JPH07324657A - V型エンジンの吸気装置 - Google Patents
V型エンジンの吸気装置Info
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- JPH07324657A JPH07324657A JP14333895A JP14333895A JPH07324657A JP H07324657 A JPH07324657 A JP H07324657A JP 14333895 A JP14333895 A JP 14333895A JP 14333895 A JP14333895 A JP 14333895A JP H07324657 A JPH07324657 A JP H07324657A
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- intake
- surge tank
- bank
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- independent intake
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】エンジン全体を低くしつつ、独立吸気管のうち
サ−ジタンク付近部分の上下方向の剛性を十分確保す
る。 【構成】一方のバンク3の上方にサ−ジタンク11が配
設され、各吸気ポ−ト8に連なる独立吸気管10a、1
0bが、サ−ジタンク11のうちVバンク空間A側の側
面に接続されている。各独立吸気管10a、10bは、
サ−ジタンク11付近が、クランク軸方向に並列となる
ように配設されて、互いに上下方向には大きくずれない
ようにされている。各独立吸気管10a、10bの断面
形状は、サ−ジタンク11への接続部分が上下方向に長
い楕円形状とされ、サ−ジタンク11から中間部分にか
けては楕円形状から真円形状へと徐々に変化され、中間
部分から吸気ポ−ト8にかけては真円形状とされてい
る。
サ−ジタンク付近部分の上下方向の剛性を十分確保す
る。 【構成】一方のバンク3の上方にサ−ジタンク11が配
設され、各吸気ポ−ト8に連なる独立吸気管10a、1
0bが、サ−ジタンク11のうちVバンク空間A側の側
面に接続されている。各独立吸気管10a、10bは、
サ−ジタンク11付近が、クランク軸方向に並列となる
ように配設されて、互いに上下方向には大きくずれない
ようにされている。各独立吸気管10a、10bの断面
形状は、サ−ジタンク11への接続部分が上下方向に長
い楕円形状とされ、サ−ジタンク11から中間部分にか
けては楕円形状から真円形状へと徐々に変化され、中間
部分から吸気ポ−ト8にかけては真円形状とされてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はV型エンジンの吸気装置
に関し、より詳しくは吸気系にサ−ジタンクを備えたも
のに関する。
に関し、より詳しくは吸気系にサ−ジタンクを備えたも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、共鳴等の吸気の動的効果を利用し
て充填効率を高めることが注目されている。このような
吸気装置においては、各気筒毎に個々独立して接続され
る独立吸気管の上流端にサ−ジタンクを接続して、吸気
通路に吸気拡大室を形成すると共に上記独立吸気管の管
長を長く設定するのが一般的である。
て充填効率を高めることが注目されている。このような
吸気装置においては、各気筒毎に個々独立して接続され
る独立吸気管の上流端にサ−ジタンクを接続して、吸気
通路に吸気拡大室を形成すると共に上記独立吸気管の管
長を長く設定するのが一般的である。
【0003】一の気筒群(一のバンク)と他の気筒群
(他のバンク)とをV型に配置した、いわゆるV型エン
ジンにおいて、独立吸気通路を長くとる手法として、米
国特許第2,845,912号明細書に示すように、一
方のバンクの上方にサ−ジタンクを配設して、サ−ジタ
ンクの上面から上記一方のバンク用の独立吸気管を延出
させ、サ−ジタンクの下部付近から他のバンク用の独立
吸気管を延出させたものとなっている。そして、上記一
方のバンク用の独立吸気管は、全体として上に凸となる
ように円弧状とされ、他方バンク用の独立吸気管はほぼ
直線的とされている。
(他のバンク)とをV型に配置した、いわゆるV型エン
