JPH07323545A - インクジェットヘッド及びその製造方法 - Google Patents

インクジェットヘッド及びその製造方法

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JPH07323545A
JPH07323545A JP11993594A JP11993594A JPH07323545A JP H07323545 A JPH07323545 A JP H07323545A JP 11993594 A JP11993594 A JP 11993594A JP 11993594 A JP11993594 A JP 11993594A JP H07323545 A JPH07323545 A JP H07323545A
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JP
Japan
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substrate
ink
piezoelectric body
nozzle hole
light
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JP11993594A
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English (en)
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昇 ▲高▼田
Noboru Takada
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 透光性材のノズル板及び振動板を耐光性紫外
線硬化型接着剤で接着、或いは少なくともノズル面に遮
光被膜を設けてノズル板及び振動板を紫外線硬化型接着
剤で接着したインクジェットヘッド及びその製造方法に
関し、コストが低減し、長寿命化するインクジェットヘ
ッド及びその製造方法を提供する。 【構成】 ノズル孔9を有し透光性材で成る第1の基板
12と、ノズル孔9に対応する圧電体8と、圧電体8の接
触面及びインク供給口15を有し透光性材で成る第2の基
板14と、第1,2 の基板12,14 の間に位置し、少なくとも
ノズル孔9、インク供給口15及び圧電体8に対応する空
間部を有し透光性材で成る間隔板16と、第1の基板12、
間隔板16及び第2の基板14を耐光性紫外線硬化型接着剤
17で接着して空間部が形成した圧力室13とを備え、圧電
体8に電圧を印加して電歪の変位で圧力室13内のインク
6をノズル孔9から噴射する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットプリン
タのインクジェットヘッド及びその製造方法に係り、特
に透光性材料で形成されたノズル板及び振動板を硬化後
に紫外線を吸収しない紫外線硬化型接着剤で接着、或い
は少なくともノズル面に遮光被膜を形成してノズル板及
び振動板を紫外線硬化型接着剤で接着したインクジェッ
トプリンタのインクジェットヘッド及びその製造方法に
関するものである。
【0002】近来、印字媒体にインクの微小粒子を直接
吹きつけて記録するインクジェットプリンタが、印字媒
体に対する制限がなく、且つ高速印字ができて、低騒音
であり、カラー化が容易であることから急速に普及しつ
つある。
【0003】このインクジェットプリンタのインクジェ
ットヘッドは、インクを満たした圧力室に振動板を介し
て圧電素子の電気歪みによる変位によって圧力を与えて
ノズルからインクを噴射してドット印字を形成するもの
である。
【0004】インクジェットヘッドは、例えば、振動板
及び圧力室を形成する窪みを有する基板とノズルを有す
るノズル板を接合した構成で、従来、接合方法として、
静電結合や拡散接合、或いは接着剤による接着が行われ
ているが、静電結合で接合表面に要求される平滑度が厳
しいのでコストが掛り、拡散接合では高温に晒されるた
めに変形し易く、例えば、ノズルの変形でインクの飛翔
方向が条件を満足しなくなる可能性がある。
【0005】また、接着する方法では、紫外線硬化型接
着剤を用いて接着しており、硬化後に接着剤が太陽光線
等に含まれる紫外線によって酸化、分解して、クラック
や剥がれが発生してインク漏れの原因になっている。そ
こでコストが掛からず変形の発生がなく、且つインク漏
れが防止できる方法が望まれている。
【0006】
【従来の技術】図11にインクジェットプリンタの概要を
示す。図に示すように、インクジェットヘッド(以下印
