JPH07326244A - 電池接点ばね - Google Patents
電池接点ばねInfo
- Publication number
- JPH07326244A JPH07326244A JP11925594A JP11925594A JPH07326244A JP H07326244 A JPH07326244 A JP H07326244A JP 11925594 A JP11925594 A JP 11925594A JP 11925594 A JP11925594 A JP 11925594A JP H07326244 A JPH07326244 A JP H07326244A
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- JP
- Japan
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- battery
- contact
- conductive member
- contact spring
- electrically conductive
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Abstract
(57)【要約】
【目的】部品点数の増加や製造工程数の増加を生じさせ
ることがなく、例えば静電気の放電電圧に対しも導電性
部材に連結されている電気回路を確実に防護することが
出来、しかも外装ハウジングの内部空間で導電性部材と
外装ハウジングとの間に大きな隙間を必要としない電池
接点ばねを提供することである。 【構成】電池18のマイナス端子18aに当接すること
により電気的接続がなされる導電端子20aが設けられ
た電池接点ばね20に、電池以外の導電性部材12,1
6に弾性的に当接可能な当接部20b,20cが形成さ
れている。
ることがなく、例えば静電気の放電電圧に対しも導電性
部材に連結されている電気回路を確実に防護することが
出来、しかも外装ハウジングの内部空間で導電性部材と
外装ハウジングとの間に大きな隙間を必要としない電池
接点ばねを提供することである。 【構成】電池18のマイナス端子18aに当接すること
により電気的接続がなされる導電端子20aが設けられ
た電池接点ばね20に、電池以外の導電性部材12,1
6に弾性的に当接可能な当接部20b,20cが形成さ
れている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電池のマイナス端子
に当接することにより電気的接続がなされる導電端子が
設けられた接点ばねを有する電池接点ばねに関係する。
に当接することにより電気的接続がなされる導電端子が
設けられた接点ばねを有する電池接点ばねに関係する。
【0002】
【従来の技術】例えばテープレコーダの如き電気機器が
静電気が発生しやすい環境で使用されると、外装ハウジ
ングに露出または外装ハウジングの内部空間で外装ハウ
ジングに対して僅かな隙間を介し接近して配置された金
属製の如き導電性部材に空気中の静電気が高電圧で放電
されることがあり、これによりこれら導電性部材に連結
されている電気回路が破壊されてしまったり、または誤
動作を生じることがある。
静電気が発生しやすい環境で使用されると、外装ハウジ
ングに露出または外装ハウジングの内部空間で外装ハウ
ジングに対して僅かな隙間を介し接近して配置された金
属製の如き導電性部材に空気中の静電気が高電圧で放電
されることがあり、これによりこれら導電性部材に連結
されている電気回路が破壊されてしまったり、または誤
動作を生じることがある。
【0003】これを防止する為には、上記導電性部材を
アースしたり絶縁したりする必要がある。例えば実開平
6−19130号には、上記導電性部材をアースする為
に使用されるアース部材が開示されている。
アースしたり絶縁したりする必要がある。例えば実開平
6−19130号には、上記導電性部材をアースする為
に使用されるアース部材が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来行われている静電
気の放電対策の1つは、上述した如き導電性部材を電気
的にアース接続する為に上記導電性部材を外装ハウジン
グの内部空間で電気回路基板に直接半田付けしたり、リ
ード線を使用して電気回路基板に接続したりすることで
ある。
気の放電対策の1つは、上述した如き導電性部材を電気
的にアース接続する為に上記導電性部材を外装ハウジン