ジンにおいて、独立吸気通路を長くとる手法として、米
国特許第2,845,912号明細書に示すように、一
方のバンクの上方にサ−ジタンクを配設して、サ−ジタ
ンクの上面から上記一方のバンク用の独立吸気管を延出
させ、サ−ジタンクの下部付近から他のバンク用の独立
吸気管を延出させたものとなっている。そして、上記一
方のバンク用の独立吸気管は、全体として上に凸となる
ように円弧状とされ、他方バンク用の独立吸気管はほぼ
直線的とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記米国特許第2,8
45,912号明細書に記載のものにあっては、上記一
方のバンク用の独立吸気管がサ−ジタンク上面から伸び
ているのに加えて、サ−ジタンク付近で上方に凸となる
ように湾曲しており、また他方バンク用の独立吸気管が
サ−ジタンクとこの下にある一方側バンクとの間を少な
からず通るように配設されるため、サ−ジタンクと一方
側バンクとの上下方向間隔もある程度大きく確保する必
要があり、エンジン全体としてかなり高さの高いものと
なってしまう。
45,912号明細書に記載のものにあっては、上記一
方のバンク用の独立吸気管がサ−ジタンク上面から伸び
ているのに加えて、サ−ジタンク付近で上方に凸となる
ように湾曲しており、また他方バンク用の独立吸気管が
サ−ジタンクとこの下にある一方側バンクとの間を少な
からず通るように配設されるため、サ−ジタンクと一方
側バンクとの上下方向間隔もある程度大きく確保する必
要があり、エンジン全体としてかなり高さの高いものと
なってしまう。
【0005】また、前記米国特許第2,845,912
号明細書に示すように、一方のバンクの上方にサ−ジタ
ンクを配設して、独立吸気管により当該サ−ジタンクと
吸気ポ−トとを接続する場合、独立吸気管は、サ−ジタ
ンクへの接続部分から横方向に伸びる部分がかなりの長
さ必要となり、この部分の剛性特に上下方向の剛性が要
求されることになる。とりわけ、独立吸気管の上流端に
かなりの重量物となるサ−ジタンクが接続される場合
は、独立吸気管によってサ−ジタンクが片持ち式に支持
されることになるので、独立吸気管のうち上記横方向に
伸びる部分には大きな曲げ力が作用することとなり、上
下方向の剛性確保がより一層重要となる。そして、上記
横方向に伸びる部分の上下方向の剛性を、独立吸気管の
重量を大幅に増大させることなくいかに確保するかが問
題となる。
号明細書に示すように、一方のバンクの上方にサ−ジタ
ンクを配設して、独立吸気管により当該サ−ジタンクと
吸気ポ−トとを接続する場合、独立吸気管は、サ−ジタ
ンクへの接続部分から横方向に伸びる部分がかなりの長
さ必要となり、この部分の剛性特に上下方向の剛性が要
求されることになる。とりわけ、独立吸気管の上流端に
かなりの重量物となるサ−ジタンクが接続される場合
は、独立吸気管によってサ−ジタンクが片持ち式に支持
されることになるので、独立吸気管のうち上記横方向に
伸びる部分には大きな曲げ力が作用することとなり、上
下方向の剛性確保がより一層重要となる。そして、上記
横方向に伸びる部分の上下方向の剛性を、独立吸気管の
重量を大幅に増大させることなくいかに確保するかが問
題となる。
【0006】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、吸気ポ−トとサ−ジタンクとを独立吸気管
でもって接続してなるV型エンジンにおいて、エンジン
全体としての高さを低くでき、かつ独立吸気管の重量を
大きく増加させることなく当該独立吸気管のうちサ−ジ
タンク付近での上下方向の剛性を十分確保できるように
したV型エンジンの吸気装置を提供することにある。
れたもので、吸気ポ−トとサ−ジタンクとを独立吸気管
でもって接続してなるV型エンジンにおいて、エンジン
全体としての高さを低くでき、かつ独立吸気管の重量を
大きく増加させることなく当該独立吸気管のうちサ−ジ
タンク付近での上下方向の剛性を十分確保できるように
したV型エンジンの吸気装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明にあっては次のような構成としてある。すな
わち、左右バンクに形成された吸気ポ−トがそれぞれV
バンク空間に開口されたV型エンジンにおいて、一方の
バンクの上方に、サ−ジタンクが配設され、前記サ−ジ
タンクと各吸気ポ−トとを個々独立して接続する独立吸