字ヘッドという)1を搭載したキャリア2にガイドシャ
フト3が嵌合し、又キャリア2に送りねじ4が螺合し、
送りねじ4は図示省略したモータに連結されている。キ
ャリア2はプラテン5の前面に配置され、モータの正逆
回転により送りねじ4によってプラテン5に平行に矢印
A,B方向に移動する。
【0007】印字ヘッド1は、ヘッド部10及び加圧回路
部11から成り、ヘッド部10は、プラテン5に所定の間隙
を介して対向し、先端に後述する複数のノズル孔91〜9n
(例えば4列×12行で48個) を備えている。加圧回路部
11は、印字データに基づいて選択的に駆動信号をヘッド
部10に送信する回路で、図示していないフレキシブルケ
ーブルにより制御部に接続されている。
【0008】従って、キャリア2が移動しながら、印字
ヘッド1はノズル孔91〜9nからインク6aを噴射して印字
用紙7にマトリックスドットによって印字を形成する。
印字用紙7は図示していない移動機構の駆動及びプラテ
ン5の回転によって矢印C方向に行送りされる。
【0009】次に図12及び図13によりヘッド部10を説明
する。図12及び図13に示すように、ヘッド部10は、圧電
素子81〜8n、ノズル孔91〜9n(例えば、孔径30〜50μm)
が設けられたノズル板12a、圧力室131〜13n、振動板14
a及びインク供給口151〜15nで構成されている。
【0010】圧電素子81〜8nは、例えば、1×0.9 mm
程度の矩形板状で、板面が振動板14aの外側に接触して
いる。またノズル板12aと振動板14aの間に間隔板16a
が配置されて、間隔板16aに設けられた空間部により圧
力室131〜13nが形成され、ノズル板12a、間隔板16a及
び振動板14aが静電接合(或いは拡散接合)或いは接着剤
等によって接合されている。また、振動板14aは、ニッ
ケル(Ni)で電鋳法によって形成したものである。
【0011】従って、圧電素子81〜8nに選択的に電圧を
印加して、その電気歪みの変位量により振動板14aの対
応する位置を振動させることによって、圧力室131〜13n
に圧力を加えて、インク供給口151〜15nから供給された
インク6aが上記のようにノズル孔91〜9nから噴射する。
【0012】なお、振動板14aと間隔板16a、或いはノ
ズル板12aと間隔板16aを一体として、例えば電鋳法で
形成したヘッド部もある。また、ステンレス鋼板或いは
感光ガラスをエッチングして形成したノズル板、間隔板
及び振動板を使用したヘッド部もある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法によれ
ば、振動板、間隔板及びノズル板の接合を、静電接合、
拡散接合、或いは接着剤によって結合しているが、安定
した接合状態を得るためには、静電接合では、接合面の
表面平滑度の条件が厳しく、鏡面仕上げによりフラット
な表面状態を確保する必要がありコストが掛かる。また
拡散接合では、Ni或いはステンレス鋼板で形成された
振動板、間隔板及びノズル板に、例えば、銅メッキを施
してその銅層を鑞として800 ℃程度の高温に晒して拡散
させるために、振動板、間隔板及びノズル板に変形を生
じ、例えば、ノズル孔の形状が変形してインクの飛翔方
向が条件を満足しなくなる可能性が高い。
【0014】接着剤を使用する方法では、特開平4−1
63154号公報「インクジエツト記録ヘツド及びその
製造方法」、特開平3−286872号公報「インクジ
エツトヘツド」、特開昭57−107850号公報「イ
ンクジエツトヘツドの製造方法」等に、振動板、間隔板
及びノズル板を透光性を有する材料で形成し、紫外線硬
化型接着剤を使用して接着する方法が提案されている
が、硬化後に太陽光線等の紫外線を含む光線によって、
接着剤が酸化や分解して、クラックや剥がれが発生して
インク漏れの原因になる。という問題点がある。
【0015】本発明は、インクジェットヘッドの部品精
度を緩和することができてコストを低減することがで
き、且つ接着部の劣化を防止して長寿命化を図ることが
できるインクジェットヘッド及びその製造方法を提供す
ることを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1〜図4は本発明の原
理図で、図1は請求項1に対応する原理図、図2は請求
項2に対応する原理図、図3は請求項3に対応する原理
図、図4は請求項4に対応する原理図である。
【0017】1)請求項1に対応する手段 図1において、6はインク、15はインク供給口、9はイ
ンク6の粒子を噴射するノズル孔、12は少なくとも1つ
のノズル孔9を有し、透光性を有する材料で形成された
第1の基板、8はノズル孔9に夫々対応する圧電体、14
