wiring
- wiring board
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/14—Structural association of two or more printed circuits
Landscapes
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 結束器具や共絞め部品を用いずに入出力ケー
ブルをプリント配線板などの端面から突出することなく
処理できるものを得ること。 【構成】 入出力ケーブル13近傍の平板部分端面に、
入出力ケーブル13を1本ずつ挿入するためのケーブル
挿入口28と、多数本の入出力ケーブル13を収納する
ためのケーブル係止孔29とからなるケーブル保持孔2
7を設ける。入出力ケーブル13をやや長目にして1本
ずつケーブル挿入口28に挿入したときは、その弾力性
による応力によってケーブル係止孔29の奥深く入り込
む。入出力ケーブル13をやや短目にして挿入したとき
は、その撓み性による応力によってケーブル係止孔29
の奥深くまで引き込まれる。収納された入出力ケーブル
13はケーブル挿入口28から抜け出ることがない。
ブルをプリント配線板などの端面から突出することなく
処理できるものを得ること。 【構成】 入出力ケーブル13近傍の平板部分端面に、
入出力ケーブル13を1本ずつ挿入するためのケーブル
挿入口28と、多数本の入出力ケーブル13を収納する
ためのケーブル係止孔29とからなるケーブル保持孔2
7を設ける。入出力ケーブル13をやや長目にして1本
ずつケーブル挿入口28に挿入したときは、その弾力性
による応力によってケーブル係止孔29の奥深く入り込
む。入出力ケーブル13をやや短目にして挿入したとき
は、その撓み性による応力によってケーブル係止孔29
の奥深くまで引き込まれる。収納された入出力ケーブル
13はケーブル挿入口28から抜け出ることがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数本の入出力ケーブ
ルを接続したプリント配線板を実装した電子機器におい
て、入出力ケーブルがプリント配線板からできるだけ突
出することのないように、かつ、簡単に係止するように
したプリント配線板のケーブル係止装置に関するもので
ある。
ルを接続したプリント配線板を実装した電子機器におい
て、入出力ケーブルがプリント配線板からできるだけ突
出することのないように、かつ、簡単に係止するように
したプリント配線板のケーブル係止装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、図5に示すように、電子機器に
2枚のプリント配線板11を、互いにはんだ付け面12
を向かいあわせ、間にサポート19を介在して実装した
場合において、これらプリント配線板11の間を入出力
ケーブル13で接続することが行なわれる。このような
接続の場合、それぞれのプリント配線板11の部品実装
面17に、直接多数本の入出力ケーブル13をはんだ付
けしたり、コネクタ18などを介して入出力ケーブル1
3を接続したりする。
2枚のプリント配線板11を、互いにはんだ付け面12
を向かいあわせ、間にサポート19を介在して実装した
場合において、これらプリント配線板11の間を入出力
ケーブル13で接続することが行なわれる。このような
接続の場合、それぞれのプリント配線板11の部品実装
面17に、直接多数本の入出力ケーブル13をはんだ付
けしたり、コネクタ18などを介して入出力ケーブル1
3を接続したりする。
【0003】入出力ケーブル13の数が多くなると、組
み立て作業に支障を来すとともに、絡まって断線その他
の故障の原因になる恐れがある。そこで、従来、このよ
うな多数の入出力ケーブル13を結束するのに、プラス
チック製の結束器具14が使用されてきた。この結束器
具14は、図7(a)に示すように、一側面に係止歯部
21を有する幅が数mmの可撓性のある帯部20で多数
本の入出力ケーブル13に巻きつけ、結束器具14の先
端を係止筒部22の挿入孔23に差し込み、他端から引
きだすことによって係止歯部21を挿入孔23内の係止
爪24に係止して結束するものである。また、(b)の
ように、係止筒部22の帯部20と反対側に固定孔16
を穿設した突片部25を有するものがあり、これを用い
ると、プリント配線板11などにねじ15で固定できる
ようになっている。
み立て作業に支障を来すとともに、絡まって断線その他
の故障の原因になる恐れがある。そこで、従来、このよ
うな多数の入出力ケーブル13を結束するのに、プラス
チック製の結束器具14が使用されてきた。この結束器
具14は、図7(a)に示すように、一側面に係止歯部
21を有する幅が数mmの可撓性のある帯部20で多数
本の入出力ケーブル13に巻きつけ、結束器具14の先