気通路を構成する独立吸気管が、該サ−ジタンクのVバ
ンク空間側の側面からVバンク空間側へ向けて伸びるよ
うに、かつ該サ−ジタンク付近において互いにクランク
軸方向に並列となるように配設され、前記独立吸気管の
断面形状が、前記サ−ジタンクへの接続部分においては
上下方向に長軸とされた楕円形状とされると共に、該サ
−ジタンクから吸気ポ−トへ至る途中で真円形状となる
ように設定されている、ような構成としてある。
め、本発明にあっては次のような構成としてある。すな
わち、左右バンクに形成された吸気ポ−トがそれぞれV
バンク空間に開口されたV型エンジンにおいて、一方の
バンクの上方に、サ−ジタンクが配設され、前記サ−ジ
タンクと各吸気ポ−トとを個々独立して接続する独立吸
気通路を構成する独立吸気管が、該サ−ジタンクのVバ
ンク空間側の側面からVバンク空間側へ向けて伸びるよ
うに、かつ該サ−ジタンク付近において互いにクランク
軸方向に並列となるように配設され、前記独立吸気管の
断面形状が、前記サ−ジタンクへの接続部分においては
上下方向に長軸とされた楕円形状とされると共に、該サ
−ジタンクから吸気ポ−トへ至る途中で真円形状となる
ように設定されている、ような構成としてある。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、サ−ジタンクのうちV
バンク空間側の側面に各独立吸気管を接続し、かつ各独
立吸気管同士がサ−ジタンク付近において互いにクラン
ク軸方向に並列となるように配設してあるので、サ−ジ
タンクの上方や下方に独立吸気管の余分な配設スペ−ス
を確保する必要がないので、エンジン全体としての高さ
を低くすることができる。
バンク空間側の側面に各独立吸気管を接続し、かつ各独
立吸気管同士がサ−ジタンク付近において互いにクラン
ク軸方向に並列となるように配設してあるので、サ−ジ
タンクの上方や下方に独立吸気管の余分な配設スペ−ス
を確保する必要がないので、エンジン全体としての高さ
を低くすることができる。
【0009】また、各独立吸気管の断面形状を、サ−ジ
タンク接続部分は上方へ長軸とされた楕円形状とし、か
つサ−ジタンクから吸気ポ−トへ至る途中で真円形状と
なるようにしてあるので、独立吸気管のうちサ−ジタン
ク付近で横方向に伸びる部分の上下方向の剛性を肉厚増
大というような重量増加を行うことなしに大きくするこ
とができる。
タンク接続部分は上方へ長軸とされた楕円形状とし、か
つサ−ジタンクから吸気ポ−トへ至る途中で真円形状と
なるようにしてあるので、独立吸気管のうちサ−ジタン
ク付近で横方向に伸びる部分の上下方向の剛性を肉厚増
大というような重量増加を行うことなしに大きくするこ
とができる。
【0010】なお、独立吸気管の下流端の断面形状つま
り吸気ポ−トの形状を、サ−ジタンクへの接続部分と同
様に上下方向に長い楕円形状のままとした場合は、吸気
ポ−トが形成されるシリンダヘッドの高さが高いものと
なってしまい、エンジンの高さを低くするという観点か
ら好ましくないものとなってしまう。
り吸気ポ−トの形状を、サ−ジタンクへの接続部分と同
様に上下方向に長い楕円形状のままとした場合は、吸気
ポ−トが形成されるシリンダヘッドの高さが高いものと
なってしまい、エンジンの高さを低くするという観点か
ら好ましくないものとなってしまう。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。第2図において、1はエンジン本体で、このエン
ジン本体1は自動車の車体前部に設けられたエンジンル
−ムR内に、その出力軸が車幅方向に伸びるように搭載
されている。換言すれば、エンジン本体1は、いわゆる
横置きとされている。そして、エンジン本体1は、ここ
では、6気筒V型エンジンとされ、前方側バンク2と後
方側バンク3とを構成する各気筒群は、夫々、点火時期
の隣り合わない気筒群で構成されて、これら各気筒4に
は、ピストン5によって形成される燃焼室6に臨ませて
点火プラグ(図示省略)が配設されている。
する。第2図において、1はエンジン本体で、このエン
ジン本体1は自動車の車体前部に設けられたエンジンル
−ムR内に、その出力軸が車幅方向に伸びるように搭載
されている。換言すれば、エンジン本体1は、いわゆる
横置きとされている。そして、エンジン本体1は、ここ
では、6気筒V型エンジンとされ、前方側バンク2と後
方側バンク3とを構成する各気筒群は、夫々、点火時期