はインク供給口15及び圧電体8の一側面が接触する面を
有し、透光性を有する材料で形成された第2の基板、17
は硬化後に紫外線を吸収しない耐光性紫外線硬化型接着
剤、16は第1の基板12及び第2の基板14の間に位置し、
少なくともノズル孔9、インク供給口15及び圧電体8に
対応する空間部を有し、透光性を有する材料で所定厚さ
に形成された間隔板、13は第1の基板12、間隔板16及び
第2の基板14を耐光性紫外線硬化型接着剤17で接着して
空間部により形成され、インク供給口15からインク6が
供給される圧力室13である。
【0018】従って、圧電体8に電圧を印加して圧電体
8の電気歪みによる変位により第2の基板14を振動させ
て、圧力室13内に発生した圧力によってノズル孔9から
インク6の粒子を噴射するように構成されている。
【0019】また、ノズル孔9及び圧電体8を高密度で
配列する場合には、接着面積が小さく、接着幅も狭いた
めに、インク6の漏れを防ぐためには、接着剤の粘度が
低いことが必要であり、実験の結果では粘度10cP以
下であることが必要である。10cPを越えた粘度で
は、接着剤が接着部全面に行き渡らない。
【0020】従って、接着剤は、硬化後に紫外線を受光
しても吸収しないこと (請求項1)、即ち、酸化、分解
しないこと、粘度10cP以下であること(請求項7)
が必要となる。
【0021】2)請求項2に対応する手段 図2において、6はインク、15はインク供給口、17A は
紫外線硬化型接着剤、20は遮光被膜、9はインク6の粒
子を噴射するノズル孔、12は透光性を有する材料で形成
され、少なくとも1つのノズル孔9を有し、少なくとも
ノズル孔9の面に遮光被膜20を有する第1の基板、8は
ノズル孔9に夫々対応する圧電体、14はインク供給口15
及び圧電体8の一側面が接触する面を有し、透光性を有
する材料で形成された第2の基板、16は第1の基板12及
び第2の基板14の間に位置し、少なくともノズル孔9、
インク供給口15及び圧電体8に対応する空間部を有し、
透光性を有する材料で所定厚さに形成された間隔板、13
は第1の基板12、間隔板16及び第2の基板14を紫外線硬
化型接着剤17A で接着して空間部により形成され、イン
ク供給口15からインク6が供給される圧力室である。
【0022】従って、圧電体8に電圧を印加して圧電体
8の電気歪みによる変位により第2の基板14を振動させ
て圧力室13内に発生した圧力によってノズル孔9からイ
ンク6の粒子を噴射するように構成されている。
【0023】3)請求項3に対応する手段 図3(a) のインクジェットヘッドの構成図及び(b) の製
造工程図において、6はインク、15はインク供給口、9
はインク6の粒子を噴射するノズル孔、12は少なくとも
1つのノズル孔9を有する第1の基板、8はノズル孔9
に夫々対応する圧電体、14はインク供給口15及び圧電体
8の一側面が接触する面を有する第2の基板、16は第1
の基板12及び第2の基板14の間に位置し、少なくともノ
ズル孔9、インク供給口15及び圧電体8に対応する空間
部を有する所定厚さの間隔板、13は第1の基板12、間隔
板16及び第2の基板14を接着して空間部により形成さ
れ、インク供給口15からインク6が供給される圧力室、
17は硬化後に紫外線を吸収しない耐光性紫外線硬化型接
着剤である。
【0024】従って、圧電体8に電圧を印加して圧電体
8の電気歪みによる変位により第2の基板14を振動させ
て圧力室13内に発生した圧力によってノズル孔9からイ
ンク6の粒子を噴出するインクジェットヘッドの製造方
法であって、第1の基板12、間隔板16及び第2の基板14
を透光性を有する材料で形成し、第1の基板12、間隔板
16及び第2の基板14を耐光性紫外線硬化型接着剤17で接
着するように構成されている。
【0025】4)請求項4に対応する手段 図4(a) のインクジェットヘッドの構成図及び(b) の製
造工程図において、6はインク、15はインク供給口、17
A は紫外線硬化型接着剤、20は遮光被膜、9はインク6
の粒子を噴射するノズル孔、12は少なくとも1つのノズ
ル孔9を有する第1の基板、8はノズル孔9に夫々対応
する圧電体、14はインク供給口15及び圧電体8の一側面
が接触する面を有する第2の基板、16は第1の基板12及
び第2の基板14の間に位置し、少なくともノズル孔9、
インク供給口15及び圧電体8に対応する空間部を有し、
所定厚さの間隔板、13は第1の基板12、間隔板16及び第
2の基板14を接着して空間部により形成され、インク供
給口15からインク6が供給される圧力室である。
【0026】従って、圧電体8に電圧を印加して圧電体
