JPH07326397A - 速結端子台 - Google Patents

速結端子台

Info

Publication number
JPH07326397A
JPH07326397A JP11575194A JP11575194A JPH07326397A JP H07326397 A JPH07326397 A JP H07326397A JP 11575194 A JP11575194 A JP 11575194A JP 11575194 A JP11575194 A JP 11575194A JP H07326397 A JPH07326397 A JP H07326397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pieces
releasing
piece
release
terminal block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11575194A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3279060B2 (ja
Inventor
Futoshi Maeda
太 前田
Hikoki Tanooka
彦己 田野岡
Minoru Hibino
稔 日比野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP11575194A priority Critical patent/JP3279060B2/ja
Publication of JPH07326397A publication Critical patent/JPH07326397A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3279060B2 publication Critical patent/JP3279060B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄型で、かつ十分な接続信頼性を有し、しか
も電線の抜け止めの解除が簡単にできる速結端子台の提
供。 【構成】 ケース6の電線挿入口から挿入された電線4
を鎖錠ばね1の鎖錠片2および押圧片3と端子板5との
間に弾性的に挟持して電線4の抜け止めが成される速結
端子台において、ケース6に一対の鎖錠ばね1を鎖錠片
2および押圧片3を向かい合わせて横向きに設けると共
に、鎖錠片2の間に電線4の抜け止めを解除する対の解
除片7を設け、両解除片7の間隔を広げて鎖錠ばね1の
鎖錠片2を電線4解除方向に押圧する解除棒9の挿入さ
れる解除窓8を、これらの解除片7の上方のケース6に
開口させて設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は速結端子台に関し、さら
に詳しくは床暖房パネルなどのような電気器具の特に狭
い隙間に設けて使用するのに好適な速結端子台に関す
る。
【従来の技術】従来の速結端子台には、図6に示すよう
なものがある。この速結端子台では、鎖錠ばね1を鎖錠
片2および押圧片を上方位置とした立てた状態でケース
6に組み込み、電線4を挿入してワンタッチで接続して
いる。また、このような速結端子台は、上方から解除ボ
タンを押し込んで鎖錠ばね1の鎖錠片2を押し込み、電
線4の抜け止めを解除して電線4を引き抜くことができ
る。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の速結端子台は、十分な接続信頼性を確保するため
にある一定の高さが必要となるので、特に狭い隙間に設
けるには困難がある。つまり、狭い場所に内設したりし
て使用するには、鎖錠ばねの高さを低くして小型にする
必要があるが、このようにした場合、接続が不完全にな
る恐れがあるものである。また、鎖錠ばねを横向けて組
み込んで薄型化することが考えられるが、この場合は、
従来のような解除ボタンを設けることができなくなり、
電線を抜いて取り替えるときには速結端子台を分解する
必要がある。本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたものであり、その目的は、薄型で、かつ
十分な接続信頼性を有し、しかも電線の抜け止めの解除
が簡単にできる速結端子台の提供にある。
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、ケースの電線挿入口から挿入された
電線を鎖錠ばねの鎖錠片および押圧片と端子板との間に
弾性的に挟持して電線の抜け止めが成される速結端子台
において、ケースに一対の鎖錠ばねを鎖錠片および押圧
片を向かい合わせて横向きに設けると共に、鎖錠片の間
に電線の抜け止めを解除する対の解除片を設け、両解除
片の間隔を広げて鎖錠ばねの鎖錠片を電線解除方向に押
圧する解除棒の挿入される解除窓を、これらの解除片の
上方のケースに開口させて設けて成ることを特徴として
構成している。請求項2記載の発明は、請求項1記載の
発明において、解除片の間に押し下げ可能な楔片をはめ
込んで解除棒として成ることを特徴として構成してい
る。請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明におい
