JPH07324100A - アポリポタンパク質(a)の免疫反応性ペプチド - Google Patents

アポリポタンパク質(a)の免疫反応性ペプチド

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JPH07324100A
JPH07324100A JP6318892A JP31889294A JPH07324100A JP H07324100 A JPH07324100 A JP H07324100A JP 6318892 A JP6318892 A JP 6318892A JP 31889294 A JP31889294 A JP 31889294A JP H07324100 A JPH07324100 A JP H07324100A
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peptide
apo
antibody
sequence
amino acid
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JP6318892A
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W C Taddei-Peters
ウエンデイ・キヤサリン・タデイ−ピーターズ
Sandra M Butler
サンドラ・マリー・バトラー
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Akzo Nobel NV
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 抗アポリポタンパク質(a)抗体に対して免
疫反応性のペプチド、モノクローナル及びポリクローナ
ル抗体の誘発におけるその使用、イムノアッセイにおけ
るその使用、並びに核酸技術でプローブ及びプライマー
として有用なその対応するオリゴヌクレオチドを提供す
る。 【構成】 ヒト及び旧世界ザルアポリポタンパク質
(a)(apo(a))に存在するアミノ酸配列に対応
する少なくとも5個のアミノ酸の配列からなり、ヒト及
び旧世界ザルプラスミノーゲンにおける対応する位置と
異なる少なくとも1個のアミノ酸を有しており、抗ap
o(a)抗体に対して免疫反応性であるが抗プラスミノ
ーゲン抗体に対しては非免疫反応性であり、apo
(a)の完全アミノ酸配列よりも短い配列を含む単離及
び精製ペプチド、又は該ペプチドの類似体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抗アポリポタンパク質
(a)抗体に対して免疫反応性のペプチド、モノクロー
ナル及びポリクローナル抗体の誘発におけるその使用、
イムノアッセイにおけるその使用、並びに核酸技術でプ
ローブ及びプライマーとして有用なそれに対応するオリ
ゴヌクレオチドに係る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】乳状脂
粒、超低密度リポタンパク質(VLDL)、低密度リポ
タンパク質(LDL)及び高密度リポタンパク質(HD
L)を含むリポタンパク質は血漿コレステロールの主担
体である。これらの粒子は種々の割合のトリグリセリ
ド、コレステロール、コレステロールエステル、リン脂
質及びタンパク質から構成される。これらの粒子はアポ
リポタンパク質として知られており、リポタンパク質の
代謝において主要な役割を果たす。アポリポタンパク質
には、脂質の共有結合的修飾及びリポタンパク質サブフ
ラクションの改変に重要な酵素を活性化するものと、夫
々の脂質成分が貯蔵又は使用される特定組織部位に改変
リポタンパク質をターゲットするレセプターリガンドと
して機能するものがある。
【0003】リポタンパク質(a)はLDLに類似する
リポタンパク質粒子の1類であるが、プラスミノーゲン
との間に有意な相同を有する糖タンパク質であるアポリ
ポタンパク質(a)(apo(a))とapo B10
0との共有結合により区別される。高濃度の血漿中Lp
(a)は、間欠性跛行、大動脈瘤、冠動脈狭窄症、心筋
梗塞及び脳梗塞を含むアテローム性動脈硬化症の危険の
増加に結び付けられる。じゅく腫形成におけるLp
(a)の役割に関する研究は、Lp(a)と内皮細胞及
びマクロファージ並びに細胞外血漿タンパク質(例えば
フィブリン)との結合に集中していた。ヒト繊維芽細胞
及び単核細胞に関するin vitro研究の結果、L
p(a)はLDLレセプターにより取り込まれることが
立証された。更に、Lp(a)は脂質過酸化の結果、マ
クロファージ上のスカベンジャーレセプターにより取り
込まれる。スカベンジャーレセプターはLDLレセプタ
ーと構造的に異なり、アテロームへの脂質過酸化物改変
LDL取り込みにおいて役割を果たすと考えられる。免
疫組織化学によりapo(a)及びapo Bが動脈壁
斑内に存在することが立証された。Lp(a)様粒子を
斑から分離することができる。更に、血清中Lp(a)
濃度と動脈壁中のapo(a)の量との相関が報告され
ている。
【0004】apo(a)とプラスミノーゲンとの相同
によりアテローム性血栓症におけるapo(a)の役割
も研究されている。Lp(a)はフィブリンとの結合に
関してプラスミノーゲンと競合する。Lp(a)は酵素
的にフィブリンを分解しないので、フィブリン凝塊溶解
を阻止することができる。冠動脈内における血栓形成
は、心筋梗塞の主要な原因であると考えられる。従っ
て、Lp(a)はじゅく腫形成において多様な機序を有
し得る。
【0005】apo(a)は寸法が著しく不均一であ
り、19〜34の異なる対立遺伝子が報告されている
(Lackner,C.ら,J.Clin.Inves
t.,87:2158−61(1991); Kamb
oh,M.ら,Am.J.Hum.Genet.,4
9:1063−74(1991); Marcovin
a,S.ら,Biochem.Biophys.Re
s.Comm.,191:1192−6(199
3))。Utermannら(J.Clin.Inve
st.80:458−67(1987)及びSandh
olzerら(Arterioand Thromb.
12:1214−26(1992))は6種の異なるア
イソフォームを報告しており、Marcovinaら
(Arterio and Thromb.13:10
37−45(1993))はapo Bの電気泳動移動
度との比較に基づき、第7のアイソフォームを追加し
た。各種に割り当てられた分子量概数値を下記表1に示
す。apo(a)多形性は、(プラスミノーゲンにおけ
るクリングル4に構造的に類似する)クリングル4ドメ
インの数が異なるアイソフォームを各々コードする一連
の対立遺伝子に起因する。apo(a)は図1に示すよ
うに、5〜37個のクリングル4反復ドメインと、1個
のクリングル5ドメインと、プラスミノーゲンに対して
94%の相同を有する不活性セリンプロテアーゼ領域と
を含む。従って、apo(a)表現型の寸法の相違はa
po(a)におけるクリングル4反復単位の数に主に起
因するが、グリコシル化の相違にも起因し得る。
【0006】
【表1】
【0007】遺伝子寸法多形性は血漿中Lp(a)濃度
に関連付けられる。低分子量アイソフォーム(F、B、
S1及びS2)は高Lp(a)濃度に関連付けられ、高
分子量アイソフォーム(S3、S4及びS5)は低Lp
(a)血漿中濃度に関連付けられる(Gaubatz,
J.ら,J.Lipid Res.31:603−13
(1990))。従って、Lp(a)濃度は遺伝的に調
節されると考えられる。更に、高Lp(a)濃度はアテ
ローム性動脈硬化症の危険の増加に結び付けられるの
で、apo(a)アイソフォームと冠動脈疾患の危険と
の関連が報告されている。
【0008】過去数十年間にLp(a)を測定するため
に数種の方法が開発されている。まず最初にLp(a)
は非変性条件下で澱粉又は寒天ゲル内の電気泳動により
同定され、脂質結合染色を使用して可視化された。しか
しながら、この方法は定性的であり、定量的ではなかっ
た。精製抗体が市販されるようになると、放射状免疫拡
散(RID)、電気免疫拡散(EID)及び免疫電気泳
動(IEP)法が開発された。RIDは全血清及び血漿
サンプル中でLp(a)を測定するために必要な感度を
欠いており、更に重要な点として、Lp(a)の粒度差
に左右された。他方、Lp(a)の増加と心臓血管疾患
の危険を関連付ける研究の大多数で使用されたEID及
