JPH0732384U - 熱交換器のチューブ - Google Patents
熱交換器のチューブInfo
- Publication number
- JPH0732384U JPH0732384U JP6765393U JP6765393U JPH0732384U JP H0732384 U JPH0732384 U JP H0732384U JP 6765393 U JP6765393 U JP 6765393U JP 6765393 U JP6765393 U JP 6765393U JP H0732384 U JPH0732384 U JP H0732384U
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- Japan
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- tube
- heat exchanger
- fluid
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- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 チューブの外側を流れる流体に乱流が発生す
るのを防止することや流体を整流化することである。 【構成】 熱交換器のチューブの両端部を40度から1
20度の角度で先細形にしたことを特徴としている。
るのを防止することや流体を整流化することである。 【構成】 熱交換器のチューブの両端部を40度から1
20度の角度で先細形にしたことを特徴としている。
Description
【0001】
この考案は油、水などの液体、気体を冷やしたり、温めたりなどする熱交換器 のチューブに係るものである。
【0002】
従来の熱交換器のチューブは実公昭63−24395号公報に記載され、かつ 図4に図示したように、熱交換器のチューブ11の両端部は円弧状に弯曲した形 状ものがある。
【0003】
この従来の熱交換器のチューブでは組み付けて熱交換器として使用した際に、 チューブ11の外側に流入する流体がチューブ11の円弧状弯曲部に当たってチ ューブ11の外側に円滑に流入されずに流体は流入口付近で乱流を生じるし、ま たチューブ11の外側から流出する流体がチューブ11の円弧状弯曲部によりチ ューブ11の外側を円滑に流出されずに流体は流出口付近で乱流を生じる。この ためにチューブ11の外側を流れる気体などの流体は流入口付近や流出口付近で 乱流を生じるので気体などの流体が円滑に流入したり、流出したりすることがで きにくいという問題点があった。
【0004】 この考案は従来の熱交換器のチューブが有する前記の問題点を解消し、チュー ブの外側を流れる流体に乱流が発生するのを防止することや流体を整流化するこ となどを目的としたものである。
【0005】
この考案の熱交換器のチューブは熱交換器のチューブの両端部を40度から1 20度の角度で先細形にしたものである。
【0006】
この熱交換器のチューブは熱交換器のチューブの両端部を40度から120度 の角度で先細形にしたのでチューブを組み付けて熱交換器として使用すると、チ ューブ11の両端部が先細形であるためにチューブの外側を流れる気体、液体の 流体が流入口付近や流出口付近で円滑に流れて乱流の発生が防止されるとともに 流体の流れが整流化される。
【0007】
次にこの考案の熱交換器のチューブを実施例について図面とともに説明する。 図1から図3に図示したように、両端部を水平線に対して下向きに約45度の 角度に傾斜したアルミニウム合金製上側チューブ片1と両端部を水平線に対して 上向きに約45度の角度に傾斜したアルミニウム合金製下側チューブ片2との間 にアルミニウム合金製コルゲートフィンからなるインナーフィン3を介在させる 。 この上側チューブ片1と下側チューブ片2の両端部をカシメてカシメ部4を設 け、チューブの両端部が約90度の角度で先細形にし、流入側を拡管したアルミ ニウム合金製チューブ5である。
【0008】 この実施例の熱交換器のチューブ5をサイドプレート片6やコルゲートフィン からなるアウターフィン7などで組み付けて熱交換器8として実際に使用すると 、気体などの流体がチューブ5の外側に流入するのを妨げるのはチューブ5のカ シメ部4だけであり、このカシメ部4は極めて小さな面積であるとともにチュー ブ5の入口側端部は水平方向に対して約45度づつ上下に傾斜しているために流 体が図2に矢印で図示したように円滑に流入するので流体の乱流の発生が防止さ れて、流体の流れが整流化される。また同様にチューブ5の出口側端部も水平方 向に対して約45度づつ上下に傾斜しているとともに気体などの流体がチューブ 5の外側から流出するのを妨げるのはチューブ5のカシメ部4だけであり、この カシメ部4は極めて小さな面積であるために流体が図2に矢印で図示したように 円滑に流出するので流体の乱流の発生が防止されて、流体の流れが整流化される 。 そしてチューブ5の内側にインナーフィン3を設けるとともにチューブ5の 外側にアウターフィン7を設けた熱交換器8では流体や冷媒などとの接触面積が 増大して熱交換性能が大きいとともに熱交換器8の強度が大きいものである。ま たチューブ5の流入側を拡管した熱交換器8では流体がチューブ5に流入する際 に流体が円滑にチューブ5に流入する。
【0009】 この実施例の熱交換器のチューブ5ではインナーフイン3としてコルゲートフ ィンを用いたものについて説明したが、チューブのインナーフインはコルゲート フィンに代えて、ハニカム型フインでもよい。
【0010】
この考案の熱交換器のチューブはチューブの両端部を40度から120度の角 度で先細形にしたから、複数のチューブを組み付けて熱交換器として使用すると 、チューブの外側を流れる気体などの流体が流入口付近や流出口付近で円滑に流 れるために流体に乱流が発生するのを防止することができるし、流体の流れを整 流化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案品の側面図である。
【図2】同じく組み付けた断面図である。
【図3】同じく組み付けた正面図である。
【図4】従来品の側面図である。
1 上側チューブ片 2 下側チューブ片 3 インナーフイン 4 カシメ部 5 チューブ 6 サイドプレート 7 アウターフイン 8 熱交換器 11 チューブ
Claims (4)
- 【請求項1】 熱交換器のチューブの中央水平線に対し
て両端部の上側チューブ片と両端部の下側チューブ片と
をそれぞれ20度から60度の角度で先細形に傾斜させ
て一体にし、該熱交換器のチューブの両端部を40度か
ら120度の角度で先細形にしたことを特徴とする熱交
換器のチューブ。 - 【請求項2】 チューブの中にインナーフインを設けた
ことを特徴とする請求項1の熱交換器のチューブ。 - 【請求項3】 チューブの中にコルゲートフインを設け
たことを特徴とする請求項1の熱交換器のチューブ。 - 【請求項4】 チューブの中にハニカム型フインを設け
たことを特徴とする請求項1の熱交換器のチューブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993067653U JP2593994Y2 (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 熱交換器のチューブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993067653U JP2593994Y2 (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 熱交換器のチューブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0732384U true JPH0732384U (ja) | 1995-06-16 |
JP2593994Y2 JP2593994Y2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=13351207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993067653U Expired - Lifetime JP2593994Y2 (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 熱交換器のチューブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2593994Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017036907A (ja) * | 2015-08-06 | 2017-02-16 | デンソー インターナショナル アメリカ インコーポレーテッド | 熱交換器およびその挿入部品 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55119589U (ja) * | 1979-02-16 | 1980-08-23 | ||
JPH04138584U (ja) * | 1991-06-21 | 1992-12-25 | 株式会社裾野ライトメタル | 熱交換器 |
-
1993
- 1993-11-26 JP JP1993067653U patent/JP2593994Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55119589U (ja) * | 1979-02-16 | 1980-08-23 | ||
JPH04138584U (ja) * | 1991-06-21 | 1992-12-25 | 株式会社裾野ライトメタル | 熱交換器 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017036907A (ja) * | 2015-08-06 | 2017-02-16 | デンソー インターナショナル アメリカ インコーポレーテッド | 熱交換器およびその挿入部品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2593994Y2 (ja) | 1999-04-19 |
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