JPH0732340B2 - Agc回路 - Google Patents

Agc回路

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JPH0732340B2
JPH0732340B2 JP2229346A JP22934690A JPH0732340B2 JP H0732340 B2 JPH0732340 B2 JP H0732340B2 JP 2229346 A JP2229346 A JP 2229346A JP 22934690 A JP22934690 A JP 22934690A JP H0732340 B2 JPH0732340 B2 JP H0732340B2
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JP
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gain amplifier
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variable
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卓治 加藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、音声信号のレベル調整やテレビジョン受像機
のコントラスト調整など利用者が調整可能な可変利得増
幅器を備えたAGC回路に関するものである。
(ロ)従来の技術 スピーカから放音される音声信号やテレビジョン受像機
の画像のコントラストなど聴取者や視聴者の好みに応じ
て信号のレベル調整を行ないたいものがある。そのよう
なものは、一般に利用者によって利得が変化させられる
可変利得増幅器によって構成され、過大出力を防止する
為のAGC(自動利得制御)ループを備えている。第2図
は、その様なAGC回路を示すもので、可変利得増幅器
(1)と、該可変利得増幅器(1)の利得を使用者の好
みによって変化させる為の制御電圧を発生する可変抵抗
)と、前記可変利得増幅器(1)の出力信号のレベ
ル検波を行なうレベル検波回路(3)と、該レベル検波
回路(3)の検波出力信号と基準電源(4)の基準電圧
との比較を行なう比較器(5)とから構成されている。
第2図において、入力端子(6)には音声信号や映像信
号などの入力信号が加わり、可変利得増幅器(1)で増
幅されて出力端子(7)に得られる。可変抵抗()が
変化させられると、可変利得増幅器(1)の利得が変化
するので、入出力信号の関係は、第3図の如く変化す
る。可変利得増幅器(1)の出力信号は、レベル検波回
路(3)で検波されて比較器(5)に印加されるが、比
較器(5)の基準電源(4)の値は、比較的高い値
(V0)に設定されている。その為、前記出力信号のレベ
ルが第3図の如くV0以下の場合には、比較器(5)は可
変利得増幅器(1)に対して何ら制御を行なわない。そ
して、前記出力信号のレベルがV0以上となると、比較器
(5)は可変利得増幅器(1)の利得を前記出力信号の
レベルに応じて低下させるので、出力信号のレベルは、
第3図の如く一定値(V0)にリミットされる。
従って、第2図の回路によれば、利用者の好みに応じて
信号のレベル調整を行なえるとともに、過大な出力の発
生を自動的に防止することが出来る。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、第2図の回路では、可変抵抗()に基
き発生する制御電圧と基準電源(4)の電圧とが互いに
無関係に設定されている為、次のような問題が生じる。
商業放送では番組とコマーシャルとで音声信号の変調度
が全体的に異なることがあり、コマーシャルの間に音声
信号のレベルが大きくなる場合がある。そのような状況
で、放送を静かな音量で聞くとする。静かな音量とは、
第2図の可変利得増幅器(1)の利得を下げた場合のこ
とで、例えば第3図のAの状態とする。今、第3図の入
力信号V1のレベルで番組を聴取していたとする。そし
て、コマーシャルの時間となり、入力信号のレベルが増
加したとすると、その入力信号は、リニアに増幅されて
出力されてしまい、V0のレベルになるまで全く制限され
ず、そのまま出力されてしまう。この場合の両者の音量
の違いは、相対的に激しいものとなり、聴取者に対して
不快となる。ここで、聴取者がコマーシャルの音が大き
いとして、第2図の可変抵抗()を調整して可変利得
増幅器(1)を利得を第3図のBの如く低下させたとす
る。すると、確かにコマーシャルの音量は、低下させら
れるが、今度は本来の番組に戻ると、番組の音量も低下
してしまい、極端な場合には聞こえないレベルになって
しまう、という問題がある。
(ニ)課題は解決するための手段 本発明は、上述の点に鑑み成されたもので、入力信号を
増幅する可変利得増幅器と、該可変利得増幅器の利得を
変化させるための制御手段と、前記可変利得増幅器の出
力信号のレベル検波を行なうレベル検波回路と、該レベ
ル検波回路の検波出力信号と第1基準電源の基準電圧と
を比較し、その比較出力に応じて前記可変利得増幅器の
利得を制御する第1比較器と、前記制御手段の出力信号
と第2基準電源の基準電圧とを比較する第2比較器と、
該第2比較器の出力信号に応じて前記第1比較器の第1
基準電源の値を変化させるレベル調整回路とからなるこ
とを特徴とする。
(ホ)作 用 本発明に依れば、可変利得増幅器の利得を大きくした場
合には比較器の基準電源の値も大きくし、前記可変利得
増幅器のリミッタレベルを大きくしている。又、前記可
変利得増幅器の利得を低下した場合には、前記比較器の
基準電源の値を小さくしている。更に、前記可変利得増
幅器の利得を著しく低下した場合には、前記比較器の基
準電源の値を固定にし、リミッタレベルが極端に低下す
るのを防止している。
(ヘ)実施例 第1図は、本発明の一実施例を示す回路図で、(8)は
可変抵抗()からの制御電圧と第2基準電源(9)の
基準電圧とを比較する第2比較器、及び(10)は前記第
2比較器(8)の比較出力に応じて比較器(5)の可変