グの内部空間で電気回路基板に直接半田付けしたり、リ
ード線を使用して電気回路基板に接続したりすることで
ある。
【0005】この場合には、リード線の使用による部品
点数の増加や、半田付けの為の製造工程数の増加が問題
である。また従来行われている静電気の放電対策の別の
1つは、上述した如き導電性部材に例えばポリエステル
フィルムの如き絶縁部材を被せることである。
点数の増加や、半田付けの為の製造工程数の増加が問題
である。また従来行われている静電気の放電対策の別の
1つは、上述した如き導電性部材に例えばポリエステル
フィルムの如き絶縁部材を被せることである。
【0006】しかしながらこの場合にも絶縁部材の使用
による部品点数の増加や、絶縁部材を導電性部材に被せ
ることによる製造工程数の増加が問題であり、さらには
静電気の放電電圧が絶縁部材の絶縁作用に打ち勝って絶
縁部材が被せられた導電性部材に放電されてしまうこと
もある。
による部品点数の増加や、絶縁部材を導電性部材に被せ
ることによる製造工程数の増加が問題であり、さらには
静電気の放電電圧が絶縁部材の絶縁作用に打ち勝って絶
縁部材が被せられた導電性部材に放電されてしまうこと
もある。
【0007】さらにまた、従来行われている静電気の放
電対策のさらに別の1つは、外装ハウジングの内部空間
で上記導電性部材と外装ハウジングとの間に出来る限り
大きな隙間を設けることである。
電対策のさらに別の1つは、外装ハウジングの内部空間
で上記導電性部材と外装ハウジングとの間に出来る限り
大きな隙間を設けることである。
【0008】しかしこのような対策は、全ての電気機器
に小型化が要求されている最近では実行することが難し
いし、静電気の放電電圧によっては大きな隙間でも全く
役に立たないこともある。
に小型化が要求されている最近では実行することが難し
いし、静電気の放電電圧によっては大きな隙間でも全く
役に立たないこともある。
【0009】この発明は上記事情の下でなされ、この発
明の目的は、部品点数の増加や製造工程数の増加を生じ
させることがなく、例えば静電気の放電電圧に対しても
導電性部材に連結されている電気回路を確実に防護する
ことが出来、しかも外装ハウジングの内部空間で導電性
部材と外装ハウジングとの間に大きな隙間を必要としな
い電池接点ばねを提供することである。
明の目的は、部品点数の増加や製造工程数の増加を生じ
させることがなく、例えば静電気の放電電圧に対しても
導電性部材に連結されている電気回路を確実に防護する
ことが出来、しかも外装ハウジングの内部空間で導電性
部材と外装ハウジングとの間に大きな隙間を必要としな
い電池接点ばねを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した如きこの発明の
目的を達成する為に、この発明に従った電池接点ばね
は、電池のマイナス端子に当接することにより電気的接
続がなされる導電端子が設けられた接点ばねと一体に電
池以外の導電性部材に弾性的に当接可能な当接部を形成
したことを特徴としている。
目的を達成する為に、この発明に従った電池接点ばね
は、電池のマイナス端子に当接することにより電気的接
続がなされる導電端子が設けられた接点ばねと一体に電
池以外の導電性部材に弾性的に当接可能な当接部を形成
したことを特徴としている。
【0011】
【作用】電池のマイナス端子に当接することにより電気
的接続がなされる導電端子が設けられた接点ばねは一体
に形成された当接部により電池以外の導電性部材に弾性
的に当接し、その導電性部材を電池のマイナス端子と同
電位に保つ。
的接続がなされる導電端子が設けられた接点ばねは一体
に形成された当接部により電池以外の導電性部材に弾性
的に当接し、その導電性部材を電池のマイナス端子と同
電位に保つ。
【0012】
【実施例】以下この発明の一実施例に従った電池接点ば
ねを添付の図面を参照しながら詳細に説明する。図1に
は、例えばテープレコーダの如き電気機器の外装ハウジ
ング10の内部空間が概略的に示されている。上記内部
空間では、外装ハウジング10に対して僅かな隙間を介
し接近して配置された金属製の如き導電性部材としてス
ピーカ12及び液晶表示装置14の固定用外枠16が示
されている。これらスピーカ12及び液晶表示装置14
の固定用外枠16にはテープレコーダが静電気が発生し
やすい環境で使用されると、空気中の静電気が高電圧で
放電されることがあり、これによりこれら導電性部材に
連結されている電気回路が破壊されてしまったり、また
は誤動作を生じることがある。
ねを添付の図面を参照しながら詳細に説明する。図1に
は、例えばテープレコーダの如き電気機器の外装ハウジ
ング10の内部空間が概略的に示されている。上記内部
空間では、外装ハウジング10に対して僅かな隙間を介
し接近して配置された金属製の如き導電性部材としてス
ピーカ12及び液晶表示装置14の固定用外枠16が示
されている。これらスピーカ12及び液晶表示装置14
の固定用外枠16にはテープレコーダが静電気が発生し
やすい環境で使用されると、空気中の静電気が高電圧で
放電されることがあり、これによりこれら導電性部材に
連結されている電気回路が破壊されてしまったり、また
は誤動作を生じることがある。
【0013】この為、この実施例では、これら導電性部
材の近傍に配置されている電池室中の電池18のマイナ
ス端子18aに当接しこれと電気的接続がなされる導電
端子20aが設けられた電池接点ばね20の一部を延出
し上述した問題の導電性部材であるスピーカ12及び液
晶表示装置14の固定用外枠16に弾性的に当接した当
接部20b,20cとしている。なお、電池接点ばね2
0の当接部20b,20cは上述した問題の導電性部材
であるスピーカ12及び液晶表示装置14の固定用外枠
16との電気的な接続を確実にする為にこれら導電性部
材に対して半田付けすることも出来る。
材の近傍に配置されている電池室中の電池18のマイナ
ス端子18aに当接しこれと電気的接続がなされる導電
端子20aが設けられた電池接点ばね20の一部を延出
し上述した問題の導電性部材であるスピーカ12及び液
晶表示装置14の固定用外枠16に弾性的に当接した当
接部20b,20cとしている。なお、電池接点ばね2
0の当接部20b,20cは上述した問題の導電性部材
であるスピーカ12及び液晶表示装置14の固定用外枠
16との電気的な接続を確実にする為にこれら導電性部
材に対して半田付けすることも出来る。
【0014】電池接点ばね20は図1に示した如き板ば
ねである他に、コイルばねであっても良い。電池接点ば
ね20は電気抵抗値が低い材料で形成されている上に接
触抵抗値が低くなるような表面処理(Niメッキ等)が
施されているので、上述した問題の導電性部材であるス
ピーカ12及び液晶表示装置14の固定用外枠16のア
ースを確実に行うことが出来る。なおこの実施例におけ
る電池接点ばね20の当接部20b,20cは静電気の
放電をアースする目的の為に設けられているので、電池
接点ばね20の電気抵抗値や接触抵抗値としては通常の
電池接点ばねとして使用される以上に厳しい値を要求さ
れるものではない。
ねである他に、コイルばねであっても良い。電池接点ば
ね20は電気抵抗値が低い材料で形成されている上に接
触抵抗値が低くなるような表面処理(Niメッキ等)が
施されているので、上述した問題の導電性部材であるス
ピーカ12及び液晶表示装置14の固定用外枠16のア
ースを確実に行うことが出来る。なおこの実施例におけ
る電池接点ばね20の当接部20b,20cは静電気の
放電をアースする目的の為に設けられているので、電池
接点ばね20の電気抵抗値や接触抵抗値としては通常の
電池接点ばねとして使用される以上に厳しい値を要求さ
れるものではない。
【0015】このため、電池接点ばね20からスピーカ
12及び液晶表示装置14の固定用外枠16よりも遠く
に位置していて静電気の放電に対してアースする必要が
ある他の導電性部材は、電池接点ばね20が電気的に当
接しているスピーカ12及び液晶表示装置14の固定用
外枠16に対して直接あるいはさらに他の導電性部材を
介して間接的に接触させることでも十分なアース効果を
得ることが出来る。
12及び液晶表示装置14の固定用外枠16よりも遠く
に位置していて静電気の放電に対してアースする必要が
ある他の導電性部材は、電池接点ばね20が電気的に当
接しているスピーカ12及び液晶表示装置14の固定用
外枠16に対して直接あるいはさらに他の導電性部材を
介して間接的に接触させることでも十分なアース効果を
得ることが出来る。
【0016】図2の(A)には、テープレコーダの外装
ハウジング10中で電池室中の電池18のマイナス端子
18aに当接しこれと電気的接続がなされる導電端子2
0aをコイルばねにより構成された電池接点ばね20の
一部が静電気の放電に対してアースする必要がある液晶
表示装置14の固定用外枠16に弾性的に当接した当接
部20bを構成している様子がテープレコーダの外装ハ
ウジング10の上方から示されており、図2の(A)の
概略的な右側面図である図2の(B)には電池接点ばね
