JPH073258Y2 - 冷蔵装置 - Google Patents

冷蔵装置

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JPH073258Y2
JPH073258Y2 JP1989024753U JP2475389U JPH073258Y2 JP H073258 Y2 JPH073258 Y2 JP H073258Y2 JP 1989024753 U JP1989024753 U JP 1989024753U JP 2475389 U JP2475389 U JP 2475389U JP H073258 Y2 JPH073258 Y2 JP H073258Y2
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JP
Japan
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JP1989024753U
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JPH02116681U (ja
Inventor
明義 吉田
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、冷蔵ショーケースや、例えば寿司店等でネタ
の陳列に使用されるネタケースのような冷蔵装置に関す
るものである。
【従来の技術】
かかる冷蔵装置は、周知のように、圧縮機等を収容した
機械室と、冷却パイプ等を収容した陳列室とを有し、圧
縮機から送られた冷媒を膨張させて冷却パイプに通し、
陳列室内の例えば寿司ネタを冷却して陳列、保存するも
のであり、従来から、様々な構造のものが提案され使用
されてきた。 しかし、いずれの構造においても、例えば特開昭62-376
66号公報等から了解されるように、陳列室を形成する透
明なフロントガラスの下端部が陳列室の底板よりも相当
に上方で冷蔵装置の不透明な枠体で支持されていた。
【考案が解決しようとする課題】
そのため、フロントガラスの可視面積が狭くなるだけで
なく、フロントガラスの下端部近傍に死角ができ、そこ
に陳列されたものを良く見ることができないという問題
点があった。 従って、本考案の目的は、可能な限りフロントガラスの
可視面積を広げると共に死角をなくした、上述の欠点を
解消しうる冷蔵装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案は、透明な仕切り壁
(フロントガラス)と底板とを備えた陳列室を有する冷
蔵装置において、仕切り壁側の前記底板の端部分が同底
板の他のどの部分よりも高さが低くなるように、前記底
板は前記陳列室の後側から前側に向かって下方に傾斜し
て延びると共に、前記底板の前記端部分は凹状の溝部と
なっており、該溝部内で前記仕切り壁の下端部を支持す
ると共に、該溝部に蓋体付きの排水口を設けたことを特
徴とするものである。
【作用】
陳列室の底板の前側端部に形成された凹状溝部で仕切り
壁の下端部を支持する。そのため、仕切り壁の下端部
は、ほぼ溝部の深さ分だけ下方に下がり、透明な仕切り
壁の可視面積が広がると共に仕切り壁下端部近傍の死角
もなくなる。 また、陳列室内の洗浄の際には、洗浄水は、傾斜した底
板上を円滑に流れて溝部に入り、溝部に形成された排水
口から外部に排出される。 冷蔵装置の使用中には、排水口は、陳列室内の冷気が外
部に逃げないように蓋体で閉じておく。蓋体で閉じてお
けば、溝部内に水を溜めておくことができる。
【実施例】
次に、本考案の好適な実施例について添付図面を参照し
て詳細に説明するが、図中、同一符号は同一又は対応部
分を示すものとする。また、本考案は、寿司店等で使用
されるネタケースに実施した場合について以下に説明す
るが、当業者にとって明らかなように、寿司ネタ以外の
ものの保存もしくは陳列等にも使用可能であり、ネタケ
ースに限定されるものではない。 第1図は、本考案によるネタケース(冷蔵装置)1の概
要を示しており、同ネタケース1は、上部に陳列室2
を、その下方に機械室3を備え、陳列室2の両端部にト
ップカバー34に嵌合したサイドカバー4が取り付けられ
ている。従って、ネタケース1の両端部間のほぼ全長が
陳列室2となっている。このネタケース1が寿司店にお
いてカウンター(図示せず)上に置かれる場合、第1図
において手前側が顧客に向けて配置され、第2図に示す
背面側がネタケース1の使用者側、即ち寿司職人に向け
て配置される。 背面側には、第2図に示すように、機械室3への電源コ
ード5、アース線6、排水パイプ7、後カバー8、通風
口9、センターフレーム10、引き戸11、電源のオン・オ
フスイッチS等がある。また、顧客側には後述するよう
に透明のフロントガラス(仕切り壁)が組み込まれてい
る。 第3図及び第4図は、第1図及び第2図に示したネタケ
ース1をそれぞれ縦長方向の垂直横断面及び水平横断面
に沿って示す断面図で、これ等の図から了解されるよう
に、断熱構造体21により画成された冷却器室12を囲む機
