JPH0612039B2 - セルフレベリング床材の施工方法 - Google Patents

セルフレベリング床材の施工方法

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JPH0612039B2
JPH0612039B2 JP5217187A JP5217187A JPH0612039B2 JP H0612039 B2 JPH0612039 B2 JP H0612039B2 JP 5217187 A JP5217187 A JP 5217187A JP 5217187 A JP5217187 A JP 5217187A JP H0612039 B2 JPH0612039 B2 JP H0612039B2
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俊介 田沢
勝彦 栗原
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、セルフレベリング床材(流し延べ床材、以
下、SL材という)の施工方法に関する。
〔従来技術〕
SL材は、それを水で混練してスラリー状態にしたときに
発現するその自己平滑性を利用して、下地材の上に打設
して水平な面を形成させた後硬化させ、平滑な床面を得
るのに用いられる。
このスラリーは硬化性を有するため、自己平滑性を示す
時間は有限である。この時間を可使時間とすれば、一般
にSL材スラリーの可使時間は材料種類・組成、水比、気
温などの条件によって異なるが、10〜120分程度であ
る。
SL材スラリー(以下、単にスラリーともいう)を打設す
る場所の面積やスラリーの打設容積が大きく、スラリー
の打設開始から終了までにその可使時間を超えてしまう
場合には、トンボで全面の均し作業を行っても、SL材の
硬化が進みスラリーの流動性が低下している部分では、
トンボの均しむらを生じ満足できる仕上がり床面の水平
精度ならびに平坦さを得ることができないという問題点
がある。
このようにSL材スラリーが流動性を保っている可使時間
の制約があるため、その対策として従来はSL材スラリー
を打設するにあたり、打設場所全体の面積やスラリーの
打設容積が大きい場合にはスラリー打設の所要時間がそ
の可使時間を超えないよう、スラリーの混練能力、打設
ポンプの能力等に応じた適切なスラリー打設容積になる
よう、打設前にその下地床面を木製や各種プラスチック
製のセキ材を用いて適宜の区画に仕切り、下地床面とセ
キ材との間隙にスラリーが洩れない様に目止めをした後
スラリーを打設し、スラリーが硬化してその表面が軽歩
行可能な状態になってからー通常はスラリーの打設翌日
にせき材を撤去し、そのセキ材の撤去後をSL材の固練り
やセメントモルタルなどの補修材を用いて補修し、補修
材が硬化した後、更にサンダー等でレベル合わせを行っ
て仕上げるという工法が採られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の工法では、前述のようにセキ材設置・目止め作業
を必要とし、更に、スラリーの硬化後にセキ材の撤去、
その撤去跡の補修、その補修部分が硬化した後、更に、
サンダー等で平滑に仕上げなければならないなど作業工
程が煩雑で、能率が悪いという欠点を有する。
本発明は、SL材スラリーの可使時間に制約されないでス
ラリーを打設することができ、また、施工時の省力化を
可能とし、しかも仕上がり床面の水平精度ならびに平坦
さを向上させる方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、SL材スラリーを打設する際に用いる仮仕
切り材およびその取扱を工夫することによって、SL材ス
ラリーをその可使時間に制約されないで打設することが
でき、スラリー打設前の仮仕切り材の設置やスラリー打
設後の仮仕切り材の移動が簡便であり、スラリー硬化後
のセキ材の撤去およびその撤去跡の補修・レベル合わせ
などの作業を要しないので施工時の省力化を可能とし、
しかも仕上がり床面の水平精度ならびに平坦さを向上さ
せることができることを見出し本発明を完成させた。す
なわち、本発明は、「セルフレベリング床材を打設する
にあたり、下地床面を仮仕切り材を用いて2以上の区画
に予め仕切ってからセルフレベリング床材スラリーを打
設する方法において、下記の手順(A),(B)および(C)を
順次繰り返して連続的に打設することを特徴とするセル
フレベリング床材の施工方法。
手順(A):下地床面上に仮仕切り材を設置し、セルフレ
ベリング床材スラリーを所定のレベルまで打設するに要
する時間が前記スラリーの可使時間以内であるような面
積の仮仕切り区画をつくる。
手順(B):設置した仮仕切り材を挟んで隣接する仮仕切
り区画内に、前記スラリーを打設する。