の隣り合わない気筒群で構成されて、これら各気筒4に
は、ピストン5によって形成される燃焼室6に臨ませて
点火プラグ(図示省略)が配設されている。
【0012】上記燃焼室6には、吸気弁7によって開閉
される吸気ポ−ト8が開口され、この吸気ポ−ト8の入
口8aは各バンク2(3)共に、バンク2と3とで挟ま
れたVバンク空間Aに向けて開口されている。そして各
吸気ポ−ト8に連通する独立吸気通路9は個々独立した
独立吸気管10によって形成され、これら独立吸気通路
10は後方側バンク3の上方に配置されたサ−ジタンク
11に接続されている。
される吸気ポ−ト8が開口され、この吸気ポ−ト8の入
口8aは各バンク2(3)共に、バンク2と3とで挟ま
れたVバンク空間Aに向けて開口されている。そして各
吸気ポ−ト8に連通する独立吸気通路9は個々独立した
独立吸気管10によって形成され、これら独立吸気通路
10は後方側バンク3の上方に配置されたサ−ジタンク
11に接続されている。
【0013】サ−ジタンク11は、後に詳しく説明する
ように、その内部が仕切壁12によって、上下に上吸気
拡大室13と下吸気拡大室14とに仕切られている。上
吸気拡大室13は後方側バンク3用とされて、この上吸
気拡大室13と後方側バンク3とを接続する後方側バン
ク用独立吸気管10aは、吸気ポ−ト8側から、後方側
バンク3から遠のく方向、つまり斜前方に延びた後略1
80度反転し、ボンネットラインBに沿って後方に延び
て、最終的にサ−ジタンク11のVバンク空間A側の側
面に連なっている形状とされている。
ように、その内部が仕切壁12によって、上下に上吸気
拡大室13と下吸気拡大室14とに仕切られている。上
吸気拡大室13は後方側バンク3用とされて、この上吸
気拡大室13と後方側バンク3とを接続する後方側バン
ク用独立吸気管10aは、吸気ポ−ト8側から、後方側
バンク3から遠のく方向、つまり斜前方に延びた後略1
80度反転し、ボンネットラインBに沿って後方に延び
て、最終的にサ−ジタンク11のVバンク空間A側の側
面に連なっている形状とされている。
【0014】一方、上記下吸気拡大室14は前方側バン
ク2用とされて、この下吸気拡大室14と前方側バンク
2とを接続する前方側バンク用独立吸気通路10bは、
吸気ポ−ト8側から、前方側バンク2から遠のく方向、
つまり斜後方に延びたのち、そのまま、大きな曲がりで
斜下方に向けて延びて、最終的にサ−ジタンク11のV
バンク空間A側の側面に連なる形状とされている。
ク2用とされて、この下吸気拡大室14と前方側バンク
2とを接続する前方側バンク用独立吸気通路10bは、
吸気ポ−ト8側から、前方側バンク2から遠のく方向、
つまり斜後方に延びたのち、そのまま、大きな曲がりで
斜下方に向けて延びて、最終的にサ−ジタンク11のV
バンク空間A側の側面に連なる形状とされている。
【0015】各独立吸気管10a、10bは、サ−ジタ
ンク11付近において、各バンクの気筒配列方向つまり
クランク軸方向に互いに並列とされている。つまり、独
立吸気管10aと10bとは、サ−ジタンク11付近に
おいては上下方向に大きくずれないように配設されてい
る。
ンク11付近において、各バンクの気筒配列方向つまり
クランク軸方向に互いに並列とされている。つまり、独
立吸気管10aと10bとは、サ−ジタンク11付近に
おいては上下方向に大きくずれないように配設されてい
る。
【0016】また、両独立吸気管10(10a、10
b)は共に、その独立吸気通路9の上流端における通路
断面、すなわち、図1に示すように、各吸気拡大室1
3、14の吸気出口ポ−ト15、16の形状が楕円とさ
れ、その長軸lは上下に延びるようにされている。そし
て、独立吸気通路9の中間部から下流端に至る通路の断
面は、図4に示すように、真円形状とされ、この中間部
から上記吸気出口ポ−ト15、16までの間は、吸気出
口ポ−ト15、16から下流に向かうに従って楕円から
徐々に真円に近づく形状とされている。
b)は共に、その独立吸気通路9の上流端における通路
断面、すなわち、図1に示すように、各吸気拡大室1
3、14の吸気出口ポ−ト15、16の形状が楕円とさ
れ、その長軸lは上下に延びるようにされている。そし
て、独立吸気通路9の中間部から下流端に至る通路の断
面は、図4に示すように、真円形状とされ、この中間部
から上記吸気出口ポ−ト15、16までの間は、吸気出
口ポ−ト15、16から下流に向かうに従って楕円から