8の電気歪みによる変位により第2の基板14を振動させ
て圧力室13内に発生した圧力によってノズル孔9からイ
ンク6の粒子を噴出するインクジェットヘッドの製造方
法であって、第1の基板12、間隔板16及び第2の基板14
を透光性を有する材料で形成し、第1の基板12の少なく
ともノズル孔6に直交する1つの面に遮光被膜20を形成
し、第1の基板12、間隔板16及び第2の基板14を紫外線
硬化型接着剤17A で接着するように構成されている。
【0027】
【作用】
1)請求項1に対応する作用 透光性を有する材料で夫々形成された第1の基板12、間
隔板16及び第2の基板14を、耐光性紫外線硬化型接着剤
17で接着したことにより、硬化後に耐光性紫外線硬化型
接着剤17が太陽光線等の紫外線を含む光に晒されても、
紫外線を吸収せず、酸化や分解することがないので、ク
ラックや剥がれの発生が防止できてインク漏れがなくな
り、長寿命化を図ることができる。
【0028】2)請求項2に対応する作用 少なくともノズル孔9に直交する1つの面に遮光被膜20
を有する第1の基板12、第2の基板及び間隔板16を紫外
線硬化型接着剤17A で接着することにより、硬化後に紫
外線硬化型接着剤17A が、第1の基板12の前方から太陽
光線等の紫外線を含む光に晒されても、第1の基板12の
遮光被膜20によって紫外線が遮られて、酸化や分解する
ことがないので、クラックや剥がれの発生が防止できて
インク漏れがなくなり、長寿命化を図ることができる。
【0029】3)請求項3に対応する作用 第1の基板12、間隔板16及び第2の基板14を透光性を有
する材料で形成し、第1の基板12、間隔板16及び第2の
基板14を、耐光性紫外線硬化型接着剤17で接着したこと
により、硬化後に耐光性紫外線硬化型接着剤17が、太陽
光線等の紫外線を含む光に晒されても、紫外線を吸収せ
ず、酸化や分解することがないので、クラックや剥がれ
の発生が防止できてインク漏れがなくなり、長寿命化を
図ることができる。
【0030】4)請求項4に対応する作用 第1の基板12、間隔板16及び第2の基板14を透光性を有
する材料で形成し、第1の基板12の少なくともノズル孔
9に直交する1つの面に遮光被膜20を形成し、第1の基
板12、間隔板16及び第2の基板14を紫外線硬化型接着剤
17A で接着することにより、硬化後に紫外線硬化型接着
剤17A が、第1の基板12の前方から太陽光線等の紫外線
を含む光に晒されても、第1の基板12の遮光被膜20によ
って紫外線が遮られて、酸化や分解することがないの
で、クラックや剥がれの発生が防止できてインク漏れが
なくなり、長寿命化を図ることができる。
【0031】
【実施例】以下、図5〜図10により本発明の実施例1〜
実施例3を説明する。 1)実施例1の説明 図5〜図7により実施例1(請求項1、請求項3、請求
項5及び請求項7に対応している)を説明する。図5は
本発明の実施例1を示す側断面図、図6は実施例1の製
造工程図、図7は接着剤の耐光性の比較を示す図であ
る。全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
【0032】図5の圧電素子81〜8n及びノズル板12b
は、図1及び図3の圧電体8及び第1の基板12に夫々対
応している。図5の流路板14bは、図1及び図3の第2
の基板14及び間隔板16に対応している。
【0033】図5に示すように、ヘッド部10aのノズル
板12b及び流路板14bが耐光性紫外線硬化型接着剤17a
によって接着されている。ノズル板12bは、例えば、板
厚 200μmの感光性ガラス(例えば、商品名:PEG
3、ホーヤ株式会社製)をエッチングして、例えば、孔
径50μmのノズル孔91〜9nを形成したものである。
【0034】流路板14bは、従来例で説明した振動板14
aと間隔板16aを一体に形成したもので、例えば、板厚
150μmの感光性ガラスをエッチングしてインク供給口
151(〜15n)及び50μmの窪み部140 が形成されている。
【0035】耐光性紫外線硬化型接着剤17aは、粘度が
10cp以下で、耐水性を有し、且つ硬化後に紫外線を吸
収しない紫外線硬化型接着剤である。次に図6によりヘ
ッド部10aの製造工程を説明する。
【0036】(1)まず、図6(a) に示すように、ノズル
板12b及び流路板14bを製作する。 (2)次に、図6(b) に示すように、ノズル板12a及び流
路板14bを接着する。即ち、まず、ノズル板12b及び
流路板14bをアセトン等の有機溶媒で超音波洗浄する。
【0037】更にシランカップリング剤(例えば、商
品名:KBM503,403)に浸漬し、110 ℃で30分ベーキング
