JPH07323872A - 無限軌道式車両 - Google Patents

無限軌道式車両

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JPH07323872A
JPH07323872A JP14260094A JP14260094A JPH07323872A JP H07323872 A JPH07323872 A JP H07323872A JP 14260094 A JP14260094 A JP 14260094A JP 14260094 A JP14260094 A JP 14260094A JP H07323872 A JPH07323872 A JP H07323872A
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JP
Japan
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rubber belt
endless track
endless
shoe
type vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP14260094A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyuuji Yukiya
修治 雪谷
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JITETSUKU KK
Original Assignee
JITETSUKU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直線状に走行する際、方向転換する際、障害
物等を乗り越える際に芝生等の損傷、大きな踏み跡の発
生を少なく抑え、芝生等の修復や整地に要する手数と費
用を低減する。 【構成】 エンドレス軌道の外周に接地用のエンドルス
状のゴムベルト6を自由に任意方向に摺動し得るように
巻回する。ゴムベルト6により走行時の衝撃を緩和す
る。方向転換時にゴムベルト6に対してエンドレス軌道
を円滑に滑らせ、大きな荷重が加わった状態でゴムベル
ト6が接地面上をスリップするのを抑制する。障害物等
に行き当たり、これを乗り越える際、ゴムベルト6に対
してエンドレス軌道を円滑に滑らせ、ゴムベルト6で芝
生等をひっかくのを抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフ場の芝生上、グ
ランド等を走行し、例えば、ゴルフ場の排水用の暗渠な
どを形成するために用いられる無限軌道式車両に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に無限軌道式車両は装着される各
種作業装置に大きな牽引力を作用させて多くの作業を行
わせる。このため、日本特有の軟弱な地盤での作業を考
慮して作られた湿地走行用の無限軌道式車両では、牽引
力を大きくするため、断面三角形状の特殊なシューが用
いられてきた。しかしながら、このような接地側に突出
する特殊なシューは、通過後の地面に突出部によって形
成された深い踏み跡を残すため、特に、地盤の柔らかい
ゴルフ場のコースに排水暗渠を布設するなど、芝生上を
走行するために用いることができない。
【0003】そこで、従来、図7に示すように、隣接す
る2個の断面三角形状のシューa、aに跨り、それらの
表面を覆うようにそれぞれ1枚ずつのゴムシートbの両
端部を各シューaにボルトにより固定し、各シューaの
尖端部が直接地面と接触しないようにしたものが用いら
れていた。
【0004】この場合、ゴムシートbの取り付けは、隣
接するシューa、aの尖端部の間隔が広くなる反転部で
無理な張力がかからないように張設されるため、シュー
a、aの尖端部の間隔が狭くなる上下の位置において
は、隣接する尖端間のゴムシートbは上方に湾曲して突
出するか、シューa、aの間の空間部に屈曲される状態
となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例の構成で
は、芝生、グランド等に残る踏み跡は若干改善される
が、隣接するシューa、aに両端を固定されたゴムシー
トbは、接地側においてはシューa、aの間の空間に屈
曲され、接地面から離れるときに自身の弾性的反発力に