徐々に真円に近づく形状とされている。
【0017】上記サ−ジタンク11の上吸気拡大室13
に開口する上吸気出口ポ−ト15と、下吸気拡大室14
の開口する下吸気出口ポ−ト16とは、図1に示すよう
に、互いに並列に配列されている。そして、これら吸気
出口ポ−ト15、16は互い違いに配列されて、互いに
その一部が他の吸気出口ポ−ト15(16)の間に位置
するようにされている。このような吸気出口ポ−ト1
5、16の配置に対応して、上記仕切壁12は、各吸気
出口ポ−ト15、16の周縁に接する状態の波板状とさ
れている。
に開口する上吸気出口ポ−ト15と、下吸気拡大室14
の開口する下吸気出口ポ−ト16とは、図1に示すよう
に、互いに並列に配列されている。そして、これら吸気
出口ポ−ト15、16は互い違いに配列されて、互いに
その一部が他の吸気出口ポ−ト15(16)の間に位置
するようにされている。このような吸気出口ポ−ト1
5、16の配置に対応して、上記仕切壁12は、各吸気
出口ポ−ト15、16の周縁に接する状態の波板状とさ
れている。
【0018】サ−ジタンク11には、また、仕切壁12
の一端部に、上下の吸気拡大室13、14を連通する連
通孔17が形成され、この連通孔17には開閉弁18が
設けられている。開閉弁18はエンジン高回転域で開と
されて、この結果、連通孔17によりエンジン高回転域
おける共鳴同調条件が形成される。また、上下の吸気拡
大室13、14を連通させるものとして、上記連通孔1
7の他に、第3図にも示すように、長い連通路19がサ
−ジタンク11の前部に設けられ、この連通路19によ
って、エンジン低回転域における共鳴同調条件を形成す
るようにされている。
の一端部に、上下の吸気拡大室13、14を連通する連
通孔17が形成され、この連通孔17には開閉弁18が
設けられている。開閉弁18はエンジン高回転域で開と
されて、この結果、連通孔17によりエンジン高回転域
おける共鳴同調条件が形成される。また、上下の吸気拡
大室13、14を連通させるものとして、上記連通孔1
7の他に、第3図にも示すように、長い連通路19がサ
−ジタンク11の前部に設けられ、この連通路19によ
って、エンジン低回転域における共鳴同調条件を形成す
るようにされている。
【0019】尚、図1中、符号20は二連吸気管で、そ
の上流端にはスロットルボデイが接続されるようになっ
ている。また、第2図中、符号21は燃料噴射弁であ
る。
の上流端にはスロットルボデイが接続されるようになっ
ている。また、第2図中、符号21は燃料噴射弁であ
る。
【0020】以上のように、サ−ジタンク11の内部に
上下に上吸気拡大室13と下吸気拡大室14とが形成さ
れ、これら各吸気拡大室13、14は、夫々、点火時期
の隣り合わない気筒群に連通されるているため、吸気干
渉によって吸気の動的効果が弱められることを防止する
ことができる。
上下に上吸気拡大室13と下吸気拡大室14とが形成さ
れ、これら各吸気拡大室13、14は、夫々、点火時期
の隣り合わない気筒群に連通されるているため、吸気干
渉によって吸気の動的効果が弱められることを防止する
ことができる。
【0021】前述の説明から明らかなように、サ−ジタ
ンク11のうちVバンク空間A側の側面に各独立吸気管
10を接続し、かつ各独立吸気管10同士がサ−ジタン
ク11付近において互いにクランク軸方向に並列となる
ように配設してあるので、サ−ジタンク11の上方や下
方に独立吸気管10の余分な配設スペ−スを確保する必
要がないので、エンジン全体としての高さを低くするこ
とができる。
ンク11のうちVバンク空間A側の側面に各独立吸気管
10を接続し、かつ各独立吸気管10同士がサ−ジタン
ク11付近において互いにクランク軸方向に並列となる
ように配設してあるので、サ−ジタンク11の上方や下
方に独立吸気管10の余分な配設スペ−スを確保する必
要がないので、エンジン全体としての高さを低くするこ
とができる。
【0022】また、各独立吸気管10の断面形状を、サ
−ジタンク11への接続部分は上方へ長軸とされた楕円
形状とし、かつサ−ジタンク11から吸気ポ−ト8へ至
る途中で真円形状となるようにしてあるので、独立吸気
管10のうちサ−ジタンク11付近で横方向に伸びる部
分の上下方向の剛性を肉厚増大というような重量増加を
行うことなしに大きくすることができる。
−ジタンク11への接続部分は上方へ長軸とされた楕円
形状とし、かつサ−ジタンク11から吸気ポ−ト8へ至