て、楔片は上方に付勢されて成ることを特徴として構成
している。請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明
において、解除片の向かい合う面の上端にテーパーが形
成されて成ることを特徴として構成している。
【作用】請求項1記載の発明では、ケースに鎖錠ばねを
横向きに設けているので、鎖錠ばねの高さを低くするこ
となく、高さの低いケースにこの鎖錠ばねを設けること
ができている。従って、この十分な高さをもっている鎖
錠ばねによって端子板との間にしっかりと電線を挟持し
て十分な接続信頼性を確保している。また、対の鎖錠ば
ねの鎖錠片の間に対の解除片を設けると共に、解除窓が
対の解除片の上方のケースに設けられている。この解除
窓から解除棒を挿入し、両解除片の隙間に解除棒先端を
差し込んで両解除片の間隔を広げることができる。そし
て、このように両解除片の間隔を広げたことによって、
鎖錠ばねの鎖錠片を外方に押し曲げて抜け止めを解除す
ることができる。請求項2記載の発明では、解除片の間
に押し下げ可能な楔片がはめ込まれており、この楔片を
押し下げることによって、抜け止めを解除することがで
きる。請求項3記載の発明では、楔片は上方に付勢され
ており、抜け止めを解除したのちは、楔片はもとの状態
に復帰するようになっている。請求項4記載の発明で
は、解除片の向かい合う面の上端にテーパーが形成され
ており、解除棒の楔型の先端をこのテーパーに沿わせて
両解除片の間に差し込むことができる。
【実施例】本発明の一実施例を以下に、添付図を参照し
て説明する。第一の実施例を以下に、図1ないし図4を
参照して説明する。図1はこの実施例の速結端子台の電
線挿入状態における内部の構造を示す上平面図であり、
図2はこの構造を示す断面図である。また、図3は電線
の抜け止めを解除している状態の内部の構造を示す上平
面図であり、図4はこの構造を示す断面図である。な
お、この速結端子台は二本の電線4を一端から挿入し、
他端から挿入した電線4に接続するものであって、両端
に同じ構造の速結端子が形成されるものである。図1お
よび図3はこの速結端子台の一端について示したもので
ある。これらの図において、1は鎖錠ばねであって、鎖
錠片2およびS字状の押圧片3を有し、挿入される電線
4を端子板5との間に弾性的に挟持し、電線4の接続を
行っている。ここで鎖錠片2は電線4の挿入方向に傾い
ているので、この鎖錠片2に電線4が引っ掛かって電線
4の抜け止めが成されるものである。また、鎖錠片2お
よび押圧片3によって、電線4をしっかりと端子板5に
押しつけて、電気的な接続を確保しているものである。
また、端子板5はケース6に固定されているものであっ
て、左右に少なくとも電気的に接続されている垂直片5
a、5bを有しており、この垂直片5a、5bとの間に
鎖錠ばね1と電線4とを保持するようにしている。5c
は鎖錠ばね1の奥方にずれるのを防止する止め片であ
る。なお、この実施例では平板状の水平板に前記の垂直
片5a、5bおよび5cを立設する形状として用いてい
る。また、ケース6は薄型に形成され、このケース6に
は、鎖錠ばね1が鎖錠片2および押圧片3を内側に配設
するような横向けで、対に設けられている。7は二つの
鎖錠ばね1の鎖錠片2の間に設けられる解除片を示し、
合成樹脂などの絶縁性の材料によって形成されるもので
ある。この解除片7は略四角柱の形状のものであって、
端子板5の垂直片5aおよび電線4の上に載置されて二
つの鎖錠ばね1の鎖錠片2の間に設けられており、互い
に向かい合う面よりケース6の下面に垂直片7bを垂下
している。また、この互いに向かい合う面の上端にはテ
ーパー7aが形成されている。また、これらの解除片7
のケース6上面に解除棒9の挿入される解除窓8を設け
ている。解除棒9としてはマイナスドライバーなどのよ
うに先端に楔形の形成されている治具が使用される。電
線4を引き抜くための鎖錠ばね1の鎖錠片2による抜け
止めを解除は、上記の解除窓8を利用して以下のように
して行うことができる。つまり、図3ないし図4に示す
ように、先端が楔型になっている解除棒9を二つの解除
片7の間に差し込んで、両解除片7の間隔を広げること
によって、鎖錠片2の先端が外方に押し曲げられて、電
線4の抜け止めが解除されるものである。このとき、解
除片7上端にテーパー7bが形成されており、解除棒9
の楔型の先端をこのテーパー7bに沿わせることによっ
て、両解除片7の間に解除棒9を差し込みやすくなって
いる。また、解除棒9としてマイナスドライバーなどの
簡単な治具が使用できるので、電線4の解除作業は容易
に行われるものである。第二の実施例を図5を参照して
以下に説明する。図5は電線挿入状態の内部構造を示す
断面図である。なお、第一の実施例と同ように、この速
結端子台は二本の電線4を一端から挿入し、他端から挿
入した電線4に接続するものであって、両端に同じ構造
の速結端子が形成されるものである。この実施例では、
図5に示すように、両解除片7の間に楔片10をケース
6の上方に一端を突出させて途中まではめ込み、この楔
片10の下方に弾性材11を設けて楔片10が上方に付
勢されている構成としている。弾性材11としてはコイ
ルばね、板ばねなどを用いることができる。このような
速結端子台では、突出した一端を押し込んで楔片10を
押し下げることによって、抜け止めを解除することがで
きる。従って、特に解除棒9などの治具を用いることな
く抜け止めの解除が容易にできるものになっている。以
上の二つの実施例は、二つの鎖錠ばね1を横向きに配設
し、この両鎖錠ばね1の鎖錠片2の間に解除片7を配設
することによって、薄型かつ十分な接続信頼性を有する
と共に、解除機構を備えた速結端子台になっている。従
って、例えば床暖房パネルのようなパネル内の狭い隙間
であっても、この薄型の速結端子台を容易に内設したり
して用いることができ、さらに、この速結端子台を使用
して各床暖房パネル間の接続配線を簡単に接続すること
ができるので、施工性のよい床暖房パネルとなるもので
ある。また、電線4の取り外しも容易に行われるので施
工の手直し、メンテナンスなども容易に行うことができ
るものである。
【発明の効果】請求項1記載の発明の速結端子台は、ケ
ースの高さを低くして、しかも十分な接続信頼性をも確
保したものとなっている。この速結端子台は、ケースに
設けられた解除窓からドライバーなどの解除棒を挿入
し、両解除片の間隔を広げることによって、鎖錠ばねの
鎖錠片を外方に押し曲げ、簡単に抜け止めを解除して二
本の電線を引き抜くことができる。以上のように、この
発明の速結端子台では、薄型でかつ十分な接続信頼性が
確保されると共に、ドライバーなどの解除棒によって簡
単に電線の接続を解除することができるものである。従
って、床暖房パネルなどの薄型の器具に設けて用いるに
好適なものになっている。請求項2記載の発明は、解除
片の間に押し下げ可能な楔片がはめ込まれており、この
楔片を押し下げることによって、抜け止めを解除するこ
とができる。この楔片をケース外方に一端を突出させて
設けることによって、特に解除棒などの治具を用いるこ
となく抜け止めの解除が容易にできるものとなる。請求
項3記載の発明は、抜け止めを解除したのちは、楔片は
もとの状態に復帰するようになっている。従って再使用
が容易になっている。請求項4記載の発明は、解除片の
向かい合う面の上端にテーパーが形成されており、解除
棒の楔型の先端をこのテーパーに沿わせて両解除片の間
に差し込むことができ、抜け止めの解除操作を簡単確実
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一の実施例の速結端子台における電線
挿入状態の内部構造を示す上平面図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】同上の速結端子台における電線の抜け止めを解
除している状態の内部構造を示す上平面図である。
【図4】同上の断面図である。
【図5】本発明第二の実施例の速結端子台における電線
挿入状態の内部構造を示す断面図である。
【図6】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 鎖錠ばね 2 鎖錠片 3 押圧片 4 電線 5 端子板 6 ケース 7 解除片 8 解除窓 9 解除棒 10 楔片 11 弾性体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの電線挿入口から挿入された電線
    を鎖錠ばねの鎖錠片および押圧片と端子板との間に弾性
    的に挟持して電線の抜け止めが成される速結端子台にお
    いて、ケースに一対の鎖錠ばねを鎖錠片および押圧片を
    向かい合わせて横向きに設けると共に、鎖錠片の間に電
    線の抜け止めを解除する対の解除片を設け、両解除片の
    間隔を広げて鎖錠ばねの鎖錠片を電線解除方向に押圧す
    る解除棒の挿入される解除窓を、これらの解除片の上方
    のケースに開口させて設けて成ることを特徴とする速結
    端子台。
  2. 【請求項2】 解除片の間に押し下げ可能な楔片をはめ
    込んで解除棒として成ることを特徴とする請求項1記載
    の速結端子台。
  3. 【請求項3】 楔片は上方に付勢されて成ることを特徴
    とする請求項2記載の速結端子台。
  4. 【請求項4】 解除片の向かい合う面の上端にテーパー
    が形成されて成ることを特徴とする請求項1記載の速結
    端子台。
JP11575194A 1994-05-30 1994-05-30 速結端子台 Expired - Fee Related JP3279060B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11575194A JP3279060B2 (ja) 1994-05-30 1994-05-30 速結端子台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11575194A JP3279060B2 (ja) 1994-05-30 1994-05-30 速結端子台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07326397A true JPH07326397A (ja) 1995-12-12
JP3279060B2 JP3279060B2 (ja) 2002-04-30