械室3内には、電装盤13、ブロアーファン14、冷却器1
5、好ましくはゴム製の脚17により支持された圧縮機1
6、凝縮器用ファン18a、18b、凝縮器19、ダクト形成板3
3等が配置されている。冷却器15、圧縮器16及び凝縮器1
9は、冷凍配管(図示せず)により相互に結合され、冷
凍回路を構成している。 また、冷却器室12は仕切板64によりブロワーファン側と
冷却器側とに仕切られており、冷却器側には、ブロワー
ファン14の吐出口近傍に複数の風向板32が放射状に配設
され、ブロワーファン14からの風を冷却器15に適切に指
向させるようになっている。また、第4図において、符
号30はサーモスタット、符号31はその感温部を示してい
る。 ネタケース1内に陳列スペース65を画成する陳列室2
は、内箱と外箱とから構成されており、両者間に冷気通
路20、28、29及び40が形成されている。前述した冷却器
室12の上方部位には、冷気通路20、29の端部にそれぞれ
連通する開口12a、12bが形成されており、ブロワーファ
ン14により第3図に矢印で示すように圧送される冷気
は、上述の開口12aを通って冷却器室12を出て、冷気通
路20、28、29及び40を経由し、開口12bから冷却器室12
に戻り循環するようになっている。冷気通路40は第5図
に示されている。 陳列室2の内箱は、底板23、側板24、天板36及び内側フ
ロントガラス39(第5図参照)によって構成され、外箱
は、断熱構造体21、サイドフレーム25及び外側フロント
ガラス38(第5図参照)によって構成されている。尚、
第3図に示すように、各サイドカバー4とサイドフレー
ム25との間には断熱材26が充填されており、また、冷却
器室12の上部から冷気通路28にかけての底板23の裏面に
は適宜の断熱部材22が貼設されている。 前述した凝縮器用ファンは、大径のものが1個のみから
なるのではなく、機械室3の高さを低くできるように2
個の小径のもの18a、18bからなる。また、2個のファン
18a、18bを採用することにより、各ファンに空気の吸い
込みによる凝縮器19の冷却区域を分担させることができ
るため、小径にしても凝縮器19の熱交換効率が落ちるこ
とはない。ファン18aは空気の吐き出し側が圧縮機16に
向けられており、ファン18bは機械室3の前側、即ち顧
客側に向けられていて、凝縮器19の冷却に使用されて温
度が上昇し温風を機械室3の前カバー52(第5図参照)
に指向させるようになっている。前カバー52には開口51
があり、温風はこの開口51を経て、エアガイド44により
画成された通路50を第5図に示す矢印のように通り、外
側フロントガラス38の外表面に沿って流れ、顧客側の同
フロントガラス38の曇りを防止する。 第4図のV−V線横断面を示す第5図から最も良く分か
るように、機械室3の底板58からは2本の平行な脚部56
が突出しており、好ましくはゴム製パッド57を介してネ
タケース1をカウンター上に支持する。また、陳列室2
の外箱を画成する底部の断熱材27からなる断熱構造体21
は、第5図の左側から第5図の右側に向けて上方に傾斜
しており、従って、機械室3内のスペースは顧客側より
も職人側(第5図において右側)の方が高く、どちらか
と言えば比較的に大きなスペースを占める機械室3内の
冷却器15、圧縮機16及び凝縮器19等の機器を十分に収容
できるように構成されており、これ等の機器は第4図に
示すように職人側(第4図において上側)に片寄って設
置される。 断熱構造体21の上方にある陳列室2の底板23も上述の冷
気通路20を画成するように断熱構造体21から所定距離離
間して同様に傾斜して配置される。断熱構造体21は外側
フロントガラス38及び内側フロントガラス(仕切り壁)
39の下端部もしくはその近傍まで延びている。底板23
は、上記下端部の手前で屈曲して断熱構造体21に接近
し、上記下端部の近傍に、ネタケース1の長手方向に延
びる凹状の溝部66を形成する。この溝部66には、底板23
の上面とほぼ面一となるように敷板43が着脱自在に配設
される。尚、図示しないが、上記底板23及び敷板43上に
は、“スノコ”や“ぎんす”等の陳列用台部を敷いて、
その上にネタを載せるのが一般的である。 上述した溝部66にシール部材48を介して連通するよう
に、底板23及び断熱構造体21の適所(実施例では第4図
から了解されるように2カ所)には排水口45が形成され
ており、この排水口45に接続パイプ47を介して排水ホー
ス49が接続され、同排水ホース49は排水パイプ7に通じ
ている。開口を有するシール部材48は、底板23に環状の
打出部46を形成して、同打出部46をシール部材48の開口
に嵌合せしめることにより保持される。排水口45は、冷
蔵装置の使用中には図示しない蓋体により閉じられてい
るが、洗浄中には開いておくことができる。蓋体により
排水口45を閉じた場合、凹状の溝部66内に水を溜めてお
くことができる。 更に、第5図に示すように、トップカバー34の長手方向
に沿った一端には、引き戸11の上端を受け入れる2本の
レール部55が形成され、また、機械室3の後カバー8の
