JPS62501770A - ヒトアポリポタンパク質のペプチドフラグメント、種特異性抗体及び使用方法 - Google Patents
ヒトアポリポタンパク質のペプチドフラグメント、種特異性抗体及び使用方法Info
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- JPS62501770A JPS62501770A JP86500543A JP50054386A JPS62501770A JP S62501770 A JPS62501770 A JP S62501770A JP 86500543 A JP86500543 A JP 86500543A JP 50054386 A JP50054386 A JP 50054386A JP S62501770 A JPS62501770 A JP S62501770A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ヒトアポリポタンパク質のペプチドフラグメント、種特異性抗体及び使用方法
関連出願とのクロスレファレンス
下記出願は、1984年12月31日に出願された米国特許出願用688.04
0号明細書の一部継続出願で本発明は、一定のアポリポタンパク質(ALP)ペ
プチドフラグメント(即ち、ドメイン又は部分)が免疫学的に活性であって、A
LPを認識する種特異性(type−specific)抗体を産生ずるために
使用することができる、という発見に関する。得られるフラグメント及びALP
種特異性抗体は、本発明のもう1つの面、叩らALP定m分析系において使用さ
れる。
1旦且韮
リポタンパク質は血中でfI環する脂質及びタンパク質の凝集体であって、脂質
を体内輸送させるための手段である。これらの凝集体の脂質部分は実質的にコレ
ステロール及びトリグリセリドからなる。血清リポタンパク質はそれらの密度に
よって分類される。これらの分類としては、プレーβ−リポタンパク質としても
知られる超低密度リポタンパク質(VLDL);β−リポタンパク質としても知
られる低密度リポタンパク質(LDL):及び、α−リポタンパク質としても知
られる高密度リポタンパク1ff(HDL)が挙げられる。リポタンパク質の第
四の分類はキロミクロン(C)(YLO)であり、トリグリセリド脂肪86%、
コレステロール3%、リン脂質9%及びタンパク質2%からなる安定な小滴であ
る。キロミクロンは腸リンパ管及び食中食後の血中に見出され、吸収された長鎖
脂肪及びコレステロールが腸から輸送された際の形で存在している。
リポタンパク質の1つの機能は、最終的な細胞内利用のために、コレステロール
及びコレステロールのエステル類のような水不溶性物質を輸送することである。
すべての細胞は成長のためにコレステロールを必要とするが、細胞によるコレス
テロールの過剰蓄積はアテローム性動脈硬化症を特徴とする特定の疾患に至るこ
とが知られている。総面清コレステロール吊はアテローム性動脈硬化症の発生と
相関々係があることが現在では知られている。しかしながら、すべてのりボタン
バク質種が異なった量のコレステロールを含有しているため、総血清コレステロ
ール測定値は、各リポタンパク質種が血清中の総すポタンパク質m中に占める聞
の複合的な平均値である。
最近の研究では、コレステロールの細胞内蓄積をになうリポタンパク質の種類と
してLDLを対象としていたが、一方、HDLは細胞からの過剰コレステロール
の除去に際し重要であることが既に判明している。更に、アテローム性動脈硬化
症とLDLコレステロールmとの関係は、アテローム性動脈硬化症と総血清コレ
ステロール旦との同様の関係よりも著しく強い。逆に、アテローム性動脈硬化症
とHDLコレステロール量との間には負の関係が存在するようである。ボッマン
・ジエイ・ダブルら、サーキュレーション、第2巻、第161−178頁。
1950年(GoHmann、 J、 H,et al、、 C1rculat
ion、 2:161−178 (1950) ) :バール・デー・ビーら、
アメリカン・ジャーナル・オブ・メデイシン、第11巻、第480−493頁、
1951年(8arr、 D、 P、 at at、。
^merican Journal of Medicine、 11:480
−493 (1951) );ニラカラ・イー、スカンジナビアン・ジャーナル
・オブ・クリニカル・ラボラトリ−・インベステイゲーション、増補版、第5巻
、第1−ioi頁、1952年(Nikkala、 E、、 5candina
vian Journal of Cl1nicalLaboratory I
nvestigation、 5:1−101 (1952)) ;ジエンクス
・ダブル・ビーら、ジャーナル・オブ・クリニカル・インベステイゲーション、
第35巻、第980−990頁、1956年(Jencks、 W、P、 et
a!、、 Journalof C11nical InvestigaNo
n、 35:980−990 (1956))’ ;及び、ミラー・ジー・ジエ
イら、ランセット、第1巻。
7897、第16−19頁、1975年(tliller、 G。
J、 et at、、 Lancet、 H7897): 16−19 (19
75))参照。
このように、多種類のりボタンバク質は異なった比率でコレステロール及びトリ
グリセリドを含有しているため、総コレステロール及び総トリグリセリドの測定
だけでは異常なりボタンバク質パターンを識別する上で不十分である。かかる事
実の認識は、研究者を、脂質よりむしろ特異的リポタンパク質の濃度を測定する
ための様々な方法に目を向けさせた。シアーズ(Sears >の米国特許第4
.126.416号明細書は、血漿中のLDLコレステロール聞の測定方法につ
いて記載しており、該方法では、LDLコレステロールはLDLを植物性レクチ
ンと選択的に凝集させることにより他の可溶性コレステロール両分から分離され
、しかる後凝集しDLと会合したコレステロールの量が検出される。
ゴリ7ス(Golias)の米国特許第4.167.467号明細書は、体液中
のl−I D L M離コレステロール濃度を測定し、かつ同時に体液試料中の
VLDL及びLDL遊離コレステロール濃度を測定するための電気泳動法につい
て記載する。この方法は、液体媒体間で直接的流通を図り、電気泳動に付された
りボタンバク質に対する発現基質を使用し、更に各リポタンパク質MIlaコレ
ステロールのrli度を定量することからなる。ゴリアスの方法は、各リポタン
パク質遊離コレステロール画分の直接的かつ同時的測定が各両分を沈降させるこ
となく達成される、という従来技術の改善を意図している。
とューク1euck )の米国特許第4,185.963号明m !! Lt、
VLDL、CHYLO及びHDLを多1i1[i[イオンと一緒に血清から抽出
して血清中の脂質を測定し、次いで血清中のLDL脂質含徂を測定するための方
法について記載する。
ザンダース(Sanders )の米国特許第4.215.993号明細書は、
ヒト血清中のL D L htらHD Lを分離し、次いでHDLコレステロー
ルを定量するための方法について記載する。LDLは、金属イオン類を試料に添
加せずども血清から沈降してくる。沈降試薬は、有機!1箔液の使用により、ヒ
ト血清のp HをLDLのほぼ等電点にまで低下させる。
ベンツエン(Bentzen )の米国特許第4.309.188号明m書は、
硫酸処理多糖類が共有結合した支持体を含有する小カラムにりよりLOL及びH
DLが分離される分離方法について記載する。第一のpH緩衝液で溶出させるこ
とによりLDLを集め:第二のpHl1ifi液で溶出させることによりHDL
を集める。
しかる後、LDL/HDL比が決定可能となる。
ティベル(Teipel)の米国特許第4.039.285号明細書は、比濁分
析により各リポタンパク質の種類及び脂質の濃度を測定するための単−試料法に
ついて開示する。混合物のイオン強度は、最大密度リポタンパク質から最小密度
リポタンパク質までの各種類の複合体を漸時溶解せしめる段階で高められる。各
段階の不溶性複合体に関する濁度を測定すると、血液試料中の各リポタンパク質
の種類及び脂質の濃度が計算できるようになる。
心血管障害に関する最近の疫学的研究から、血清リポタンパク質の総量及びこれ
らのりボタンバク質が属する群毎の差異を調べるのみならず、更に、これらの群