る途中で真円形状となるようにしてあるので、独立吸気
管10のうちサ−ジタンク11付近で横方向に伸びる部
分の上下方向の剛性を肉厚増大というような重量増加を
行うことなしに大きくすることができる。
【0023】なお、独立吸気管10の下流端の断面形状
つまり吸気ポ−ト8の形状を、サ−ジタンク11への接
続部分と同様に上下方向に長い楕円形状のままとした場
合は、吸気ポ−ト8が形成されるシリンダヘッドの高さ
が高いものとなってしまい、エンジンの高さを低くする
という観点から好ましくないものとなってしまう。
つまり吸気ポ−ト8の形状を、サ−ジタンク11への接
続部分と同様に上下方向に長い楕円形状のままとした場
合は、吸気ポ−ト8が形成されるシリンダヘッドの高さ
が高いものとなってしまい、エンジンの高さを低くする
という観点から好ましくないものとなってしまう。
【0024】ここで、サ−ジタンク11内に上下の吸気
拡大室13、14を形成したことに伴なう、サ−ジタン
ク11の高さ寸法の増大は、上吸気出口ポ−ト14と下
吸気出口ポ−ト16とを、互いに、その一部が他の吸気
出口ポ−トの間に入り込むように配置されているため、
少なくとも、この入り込んだ分だけより一層小さく抑え
ることができる。
拡大室13、14を形成したことに伴なう、サ−ジタン
ク11の高さ寸法の増大は、上吸気出口ポ−ト14と下
吸気出口ポ−ト16とを、互いに、その一部が他の吸気
出口ポ−トの間に入り込むように配置されているため、
少なくとも、この入り込んだ分だけより一層小さく抑え
ることができる。
【0025】加えて、各吸気出口ポ−ト15、16の形
状が楕円状とされているため、その実断面が大きなもの
とされて通路抵抗の低減が図られることとなるが、その
長軸lの延びる方向を上下としたことに伴うサ−ジタン
ク11の高さ寸法の増大が上記上下の吸気出口ポ−ト1
5、16の配置によって小さく抑えることができる。勿
論、各吸気出口ポ−ト15、16の短軸が横方向とされ
るため、吸気出口ポ−ト15(16)の横並びを小さく
採ることが可能とされ、この結果サ−ジタンク11の長
さ寸法を小さくすることができる。
状が楕円状とされているため、その実断面が大きなもの
とされて通路抵抗の低減が図られることとなるが、その
長軸lの延びる方向を上下としたことに伴うサ−ジタン
ク11の高さ寸法の増大が上記上下の吸気出口ポ−ト1
5、16の配置によって小さく抑えることができる。勿
論、各吸気出口ポ−ト15、16の短軸が横方向とされ
るため、吸気出口ポ−ト15(16)の横並びを小さく
採ることが可能とされ、この結果サ−ジタンク11の長
さ寸法を小さくすることができる。
【0026】図5、図6は、本発明の第2実施例を示す
もので、本実施例の説明において上記第1実施例と同一
の要素には同一符号を付すことによりその説明を省略
し、以下に、本実施例の特徴部分についてのみ説明を加
えることとする。図5、図6に示すように、各バンク用
独立吸気管10a、10bは、その上流側部分において
同一平面内に並置するようにされ、当該部分の上部に第
2のサ−ジタンク30が設けられて、この第2のサ−ジ
タンク30の内部空間と各独立吸気通路9とは、連通孔
31を介して連通され、この連通路31には開閉弁32
が設けられている。開閉弁32は上記高回転領域で開と
され、この結果連通孔31によりエンジン高回転域にお
ける共鳴同調条件が形成される。尚、図5、図6におい
ては図示を省略したが、前記第1実施例と同様にサ−ジ
タンク11には、連通孔17、開閉弁18、連通路19
が設けられており、この結果、エンジン低回転域では前
記連通路19によって共鳴同調条件が形成され、エンジ
ン中回転域では前記連通孔17によって、共鳴の同調条
件が形成され、エンジン高回転域では上述したように上
記連通孔31によって共鳴同調条件が形成される。
もので、本実施例の説明において上記第1実施例と同一
の要素には同一符号を付すことによりその説明を省略
し、以下に、本実施例の特徴部分についてのみ説明を加
えることとする。図5、図6に示すように、各バンク用
独立吸気管10a、10bは、その上流側部分において
同一平面内に並置するようにされ、当該部分の上部に第
2のサ−ジタンク30が設けられて、この第2のサ−ジ
タンク30の内部空間と各独立吸気通路9とは、連通孔
31を介して連通され、この連通路31には開閉弁32
が設けられている。開閉弁32は上記高回転領域で開と
され、この結果連通孔31によりエンジン高回転域にお
ける共鳴同調条件が形成される。尚、図5、図6におい
ては図示を省略したが、前記第1実施例と同様にサ−ジ
タンク11には、連通孔17、開閉弁18、連通路19
が設けられており、この結果、エンジン低回転域では前
記連通路19によって共鳴同調条件が形成され、エンジ
ン中回転域では前記連通孔17によって、共鳴の同調条
件が形成され、エンジン高回転域では上述したように上
記連通孔31によって共鳴同調条件が形成される。
【0027】このような第2のサ−ジタンク30及び連
通孔31において、第2のサ−ジタンク30もまたその
内部が仕切壁33によって2つの吸気拡大室34と35
とが形成されて、一方の吸気拡大室34が前方側バンク
用とされ、他方の吸気拡大室35が後方側バンク用とさ
れている。
通孔31において、第2のサ−ジタンク30もまたその
内部が仕切壁33によって2つの吸気拡大室34と35
とが形成されて、一方の吸気拡大室34が前方側バンク
用とされ、他方の吸気拡大室35が後方側バンク用とさ
れている。
【0028】このように、第2のサ−ジタンク30にお
いても、点火時期の隣り合わない気筒群毎に、個々独立
した吸気拡大室34、35が設けられているため、第1
のサ−ジタンク11と同様に吸気干渉による吸気の動的
効果が弱められることを防止することが可能とされる。
そして、連通孔31は、独立吸気管10の並び方向に一
列に配列され、これに対応して仕切壁33は各連通孔3
1の周縁に接する状態の波板形状とされている。
いても、点火時期の隣り合わない気筒群毎に、個々独立
した吸気拡大室34、35が設けられているため、第1
のサ−ジタンク11と同様に吸気干渉による吸気の動的
効果が弱められることを防止することが可能とされる。
そして、連通孔31は、独立吸気管10の並び方向に一
列に配列され、これに対応して仕切壁33は各連通孔3
1の周縁に接する状態の波板形状とされている。
【0029】このような構成とすることにより、第2の
サ−ジタンクの内部には無駄な空間を生ずることなく2
つの吸気拡大室34、35が形成されることとなり、こ
の結果第2のサ−ジタンク30の大きさを必要最小限と
することができる。
サ−ジタンクの内部には無駄な空間を生ずることなく2
つの吸気拡大室34、35が形成されることとなり、こ
の結果第2のサ−ジタンク30の大きさを必要最小限と
することができる。
【0030】ここで、一方のバンクの上方に吸気拡大室
13、14を有する第1サ−ジタンク11が配設される
が、本発明でいう『一方のバンクの上方』とは、『Vバ
ンク空間Aよりも一方のバンク側へ片寄った位置で、か
つ一方のバンクの上面よりも上方に位置すること』を意
味するものであり、第2図に示すようにサ−ジタンク1
1のほぼ全体が一方のバンクの上面の直上方に位置して
いる場合は勿論のこと、第6図に示すように吸気拡大室
13、14を有するサ−ジタンクのほぼ全部が一方のバ
ンクの上面の直上方にない場合(一方のバンクの上面の
直上方からずれた位置にある場合)をも含むものであ
る。
13、14を有する第1サ−ジタンク11が配設される
が、本発明でいう『一方のバンクの上方』とは、『Vバ
ンク空間Aよりも一方のバンク側へ片寄った位置で、か
つ一方のバンクの上面よりも上方に位置すること』を意
味するものであり、第2図に示すようにサ−ジタンク1
1のほぼ全体が一方のバンクの上面の直上方に位置して
いる場合は勿論のこと、第6図に示すように吸気拡大室
13、14を有するサ−ジタンクのほぼ全部が一方のバ
ンクの上面の直上方にない場合(一方のバンクの上面の
直上方からずれた位置にある場合)をも含むものであ
る。
【図1】サ−ジタンク内の上吸気拡大室と下吸気拡大室
とに開口する各吸気出口ポ−トの配置を示し、図3にお
けるI−I線相当断面図。
とに開口する各吸気出口ポ−トの配置を示し、図3にお
けるI−I線相当断面図。
【図2】サ−ジタンクの配置を示すエンジン全体図。
【図3】サ−ジタンク及び独立吸気管の一部の断面図。
【図4】独立吸気管内の通路断面形状を示し、図3にお
けるIV−IV線相当断面図、
けるIV−IV線相当断面図、
【図5】本発明の第2実施例を示すもので、第2のサ−
ジタンクを分解して示す要部斜視図。
ジタンクを分解して示す要部斜視図。
【図6】第2のサ−ジタンク及び独立吸気管の一部の断
面図である。
面図である。
1:エンジン本体1 2:前方側バンク 3:後方側バンク 9:独立吸気通路 10:独立吸気管 11:サ−ジタンク 12:仕切壁 13:上吸気拡大室 14:下吸気拡大室 15:上吸気出口ポ−ト 16:下吸気出口ポ−ト R:エンジンル−ム B:ボンネットライン
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 35/10 102 Q (72)発明者 丸山 早百合 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 黒川 敏数 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】左右バンクに形成された吸気ポ−トがそれ
ぞれVバンク空間に開口されたV型エンジンにおいて、 一方のバンクの上方に、サ−ジタンクが配設され、 前記サ−ジタンクと各吸気ポ−トとを個々独立して接続
する独立吸気通路を構成する独立吸気管が、該サ−ジタ
ンクのVバンク空間側の側面からVバンク空間側へ向け
て伸びるように、かつ該サ−ジタンク付近において互い
にクランク軸方向に並列となるように配設され、 前記独立吸気管の断面形状が、前記サ−ジタンクへの接
続部分においては上下方向に長軸とされた楕円形状とさ
れると共に、該サ−ジタンクから吸気ポ−トへ至る途中
で真円形状となるように設定されている、ことを特徴と
するV型エンジンの吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14333895A JP2501022B2 (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | V型エンジンの吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14333895A JP2501022B2 (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | V型エンジンの吸気装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62012519A Division JPH0811949B2 (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 | V型エンジンの吸気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07324657A true JPH07324657A (ja) | 1995-12-12 |
JP2501022B2 JP2501022B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=15336470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14333895A Expired - Lifetime JP2501022B2 (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | V型エンジンの吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501022B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7444974B2 (en) | 2005-07-11 | 2008-11-04 | Nissan Motor Co., Ltd. | Internal combustion engine intake device |
-
1995
- 1995-06-09 JP JP14333895A patent/JP2501022B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7444974B2 (en) | 2005-07-11 | 2008-11-04 | Nissan Motor Co., Ltd. | Internal combustion engine intake device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2501022B2 (ja) | 1996-05-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |