JPH07326176A - 押釦装置 - Google Patents

押釦装置

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Publication number
JPH07326176A
JPH07326176A JP12020594A JP12020594A JPH07326176A JP H07326176 A JPH07326176 A JP H07326176A JP 12020594 A JP12020594 A JP 12020594A JP 12020594 A JP12020594 A JP 12020594A JP H07326176 A JPH07326176 A JP H07326176A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push button
push
thin
button
front panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP12020594A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Matsumoto
健一 松本
Masasue Matsuoka
正季 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP12020594A priority Critical patent/JPH07326176A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 釦の復帰動作に薄肉ヒンジとアームを利用し
て、一体成型を行うことにより、部品点数が少なく、前
面パネルの構造が単純で、釦のがたつきがない品格に優
れた押釦装置を提供することを目的とする。 【構成】 押釦本体1と固定部1cとを、薄肉ヒンジと
アームから形成される細帯体1dで連結する。アーム
は、押釦本体1のストローク方向と平行に伸びて、薄肉
ヒンジを介し連結される。細帯体1dは、押釦本体1を
中心として、その周りに複数本配設される。この構成
で、一体成型を行うことにより、部品点数が少なく、前
面パネルの構造が単純で、押圧時に生じる押釦本体1の
がたつきがない品格に優れた押釦装置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープレコーダやテレ
ビ受像機等の音響,映像機器に用いられるスイッチを操
作する押釦装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に、従来の押釦装置ついて説明す
る。
【0003】図4は、従来の押釦装置を機器へ取付けた
状態と動作を示す側面図である。5は押釦本体、6はコ
イルばね、7は前面パネル、8はスイッチ、9はプリン
ト基板である。押釦本体5は、突起5aと取付用の爪5
bを有し、前記突起5aの先端からコイルばね6を装着
後、前面パネル7の凹部7aに挿入され、爪5bにより
固定されている。その時、突起5aは、前記凹部7aに
設けられた突起7bの孔7cに貫挿されている。
【0004】以上のように構成されている押釦装置につ
いて、以下にその動作について説明する。まず、押釦本
体5を矢印Bの方向に押圧すると、押釦本体5は、二点
鎖線で示すように、コイルばね6の変形により、前面パ
ネル7に対して平行な状態を保持したまま、押圧方向に
直線的に変位し、突起5aがスイッチ8を押圧する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、部品点数が多く、前面パネル7の構造が複雑
になる。さらに、押釦本体5の外壁と、前面パネル7の
凹部7aの内壁の抜勾配が逆向きである為に、前記外壁
と内壁との隙間を小さくできないことと、突起5aの外
壁と前面パネル7の孔7cの内壁にも抜勾配があるた
め、前記外壁と内壁とが接触する幅を長くできないこと
から、押圧時に生じる押釦本体5のがたつきが大きくな
り、品格が悪くなるという問題がある。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、釦の復帰動作に薄肉ヒンジとアームを利用して、
一体成型を行うことにより、部品点数が少なく、前面パ
ネルの構造が単純で、釦のがたつきがない品格に優れた
押釦装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の押釦装置は、押釦本体と固定部とを、薄肉
ヒンジとアームで連結している。そして、押釦本体のス
トローク方向と平行に伸びるアームを薄肉ヒンジを介し
て連結しており、前記押釦本体を中心として、その周り
に連結部を複数本配設している。
【0008】
【作用】この構成では、一体成型を行うことにより部品
点数は少なくなり、また、押釦本体を前面パネルの開口
部に後方から挿入する為、前面パネルの構造が単純にな
る。また、押釦本体の外壁と、前面パネル開口部の内壁
の勾配が同方向となる為、前記外壁と内壁との隙間を小
さくして、押圧時に生じる押釦本体のがたつきを小さく
でき、品格を向上させることができる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例について、図を参照
しながら説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例の正面図、図2は
図1のA−A線による断面図、図3は押釦装置を機器へ
取付けた状態と動作を示す側面図である。1は押釦本
体、2は前面パネル、3はスイッチ、4はプリント基板