の中で、存在するアポリポタンパク質(ALP)秒毎の差異及び特に各ALPの
存在量を調べることが有利であることが判明した。アポリポタンパク質は、脂質
部分と結合してホモタンパク質を形成するようなタンパク質部分である。現在、
いくつかのALPのタイプ及びサブタイプがFM認されている。
アポリポタンパク質A(アポ−A)には、サブタイプA1及びA2がある。アポ
−A1はHDLの主要なアポリポタンパク質であって、HDL粒子の表面部分を
占め、中性脂質核を覆っていると考えられる。アポ−A1は成熟循環HDLの産
生に必要な血漿中のレシチン:コレステロール・アシルトランスフェラーゼ、即
ちコレステロールエステル化酵素を活性化させることも知られている。
上述のように、血漿HDLffiと冠状動脈疾患の進行との間には逆関数的関係
がある。更に、ヘイズら、サーキュレーション、第62巻、増補版第4号、第1
16頁。
1980年(Heiss、 G、 et al、、 C1rculation、
f32:5upplelIlent TV、 116 (1980))参照。
HDLにおいて第二に量的に多いアポリポタンパク質はアポ−A2である。アポ
−A1はアポ−A2の場合よりも全体的に少ないHDL脂質と結合しているが;
しかしながら、これらのアポリポタンパク質問の相互作用によりアポ−A はア
ポ−A1の結合能を高めることが報告された。モリセットら、′リポタンパク質
:構造及び機能”、アニュアル・レビュー・オブ・バイオケミストリー、第44
巻、第183号、第196−198頁。
1975年(Horrisett et al、、 ”Lipoprotein
s:5tructure and Function−Annual Revi
ew or Bio−chemistry、 44: 183.196−198
(1975) )。
再度に精製されたLDLは、分子量が250,000〜500,000ドルトン
の非常に大きなタンパク質、即ちアポリポタンパク質8(アポ−B)の単一分子
を含有プることが判明した。スミスら、ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケ
ミストリー、第247巻、第3376頁、1984年(Smith、 et a
t、、 Journal ofBioloaical che+n1stry、
247: 3376 (1984))並びにミルン・アール・ダブル及びマー
セル・アイ・エル、フエーデレーション・オブ・ヨーロピアン・バイオケミカル
・ソサエティーズ・レターズ、第146巻、第97頁。
1982年(Hilne、 R,H,and Harcel、 1. L 、、
Fede−ration of European Biochelcal
5ocieties Letters。
146:97(1982))参照。LDLは、コレステロールが細胞レセプター
に結合し、エンドサイト−シスプロセスによって取込まれる末梢組織にコレステ
ロールを輸送するキー的役割を果たす。LDLは゛コレステロールの病的取込み
およ沈着において重要な役割を果たすことも知られており、非常に高′f:i度
のLDしはいくつかの類型のヒトアテローム性動脈硬化症におりる原因物質とし
て関与することも知られている。更に、長期間にわたるLDLi11度の緩徐な
上昇は、大半のヒトアテローム性動脈硬化症の進行に際しての重要なファクター
であるかもしれない。
ボッマンら、サイエンス、第111巻、第166頁。
1951年(Goffman et al、、 5cience、 111:1
66(1951));ゴールドシュタインら、メタボリズム、第26巻、第12
57頁、1977年(Goldstein et at、、 Heta−bol
isIIl、 26:1257(1977) )参照。アポ−8は、トリグリセ
リド及びコレステロールの輸送においていくつかの重要な役割を果たし、しかも
ヒト肝臓における高トリグリセリドリポタンパク質の形成及び分泌のために必要
であることが知られている。それは、常にLDLに見出される唯一のタンパク質
であって、LDLレセプターに対する相補的な部位を有し、かつ該レセプターに
より認識される。ブタアポ−8の一定の対立遺伝子の存在はブタ動脈における脂
質の沈着及びプラーク形成と強固な相間々係があることを照明した事実もある。
ラバクツら、イクスビアリメンタル・モレキュラー・パソロジー、第27巻、第
429頁、1977年(Rapacz at at、、 Experi−IIl
ental Ho1ecu!ar Pathology、 27:429(19
77))参照。
アポリポタンパクIC(アポ−C)には、サブタイプのアポ−C、アポ−C2及
びアポ−C3がある。アポ−Cは血漿リポタンパク質膜のタンパク質部分の一部
であるとが明らかにされた〔アイゼンベルブ・ニスら、ジャーナル・オブ・バイ
オロジカル・ケミストリー、第254巻、第12603頁、1979年(Eis
enberg。
S、 et at、、 Journal or Biological Che
mistry、 254:12603 (1979))参照。CHYLO及びV
LDLにおいて総タンパク質の40〜80%を占めるアポ−Cは血漿HDL中に
存在し、リポタンパク質リパーゼ酵素系活性の′、J1節に関し重要な役割を果
たす。最近、VLDLトリグリヒリドの加水分解の程度とりボタンバク質膜のア
ポ−Cの含量との関係が明らかにされたが、アポ−C分子は急速なトリグリセリ
ド加水分解後にVLDLからHDLに転移され、新たに分泌された粒子が循環中
に入ると再度VLDLに戻るのである。同様の観察結果は食事性キロミクロン血
症の治)ヨ段階と発生段階とにおいても報告された。
循環するコレステロール担持リポタンパク質の排出又は取込みプロセスにおいて
特に中心をなす1つのアポリポタンパク質はアポリポタンパク質E(アポ−E)
である。マーラー・アール・ダブル、メディカル・クリニック・オブ・ナーザン
・アメリカ、第66巻、第375頁。
1982年(Hahley、 R,W、、 Hed、 Cl1n、 North
、^mer、 。
66:375(1982) )参照。アポ−Eの重要な機能は、特異的表面レセ
プターを介するリポタンパク質の細胞内取込みに際して媒介することである。マ
ーレー・アール・ダブル、クリニツシエ・ウォッヒエンシュリフト、第61巻。
第225頁、1983年(Hahlcy、 R,W、、 K11nischeW
ochcnschrift、 61:225(19g3) )参照。アポ−Eは
、繊維芽細胞及び各種末梢細胞の低密度リポタンパク質レセプターと結合し、そ
の結果mrra内コレステロール代謝に影響を及ぼすことが知られている。それ
は更に肝臓原形質膜レセプター、即ちアポーEレセプターと特異的に結合し、し
かもキロミクロン残留クリアランスの主要な決定物質として機能する。
アポリポタンパク質E(アポ−E)には、3種の主な同様の形態、即ちアポ−E
2、アポ−E3及びアポ−E4がある。アミノ酸配列分析により、3種の異種形
態にはそれらの一次構造に差異があることが明らかにされた。様々な形態のアポ
−E2についてこれまで述べられてきたおり、すべての形態のアポ−E2がLD
Lレセプター結合活性を減少させかつアポーEレセプター結合活性を減少させて
いることが照明された。更に、これらの異常な型のアポ−E2は遺伝子異常高リ
ボブOティン血症■型と関係しており、これは高コレステロール残留リポタンパ
ク質の不完全クリアランスにも一部起因しているようである〔ワイスグレーバー
・エッチ・ケイら、ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー、第25
8巻、第12311頁、1983年(Weisgrabcr、 H。
に、 et al、、 Journal of Biological Che
mistry、 258:12341(1983) )。この事実は、アポ−E
がコレステロール及び脂質の代謝において決定的役割を果たすことを示唆してい
る。
循環中からのコレステロール含有リポタンパク質の除去を媒介する各8i細胞レ
セプターとALPとの相互作用に関連して、最近認識された事実に基づき、AL
Pの特異的試験法を開発する努力が続けられてきた。ホームクイスト(1lol
iquist )らの米国特許第4.399.217号明細書は、免疫酵素法に
よる血清リポタンパク質試M法について記載する。アポリポタンパク質抗体は支
持体上に固定されている。血清試料は酵素標識特異的アポリポタンパク質と一緒
に加えられる。
支持体に固定されていないすべての試薬を除去し、しかる後支持体に結合した酵
素活性を測定することにより、競合試験において被検試料中に存在する特異的ア
ポリポタンパク質の邑を間接的に測定することができる。このように、試験にお
いては、1種特異性”抗体、特異的標識抗原(アポリポタンパク質)及び競合試
験系を必要とする。9種特異性”抗体は、密度勾配超速心力分離により分離され
た血清リポタンパク質画分から得られる精製アポリポタンパク質でウサギを免疫
することによって産生される。しかしながら、超速心力分離は、高純度アポリポ
タンパク質画分を得るためにはやや不十分である。
したがって、ウサギの免疫によって産生きれる抗体の“硬性妥性パと同様に不十
分である。このように、アポリポタンパク質及びそれに対する高度に特異的な抗
体に関し、極めて正確な真の硬性異的試験法に対する必要性が存在し続けていた
。
発明の開示
各種ALPがコレステロール代謝に関与する役割と、高度のALP特異性の正確
有効かつ安価な試験法に対する必要性とに鑑み、発明者らは、ポリペプチド中に
おいて免疫原性及び免疫特異性の双方の存在領域を確認する努力をすべく、各種
ALPの既知アミノ酸配列について評価した。これらの努力により、各々のアポ
−A1、アポ−A2、アポ−B1アポ−C3及びアポ−E2のアミノ酸配列中に
おいて免疫原性及び免疫特異性が併存する特異的ポリペプチド部分(フラグメン
ト)を確認するに至った。
発明者らは次いで、ポリペプチドフラグメントを合成し、フラグメントをキャリ
アタンパク質と結合させ、真に硬性異的で非交差反応性の抗体を免疫処理により
産生さることに成功した。
検出可能な標識抗体、基体−固体化抗体及び本発明の検出可能な標識免疫特異性
ペプチドもしくは精製ALPを必要とする競合型及びサンドインチ型の試験法も
同様に開発された。
図面の簡単な説明
図1は、アポ−A1に対してそれぞれ特異的な3種のペプチド配列(A、B及び
C)、並びにアポ−A1特異性抗体を産生ずるために使用される3種の合成ペプ
チド(A′、B′及びC′)について示す。
図2は、アポ−E2に対して特異的なペプチド配列、並びにアポ−A1特異性抗
体を産生ずるために使用される合成ペプチド(A′)について示す。
図3は、アポ−C3に対して特異的な3種のペプチド配列(A、B及びC)、並
びにアポ−03特異性抗体を産生ずるために使用される3種の合成ペプチド(A
’、B′及びC’ )について示す。
図4は、アポ−8に対してそれぞれ特異的な2種のペプチド配列(A及びB)、
並びにアポーB特異性抗体を産生ずるために使用される2種の合成ペプチド(A
′及びB’ )について示す。
図5は、アポ−A2に対して特異的な2種のペプチド配列(A及びB)、並びに
アポ−A2特異性抗体を産生ずるために使用される2種の合成ペプチド(A’及
びB’ )について示ず。
図6(A及びB)は、以下の具体的プロトコール■を用いて5O8−PAGEゲ
ルから得られたウェスターン免疫プロット(Western Taununob
lot)の図である。
図7は、二1−ロセルロースフィルター上にスポットされた様々な聞の各種アポ
リポタンパク質がら得られる代表的免疫ドツトプロット(im+nunodot
blot)の図である。
各種アポリポタンパク質について決定されたアミノ酸配列から選択されるペプチ
ド部分(フラグメント)は、本発明の開発において出発点を形成する。アポリポ
タンパク質A1のアミノ酸配列は、ブリュワー・エッチ・ビー・ジュニアら、バ
イオケミカル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ・コミュニケーションズ、
第80巻。
第623−630頁、1978年(Brewer、 H,B、、 Jr。
et at、、 Biochemical and Biophysical
ResearchCommunications、 80:623−630(1
978))の文献で報告さている。ヒトアポ−A2のアミノ酸配列は、モリセッ
トら。
゛リポタンパク質:構造及び機能″、アニュアル・レビュー・バイオケミストリ
ー、第44巻、第183−207頁、1975年(Horrisett et
at、。
”Lipoproteins: 5tructure and Functio
n”、 AnnualRevicn Biochca+1stry、 44:1
83−207(1975) )において公表されている。同様に、アポリポタン
パクTIE2の完全なアミノ酸配列は、ロール・ニス・シー・ジュニアら。
ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー、第257巻、第4171−
4178頁、1982年(Rall、 S、 C,Jr、、 et al、、
Journal of BiologicalCh(!ll1iStrl/、
257:4171−4178(1982))で報告されティる。
アポリポタンパク質C3の完全なアミノ酸配列も、ブリコワーら、ジャーナル・
オブ・バイオロジカル・ケミストリー、第249巻、第4975−4984頁。
1974年(BrCver、 et at、、 Jounal of Biol
ogicalChemistry、 249:4975−4984(1974)
)で公知になっている。
アポリポタンパク質Bから得られる一定のタンパク質分解フラグメントのアミノ
末端配列も同様に公知であり、ルベーフ・アール・シーら、フエデレーション・
オブ・ユーロビアン・バイオケミカル・ソサエティーズ・レターズ、第170巻
、第105−108頁、1984年(LeBoeur、 R,C,et al、
、 Federation of EuropeanBiochcmical
5ocieties Letters、 170:105−108(19B4
) )で報告されている。
天然アミノ酸配列に屈する各種セグメントに対応したペプチドドメインが得られ
る。1つの態様では、ペプチドフラグメントは、参考のために本明細書に包含さ
れるメリフィールド、ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエテー、
第85巻、第2149頁、1962年(Herrifield、journal
of A11erican ChemicalSociety、 85:21
49(1962))並びにスチュワード及びヤング、基礎的固相ペプチド合成(
フリーマン、サンフランジ21.1969年) (Stewart and Y
oung、 inUnderlying 5olid Phase Pepti
de 5ynthesis (FreeIIlan。
San Francisco、 1969))に記載された周知の固相ペプチド
合成法により合成される。しかしながら、例えば、タンパク質分解酵素又は化学
試薬を用いて天然アミノ酸配列を切断することによりフラグメントを得ることも
可能である。
以上のように、“ペプチドフラグメント”、゛′ペプチドドメイン”及び゛″ペ
プチド部分′°という語は、配列中に典型的には8〜20個のアミノ酸、更に好
ましくは10〜16個のアミノ酸を有した天然タンパク質の一部をなす合成及び
天然のアミノ酸配列双方を含む意であり、12〜15個のアミノ酸からなるオリ
ゴペプチドが好ましい鎖長である。゛天然アミノ酸配列から1りることか可能な
”という語は、合成配列、及び天然配列中に存在しない分離された配列を得るた
めに天然配列を切断することによって得られる配列を双方含む息である。更に、
選択された配列の他に、天然配列中に存在しない1以上のアミノ酸を含有するオ
リゴペプチドも含まれる。本発明は、更に、天然ALPタンパク質に存在しない
2J:J、上のドメインからなる免疫特異性ペプチドとなるように2以上の異な
るペプチド部分(フラグメント)を共有結合させることにより得られる新規なポ
リペプチドにも関する。
各種のペプチドフラグメントは、免疫原性(体液性免疫応答性誘発能を物質に賦
与せしめる性質及び物質がこの性質を有する程度)及び免疫特異性(免疫応答に
より誘発されて抗体が特定のりボタンバク質又はアポリポタンパク質と結合する
能力)を調べるために評価された。