よって外方に突出するよう変形する。また、方向転換時
にシューa、aをゴムシートbに対して滑らせることが
できず、大きな荷重が加わった状態でゴムシートbが接
地面に対して大きくスリップする。更に、障害物等に行
き当たると、この障害物を乗り越えて前進する際、接地
面をひっかいてしまう。これにより接地面であるゴルフ
場のコースの芝生やグランド等に損傷を与えるととも
に、コース等に大きな踏み跡を残していた。したがっ
て、芝生等の修復や整地に手数や費用を要していた。
【0006】本発明は、上記従来例の問題を解決するも
のであり、ゴルフ場の芝生、グランド等を直線状に走行
する際は勿論のこと、方向転換する際にも、また、障害
物等を乗り越える際にも芝生等に損傷を与えず、大きな
踏み跡を残さないようにし、したがって、芝生等の修復
や整地に要する手数と費用を低減することができるよう
にした無限軌道式車両を提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の技術的手段は、接地用のエンドレス状のゴム
ベルトが、エンドレス軌道の外周にこのエンドレス軌道
に対して自由に任意の方向に摺動し得るように巻回され
たものである。
【0008】そして、上記技術的手段において、エンド
レス状のゴムベルトは、静止部に複数箇所で回転可能に
支持された離脱防止用ローラによりシューから走行方向
に対する左右方向への離脱を防止するのが好ましい。
【0009】また、エンドレス状のゴムベルトは、静止
部に回転可能に支持されたテンションローラにより接地
側より上方においてテンションを加えるようにし、この
テンションローラはゴムベルトの緊張方向に対して位置
調整可能に設けるのが好ましい。
【0010】また、エンドレス軌道を外側に突条を有す
るベルトにより構成することができる。
【0011】また、エンドレス軌道をチェーンと、この
チェーンの外周に取り付けたシューとから構成すること
ができ、この場合、各シューにおけるゴムベルトと接触
する先端側を平面状に形成するのが好ましい。また、各
シューは、断面三角形状のシュー本体の先端側尖端部に
平板状の補助シューを固着することができる。
【0012】
【作用】上記構成の本発明によれば、エンドレス状のゴ
ムベルトを接地させるので、走行の際に接地面に与える
衝撃力をゴムベルトの弾性により緩和することができる
とともに、荷重を全体に分散することができ、しかも、
接地面から離れるときにも、芝生をひっかくおそれがな
くなる。また、方向転換時にエンドレス軌道をエンドレ
ス状のゴムベルトに対して円滑に滑らせ、大きな荷重が
かかった状態でゴムベルトが芝生等に対してスリップす
るのを少なく抑えることができる。更に、走行中に障害
物等に行き当たり、これに乗り上げる際、ゴムベルトに
対してエンドレス軌道を円滑に滑らせ、ゴムベルトによ
り接地面をひっかくのを防止することができる。これに
より芝生等の損傷や、接地面の凹凸の発生を少なく抑え
ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。まず、本発明の第1の実施例について
説明する。図1および図2は本発明の第1の実施例にお
ける無限軌道式車両を示し、図1は側面図、図2は図1
のA−A矢視断面図である。
【0014】図1に示すように無限軌道部においては、
後側の駆動ホイール1と前側の従動ホイール2とにチェ
ーン3が無端状に掛けられている。チェーン3の外周側
には、設定された間隔で多数のシュー4が取り付けられ
ている。これらのシュー4は、走行方向の前後の幅が先
端側に至るに従い、次第に狭くなる側面台形状に形成さ
れ、先端側(接地側)に平面状部4aが形成されてい
る。各シュー4の平面状部4aは走行の際、接地側の下
側に位置すると水平面となるように設定されている。各
シュー4における平面状部4aの前後方向の幅寸法と紙
面に垂直な左右方向の幅寸法は、例えば、100mmと
500mm程度に設定されるが、これらの寸法は車体の
重量、排水用の暗渠を布設する地盤の軟らかさの程度お
よびシュー4の取り付けられるピッチ等を考慮して、上
記例示の数値から増減させてもよいことは勿論である。
これらチェーン3とシュー4からなるエンドレス軌道は
駆動ホイール1、従動ホイール2間では転輪13、14
により案内される。
【0015】エンドレス状に形成され、内側面と外側面
がほぼ平滑面に形成されたゴムベルト6がエンドレス軌
道、すなわち、全体のシュー4の先端側の平面状部4a
側に跨り、自由に任意の方向に摺動し得るように巻回さ
れている。そして、動力源(図示省略)により駆動ホイ
ール1を任意の方向に回転させるとともに、切替えレバ
ーやハンドルを操作することにより、前進、後退、若し
くは方向転換することができる。ゴルフ場のコースの走
行に際し、その芝生を傷めないようにするためのゴムベ
ルト6の厚さとしては、例えば、12mm程度のものが
用いられるが、この厚さは使用するゴムの材質や排水用
の暗渠を布設するゴルフ場の地盤の軟弱さなどを考慮し
て12mmより若干増減してもよい。
【0016】ゴムベルト6における上側移動径路の内面
側にこのゴムベルト6を緊張状態に保持するテンション
ローラ7が回転可能に設けられ、接地していない移動径
路に沿って、複数個の離脱防止用ローラ10がゴムベル
ト6と交差する方向でゴムベルト6と近接して設けられ
る。
【0017】テンションローラ7の支持部材8と離脱防
止用ローラ10の支持部材9の各基端側は、静止部であ
る車体フレーム5に保持されている。離脱防止用ローラ
10は、ゴムベルト6の厚さが12mm程度のときに
は、各ゴムベルト6の両側にそれぞれ4個ずつ、例え
ば、ゴムベルト6の前後走行部とゴムベルト6の上側走
行部の2個所とに配設されているが、離脱防止用ローラ
10の個数と配置は、ゴムベルト6の厚さと硬さとによ
って上記の場合と異なるその他の個数や配置に変えても
よい。
【0018】離脱防止用ローラ10は、ゴムベルト6の
両側に必ずしも設ける必要はなく、内側が車体等によっ
て離脱を防止されているときには、外側だけに設けるよ
うにしてもよい。
【0019】ゴムベルト6を緊張状態に保持するテンシ
ョンローラ7は、例えば、図2に示す如く、ゴムベルト
6の下側で、その走行方向に対して軸心が交叉し、ゴム
ベルト6の幅より長くなるように形成され、ゴムベルト
6の側方に突出する両端部で支持部材8により車体フレ
ーム5に支持されている。テンションローラ7は支持部
材8がその長さ方向に設けられた縦穴11に沿ってボル
ト12等によりゴムベルト6の緊張方向に移動可能に取
り付けられるか、スプリングによってゴムベルト6側に
付勢されることにより、位置調整されてゴムベルト6を
押圧して緊張状態に保持することができる。
【0020】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。駆動源によって駆動ホイール1を回転さ
せ、この回転力をチェーン3、シュー4およびゴムベル
ト6に伝達することにより、走行して各種作業を行うこ
とができる。このとき、接地面に作用する荷重をゴムベ
ルト6により全体に分散することができる。特に、上記
実施例のように各シュー4の先端側、すなわち、ゴムベ
ルト6との接触側に平面状部4aを形成することによ
り、荷重をより均一に分散しやすくなり、接地面をひっ
かくこともないので、ゴムベルト6の衝撃緩和作用と相
俟って接地面に発生する凹凸状の踏み跡を少なく抑える
ことができることは勿論のこと、芝生に対する影響も少
なく抑えることができる。そして、シュー4に対してゴ
ムベルト6を自由に任意の方向に摺動し得るようにに巻
回しているが、仮にゴムベルト6が伸びても位置調整可
能なテンションローラ7によりゴムベルト6を緊張させ
ることができるので、駆動ホイール1の回転力をゴムベ
ルト6に確実に伝達することができる。
【0021】また、シュー4に巻回されたゴムベルト6
は、上記のようにシュー4に対して自由に任意の方向に
摺動し得るようになっているので、車体を方向転換する
とき、地面に接するゴムベルト6に対するシュー4の滑
りを許容し、コースの芝生に対する大きな荷重が加わっ
た状態でのゴムベルト6の方向転換方向へのスリップ量
を少なく抑えることができる。したがって、方向転換部
においても、芝生に与える損傷とコースに残す踏み跡と
を著しく少なくすることができる。また、走行中に障害
物等に行き当たり、これに乗り上げる際、ゴムベルト6
に対してシュー4を円滑に滑らせ、ゴムベルト6を接地
面に対してはほぼ停止状態とすることができるので、接
地面をひっかくのを抑制し、芝生等に与える損傷を著し
く少なくすることができる。
【0022】また、ゴムベルト6の側方に位置する複数
個の離脱防止用ローラ10はシュー4から離脱しようと
するゴムベルト6に当接して回転しながら離脱を防止す
ることができる。そして、テンションローラ7は、ゴム
ベルト6に駆動ホイール1側から従動ホイール2側へ走
行する間で適度な張力を与えてゴムベルト6の緩みをな
くしている。したがって、ゴムベルト6は駆動ホイール
1に近い離脱防止用ローラ10の部分において、図5に
示すように、離脱防止用ローラ10の下側に食い込んだ
り、テンションローラ7に近い離脱防止用ローラ10の
部分において、図6に示すように、離脱防止用ローラ1
0の上側にのし上がったりするのを防止され、ゴムベル
ト6の寿命は、従来の場合に比べて長くなり、またラン
ニングコストは割安となる。
【0023】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図3は本発明の第2の実施例における無限軌道式
車両を示す側面図である。本実施例においては、上記第
1の実施例と同一部分については同一符号を付してその
説明を省略し、異なる構成について説明する。
【0024】本実施例の特徴とするところは、図3に示
すように、側面三角形状の各シュー本体4Aの先端側
(接地側)尖端部に平板状の補助シュー4Bを固着して
平面状部4aを形成し、補助シュー4Bにおけるゴムベ
ルト6側の各角部を曲面状に面取り加工した点にある。
【0025】本実施例においても、上記第1の実施例と
同様に、ゴルフ場の芝生、グランド等を直線状に走行す
る際は勿論のこと、方向転換する際にも、また、障害物
等を乗り越える際にも芝生等の損傷、大きな踏み跡を少
なく抑えることができる。
【0026】本実施例によれば、湿地用の無限軌道式車
両を容易に、かつ安価に芝生、グランド等の走行用に転
用することができる。
【0027】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図4は本発明の第3の実施例における無限軌道式
車両を示す無限軌道部の側面図である。本実施例におい
ては、上記第1の実施例と同一部分については同一符号
を付してその説明を省略し、異なる構成について説明す
る。
【0028】本実施例の特徴とするところは、駆動ホイ
ール14と従動ホイール15とにエンドレス軌道とし
て、ゴム等からなり、外面に走行方向と直交方向に突条
16aを有するエンドレスベルト16が掛けられ、エン
ドレスベルト16は駆動ホイール14、従動ホイール1
5間で転輪17、18により案内され、エンドレスベル
ト16の外周にエンドレス状のゴムベルト6が自由に任
意の方向に摺動し得るように巻回され、離脱防止用ロー
ラ10を支持する支持部材9が車体フレーム5にボルト
19等により離脱可能に取付けられたものである。
【0029】本実施例においても、上記第1の実施例と
同様に、ゴルフ場の芝生、グランド等を直線状に走行す
る際は勿論のこと、方向転換する際にも、また、障害物
等を乗り越える際にも芝生等の損傷、大きな踏み跡を少
なく抑えることができる。
【0030】本実施例によれば、農業用等の無限軌道式
車両を容易に、かつ安価に芝生、グランド等の走行用に
転用することができ、そして、上部の離脱防止用ローラ
10を支持する支持部材9を車体フレーム5から外すこ
とにより、運転席を前後方向に回転させ、その後、離脱
防止用ローラ10の支持部材9を車体フレーム5に取付
けることができる(上部の離脱防止用ローラ10および
支持部材9は起倒可能に構成することもできる)。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、接
地用のエンドレス状のゴムベルトが、エンドレス軌道の
外周にこのエンドレス軌道に対して自由に任意の方向に
摺動し得るように巻回され、ゴムベルトを接地させて走
行するので、接地面に与える衝撃力を緩和することがで
きるとともに、荷重を全体に分散することができ、しか
も、接地面から離れるときにも芝生等をひっかくおそれ
がなく、芝生等を傷めるのを防止することができ、しか
も、ゴルフ場のコース等に生じる凹凸状の踏み跡を少な
く抑えることができる。また、上記のようにシューに対
してゴムベルトが自由に任意の方向に摺動し得るので、
方向転換時にエンドレス軌道をゴムベルトに対して円滑
に滑らせ、大きな荷重がかかった状態でゴムベルトが芝
生等に対してスリップする量を少なく抑えることがで
き、方向転換部における踏み跡を目立たなくし、芝生等
にもほとんど損傷を与えなくなる。更に、走行中に障害
物等に行き当たり、これに乗り上げる際、ゴムベルトに
対してエンドレス軌道を円滑に滑らせ、ゴムベルトによ