びIEPはいずれも高精度且つ高感度である。しかしな
がら、これらの方法は手間と時間がかかり、多数のサン
プルを用いる試験にはあまり適していない。更に、どち
らの方法も自動化に適していない。免疫比濁分析法は高
トリグリセリド濃度及びサンプルの凍結の影響を受け
る。更に、比濁分析法は光散乱性の相違により、測定さ
れるLp(a)粒子の粒度差にも高感受性である。ラジ
オイムノアッセイ(RIA)は感受性且つ特異的である
が、放射性成分は貯蔵寿命が限られており、専用装置と
特殊操作を必要とする。
【0009】これらの方法に伴う問題を解決するため
に、サンドイッチELISAとして知られるイムノアッ
セイが開発された。しかしながら、ELISA法は粒度
及び密度の異なるLp(a)粒子の固有の分子特徴を把
握して適用しなければならない。市販のLp(a)EL
ISAアッセイの1例は、捕獲抗体としてマウスモノク
ローナル抗apo(a)抗体を使用し、検出システムと
してヒツジポリクローナル抗apo B−ペルオキシダ
ーゼ複合体を使用する。
【0010】Lp(a)を定量するために使用するイム
ノアッセイ法は全アイソフォームを同等に良好に認識す
る抗体を使用すべきであり、従って、このようなアッセ
イではapo(a)分子内の非反復エピトープを認識し
且つプラスミノーゲン分子内に存在しない抗体のみを使
用すべきである。apo(a)のクリングル4ドメイン
は高頻度反復性であるので、エピトープはクリングル5
又はプロテアーゼ様ドメインのいずれかに存在する筈で
ある。しかしながら、J.E.Tomlinsonら
(J.Biol.Chem.264:5957−65,
1989)によると、アカゲザルapo(a)はクリン
グル5ドメインを含まないので、この共通動物モデル及
び場合により他の旧世界ザル種(ヒヒ、アフリカミドリ
ザル及びマカクザル)におけるLp(a)の定量用アッ
セイを開発するためには、使用する抗体はapo(a)
のプロテアーゼドメインにおいてのみ固有の非反復エピ
トープ、即ちプラスミノーゲン分子内には存在しないエ
ピトープを認識しなければならない。ヒトapo(a)
のプロテアーゼドメインはヒトプラスミノーゲンとの間
に94%の相同を有するので、apo(a)のみに固有
の非反復エピトープを認識する抗体を得る可能性は極め
て低い。
【0011】このような抗体は開発され、上記市販EL
ISA Lp(a)アッセイで使用されている。しかし
ながら、このようなエピトープ又はペプチドを使用して
Lp(a)を検出するアッセイを開発するためには、反
応性エピトープの正確なアミノ酸配列を知ることが望ま
しい。これらのペプチドをコードするDNAヌクレオチ
ドが複製されるならば、核酸に基づく検出及び増殖法を
使用してapo(a)を検出又は定量することができよ
う。また、このようなペプチドを適切な動物で抗原とし
て使用するならば、apo(a)に対するモノクローナ
ル及びポリクローナル抗体を誘発することができよう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によると、アミノ
酸配列FLEPTQADIAL(配列番号2)を含むペ
プチドはapo(a)に対する抗体に結合し、これを免
疫学的に検出することが判明した。例えば、開発された
抗apo(a)モノクローナル抗体の1種は配列番号1
のペプチドに対してのみならずLp(a)におけるap
o(a)、単離apo(a)及びapo(a)プロテア
ーゼドメインに対しても免疫反応性であるとして特徴付
けられる。この抗体はクリングル5ドメインとクリング
ル4ドメインの大きい配列、即ち高頻度反復性であるク
リングル4ドメインの35番目の一部と36番目及び3
7番目の全部に対して免疫反応性である。
【0013】上記抗apo(a)抗体に対して免疫学的
に反応性であると思われる他の非反復ペプチドを以下に
示す。
【0014】
【化1】
【0015】配列番号2、4、6、8、10、12、1
4、16及び18のペプチド、免疫学的に機能的なその
フラグメント、これらの配列を含むより大きいペプチド
及びこれらのペプチドの類似体は、血清又は血漿試料に
おけるapo(a)又はLp(a)の定量に関してこれ
らの試料中のapo(a)と競合するために抗体と結合
するイムノアッセイ(例えば競合阻害ELISAイムノ
アッセイ)で有用である。これらのペプチドは、試験血
清又は血漿中のLp(a)又はapo(a)濃度を検出
及び定量するイムノアッセイで使用されるapo(a)
に対するポリクローナル及びモノクローナル抗体を誘発
する上でも有用である。これらのペプチドをコードする
DNAヌクレオチドは、核酸に基づく技術でプローブ又
はプライマーとして使用することができ、例えばNAS
BA(登録商標)(参考資料として本明細書の一部とす
るKievitsら,J.Virol.Method
s,35:273−286に所収のNucleic A
cid SequenceBased Amplifi
cation参照)や、ポリメラーゼ連鎖反応又は他の
任意の配列に基づく増幅技術で使用することができる。
【0016】動物を免疫感作して抗体を誘発するため又
はモノクローナル抗体を開発するために固有のペプチド
を使用するには、たった5個のアミノ酸を含む上記ペプ
チドの一部のみを使用すればよい。これらの小さいペプ
チドはプラスミノーゲンに対して反応しない抗apo
(a)抗体を誘発できるか否かという点のみが制限され
ているので、apo(a)に固有のアミノ酸配列を含む
必要がある。例えば、プラスミノーゲンに比較した場合
にapo(a)に固有のアミノ酸が配列の中心に位置す
る以下のペプチドはこの要件を満たすが、本発明はこれ
らの例に制限されない。
【0017】
【化2】
【0018】固有アミノ酸が中心以外に位置する他のペ
プチドも本発明で有用であると予想される。
【0019】「ペプチド」なる用語はペプチド結合によ
り結合した2個以上のアミノ酸から形成される化合物と
して定義され、分子に特定の寸法制限はない。更に、必
要に応じてペプチドは例えばグリコシル化、アミド化、
カルボキシル化又はリン酸化によりin vivo又は
in vitro改変され得る。
【0020】ヒト血漿中のLp(a)濃度を検出及び定
量するために開発された市販のELISAアッセイの1
種は以下のように実施される。抗apo(a)マウスモ
ノクローナル抗体(Mab)で被覆したマイクロタイタ
ーウェルを血漿と接触させ、インキュベート及び洗浄す
る。その後、西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)標
識ヒツジ抗ヒトapo Bをウェルに加え、インキュベ
ート及び洗浄する。テトラメチルベンジデン(TMB)
基質を加えることにより発色させ、ウェルの吸光度を読
み取る。Lp(a)濃度が読み取れる場合には、これを
測定する。
【0021】このアッセイで使用されるモノクローナル
抗体2D1は、Lp(a)中のapo(a)、単離ap
o(a)、apo(a)プロテアーゼドメインに対して
免疫反応性であるが、クリングル5ドメイン、クリング
ル4ドメインの大きい配列(即ち高頻度反復性であるク
リングル4ドメインの35番目の一部と36番目及び3
7番目の全部)に対しては免疫反応性でないとして特徴
付けられる。
【0022】2D1をより詳しく特徴付けるために、2
D1と免疫反応するapo(a)上のエピトープが発見
された。アミノ酸残基配列FLEPTQADIAL(配
列番号2)を有するペプチドは2D1に対して高反応性
であることが知見された。
【0023】このペプチドはapo(a)分子自体から
得ることができ、あるいは組換え手段により製造して単
離及び精製するか、化学的に合成することもできる。こ
のペプチドは例えば競合阻害ELISAによる哺乳動物
の体液(例えば血漿及び血清)中のapo(a)の検出
や、体液(例えば血清又は血漿)中のapo(a)の検
出用イムノアッセイで特に使用可能な抗apo(a)モ
ノクローナル及びポリクローナル抗体の開発に有用であ
る。
【0024】配列番号2のペプチドは、いずれも参考資
料として本明細書の一部とするvan Grunsve
n,W.M.J.,J.Virol.67:3908−
3916(1993)、米国特許第4,833,092
号及びWO84/03564号に記載されているPEP
SCAN法により2D1の反応性エピトープを含むこと
が判明した。この方法によると、2つのオーバーラップ
する12マーペプチドがモノクローナル抗体2D1と強
く反応した。これらのペプチドは、LFLEPTQAD
IAL(配列番号20)及びFLEPTQADIALL
(配列番号22)である。これらの結果から、2D1の
エピトープはオーバーラップする部分、即ち配列番号2
のペプチドに含まれることが判明した。このペプチドは
プラスミノーゲン上の対応する位置におけるアミノ酸残
基とは異なるアミノ酸残基(アラニン)を含む。これ
は、2D1がapo(a)と反応し、プラスミノーゲン
とは反応しない理由を説明するものである。
【0025】apo(a)分子のプロテアーゼ領域のア
ミノ酸配列が決定され、プラスミノーゲンの対応領域と
整列後、本発明者らは、apo(a)の定量用イムノア
ッセイで使用可能な抗体を誘発するのに有用であると思
われる数種のペプチドフラグメントを発見した。特に、
配列番号2のペプチドと同様に、これらのペプチドフラ
グメントは対応するプラスミノーゲン分子上のアミノ酸
残基とは異なるアミノ酸残基を各々含む。対応するプラ
スミノーゲンアミノ酸と異なるアミノ酸を含むという条
件下で5個のアミノ酸残基を含み得るこれらのペプチド
フラグメントは、当業者に公知の方法により動物を免疫
感作してポリクローナル抗体を誘発するため又はモノク
ローナル抗体を製造するために使用することができる。
このような小フラグメントは通常、免疫応答を誘発する
ために、より大きい担体タンパク質に結合される。ペプ
チドをより大きいタンパク質分子に結合する方法は当業
者に公知である(例えば参考資料として本明細書の一部
とするAnti bodies: A laborato
ry manual,Harlow及びLane,Co
ld Spring Harbor Laborato
ry Press,1988参照)。apo(a)に特
異的な抗体を誘発するのに特に有用であると思われるペ
プチドは配列番号2、4、6、8、10、12、14、
16、18、20、22、24、26、28、30、3
2、34、36、38及び40の配列を含む全ペプチド
である。
【0026】本発明のペプチドの各々は、本明細書に示
す配列よりも短くてもよい(但し、各フラグメントはユ
ニークアミノ酸を含む少なくとも5個のアミノ酸を含
む)し、各ペプチドは各々の末端部分に付加的アミノ酸
を加えることにより指定配列よりも長いペプチド鎖を有
してもよい。これらの付加的アミノ酸はapo(a)分
子中のペプチドをフランキングするものでもよいし(但
しペプチドは反復エピトープが存在するapo(a)分
子内の点まで延びない)、異種アミノ酸でもよい。配列
番号2、4、6、8、10、12、14、16、18、
20、22、24、26、28、30、32、34、3
6、38及び40の各々と実質的に同一アミノ酸残基を
有するが、ペプチドが抗apo(a)モノクローナル抗
体に対して規定の反応性を維持しながら一部のアミノ酸
が保存的に置換された類似体も本発明の一部とみなされ
る。
【0027】重要な点として、本発明の全ペプチドはa
po(a)分子の非反復エピトープを含み、プラスミノ
ーゲン分子中には存在せず、等モル基準でapo(a)
の全アイソフォームを認識する抗体を誘発するために使
用することができる。これらの全特性により、これらの
ペプチドに対して誘発された抗体をイムノアッセイで使
用してapo(a)を定量的に検出することができる。
【0028】本発明のペプチドの単離及び検出は、新た
に得たヒト血漿から順次等密度超遠心分離によりLp
(a)を単離することにより開始した。Lp(a)フラ
クションをゲル濾過クロマトグラフィーにより精製し、
透析した。Butmanら(Appl.Enviro
n.Microbiol.,54:1564−69(1
988))の方法の変法を使用して抗apo(a)モノ
クローナル抗体を誘発した。
【0029】Lp(a)には反応するが、プラスミノー
ゲン又はLDLには反応しないハイブリドーマ上清をス
クリーニング後に2種のIgG1 Mab細胞系2D1
及び12C11を得た。2D1及び12C11の特異性
をウェスタンブロット分析により評価した。ヒト、アカ
ゲザル、イヌ、ネコ、ウサギ及びラットを含む数種の種
(このうち、ヒト及びアカゲザルのみがLp(a)を含
むことが報告されている)からの血清をアガロースゲル
電気泳動にかけ、ニトロセルロースに移行させた後、2
D1及び12C11でプローブした。Mab 2D1は
アカゲザル及びヒトLp(a)の双方と反応したが、M
ab 12C11はヒトLp(a)としか反応しなかっ
た。次に、還元条件下でSDS−PAGEにかけ、ニト
ロセルロースに移行させたヒト及びアカゲザル血清のブ
ロットをプローブするためにMab 2D1及び12C
11の両方を使用した。図3に示すように、2D1は3
00kD〜800kDのヒトapo(a)アイソフォー
ムと反応し、数種の異なるアカゲザルapo(a)アイ
ソフォームを区別することができた。図3中、上段ウェ
スタンブロットは血漿サンプル中のヒトapo(a)の
ブロットであり、レーン1はapo B−100対照、
レーン2はapo(a)Fアイソフォーム、レーン3は
apo(a)Bアイソフォーム、レーン4はapo
(a)S1アイソフォーム、レーン5はapo(a)S
1及びS2アイソフォーム、レーン6はapo(a)S
3アイソフォームである。下段のウェスタンブロットは
血漿サンプル中のアカゲザルapo(a)のブロットで
あり、レーン1はヒトapo B−100対照、レーン
2〜7は種々のアカゲザル血漿サンプルである。更に、
この方法を使用した処、2D1はヒヒ、アフリカミドリ
ザル及びマカクザルapo(a)と反応した。図4a及
び図4bに示すように、12C11はどちらの種からの
還元変性Lp(a)とも反応しなかったが、アガロース
ゲルからの天然Lp(a)の全アイソフォームと反応し
た。
【0030】図4aは、単離したリポタンパク質のアガ
ロースゲル電気泳動及びウェスタンブロット分析を示
す。リポタンパク質フラクションを天然アガロースゲル
電気泳動にかけた。ゲルの2分の1を脂質用Fat R
ed 7Bで染色した(B)。残りの2分の1(A)か
らのタンパク質をニトロセルロースに移行させ、2D1
(左側)又は12C11(右側)でプローブし、展開さ
せた。レーンは1)リポタンパク質を含まないプール血
漿(>1.21g/ml)、2)HDL/Lp(a)
(1.063〜1.21g/ml)、3)LDL(1.
03〜1.05g/ml)、及び4)VLDL(1.0
06〜1.019g.ml)である。
【0031】図4bは変性/還元apo(a)に対する
抗体反応性をウェスタンブロット分析により比較したも
のである。血漿サンプルを還元条件下でSDS−PAG
E(3%スタッキング、5%泳動ゲル)にかけた。タン
パク質をニトロセルロースに移行させ、A)クローン4
F3、B)クローン2D1、及びC)クローン12C1
1の抗apo(a)Mabでプローブし、展開させた。
レーンは、1)apo(a)Fアイソフォーム、2)a
po(a)Bアイソフォーム、3)apo(a)S1ア
イソフォーム、4)apo(a)S2アイソフォーム、
5)apo(a)S3アイソフォーム、及び6)apo
(a)S4アイソフォームである。
【0032】HRP標識ポリクローナル抗apoB抗体
を複合体として使用して、2D1及び12C11の両方
を捕獲抗体として評価した。最適濃度で被覆した場合に
精製Lp(a)又は血漿サンプル中のLp(a)の種々
のヒトapo(a)アイソフォームを捕獲する能力にお
いて2種の抗体間に有意な相違は認められなかった。2
D1及び12C11が反復エピトープと反応したか否か
を決定するために、これら抗体をHRPと結合した後、
サンドイッチELISAで検出用抗体として使用した。
【0033】まず最初にマイクロタイタープレートウェ
ルをapo(a)(2D1,12C11)、apo B
100(Mab 2B4)又は無関係なリポタンパク質
抗原であるapo A−II(Mab 4A2)に対す
る種々のMabで被覆した。血漿中のLp(a)を抗原
として使用して上述のようにELISAを実施した。図
5に示すように、HRP標識2D1は固相12C11又
は2B4により捕獲されたLp(a)とは結合したが、
それ自体により捕獲されたLp(a)とは結合しなかっ
た。図5に示す実験は次のように実施した。ブロックし
たマイクロタイタープレートを10mg/Lの2D1、
12C11、抗apo B Mab(2B4)又は抗a
po A−II Mab(4A2)で被覆した。既知濃
度(0、250、500及び1000mg/L)のLp