基準電源(11)の値を変化させるレベル調整回路であ
る。
尚、第1図において、第2図と同一の回路素子について
は同一の符号を付し、説明を省略する。
第1図において、可変抵抗()がある値に設定されて
おり、可変利得増幅器(1)の利得が第4図の実線Aの
如き特性であるとする。この際、可変抵抗()からの
制御電圧が第2比較器(8)で比較され、その比較結果
がレベル調整回路(10)に印加されて、可変基準電源
(11)の値をV0に設定している。この状態から、使用者
が可変抵抗()の値を変化させ、制御電圧の値を低下
させて可変利得増幅器(1)の利得を低下させたとす
る。すると、前記制御電圧の低下に伴い、第2比較器
(8)の出力信号もリニアに低下する。その為、レベル
調整回路(10)は、可変基準電源(11)の値をリニアに
低下させる。可変基準電源(11)の値が低下すれば、可
変利得増幅器(1)におけるリミッタレベル(AGC動作
の開始レベル)が小さくなる。その為、この状態におけ
る可変利得増幅器(1)の入出力関係は、第4図の実線
Bの如くなる。以降、可変抵抗()を変化させ、発生
する制御電圧の値を低下させると、それに応じて可変基
準電源(11)の値も低下するので、可変利得増幅器
(1)の入出力関係は、第4図のC及びDの如くなる。
この様に、可変利得増幅器(1)の利得を低下させれ
ば、可変利得増幅器(1)のリミッタレベルも同時に低
下するので、静かな音量で聴取者が聞いている最中に大
きな音量に変化したとしても、大なる音量の信号は、可
変利得増幅器(1)でリミットされることになる。
このように可変利得増幅器(1)の利得の低下に応じて
リミッタレベルも低下させる作用は、可変利得増幅器
(1)が第4図の実線Eの特性になるまで継続させる。
即ち、その状態まで、第2比較器(8)はリニアな出力
を発生する。そして、その状態から更に可変抵抗(
の制御電圧の値を低下させると、第2比較器(8)の出
力が反転する。すると、それに応じてレベル調整回路
(10)は、可変基準電源(11)の値を一定値(Vmin)
に固定する。その為、以後、可変抵抗()の制御電圧
の値を低下させても、前記可変基準電源(11)の値は、
変わらないため可変利得増幅器(1)の特性は第4図の
実線F及びGの如くなる。
ここで、リミッタレベルをある値以下に低下させない理
由について説明する。リミッタレベルの下限を定めない
場合、可変利得増幅器(1)の利得の低下に応じてリミ
ッタレベルも順次下がる。その為、前記可変利得増幅器
(1)の利得を極端に低下させると、リミッタレベルも
非常に小さくなり、音量の小さい信号に対してすぐにリ
ミッタがかかってしまう事になる。すると、音の強弱の
差がなくなってしまうという、問題が起こる。そこで、
本発明においては、ある程度、可変利得増幅器(1)の
利得を下げた場合、リミッタレベルは、固定にしてしま
い前述の問題の解消を計っている。
第1図の実施例では、入力信号が音声信号の場合につい
て説明したが、入力信号が映像信号でコントラスト調整
を視聴者が行なう場合の利点は、次の様になる。視聴者
が画像をソフトな感じで見たく、コントラストが小さく
なるようにする場合、可変利得増幅器(1)の利得を低
下させる。この状態で、可変利得増幅器(1)のリミッ
タレベルが高い値で固定のままであるとすると、映像信
号中にホワイトピークノイズがあっても該ノイズをその
まま出力してしまい大きなコントラストの箇所が生じて
しまう。それに対して、前記リミッタレベルが低下すれ
ば、前記ノイズはリミットされるので目立たなくなり、
画像の雰囲気を乱すことは無い。
第5図は、マイクロコンピュータ(12)からのデジタル
信号による制御を行なう場合の本発明の実施例を示すも
ので、マイクロコンピュータ(12)から可変利得増幅器
(1)の利得を制御する為のデジタル信号が発生し、D/
A(デジタルアナログ)変換回路(13)に印加される。D
/A変換回路(13)は、前記デジタル信号に応じて、可変
利得増幅器(1)の利得制御用のアナログ信号を作成す
ると共に、第1図の前記第2基準電源(9)の基準電圧
に相当する電圧を第2比較器(8)に印加する。その
為、第5図の第2比較器(8)は、第1図のそれと同じ
働きをすることになる。第5図の場合、デジタル信号に
応じて制御を行なうので、設定が正確に出来るとともに
変更が容易である、という利点を有する。
(ト)発明の効果 以上述べた如く、本発明に依れば手動によって微小なレ
ベルの信号を出力させるのに際し、該信号にとって過大
なレベルの信号の発生を防止出来るとともに前記信号の
ダイナミックレンジが低下するのを防止出来るAGC回路
を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図、第2図は、
従来のAGC回路を示す回路図、第3図は第2図の説明に
供する為の特性図、第4図は第1図の説明に供する為の
特性図、及び第5図は第1図の別の実施例を示す回路図
である。 (1)……可変利得増幅器、()……可変抵抗、
(3)……レベル検波回路、(5)……比較器、(8)
……第2比較器、(11)……可変基準電源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力音声信号を増幅する可変利得増幅器
    と、 該可変利得増幅器の利得を変化させるための制御手段
    と、 前記可変利得増幅器の出力音声信号のレベル検波を行な
    うレベル検波回路と、 該レベル検波回路の検波出力信号と第1基準電源の基準
    電圧とを比較し、その比較出力に応じて前記可変利得増
    幅器の利得を制御する第1比較器と、 前記制御手段の出力信号と第2基準電源の基準電圧とを
    比較する第2比較器と、 該第2比較器の出力信号に応じて前記第1比較器の第1
    基準電源の値を変化させるレベル調整回路と、 から成り、前記第2基準電源の基準電圧に応じて前記可
    変利得増幅器の振幅制限値を定め、過小な音声信号が発
    生するのを防止するようにしたことを特徴とするAGC回
    路。
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