JPH07324701A - 冷媒加熱装置 - Google Patents

冷媒加熱装置

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JPH07324701A
JPH07324701A JP11894194A JP11894194A JPH07324701A JP H07324701 A JPH07324701 A JP H07324701A JP 11894194 A JP11894194 A JP 11894194A JP 11894194 A JP11894194 A JP 11894194A JP H07324701 A JPH07324701 A JP H07324701A
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JP
Japan
Prior art keywords
heating device
combustion gas
heat
refrigerant heating
fins
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11894194A
Other languages
English (en)
Inventor
Koitsu Akita
幸乙 秋田
Takeshi Arai
武 新井
Hisashi Kikuchi
久 菊池
Toshiteru Takahashi
敏輝 高橋
Kazuya Sugiyama
和也 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱交換部に対し均一な伝熱を及ぼす冷媒加熱
装置を提供する。 【構成】 バーナ部2と、このバーナ部2を臨ませた筒
形熱交換部4とよりなり、筒形熱交換部4の内面には複
数のフィン5が設けられている冷媒加熱装置において、
熱交換部の内部には複数枚のバッフル板7が燃焼ガスの
上流側にいくに従ってフィンとその隙間aが狭くなるよ
うに配設されているので、燃焼ガス通路6を立ち上ぼる
燃焼ガスの流れを上方に向けフィン側に沿うように流し
熱交換の熱量を増すものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は冷媒加熱式エアコンに
適した冷媒加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷媒加熱式エアコンにおける冷媒
加熱装置には、内部に複数枚の邪魔板で構成するバッフ
ル板を備えたものが知られている。このバッフル板は燃
焼ガスの熱を受熱面に伝えるように燃焼ガスの流れに抵
抗を作り、燃焼ガスと熱交換フィン部との熱交換が良好
に行われるようにするためのものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この燃焼ガス
は高温のため、バッフル板を複数枚にして分散して伝熱
させている。この時、燃焼ガスの高温は上流側(バーナ
部側)が高く、下流側へ行くに従って低くなっている。
この場合、同じ大きさのバッフル板を複数枚作ると、上
流側のバッフル板の熱量が多く、下流側のバッフル板は
熱量が少ないということになり、効率の面や冷媒・オイ
ルの耐熱性の面からも不都合であった。
【0004】本発明は上記実情に鑑み、この複数枚のバ
ッフル板の大きさを順次変えることにより、前記課題を
解決する冷媒加熱装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、バーナ部
と、このバーナ部を臨ませた筒形熱交換部とよりなり、
筒形熱交換部の内面には複数のフィンが設けられている
冷媒加熱装置において、熱交換部の内部には複数枚のバ
ッフル板が燃焼ガスの上流側にいくに従ってフィンとそ
の隙間が狭くなるように配設されているものである。
【0006】また、複数枚のバッフル板のうち、上流側
バッフル板の幅を狭幅とし、下流側バッフル板の幅を広
幅としている。
【0007】更に、複数枚のバッフル板中、最下位のバ
ッフル板を、バーナ部から立ち上ぼる火炎の手前位置に
設定する。
【0008】
【作用】上記のように、筒形熱交換部の内部となる燃焼
ガス通路に、複数枚のバッフル板を適宜間隔をおいて配
設すると共に、該複数枚のバッフル板の幅を上流側(バ
ーナ部側)の幅を狭く下流側の幅を広くし、バッフル板
とフィン(熱交壁面)とのすき間を下流側を大にし、上
流側を小さくするように設定したことにより、上流側の
高温の燃焼ガスはバッフル板とフィンとの隙間が広いた
め、流れが遅くなり、この部分での熱伝導率が低く抑え
られる。燃焼ガスの下流側ではバッフル板とフィンとの
隙間が狭くなるため、この部分では燃焼ガスの流れが早
く、熱伝導率が高められている。この結果、燃焼ガスの
上流側と下流側とで熱伝達の均一が図られることにな
り、熱交換部の全域を有効に活用して冷媒を加熱しつ
つ、部分的な過熱の心配もない。
【0009】
【実施例】図1乃至図5は本発明による暖房専用エアコ
ンの冷媒加熱装置の実施例を示すもので、1は下部にバ
ーナ部2を上部に伝熱管3を外周に装着した角筒形熱交
換部4を備えた冷媒加熱装置で、この角筒形熱交換部4
は内面となる熱交壁面にフィン5を多数個突設し、且つ
角筒内となる燃焼ガス通路6に複数枚(図示にあって3
枚)のバッフル板7を適宜間隔をもって仕切り敷設して
いる。この場合、複数枚のバッフル板7中、下方(上流
側)のバッフル板7aの幅を小さくし両側に位置したフ
ィン5とのすき間aを大きくし、中間のバッフル板7b
の幅は少し広くしてフィン5との隙間aを少し大きく
し、上方のバッフル板7cの幅は広くしフィン5との隙
間aを最小とし燃焼ガスの流路を絞る構成としている。
また、下方のバッフル板7aの取り付け位置は、バーナ
部2から立ち上ぼる火炎bの上方としている。また、室
外機A側の前記伝熱管3の一端には冷媒ポンプ8を接続
し、伝熱管3の他端には電磁弁9を経て室内機B側の放
熱器10に接続し、更に放熱器10の他端を前記冷媒ポ
ンプ8に戻る配管をし、全体として冷媒循環路を構成し
冷媒加熱式エアコンとしている(図1参照)。
【0010】いまこの作用を説明すると、この冷媒加熱