上端には引き戸11の下端をスライダ54を介して受け入れ
る2本のレール部53が形成されており、引き戸11はレー
ル部53、55に沿って左右(第5図においては紙面に垂直
の方向)に開閉できる。レール53は、底板23の上端に載
置され、安定的に支持されている。底板23の下端はL字
形に屈曲してそこに内側フロントガラス39の下端部をパ
ッキン41aを介して支持し、内側フロントガラス39の上
端部は、天板36とその固定部材42とによりパッキン41b
を介して支持されている。一方、外側フロントガラス38
の下端は断熱構造体21の下端にパッキン37aを介して支
持され、その上端はトップカバー34の長手方向に沿った
他端にパッキン37bを介して支持される。 尚、詳細には説明しないが、第3図及び第6図におい
て、符号59は冷却器室12を封止するシール部材、第4図
及び第6図において、符号60は冷却器室12から排水する
ための排水パイプ、第4図及び第7図において、符号62
は圧縮機16を取り付けるための取付板、第8図におい
て、符号63はシール部材をそれぞれ示している。
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、内側フロントガラス39
即ち仕切り壁側の底板23の端部分が、同底板23の他のど
の部分よりも高さが低くなるように凹状の溝部66となっ
ており、該溝部66内でフロントガラス39の下端部を支持
したので、フロントガラス39の下端部は、ほぼ溝部66の
深さ分だけ下方に下がり、透明なフロントガラス39の可
視面積が広がると共にフロントガラス下端部近傍の死角
もなくなり、内部の被陳列物を見易い冷蔵装置が提供さ
れる。 しかも、底板23は、陳列室2の後側から前側に向かって
下方に傾斜して延びており、その溝部66には、外部に連
通する蓋体付きの排水口45が形成されているので、洗浄
の際、陳列室内の洗浄水は水滴として付着することなく
容易に排水される。 また、使用中には、排水口45を閉じて溝部66内に水を溜
めておき、そこにパセリ、セロリ、胡瓜等の生鮮野菜を
入れておけば、その乾燥を防いで鮮度を長く保つことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による冷蔵装置を前側から見た斜視
図、第2図は、同冷蔵装置を後側から見た斜視図、第3
図は、第1図の冷蔵装置を長手方向に切断した垂直断面
図、第4図は第1図の冷蔵装置の機械室を長手方向に切
断した水平断面図、第5図、第6図、第7図及び第8図
は、それぞれ第4図のV−V線、VI-VI線、VII-VII線及
びVIII-VIII線に沿って示す断面図である。 1……冷蔵装置(ネタケース)、2……陳列室、23……
底板、39……仕切り壁(内側フロントガラス)、45……
排水口、66……凹状の溝部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前側にある透明の仕切り壁(39)と底板
    (23)とを備えた陳列室(2)を有する冷蔵装置(1)
    において、前記仕切り壁(39)側の前記底板(23)の端
    部分が同底板の他のどの部分よりも高さが低くなるよう
    に、前記底板(23)は前記陳列室(2)の後側から前側
    に向かって下方に傾斜して延びると共に、前記底板(2
    3)の前記端部分は凹状の溝部(66)となっており、該
    溝部(66)内で前記仕切り壁(39)の下端部を支持する
    と共に、該溝部(66)に蓋体付きの排水口(45)を設け
    たことを特徴とする冷蔵装置。
JP1989024753U 1989-03-06 1989-03-06 冷蔵装置 Expired - Lifetime JPH073258Y2 (ja)

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JP1989024753U JPH073258Y2 (ja) 1989-03-06 1989-03-06 冷蔵装置

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JPH02116681U JPH02116681U (ja) 1990-09-18
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05306878A (ja) * 1992-04-30 1993-11-19 Sanyo Electric Co Ltd 低温ショーケース
JP4790675B2 (ja) * 2007-08-02 2011-10-12 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5441768Y2 (ja) * 1975-07-15 1979-12-06
JPS6140212Y2 (ja) * 1981-04-10 1986-11-17

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