Family

ID=14670155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11575194A Expired - Fee Related JP3279060B2 (ja) 1994-05-30 1994-05-30 速結端子台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3279060B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109975587A (zh) * 2019-03-20 2019-07-05 贵州电网有限责任公司 一种带互感器快速安装结构的电能表

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109975587A (zh) * 2019-03-20 2019-07-05 贵州电网有限责任公司 一种带互感器快速安装结构的电能表
CN109975587B (zh) * 2019-03-20 2024-04-05 贵州电网有限责任公司 一种带互感器快速安装结构的电能表

Also Published As

Publication number Publication date
JP3279060B2 (ja) 2002-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7252534B2 (en) Electrical connection arrangement with simplified fastening device for electrical connection of an electrical device
US7101231B2 (en) Locking spring-clamp terminal block and method for connecting the same
JPH0532945Y2 (ja)
US3474389A (en) Electric connector
US8054612B2 (en) Plug-in unit including a breaker and an electric device
US4174147A (en) Circuit panel connector
CN1349289A (zh) 电系列线夹
WO1989007849A1 (en) Terminating insulated conductors
JPH09283192A (ja) 接続確認表示付き端子台
US10910752B2 (en) Large current terminal and connector
JPH07326399A (ja) 速結端子台
KR101508253B1 (ko) 특히 차량 제어 장치용의 직결식 플러그 소자
JPH07326397A (ja) 速結端子台
CN101454944B (zh) 带有端子盒的电路接线端子
KR200419127Y1 (ko) 플러그 및 콘센트
JP3345372B2 (ja) ケーブルコネクタ
JP2590794Y2 (ja) 接続端子
JP3287522B2 (ja) 器壁へのハウジングの取付構造
JPH087939A (ja) 速結端子台
JP4042291B2 (ja) 電子機器のリード線引出し装置
JP2001257025A (ja) コンセント
JP3279061B2 (ja) 速結端子台
CN220984990U (zh) 连接器及电子设备
JPH0565044U (ja) 遮断器のネジレス端子構造
KR960007247Y1 (ko) 차량 음향기기 전원 접속용 커넥터

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020122

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees