JPH0732338A - インバート成形装置 - Google Patents

インバート成形装置

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JPH0732338A
JPH0732338A JP5175720A JP17572093A JPH0732338A JP H0732338 A JPH0732338 A JP H0732338A JP 5175720 A JP5175720 A JP 5175720A JP 17572093 A JP17572093 A JP 17572093A JP H0732338 A JPH0732338 A JP H0732338A
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哲也 川野
Kunihisa Okada
邦久 岡田
Kazunori Togo
和典 東郷
Hiroyuki Sawatani
浩之 澤谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熟練した技術がなくても優れた形状のインバ
ートを形成することができ、予備工事や補修工事が全く
不要で、装着時及び脱型時の作業性が良好で、持ち運び
にも便利なインバート成形装置を提供する。 【構成】 マンホール等の地下構造物の底部付近の内壁
面に設けられた菅体開口部に着脱可能な挿入部1bを、
湾曲性を有する型枠体1の両端に設け、伸縮可能な支持
部材7を同型枠体1に取付け、同支持部材7の先端に地
下構造物の内壁面に当接する当接部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マンホールや汚水桝等
の地下構造物の底部に、流入管と流出管とを連通する流
路溝を有するインバートを形成するためのインバート成
形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、マンホールや汚水桝等の地下構
造物の底部には、流入管と流出管とを滑らかに連通する
流路溝を有するインバートが形成されている。
【0003】従来、マンホール底部にインバートを形成
する場合、施工現場においてマンホール底部に生コンク
リートを流し込んだ後、コテ等を使用して手作業により
所定の形状に仕上げるという方法を採っていた。
【0004】このため、インバートを形成するには、熟
練した技術を必要とするだけでなく、完成までには長い
時間を要していた。特に、流入管と流出管とが一直線を
成さず、ある角度を成してマンホール底部に接続されて
いるような場合には、流入管と流出管を連通するための
滑らかにカーブした流路溝を有するインバートを形成し
なければならないので、極めて高度の熟練技術が必要で
あった。
【0005】そこで、このような問題を解決するため、
例えば、特開平2−147302号公報に記載されてい
るマンホール用インバート流路溝の成形型装置が提案さ
れている。
【0006】この成形型装置は、軟質弾性資材を素材と
する棒状の型と、この型の上面に配置された座板と、こ
れを固定するために型に埋設されたベースボルトやベー
スナット等、及び型を屈曲・保持するための伸縮具等を
主要な構成要件とするものである。
【0007】この成形型装置を使用してインバートを形
成する場合には、マンホール底部の上流側流路管と下流
側路路管との交差角度に対応するように型を予め屈曲さ
せておき、次に、この型をマンホール底部に装着し、そ
の後、型とマンホール底部内壁との間に生コンクリート
を打設し、生コンクリート硬化後に脱型してインバート
を完成させるようになっている。
【0008】また、この成形型装置においては、打設し
た生コンクリートの浮力により型が浮上し、生コンクリ
ート硬化後の流路溝に凹凸状の波が生じるのを防止する
ために、型の下部にねじ筒を取付け、このねじ筒をマン
ホール底部に予め立設したアンカーボルトに螺合させて
型を保持することにより型の浮き上がりを防止するとい
う機構が採用されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在市
販されている、いわゆる組立マンホール等の底部にはア
ンカーボルトに類するものは一切設けられていないの
で、同成形型装置を築造工事の現場において実際に使用
する場合には、前もってマンホール底部をドリル等で削