20の上記一部である当接部20bが液晶表示装置14
の固定用外枠16に弾性的に当接している様子が特に良
く示されている。
ハウジング10中で電池室中の電池18のマイナス端子
18aに当接しこれと電気的接続がなされる導電端子2
0aをコイルばねにより構成された電池接点ばね20の
一部が静電気の放電に対してアースする必要がある液晶
表示装置14の固定用外枠16に弾性的に当接した当接
部20bを構成している様子がテープレコーダの外装ハ
ウジング10の上方から示されており、図2の(A)の
概略的な右側面図である図2の(B)には電池接点ばね
20の上記一部である当接部20bが液晶表示装置14
の固定用外枠16に弾性的に当接している様子が特に良
く示されている。
【0017】図3には、テープレコーダの外装ハウジン
グ10中で電池室中の電池18のマイナス端子18aに
当接しこれと電気的接続がなされる導電端子20aをコ
イルばねにより構成された電池接点ばね20の一部が静
電気の放電に対してアースする必要がある液晶表示装置
14の固定用外枠16に弾性的に当接した当接部20b
を構成している様子と固定用外枠16に対してさらに外
装ハウジング10中で静電気の放電に対してアースする
必要があるスピーカ12の導電性部材であるフレームが
当接して電気的に接続されていて固定用外枠16を介し
て電池接点ばね20によりアースされている様子を示し
ている。
グ10中で電池室中の電池18のマイナス端子18aに
当接しこれと電気的接続がなされる導電端子20aをコ
イルばねにより構成された電池接点ばね20の一部が静
電気の放電に対してアースする必要がある液晶表示装置
14の固定用外枠16に弾性的に当接した当接部20b
を構成している様子と固定用外枠16に対してさらに外
装ハウジング10中で静電気の放電に対してアースする
必要があるスピーカ12の導電性部材であるフレームが
当接して電気的に接続されていて固定用外枠16を介し
て電池接点ばね20によりアースされている様子を示し
ている。
【0018】図4の(A)及び(B)には、テープレコ
ーダの外装ハウジング10中で電池室中の電池18のマ
イナス端子18aに当接しこれと電気的接続がなされる
導電端子20aが図2の(A)及び(B)と図3に示さ
れた如きコイルばねにより構成されているとともに一部
が静電気の放電に対してアースする必要がある液晶表示
装置14の固定用外枠16に弾性的に当接した当接部2
0bを構成している電池接点ばね20の代わりに使用出
来るもう1つの電池接点ばね30の左側面図及び正面図
が示されている。
ーダの外装ハウジング10中で電池室中の電池18のマ
イナス端子18aに当接しこれと電気的接続がなされる
導電端子20aが図2の(A)及び(B)と図3に示さ
れた如きコイルばねにより構成されているとともに一部
が静電気の放電に対してアースする必要がある液晶表示
装置14の固定用外枠16に弾性的に当接した当接部2
0bを構成している電池接点ばね20の代わりに使用出
来るもう1つの電池接点ばね30の左側面図及び正面図
が示されている。
【0019】このもう1つの電池接点ばね30はテープ
レコーダの外装ハウジング中で電池室中の電池のマイナ
ス端子に当接しこれと電気的接続がなされる導電端子3
0aが板ばねにより構成されているとともに、静電気の
放電に対してアースする必要がある液晶表示装置14の
固定用外枠16に弾性的に当接した当接部30bを一部
に有している。
レコーダの外装ハウジング中で電池室中の電池のマイナ
ス端子に当接しこれと電気的接続がなされる導電端子3
0aが板ばねにより構成されているとともに、静電気の
放電に対してアースする必要がある液晶表示装置14の
固定用外枠16に弾性的に当接した当接部30bを一部
に有している。
【0020】なお静電気の放電に対してアースする必要
がある部材には例えばスライド式スイッチ等のスイッチ
類の外装ケーシングも含まれる。以上詳述した一実施例
からは本願発明の電池接点ばねの技術思想を以下のよう
にまとめることが出来る。
がある部材には例えばスライド式スイッチ等のスイッチ
類の外装ケーシングも含まれる。以上詳述した一実施例
からは本願発明の電池接点ばねの技術思想を以下のよう
にまとめることが出来る。
【0021】1.電池のマイナス端子に当接することに
より電気的接続がなされる導電端子が設けられた接点ば
ねと一体に電池以外の導電性部材に弾性的に当接可能な
当接部を形成したことを特徴とする。
より電気的接続がなされる導電端子が設けられた接点ば
ねと一体に電池以外の導電性部材に弾性的に当接可能な
当接部を形成したことを特徴とする。
【0022】このような構成であれば、部品点数の増加
や製造工程数の増加を生じさせることがなく、例えば静
電気の放電電圧に対しても導電性部材に連結されている
電気回路を確実に防護することが出来、しかも外装ハウ
ジングの内部空間で導電性部材と外装ハウジングとの間
に大きな隙間を必要としない。
や製造工程数の増加を生じさせることがなく、例えば静
電気の放電電圧に対しても導電性部材に連結されている
電気回路を確実に防護することが出来、しかも外装ハウ
ジングの内部空間で導電性部材と外装ハウジングとの間
に大きな隙間を必要としない。
【0023】またこの発明の電池接点ばねの技術思想は
以下のようにまとめることも出来る。 2.電池室に収
納される電池のマイナス端子に当接することにより電気
的接続がなされる導電端子が設けられた電池接点ばねに
おいて、電池接点ばねの周辺に取り付けられた導電性部
材に導電端子が当接し電気的な接続がなされることを特
徴としている。このような構成でも上記1項に記載され
た電池接点ばねの上述した如き効果と同じ効果を得るこ
とが出来る。
以下のようにまとめることも出来る。 2.電池室に収
納される電池のマイナス端子に当接することにより電気
的接続がなされる導電端子が設けられた電池接点ばねに
おいて、電池接点ばねの周辺に取り付けられた導電性部
材に導電端子が当接し電気的な接続がなされることを特
徴としている。このような構成でも上記1項に記載され
た電池接点ばねの上述した如き効果と同じ効果を得るこ
とが出来る。
【0024】
【発明の効果】以上詳述した如く、この発明に従った電
池接点ばねによれば、部品点数の増加や製造工程数の増
加を生じさせることがなく、例えば静電気の放電電圧に
対しも導電性部材に連結されている電気回路を確実に防
護することが出来、しかも外装ハウジングの内部空間で
導電性部材と外装ハウジングとの間に大きな隙間を必要
としない。
池接点ばねによれば、部品点数の増加や製造工程数の増
加を生じさせることがなく、例えば静電気の放電電圧に
対しも導電性部材に連結されている電気回路を確実に防
護することが出来、しかも外装ハウジングの内部空間で
導電性部材と外装ハウジングとの間に大きな隙間を必要
としない。
【図1】例えばテープレコーダの如き電気機器の外装ハ
ウジングの内部空間において電池のマイナス端子に当接
することにより電気的接続がなされる導電端子が設けら
れた接点ばねに、電池以外の導電性部材であり例えば静
電気の放電に対してアースする必要がある液晶表示装置
の固定用外枠やスピーカに弾性的に当接可能な当接部が
形成されている様子を概略的に示す断面図である。
ウジングの内部空間において電池のマイナス端子に当接
することにより電気的接続がなされる導電端子が設けら
れた接点ばねに、電池以外の導電性部材であり例えば静
電気の放電に対してアースする必要がある液晶表示装置
の固定用外枠やスピーカに弾性的に当接可能な当接部が
形成されている様子を概略的に示す断面図である。
【図2】(A)は、テープレコーダの外装ハウジング中
で電池室中の電池のマイナス端子に当接しこれと電気的
接続がなされる導電端子をコイルばねにより構成された
電池接点ばねの一部が例えば静電気の放電に対してアー
スする必要がある液晶表示装置の固定用外枠に弾性的に
当接した当接部を構成している様子をテープレコーダの
外装ハウジングの上方から示す概略的な平面図であり、
(B)は(A)の概略的な右側面図である。
で電池室中の電池のマイナス端子に当接しこれと電気的
接続がなされる導電端子をコイルばねにより構成された
電池接点ばねの一部が例えば静電気の放電に対してアー
スする必要がある液晶表示装置の固定用外枠に弾性的に
当接した当接部を構成している様子をテープレコーダの
外装ハウジングの上方から示す概略的な平面図であり、
(B)は(A)の概略的な右側面図である。
【図3】テープレコーダの外装ハウジング中で電池室中
の電池のマイナス端子に当接しこれと電気的接続がなさ
れる導電端子をコイルばねにより構成された電池接点ば
ねの一部が例えば静電気の放電に対してアースする必要
がある液晶表示装置の固定用外枠に弾性的に当接した当
接部を構成している様子と例えば静電気の放電に対して
アースする必要があるスピーカが上記固定用外枠に接触
されて上記固定用外枠を介し電池接点ばねによりアース
されている様子とをテープレコーダの外装ハウジングの
上方から示す概略的な平面図である。
の電池のマイナス端子に当接しこれと電気的接続がなさ
れる導電端子をコイルばねにより構成された電池接点ば
ねの一部が例えば静電気の放電に対してアースする必要
がある液晶表示装置の固定用外枠に弾性的に当接した当
接部を構成している様子と例えば静電気の放電に対して
アースする必要があるスピーカが上記固定用外枠に接触
されて上記固定用外枠を介し電池接点ばねによりアース
されている様子とをテープレコーダの外装ハウジングの
上方から示す概略的な平面図である。
【図4】(A)及び(B)は、テープレコーダの外装ハ
ウジング中で電池室中の電池のマイナス端子に当接しこ
れと電気的接続がなされる導電端子が図2の(A)及び
(B)と図3に示された如きコイルばねにより構成され
ているとともに一部が例えば静電気の放電に対してアー
スする必要がある液晶表示装置の固定用外枠に弾性的に
当接した当接部を構成している電池接点ばねの代わりに
使用出来るもう1つの電池接点ばねの左側面図及び正面
図である。
ウジング中で電池室中の電池のマイナス端子に当接しこ
れと電気的接続がなされる導電端子が図2の(A)及び
(B)と図3に示された如きコイルばねにより構成され
ているとともに一部が例えば静電気の放電に対してアー
スする必要がある液晶表示装置の固定用外枠に弾性的に
当接した当接部を構成している電池接点ばねの代わりに
使用出来るもう1つの電池接点ばねの左側面図及び正面
図である。
10…外装ハウジング、12…スピーカ(導電性部
材)、14…液晶表示装置、16…固定用外枠(導電性
部材)、18…電池、18a…マイナス端子、20…電
池接点ばね、20a…導電端子、20b,20c…当接
部、30…電池接点ばね、30a…導電端子、30b…
当接部。
材)、14…液晶表示装置、16…固定用外枠(導電性
部材)、18…電池、18a…マイナス端子、20…電
池接点ばね、20a…導電端子、20b,20c…当接
部、30…電池接点ばね、30a…導電端子、30b…
当接部。
Claims (1)
- 【請求項1】 電池のマイナス端子に当接することによ
り電気的接続がなされる導電端子が設けられた接点ばね
と一体に電池以外の導電性部材に弾性的に当接可能な当
接部を形成したことを特徴とする電池接点ばね。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11925594A JPH07326244A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 電池接点ばね |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11925594A JPH07326244A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 電池接点ばね |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07326244A true JPH07326244A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=14756805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11925594A Withdrawn JPH07326244A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 電池接点ばね |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07326244A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104349253A (zh) * | 2013-09-30 | 2015-02-11 | 扬州田治科技有限公司 | 一种扩展型扬声器 |
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1994
- 1994-05-31 JP JP11925594A patent/JPH07326244A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104349253A (zh) * | 2013-09-30 | 2015-02-11 | 扬州田治科技有限公司 | 一种扩展型扬声器 |
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