“アポリポタンパク質種特異性”という語は、特定のALPに限定された高度の
特異的免疫反応性を含む意である。
図1においてA、B及びCはアポ−A1において見出される311の天然アミノ
酸配列を表わす、A′、B′及びC′は、合成されかつ抗体産生能について評価
された3秤のペプチドを表わし、しかも抗原物質として使用された実際の合成ペ
プチドを表わしている。各々の合成配列は、キャリアタンパク質と結合し得るよ
うに、カルボキシ末端に更にシスティン残基を有していることに注意ずべきであ
る。
次いで図2において、Aは、アポ−E2の免疫原性及び免疫特異性について評価
されたアポ−E2におけるアミノ酸配列を表わす。また、合成ペプチドフラグメ
ントA′は、キャリアタンパク質と結合し得るように、カルボキシ末端にシステ
ィン残基を有する。
図3において、A、B及びCに相当するペプチド配列は、免疫原性及びアポリポ
タンパク¥IC3に対する免疫特異性について評価された。各々の合成ペプチド
は、キャリアタンパク質と結合し得るように、カルボキシ末端にシスティン残基
を有する(A’ 、B’及びC′)。
図4において、そこに示された2秤の配列A及びBは、免疫原性及びアポリポタ
ンパク¥1Bに対する免疫特異性について評価された。更にそれに対応した合成
ペプチドA′及びB′は、キャリアタンパク質と結合し得るように、各々カルボ
キシ末端に加えられたシスティンを有する。
図5において、A及びBはアポ−A2に関し見出された2種の天然アミノ酸配列
を表わしており、アポ−A2における免疫原性及び免疫特異性について評価され
た。
合成ペプチドフラグメントA′及びB′は、キャリアタンパク質と結合し得るよ
うに、カルボキシ末端にシスティン残基を有する。
本発明の範囲内には、上記フラグメント中において、免疫原性及び免疫特異性双
方を有するアミノ酸配列が含まれる。したがって、ペプチドフラグメントは、所
望のALP種特異性抗体を産生ずることが可能な1以上のエピトープ、即ち免疫
原性ドメイン(抗原決定基)を有しており、天然配列に正確に対応したペプチド
フラグメントであっても、又は本発明での使用に際し免疫原性及び免疫特異性に
影響を与えない程度に変更されたペプチドフラグメントであってもよい。同様に
、キャリアタンパク質との結合性を高めるために加えられる他のアミノ酸残基、
あるいは標識性を高めるために又は動物の免疫系(免疫応答能)の活性化が可能
なアミノ酸配列によりペプチドフラグメントの免疫原性を高めるために加えられ
るアミノ酸残基を使用したものも含まれる。“標識可能残基″という語は、所望
の配列中に現存するか、又は検の放射性同位体の結合を可能ならしめるために所
望の配列中に尋人されたチロシンのような残塁を含む意である。
特に重要なものは下記式のペプチドである:又は−NR3R4であり:Mは薬学
上許容される陽イオン、又は低級(01〜C6)分岐状もしくは直鎖状アルキル
基であり、R2、R3及びR4は同一でも異なっていてもよく、水素及び低tx
t <c −C6>分岐状もしくは直鎖状アルキル基からなる群より選択され;
Xは上記アミノ酸配列又はペプチドフラグメントある〕;2) その酸付加塩:
3) その保護又は一部保護誘導体。
技術的に公知の如く、アミノ酸残基は、適切なアミノもしくはカルボキシ保護基
を用いたそれらの保護型でも又は未保護型であってもよい。
使用される陽イオンMは、アルカリもしくはアルカリ土類金属陽イオン(即ち、
Na、に1L i 、1/2 Ca。
1/23a等)又はアミン陽イオン(即ち、テトラアルキルアンモニウム、トリ
アルキルアンモニウムであり、ここでアルキルはC1〜C12であってもよい)
である。
様々な長さをもつペプチドは遊離アミン(N末端)の型でもその酸付加塩の型で
あってもよい。通常の酸付加塩は、ハロゲン化水素酸塩、即ち、HBr、Hl、
更に好ましくは)」C1である。
本発明により(ウェル当りペプチド5noを用いて)調製されたすべての合成ペ
プチド抗血清についてのELISA力価は、1:1600以上、通常1:120
00以上である。ウェル当たり天然アポ−A1100rlを用いたアポーΔ1抗
血清のELISA力価は1:12000以上であった。
抗体産生を促進するために、抗原性物質(ペプチドフラグメント)は、当該技術
分野において周知でかつ汎用される技術により、アルブミン又は鎧型カサガイヘ
モシアニン(keyhole Iimoet hemocyanin、にL)I
)のようなキャリアタンパク質と結合せしめられていてもよい。好ましくは、
キャリアタンパク質はKLI(であって、システィン残基により抗原性物質と結
合している。
更に、抗原性物質は免疫学的に不活性又は活性な担体と混合することができる。
免疫応答を促進又はyk導するフロイント完全アジュバントのような担体が使用
されてもよい。
動物抗血清の調製法は周知技術である〔例えば、チャード、生化学及び分子生物
学における実験室的技術。
“放射免疫試験及び関連技術の概説”、第385−396頁、ノース・ホランド
・パブリッシング・カンパニー、1978年(Chard、 Laborato
ry Techniques In八へd Mo1ecular Biolog
y、”An Introduction Radio−immunoassay
and Re1ated Techniques″、 paaes 385−
396゜North Ho1land Publishing Company
(1978) 参照)。動物の選択は、利用上の便宜及び得られる抗血清の容
1の面でのおおよその必要aの間のバランスにより通常決定される。ヤギ、ロバ
及びウマのような大型種が、太りの血清が容易に得られることから好ましい。し
かしながら通常高力価血清を与えるウサギ又はモルモットのような小型種を用い
ることも可能である。通常、抗原性物質(ペプチドフラグメントハブテン−キャ
リアタンパク質複合体)の皮下注射が、抗体が産生されるべき動物の免疫系に対
し行なわれる。適切な抗体の検出は、血清を適切な標識トレーサー含有分子で試
験することにより行なわれてもよい。トレーサー含有分子と結びついた両分が次
いで単離され、必要であれば更に精製される。これらの抗体はしかる後、特定の
ALPを定性定日するための各種免疫試験において利用することができる。本発
明の範囲に属する免疫試験としては、競合試験及び免疫測定試験の双方が含まれ
る。
ホルモン、タンパク質、抗体その他のような有機分子の微旦分析に利用される一
般的競合結合試験法は当該技術分野において周知である。チャード、同上参照。
これらのいずれの競合結合試験法も本発明の目的、即ち特異的ALPの定石のた
めに利用することができる。競合結合試験、典型的には放射免疫試験(RIA)
を実施するためには、標識含有分子及びALPに対し親和性をもつ結合性分子を
調製することが必要である。未知かのALPを含有した少倒の液体又は組織試料
は、抗体更には既知量の抗原特異性標識抗体の存在下でインキュベートされる。
抗体は、必ずしも本発明の抗原性ペプチドフラグメントから産生せしめられるこ
とは(好ましいけれども)必要ではない。典型的には、しかしながら、抗体を産
生ずるために使用されかつ更にチロシン残基を含有する同一の合成ペプチドはチ
ロシン残基を介して放射性ヨウ素で標識され、トレーサー含有分子を有する。試
験試料と抗体及びトレーサー含有分子とのインキュベートが終了した後、遊離型
及び結合(免疫複合体)型間でのトレーサー含有分子の分布率を調べることが必
要であるゎ通常、しかし常にではないが、そのためには、結合画分が遊離画分か
ら物理的に分離されることを必要とする。
例えば、特定のALPに対する抗体はプレートに結合することができる。遊離型
と結合型とのトレーサー含有分子間の物理化学的差異を利用する様々な他の技術
がその目的のために利用されてもよい。一般的に利用可能な方法は、ヤロー、フ
7−マコロジカル・レビュー、第28巻、第161頁、1973年(Yalow
、 PharIllacol、Rev、。
28:161 (1973) )に記載されている。これらの技術としては、吸
着、沈降、塩析法、有様溶媒、電気泳動分離その他がある。チャード、同上、第
405−422頁参照。
特に有用な放射性同位体は、 ト1、11 T、32P、35s、14c、51
c r、c +、 co、58c0.Fe、 Se及び152EUである。