する。 流路板14aの接着面に耐光性紫外線硬化型接着剤(例
えば、商品名:OPTOKLEBUT−20、粘度8cP、株式
会社アーデル製) 17aをディスペンサにより複数箇所落
として塗布する。
【0038】耐光性紫外線硬化型接着剤17aを塗布し
た流路板14bの接着面にノズル板12bの接着面を重ね
て、紫外線を接着部に照射して接着層を硬化させる。こ
の場合、紫外線の照射方向はノズル板12b側及び流路板
14b側のいずれからでも良い。
【0039】(3)図6(c) に示すように、流路板14bの
インク供給口151(〜15n)の部分を除いた面に、銀ペース
ト(例えば、商品名:シルベスト、PS707 、徳力化学研
究所製)を塗布し、160 ℃、1時間で焼付けて電極18を
形成する。
【0040】(4)図6(d) に示すように、電極18上に圧
電素子81 (〜8n) をエポキシ接着剤(例えば、商品名AW
106 、HV953U、チバガイギー製) により80℃、3時間で
硬化し接着する。なお、圧電素子81 (〜8n) は大きいも
のを接着後、ダイシングソー (商品名:DAD2SP/6T,
(株) ディスコ製) により切断して製作しても良い。
【0041】(5)図6(e) に示すように、インク供給口1
51(〜15n)にジョイント150 を取り付け、図示していな
いインクカートリッジに接続し、圧電素子81 (〜8n) 及
び電極18を従来例で説明した加圧回路部11にワイヤボン
ディングによって接続する。
【0042】このようにして製作されたヘッド部10a
は、装置に搭載して使用された時に、硬化した耐光性紫
外線硬化型接着剤17aが太陽光線等の紫外線を含む光に
晒されても紫外線を吸収しないので、酸化や分解するこ
とがなく、従って、クラックや剥がれの発生がなく、イ
ンク漏れを防止することができ、長寿命化を図ることが
できる。
【0043】また、耐光性紫外線硬化型接着剤17aの粘
度が10cp以下であるので、接着面に塗布した時に、容
易に全面に行き渡り、均一な接着層を形成し、インク漏
れなく接着することができる。しかも耐光性紫外線硬化
型接着剤17aは必要とする耐水性を満足し、インク6aに
接しても変質することがない。
【0044】図7に耐光性紫外線硬化型接着剤17aと紫
外線硬化型接着剤(2例)の耐光性を同一条件(紫外線光
源:メタルハライトランプ、フィルタ−:なし、紫外線
の放射照度:25mW/cm)で紫外線を照射して光線透
過率の変化を測定した比較例を示しており、図中曲線1
に示すように、耐光性紫外線硬化型接着剤17aでは、1
8,000J/cm2 以上の強力な紫外線の照射時間 200時間
でも透明性に殆ど変化がなく、これに対して紫外線硬化
型接着剤のサンプル2例の場合は、曲線2のように照射
時間 100時間或いは曲線3のように照射時間が僅か27時
間の紫外線照射でも光線透過率の低下が起こっている。
しかも硬化した接着剤は黄色或いは茶褐色に変色する。
【0045】2)実施例2の説明 図8及び図9により実施例2(請求項2、請求項4、請
求項5、及び請求項7に対応している)を説明する。図
8は本発明の実施例2を示す側面図、図9は実施例2の
製造工程図である。全図を通じて同一符号は同一対象物
を示す。
【0046】図8の圧電素子81〜8n及びノズル板12c
は、図2及び図4の圧電体8及び第1の基板12に夫々対
応し、図8の流路板14bは、図2及び図4の第2の基板
14及び間隔板16に対応している。
【0047】図8の実施例2が上記実施例1と異なるの
は、実施例1が接着剤に耐光性紫外線硬化型接着剤を使
用したのに代えて紫外線硬化型接着剤を使用し、ノズル
板の前面に遮光被膜を形成したことである。
【0048】即ち、図8に示すように、ヘッド部10bの
ノズル板12c及び流路板14bが紫外線硬化型接着剤17b
によって接着されている。紫外線硬化型接着剤17bは、
10cP以下の粘度のものが使用される。
【0049】ノズル板12cは、実施例1で説明したノズ
ル板12bと同様に感光性ガラスにより形成されている
が、ノズル孔91〜9nに直交する面、即ち、ノズル板12b
の前面に遮光被膜20aが形成されている。
【0050】次に図9によりヘッド部10bの製造工程を
説明する。 (1)まず、図9(a) に示すように、ノズル板12c及び流
路板14bを製作する。ノズル板12cは実施例1で説明し
たノズル板12bを形成後、ノズル孔91〜9n及びその周辺
をレジストでカバーし、スパッタリングにより前面に金
属薄膜(例えば、5μm以下のアルミニウム薄膜)、即
ち、遮光被膜20aを形成する。スパッタリング後にレジ
ストを除去してノズル板12cとする。