(a)血漿カリブレーターを加え、インキュベートした
後、洗浄した。HRPに結合したMab 2D1(1m
g/L,100μl)を加え、1時間37℃でインキュ
ベートした。ウェルを洗い、TMB基質で発色させた。
結果を図5に示す。
【0034】他方、HRP標識12C11は、固相2D
1及び2B4のみならず12C11自体により捕獲され
たLp(a)とも結合することができた。この結果、1
2C11は反復エピトープを認識するが、2D1は反復
エピトープを認識しないと予想された。上記知見及び旧
世界ザルLp(a)との興味深い反応により、2D1を
Apo−Tek(登録商標)Lp(a)ELISA試験
システム(Durham,North Carolin
a,米国に所在のOrganon Teknika C
orporationの商標)の捕獲用モノクローナル
抗体として選択した。
【0035】上記知見を確認し、エピトープのアミノ酸
配列を決定するためにエピトープマッピング試験を行っ
た。2D1はapo(a)において非反復エピトープを
認識したので、分子のカルボキシル末端領域中の非反復
領域に焦点をおいた。セグメントA及びBを含むapo
(a)分子の約70%は実際に高頻度反復性であるとみ
なすことができる。更に、他のクリングルIV様ドメイン
#1及び#30〜37は高頻度反復性であるクリングル
IV様ドメインと同一ではないが、A及びBドメインに著
しく類似する。これらの広範な類似から、2D1の固有
のエピトープがこの領域に位置する可能性はプロテアー
ゼ又はクリングル5領域よりも著しく低いと予想され
た。他方、アカゲザルapo(a)はクリングル5ドメ
インを含まないので、エピトープが存在する可能性の最
も高い位置はプロテアーゼ様ドメインであった。
【0036】周知ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を使
用して図2に示すように該当遺伝子セグメントを増幅
し、クローニングに適切なフラグメントをフランキング
するBamHI制限部位を生成した。増幅反応の結果、
クリングル4ドメインの大きい配列(クリングル4ドメ
インの35番目の一部と36番目及び37番目の全部)
を含むクリングル5ドメインの950bp(35−
V)、プロテアーゼドメインの700bp(P)、及び
クリングル5/プロテアーゼ結合ドメインの1000b
p(V+P)からなる適当な寸法の固有DNAフラグメ
ントが形成された。図2に示すように、増幅用に設計し
たオリゴヌクレオチドプライマー対は、1)35−V、
対81及び82、2)V+P、対92及び91、並びに
3)P、対93及び91とした。
【0037】フラグメントをpET 11a発現プラス
ミドにクローニングした。図6に示すように、適当な寸
法のタンパク質(35−V約35kD、P約24kD、
V+P約36kD)を発現したクローンと2D1及び陽
性対照(Lp(a)に対するポリクローナル抗体)との
反応性をウェスタンブロット分析により試験した。図6
のレーンは、1)V+P、2)P、3)及び4)非発現
組換えタンパク質、5)35−Vクローン1、6)35
−V、クローン2並びに7)高度に発現された無関係の
タンパク質の陰性対照である。Mab 2D1はプロテ
アーゼドメイン単独(アミノ酸4309〜4529)に
相当するポリペプチドのみを認識した。2D1はクリン
グル5ドメインを含まないアカゲザルapo(a)と反
応し、反復エピトープ(即ちクリングル4ドメイン)と
は反応しないことが知られていたので、これは意外では
ない。予想通り、ポリクローナル抗体はアポリポタンパ
ク質(a)配列を含む全ポリペプチドを認識した。2D
1は35−Vペプチドと全く結合しなかったので、2D
1の結合は大量のタンパク質との非特異的会合ではなか
った。従って、Mab 2D1により認識されるエピト
ープはアポリポタンパク質(a)分子の非反復プロテア
ーゼ様領域内に位置する。
【0038】Mab 2D1と反応するエピトープを更
に定義するために、所謂PEPSCAN法を使用した。
要約すると、apo(a)のプロテアーゼドメインの完
全アミノ酸配列を使用して、プロテアーゼドメインの各
位置で開始する12マーペプチドを生成した。これらの
ペプチドの各1個を液/液型のハイブリダイゼーション
で2D1と反応させ、比色反応により陽性反応を検出し
た。この方法により、2D1のエピトープは配列番号2
を有する11マーペプチドに含まれることが判明した。
【0039】2D1は全旧世界ザルapo(a)及びヒ
トapo(a)と反応するが、ヒト又は旧世界ザルプラ
スミノーゲンとは反応しないので、図7に示すようにア
ミノ酸配列を比較し、旧世界ザル及びヒトに共通である
がプラスミノーゲンには共通でない約8個の付加的非反
復アミノ酸配列が知見された。
【0040】
【化3】
【0041】これらのペプチド(又はその適当なフラグ
メント)に対して誘発又は開発された抗体が天然apo
(a)と反応するか否かを決定する1方法は、ドットブ
ロット分析の使用であり、apo(a)の種々のアイソ
フォームをリン酸緩衝溶液(PBS)中で再構成し、数
種の濃度でニトロセルロース膜に移行させ、乾燥させた
後、ブロッキング後に抗体でプローブする。特に全アイ
ソフォームに対して陽性反応を与える抗体が試験サンプ
ルの定量イムノアッセイで有用であると思われる。
【0042】本発明のペプチドはメリーフィールド法の
ような標準化学合成技術により合成することもできる
し、上述のような組換え核酸技術により合成し、ペプチ
ドを最終的に適切な微生物中で発現させることもでき
る。
【0043】ペプチド合成のための有機化学法では、均
質相内又は固相を用いて縮合反応により必要なアミノ酸
を結合する。
【0044】縮合反応は次のように実施することができ
る。a)遊離カルボキシル基及び他の保護反応基を有す
る化合物(アミノ酸、ペプチド)を、遊離アミノ基及び
他の保護反応基(保護基の1個は(誘導体化)固体支持
体でもよい)を有する化合物(アミノ酸、ペプチド)と
縮合剤の存在下で縮合させる。b)活性化カルボキシル
基及び他の遊離又は保護反応基を有する化合物(アミノ
酸、ペプチド)を、遊離アミノ基及び他の遊離又は保護
反応基(保護基の1個は(誘導体化)固体支持体でもよ
い)を有する化合物(アミノ酸、ペプチド)と縮合させ
る。
【0045】カルボキシル基の活性化は例えばカルボキ
シル基を酸ハロゲン化物、アジド、無水物、イミダゾリ
ド又は活性化エステル(例えばN−ヒドロキシスクシン
イミド、N−ヒドロキシベンゾトリアゾール、p−ニト
ロフェニル、3,4−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−4−
オキソ−1,2,3−ベンゾトリアジン(ODhbt)
又はペンタフルオロフェニル(OPfp)エステル)に
変換することにより実施することができる。
【0046】上記縮合反応の最も一般的な方法は、カル
ボジイミド法、BOP法[ベンゾトリアゾリルオキシト
リス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホ
スフェート]、TBTU法[2−(1H−ベンゾトリア
ゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウ
ロニウムテトラフルオロボレート]、アジド法、混合無
水物法及び、例えばThe Peptides,Ana
lysis,Synthesis,Biology V
ol.1−3(Gross,E.及びMeienhof
er,J.編)1979,1980及び1981(Ac
ademicPress,Inc.)に記載されている
ような活性化エステルを使用する方法である。
【0047】特に適切な固相は例えば、Wang(19
74) J.Am.Chem.Soc.95,1328
に記載されているp−アルコキシベンジルアルコール樹
脂(4−ヒドロキシメチル−、フェノキシメチルコポリ
スチレン−1%ジビニルベンゼン樹脂)や、Ather
ton (1981) J.Chem.Soc.,Ch
em.Comm.1151により記載されているように
不活性大孔質珪藻土のマトリックスにより支持された
N,N−ジメチルアクリルアミド、アクリロイルサルコ
シンメチルエステル及びビスアクリロイルエチレンジア
ミンの同様に機能化されたコポリマーである。合成後、
温和な条件下でこの固相からペプチドを分離することが
できる。他の適切な支持体は、Geysen,P.N.
A.S.,81,3998(1984)及びP.N.