tJ!1.用性標識は1例であって、代わりに、ペプチド配列は、蛍光標識、酵
素標識、ラジカル標識、アビジン−ビオチン標識又はバクテリオファージ標識を
用い、当業者に公知の技術(チャード、同上)によって標識されてもよい。
代表的蛍光標識としては、フルオレセインイソチオシアネート、ローダミン、フ
ィコエリトリン、フィコシアニン、アロフィコシアニン、0−フタルアルデヒド
及びフルオレサミンがある。
代表的化学ルミネセンス化合物としては、ルミノール、イソルミノール、芳香族
アクリジニウムエステル類、イミダゾール類、アクリジニウム塩類及びシュウ酸
エステル類がある。代表的生物ルミネセンス化合物としては、ルシフェリン、ル
シフェラーゼ及びエキオリンがある。
代表的酵素としては、アルカリホスファターゼ、β−ガラクトシダーゼ、グルコ
ース−6−リン酸デヒドロゲナーゼ、マレイン酸デヒドロゲナーゼ、グルコース
オキシダーゼ及びペルオキシダーゼがある。
2秤の代表的酵素試験法は、酵素結合免疫ソルベント試験(ELISA)、及び
酵素複合化免疫試験(enzymeCorp、) )としても知られる均一酵素
免疫試験である。
古典的ELISA系では、分離は、抗体が固相に結合することを利用して行なわ
れる。EMIT系においては、トレーサー−抗体複合体の酵素が不活性化される
ことを利用しており;活性はしたがって分離工程を経ザして測定することができ
る。
本発明のALP種特異性抗体は、サンドインチ免疫試験法としても知られる免疫
測定試験において使用するためにも利用される。これらの免疫測定試験には、同
時的サンドインチ、フォワード(forward )サンドインチ、リバース(
reverse )サンドインチ免疫試験がある。これらの各用語は当業者に十
分理解されている。
フォワードサンドインチ免疫試験において、試料はまずALPに対する抗体を含
有した固相免疫吸着剤と一緒にインキュベートされる。インキュベートは、試料
中のALPが固相中の固定化抗体と結合するために十分な時間にわたり継続され
る。最初のインキュベート後、固相免疫吸着剤はインキュベート混合物から分げ
1され、試料中に存在しているであろう過剰のALP及び他の干渉物質を除去す
るために洗浄される。固定化抗体と結合したALPを含有する固相吸着剤は、次
いで、ALP上の別のドメインと交差反応する可溶性標識抗体と一緒に再度イン
キュベートされる。2回目のインキュベート後、固相免疫吸着剤から未結合、標
識抗体を除去し、かつ非特異的結合標識抗体を除去するために、再度洗浄が行な
われる。固相免疫吸着剤に結合した標識抗体はしかる後検出され、検出された標
識抗体伍は原試料中に存在する抗原Fの直接測定値として扱われる。一方、免疫
吸着剤複合体と結合しない標識抗体が検出されてもよく、この場合にあっては、
測定値は試料中の抗原伍と逆比例する。フォワードサンドインチ試験は、例えば
米国特許第3.867.517号;第4.012,294号;及び第4,376
.110号明細書に記載されている。
リバースサンドインチ試験においては、試f’lはまず標識抗体と一緒にインキ
ュベートされ、しがる後ALP上の別のドメインと交差反応する固定化抗体を含
有した固相免疫吸着剤がそこに加えられ、再度インキュベートが行なわれる。フ
ォワードサンドインチ試験で必要とされた最初の洗浄工程は不要であるが、2回
目のインキュベート後に洗浄が行なわれる。リバースサンドインチ試験は、例え
ば米国特許第4,098,876号及び第4.376.110号明号明1@に記
載されている。
同時的サンドインチ試験においては、試料、固定化抗体を担持した免疫吸着剤及
び別のドメインに対し特異的な可溶性標識抗体は、1回のインキュベート工程に
おいて同時的にインキュベートされる。同時的試験では1回のインキュベートの
みが必要で、洗浄工程を要しない。
同時的試験の利用は、非常に有用な方法であって、操作容易性、均一性、再現性
、試験の直線性(l 1nearity )及び高精度をもたらす。参考のため
に本明細書に包含されるデビット(DaVid)らの米国特許第4.376.1
10号明l1書参照。
上記各々の試験において、抗原含有試料、固定化抗体担持固相免疫吸着剤及び可
溶性標識抗体は、抗原を固定化抗体及び可溶性抗体に結合せしめ得るような条件
下でかつそのために十分な時間にわたりインキュベートされる。一般に、できる
限り多くの抗原を結合せしめるために要されるインキュベート条件を与えること
が望ましいが、その理由は、これによって最大限まで標識抗体を固相に結合させ
、シグナルを増大させるためである。勿論、標識されかつ固定された抗体の具体
的濃度、インキュベートの温度及び時間、その他のこのような試験条件は、試料
中の抗原の濃度及び試料の性質その他をはじめとする様々なファクターに基づき
変更することができる。当業者は、日常的実験法により個々に測定するために、
効果的かつR適の試験条件を選択することができる。
従来使用されており、しかも本発明で使用することができる固相免疫吸着剤には
多数のものがある。周知の免疫吸着剤としては、ガラス、ポリスチレン、ポリプ
ロピレン、デキストラン、ナイロン及び他の物質から形成されるビーズ類;この
ような物質から形成され又はそれで被覆された管等がある。固定抗体は、アミド
もしくはエステル結合を介する共有結合のような方法又は吸着法によって、固相
免疫吸着剤に共有結合せしめられるか又は物理的に結合せしめられてもよい。
上記競合試験と同様に、可溶性抗体は、放射性同位元素標識、蛍光標識、酵素標
識、ラジカルei識又はバクテリオファージ標識のようないずれかの検出可能な
標識で標識されてもよい。最も一般的には、標識は放射性同位元素標識又は酵素
標識である。
上記のように、免疫測定試験では、アポリポタンパク質に対し種特異性がある2
種の別個独立の抗体を必要とする。これら抗体のうち1g!は固相支持体に結合
しているが、他は検出可能なように11A識されている。本質的に2種の別個の
抗体はALP種特異性であるが、抗原性タンパク質中の異なるドメインと交差反
応する。1つの態様において、2種の異なる抗体は、ALPアミノ酸配列配列中
なる免疫原性及び免疫特異性セグメントに相当する2種の異なる合成配列を用い
ることにより産生されてもよい。例えば、図1において、合成ペプチドA′及び
合成ペプチドB′はアポ−A1における免疫原性及び免疫特異性の双方を有する
ことが見出されたニ一方が基質に結合し、他方が検出可能に標識された、各々の
合成配列に対する抗体を用いることは、各種のサンドインチ試験において有用で
ある。
一方、例えばウサギ及びマウスにおいて同一の合成ペプチド配列を用いて異なる
2種の抗血清を産生ずることにより、同一のアポリポタンパク質に対しては種特
異性であるものの異なるドメインと交差反応する抗体を産生せしめることも可能
である。
所謂d延型免疫測定試験は、例えば、チュー(Chu)の米国特許第4,289
,747号明細書及びウォルターズ(Woltcrs )の米国特許第4,34
3.896号明aaに記載されているようにして利用することもできる。
更に、本発明の試験に使用される物質は理論的にキットのBl 3Bにも適して
いる。そのようなキットは、バイアル、試験管等のような1以上の容器手段を密
閉収納するために仕切られた運搬手段からなっていてもよい。各々の上記容器手
段は本発明方法において使用される個別的要素の1つを収容する。
例えば、上記容器手段の1つは免疫吸着剤結合抗体を収容していてもよい。これ
らの抗体は、異なる固相免疫吸着剤と結合していてもよく、又は容器の内壁に直
接結合していてもよい。第二の容器は、凍結乾燥品又は溶液として検出可能に標
識されたペプチドフラグメントを収容していてもよい。
運搬手段は、様々な既知間の抗原又はペプチドフラグメントを各々収容した多数
の容器を有していてもよい。
これら後者の容器は標準曲線を作成するために使用することができ、未知母の抗
原含有試料から得られる結果をこの標準曲線にあてはめることができる。
一般的プロトコール
1、L反亙I
K L +−1と結合したペプチドは、各々のアポリポタンパク質と結合可能な
単一特異性抗体を産生ずるために、ウサギのような実験動物の免疫に使用された
。典型的実験では、抗体が産生されるべき特定のタンパク質的100μ9をフロ
イント完全アジュバントと混合し、ウサギの支脚皿に皮下部位から免疫接種し、