である。
【0011】突起1aを有する押釦本体1と、固定用の
孔1bが設けられている固定部1cは、薄肉ヒンジとア
ームから形成される細帯体1dにより連結されている。
細帯体1dは、図2に示すように、押釦本体1のストロ
ークと平行に伸びるアーム1e,1fと、前記2つのア
ーム1e,1fと直角に交差して連結する薄肉ヒンジ1
gと、アーム1eと押釦本体1とを連結する薄肉ヒンジ
1hと、アーム1fと固定部1cとを連結する薄肉ヒン
ジ1iから形成され、尚且つ、前記押釦本体1を中心と
して、対称になるようにS字状に配設されている。ま
た、押釦本体1は、前面パネル2の後方より、開口部2
aに挿入され、固定用の孔1bを前面パネル2の突起2
bにより嵌挿して固定されている。
【0012】以上のように構成されている押釦装置につ
いて、以下にその動作について説明する。まず、押釦本
体1を矢印Aの方向に押圧すると、押釦本体1は二点鎖
線で示すように、細帯体1dの変形により変位し、突起
1aがスイッチ3を押圧する。
【0013】この時、押釦本体1は、細帯体1dにより
対称位置の2点1jで支えられている為、前面パネル2
に対して、平行な状態を保持したまま押圧方向に直線的
に変位する。さらに、押釦本体1の外壁と、前面パネル
2の開口部2aの内壁の抜勾配が同方向である為に、前
記外壁と内壁との隙間を小さくして、押圧時に生じる押
釦本体1のがたつきを小さくでき、品格を向上させるこ
とができる。
【0014】なお、複数本で、押釦本体の周囲に等間隔
に配設されていて、押釦本体のストロークを充分に得ら
れる形状ならば、上記実施例で示した細帯体の形状及び
本数は、特に限定されない。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明は、押釦本体と固
定部とを、薄肉ヒンジとアームとで連結し、前記押釦本
体を中心として、その周りに薄肉ヒンジとアームから形
成される細帯体を複数本配設して、一体成型を行うこと
により、部品点数が少なく、前面パネルの構造が単純
で、釦のがたつきが小さい品格に優れた押釦装置を実現
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における押釦装置の正面図
【図2】図1のA−A線による断面図
【図3】本発明の実施例における押釦装置を機器へ取付
けた状態と動作を示す側面図
【図4】従来の押釦装置を機器へ取付けた状態と動作を
示す側面図
【符号の説明】
1 押釦本体 1c 固定部 1d 細帯体 1e アーム 1f アーム 1g 薄肉ヒンジ 1h 薄肉ヒンジ 1i 薄肉ヒンジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押釦本体と固定部とを、薄肉ヒンジとア
    ームで連結する押釦装置であって、押釦本体のストロー
    ク方向と平行に伸びるアームを、薄肉ヒンジを介して連
    結し、前記押釦本体を中心として、その周りに薄肉ヒン
    ジとアームから形成される細帯体を複数本配設している
    ことを特徴とする押釦装置。
JP12020594A 1994-06-01 1994-06-01 押釦装置 Pending JPH07326176A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12020594A JPH07326176A (ja) 1994-06-01 1994-06-01 押釦装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12020594A JPH07326176A (ja) 1994-06-01 1994-06-01 押釦装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07326176A true JPH07326176A (ja) 1995-12-12

Family

ID=14780509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12020594A Pending JPH07326176A (ja) 1994-06-01 1994-06-01 押釦装置

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JP (1) JPH07326176A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007165053A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Nec Viewtechnology Ltd プッシュボタン構造及びこれを備えた電子機器
WO2022219813A1 (ja) * 2021-04-16 2022-10-20 三菱電機株式会社 スイッチカバー、リモートコントローラおよび浴室乾燥機

Cited By (3)

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JP2007165053A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Nec Viewtechnology Ltd プッシュボタン構造及びこれを備えた電子機器
JP4624251B2 (ja) * 2005-12-12 2011-02-02 Necディスプレイソリューションズ株式会社 プッシュボタン構造及びこれを備えた電子機器
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