JP3052534B2 - 低音域増強回路 - Google Patents
低音域増強回路Info
- Publication number
- JP3052534B2 JP3052534B2 JP4035945A JP3594592A JP3052534B2 JP 3052534 B2 JP3052534 B2 JP 3052534B2 JP 4035945 A JP4035945 A JP 4035945A JP 3594592 A JP3594592 A JP 3594592A JP 3052534 B2 JP3052534 B2 JP 3052534B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- output
- input
- signal
- effective value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Television Receiver Circuits (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、音声増幅回路における
低音域増強回路に関するものである。
低音域増強回路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この分野の技術としては、図５に
示すように低音域の増強率が固定のものが主流であっ
た。
示すように低音域の増強率が固定のものが主流であっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の回路では低音域の増強率が固定であるため、微小音
量時又は無信号時に低音域のノイズを最大限に増強して
しまうという問題や、過大音量時に即信号がひずんでし
まうために増強率を控えめに設定するなどの措置がとら
れ、小音量時の低音域増強が効果的に行えないという問
題があった。
成の回路では低音域の増強率が固定であるため、微小音
量時又は無信号時に低音域のノイズを最大限に増強して
しまうという問題や、過大音量時に即信号がひずんでし
まうために増強率を控えめに設定するなどの措置がとら
れ、小音量時の低音域増強が効果的に行えないという問
題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、入力信号の実効値を検出し、それに応
じて低音域の増強率を制御し、小音量時の聴感上の低音
域の補正、増強、及び大音量時の歪み感の低減を効果的
に行おうとするものである。
解決するために、入力信号の実効値を検出し、それに応
じて低音域の増強率を制御し、小音量時の聴感上の低音
域の補正、増強、及び大音量時の歪み感の低減を効果的
に行おうとするものである。
【０００５】
【作用】本発明によれば、上記のように入力された信号
のレベルに応じて低音域の増強率が制御され、無音時又
は微小音量時には増強効果を無くし、小中音量時には十
分な低音域増強を行い、同時に大音量時にはダイナミッ
クレンジを越えないように増強効果を押さえる働きをし
図５の様な増強率固定の場合より歪み感を減少させる事
ができる。
のレベルに応じて低音域の増強率が制御され、無音時又
は微小音量時には増強効果を無くし、小中音量時には十
分な低音域増強を行い、同時に大音量時にはダイナミッ
クレンジを越えないように増強効果を押さえる働きをし
図５の様な増強率固定の場合より歪み感を減少させる事
ができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【０００７】図１は本発明の第１の実施例を示す低音域
増強回路の概略構成図、図２は本発明の第２の実施例を
示す低音域増強回路の概略構成図である。
増強回路の概略構成図、図２は本発明の第２の実施例を
示す低音域増強回路の概略構成図である。
【０００８】図１、図２において、１は入力端子、２は
出力端子、３は実効値化回路、４は低音域通過フィルタ
ー、５は電圧制御型増幅回路、６は加算回路、７は微小
レベル検出回路、８は最大値検出回路、９は対数変換回
路、１０は逆対数変換回路である。
出力端子、３は実効値化回路、４は低音域通過フィルタ
ー、５は電圧制御型増幅回路、６は加算回路、７は微小
レベル検出回路、８は最大値検出回路、９は対数変換回
路、１０は逆対数変換回路である。
【０００９】図１においては、入力端子１に入力された
信号は、実効値化回路３よりその実効値が検出され、そ
の検出出力を微小レベル検出回路７に入力し、微小レベ
ル検出回路７の出力と実効値化回路３の出力とを最大値
検出回路８で比較し出力する。そこで、最大値検出回路
８の出力にて低音域通過フィルター４の出力を入力とす
る電圧制御型増幅回路５を制御し、その出力信号と源信
号とを加算回路６にて加算し出力端子２より出力する。
信号は、実効値化回路３よりその実効値が検出され、そ
の検出出力を微小レベル検出回路７に入力し、微小レベ
ル検出回路７の出力と実効値化回路３の出力とを最大値
検出回路８で比較し出力する。そこで、最大値検出回路
８の出力にて低音域通過フィルター４の出力を入力とす
る電圧制御型増幅回路５を制御し、その出力信号と源信
号とを加算回路６にて加算し出力端子２より出力する。
【００１０】図２においては、入力端子１に入力された
信号は、実効値化回路３よりその実効値が検出され、そ
