JPH05108907A - 携帯式電子装置 - Google Patents

携帯式電子装置

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Publication number
JPH05108907A
JPH05108907A JP3269683A JP26968391A JPH05108907A JP H05108907 A JPH05108907 A JP H05108907A JP 3269683 A JP3269683 A JP 3269683A JP 26968391 A JP26968391 A JP 26968391A JP H05108907 A JPH05108907 A JP H05108907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
external electrode
electrode terminal
chip
external
internal electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP3269683A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Yoshioka
勝行 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP3269683A priority Critical patent/JPH05108907A/ja
Publication of JPH05108907A publication Critical patent/JPH05108907A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】保護回路を設けたり耐静電気特性を向上させる
必要なく、ICチップを静電気から保護する。 【構成】ICチップ3の両側になるように一対の内部電
極端子4,5を離して配置し、内部電極端子4に弾性材
8(導電性粒子を含む)を介して外部電極端子10を対
向配置し、内部電極端子5に弾性材9(導電性粒子を含
む)を介して外部電極端子11を対向配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コネクタ等の接続に
より他の装置と接続可能な携帯式電子装置、例えばIC
カードや端末装置等において、特に外部との電極端子の
部分の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】外部との通信用の電極端子を有する携帯
可能な電子装置、例えばICカードや端末装置等は、電
極端子と携帯式電子装置内の回路とが常時接続状態にあ
り、静電気等によって誤動作や破損を生じてしまう危険
があった。このため従来の携帯式電子装置では、保護回
路を追加したりICチップの耐静電気特性を向上させる
ことによって静電気による誤動作や破損を防止してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
ように保護回路を追加したりICチップの耐静電気特性
を向上させた場合にはICチップが大型化してしまう問
題があった。ICチップの大型化は、近年の小型化の傾
向に反するものであり、また、ICカードの場合ICチ
ップが大きくなればその分外力に対して弱くなってしま
う問題があった。
【0004】この発明は、外部との電極端子の部分を改
良することによって保護回路を設けたり耐静電気特性を
向上させる必要なく、ICチップを保護できる携帯式電
子装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、ICチップ
に接続され、該ICチップの両側に配置された一対の内
部電極端子と、前記内部電極端子のそれぞれに弾性材を
介して対向配置された外部電極端子と、を備え、外部電
極端子に外部からの圧力が加えられたとき、前記弾性材
の弾性力に抗して内部電極端子と外部電極端子とが電気
的に接続されることを特徴とする。
【0006】
【作用】ICカード等の携帯式電子装置は他の装置に接
続されていないときには外部電極端子が外からの圧力を
受けることがなく、弾性材による弾性力によって外部電
極端子,内部電極端子間が電気的に絶縁される。したが
って、外部の静電気が内部電極端子に影響を与えること
がない。また、一対設けられている外部電極端子の一方
に誤って何らかの圧力が加えられた場合でも内部のIC
チップには外部の静電気の影響が及ぶことはない。この
場合、一対の外部電極端子および内部電極端子はICチ
ップの両側になるように離れて配置されているため、誤
って圧力が加えられた場合に両方ともが押される確率が
低く、破損を防止できる確率が高い。そして、携帯式電
子装置は装着されるべき装置に接続されたときに正確に
両側の外部電極端子が押され、内部電極端子と外部電極
端子とが電気的に接続される。
【0007】なお弾性材が収縮することにより内部電極
端子と外部電極端子とを導通させるためには、例えば弾
性材を導電材を含み収縮により導電性を有する導電ゴム
としたり、内部電極端子または外部電極端子に突出部を
設けて、接近により両者を当接させることによって可能
である。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の携帯式電子装置の実施例で
あるICカードの断面構成を示した図である。このIC
カードはカードリーダ/ライタに装着されることによっ
て図中矢印方向に押圧され、表面に露出している外部電
極端子10,11がカードリーダ/ライタの電極に圧接
する。
【0009】ICカードは樹脂材からなるカード基材1
内にICチップ3を有し、このICチップ3の両側に絶
縁体2を介して一対の内部電極端子4,5が配置されて
いる。内部電極端子4は導電ワイヤ6によってICチッ
プに接続され、内部電極端子5は導電ワイヤ7によって
ICチップに接続されている。ICチップ3および内部
電極端子4,5によって内部電極部15が構成されてい
る。
【0010】一方、外部電極端子10,11は絶縁体1
2を介して板状に形成され、外部電極部16を構成して
いる。外部電極部16導電ゴム8,9によって内部電極
部15の上方に支持されている。導電ゴム8は内部電極
端子4上に固定され、その上に外部電極端子10が固定
されている。また、導電ゴム9は内部電極端子5上に固
定され、その上に外部電極端子11が固定されている。
これによって内部電極部15上に外部電極部16が支持
されている。
【0011】導電ゴム8,9は図2に示したように、ゴ
ム材8a内に導電性の粒子8bを分散させたものであっ
て、通常の状態では図2(A)に示したように導電性粒
子8b間が空いていて導電性を生じない。しかし、導電
ゴムに圧力が加えられると、図2(B)に示したように
ゴム材8a内の導電性粒子8bが互いに接触して導電性
を生じるようになる。
【0012】以上のように構成されるICカードにおい
ては、通常状態では導電ゴム8および9が図2(A)に
示したように導電性を生じないから外部電極端子10,
11と、内部電極端子4,5とが非導通状態になってい
て、ICチップ3は外部電極端子10,11と絶縁され
ている。このため静電気の影響を受けることがなく、誤
動作や破損を生じることがない。一方、ICカードをカ
ードリーダ/ライタに装着すると図中矢印で示した方向
に圧力が加えられる。それにより導電ゴム8および9が
押圧されて図2(B)の状態になって導電性を生じる。
これによりICチップ3が外部電極端子10,11と接
続され、カードリーダ/ライタとの情報交換が可能にな
る。
【0013】図3はこの発明の他の実施例のICカード
を示した図である。
【0014】ICチップ23および外部電極端子24,
25は絶縁体22を介してカード基材21内に固定され
ている。ICチップ23および内部電極端子24,25
により内部電極部35が構成されている。内部電極端子
24,25は上方への突出部24a,25aを有してい
る。外部電極部36は、外部電極端子30,31を絶縁
体32を介して板状に形成したものである。外部電極部
36は内部電極部35の上方に、板バネ28,29によ
って支持されている。板バネ28,29は絶縁体からな
り、図中矢印方向に押圧されたときに圧縮される。通常
状態では板バネ28,29は図に示したように伸長状態
にあり、外部電極端子30,31と内部電極端子24,
25とが非接触状態にある。したがってこのときには静
電気によるICチップの誤動作や破損が生じることがな
い。しかし、ICカードがカードリーダ/ライタに装着
されて図中矢印方向の押圧力が加えられたときには、外
部電極端子30が内部電極端子の突出部24aに圧接
し、外部電極端子31が内部電極端子の突出部25aに
圧接して、外部電極端子30,31と内部電極端子2
4,25間で導通が得られる。そしてこの状態ではIC
カード,カードリーダ/ライタ間で情報交換が行われ
る。
【0015】以上の実施例で示したICカードは、導電
ゴム8,9または板バネ28,29によって内部電極部
15または35上に外部電極部16または36を支持し
ており、外部電極部上が均一に押圧されたとき以外には
外部電極部と内部電極部との間が導通されることがな
い。例えば図1において、第1外部電極10が誤って押
圧された場合、第2外部電極11は浮いた状態になり導
通が得られない。このため、何らかの不要な外力が加わ
った場合でもICチップ3と外部電極が電気的に接続さ
れてしまうのを防止することができるとともに、カード
リーダ/ライタへの装着時に装着が確実でなければ通信
が行われないので誤動作を防止できる。
【0016】なお以上の実施例ではICカードを例に示
したが、他の携帯式電子装置、例えば電子手帳等の外部
接続端子も同様に構成することができる。また、内部電
極部,外部電極部にはさらに多くの端子を備えることも
可能である。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、携帯式電子装置が他
の装置と接続されていない状態では、携帯式電子装置の
外部電極端子と内部電極端子とが非接触の状態にあり、
外部の静電気が内部電極端子に接続されているICチッ
プに影響を及ぼすことが防止され、ICチップの誤動作
や破損を防止できる。また、ICチップの端子はICチ
ップの両側に一対備えられており、端子と端子との間が
離れているため、誤って外部から何らかの圧力が加えら
れた場合でも両方の端子が同時に押されてしまう確率が
低く、外部の静電気の影響が内部端子に伝わるのを防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるICカードの端子部の
構成を示した図
【図2】同ICカードに用いられる導電ゴムを示した図
【図3】他の実施例のICカードの端子部の構成を示し
た図
【符号の説明】
1,21 カード基材 2,22,12,32 絶縁体 3,23 ICチップ 4,5,24,25 内部電極端子 6,7,26,27 導電ワイヤ 8,9 導電ゴム 10,11,30,31 外部電極端子 15,35 内部電極部 16,36 外部電極部 8a ゴム材 8b 導電性粒子
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11C 7/00 315 7323−5L