式エアコンの運転に当たって、先ず冷媒加熱装置1のバ
ーナ部2に臨む点火器11で点火しバーナノズル2aか
ら噴出する混合ガスに着火して所定の火炎bを生ずる。
【0011】ここにおいて、角筒形熱交換部4の燃焼ガ
ス通路6に立ち上ぼった火炎bからの燃焼ガスcは、先
ず燃焼ガス通路6の中間上方で通路に直交配設した複数
枚のバッフル板7中、下部のバッフル板7aに接衝し両
側に形成された熱交壁面となるフィン5とバッフル板7
aの隙間aへ迂回するように流れるが、この場合フィン
5とのすき間aが広く設定しているため、あまり流速が
高められることなく上昇し次段のバッフル板7bへと流
れる。即ち、下方のバッフル板7aでの高温の燃焼ガス
cの熱交壁面に対する放熱は少なく、次段のバッフル板
7bではすき間aが少し狭くなっているため、その分燃
焼ガスcは流速を上げて熱交壁面に接するようになり放
熱が増し、更にバッフル板7cでは隙間aが最小(図5
の図示にあっては、バッフル板7c端がフィン5に接す
る状態)となっているため、この部分では燃焼ガスcは
流速がさらに高められ、フィン5の溝部5aに回り込ん
で上昇するものとなり、熱交壁面に対する放熱が大きく
なる。
【0012】このことは、縦長配置の角筒型熱交換部4
の燃焼ガス通路6にあって、燃焼ガスは下方が高温で上
方に向け温度が下がってきても、熱伝導率が大きくなる
ため、実質的に熱交壁面全域にて同等な放熱が行われる
結果となり、角筒形熱交換部4の外周の伝熱管3内を流
れる冷媒を部分的に過熱することがなくなる。
【0013】なお、この伝熱管3の加熱で冷媒液がガス
化され、このガス冷媒を室内機Bの放熱器10で熱交換
して放熱させ暖房を行う。この後、放熱器10を経て液
化された冷媒が電磁ポンプ8に戻る冷媒流路を取る。
【0014】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、冷媒
加熱装置は熱交換部の燃焼ガス通路に複数枚のバッフル
板を、燃焼ガスの上流側から下流側に従ってフィン(熱
交壁面)との隙間を狭くなるように設定することで、上
流側でのバッフル板による熱交換と、下流側でのバッフ
ル板による熱交換の熱量が同じようになり、部分的な過
熱を防止でき、冷媒・オイル等の耐久性や性能の向上が
得れれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷媒加熱装置を備えた冷媒加熱式
エアコンの実施例を示す構成図である。
【図2】冷媒加熱装置の平面図である。
【図3】冷媒加熱装置の一部切り欠き正面図である。
【図4】冷媒加熱装置の側面図である。
【図5】同熱交換部における燃焼ガスの流れを示す説明
図である。
【符号の説明】
1 冷媒加熱装置 2 バーナ部 4 筒形熱交換部 5 フィン 6 燃焼ガス通路 7 バッフル板 a 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 敏輝 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 杉山 和也 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナ部と、このバーナ部を臨ませた筒
    形熱交換部とよりなり、筒形熱交換部の内面には複数の
    フィンが設けられている冷媒加熱装置において、熱交換
    部の内部には複数枚のバッフル板が燃焼ガスの上流側に
    いくに従ってフィンとその隙間が狭くなるように配設さ
    れていることを特徴とする冷媒加熱装置。
  2. 【請求項2】 バーナ部と、このバーナ部を臨ませた筒
    形熱交換部とよりなり、筒形熱交換部の内面には複数の
    フィンが設けられている冷媒加熱装置において、熱交換
    部の内部には複数枚のバッフル板が燃焼ガスの上流側に
    いくに従ってフィンとその隙間が狭くなるように配設さ
    れ、且つ、複数枚のバッフル板が、上流側バッフル板の
    幅を狭幅とし、下流側バッフル板の幅を広幅としてなる
    ことを特徴とする冷媒加熱装置。
  3. 【請求項3】 バーナ部と、このバーナ部を臨ませた筒
    形熱交換部とよりなり、筒形熱交換部の内面には複数の
    フィンが設けられている冷媒加熱装置において、熱交換
    部の内部には複数枚のバッフル板が燃焼ガスの上流側に
    いくに従ってフィンとその隙間が狭くなるように配設さ
    れ、且つ、複数枚のバッフル板中、最下位のバッフル板
    を、バーナ部から立ち上ぼる火炎の手前位置に設定する
    ことを特徴とする冷媒加熱装置。
JP11894194A 1994-05-31 1994-05-31 冷媒加熱装置 Withdrawn JPH07324701A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11894194A JPH07324701A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 冷媒加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11894194A JPH07324701A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 冷媒加熱装置

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Publication Number Publication Date
JPH07324701A true JPH07324701A (ja) 1995-12-12

Family

ID=14749029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11894194A Withdrawn JPH07324701A (ja) 1994-05-31 1994-05-31 冷媒加熱装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20040223