手順(C):次いで、打設した前記スラリーが流動性を保
持している間に仮仕切り材を取り外す。」 を要旨とする。
本発明の方法では、通常使用されている石膏系または無
機セメント系のSL材を用いることができる。石膏系SL材
としては、α半水石膏、β半水石膏、II型無水石膏など
の石膏類を基材とするものを、また無機セメント系SL材
としては、普通ポルトランドセメント、早強ポルトラン
ドセメント、超早強ポルトランドセメント、中庸熱ポル
トランドセメント、特殊ポルトランドセメント、高炉セ
メント、フライアッシュセメント、急硬性セメント、ア
リミナセメントなどのセメント類を基材とするものをそ
れぞれ例示することができる。
これらの基材には、川砂、山砂、海砂、珪砂、各種軽量
骨材、スラグ類、フライアッシュその他の細骨材を混合
することができ、更に必要に応じてこの種のSL材に用い
られる分散剤、増粘剤、消泡剤、膨張抑制剤、収縮抑制
剤、凝結調節剤など各種の添加剤を配合することができ
る。
本発明でいうSL材スラリーとは前記のSL材に適宜の水ま
たは/およびポリマーディスパージョンを加えて混練
し、調製したスラリーを意味する。
SL材スラリーの可使時間とは、スラリーが流動性を保ち
自己平滑性を示す状態にある時間を意味する。本発明で
スラリーが流動性を保持している状態とは、スラリーの
フロー値が70mm以上、好ましくは130mm以上、更に好ま
しくは150mm以上である状態をいう。
SL材のフロー値の試験方法は、住宅・都市整備公団制定
法−「水平に置いたみがき硝子(厚さ5mm)上に塩化ビ
ニル樹脂製円筒枠(内径50mm、高さ51mm)を置き、枠内
に混練試料を充填し、同枠を引き上げて混練試料の広が
りが静止した後、直角2方向の直径を測定し、その平均
値をフロー値とする」に準拠する。
本発明で用いる仮仕切り材とは、打設したSL材スラリー
をせき止めて所定の打設レベルを確保することができ、
かつ、容易に移動可能なもので、このような機能を有す
るものであれば材質・形状は限定されない。
材質としては金属、木材、竹、ポリスチレン・ポリエチ
レン・ポリ塩化ビニルなど合成樹脂、各種の天然または
合成繊維などを挙げることができる。なお、吸水性を有
するものに対しては撥水剤による撥水処理を施して用い
てもよい。
形状としては丸棒状・角棒状・板状など形状の固定され
たものでも、または、自由な区画形を設定できる可撓性
を有するロープ状ないし管状のものでもよく、断面の形
状は限定されない。各種の繊維製ロープや軟質合成樹脂
製管などは本発明の仮仕切り材として好適に用いること
ができる。
下地床に凹凸があって仮仕切り材と下地床との間に隙間
を生ずる場合には、下地床の凹凸になじむ柔軟性を有す
る材質のものからなる仮仕切り材または、下地床に接す
る部分に上記柔軟性を有する材質のものを取りつけた仮
仕切り材を用いるのが好ましい。このような柔軟性を有
する材質のものとしては海綿または、たとえば発泡ポリ
ウレタン樹脂などスポンジ状に加工された合成樹脂など
を挙げることができる。なお、本発明の方法において
は、仮仕切り材と下地床との間隙からの打設スラリーの
漏れは打設スラリーの所定の打設厚みを確保できる程度
であれば許容される。
仮仕切り材は下地床面上に仮仕切り区画を形成し得る適
宜の長さを有し、その幅は前記の機能を確保できる限り
なるべく狭いものが好ましい。
なお、打設するSL材スラリーの比重より小さい比重の仮
仕切り材を用いる場合には、浮き上がりを防止するため
仮仕切り材を重量物で押さえたりあるいは、下地床にク
ギなどで仮止めするか、剥離容易な接着剤で一時的に固
定してもよい。
仮仕切り材を用いて仕切る区画の面積は、使用するSL材
スラリーの注入速度とその可使時間に応じて定める。
すなわち、スラリーを一つの区画に所定のレベルまで打
設するに要する時間が該スラリーの可使時間以内である
ような、更に好ましくは、仮仕切り材を挟んで隣接する
二つの区画に所定のレベルまで打設するに要する時間が
該スラリーの可使時間以内であるような面積になるよう
下地床面上に仮仕切り材を設置して仮仕切り区画をつく
る。
可使時間の短いSL材スラリーを用いるときやスラリーの
注入速度が小さい場合には区画面積を小さくすればよ
く、可使時間の長いものを用いるときやスラリーの注入
速度が大きい場合には区画面積を大きくとることができ
る。
本発明の方法におけるSL材スラリー打設の手順を第1図
により説明する。第1図の中区画Iに示すように、下地
床面上のaの位置に、また必要に応じてbの位置にも仮
仕切り材を設置し、適宜の面積の仮仕切り区画および
をつくる。
得られた区画およびの両方に所定のレベルまでスラ
リーが注入された時点(方法Aとする)か、または、区
画に所定のレベルまでスラリーが注入され、一方、区