孔し、アンカーボルトを立設しておかなければならない
という欠点があった。
【0010】また、同成形型装置によって形成したイン
バートの流路溝の底部には、前記ねじ筒を取り外した後
の窪みがそのまま残るので、最終的にはこの窪み内にモ
ルタルを充填する等の手作業による補修工事を施さなけ
ればならないということも欠点であった。
【0011】そのほか、同成形型装置は、構造が極めて
複雑で重量も大であるため、装着時及び脱型時の作業性
が悪いだけでなく、持ち運びにも不便であった。
【0012】さらに、同成形型装置を装着する際の高さ
調整は、型の下部に取付けられたねじ筒とアンカーボル
トとの螺合によって行うようになっているので、調整幅
が大きくとれないだけでなく、調整作業もやりにくかっ
た。
【0013】本発明が解決すべき課題は、熟練した技術
がなくても優れた形状のインバートを形成することがで
き、予備工事や補修工事が全く不要で、装着時及び脱型
時の作業性が良好で、持ち運びにも便利なインバート成
形装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のインバート成形
装置は、前記の課題を解決するために、マンホール等の
地下構造物の底部付近の内壁面に設けられた管体開口部
に着脱可能な挿入部を、湾曲性を有する型枠体の両端に
連接し、伸縮可能な支持部材を同型枠体に取付け、同支
持部材の先端に前記地下構造物の内壁面に当接する当接
部を設けている。なお、ここで湾曲性とは、なめらかな
弓形に曲げることができる性質を言う。
【0015】また、本発明のインバート成形装置とし
て、マンホール等の地下構造物の底部付近の内壁面に設
けられた管体開口部に臨んで載置した固定ブロツクに対
して着脱可能な係止部を、湾曲性を有する型枠体の両端
に連設し、伸縮可能な支持部材を同型枠体に取付け、同
支持部材の先端に前記地下構造物の内壁面に当接する当
接部を設けたものもある。
【0016】
【作用】本発明のインバート成形装置は、マンホールや
汚水桝等の築造工事の現場において使用するものであ
り、現場の状況に合致した形状のインバートを生コンク
リートで形成するための「型枠」の役目をするものであ
る。
【0017】すなわち、本発明のインバート成形装置を
マンホール等の底部のインバート成形予定個所に装着し
た後、生コンクリートを打設し、生コンクリート硬化後
に取り外すことにより、所定形状のインバートを形成す
ることができるようになっている。
【0018】本発明のインバート成形装置では、マンホ
ール等の地下構造物の底部付近の内壁面に設けられた管
体開口部に型枠体の両端の挿入部をそれぞれ挿入して固
定するようになっている。このとき、同型枠体は湾曲性
を有しているので、管体開口部が角度を成して配置され
ているような場合でも、それに応じて滑らかに湾曲させ
ることができる。
【0019】次に、型枠体に取付けている支持部材を地
下構造物の内壁面に届くまで伸展させることにより型枠
体を保持、固定する。具体的には、支持部材の先端の当
接部が地下構造物の内壁面に当接して、適度の反力が発
生する程度まで支持部材を伸展させ、その反力によって
型枠体を所定の湾曲状態で保持、固定するようになって
いる。
【0020】インバート成形装置の装着が完了したら、
生コンクリートを所定深さまで打設し、そして生コンク
リート硬化後、前記と逆の手順によりインバート成形装
置を取り外せば、所定形状のインバートを完成させるこ
とができる。
【0021】また、本発明のインバート成形装置では、
型枠体の両端を所定位置に保持する機構として前記の機
構以外に、菅体開口部に臨んで載置された固定ブロック
に型枠体の両端の係止部をそれぞれ取付けることによ
り、同型枠体の両端を所定の位置に保持、固定するよう
にすることもできる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。
【0023】まず、第1の発明に係るインバート成形装
置を図1〜図6に示す実施例に基づいて説明する。図1
は、インバート成形装置をマンホール底部に取付けた状
態を示す平面図、図2は図1のA−A断画図、図3は同
じくB−B断面図、図4の(a)及び(b)はインバー
ト成形装置の型枠体を示す正面図及び側面図、図5
(a)及び(b)は湾曲機構を示す平面図及び正面図、
図6(a)及び(b)は高さ調整機構を示す平面図及び
正面図である。