端を係止筒部22の挿入孔23に差し込み、他端から引
きだすことによって係止歯部21を挿入孔23内の係止
爪24に係止して結束するものである。また、(b)の
ように、係止筒部22の帯部20と反対側に固定孔16
を穿設した突片部25を有するものがあり、これを用い
ると、プリント配線板11などにねじ15で固定できる
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、2枚の
プリント配線板11の部品実装面17相互間、はんだ付
け面12と部品実装面17との間、プリント配線板11
と他の電子部品との間などを入出力ケーブル13で接続
した場合において、結束器具14で結束しただけでは、
図6に示すように、入出力ケーブル13がプリント配線
板11の端面から外方に図中H部分だけ突出してしま
い、依然として、組み立て作業に支障を来すとともに、
絡まって断線その他の故障の原因になる恐れがあるとい
う問題があった。
プリント配線板11の部品実装面17相互間、はんだ付
け面12と部品実装面17との間、プリント配線板11
と他の電子部品との間などを入出力ケーブル13で接続
した場合において、結束器具14で結束しただけでは、
図6に示すように、入出力ケーブル13がプリント配線
板11の端面から外方に図中H部分だけ突出してしま
い、依然として、組み立て作業に支障を来すとともに、
絡まって断線その他の故障の原因になる恐れがあるとい
う問題があった。
【0005】入出力ケーブル13がプリント配線板11
の端面から外方に突出するのを防ぐためには、プリント
配線板11の端面付近に結束器具取付け孔をあけ、この
孔に図7(b)のような結束器具14を固定して入出力
ケーブル13をできるだけプリント配線板11の端面に
近付けて固定するとか、図8に示すように、プリント配
線板11の端面に切欠き凹部26を形成し、この切欠き
凹部26に入出力ケーブル13を収納するとともに、近
辺のサポート19と一緒に結束器具14で結束すること
などを行なわなければならない。しかし、このような方
法であっても、結束器具14は必ず使用しなければなら
ず、特に、図8の場合には、結束位置にサポート19な
どの共絞めのための部品が必要になるという問題があっ
た。
の端面から外方に突出するのを防ぐためには、プリント
配線板11の端面付近に結束器具取付け孔をあけ、この
孔に図7(b)のような結束器具14を固定して入出力
ケーブル13をできるだけプリント配線板11の端面に
近付けて固定するとか、図8に示すように、プリント配
線板11の端面に切欠き凹部26を形成し、この切欠き
凹部26に入出力ケーブル13を収納するとともに、近
辺のサポート19と一緒に結束器具14で結束すること
などを行なわなければならない。しかし、このような方
法であっても、結束器具14は必ず使用しなければなら
ず、特に、図8の場合には、結束位置にサポート19な
どの共絞めのための部品が必要になるという問題があっ
た。
【0006】本発明は、結束器具を用いることなく、か
つサポートなどの共絞めのための部品がなくても入出力
ケーブルがプリント配線板などの端面から外方に突出す
ることなく入出力ケーブルを処理できるものを得ること
を目的とするものである。
つサポートなどの共絞めのための部品がなくても入出力
ケーブルがプリント配線板などの端面から外方に突出す
ることなく入出力ケーブルを処理できるものを得ること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、多数本の入出
力ケーブル13を接続したプリント配線板11を実装し
た電子機器において、前記入出力ケーブル13近傍の平
板部分端面に、前記入出力ケーブル13を1本ずつ挿入
するためのケーブル挿入口28と、多数本の入出力ケー
ブル13を収納するためのケーブル係止孔29とからな
るケーブル保持孔27を設けてなることを特徴とするプ
リント配線板のケーブル係止装置である。
力ケーブル13を接続したプリント配線板11を実装し
た電子機器において、前記入出力ケーブル13近傍の平
板部分端面に、前記入出力ケーブル13を1本ずつ挿入
するためのケーブル挿入口28と、多数本の入出力ケー
ブル13を収納するためのケーブル係止孔29とからな
るケーブル保持孔27を設けてなることを特徴とするプ
リント配線板のケーブル係止装置である。
【0008】
【作用】入出力ケーブル13をやや長目にして1本ずつ
ケーブル挿入口28に挿入すると、入出力ケーブル13
はその弾力性による応力によってケーブル係止孔29の
奥深く入り込む。同様にして複数本の入出力ケーブル1
3が順次ケーブル係止孔29に収納される。入出力ケー
ブル13をやや短目にして1本ずつケーブル挿入口28
に挿入すると、入出力ケーブル13はその撓み性による
応力によってケーブル係止孔29の奥深くまで引き込ま
れる。同様にして複数本の入出力ケーブル13が順次ケ
ーブル係止孔29に収納される。収納された入出力ケー
ブル13はケーブル挿入口28から抜け出ることがな
い。
ケーブル挿入口28に挿入すると、入出力ケーブル13
はその弾力性による応力によってケーブル係止孔29の
奥深く入り込む。同様にして複数本の入出力ケーブル1
3が順次ケーブル係止孔29に収納される。入出力ケー
ブル13をやや短目にして1本ずつケーブル挿入口28
に挿入すると、入出力ケーブル13はその撓み性による
応力によってケーブル係止孔29の奥深くまで引き込ま
れる。同様にして複数本の入出力ケーブル13が順次ケ
ーブル係止孔29に収納される。収納された入出力ケー
ブル13はケーブル挿入口28から抜け出ることがな
い。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1における電子機器においては、2枚のプリン
ト配線板11が、互いにはんだ付け面12を向かいあわ
せ、間にサポート19を介在して実装されてる例を示し
ている。これらプリント配線板11の部品実装面17の
間に、直接多数本の入出力ケーブル13をはんだ付けし
たり、コネクタ18などを介して入出力ケーブル13を
接続したものとする。
する。図1における電子機器においては、2枚のプリン
ト配線板11が、互いにはんだ付け面12を向かいあわ
せ、間にサポート19を介在して実装されてる例を示し
ている。これらプリント配線板11の部品実装面17の
間に、直接多数本の入出力ケーブル13をはんだ付けし
たり、コネクタ18などを介して入出力ケーブル13を
接続したものとする。
【0010】本発明では、このような場合、プリント配
線板11の端面とサポート19に近い位置に、ケーブル
挿入口28とケーブル係止孔29からなるケーブル保持
孔27が設けられる。前記ケーブル挿入口28は、プリ
ント配線板11の端面に略垂直で、また前記ケーブル係
止孔29は、プリント配線板11の端面に略平行とする
ことにより、略L字形のケーブル保持孔27が形成され
る。
線板11の端面とサポート19に近い位置に、ケーブル
挿入口28とケーブル係止孔29からなるケーブル保持
孔27が設けられる。前記ケーブル挿入口28は、プリ
ント配線板11の端面に略垂直で、また前記ケーブル係
止孔29は、プリント配線板11の端面に略平行とする
ことにより、略L字形のケーブル保持孔27が形成され
る。
【0011】入出力ケーブル13の外径が2mm以上な
ど、折り曲げたときの弾力の大きいものに使用する場合
には、図2に示すように、入出力ケーブル13のプリン
ト配線板11への実装位置に近い側にケーブル挿入口2
8を形成し、このケーブル挿入口28から遠くなる方向
にケーブル係止孔29を形成する。ケーブル挿入口28
は、入出力ケーブル13の外径よりも20%程度大きく
して入出力ケーブル13が挿入し易くする。入出力ケー
ブル13をやや長目にして1本ずつケーブル挿入口28
に挿入すると、入出力ケーブル13はその弾力性による
応力によってケーブル係止孔29の奥深く入り込む。同
様にして複数本の入出力ケーブル13が順次ケーブル係
止孔29に収納され、入出力ケーブル13がケーブル挿
入口28から抜け出ることがない。
ど、折り曲げたときの弾力の大きいものに使用する場合
には、図2に示すように、入出力ケーブル13のプリン
ト配線板11への実装位置に近い側にケーブル挿入口2
8を形成し、このケーブル挿入口28から遠くなる方向
にケーブル係止孔29を形成する。ケーブル挿入口28
は、入出力ケーブル13の外径よりも20%程度大きく
して入出力ケーブル13が挿入し易くする。入出力ケー
ブル13をやや長目にして1本ずつケーブル挿入口28
に挿入すると、入出力ケーブル13はその弾力性による
応力によってケーブル係止孔29の奥深く入り込む。同
様にして複数本の入出力ケーブル13が順次ケーブル係
止孔29に収納され、入出力ケーブル13がケーブル挿
入口28から抜け出ることがない。
【0012】また、入出力ケーブル13の外径が2mm
以下など、折り曲げたときの弾力の小さいものに使用す
る場合には、図3に示すように、入出力ケーブル13の
プリント配線板11への実装位置から遠い側にケーブル
挿入口28を形成し、このケーブル挿入口28から近く
なる方向にケーブル係止孔29を形成する。ケーブル挿
入口28は、入出力ケーブル13の外径よりも20%程
度大きくして入出力ケーブル13が挿入し易くする。入
出力ケーブル13をやや短目にして1本ずつケーブル挿
入口28に挿入すると、入出力ケーブル13はその撓み
性による応力によってケーブル係止孔29の奥深くまで
引き込まれる。同様にして複数本の入出力ケーブル13
が順次ケーブル係止孔29に収納され、入出力ケーブル
13がケーブル挿入口28から抜け出ることがない。
以下など、折り曲げたときの弾力の小さいものに使用す
る場合には、図3に示すように、入出力ケーブル13の
プリント配線板11への実装位置から遠い側にケーブル