10〜14日後不完全フロインドアジュバントと混合された゛等mのタンパク質
を皮下的に免疫接種し二更に10〜14日後、10%水酸化アルミニウム溶液と
混合された更に50〜100μりのタンパク質で動物を免疫する。動物はその後
4週毎に50〜100μsのタンパク質で免疫される。
■、試験
各々のタンパク質に対し産生された特異的抗体の力価は、(a)酵素結合免疫ソ
ルベント試験(ELISA)、及び(b)放射性同位元素標識タンパク質分子を
免疫沈降せしめる抗体の効力から測定された。典型的ELISA試験はでは、1
0〜100noの試験抗原(即ち特定の被検タンパク質)が小型滴定器(コアル
コンブロダクッ(Falcon Products )又はベルコプロダクッ(
Bel Ic。
Products) )のウェル底のタンパク質溶液を風乾することにより、プ
ラスチック表面に結合せしめられる。一連の試験抗血清希釈液をウェル内でイン
キュベートし、未結合抗体を洗浄除去し、結合抗体を次いで試験抗血清が産生さ
れた免疫グロブリン種に対する酵素結合第二抗体調製液と一緒にインキュベート
する。各つIル中で結合した酵素えはしかる後適切な発色試験によって定番され
る。このような試験において、試験抗原に対する高力価抗体含有血清は数千倍に
希釈することができ、それでもなお顕茗な発色を示す。被検血清試料の貯′ia
温度(室温、4℃、−20℃及び−80℃)いかんにかかわらず同レベルの7ポ
リボタンパク質を検出できることが判明した。
他の試験、即ち放射免疫沈降試験(RIP)においては、試験抗原は Iのよう
な放射性同位体で標識される。一定足の放射性同位元素標識抗原は次いで一連の
試験抗血清希釈液と一緒にインキュベートされる。免疫複白化抗体は、試験血清
が産生された免疫グロブリン種に対する第二抗体を用い、又は固定スタフィロコ
ッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus )細菌Q
Ji3液を用い、又はビーズ上に固定されたスタフィロコッカス・アウレウスタ
ンパク質Aを用いて沈降せしめられる。前記ELISA法と同様に、高力価特異
的抗体含有血清は数千倍に希釈されてもなJ5、多品の放DI性同位元素標識抗
原を沈降させることができる。
いずれの試験においても、試験血精試料中の具体的抗体価は、非免疫処理動物由
来血清又は試験タンパク質とは無関係のタンパク質で免疫処理された動物由来血
清から得られる値(色又は沈降した放射能)を差引くことにより決定される。抗
血清の持具性及び異なるタンパク質の免疫学的関連性は、いずれかの試験におい
て、抗原結合性の範囲に関する血清希釈液の相対的効力を試験することによって
評価することができる。
■、免疫ブOット法
典型的免疫プロット法において、タンパク質はまず変性還元剤の存在下でポリア
クリルアミドゲル電気泳動(PAGE)に付される。タンパク質を次いで、トリ
ス−l−I CI 、グリシン及びメタノール(又はイソプロパツール)含有伝
導溶液中で電気泳動的にニトロセルロース股上に移動させる。ニトロセルロース
股上の非特異的結合部位をウシ血消アルブミン含有トリスーNaCIIi衝液(
3〜5%wt/vol )によりブロックする。上記緩衝液中の特異的抗血清の
適切な希釈液を次いで、特定のタンパク質に抗体分子を結合させるために、ニト
ロセルロース膜と接触させる。未結合抗体をツイーン(Twcen )20のよ
うな非イオン系界面活性剤添加トリス緩衝液で洗浄づる。結合抗体含有タンパク
質バンドは、次いで、(1)特異的抗体が産生された免疫グロブリン種に対する
酵素結合第二抗体を用いる比色法、又は(2)二I〜ロセルロース股上の特定抗
原と結合した免疫グロブリン分子に結合するためにスタフィロコッカス・アウレ
ウス由来放射性同位元素標識タンパク質Aを用いるオートラジオグラフィー法に
よって視覚化することができる。この免疫プロット法により、特異的抗体でHy
lされる分子種を同定することができる。したがって、この方法は、試験試料の
ようなく例えば、血漿又は血清中の〉アポリポタンパク質氾合物を用いることに
より、抗ペプチド抗体血演の種特異性を評価するために利用することができる。
抗体調製物の種特異性が解明されると、更に簡易なアプローチ法が特定タンパク
質の定量のために利用し得る。
本明細書において゛′免疫ドツトプロット″として述べられているこの方法では
、ニトロセルロースフィルター上に生母の水溶液をスボッ1−シ、酢酸:イソブ
ロバノール:水(10: 20 : 70v/v )のような酸アルコール混合
物を用いてニトロセルロース上にタンパク質を固定し、しかる後上記抗体結合技
術を実施することを要する。
免疫ドラ1−プロット法における低バツクグランド反応性を確保するために番よ
、被検血清試料はまず、沸騰し、かつ10mMジチオスレイトールS有0.1%
5DSffi液を血清中に加えて還元することにより処理される。この溶液は次
いで沸騰水中に10分間浸漬される。室温で冷却後、試料は等間の市販のパンゾ
ルビンで処理される。
試料はしかる後APLについて分析することができる。
体内プロトコール
本発明の実施用のプロトコール:
KLH+MBS” MB −KLH
MS−KLI−1+ペプチド−3Hペプチド−K L l−1* m−マレイミ
ドベンゾイル−N−ヒドロキシスクシンイミドエステル
1且
1、KLI]:pH7,2の10mMリン酸g衝液(PB)に対し透析される。
使用前約20w+y/−に調整される。
2、 ペプチド:約5Q/d。カップリング前に新たに秤伍される。
3、MBS
4、DMF(ジメチルホルムアミド)
5、PBS(リン酸緩′f1液)
衆且
1、 ガラス又は他の非プラスチック製の管を用いる。
2 、K L H200μρにPB55μmを加え、次いで徐々にM B S
85Hg (3り/MBS1500μpDMF)を加える。
3、 室温で30分間撹拌する。
4、 pH6,0の50mMリン酸ナトリウム[液で予備洗浄されたセファデッ
クスG−25カラム(層容邑約15mQ)に通す。
5、 約1dの両分を集める。
6゜ 280nmの吸光度を読取る。
7、MB−KLH含有含有ピー金管−ルする。
8、MB−KLH41QにPB1d中のペプチド5mg(入手可能であれば:
I−ペプチドioo、oo。
cpmを追加する)を加える。
9、pHを7〜7.5に<Na0t−(又はl−(CIで)調整する。
10、室温で2〜4時間撹拌する。
11、PBSで総量10I+!i!に希釈する。
12、 0.5.dずつ凍結する。
Il、2−エヱ叉旦刃1
−次注射一第1日目−
最終容ff11.!MとなるようにPBSを用いてペプチド−KLH複合体く2
00μg/ウサギ)を不完全フロインドアジュバント1.5−及びミコバクテリ
ウム3ηと混合し:乳化させる。支脚皿及び背中に沿った数か所に皮下的に1.
!M/ウサギを注射する。
二次注射−第14日目−
一次免疫と同様であるが、ミコバクテリウムを省略する。
三次注射−第21日目−
最終容ff11.2dとなるようにAI (OH)310IIrg/IR1含有
PBS中にペプチド−KLH複合体(200μg/ウサギ)を混合する。十分に
振盪し、11d/ウサギを(腹腔又は皮下的に)注射する。
通常、三次注射後78目及び14日目(即ち、開始後28日目及び35日目)に
ウサギから採血する。
追加免疫はAl(OH)3の点で三次免疫と同様であり、7日及び14日後にウ
サギから採血する。
追加免疫において良好な応答をX導するペプチド聞/ウサギは(ペプチドに結合
した)50μgKLH/ウサギまで減少させることができる。
I[1,ELISA操作
1、 ウェル数96の皿にウェル当りpH7,4のPBS50.l中のタンパク
質10〜1100nを加える。
2、 ウェルを乾燥させるために蓋のない37℃のインキュベーター中で一夜イ
ンキユベートする。
3、 タンパク質を皿に固定するため、ウェルを無水メタノールで満たり。
4、 蒸留水で2回洗浄する。
5、 ウェルの非特異的結合部位をリン酸緩衝液(PBS)中の3%B5A10
.05%ツイーン20100μmでブロックする。給湯室中37℃で2〜4時間
インキュベートする。
6、 0.05%ツイーン20含有PBS溶液で2回ウェルを洗浄し、続いて蒸
留水で2回洗浄する。
7、 皿の連続的ウェル中に所望回の試験抗体連続希釈液(1%BSA及び0.
05%ツイーン20含有PBSで調製された希釈液)を加える。
8、 給湯室中37℃で2時間皿をインキュベートする。
9、 工程6を繰返す。
10、 ヤギ族(適切な種類の)ペルオキシダーゼ複合体の望ましい希釈液50
μmを各ウェルに加え、37℃で1時間インキュベートする。
11、 工程6を繰返ず。
12、 0.01%H2O2含有リン酸−クエン酸緩衝液で調製したばかりの0
−フェニレンジアミンニ塩酸塩(OPD)50μρを各ウェルに加える。
13、 所望の色が足りるままで反応を続ける。
14、 所望の時間経過後、4N H2SO450μmで各ウェルの反応を停止
させる。
15、 ウェル中の発色を490nmで読取る。
■、fニスターンプロット操
16 トリス−HCl (20mM>、グリシン(150mM) 、メタノール
(20%V/V )を含有したpH8,3の緩衝液でポリアクリルアミドゲルを
2回(各々10分間)洗浄する。
2、 上記緩衝液中にゲル大のニトロセルロース紙を浸漬する。
3、 標準プロット装置(即ち、バイオラッド(BioRad) 、リッチモン
ド、カリフォルニア州)を用いる従来技術により、上記緩衝液中で移動させる。
4、 ブロック緩衝液、即ち3%8SA及び0.1%NP40含有M笥液Bに浸
漬することにより、非特異的結合部位をブロックする。
緩衝液Bは10mMt−リス塩基、150mMNaCIからなり、I)87.4
Fある。
5、 フィルターを蒸留水で洗浄する。
6、 所望の希釈倍率となるように適宜徂の抗体をブロック緩衝液に加える。ニ
トロセルロースフィルターをこの希釈抗体溶液と一緒に20〜25℃で2〜4時
間又は−夜振盪する。。
76 緩衝液B及び0.1%NP40含有緩衝液Bで人聞に洗浄する。
s、 1251標識SPA含有ブロツク緩衝液(約5×105Cpffl/Id
)を加える。45分間振盪する。
9、 緩衝液Bで1回(10分間)、0.1%NP40含有緩衝液Bで4回(各
洗浄につき10分間)、緩衝液Bで2回(各洗浄につき10分間)洗浄する。
10、フィルターを乾燥する。
11、 −80℃で一夜又は必要な時間X線フィルム(コダックX線XAR−5
)に暴露する。
以上のように本発明を概括的に説明したが、本発明は具体例によって更に詳細に
説明され、一方かかる具体例は他に記載のない限り本発明の説明のためにのみ掲
げられているのであって、本発明を限定するためのものでは変性アポリポタンパ
ク質のウェスターン免疫プロット■
電気泳動精製ヒトアポリポタンパク質△−1、B及びC−l11(C3)をカル
ビオケムベーリング社(Calbiochem Behrina Inc、 )
(ラジョラ、カルフォルニア州)から組入した。これらのタンパク質100μ
び/d含有溶液及び(アポリポタンパク質Eの供給源としての)精製ヒト血清V
L D L 100μ/〆含有溶液を1%ドデシル硫酸ナトリウム(SBS)
中100℃で10分間インキュベートした。アポリポタンパク質1μ3含有試料
を5DS−ポリアクリルアミドゲル(SDS−PAGE)に塗布し、レームリ(
Lammli) ノ方法〔ネーチャー、第227巻、第680頁、1970年(
Nature。
227:680.1970))に従い電気泳動(SDS−PAGE)に付した。
結果は図6に図示されている。パネル(A>の第1列及び第2列において、アポ
−A1及びアポ−C3の混合物を13%5DS−PAGEにより分別した。
11%SDS −PAGEを用いて、第3列に塗布されたVLDLIμ9からア
ポ−Eを分別した。5%SDS −PAGEを用い、第4列に塗布されたアポ−
Bを分別した。これらゲル系において各列に含まれる分子量標準の位置は、第1
列と第2列の聞及び第3列と第4列の間に示されており;示された値はキロドル
トンである。電気泳動終了後、“具体的プロトコール■”で記載されたウェスタ
ーン法により、1:1000に希釈された特異的ペプチド抗血清で免疫プロット
した。図1に示されたアポ−A1ペプチド由来ペプチドA′及びB′から誘導さ
れる合成ペプチド抗血清は、第1列に示された結果を与えた。図2に示されたア
ポーEペプチドA′配列から誘導される合成ペプチド抗血清は、第3列に示され
た結果を与えた。図3に示されたアポ−03配列由来ペプチドA′から誘導され
る合成ペプチド抗血清は、第2列に示された結果を与え、同様の結果は図3に示
されたペプチドB′山来抗血清についても得られた。図4に示されたアポーBペ
プチドA′から誘導される合成ペプチド抗血清は、第4列に示された結果を与え
た。各列で確認されたバンドの位置は、アポ−A1 (24,000)、アポ−
B (200,000〜500.000)、アポ−E(33,000>及びアポ
−C3(12,000)についての既知分子量と一致する。
アポ−Bに対する我々の抗ペプチド血清は、ルボーフ(LeBoeuf )ら〔
フエデレーション・オブ・ヨーロピアン・バイオケミカル・ソサエティーズ・レ
ターズ、第170巻、第105頁、1984年(Federation ofE
uropean Biochemical 5ocieties Letter
s、 170:105゜1984) )で公表された配列から誘導されたが、こ
れらの研究者はヒトアポ−Bの単離されたMW24,000及びMW22.00
0のスタフィロコッカス・アウレウスプロテアーゼ切断フラグメントの部分的N
末端配列決定を実施した。パネル(B)において、アポ−8約5μグをスタフィ
ロコッカス・アウレウスプロテアーゼで切断し、次いで3〜27%勾配5DS−
PAGEによるゲル電気泳動に付した。アポーBベブヂドA’ (図4)抗血清
を用いたウェスターンプロット法から、合成ペプチドがこのアポ−8プロテアー
ゼフラグメントに由来していることから予想されるようなMW24.000の抗
体を結合せしめる主バンドを検出する。
匠ユ
天然アポリポタンパク質の免疫ドツトプロット、用免疫ドツトプロット分析は、
合成ペプチド抗血清の特異性を確認するために、精製アポ−A1、アポ−8及び
アポ−Cm(C3)を用いて行われた。この操作は゛一般的ブロトコール■”で
記載されたとおりに行なわれ、オー1〜ラジオグラフイー結果は図7に示されて
いる。ニトロセルロースフィルター紙ストリップに、μg値で示された様々な吊
のアポ−B1アポ−A1又はアポ−C3を各スポットと隣接するようにスボツ1
〜した。無関係のタンパク質混合vlJ(1μグ/スポツト)を各フィルタース
トリップ上にスポットし、更に各ストリップの下端に標t¥(1μ9)及び指示
されたμヒ聞のアポ−B1アポ−A 及びアポ−03の混合物をスポットした。
フィルターストリップを次いで合成ペプチド抗血清(1:1000−8釈液)と
−緒にインキュベートし、゛′プロ1へコール■”で記載されたように処理した
。ストリップには、左から右にかけて、アポ−8(アポーBスポット用にラベル
され、図4のペプチドA′からm Qされる抗血清で試験される;同様の結果は
、ここには示されていないが、図4のペプチドB′から誘導される抗血清を用い
た場合にも得られた)、アポ−A (アポ−A1スポラト用にラベルされ、図1
のペプチドA′から誘導される抗血清で試験される:同様の結果は、ここには示
されていないが、図1のペプチドB′から誘導される抗血清を用いた場合にも(
9られた)、アポ−C(アポ−C3スポット用にラベルされ、図3のペプチドA
′からH4される抗血清で試験される;同様の結果は、ここには示されていない
が、図3のペプチドB′から誘ηされる抗血清を用いた場合にも得られた)及び
コントロール(アポ−C3スポツト用にラベルされ、図1のペプチドA′から誘
導される抗血清で試験されるニアポーA1又はアポ−8及びフィルター上にスポ
ットされたものとは異なるアポリポタンパク質から誘導されるペプチド抗血清を
用いた別のコントロールでも、同様の結果、即ち抗体及び1251−1a 準タ
ンパクiAの未結合を示した)とラベルされている。VLDLとラベルされたス
トリップを、約2.1及び0.5μびの精製ヒトVLDL並びに無関係タンパク
質混合物及び該混合物に加えられたVLDLでスポットした。図2のペプチドA
′からFllr W’4されるペプチド抗血清(1:1000希釈液)と−緒に
インキュベートすると、このストリップで示されるように、VLDLのアポ−E
を特異的に検出することができた。
図7で示されるように合成ペプチド抗血清の特異性を確認し得る同様の結果は、
ここには示されていないが、図1のペプチドC′ (アポ−A)からg lされ
る抗血清、図3のペプチドC’ (アポ−03)からM ’11される抗血清、
並びに図5のペプチドA′及びB’ (アポ−A2)から誘導される抗血清を用
いた場合にも得られた。
し
アポリポタンパク−のELISAff
ヒトアポ−A2に対する合成ペプチド抗血清の特異性を確認するため、′具体的
プロトコール■”に記載されたようなELISA法を利用して分析を実施した。
アポ−A250no/ウニ/L/を用い、次の抗体;即ち、(1)50%硫酸ア
ンモニウム沈降再懸濁抗体、及び(2)図5のアポ−A2ペプチドA′及びB′
で“具体的プロトコール■”に従い免疫されたウサギ由来の一部精製免疫グロブ
リンについて1:1600及び1:801釈液の力価を調べた。他の合成ペプチ
ドで免疫されたウサギ由来血清の前免疫画分及び相当する両分は、同様のアポ−
A2抗原ウェルでごくわずかな力価しか示さなかった。
肚A
アポリポタンパク質のサンドイッチELISA U競”旦よ」」シ(権北
一定の合成アポリポタンパク質ペプチドフラグメントに対して産生された抗体を
用い、サンドインチELISA及び競合ELISAの方法を実施した。
(a) サンドイッチELISAにおいては、合成ペプチドに対して産生された
アポ−A1に対し特異的な抗体を、リン酸緩衝液中で一夜ELISAウェルと結
合させた。ウェルを洗浄して未結合抗体を除去し、次いで、脱脂質され〔チャン
・ビー・イー及びノールズ・ビー・アール、ジャーナル・オブ・リビッド・リサ
ーチ、第17巻、第176−181頁、1976年(Chan、 B、 E a
ndにnowles、 B、 R,、Journal of Lipid Re
5earch、 17:176−181 、(1976)) 、4 Mグアニジ
ン塩酸塩で処理され、又は1%トリトンxiooで処理されたヒト血清の一連の
希釈液と一緒にインキュベートした。室温又は37℃で1〜2時間インキュベー
ト後、ウェルを天吊に洗浄し、次いで1:500に希釈された市販アポ−A1モ
ノクローナル抗体を加えた。1〜2時間のインキュベート後、ウェルを再度洗浄
し、ネズミモノクローナル抗体の特異的結合性を、ウサギ抗マウス■gGに結合
した西洋ワサビペルオキシダーゼを用いて調べた。
(b) 競合EIISAにおいては、合成ペプチドに対して産生されたアポ−A
1に対して特異的な抗体でウェルを被覆した。血清を上記工程(a)と同様に希
釈した。
血清の一連の面釈液をウェル中ピオチン化アポーA1タンパク質(トレーサー)
5〜15nQと一緒にインキュベートし、固定化抗体に対する結合競合性の程度
を、ウェルの洗浄後、結合ずべきストレプトアビジン−西洋ワサとペルオキシダ
ーゼ複合体、続いて呈色を利用してモニターした。
既知濃度のアポ−A1と一緒に血清を用い、試験血清試料中のアポ−A1を足回
するために、試験(a)及び(b)の双方における標準曲線を作成した。
成上
合成ペプチドに対して産生されたアポリポタンパク質A、に対し特異的な抗体を
アフィニティーRIJし、被検試料に関する(ビオチン化された)単一抗体EL
ISAを実施するために使用した。
図1で示されるように、アポ−A のNH2末端近くに位置する配列のアポ−A
1の合成ペプチドA′に対して産生された抗体を含有する抗血清を、アフィニテ
ィークロマドグラフイーにより処理した。アフィニティーカラムを合成ペプチド
及びセフイロースで調製した。特異的抗体をpH2,5で50mMグリシンから
溶出させた。
溶出抗体のピーク画分は、5DS−PAGEにより、ることが示された。
以上のように本発明の詳細な説明したきたが、当業者が本発明の内容及び精神に
影響を及ぼさない限り若干の修正をなし得ることは当業者にとって明らかであろ
う。
浄書(内容に変更なし)
手続乎甫正書(方式)
昭和62年5月t’l−日
Claims (40)
- 1.アポリボタンパク質種特異性の、天然アミノ酸配列から誘導可能な免疫原性 ペプチドフラグメント。
- 2. アポリボタンパク質種特異性であってかつキャリアタンパク質と結合する 、天然アミノ酸配列から誘導可能な免疫原性ペプチドフラグメント。
- 3. 標識可能な残基を有する、請求の範囲第1項又は第2項記載のペプチドフ ラグメント。
- 4. キャリアタンパク質と結合可能な残基を更に有する、請求の範囲第1項又 は第2項記載のペプチドフラグメント。
- 5. 配列中に12〜15個のアミノ酸を有する、請求の範囲第1項又は第2項 記載のペプチドフラグメント。
- 6. 残基がシステインである、請求の範囲第4項記載のペプチドフラグメント 。
- 7.下記配列: 【配列があります】 からなる、請求の範囲第1項又は第2項記載のペプチドフラグメント。
- 8.下記配列: 【配列があります】 からなる、請求の範囲第1項又は第2項記載のペプチドフラグメント。
- 9.下記配列: 【配列があります】 からなる、請求の範囲第1項又は第2項記載のペプチドフラグメント。
- 10.下記配列: 【配列があります】 からなる、請求の範囲第1項又は第2項記載のペプチドフラグメント。
- 11.下記配列: 【配列があります】 からなる、請求の範囲第1項又は第2項記載のペプチドフラグメント。
- 12.下記配列: 【配列があります】 からなる、請求の範囲第1項又は第2項記載のペプチドフラグメント。
- 13.下記配列: 【配列があります】 からなる、請求の範囲第1項第2項記載のペプチドフラグメント。
- 14.下記配列: 【配列があります】 からなる、請求の範囲第1項又は第2項記載のペプチドフラグメント。
- 15.下記配列: 【配列があります】 からなる、請求の範囲第1項又は第2項記載のペプチドフラグメント。
- 16.下記配列: 【配列があります】 からなる、請求の範囲第1項又は第2項記載のペプチドフラグメント。
- 17.下記配列: 【配列があります】 からなる、請求の範囲第1項又は第2項記載のペプチドフラグメント。
- 18.カルボキシ末端にシステイン残基を更に有する、請求の範囲第7項記載の ペプチドフラグメント。
- 19.カルボキシ末端にシステイン残基を更に有する、請求の範囲第8項記載の ペプチドフラグメント。
- 20.カルボキシ末端にシステイン残基を更に有する、請求の範囲第9項記載の ペプチドフラグメント。
- 21.カルボキシ末端にシステイン残基を更に有する、請求の範囲第10項記載 のペプチドフラグメント。
- 22.カルボキシ末端にシステイン残基を更に有する、請求の範囲第11項記載 のペプチドフラグメント。
- 23.カルボキシ末端にシステイン残基を更に有する、請求の範囲第12項記載 のペプチドフラグメント。
- 24.カルボキシ末端にシステイン残基を更に有する、請求の範囲第13項記載 のペプチドフラグメント。
- 25. カルボキシ末端にシステイン残基を更に有する、請求の範囲第14項記 載のペプチドフラグメント。
- 26.カルボキシ末端にシステイン残基を更に有する、請求の範囲第15項記載 のペプチドフラグメント。
- 27.カルボキシ末端にシステイン残基を更に有する、請求の範囲第16項記載 のペプチドフラグメント。
- 28.カルボキシ末端にシステイン残基を更に有する、請求の範囲第17項記載 のペプチドフラグメント。
- 29.次式: 1)H2N−X−CO−R1 〔上記式中、R1はCys−CO−R2、OH、OM又は−NR3R4であり: Mは薬学上許容される陽イオン又は低級分岐状もしくは直鎖状アルキル基であり : R2、R3及びR4は同一でも異なってもよく、水素及び低級分岐状もしくは直 鎖状アルキル基からなる群より選択され; Xは請求の範囲第1項又は第2項のペプチドフラグメントである〕: 2)その酸付加塩;並びに 3)その保護又は一部保護誘導体; のペプチド。
- 30.ペプチドフラグメントが、 (a)【配列があります】 (b)【配列があります】 (c)【配列があります】 (d)【配列があります】 (e)【配列があります】 (f)【配列があります】 (g)【配列があります】 からなる群より選択される、請求の範囲第29項記載のペプチド。
- 31.アポリボタンパク質種特異性抗体と交差反応する、天然アミノ酸配列から 誘導可能な、検出可能に標識されたペプチドフラグメント。
- 32.検出可能な標識が、放射性同位元素標識、酵素標識、蛍光標識、化学ルミ ネセンス標識及びバクテリオファージ標識からなる群より選択される、請求の範 囲第31項記載の検出可能に標識されたペプチドフラグメント。
- 33.検出可能な標識が放射性同位元素標識である、請求の範囲第32項記載の 検出可能に標識されたペプチドフラグメント。
- 34.放射性同位元素標識が125Iである、請求の範囲第33項記載の検出可 能に標識されたペプチドフラグメント。
- 35.免疫原として請求の範囲第1項又は第2項記載のペプチドフラグメントを 用いることにより誘導可能な、アポリボタンパク質種特異性抗血清。
- 36.請求の範囲第1項又は第2項記載のペプチドフラグメントからなる免疫原 を用いることにより誘導される、アポリボタンパク質種特異性の検出可能に標識 された抗体。
- 37. 試料中のALPを定性及び/又は定量するための方法であって、 予測されるALPを含有した上記試料を、請求の範囲第31項の標識ペプチドフ ラグメント及び上記ALPに対する抗体と接触させ、しかる後、 上記抗体及び上記標識ペプチドフラグメント間の結合の程度を測定する、 ことからなる方法。
- 38.試料中のALPを定性及び/又は定量するための方法であって、 ALP含有が予測される上記試料を、請求の範囲第36項の標識抗体及び該標識 抗体と交差反応するドメイン以外の上記ALP上のドメインと交差反応する第二 固定化抗体と接触させ、しかる後、 標識抗体量を測定する、 ことからなる方法。
- 39.1以上の容器手段を収納するために仕切られた運搬手段、及び請求の範囲 第31項の標識ペプチドフラグメントを含有した上記1以上の容器手段のうち少 なくとも1つからなる、ALP検出用キット。
- 40.1以上の容器手段を収納するために仕切られた運搬手段、請求の範囲第3 6項の標識抗体を含有した上記1以上の容器手段のうち少なくとも1つ、未標識 抗体(該未標識抗体は、上記ALPに対し特異的であるが、上記ALP上の別の ドメインと交差反応する)を含有した上記1以上の容器手段のうちの残余からな る、ALP検出用キット。
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