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICチップに接続され、該ICチップの両
    側に配置された一対の内部電極端子と、前記内部電極端
    子のそれぞれに弾性材を介して対向配置された外部電極
    端子と、を備え、外部電極端子に外部からの圧力が加え
    られたとき、前記弾性材の弾性力に抗して内部電極端子
    と外部電極端子とが電気的に接続されることを特徴とす
    る携帯式電子装置。
JP3269683A 1991-10-17 1991-10-17 携帯式電子装置 Pending JPH05108907A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3269683A JPH05108907A (ja) 1991-10-17 1991-10-17 携帯式電子装置

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JP3269683A JPH05108907A (ja) 1991-10-17 1991-10-17 携帯式電子装置

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JPH05108907A true JPH05108907A (ja) 1993-04-30

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JP3269683A Pending JPH05108907A (ja) 1991-10-17 1991-10-17 携帯式電子装置

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JP (1) JPH05108907A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5734151A (en) * 1994-11-21 1998-03-31 Oki Electric Industry Co., Inc. Slotless card reader
CN101587560A (zh) * 2008-05-22 2009-11-25 松下电器产业株式会社 移动存储卡

Cited By (3)

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US5734151A (en) * 1994-11-21 1998-03-31 Oki Electric Industry Co., Inc. Slotless card reader
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