画側はその全面には所定のレベルまでスラリーが満た
されていなくても区画と区画とを仕切る仮仕切り材
に沿って所定のレベルまでスラリーが行き届いた時点
(方法Bとする)で、必要に応じて打設したスラリーを
トンボで均し、該スラリーが流動性を保っている間にa
の位置に設置した仮仕切り材を取り外す。
取り外した仮仕切り材は必要に応じて以降の区画をつ
くるための仮仕切り材として用いることができる。すな
わち、この場合には仮仕切り材を、aの位置からcの位
置に移動し、区画およびに所定のレベルまでスラリ
ーを注入し、必要に応じて打設したスラリーをトンボで
均し、該スラリーが流動性を保っている間にbの位置に
設置した仮仕切り材を取り外す。
このような操作を順次、連続的に繰り返すことによっ
て、打設する面積が広い場合やスラリーの打設容積が大
きい場合でも実質的にスラリーの可使時間に制約される
ことなくSL材スラリーを打設することができる。
打設したSL材スラリーが流動性を保っている間に、すな
わち、スラリーのフロー値が前記範囲である状態で仮仕
切り材を取り外すと、その跡に両側からスラリーが流れ
込み隣接する両区画の間にレベル差を生ずることがな
い。
打設したSL材スラリーが硬化していない時点で仕切り材
を取り外してしまうという、従来の方法では行われてい
なかった手法を採ることによって本発明の方法では意外
にも仕上がり床面の水平精度ならびに平坦さを向上さ
せ、しかも施工時の大巾な省力化を可能にすることがで
きる。
〔発明の効果〕
1)広大な面積ないし大容量のSL材の打設を要する箇所
に対して、SL材スラリーが本来有する可使時間に制約さ
れずに施工が可能となり、短時間で硬化する処方のSL材
スラリーでも使用することができ、あるいは低温下にお
けるセメント系SL材の場合のように可使時間が短くなる
ような条件下における施工も可能となる。
2)SL材スラリーの調合槽、打設用ポンプなど使用する
設備は容量の小さいものを使用することができる。
3)従来の方法においてSL材スラリーの打設前に行って
いたセキ材の設置、スラリー硬化後のセキ材の撤去、そ
の撤去跡の補修・レベル合わせなどの諸作業が不要であ
り施工時の大巾な省力化が可能となる。しかも、従来の
方法に比較して仕上がり床面の水平精度ならびに平坦さ
を向上させることができる。
〔実施例〕
次に、実施例および比較例により本発明の詳細を説明す
る。
実施例−1、比較例−1および参考例−1. 面積150m2(10m×15m)のコンクリートスラブを第1
図に示すように、面積50m2(5m×10m)づつの3つの
中区画I、IIおよびIIIに分け、各区画に対して下記に
より調製したセメント系SL材スラリーを平均20mm厚に打
設した。スラリー打設時における気温は25℃であった。
・セメント系SL材:「ワンツーフロアー C」 (商品名、日東化学工業(株))、 ・砂:海砂(2mm以下のもの)、 ・砂比:2.0、 ・水比(SL材と砂との合計に対して):0.24; 〔フロー値〕混練直後:192mm、(温度:25℃)、 1)実施例−1、 第1図に示すように、中区画I(5m×10m)の床面を
5m×2mづつの5つの区画(〜)に仕切るため、
先ず該床面上のaおよびbの位置に鉄製アングル(4cm
×4cm×長さ5m)を仮仕切り材として設置し、仮仕切
り区画およびをつくった。
SL材スラリー打設ポンプの吐出量は0.25m3/hrとした。
得られた区画およびに所定のレベルまでSL材スラリ
ーを打設しトンボで均した後、位置aの仮仕切り材を取
り外してcの位置に移設した。
この時点におけるSL材スラリー混練直後からの経過時間
は約100分で、SL材スラリーのフロー値は171mmであっ
た。
次いで、得られた区画に所定のレベルまでSL材スラリ
ーを打設しトンボで均した後、位置bの仮仕切り材を取
り外してdの位置に移設した。
引き続いて、得られた区画に所定のレベルまでSL材ス
ラリーを打設しトンボで均した後、位置cの仮仕切り材
を取り外した。次いで、区画に所定のレベルまでSL材
スラリーを打設しトンボで均した後、位置dの仮仕切り
材を取り外した。
位置b,cおよびdの仮仕切り材を取り外した時点にお
けるSL材スラリー混練直後からの経過時間はそれぞれ約
50分で、SL材スラリーのフロー値は185mmであった。
打設状況は良好で、なんらの補修作業を必要とせず施工
は1日で終了した。
SL材硬化後の仕上がり床面1m四方あたり各隅部および
中央部の計5カ所づつについて、トランシット・レベル
を用いて各点のレベルを測定し、各2点間の距離に対す
るレベル差の比を算定してそれらの平均値で水平レベル
精度ならびに平坦さを表示した。
本実施例における水平レベル精度ならびに平坦さは、1
/1000であった。
2)比較例−1、 第1図に示すように、中区間II(5m×10m)の床面を