り接地面をひっかくのを防止し、芝生等の損傷を防止す
ることができる。したがって、芝生等の修復や整地に必
要とされている手数と費用とを低減し、各種の工事等を
割安で、かつ能率よく行うことができる。
【0032】また、複数個の離脱防止用ローラにより、
エンドレス軌道に巻回されたエンドレス状のゴムベルト
がエンドレス軌道から離脱するのを確実に防止すること
により、稼働効率を向上させることができる。
【0033】また、ゴムベルトはテンションローラによ
って緊張状態に保持されているため、テンションローラ
は、接地していない側のゴムベルトが離脱防止用ローラ
の部分において食い込む方向に移動したり、のし上がる
方向に移動して損傷されるのを防止し、ゴムベルトの寿
命を長くするとともに、消費動力を少なくしてランニン
グコストを割安にすることができる。
【0034】また、エンドレス軌道として外側に突条を
有するベルトを用いることにより、農業用の無限軌道式
車両を芝生、グランド等の走行用に容易に、かつ安価に
転用することができる。
【0035】また、エンドレス軌道としてチェーンと、
このチェーンの外周に取付けられたシューとから構成
し、各シューにおけるゴムベルトと接触する先端側を平
面状に形成することにより、走行に際し、接地面の全体
をほぼ均一に押圧することができ、芝生等の損傷や踏み
跡の発生を更に一層少なく抑えることができる。
【0036】また、湿地走行用の無限軌道式車両のシュ
ーに平板状の補助シューを固着することにより、芝生、
グランド等の走行用に容易に、かつ安価に転用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における無限軌道式車両
を示す側面図である。
【図2】同発明軌道式車両を示し、図1のA−A矢視断
面図である。
【図3】本発明の第2の実施例における無限軌道式車両
を示す側面図である。
【図4】本発明の第3の実施例における無限軌道式車両
を示す無限軌道部の側面図である。
【図5】無限軌道式車両における悪い例であるゴムベル
トの食い込み状態を示す部分的断面図である。
【図6】無限軌道式車両における悪い例であるゴムベル
トののし上がり状態を示す部分的断面図である。
【図7】従来の無限軌道式車両を示す側面図である。
【符号の説明】
3 チェーン 4 シュー 4a 平面状部 6 ゴムベルト 7 テンションローラ 10 離脱防止用ローラ 16 ベルト

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接地用のエンドレス状のゴムベルトが、
    エンドレス軌道の外周にこのエンドレス軌道に対して自
    由に摺動し得るように巻回された無限軌道式車両。
  2. 【請求項2】 エンドレス状のゴムベルトは、静止部に
    複数箇所で回転可能に支持された離脱防止用ローラによ
    りエンドレス軌道から走行方向に対する左右方向への離
    脱が防止される請求項1記載の無限軌道式車両。
  3. 【請求項3】 エンドレス状のゴムベルトは、静止部に
    回転可能に支持されたテンションローラにより接地側よ
    り上方においてテンションが加えられ、緊張状態に保持
    された請求項1または2記載の無限軌道式車両。
  4. 【請求項4】 テンションローラがエンドレス状のゴム
    ベルトの緊張方向に対して位置調整可能に設けられた請
    求項3記載の無限軌道式車両。
  5. 【請求項5】 エンドレス軌道が外側に突条を有するベ
    ルトからなる請求項1ないし4のいずれかに記載の無限
    軌道式車両。
  6. 【請求項6】 エンドレス軌道が、チェーンと、このチ
    ェーンの外周に取付けられたシューとからなる請求項1
    ないし4のいずれかに記載の無限軌道式車両。
  7. 【請求項7】 各シューにおけるゴムベルトと接触する
    先端側が平面状に形成された請求項6記載の無限軌道式
    車両。
  8. 【請求項8】 各シューは、側面三角形状のシュー本体
    の先端側尖端部に平板状の補助シューが固着された請求
    項7記載の無限軌道式車両。
JP14260094A 1994-06-01 1994-06-01 無限軌道式車両 Pending JPH07323872A (ja)

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