挿入口28を形成し、このケーブル挿入口28から近く
なる方向にケーブル係止孔29を形成する。ケーブル挿
入口28は、入出力ケーブル13の外径よりも20%程
度大きくして入出力ケーブル13が挿入し易くする。入
出力ケーブル13をやや短目にして1本ずつケーブル挿
入口28に挿入すると、入出力ケーブル13はその撓み
性による応力によってケーブル係止孔29の奥深くまで
引き込まれる。同様にして複数本の入出力ケーブル13
が順次ケーブル係止孔29に収納され、入出力ケーブル
13がケーブル挿入口28から抜け出ることがない。
【0013】前記ケーブル保持孔27のケーブル挿入口
28は、図4に示すように、入口側の幅d1を入出力ケ
ーブル13の外径よりも20%程度大きくし、出口側
(ケーブル係止孔29との連通側)の幅d2を入出力ケ
ーブル13の外径と略同じとするなど、入口側を広くし
たテーパー状に形成すれば、入出力ケーブル13の挿入
が円滑にできるとともに、一旦ケーブル係止孔29に挿
入された入出力ケーブル13がケーブル挿入口28から
抜け出るのを防止することができる。
28は、図4に示すように、入口側の幅d1を入出力ケ
ーブル13の外径よりも20%程度大きくし、出口側
(ケーブル係止孔29との連通側)の幅d2を入出力ケ
ーブル13の外径と略同じとするなど、入口側を広くし
たテーパー状に形成すれば、入出力ケーブル13の挿入
が円滑にできるとともに、一旦ケーブル係止孔29に挿
入された入出力ケーブル13がケーブル挿入口28から
抜け出るのを防止することができる。
【0014】前記実施例では、2枚のプリント配線板1
1間を入出力ケーブル13で接続する場合について説明
したが、プリント配線板11からプリント配線板11以
外の他の電子部品間に入出力ケーブル13を接続する場
合についても用いることができる。また、プリント配線
板11を構成する紙基材、ガラス繊維基材、フェノール
樹脂、エポキシ樹脂など、どのような種類の材質であっ
ても対応できる。
1間を入出力ケーブル13で接続する場合について説明
したが、プリント配線板11からプリント配線板11以
外の他の電子部品間に入出力ケーブル13を接続する場
合についても用いることができる。また、プリント配線
板11を構成する紙基材、ガラス繊維基材、フェノール
樹脂、エポキシ樹脂など、どのような種類の材質であっ
ても対応できる。
【0015】前記実施例では、ケーブル保持孔27をプ
リント配線板11に構成する場合について説明したが、
これに限られるものではなく、金属シャーシー、発熱部
品の放熱板などの平板であれば、絶縁性や耐熱性を考慮
すれば、応用することができる。
リント配線板11に構成する場合について説明したが、
これに限られるものではなく、金属シャーシー、発熱部
品の放熱板などの平板であれば、絶縁性や耐熱性を考慮
すれば、応用することができる。
【0016】前記実施例では、ケーブル挿入口28は、
プリント配線板11の端面に略垂直で、またケーブル係
止孔29は、プリント配線板11の端面に略平行とする
ことにより、略L字形のケーブル保持孔27を形成した
場合について説明したが、これに限られるものではな
い。例えば、ケーブル挿入口28は、平板部分の端面に
斜めとか曲線的に切り欠かれ、またケーブル係止孔29
は、円形、楕円形、曲線、折線、角形など多数本の入出
力ケーブル13が収納される空間を有するものであれば
どのような形状であってもよい。
プリント配線板11の端面に略垂直で、またケーブル係
止孔29は、プリント配線板11の端面に略平行とする
ことにより、略L字形のケーブル保持孔27を形成した
場合について説明したが、これに限られるものではな
い。例えば、ケーブル挿入口28は、平板部分の端面に
斜めとか曲線的に切り欠かれ、またケーブル係止孔29
は、円形、楕円形、曲線、折線、角形など多数本の入出
力ケーブル13が収納される空間を有するものであれば
どのような形状であってもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明は、入出力ケーブル13近傍の平
板部分に、ケーブル挿入口28と、ケーブル係止孔29
とからなるケーブル保持孔27を設けたので、結束器具
14を用いることなく、かつサポート19などの共絞め
のための部品がなくても、入出力ケーブル13がプリン
ト配線板11の端面から外方に突出することなく入出力
ケーブル13を処理でき、組み立て作業に支障を来した
り、絡まって断線その他の故障の原因になる恐れがな
い。
板部分に、ケーブル挿入口28と、ケーブル係止孔29
とからなるケーブル保持孔27を設けたので、結束器具
14を用いることなく、かつサポート19などの共絞め
のための部品がなくても、入出力ケーブル13がプリン
ト配線板11の端面から外方に突出することなく入出力
ケーブル13を処理でき、組み立て作業に支障を来した
り、絡まって断線その他の故障の原因になる恐れがな
い。
【0018】ケーブル挿入口28は、入口側を広く、ケ
ーブル係止孔29への出口側を狭いテーパー状としたの
で、入出力ケーブル13の挿入が円滑で、しかも一旦挿
入した入出力ケーブル13が抜け出ることがない。
ーブル係止孔29への出口側を狭いテーパー状としたの
で、入出力ケーブル13の挿入が円滑で、しかも一旦挿
入した入出力ケーブル13が抜け出ることがない。
【0019】入出力ケーブル13の外径が太いものにつ
いては、入出力ケーブル13のプリント配線板11への
実装部分から近い側にケーブル挿入口28を設けること
により、入出力ケーブル13はその弾力性による応力に
よってケーブル係止孔29の奥深く入り込み、複数本の
入出力ケーブル13がケーブル係止孔29に収納され、
入出力ケーブル13がケーブル挿入口28から抜け出る
ことがない。
いては、入出力ケーブル13のプリント配線板11への
実装部分から近い側にケーブル挿入口28を設けること
により、入出力ケーブル13はその弾力性による応力に
よってケーブル係止孔29の奥深く入り込み、複数本の
入出力ケーブル13がケーブル係止孔29に収納され、
入出力ケーブル13がケーブル挿入口28から抜け出る
ことがない。
【0020】入出力ケーブル13の外径が細いものにつ
いては、入出力ケーブル13のプリント配線板11への
実装部分から遠い側にケーブル挿入口28を設け、この
実装部分から近い方向に伸びるようにケーブル係止孔2
9を設けたので、入出力ケーブル13はその撓み性によ
る応力によってケーブル係止孔29の奥深くまで引き込
まれ、複数本の入出力ケーブル13がケーブル係止孔2
9に収納され、入出力ケーブル13がケーブル挿入口2
8から抜け出ることがない。
いては、入出力ケーブル13のプリント配線板11への
実装部分から遠い側にケーブル挿入口28を設け、この
実装部分から近い方向に伸びるようにケーブル係止孔2
9を設けたので、入出力ケーブル13はその撓み性によ
る応力によってケーブル係止孔29の奥深くまで引き込
まれ、複数本の入出力ケーブル13がケーブル係止孔2
9に収納され、入出力ケーブル13がケーブル挿入口2
8から抜け出ることがない。
【図1】本発明によるプリント配線板のケーブル係止装
置の一実施例を示す斜視図である。
置の一実施例を示す斜視図である。
【図2】入出力ケーブル13の外径が太い場合の本発明
のケーブル保持孔27の説明図である。
のケーブル保持孔27の説明図である。
【図3】入出力ケーブル13の外径が細い場合の本発明
のケーブル保持孔27の説明図である。
のケーブル保持孔27の説明図である。
【図4】ケーブル挿入口28がテーパーを有する場合の
ケーブル保持孔27の説明図である。
ケーブル保持孔27の説明図である。
【図5】従来のプリント配線板のケーブル係止装置の斜
視図である。
視図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】(a)は従来の結束器具14の第1例の断面
図、(b)は従来の結束器具14の第2例の一部切り欠
いた正面図である。
図、(b)は従来の結束器具14の第2例の一部切り欠
いた正面図である。
【図8】プリント配線板11に切欠き凹部26を設け、
結束器具14でサポート19と共に入出力ケーブル13
を結束した状態の斜視図である。
結束器具14でサポート19と共に入出力ケーブル13
を結束した状態の斜視図である。
11…プリント配線板、12…はんだ付け面、13…入
出力ケーブル、14…結束器具、15…ねじ、16…固
定孔、17…部品実装面、18…コネクタ、19…サポ
ート、20…帯部、21…係止歯部、22…係止筒部、
23…挿入孔、24…係止爪、25…突片部、26…切
欠き凹部、27…ケーブル保持孔、28…ケーブル挿入
口、29…ケーブル係止孔。
出力ケーブル、14…結束器具、15…ねじ、16…固
定孔、17…部品実装面、18…コネクタ、19…サポ
ート、20…帯部、21…係止歯部、22…係止筒部、
23…挿入孔、24…係止爪、25…突片部、26…切
欠き凹部、27…ケーブル保持孔、28…ケーブル挿入
口、29…ケーブル係止孔。
Claims (5)
- 【請求項1】 多数本の入出力ケーブル13を接続した
プリント配線板11を実装した電子機器において、前記
入出力ケーブル13近傍の平板部分端面に、前記入出力
ケーブル13を1本ずつ挿入するためのケーブル挿入口
28と、多数本の入出力ケーブル13を収納するための
ケーブル係止孔29とからなるケーブル保持孔27を設
けてなることを特徴とするプリント配線板のケーブル係
止装置。 - 【請求項2】 多数本の入出力ケーブル13を接続した
プリント配線板11を実装した電子機器において、前記
入出力ケーブル13近傍の平板部分端面に、前記入出力
ケーブル13を1本ずつ挿入するためのケーブル挿入口
28と、多数本の入出力ケーブル13を収納するための
ケーブル係止孔29とからなるケーブル保持孔27を設
けてなり、前記ケーブル挿入口28は、入口側を広く、
ケーブル係止孔29への出口側を狭いテーパー状とした
ことを特徴とするプリント配線板のケーブル係止装置。 - 【請求項3】 多数本の入出力ケーブル13を接続した
プリント配線板11を実装した電子機器において、前記
入出力ケーブル13近傍の平板部分端面に、前記入出力
ケーブル13を1本ずつ挿入するためのケーブル挿入口
28と、多数本の入出力ケーブル13を収納するための
ケーブル係止孔29とからなるケーブル保持孔27を設
け、入出力ケーブル13の外径の太いものについては、
入出力ケーブル13のプリント配線板11への実装部分
から近い側にケーブル挿入口28を設け、この実装部分
から遠い方向に伸びるようにケーブル係止孔29を設け
てなることを特徴とするプリント配線板のケーブル係止
装置。 - 【請求項4】 多数本の入出力ケーブル13を接続した
プリント配線板11を実装した電子機器において、前記
入出力ケーブル13近傍の平板部分端面に、前記入出力
ケーブル13を1本ずつ挿入するためのケーブル挿入口
28と、多数本の入出力ケーブル13を収納するための
ケーブル係止孔29とからなるケーブル保持孔27を設
け、入出力ケーブル13の外径の細いものについては、
入出力ケーブル13のプリント配線板11への実装部分
から遠い側にケーブル挿入口28を設け、この実装部分
から近い方向に伸びるようにケーブル係止孔29を設け
てなることを特徴とするプリント配線板のケーブル係止
装置。 - 【請求項5】 ケーブル保持孔27を設けた入出力ケー
ブル13近傍の平板部分は、プリント配線板11、金属
シャーシー、発熱部品の放熱板などの平板であって絶縁
性と耐熱性を具備したものからなる請求項1、2、3ま
たは4記載のプリント配線板のケーブル係止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14246894A JPH07326873A (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | プリント配線板のケーブル係止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14246894A JPH07326873A (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | プリント配線板のケーブル係止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07326873A true JPH07326873A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=15316023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14246894A Pending JPH07326873A (ja) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | プリント配線板のケーブル係止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07326873A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007054346A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Samii Kk | 遊技機用の基板取付装置 |
JP2010073158A (ja) * | 2008-09-22 | 2010-04-02 | Fujitsu Ltd | 電子機器 |
JP2014210450A (ja) * | 2013-04-17 | 2014-11-13 | 株式会社石▲崎▼本店 | 車両用ドアミラー |
-
1994
- 1994-06-01 JP JP14246894A patent/JPH07326873A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007054346A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Samii Kk | 遊技機用の基板取付装置 |
JP2010073158A (ja) * | 2008-09-22 | 2010-04-02 | Fujitsu Ltd | 電子機器 |
JP2014210450A (ja) * | 2013-04-17 | 2014-11-13 | 株式会社石▲崎▼本店 | 車両用ドアミラー |
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