長手方向に4ないし3mづつの小区画(〜)に仕切
るため、該床面上の2ケ所に杉角材(4cm×4.5cm×長
さ5m)をセキ材として設置し、セキ材と下地床面との
間隙に対してセメントペーストで洩れ止めを行った。
第1日目、3つの小区画(〜)の各々に1区画ずつ
所定のレベルまでSL材スラリーを打設しトンボで均した
後、放置して硬化させた。打設ポンプの吐出量は0.25m3
/hrで、打設容量が最も大きい区画(5m×4m)の
場合に打設終了時点におけるSL材スラリー混練直後から
の経過時間は約100分で、SL材スラリーのフロー値は175
mmであった。
第2日目、SL材が硬化した後、セキ材を撤去しその撤去
跡をモルタルで補修した。
第3日目、補修材が硬化した後、補修部分に生じた段差
を除くためサンダーがけを行った。
打設状況は良好であったが、補修作業を必要とし施工完
了までに3日を要した。
SL材硬化後の仕上がり床面の水平レベル精度ならびに平
坦さは、実施例−1に準じた方法で表示すると1/300
であった。
各小区画内ごとの仕上がり床面の水平レベル精度ならび
に平坦さは、実施例−1とほぼ同等の結果が得られた
が、セキ材撤去跡補修部分を含めた施工床面全体につい
ての仕上がり状態は劣る。
3)参考例−1、 第1図に示すように、中区画III(5m×10m)の床面
全体を1区画として端部からSL材スラリーを連続的に打
設した。打設ポンプの吐出量は0.3m3/hrとしたが、打
設終了時点におけるSL材スラリー混練直後からの経過時
間は約3時間で、SL材スラリーのフロー値は59mmであっ
た。SL材スラリーの流動性が低下しトンボ均しむらが生
じた。
施工は1日で終了したが、打設状態は不良で補修作業を
必要とした。硬化後の仕上がり床面の水平レベル精度な
らびに平坦さは、実施例−1に準じた方法で表示すると
1/90であった。
実施例−2、比較例−2、 面積150m2(10×15m)のコンクリートスラブ上にプラ
イマー「EVA M-200」(昭和高分子(株))を施し、各種
の材質ならびに形状の仮仕切り材を用いて面積の異なる
仮仕切り区画をつくった。
得られた区画に表1に示すSL材スラリーを20mm厚に打設
し、トンボを用いて均した。
スラリー打設時における気温は18℃で、ポンプ吐出量は
13.3/分であった。
硬化後の仕上がり床面の水平レベル精度ならびに平坦さ
は実施例−1に準じた方法で表示した。
結果を表2に示した。
実施例−3、比較例−3. 面積100m2(5×20m)のコンクリートスラブ上にプラ
イマー「EVA M-200」(昭和高分子(株))を施し、仮
仕切り材として軟質ポリウレタンパッカー(4×5×50
0cm)をコンクリートクギで仮止めして面積の異なる仮
仕切り区画をつくった。
得られた区画に表3に示すSL材スラリーを20mm厚に打設
し、トンボを用いて均した。
スラリー打設時における気温は20℃で、ポンプ吐出量は
20/分であった。
硬化後の仕上がり床面の水平レベル精度ならびに平坦さ
を実施例−1に準じた方法で表示した。
結果を表4に示した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法におけるSL材スラリー打設の手
順を示すための説明図である。 符号の説明; 1……SL材打設用下地床面、 I,II,III,……中区画、 a,b,c,d,……仮仕切り材を設置する位置、 、、、、、……仮仕切り区画、 、、、……小区画、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セルフレベリング床材を打設するにあた
    り、下地床面を仮仕切り材を用いて2以上の区画に予め
    仕切ってからセルフレベリング床材スラリーを打設する
    方法において、下記の手順(A),(B)および(C)を順次繰
    り返して連続的に打設することを特徴とするセルフレベ
    リング床材の施工方法。 手順(A):下地床面上に仮仕切り材を設置し、セルフレ
    ベリング床材スラリーを所定のレベルまで打設するに要
    する時間が前記スラリーの可使時間以内であるような面
    積の仮仕切り区画をつくる。 手順(B):設置した仮仕切り材を挟んで隣接する仮仕切
    り区画内に、前記スラリーを打設する。 手順(C):次いで、打設した前記スラリーが流動性を保
    持している間に仮仕切り材を取り外す。
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JP2008057202A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Ube Ind Ltd 二重床の施工方法
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