JPH07323504A - 透明複合板及びその製造方法 - Google Patents

透明複合板及びその製造方法

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JPH07323504A
JPH07323504A JP6142596A JP14259694A JPH07323504A JP H07323504 A JPH07323504 A JP H07323504A JP 6142596 A JP6142596 A JP 6142596A JP 14259694 A JP14259694 A JP 14259694A JP H07323504 A JPH07323504 A JP H07323504A
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plate
polycarbonate resin
transparent composite
resin plate
pressure
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JP6142596A
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Masayoshi Yamakido
正義 山木戸
Makoto Ihira
誠 井平
Yoshiji Uchiumi
美次 内海
Tatsuo Yoshiya
達夫 吉屋
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Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量で耐衝撃強度や接着強度が大きく、長期
間にわたって良好な透明性を保持できる複合板を、歪み
が生じないように製造することを目的とする。 【構成】 透明複合板は、ガラス板1又はアクリル系樹
脂板とポリカーボネート樹脂板2とをウレタン系接着層
3を介して接着した構成とする。この透明複合板は、ガ
ラス板又はアクリル系樹脂板とポリカーボネート樹脂と
をウレタン系接着フィルムを介して積層し、この積層体
を減圧雰囲気中で100〜150℃に加熱して1.5k
g/cm2 以下の圧力で圧着して製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両・船舶用の窓板
材、高速道路用の防音壁材、水族館の水槽用板材等とし
て好適に使用される透明複合板に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ガラス板は衝撃を受ける
と割れやすく、飛び散った破片で大怪我をすることがし
ばしばある。このため、車両や船舶用の窓には、二枚の
ガラス板を接着剤(ポリビニルブチラール)で接着した
合わせガラス板や、中間に金属網を挟んだ安全ガラス板
が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】けれども、安全ガラス
は重量が大きく、また、合わせガラスは耐衝撃強度が充
分とは言い難いものである。
【0004】そこで、本発明者は、ガラス板又はアクリ
ル系樹脂板とポリカーボネート樹脂板とを接着した軽量
で耐衝撃強度の大きい透明複合板の開発に着手したが、
次のような種々の問題が生じた。
【0005】即ち、ガラス板の接着剤として一般的なホ
ットメルトタイプのポリビニルブチラール接着フィルム
を介してガラス板とポリカーボネート樹脂板を積層し、
この積層体を従来の合わせガラスと同様に熱プレス法や
真空バッグ法で加熱、加圧して接着する際、接着フィル
ムが完全に溶融するように加熱を充分に行うと、ポリカ
ーボネート樹脂板も軟化溶融して加圧により流動・流出
するため、均一な厚みを有する歪み(物理的歪み及び光
学的歪み)のない複合板を得ることが難しく、極端な場
合にはポリカーボネートの流動・流出部分でガラス板が
割れることもあった。かといって、加熱が不足すると、
接着フィルムが完全に溶融しないため、ガラス板とポリ
カーボネート樹脂板の接着不良が生じたり、接着フィル
ムの不均一な溶融によって複合板に歪みが生じるという
問題があった。
【0006】また、上記のようにして得られる透明複合
板は、ポリビニルブチラール接着剤(フィルム)に含ま
れる可塑剤がポリカーボネート樹脂板に移行してポリカ
ーボネート樹脂板を侵すため、短期間のうちに白化して
透明性が低下し、接着強度も低下するという問題があっ
た。
【0007】一方、ホットメルトタイプのEVAやオレ
フィン系の接着剤(フィルム)を用いて、ガラス板又は
アクリル系樹脂板とポリカーボネート樹脂板とを接着す
る場合は、EVAやオレフィン系の接着フィルムが結晶
性であり、透明性を得るためには急冷する必要がある反
面、歪みをなくすには徐冷しなければならず、このよう
に冷却条件が相反するため、透明性に優れた歪みのない
複合板を得ることが困難であった。
【0008】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、安全ガラスより軽量で耐
衝撃強度や接着強度が大きく、長期間にわたって良好な
透明性を保持できる複合板を、歪みが生じないように製
造することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の透明複合板は、ガラス板又はアクリル系樹
脂板とポリカーボネート樹脂板とをウレタン系接着層を
介して接着したことを特徴とするものであり、また、本
発明の製造方法は、ガラス板又はアクリル系樹脂板とポ
リカーボネート樹脂板とをウレタン系接着フィルムを介
して積層し、この積層体を減圧雰囲気中で100〜15
0℃に加熱して1.5kg/cm2 以下の圧力で圧着す
ることを特徴とするものである。そして、望ましい実施
態様では、下型の凹空部に設けた加熱用プレートの上に
積層体を載置し、柔軟性のある耐熱シートで加圧面を形
成した中空の上型を気密的に下型に重ねてから、下型の
凹空部と上型の中空部を脱気して減圧し、加熱用プレー
トで積層体を100〜150℃に加熱すると共に、上型
の中空部に空気を供給して上型の中空部と下型の凹空部
との間に1.5kg/cm2 以下の差圧を生じさせ、こ
の差圧で上型の耐熱シートを積層体に押付けて積層体を
圧着することにより、上記の透明複合板を製造するもの
である。
【0010】
【作用】本発明の透明複合板を構成するガラス板、アク
リル系樹脂板、ポリカーボネート樹脂板、ウレタン系接
着層は、いずれも高い全光線透過率を有し、ヘイズ(曇
り度)が低いものであるから、本発明の透明複合板は透
明性に優れている。しかも、ウレタン系接着層は可塑剤
を含まないので、ポリカーボネート樹脂板が可塑剤に侵
されて白化し、複合板の透明性が短期間で低下すること
もない。また、ウレタン系接着層は、ガラス板、アクリ
ル系樹脂板、ポリカーボネート樹脂板のいずれに対して
も接着性が良好であるから、本発明の透明複合板は接着
強度が大きく、ガラス板又はアクリル樹脂板とポリカー
ボネート樹脂板とが剥離する心配はない。更に、本発明
の複合板は、ポリカーボネート樹脂板が耐衝撃性に優れ
ているため、これにガラス板を接着したものでも従来の
合わせガラス板より軽量で且つ耐衝撃強度が大きく、特
に、ポリカーボネート樹脂板とアクリル樹脂板を接着し
たものは耐衝撃強度が極めて大きい。
【0011】また、本発明の製造方法は、積層体を10
0〜150℃に加熱するため、溶融点が加熱温度より低
いウレタン系接着フィルムは完全に溶融するが、溶融点
が加熱温度より高いポリカーボネート樹脂板は溶融せ
ず、少し熱軟化するだけであり、一方、アクリル系樹脂
板の溶融点も加熱温度より高いので熱軟化は殆どなく、
ガラス板は勿論熱軟化しない。そして、圧力を1.5k
g/cm2 以下と低く設定して積層体を加圧するため、
ポリカーボネート樹脂板が少し熱軟化しても圧力でポリ
カーボネート樹脂が流動することはなく、ガラス板やア
クリル系樹脂板は勿論流動しない。従って、本発明の製
造方法で得られる透明複合板は、全体に均一な厚さを有
しており、ポリカーボネート樹脂板の樹脂流動による歪
み(物理的及び光学的歪み)の発生やガラス板の破損が
なく、ウレタン系接着フィルムの不均一な溶融による接
着不良や歪みの発生もない。また、減圧雰囲気中で積層
体を加熱、加圧するので、複合板中に気泡が入ることも
ない。特に、望ましい実施態様の場合は、上型の加圧面
を形成する耐熱シートによって、積層体全体を均一に加
圧することができ、圧力調整や温度調整も容易であるた
め、品質の安定した透明複合板を効率よく製造すること
ができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0013】図1は本発明の透明複合板の一実施例を示
す断面図であって、この複合板は、ガラス板1とポリカ
ーボネート樹脂板2をウレタン系接着層3を介して接着
した3層構造をしている。
【0014】ガラス板1やポリカーボネート樹脂板2の
厚さは、複合板の用途や要求される強度を考慮して適宜
決定すればよいが、例えば船舶・車両用の窓板材、高速
道路の防音壁材などの用途に供する場合には、ガラス板
1の厚さを1〜5mm程度、ポリカーボネート樹脂板2
の厚さを1〜10mm程度とするのが適当である。ガラ
ス板1は耐衝撃強度が弱いので、従来の合わせガラス板
よりも耐衝撃強度が大きい複合板を得るためには、ポリ
カーボネート樹脂板2の厚さをガラス板1の厚さと同
等、もしくはガラス板1より厚くする必要がある。特
に、大きい耐衝撃強度が要求される場合には、ポリカー
ボネート樹脂板2の厚さをガラス板1の厚さの2倍以上
とすることが必要である。
【0015】また、ガラス板1に代えてメチルメタクリ
レート等のアクリル系樹脂板をポリカーボネート樹脂板
2に接着した透明複合板は、アクリル系樹脂板の熱収縮
がガラス板に比しポリカーボネート樹脂板2とほぼ同等
であるため、複合板としては残留応力が小さいので、歪
みが小さく、また割れにくい等の特徴を有する。
【0016】ガラス板1(又はアクリル系樹脂板)とポ
リカーボネート樹脂板2の接着は、ホットメルトタイプ
のウレタン系接着層3を介して行う必要があり、これ以
外の接着剤を用いても本発明の目的を達成し難い。この
ウレタン系接着層3は、ガラス板1、アクリル系樹脂
板、ポリカーボネート樹脂板2のいずれに対しても接着
性が良いため、ガラス板1(又はアクリル系樹脂板)と
ポリカーボネート樹脂板2を強固に接着することがで
き、しかも、ポリカーボネート樹脂板2を侵す可塑剤を
含まないため、ポリカーボネート樹脂板2の白化による
透明性の低下や、劣化による接着強度の低下を防止し
て、複合板の優れた品質を維持することができる。
【0017】ウレタン系接着層(フィルム)3の具体例
としては、モートン社製のクリスタルフレックスPE−
192、PE−193、PE−199などが挙げられる
が、その中でも溶融温度の低いPE−199(融点:1
00℃以下)やPE−193(融点:110〜115
℃)等が好適に使用される。このウレタン系接着層3は
0.3〜2.0mm程度の厚みがあれば充分な接着強度
を発揮できる。
【0018】上記のような透明複合板は、用途に応じて
アルミニウム等の金属あるいはプラスチック製の型枠材
4を複合板の周囲に設けたり、ガラス板1やポリカーボ
ネート樹脂板2の表面に反射防止フィルム、紫外線カッ
トフィルム、装飾用フィルム等をラミネートすることが
望ましい。
【0019】図2は本発明の透明複合板の他の実施例を
示す断面図であって、このものは、ポリカーボネート樹
脂板2の上下両面に、ウレタン系接着層3,3を介して
ガラス板1,1(又はアクリル系樹脂板)を接着した5
層構造の複合板である。このように、本発明の複合板
は、ガラス板1(又はアクリル系樹脂板)とポリカーボ
ネート樹脂板2を何枚重ねて接着してもよいものであ
る。
【0020】以上のような透明複合板は、ガラス板(又
はアクリル系樹脂板)とポリカーボネート樹脂板とをウ
レタン系接着フィルムを介して積層し、この積層体を減
圧雰囲気中で100〜150℃に加熱して1.5kg/
cm2 以下の圧力で圧着することにより、物理的歪みや
光学的歪みを生じさせないで製造することができる。具
体的には、図3〜図4に示すようなラミネート装置を使
用して製造することが望ましい。
【0021】このラミネート装置は、中空部5aを有す
る上型5と、凹空部6aを有する下型6とから成るもの
で、上型5の加圧面は柔軟性のあるシリコンシート等の
耐熱シート7で形成されている。そして、下型の凹空部
6aには、温度調節自在な加熱用プレート8が設けられ
ている。尚、9,10,12,14はエヤーバルブ、1
1は真空ポンプ、13はエヤーヒーター、15,16は
ウォーターバルブである。
【0022】かかるラミネート装置を用いて透明複合板
を製造する場合は、まず、ガラス板(又はアクリル系樹
脂板)とポリカーボネート樹脂板をウレタン系接着フィ
ルムを介して積層し、この積層体Aを図3に示すように
下型6の加熱用プレート8の上に載置する。そして、図
4に示すように上型5と下型6を気密的に重ねて閉じて
から、エヤーバルブ9,10を開いて真空ポンプ11を
作動させ、上型5の中空部5aと下型6の凹空部6aを
脱気して真空近くまで減圧する。このように減圧して
も、中空部5aと凹空部6aの圧力が等しいため、積層
体Aは耐熱シート7で押圧されない。
【0023】次いで、加熱用プレート8の電源を入れて
積層体Aを100〜150℃に加熱し、エヤーバルブ1
2を開いてエヤーヒーター13で加熱された空気を上型
5の中空部5aに導入する。導入する空気はエヤーヒー
ター13で加熱しなくてもよいが、加熱した空気を導入
すると温度低下を防止できる利点がある。このように中
空部5aに空気を導入すると、中空部5aの圧力が1気
圧になって中空部5aと凹空部6aの間に略1気圧の差
圧が生じるため、この差圧によって耐熱シート7は凹空
部6aの方へ膨らみ、積層体A全体を均一に押圧する。
その場合、1気圧以上の圧力を積層体Aにかける必要が
あれば、空気導入管にコンプレッサー(不図示)を接続
して圧縮空気を中空部5aに供給すればよい。但し、中
空部5aと凹空部6aの差圧は最大でも1.5kg/c
m2 以下とし、それ以上の圧力が積層体Aにかからない
ようにする必要がある。
【0024】上記のように積層体Aを100〜150℃
に加熱すると、溶融点が加熱温度より低いウレタン系接
着フィルムは完全に溶融するが、溶融点が加熱温度より
高いポリカーボネート樹脂板は溶融せず、少し熱軟化す
るだけであり、ガラス板は勿論熱軟化しない。そして、
1.5kg/cm2 以下の低い圧力で積層体Aを加圧す
ると、ポリカーボネート樹脂板が多少熱軟化していても
圧力でポリカーボネート樹脂が流動することはない。
【0025】積層体Aの加熱、加圧が終わると、ウォー
ターバルブ15を開いて冷却水を下型6の加熱用プレー
ト8に注入し、エヤーバルブ14を開いて空気を凹空部
6aに供給して常圧に戻す。そして、冷却が終わると、
ウォーターバルブ16を開いて加熱用プレート8の冷却
水を排水し、上型5を開けて、ラミネートされた積層体
A、即ち透明複合板を取り出す。
【0026】本発明の製造方法は、以上のように積層体
Aを100〜150℃に加熱してウレタン系接着フィル
ムを完全に溶融させ、ポリカーボネート樹脂板が多少熱
軟化してもポリカーボネート樹脂が流動しないように
1.5kg/cm2 以下の低い圧力で積層体Aを加圧す
るため、得られる透明複合板は全体に均一な厚さを有
し、ポリカーボネート樹脂板の樹脂流動に起因する歪み
(物理的及び光学的歪み)やガラス板の破損がなく、ウ
レタン系接着フィルムの不均一な溶融による接着不良や
歪みも生じない。また、減圧された下型の凹空部6a内
で積層体を加熱、加圧してラミネートするので、複合板
中に気泡が入ることもない。
【0027】次に、本発明の更に具体的な実施例を述べ
る。
【0028】[実施例1]ガラス板(縦182cm、横
92cm、厚さ3mm)の上に厚さ0.8mmのウレタ
ン系接着フィルム(モートン社製のクリスタルフレック
スPE−199)を介して、ポリカーボネート樹脂板
(縦182cm、横92cm、厚さ3mm)を重ね、そ
の上に上記ウレタン系接着フィルムを介して上記ガラス
板を重ねた。この積層体を既述したラミネート装置の加
熱用プレートに載置し、既述した要領で減圧雰囲気下に
温度120℃、圧力1.25kg/cm2 の条件で90
分間加熱、加圧して、縦182cm、横92cm、厚さ
10.5mmの透明複合板を製造した。
【0029】この透明複合板について、全光線透過率、
ヘイズを測定したところ、全光線透過率は87.8%、
ヘイズは0.9%であり、透明性に優れていた。また、
この透明複合板について落球衝撃試験を行い、耐衝撃強
度を調べたところ、重さ2kgの剛球を5mの高さから
落下させても複合板を貫通せず、ガラスの欠落による接
着フィルムの露出部分がないという結果が得られた。
【0030】更に、上記と全く同様にして3枚の透明複
合板を製造し、HEIDON歪検査器を用いて各透明複
合板の光学的な歪み(透視歪み)を検査したところ、3
枚とも干渉縞が少なく非常に良いという好結果が得られ
た。
【0031】[比較例1]比較のために、熱プレス機を
用いて上記と同じ積層体を温度160℃、圧力5kg/
cm2 で加熱、加圧することにより、透明複合板を3枚
製造した。但し、このうち2枚はガラス板が割れた不良
品であった。この複合板の全光線透過率、ヘイズ、耐衝
撃強度を実施例1と同様に調べたところ、実施例1の透
明複合板と略同じであったが、歪み検査の結果は干渉縞
が細かく変化し、大きい歪みが生じていた。
【0032】[比較例2]接着剤の適否を調べるため、
前記実施例1で使用したウレタン系接着フィルムに代え
てEVA接着フィルム(タケダ薬品工業(株)製のデュミ
ランF−100)を使用した積層体を、既述したラミネ
ート装置の加熱用プレートに載置し、既述した要領で減
圧雰囲気下に温度120℃、圧力1.25kg/cm2
の条件で90分加熱、加圧しながら徐冷して、縦182
cm、横92cm、厚さ10.5mmの透明複合板を3
枚製造した。そして、この透明複合板の全光線透過率、
耐衝撃強度、歪みを調べたところ、耐衝撃強度と歪み検
査は実施例1の透明複合板とほぼ同様の良好な結果が得
られたが、全光線透過率は85%以下と低く、透明性に
劣るものであった。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の透明複合板は、安全ガラスや合わせガラスより軽量で
耐衝撃性や透明性に優れており、しかも、ポリカーボネ
ート樹脂板が可塑剤で侵されることがないので、経時的
に透明性や接着強度の低下を招くことがなく、特に、本
発明の方法で透明複合板を製造すると、ポリカーボネー
ト樹脂板の樹脂流動が防止され、ウレタン系接着フィル
ムが完全に溶融するため、ポリカーボネート樹脂板の樹
脂流動に起因する歪み(物理的及び光学的歪み)やガラ
ス板の破損がなくなると共に、ウレタン系接着フィルム
の不均一な溶融に起因する接着不良や歪みも生じなくな
り、歪みのない高品質の透明複合板が得られるといった
顕著な効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の透明複合板の一実施例を示す断面図で
ある。
【図2】本発明の透明複合板の他の実施例を示す断面図
である。
【図3】本発明の製造方法の一実施例を説明する断面図
で、ラミネート装置の上型を開いて積層体を下型の加熱
用プレートに載置したところを示すものである。
【図4】同実施例を説明する断面図で、ラミネート装置
の上型と下型を閉じて積層体を加熱、加圧しているとこ
ろを示すものである。
【符号の説明】
1 ガラス板 2 ポリカーボネート樹脂板 3 ウレタン系樹脂層 5 上型 5a 中空部 6 下型 6a 凹空部 7 耐熱シート 8 加熱用プレート A 積層体
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/36 102 8413−4F 31/20 7148−4F C08J 5/12 CFD // B29K 33:00 69:00 B29L 9:00 C08L 69:00 (72)発明者 吉屋 達夫 大阪市中央区安土町2丁目3番13号 タキ ロン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス板又はアクリル系樹脂板とポリカー
    ボネート樹脂板とをウレタン系接着層を介して接着した
    ことを特徴とする透明複合板。
  2. 【請求項2】ガラス板又はアクリル系樹脂板とポリカー
    ボネート樹脂板とをウレタン系接着フィルムを介して積
    層し、この積層体を減圧雰囲気中で100〜150℃に
    加熱して1.5kg/cm2 以下の圧力で圧着すること
    を特徴とする透明複合板の製造方法。
  3. 【請求項3】下型の凹空部に設けた加熱用プレートの上
    に積層体を載置し、柔軟性のある耐熱シートで加圧面を
    形成した中空の上型を気密的に下型に重ねてから、下型
    の凹空部と上型の中空部を脱気して減圧し、加熱用プレ
    ートで積層体を100〜150℃に加熱すると共に、上
    型の中空部に空気を供給して上型の中空部と下型の凹空
    部との間に1.5kg/cm2 以下の差圧を生じさせ、
    この差圧で上型の耐熱シートを積層体に押付けて積層体
    を圧着することを特徴とする請求項2に記載の透明複合
    板の製造方法。
JP6142596A 1994-05-31 1994-05-31 透明複合板及びその製造方法 Pending JPH07323504A (ja)

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