【0024】本実施例のインバート成形装置は、発泡ポ
リエチレン等の弾性材科を素材とした湾曲性を有する型
枠体1と、型枠体1の中央付近に取り付けた型枠体1の
保持機構2とを主要な構成としている。
【0025】型枠体1は、断面U宇形状の型枠本体1a
及びこの両端部に連接した断面半円形の管内挿入部1b
を有し、型枠体1の内部には長手方向に沿ってステンレ
ス薄板等の復元性のある変形防止材3を直立状に埋設し
ている。このように変形防止材3を直立状に埋設するこ
とにより、型枠体1は、水平方向には容易に湾曲させる
ことができるが、垂直方向には湾曲しないようになって
いる。
【0026】型枠体1に対しては、ボルト4及びナット
5により保持機構2が着脱及び傾動可能に取付けられて
いる。この保持機構2は湾曲機構2aと高さ調整機構2
bによって構成されている。ここで、湾曲機構2aとは
門型フレーム6とその両側にそれぞれ取付けられた伸縮
可能な水平アーム7からなる部分を指し、高さ調整機構
2bとは前記門型フレーム6の上面に着脱可能に取付け
られた縦杆9と水平保持バー8とからなるT字形状の部
分を指している。
【0027】湾曲機構2aは、図5に示すように、門型
フレーム6と、その側部6aに基端部を固看したボルト
7a、ボルト7aに螺合したナット7b、ボルト7aの
先端部にスライド自在に被嵌したパイプ7c、パイプ7
cの先端部に固着したプレート7d、さらにプレート7
d表面に貼着したゴム板7eからなる水平アーム7とに
よって構成されている。そして、ボルト7aにスライド
自在に被嵌したパイプ7cの位置はパイプ7cの基端部
が当接するナット7bによって定められるようになって
いるので、ナット7cを回転させることによってパイプ
7cを伸展方向又は短縮方向へスライドさせることがで
きる。
【0028】また、高さ調整機構2bは、図6(b)に
示すように、下端部に雄ねじを形成した縦杆9と、該雄
ねじ部分に螺合された2個のナット9aと、縦杆9の上
端に固着された伸縮可能な水平保持バー8により構成さ
れ全体としてT字形状をなしている。そして、水平保持
バー8のパイプ10の一方の先端部にはゴム板10bを
表面に貼着したプレート10aを固着し、他方の先端部
には接続ボルト11を固着し、接続ボルト11にはナッ
ト13を螺合し、接続ボルト11の先端部にはパイプ1
2をスライド自在に被嵌し、パイプ12の先端部にはゴ
ム板12bを貼着したプレート12aを固着している。
【0029】型枠体1の両端部には、図3及び図4に示
すように、それぞれ垂直断面が半円形状をした管内挿入
部1bを設け、管内挿入部1bの上面には補強板15を
貼着している。この補強板15上面にはボルト16を立
設し、このボルト15と先端にプレート17aを固着し
たボルト17により、上下方向に伸縮自在なターンバッ
クル18を形成している。つまり、補強板15とターン
バックル18とにより固定機構19を構成している。
【0030】次に、本実施例のインバート成形装置をマ
ンホール底部へ装着するときの作業手順について説明す
る。
【0031】まず、型枠体1の両端の管内挿入部1b
を、マンホール底部に接続された流入管P1 及び流出管
2 の開口部にそれぞれ挿入し、ターンバックル18を
回転させてボルト17を上昇させていき、プレート17
を流入管P1 及び流出管P2 の内壁上面に当接させるこ
とによって生ずる反力を管内挿入部Ibに適度に加える
ことにより、図3に示すような状態にして保持する。
【0032】次に、型枠体1を所定の形状に湾曲させた
後、その湾曲状態に合わせて門型フレーム6両側の水平
アーム7の伸長量を調節し、各々のプレート7dのゴム
板7eをマンホールMの内壁面に当接させて、適度な反
力が生じるようにして型枠体1を所定の湾曲状態に保持
する。
【0033】そして、次に高さ調整機構2bの縦杆9の
下方に螺合した2個のナット9aを適度に動かし、門型
フレーム6と縦杆9との位置関係を決めて固定した後、
ナット13を回転させて支持パイプ12を伸展させ、プ
レート12a、10aのゴム板12b、10bをそれぞ
れマンホールMの内壁面に当接させることによって生ず
る反力で保持する。このように、高さ調整は縦杆9の下
方に螺合した2個のナット9aを移動することによって
行うので作業性は良好であり、また高さ調整幅を大きく
とる必要がある場合はマンホールMの内壁面に対するプ
レート12a、10aのゴム板12b、10bの当接位