【0051】(2)次に、図9(b) に示すように、ノズル
板12c及び流路板14bを接着する。即ち、まず、ノズ
ル板12c及び流路板14bをアセトン等の有機溶媒で超音
波洗浄する。
【0052】更にシランカップリング剤に浸漬し、11
0 ℃で30分ベーキングする。 流路板14bの接着面に紫外線硬化型接着剤17bをディ
スペンサにより塗布する。
【0053】紫外線硬化型接着剤17bを塗布した流路
板14bの接着面にノズル板12cの接着面を重ねて、紫外
線を流路板14b側から接着部に照射し接着層を硬化させ
る。 (3)図9(c) に示すように、流路板14bのインク供給口1
51(〜15n)の部分を除いた面に、銀ペーストを塗布し、
焼付けて電極18を形成する。
【0054】(4)図9(d) に示すように、電極18上に圧
電素子81 (〜8n) をエポキシ接着剤(により接着する。 (5)図9(e) に示すように、インク供給口151(〜15n)に
ジョイント150 を取り付け、図示していないインクカー
トリッジに接続し、圧電素子81 (〜8n) 及び電極18を従
来例で説明した加圧回路部11にワイヤボンディングによ
って接続する。
【0055】このようにして製作されたヘッド部10b
は、装置に搭載して使用された時に、太陽光線等の紫外
線を含む光がノズル板12cの遮光被膜20aに遮られて、
接着部に到達せず、硬化した紫外線硬化型接着剤17bが
紫外線に晒されないので、酸化や分解することがなく、
従って、クラックや剥がれの発生がなく、インク漏れを
防止することができ、長寿命化を図ることができる。
【0056】3)実施例3の説明 図10により実施例3(請求項1、請求項3、請求項5、
請求項6及び請求項7に対応している)を説明する。図
10は本発明の実施例3を示す平面断面図である。図5と
同一符号は同一対象物を示す。
【0057】図10の圧電素子81〜8n及びノズル板12b
は、図1及び図3の圧電体8及び第1の基板12に夫々対
応している。図10の流路板14bは、図1及び図3の第2
の基板14及び間隔板16に対応している。
【0058】図10に示すように、ヘッド部10cのノズル
板12b及び流路板14cが耐光性紫外線硬化型接着剤17a
によって接着されている。流路板14cは、ステンレス鋼
板をエッチングして形成されたものである。
【0059】ヘッド部10cの製造工程は、実施例1とほ
ぼ同様である。異なるのはノズル板12b及び流路板14c
の接着時に、紫外線を照射する方向がノズル板12b側か
らだけに限られ、また、電極形成の必要がない。
【0060】従って、実施例1と同様の効果が得られ、
且つ電極形成の必要がないので、製造工程が短縮され
る。上記実施例1〜実施例3では、第2の基板と間隔板
を一体とした流路板を使用した場合を説明したが、従来
例で説明した振動板と間隔板に分けて形成して、各実施
例において使用した接着剤で接着する方法としても良い
ことは勿論である。
【0061】上記実施例2では、金属の遮光被膜をスパ
ッタリングにより形成したノズル板12bの場合を説明し
たが、紫外線を遮る被膜をコーティングにより形成する
方法としても良い。また上記実施例2では、紫外線硬化
型接着剤17bを使用した場合を説明したが、耐光性紫外
線硬化型接着剤17aを使用しても良いことは勿論であ
る。
【0062】上記実施例3では、流路板14cを非透光性
材料で形成した場合を説明したが、ノズル板だけを非透
光性材料で形成する方法としても良く、この場合には、
実施例2と同様に紫外線硬化型接着剤17bを使用するこ
とができ、接着時に流路板側から紫外線を照射する。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1及び請求項3では、透光性を有する材料で夫々形
成された第1の基板、間隔板及び第2の基板を、耐光性
紫外線硬化型接着剤で接着したことにより、硬化後に耐
光性紫外線硬化型接着剤が、太陽光線等の紫外線を含む
光に晒されても、紫外線を吸収せず、酸化や分解するこ
とがないので、クラックや剥がれの発生が防止できてイ
ンク漏れがなくなり、長寿命化を図ることができる。
【0064】請求項2及び請求項4では、少なくともノ
ズル孔に直交する1つの面に遮光被膜を形成した第1の
基板、第2の基板及び間隔板を紫外線硬化型接着剤で接
着することにより、紫外線硬化型接着剤の硬化後に、第
1の基板の遮光被膜によって太陽光線等に含まれる紫外
線が遮られて、硬化した紫外線硬化型接着剤が酸化や分
解することがないので、クラックや剥がれの発生が防止
できてインク漏れがなくなり、長寿命化を図ることがで
きる。
【0065】請求項5では、間隔板を第1の基板或いは
第2の基板のいずれか一方と一体に成形したことによ
り、部品点数が減少し、接着の一部が省略できてコスト
を改善することができる。
【0066】請求項6では、第1の基板を非透光性材料
で形成した時は、接着剤として紫外線硬化型接着剤を使
用しても、硬化後の紫外線硬化型接着剤が、第1の基板
によって紫外線が遮られて酸化や分解することがなく、
また、第2の基板を非透光性材料で形成した時は、接着
剤として耐光性紫外線硬化型接着剤を使用することによ
り酸化、分解することがないので、いずれもクラックや
剥がれの発生が防止できてインク漏れがなくなり、長寿
命化を図ることができる。
【0067】請求項7では、硬化後に紫外線を吸収しな
い耐光性紫外線硬化型接着剤或いは紫外線硬化型接着剤
の粘度が10cp以下であることにより、接着面の平滑
度を緩和しても接着剤が接着面の間に隈無く行き渡り、
安定した接合を行うことができるので、コストの改善を
図ることができる。という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の請求項1に対応する原理図
【図2】 本発明の請求項2に対応する原理図
【図3】 本発明の請求項3に対応する原理図
【図4】 本発明の請求項4に対応する原理図
【図5】 本発明の実施例1を示す側断面図
【図6】 実施例1の製造工程図
【図7】 接着剤の耐光性の比較を示す図
【図8】 本発明の実施例2を示す側断面図
【図9】 実施例2の製造工程図
【図10】 本発明の実施例3を示す側断面図
【図11】 インクジェットプリンタの概要を示す斜視
【図12】 ヘッド部の内部を示す正面図
【図13】 ヘッド部を示す側断面図
【符号の説明】
6,6a はインク、 8は圧電体、 81
〜8nは圧電素子、9,91 〜9nはノズル孔、 10,10a〜10
c はヘッド部、12は第1の基板、12a〜12cはノズル
板、 13,131〜13n は圧力室、 14は第2の基板、14a
は振動板、 14b,14c は流路板、15,151〜15n
はインク供給口、 16,16aは間隔
板、17,17aは耐光性紫外線硬化型接着剤、17A,17b は紫
外線硬化型接着剤、 20,20aは遮光被

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク(6) の粒子を噴射する少なくとも
    1つのノズル孔(9)を有し、透光性を有する材料で形成
    された第1の基板(12)と、 該ノズル孔(9) に夫々対応する圧電体(8) と、 インク供給口(15)及び該圧電体(8) の一側面が接触する
    面を有し、透光性を有する材料で形成された第2の基板
    (14)と、 該第1の基板(12)及び該第2の基板(14)の間に位置し、
    少なくとも該ノズル孔(9) 、該インク供給口(15)及び該
    圧電体(8) に対応する空間部を有し、透光性を有する材
    料で所定厚さに形成された間隔板(16)と、 該第1の基板(12)、該間隔板(16)及び該第2の基板(14)
    を、硬化後に紫外線を吸収しない耐光性紫外線硬化型接
    着剤(17)で接着して該空間部により形成され、該インク
    供給口(15)からインク(6) が供給される圧力室(13)とを
    備え、 該圧電体(8) に電圧を印加して該圧電体(8) の電気歪み
    による変位により該第2の基板(14)を振動させて該圧力
    室(13)内に発生した圧力によって該ノズル孔(9) からイ
    ンク(6) の粒子を噴射するインクジェットヘッド。
  2. 【請求項2】 透光性を有する材料で形成され、インク
    (6) の粒子を噴射する少なくとも1つのノズル孔(9) を
    有し、少なくとも該ノズル孔(9) に直交する1つの面に
    遮光被膜(20)を有する第1の基板(12)と、 該ノズル孔(9) に夫々対応する圧電体(8) と、 インク供給口(15)及び該圧電体(8) の一側面が接触する
    面を有し、透光性を有する材料で形成された第2の基板
    (14)と、 該第1の基板(12)及び該第2の基板(14)の間に位置し、
    少なくとも該ノズル孔(9) 、該インク供給孔(15)及び該
    圧電体(8) に対応する空間部を有し、透光性を有する材
    料で所定厚さに形成された間隔板(16)と、 該第1の基板(12)、該間隔板(16)及び該第2の基板(14)
    を、紫外線硬化型接着剤(17A) で接着して該空間部によ
    り形成され、該インク供給口(15)からインク(6) が供給
    される圧力室(13)とを備え、 該圧電体(8) に電圧を印加して該圧電体(8) の電気歪み
    による変位により該第2の基板(14)を振動させて該圧力
    室(13)内に発生した圧力によって該ノズル孔(9) からイ
    ンク(6) の粒子を噴射するインクジェットヘッド。
  3. 【請求項3】 インク(6) の粒子を噴射する少なくとも
    1つのノズル孔(9)を有する第1の基板(12)と、 該ノズル孔(9) に夫々対応する圧電体(8) と、 インク供給口(15)及び該圧電体(8) の一側面が接触する
    面を有する第2の基板(14)と、 該第1の基板(12)及び該第2の基板(14)の間に位置し、
    少なくとも該ノズル孔(9) 、該インク供給口(15)及び該
    圧電体(8) に対応する空間部を有する所定厚さの間隔板
    (16)と、 該第1の基板(12)、該間隔板(16)及び該第2の基板(14)
    を接着して該空間部により形成され、該インク供給口(1
    5)から該インク(6) が供給される圧力室(13)とを備え、 該圧電体(8) に電圧を印加して該圧電体(8) の電気歪み
    による変位により該第2の基板(14)を振動させて該圧力
    室(13)内に発生した圧力によって該ノズル孔(9) からイ
    ンク(6) の粒子を噴出するインクジェットヘッドの製造
    方法であって、 前記第1の基板(12)、前記間隔板(16)及び前記第2の基
    板(14)を透光性を有する材料で形成し、 該第1の基板(12)、該間隔板(16)及び該第2の基板(14)
    を、硬化後に紫外線を吸収しない耐光性紫外線硬化型接
    着剤(17)で接着することを特徴とするインクジェットヘ
    ッドの製造方法。
  4. 【請求項4】 インク(6) の粒子を噴射する少なくとも
    1つのノズル孔(9)を有する第1の基板(12)と、 該ノズル孔(9) に夫々対応する圧電体(8) と、 インク供給口(15)及び該圧電体(8) の一側面が接触する
    面を有する第2の基板(14)と、 該第1の基板(12)及び該第2の基板(14)の間に位置し、
    少なくとも該ノズル孔(9) 、該インク供給口(15)及び該
    圧電体(8) に対応する空間部を有する所定厚さの間隔板
    (16)と、 該第1の基板(12)、該間隔板(16)及び該第2の基板(14)
    を接着して該空間部により形成され、該インク供給口(1
    5)から該インク(6) が供給される圧力室(13)とを備え、 該圧電体(8) に電圧を印加して該圧電体(8) の電気歪み
    による変位により該第2の基板(14)を振動させて該圧力
    室(13)内に発生した圧力によって該ノズル孔(9) からイ
    ンク(6) の粒子を噴出するインクジェットヘッドの製造
    方法であって、 前記第1の基板(12)、前記間隔板(16)及び前記第2の基
    板(14)を透光性を有する材料で形成し、 該第1の基板(12)の少なくとも前記ノズル孔(6) に直交
    する1つの面に遮光被膜(20)を形成し、 該第1の基板(12)、該間隔板(16)及び該第2の基板(14)
    を紫外線硬化型接着剤(17A) で接着することを特徴とす
    るインクジェットヘッドの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記間隔板(16)は、前記第1の基板(12)
    或いは前記第2の基板(14)のいずれか一方と一体に形成
    されることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3
    或いは請求項4のインクジェットヘッド及びその製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記第1の基板(12)或いは前記第2の基
    板(14)のいずれか一方が非透光性材料で形成されること
    を特徴とする請求項1、請求項2、請求項3請求項4或
    いは請求項5のインクジェットヘッド及びその製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記耐光性紫外線硬化型接着剤(17)或い
    は前記紫外線硬化型接着剤(17A) は、粘度が10cp以
    下であることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4、請求項5或いは請求項6のインクジェッ
    トヘッド及びその製造方法。
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