A.S.82,178(1985)により記載されてい
るような誘導体化架橋ポリスチレン、ポリエチレン又は
ポリプロピレンロッドである。
【0048】ペプチドを一旦合成及び精製したら、より
大きい分子(例えばウシ血清アルブミン)に結合する
と、免疫原として使用することができる。適切な周知方
法を使用して結合すると、マウス、ラット又はウサギの
ような動物に導入することができ、これらの結合ペプチ
ドに対する抗体が産生される。周知方法を使用して免疫
感作した動物からモノクローナル又はポリクローナル抗
体を誘発することができる。参考資料として本明細書の
一部とする前出の文献Antibodies:A la
boratory manualを参照されたい。
【0049】これらのペプチドは、精製すると、試験サ
ンプル中のapo(a)の存在を検出又は定量するため
のイムノアッセイでも有用である。試験サンプルは通常
血清又は血漿サンプルである。例えば、競合阻害イムノ
アッセイでは、(本発明のペプチドに対して反応性にな
った)非標識抗apo(a)抗体を固相又は固体支持体
(例えばマイクロタイターウェルの壁)、プラスチック
支持体(例えばディップスティック)、又は任意数の材
料(例えばラテックス、シリカ、セラミック材料及び金
属)から製造されたビーズに結合する。精製ペプチドを
多数の方法のいずれかで標識し、例えばHRP、放射性
同位体、金ゾル、アルカリホスファターゼ又は、基質の
添加後に検出可能な他の酵素、及び蛍光化学物質(例え
ばフルオレセイン及びローダミン)を使用できる。これ
らの標識したペプチドを、未知量の抗原apo(a)を
含有する試験サンプルと混合する。この混合物を結合抗
apo(a)抗体に加える。試験サンプル中の抗原は結
合抗体との結合を標識apo(a)ペプチドと競合す
る。固相をインキュベートし、洗浄し、標識ペプチドを
検出した後、試験サンプル中のapo(a)を測定又は
定量することができる。
【0050】本発明のペプチドに対して反応性であり、
ペプチドを使用して誘発又は展開された(モノクローナ
ル又はポリクローナル)抗体をapo(a)のイムノア
ッセイで使用することもできる。例えば、抗体はサンド
イッチELISAで使用することができ、(参考資料と
して本明細書の一部とする前出の文献Antibo di
es: A laboratory manualに記
載されているように当業者に公知のラベルで適切に標識
した)捕獲抗体及び検出抗体として使用することがで
き、あるいは、抗体を捕獲抗体として使用し、抗apo
B−ペルオキシダーゼ複合体を検出抗体として使用す
ることができる。サンドイッチELISAを実施するた
めの方法は当業者に公知であり、本発明は特定のイムノ
アッセイに限定されない。
【0051】本発明は更に、配列番号2、4、6、8、
10、12、14、16、18、20、22、24、2
6、28、30、32、34、36、38及び40の配
列を含むペプチドとその免疫反応性フラグメント、並び
にその相補的(アンチセンス)鎖をコードするDNAの
フラグメントから構成される。ヌクレオチド配列は、核
酸コードの縮重又は突然変異に起因する塩基置換を加え
られ且つ上記ペプチドをコードする変異体も本発明に含
まれる。
【0052】これらのヌクレオチド配列は当業者に周知
の化学的又は組換え法により合成することができる。こ
うして合成したオリゴヌクレオチドを上述のように標識
するとプライマー又はプローブとして使用することがで
き、あるいは適当な発現ベクターに組み込んで組換えに
よりペプチドを製造することかできる。これらのプライ
マー又はプローブをアッセイで使用し、NASBA、P
CR又は他の増幅技術により増幅された配列を検出し、
apo(a)核酸を検出又は定量することができる。上
述のように、apo(a)分子のこのセグメントは遺伝
子の高度保存領域であるので、全ヒト及び旧世界ザル種
アイソフォームに見いだされる分子の固有セグメントで
ある。この保存は、ヒト及びじゅく腫形成のモデルシス
テムである旧世界ザルの双方でapo(a)を検出する
ために上記プローブ及びプライマーのような同一試薬を
開発することができるので、特に重要である。
【0053】本発明の範囲に含まれるDNAフラグメン
トのいくつかの配列を以下に示す。
【0054】
【化4】
【0055】遺伝子コードの縮重により、配列番号2、
4、6、8、10、12、14、16、18、20、2
2、24、26、28、30、32、34、36、38
及び40のペプチドのいずれかをコードするオリゴヌク
レオチドと、上記DNAフラグメントの各々の相補的オ
リゴヌクレオチドも本発明の一部と考える。更に、ペプ
チドの免疫学的に活性なフラグメントをコードする核酸
配列も本発明の一部と考える。
【0056】本発明のペプチド、核酸及び抗体はキット
形態でパッケージ及び販売することができる。キットは
該当アッセイを実施するために必要な種々の試薬を含む
個々の容器から構成され得る。例えば、apo(a)を
検出するための競合阻害イムノアッセイキットは抗ap
o(a)抗体で被覆したマイクロタイタープレート又は
ディップスティックのような固相と、上述のように標識
され得る本発明の少なくとも1種のペプチドを含む容器
とから構成され得る。増幅技術で使用するキットは、文
献に開示されているように標識され得る本発明の核酸プ
ローブを有する容器又は標識に使用される物質の分離容
器を含み得る。サンドイッチELISAを実施するため
に使用可能な更に別のキットは、モノクローナルもしく
はポリクローナル抗体製剤、又は抗体で被覆されたディ
ップスティックもしくはマイクロタイタープレートのよ
うな固相を収容し得る容器を含み得る。任意の型のキッ
トの他の個々の容器は、標準又は対照物質、緩衝剤又は
水を収容し得る。例えば、対照はアッセイが適正に行わ
れているか否かを指示するために低濃度Lp(a)/a
po(a)対照血清及び高濃度Lp(a)/apo
(a)対照血清を含み得る。その後、個々の容器を箱の
ような外側容器に包装し、apo(a)を検出するため
に使用可能なキットとして販売する。
【0057】
【実施例】以下、実施例により本発明を非限定的に説明
する。
【0058】実施例1.Lp(a)の単離 臭化カリウムを使用して密度を1.063〜1.21k
g/Lに調節し、新たに得たヒト血漿(EDTA含有)
から順次等密度超遠心分離によりLp(a)を単離し
た。次にモノクローナル抗体を製造するために、Lp
(a)フラクションをゲル濾過クロマトグラフィーによ
り精製し、150mmol/L NaClを含有するE
DTA 0.1g/Lで透析した。
【0059】実施例2.apo(a)に対するモノクロ
ーナル抗体の製造及び精製 apo(a)特異的ハイブリドーマを作成した。8週齢
Balb/c雌マウス(Simonsen Labor
atories,Gilroy,CA)を完全フロイン
トアジュバント中の精製Lp(a)100μgで皮下注
射により免疫感作し、14、28、56及び105日目
にPBS中の精製Lp(a)100μgで皮下に追加免
疫した。次に、16週目にマウスをPBS中の精製Lp
(a)10μgで3日間続けて静脈内及び腹膜内に追加
免疫し、4日目に得た脾細胞を融合に使用した。抗体産
生ヒポキサンチン−アミノプテリン−チミジン耐性ハイ
ブリッドを精製Lp(a)、LDL及びプラスミノーゲ
ン(Enzyme Research Laborat
ories,Inc.,South Bend,IN,
米国)に対してサンドイッチELISAによりスクリー
ニングし、制限希釈により2回クローニングした。プロ
テインA−Sepharoseクロマトグラフィーを使
用することにより腹水から精製した2D1及び12C1
1を含むMabを二重免疫拡散法によりイソタイプ判定
した。モノクローナル抗体はいずれもIgG1である。
【0060】実施例3.電気泳動法 これらの方法を使用してapo(a)及びそのフラグメ
ントを検出した。
【0061】pH6.8の3%スタッキングゲル及びp
H8.8の5%泳動用ゲル中でドデシル硫酸ナトリウム
−ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS−PAG
E)を実施した。リットル当たり125mmolのTr
is HCl,pH6.8、ドデシル硫酸ナトリウム
(SDS)402g、グリセロール200mL、2−メ
ルカプトエタノール100mL及びブロムフェノールブ
ルー50mgから構成される等量のサンプル緩衝液で血
漿サンプルを希釈した後、5分間煮沸した。サンプルが
泳動用ゲルに侵入するまで100V、その後、染料前端
がゲルから離れるまで180Vの定電圧で電気泳動を実
施した。リットル当たり25mmol Tris、19
2mmolグリシン、pH8.3及びメタノール200
mLからなる緩衝液中で孔径0.45μmニトロセルロ
ース膜にタンパク質をゲルから電気泳動により移動させ
た。電気泳動による移動は30Vの定電圧で10℃で2
4時間実施した。
【0062】Palo Alto,Californi
a,米国に所在のCiba−Corning Diag
nostics CorporationのElect
rophoresis Systemを製造業者の指示
に従って使用してアガロースゲル電気泳動を実施し、天
然Lp(a)に対する抗apo(a)Mabの反応性を
評価した。次に、分離したリポタンパク質種を4時間室
温で受動的拡散により0.45μmニトロセルロースに
移動させた。
【0063】誘導細胞培養のタンパク質産物を可視化す
ることにより、所望の組換えタンパク質の産生を測定し
た。OD600が約1に達するまでインサート含有クロー
ンを培養し、その後、イソプロピルチオガラクトシド
(IPTG)を最終濃度1mMまで加えた。1〜2時間
後、分析のためにサンプルを取り出した。NovexC
ompany(San DIego,CA)のミニゲル
システムを使用してサンプルをSDS−PAGEにより
分析した。大きいポリペプチド(例えばクリングル5及
びプロテアーゼ領域)には、12%分離用ゲルを使用し
た。製造業者Novexの推奨に従ってゲルの調製及び
電気泳動を実施した。クーマシーブリリアントブルー染
色(Sigma,St.Louis,MO)を使用して
タンパク質を検出した。製造業者Novexの指示に従
ってNovexトランスファーシステムを使用して分画
タンパク質の移動を行った。
【0064】この実験に基づき、その後の分析で使用さ
れる所望のペプチドがどのクローンにより発現されるか
を決定した。
【0065】実施例4.apo(a)アイソフォーム及
びクローン化apo(a)配列のウェスタ ンブロット分
血漿中のapo(a)アイソフォームを同定し、抗ap
o(a)Mabの特異性を確認するために、SDS−P
AGE又はアガロースゲル電気泳動後に電気泳動により
移行したタンパク質を含むニトロセルロース膜を、脱脂
粉乳50g/Lを含有するダルベッコの変性PBSであ
る“Blotto”で1時間37℃でブロックした後、
振盪しながら20分間かけてPBSで5回洗浄した。ウ
シ血清アルブミン10g/Lを含有する100mmol
/L Tris HCl、150mmol/L NaC
l,pH7.2で希釈したマウス抗ヒトapo(a)、
クローン2D1 10μg/mLと共に膜を一晩4℃で
インキュベートした。上述と同様にTween 20
(0.5mL/L)を含有するPBSでブロットを洗浄
した後、ヤギ血清を含有するBlotto100mL/
Lで0.5mg/Lまで希釈したHRP標識ヤギ抗マウ
スIgG、A及びM(Hyclone)と共に1時間3
7℃でインキュベートした。Tween 20 0.5
mL/Lを含有するPBSで上述と同様に膜を洗浄し
た。次にPBSリットル当たりジアミノベンジジン(D
AB)0.6g、CoCl2 0.6g及びH22
3.0mlからなる溶液で室温でブロットを2〜5分間
発色させた。脱イオン水で反応を停止した。
【0066】場合によってはウサギ抗ヒトLp(a)抗
血清(BehringwerkeAG,Marbur
g,ドイツ)を一次抗体(Blottoで1:500に
希釈)として使用した。洗浄後、Blottoで2mg
/Lに希釈したHRP標識ヤギ抗ウサギIgG(KP
L,Gaithersburg,MD)と共にブロット
をインキュベートした。
【0067】apo B−100に対する電気泳動移動
度を決定するために、ブロッキング後、各ブロットから
のストリップをHRP標識ヒツジ抗ヒトapo B(B
iodesign,Kennebunkport,M
E,米国)5μg/mLと共に一晩4℃でインキュベー
トし、結果を上述のように発色した。apo(a)アイ
ソフォームを上述のようにUtermannらの方法に
従って割り当てた。
【0068】ウェスタンブロットの結果を図3、4a、
4b及び6に示す。
【0069】実施例5.Lp(a)サンドイッチELI
SA 重炭酸ナトリウム緩衝液(pH9.6)0.05mol
/L中で一晩4℃でインキュベートすることにより平底
ELISAマイクロプレートのウェルをMab2D1
(10μg/mL)で被覆した。被覆用緩衝液の除去
後、ブロッキング緩衝液300μLを加え、1時間室温
でインキュベートした。血漿カリブレーターをサンプル
希釈剤で使用濃度範囲(6.25〜200μg/L)に
希釈した。血漿サンプル及び較正対照をサンプル希釈剤
で5000倍に希釈した。ブロックしたウェルにカリブ
レーター、対照及びサンプル(100μL)を加え、1
時間37℃でインキュベートした。ウェルをリットル当
たりグリセロール10mL及びTween20 0.5
mLからなる洗浄用緩衝液300μLで5回洗った。洗
浄後、結合用希釈剤(Medix Biotech,F
oster City,CA)で5000倍に希釈した
HRP標識ヒツジ抗ヒトapo B(Organon
Teknika/Biotechnology Res
earch Institute,Rockvill
e,MD)100μLを各ウェルに加え、1時間37℃
でインキュベートした。ウェルを洗浄し、TMBで発色
させた。Lp(a)濃度に対する450nmの吸光度を
線形回帰によりプロットすることにより、標準曲線を作
成した。標準曲線から吸光度を補間することによりサン
プル濃度の値を得た。Mab 2D1及び12C11は
捕獲抗体として同等に良好に機能した。一方、2D1の
みが旧世界ザルapo(a)を認識し、従って、これら
の種におけるLp(a)を定量するために使用すること
ができた。
【0070】2D1の結合特徴を決定するために、マイ
クロタイタープレートを10μg/ml 2D1又は別
のMabで被覆した。プレートに既知濃度(0、25
0、500又は1000mg/L)のLp(a)血漿カ
リブレーターを加え、インキュベートした後、上述のよ
うに洗浄した。HRPに結合したMab 2D1(1μ
g/ml,100μL)を加え、1時間37℃でインキ
ュベートした。ウェルを上述のように洗浄及び発色させ
た。
【0071】Mab 2D1は非反復エピトープを認識
し、12C11は反復又は別のエピトープを認識する。
図5は2D1の結合親和性を示す。
【0072】実施例6.MabとHRPの結合 常法を使用してMab 2D1及び12C11を1:7
のIgG:HRPモル比となるようにHRPで標識し
た。
【0073】実施例7.cDNA鋳型の調製 オリゴdTでなくランダムプライマーを使用した以外
は、製造業者の指示に従ってPromega(Madi
son,WI)のcDNA合成システムを使用して正常
ヒト肝臓RNA(Clonetech,Palo Al
to,CA)5μgからcDNAを調製した。こうして
調製したcDNAをその後のPCR増幅で使用した。
【0074】実施例8.DNAセグメントの増幅 販売業者Perkin−Elmer(Norwalk,
CT)の指示にほぼ従い、実施例7で調製したcDNA
鋳型1〜3μl、下記各プライマー100μgを使用し
てPCR増幅反応(総容量50〜100μl)を実施し
た。サイクルパラメーターは、94℃、4’1サイクル
及び94℃、1’;50℃、1’;72℃、1’30サ
イクルとした。増幅したDNA産物を標準方法に従って
分析した処、クローニングに十分な量であることが判明
した。
【0075】カルボキシル末端マッピング(図2参照)
に使用したプライマーオリゴヌクレオチドは下記の通
り:
【0076】
【化5】
【0077】実施例9.apo(a)フラグメントのク
ローニング 確立された手順に従ってクローニング実験を実施した。
BamHIを使用して増幅DNAフラグメント及びクロ
ーニング用ベクターpET 11a(Novagen,
Madison,WI)を切断した。アルカリホスファ
ターゼを使用してベクターの脱リン酸化後、ベクターと
インサートを連結した。連結産物を使用してコンピテン
トBL21(DE3)大腸菌細胞(Novagen,M
adison,WI)を形質転換した。
【0078】実施例10.プロテアーゼドメインのPE
PSCAN分析 PEPSCAN法を用いて図7に示すようなプロテアー
ゼドメインを分析した。プロテアーゼドメイン分子の各
位置で開始する12マーペプチドを合成した。これらの
12マーペプチドの各々をまず最初に液/液ハイブリダ
イゼーションシステムで2D1抗体(1/100希釈
液)と反応させた。2D1と12マーとの結合を検出す
るために、ペルオキシダーゼで標識したラット抗マウス
抗体である2D1に対する第2の抗体を反応混合物に加
えた。比色反応により陽性結果が示された。この結果、
2D1抗体と結合した2つの12マー(配列番号20及
び22)が判明し、これらの12マーはこのプロテアー
ゼドメインに沿って合成された他の12マーの約10倍
の相対吸光値を示した。これらのペプチドはいずれも同
程度に強く反応したので、2D1のエピトープはこれら
の2つのペプチドがオーバーラップするときに与えられ
る11アミノ酸配列ペプチド、即ち配列番号2のペプチ
ドであると結論することができる。
【0079】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:33 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA(ゲノム) ハイポセティカル配列:NO アンチセンス:NO 起源 生物名:ホモサピエンス 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..33 配列 TTC TTG GAG CCC ACA CAA GCA GAT ATT GCC TTG 33 Phe Leu Glu Pro Thr Gln Ala Asp Ile Ala Leu 1 5 10 配列番号:2 配列の長さ:11 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列番号:3 配列の長さ:39 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA(ゲノム) ハイポセティカル配列:NO 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..39 配列 ACC GCC AGG ACT GAA TGT TAC ATC ACT GGC TGG GGA GAA 39 Thr Ala Arg Thr Glu Cys Tyr Ile Thr Gly Trp Gly Glu 1 5 10 配列番号:4 配列の長さ:13 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列 Thr Ala Arg Thr Glu Cys Tyr Ile Thr Gly Trp Gly Glu 1 5 10 配列番号:5 配列の長さ:39 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA(ゲノム) ハイポセティカル配列:NO 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..39 配列 CCA GAC TAC ATG GTC ACC GCC AGG ACT GAA TGT TAC ATC 39 Pro Asp Tyr Met Val Thr Ala Arg Thr Glu Cys Tyr Ile 1 5 10 配列番号:6 配列の長さ:13 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列 Pro Asp Tyr Met Val Thr Ala Arg Thr Glu Cys Tyr Ile 1 5 10 配列番号:7 配列の長さ:39 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA(ゲノム) ハイポセティカル配列:NO 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..39 配列 AAG AAA TGT CCT GGA AGC ATT GTA GGG GGG TGT GTG GCC 39 Lys Lys Cys Pro Gly Ser Ile Val Gly Gly Cys Val Ala 1 5 10 配列番号:8 配列の長さ:13 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列 Lys Lys Cys Pro Gly Ser Ile Val Gly Gly Cys Val Ala 1 5 10 配列番号:9 配列の長さ:39 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA(ゲノム) ハイポセティカル配列:NO 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..39 配列 CTC AGA ACA AGG TTT GGA AAG CAC TTC TGT GGA GGC ACC 39 Leu Arg Thr Arg Phe Gly Lys His Phe Cys Gly Gly Thr 1 5 10 配列番号:10 配列の長さ:13 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列 Leu Arg Thr Arg Phe Gly Lys His Phe Cys Gly Gly Thr 1 5 10 配列番号:11 配列の長さ:39 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA(ゲノム) ハイポセティカル配列:NO 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..39 配列 CAC TGC TTG AAG AAG TCC TCA AGG CCT TCA TCC TAC AAG 39 His Cys Leu Lys Lys Ser Ser Arg Pro Ser Ser Tyr Lys 1 5 10 配列番号:12 配列の長さ:13 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列 His Cys Leu Lys Lys Ser Ser Arg Pro Ser Ser Tyr Lys 1 5 10 配列番号:13 配列の長さ:39 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA(ゲノム) ハイポセティカル配列:NO 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..39 配列 CAA GAA GTG AAC CTC GAA TCT CAT GTT CAG GAA ATA GAA 39 Gln Glu Val Asn Leu Glu Ser His Val Gln Glu Ile Glu 1 5 10 配列番号:14 配列の長さ:13 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列 Gln Glu Val Asn Leu Glu Ser His Val Gln Glu Ile Glu 1 5 10 配列番号:15 配列の長さ:39 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA(ゲノム) ハイポセティカル配列:NO 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..39 配列 GCC TTG CTA AAG CTA AGC AGG CCT GCC GTC ATC ACT GAC 39 Ala Leu Leu Lys Leu Ser Arg Pro Ala Val Ile Thr Asp 1 5 10 配列番号:16 配列の長さ:13 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列 Ala Leu Leu Lys Leu Ser Arg Pro Ala Val Ile Thr Asp 1 5 10 配列番号:17 配列の長さ:39 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA(ゲノム) ハイポセティカル配列:NO 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..39 配列 GAG AAT GAA GTG TGC AAT CAC TAT AAG TAT ATT TGT GCT 39 Glu Asn Glu Val Cys Asn His Tyr Lys Tyr Ile Cys Ala 1 5 10 配列番号:18 配列の長さ:13 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列 Glu Asn Glu Val Cys Asn His Tyr Lys Tyr Ile Cys Ala 1 5 10 配列番号:19 配列の長さ:36 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA(ゲノム) ハイポセティカル配列:NO 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..36 配列 CTG TTC TTG GAG CCC ACA CAA GCA GAT ATT GCC TTG 36 Leu Phe Leu Glu Pro Thr Gln Ala Asp Ile Ala Leu 1 5 10 配列番号:20 配列の長さ:12 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列番号:21 配列の長さ:36 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA(ゲノム) ハイポセティカル配列:NO 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..36 配列 TTC TTG GAG CCC ACA CAA GCA GAT ATT GCC TTG CTA 36 Phe Leu Glu Pro Thr Gln Ala Asp Ile Ala Leu Leu 1 5 10 配列番号:22 配列の長さ:12 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列番号:23 配列の長さ:15 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA(ゲノム) ハイポセティカル配列:NO 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..15 配列 CCC ACA CAA GCA GAT 15 Pro Thr Gln Ala Asp 1 5 配列番号:24 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列番号:25 配列の長さ:15 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA(ゲノム) ハイポセティカル配列:NO 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..15 配列 GAA TGT TAC ATC ACT 15 Glu Cys Tyr Ile Thr 1 5 配列番号:26 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列番号:27 配列の長さ:15 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA(ゲノム) ハイポセティカル配列:NO 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..15 配列 GTC ACC GCC AGG ACT 15 Val Thr Ala Arg Thr 1 5 配列番号:28 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列番号:29 配列の長さ:15 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA(ゲノム) ハイポセティカル配列:NO 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..15 配列 GGA AGC ATT GTA GGG 15 Gly Ser Ile Val Gly 1 5 配列番号:30 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列番号:31 配列の長さ:15 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA(ゲノム) ハイポセティカル配列:NO 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..15 配列 TTT GGA AAG CAC TTC 15 Phe Gly Lys His Phe 1 5 配列番号:32 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列番号:33 配列の長さ:15 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA(ゲノム) ハイポセティカル配列:NO 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..15 配列 AAG TCC TCA AGG CCT 15 Lys Ser Ser Arg Pro 1 5 配列番号:34 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列番号:35 配列の長さ:15 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA(ゲノム) ハイポセティカル配列:NO 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..15 配列 CTC GAA TCT CAT GTT 15 Leu Glu Ser His Val 1 5 配列番号:36 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列番号:37 配列の長さ:15 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA(ゲノム) ハイポセティカル配列:NO 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..15 配列 CTA AGC AGG CCT GCC 15 Leu Ser Arg Pro Ala 1 5 配列番号:38 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列番号:39 配列の長さ:15 配列の型:核酸 鎖の数:両形態 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA(ゲノム) ハイポセティカル配列:NO 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1..15 配列 TGC AAT CAC TAT AAG 15 Cys Asn His Tyr Lys 1 5 配列番号:40 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列番号:41 配列の長さ:33 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 ハイポセティカル配列:NO 配列 AGCTAGGAAT CCGAATCGAG TGTCCTCACA ACT 33 配列番号:42 配列の長さ:36 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 ハイポセティカル配列:NO 配列 AGCTAGGGAT CCATTCATTG TGTAGCACCA GGGACC 36 配列番号:43 配列の長さ:33 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 ハイポセティカル配列:NO 配列 AGCTAGGGAT CCGTAGGTTG ATGCTTCACT CTG 33 配列番号:44 配列の長さ:33 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 ハイポセティカル配列:NO 配列 AGCTAGGGAT CCCAAGACTG TATGTTTGGG AAT 33 配列番号:45 配列の長さ:33 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 ハイポセティカル配列:NO 配列 AGCTAGGGAT CCATTGTAGG GGGGTGTGTG GCC 33 配列番号:46 配列の長さ:222 配列の型:アミノ酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド ハイポセティカル配列:NO フラグメント型:C末端フラグメント 起源 生物名:ホモサピエンス 配列
【0080】
【化6】
【0081】配列番号:47 配列の長さ:230 配列の型:アミノ酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド ハイポセティカル配列:NO フラグメント型:C末端フラグメント 起源 生物名:ホモサピエンス 配列
【0082】
【化7】
【0083】配列番号:48 配列の長さ:197 配列の型:アミノ酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド ハイポセティカル配列:NO 配列
【0084】
【化8】
【図面の簡単な説明】
【図1】Lp(a)及びapo Bの説明図である。
【図2】apo(a)のカルボキシル末端地図である。
【図3】還元条件下でSDS−PAGE(電気泳動)後
の血漿サンプル中のヒト(上段)及びアカゲザル(下
段)apo(a)のウェスタンブロット分析である。両
種からのサンプルを抗apo(a)モノクローナル抗体
2D1と反応させた。
【図4a】apo(a)に対するモノクローナル抗体で
プローブした単離リポタンパク質の電気泳動及びウェス
タンブロット分析である。
【図4b】変性及び還元apo(a)に対して反応性の
モノクローナル抗体のウェスタンブロットによる比較で
ある。A=反復エピトープを認識する抗体4F3;B=
2D1;C=反復エピトープを認識する12C11を表
す。
【図5】モノクローナル抗体2D1の結合分析である。
【図6】還元条件下でSDS−PAGE(電気泳動)に
かけて移動させた後にLp(a)及びapo(a)に対
する抗体でプローブした組換えタンパク質のウェスタン
ブロット分析である。
【図7】ヒトapo(a)プロテアーゼドメイン(第1
列)及びヒトプラスミノーゲン(第3列)のアミノ酸配
列の比較である。第2列はapo(a)分子とプラスミ
ノーゲン分子との同一アミノ酸残基を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12P 21/08 9358−4B G01N 33/53 W L 33/531 B // A61K 39/395 D N

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒト及び旧世界ザルアポリポタンパク質
    (a)(apo(a))に存在するアミノ酸配列に対応
    する少なくとも5個のアミノ酸の配列からなり、ヒト及
    び旧世界ザルプラスミノーゲンにおける対応する位置と
    異なる少なくとも1個のアミノ酸を有しており、抗ap
    o(a)抗体に対して免疫反応性であるが抗プラスミノ
    ーゲン抗体に対しては非免疫反応性であり、apo
    (a)の完全アミノ酸配列よりも短い配列を含む単離及
    び精製ペプチド、又は該ペプチドの類似体。
  2. 【請求項2】 配列番号2、4、6、10、12、1
    4、16、18、20及び22からなる群から選択され
    るアミノ酸配列を含み、apo(a)と反応するが、プ
    ラスミノーゲンとは反応しない抗体を誘発することが可
    能なペプチド又はその部分。
  3. 【請求項3】 配列番号24、26、28、32、3
    4、36、38及び40からなる群から選択されるアミ
    ノ酸配列を有する請求項2に記載のペプチド。
  4. 【請求項4】 配列番号2のアミノ酸配列を有してお
    り、apo(a)と反応するが、プラスミノーゲンとは
    反応しない抗体を誘発することが可能な請求項1に記載
    のペプチド又はその部分。
  5. 【請求項5】 配列番号24のアミノ酸配列を有する請
    求項4に記載のペプチド。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のペプチドに対して反応
    性の抗体。
  7. 【請求項7】 配列番号2、4、6、10、12、1
    4、16、18、20及び22からなる群から選択され
    るアミノ酸配列を有するペプチドに対して反応性の請求
    項6に記載の抗体。
  8. 【請求項8】 配列番号24、26、28、32、3
    4、36、38及び40からなる群から選択されるペプ
    チドに対して反応性の請求項6に記載の抗体。
  9. 【請求項9】 ポリクローナル又はモノクローナル抗体
    である請求項6に記載の抗体。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載のペプチドに対して反
    応性の抗体を固体支持体に結合する段階と、イムノアッ
    セイで事後検出できるように請求項1に記載の前記ペプ
    チドをラベルする段階と、ラベルしたペプチドを流体サ
    ンプルと接触させ、混合物を形成する段階と、結合した
    抗体に混合物を加える段階と、混合物と抗体とを反応さ
    せる段階と、免疫複合体が形成された場合にはこれを検
    出し、こうして流体サンプル中のapo(a)の存在を
    決定する段階とを含む、流体サンプル中のapo(a)
    を検出するためのイムノアッセイ。
  11. 【請求項11】 ラベルが西洋ワサビペルオキシダー
    ゼ、アルカリホスファターゼ、放射性同位体及び蛍光化
    学物質からなる群から選択される請求項10に記載のイ
    ムノアッセイ。
  12. 【請求項12】 請求項2に記載のペプチドに対して反
    応性の抗体を固体支持体に結合する段階と、イムノアッ
    セイで事後検出できるように請求項2に記載の前記ペプ
    チドをラベルする段階と、ラベルしたペプチドを流体サ
    ンプルと接触させ、混合物を形成する段階と、結合した
    抗体に混合物を加える段階と、混合物と抗体とを反応さ
    せる段階と、免疫複合体が形成された場合にはこれを検
    出し、こうして流体サンプル中のapo(a)の存在を
    決定する段階とを含む、流体サンプル中のapo(a)
    を検出するためのイムノアッセイ。
  13. 【請求項13】 ラベルが西洋ワサビペルオキシダー
    ゼ、アルカリホスファターゼ、放射性同位体及び蛍光化
    学物質からなる群から選択される請求項12に記載のイ
    ムノアッセイ。
  14. 【請求項14】 請求項3に記載のペプチドに対して反
    応性の抗体を固体支持体に結合する段階と、イムノアッ
    セイで事後検出できるように請求項3に記載の前記ペプ
    チドをラベルする段階と、ラベルしたペプチドを流体サ
    ンプルと接触させ、混合物を形成する段階と、結合した
    抗体に混合物を加える段階と、混合物と抗体とを反応さ
    せる段階と、免疫複合体が形成された場合にはこれを検
    出し、こうして流体サンプル中のapo(a)の存在を
    決定する段階とを含む、流体サンプル中のapo(a)
    を検出するためのイムノアッセイ。
  15. 【請求項15】 ラベルが西洋ワサビペルオキシダー
    ゼ、アルカリホスファターゼ、放射性同位体及び蛍光化
    学物質からなる群から選択される請求項14に記載のイ
    ムノアッセイ。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載のペプチドをコードす
    る核酸配列、その補体及び変異体を含むオリゴヌクレオ
    チド。
  17. 【請求項17】 配列番号2、4、6、10、12、1
    4、16、18、20及び21からなる群から選択され
    る配列を有するペプチドをコードする核酸分子、並びに
    対応する同一ペプチドをコードするその補体及び変異体
    を含むオリゴヌクレオチド。
  18. 【請求項18】 配列番号1、3、5、9、11、1
    3、15、17、19及び21からなる群から選択され
    る核酸配列、並びに対応する同一ペプチドをコードする
    その補体及び変異体を含む請求項17に記載のオリゴヌ
    クレオチド。
  19. 【請求項19】 配列番号23、25、27、31、3
    3、35、37、39、41及び43からなる群から選
    択される核酸配列、並びに対応する同一ペプチドをコー
    ドするその補体及び変異体を含む請求項17に記載のオ
    リゴヌクレオチド。
  20. 【請求項20】 前記オリゴヌクレオチドがラベルされ
    ている請求項17に記載のオリゴヌクレオチド。
  21. 【請求項21】 前記オリゴヌクレオチドがラベルされ
    ている請求項18に記載のオリゴヌクレオチド。
  22. 【請求項22】 前記オリゴヌクレオチドがラベルされ
    ている請求項19に記載のオリゴヌクレオチド。
  23. 【請求項23】 請求項1に記載のペプチドに対して反
    応性の抗apo(a)抗体で被覆した固相と、請求項1
    に記載の前記ペプチドを有する容器とを含むキット。
  24. 【請求項24】 請求項2に記載のペプチドに対して反
    応性の抗apo(a)抗体で被覆した固相と、請求項2
    に記載の前記ペプチドを有する容器とを含むキット。
  25. 【請求項25】 請求項17に記載のオリゴヌクレオチ
    ドを有する容器と、陽性対照を有する容器とを含むキッ
    ト。
  26. 【請求項26】 請求項18に記載のオリゴヌクレオチ
    ドを有する容器と、陽性対照を有する容器とを含むキッ
    ト。
  27. 【請求項27】 請求項19に記載のオリゴヌクレオチ
    ドを有する容器と、陽性対照を有する容器とを含むキッ
    ト。
  28. 【請求項28】 前記オリゴヌクレオチドがラベルされ
    ている請求項25に記載のキット。
  29. 【請求項29】 前記オリゴヌクレオチドがラベルされ
    ている請求項26に記載のキット。
  30. 【請求項30】 前記オリゴヌクレオチドがラベルされ
    ている請求項27に記載のキット。
JP6318892A 1993-12-21 1994-12-21 アポリポタンパク質(a)の免疫反応性ペプチド Pending JPH07324100A (ja)

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