置を移動すればよいので便利である。縦杆9cを貫入さ
せるために門型フレーム6の上部6bに設けている孔は
図5(a)に示すように長孔6なので、縦杆9の固定位
置は上下方向のみでなく水平方向にも移動できるように
なっており、型枠体1を大きく湾曲させるような場合で
も確実に対応して保持できる。
【0034】インバート成形装置の装着が完了したら、
マンホールM及び底面と型枠体1との間の空間に適度な
深さまで生コンクリートを打設し、所定形状のインバー
トを形成する。
【0035】なお、前述した湾曲機構2a及び高さ調整
機構2b等をマンホール内で保持する際の手順は、一例
を示しているに過ぎないので、これらの手順は必ずしも
前述の順序通り行う必要はなく、現場の状況に合わせて
自由に変更することができる。
【0036】生コンクリート硬化後、インバート成形装
置を取り外せば、所定形状のインバートを完成させるこ
とができる。インバート成形装置を取り外した後の手作
業による補修工事等は一切不要である。
【0037】型枠体1を取り外すときの手順としては特
に定められている訳ではないが、まず両方のターンバッ
クル18及び水平アーム7をそれぞれ短縮させて型枠体
1全体をフリーの状態にしておき、高さ調整機構2bの
縦杆9のナット9aをスパナ等で回転させて門型フレー
ム6を上昇させることにより、型枠体1を引き上げるよ
うにするとインバートからの型枠体1の脱型作業を容易
に行うことができる。
【0038】本実施例では、型枠体1の素材として発泡
ウレタンを採用しているが、これに限定されるものでは
なく、硬化後のコンクリートに接着しない性質の材料、
即ち吸水性や親水性が低く、湾曲性を有する材料であれ
ば他のものを採用することもできる。
【0039】以上のように、本実施例のインバート成形
装置は、湾曲機構2aと高さ調整機構2bからなる保持
機構2及び固定機構19によって型枠体1を保持するよ
うになっているので、インバート形成場所に予めアンカ
ーボルトを設ける等の予備工事を全くする必要がなく、
またインバート形成後の補修工事等も一切不要である。
さらに、型枠体1には、変形防止材3を埋設しているの
で、生コンクリートの浮力等により型枠体1が上下方向
に湾曲することがなく、凹凸状の波のない滑らかな曲面
を有する流路溝を形成することができる。さらに、本実
施例のインバート形成装置はシンプルな構造で重量も小
さいので、装着時及び脱型時の作業性が良好であり、持
ち運びも便利である。
【0040】次に、第2の発明に係るインバート成形装
置を図7〜図9に示す実施例に基づいて説明する。図7
は他の実施例を示す平面図、図8は同一部切欠斜視図、
図9ば図7のC−C断面図である。なお、この実施例に
おいては、先の実施例と同様の構造及び作用・効果を有
する部分もあるので、その部分については説明を省略し
ている。
【0041】この実施例においては、マンホールMの底
部付近の内壁面に設けられた流人管P1 及び流出管P2
の開口部に臨んで、それぞれ固定ブロック31を載置
し、この固定プロック31に対して着脱可能な係止部3
0aを両端に設けた型枠体30を使用している。
【0042】固定ブロック31の上面には流路溝31b
を形成し、型枠体31両端の係止部30aをそれぞれ各
流路溝31bに嵌合させ、その上から固定具32で押さ
えボルト32aによって固定するようになっている。流
入管P1 及び流出管P2 の開口部に対して、固定ブロッ
ク31の流路溝の高さ位置を合わせるために、底面に高
さ調整ボルト31aを設けている。型枠体30の保持機
構については第1の発明に係る実施例と同じ構造をして
いるので、同様の手順により型枠体30を装着できる。
また、型枠体30の長手方向には、前記の実施例と同様
に変形防止材を埋設している。
【0043】型枠体30の装着が完了した後、生コンク
リートを打設することにより、所定形状のインバートを
形成する。そして、生コンクリート硬化後に、型枠体3
0を取り外せば、所定形状のインバートを完成させるこ
とができる。なお、固定ブロック31は、打設した生コ
ンクリートと共に一体化し、完成後のインバートの一部
となる。
【0044】この実施例においても、前記の実施例と同
様の作用、効果を得ることができるのであるが、さら
に、この実施例においては型枠体30両端の固定手段と
して、上面が開放状態の固定ブロック31を使用してい
るので、型枠体30の係止部31aを着脱する際の作業
性が優れているだけでなく、打設した生コンクリート硬
化前にインバート付近で人間が作業を行うような場合に
は、この固定ブロック31を足場として利用できるので
極めて便利である。
【0045】
【発明の効果】本発明のインバート成形装置により、以
下のような効果を奏することができる。(1)熟練した
技術がなくても優れた形状のインバートを形成すること
ができ、工事期間も短縮することができる。
【0046】(2)マンホール等の地下構造物に対して
面倒な予備工事等を全く施すことなしに、優れた形状の
インバートを形成することができ、またインバート形成
後の補修工事等も一切不要である。 (3)装着時及び脱型時の作業性が良好であり、持ち運
びにも便利である。
【0047】(4)装着時の高さ調整が容易で、高さ調
整幅も大である。
【0048】(5)打設した生コンクリート硬化前に、
インバート付近で作業する場合の足場を確保することも
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明に係る実施例のインバート成形装置
をマンホール底部に取付けた状態を示す平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】(a)は同インバート成形装置の型枠体を示す
正面図、(b)は同側面図である。
【図5】(a)は同インバート成形装置の湾曲機構を示
す平面図、(b)は同正面図である。
【図6】(a)は同インバート成形装置の高さ調整機構
を示す平面図、(b)同正面図である。
【図7】第2の発明に係る実施例のインバート成形装置
をマンホール底部に取付けた状態を示す平面図である。
【図8】同インバート成形装置の要部を示す一部切欠斜
視図である。
【図9】図7のC−C断面図である。
【符号の説明】 1 型枠体 Ia 型枠本体 1b 管内挿入郁 2 保持機構 2a 湾曲機構 2b 高さ調整機構 3 変形防止材 4 ボルト 5 ナット 6 門型フレーム 6a 側部 6b 上部 6c 長孔 7 水平アーム 7a ボルト 7b ナット 7c パイプ 7d プレート 7e ゴム板 8 水平保持バー 9 縦杆 9a ナット 10 パイプ 10a プレート 10b ゴム板 11 接続ボルト 12 パイプ 12a プレート 12b ゴム板 15 補強板 16 ボルト 17 ボルト 17a プレート 18 ターンバックル 19 固定機構 M マンホール P1 流入菅 P2 流出管 30 型枠体 30a 係止部 31 固定ブロック 31a 高さ調整ボルト 31b 流路溝 32 固定具 32a 押さえボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤谷 浩之 福岡市博多区堅粕5丁目8番18号 日之出 水道機器株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホール等の地下構造物の底部付近の
    内壁面に設けられた菅体開口部に着脱可能な挿入部を、
    湾曲性を有する型枠体の両端に設け、伸縮可能な支持部
    材を同型枠体に取付け、同支持部材の先端に前記地下構
    造物の内壁面に当接する当接部を設けたことを特徴とす
    るインバート成形装置。
  2. 【請求項2】 マンホール等の地下構造物の底部付近の
    内壁面に設けられた管体開口部に臨んで載置した固定ブ
    ロツクに対して着脱可能な係止部を、湾曲性を有する型
    枠体の両端に設け、伸縮可能な支持部材を同型枠体に取
    付け、同支持部材の先端に前記地下構造物の内壁面に当
    接する当接部を設けたことを特徴とするインバート成形
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100512017B1 (ko) * 2002-04-09 2005-09-05 한국건설기술연구원 팽창튜브를 이용한 하수맨홀의 인버트 거푸집 및 그의시공방법

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KR100512017B1 (ko) * 2002-04-09 2005-09-05 한국건설기술연구원 팽창튜브를 이용한 하수맨홀의 인버트 거푸집 및 그의시공방법

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