の検出出力は対数変換回路９で非直線的に変換され微小
レベル時の検出出力が拡大され、その変換された検出出
力は微小レベル検出回路７に入力され、微小レベル検出
回路７の出力と実効値化回路３の出力とを最大値検出回
路８で比較しその出力を逆対数変換回路１０にて逆対数
変換して出力する。そして、最大値検出回路８の出力に
て低音域通過フィルター４の出力を入力とする電圧制御
型増幅回路５を制御し、その出力信号と源信号とを加算
回路６にて加算し出力端子２より出力する。これによ
り、図１の実施例の中の微小レベル検出部の検出精度を
向上させることが出来、商品化の際の品質のばらつきを
を軽減することができる。
信号は、実効値化回路３よりその実効値が検出され、そ
の検出出力は対数変換回路９で非直線的に変換され微小
レベル時の検出出力が拡大され、その変換された検出出
力は微小レベル検出回路７に入力され、微小レベル検出
回路７の出力と実効値化回路３の出力とを最大値検出回
路８で比較しその出力を逆対数変換回路１０にて逆対数
変換して出力する。そして、最大値検出回路８の出力に
て低音域通過フィルター４の出力を入力とする電圧制御
型増幅回路５を制御し、その出力信号と源信号とを加算
回路６にて加算し出力端子２より出力する。これによ
り、図１の実施例の中の微小レベル検出部の検出精度を
向上させることが出来、商品化の際の品質のばらつきを
を軽減することができる。
【００１１】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて、例えば、電圧制
御型増幅回路を電流制御型のものにしたり、実効値化回
路の代わりに平均値化回路を用いるなど種々の変形が可
能であり、これらを本発明の範囲から排除するものでは
ない。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて、例えば、電圧制
御型増幅回路を電流制御型のものにしたり、実効値化回
路の代わりに平均値化回路を用いるなど種々の変形が可
能であり、これらを本発明の範囲から排除するものでは
ない。
【００１２】
【発明の効果】以上、詳細に示したように、本発明によ
れば入力信号の実効値に応じて電圧制御型増幅回路を制
御し低音域の増強量を加減するため、どのような音量で
あっても効果的な低音域増強ができるとともに、過大音
量時の増強効果をおさえ歪み感を低減する、という効果
が得られる。従来の図５に示すような増強率固定型のも
のとの増強特性のちがいを図４に示す。
れば入力信号の実効値に応じて電圧制御型増幅回路を制
御し低音域の増強量を加減するため、どのような音量で
あっても効果的な低音域増強ができるとともに、過大音
量時の増強効果をおさえ歪み感を低減する、という効果
が得られる。従来の図５に示すような増強率固定型のも
のとの増強特性のちがいを図４に示す。
【図１】本発明の第１の実施例を示す低音域増強回路の
概略構成図
概略構成図
【図２】本発明の第２の実施例を示す低音域増強回路の
概略構成図
概略構成図
【図３】電圧制御型増幅回路の入出力特性
【図４】増強特性の概略比較図
【図５】従来の回路の概略構成図
１ 入力端子 ２ 出力端子 ３ 実効値化回路 ４ 低音域通過フィルター ５ 電圧制御型増幅回路 ６ 加算回路 ７ 微小レベル検出回路 ８ 最大値検出回路 ９ 対数変換回路 １０ 逆対数変換回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04R 3/04 H04N 5/60
Claims (2)
- 【請求項１】 １チャンネル分の入出力端子と、前記入
力端子から入力された信号を各々の入力とする低音域通
過フィルター及び実効値化回路と、前記実効値化回路の
出力がベースに接続されエミッタには比較用電圧源が接
続されコレクタは抵抗を介して電源に接続されたＮＰＮ
トランジスターで構成された電圧比較器と、前記電圧比
較器のコレクター出力と前記実効値化回路の出力とを比
較し大きい方を出力する最大値検出回路と、前記低音域
通過フィルターの出力を入力とし前記最大値検出回路の
出力により信号の増幅率が制御される電圧制御型増幅回
路と、前記電圧制御増幅回路の出力と入力端子から入力
された信号とを合成する加算回路とを備え、入力された
音声信号の全帯域の実効値に応じて抜き出した低音域信
号を源信号に加算する事により、無信号時又は微小音量
時の雑音抑制、小中音量時の低音感増強、及び過大音量
時の低音域の歪みを押さえる事を特徴とする低音域増強
回路。 - 【請求項２】 １チャンネルの入出力端子と、その入力
端子から入力された信号を各々の入力とする低音域通過
フィルター及び実効値化回路と、前記実効値化回路の出
力を入力とする対数変換回路と、前記対数変換回路の出
力がベースに接続されエミッタには比較用電圧源が接続
されコレクタは抵抗器を介して電源に接続されたＮＰＮ
トランジスターで構成された電圧比較器と、前記電圧比
較器のコレクター出力と前記実効値化回路の出力とを比
較し大きい方を出力する最大値回路と、前記最大値回路
の出力を入力とする逆対数変換回路と、前記低音域通過
フィルターの出力を入力とし前記逆対数変換回路の出力
により信号の増幅率が制御される電圧制御型増幅回路
と、前記電圧制御増幅回路の出力と源信号とを合成する
加算回路とを備え、入力された音声信号の全帯域の実効
値に応じて抜き出した低音域信号を源信号に加算する事
により、小中音量時の低音感増強及び過大音量時の低音
域の歪みを押さえ且つ無信号時又は微小音量時の検出精
度を向上させる事により雑音抑制を正確に行う事を特徴
とする低音域増強回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4035945A JP3052534B2 (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 低音域増強回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4035945A JP3052534B2 (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 低音域増強回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05236589A JPH05236589A (ja) | 1993-09-10 |
| JP3052534B2 true JP3052534B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=12456132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4035945A Expired - Fee Related JP3052534B2 (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 低音域増強回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3052534B2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-24 JP JP4035945A patent/JP3052534B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05236589A (ja) | 1993-09-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4490585A (en) | Hearing aid | |
| US8565448B2 (en) | Dynamic bass equalization with modified Sallen-Key high pass filter | |
| JPH0389706A (ja) | 自動音量調整装置 | |
| JP3021548B2 (ja) | 音響信号増幅器 | |
| GB2274958A (en) | Video camera microphone circuits | |
| US4370681A (en) | Gain control circuit for noise reduction system | |
| US5596646A (en) | Audio tape saturation simulator | |
| US4369509A (en) | Gain control circuit for noise reduction system | |
| JP3296311B2 (ja) | 音響装置 | |
| US4471318A (en) | Circuit for noise reduction particularly useful with signal recording/reproducing apparatus | |
| US4337445A (en) | Compander circuit which produces variable pre-emphasis and de-emphasis | |
| JP3052534B2 (ja) | 低音域増強回路 | |
| JPS633520B2 (ja) | ||
| JPH04365210A (ja) | 車載音響再生装置 | |
| JPH06186992A (ja) | エコー付加回路およびこれを用いた音響装置 | |
| JPH0732340B2 (ja) | Ａｇｃ回路 | |
| JP2640552B2 (ja) | 音声信号出力装置 | |
| JPH0584119B2 (ja) | ||
| JPH0936683A (ja) | 自動音量調整回路 | |
| JPH05145993A (ja) | 低音域増強回路 | |
| US5789977A (en) | Audio amplifier | |
| JP2594642B2 (ja) | 増幅回路 | |
| JP2522936B2 (ja) | 自動ラウドネス制御回路 | |
| JP3438593B2 (ja) | 振幅調整装置、振幅圧縮装置および振幅伸長装置 | |
| JP2656816B2 (ja) | ノイズリダクション回路 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080407 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407 Year of fee payment: 9 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |