JPH07323293A - オゾンガス散気装置 - Google Patents

オゾンガス散気装置

Info

Publication number
JPH07323293A
JPH07323293A JP11665594A JP11665594A JPH07323293A JP H07323293 A JPH07323293 A JP H07323293A JP 11665594 A JP11665594 A JP 11665594A JP 11665594 A JP11665594 A JP 11665594A JP H07323293 A JPH07323293 A JP H07323293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
gas
ozone
fixed
ozone gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11665594A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Takase
治 高瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11665594A priority Critical patent/JPH07323293A/ja
Publication of JPH07323293A publication Critical patent/JPH07323293A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明のオゾンガス散気装置は、センタ軸1
6の他方の端部に溶接して連結されたブロック状のボス
16aと、ボス16aの反センタ軸側に設けられた雌ネ
ジ16bと、雌ネジ16bの周囲に置かれてオゾンガス
の気密を保持するパッキン5と、パッキン5を介して散
気筒1の他方の端部を閉塞して取り付けられオゾンガス
を内部に閉じ込める閉塞押え板2bと、雌ネジ16bに
捩じ込まれて散気筒1と閉塞押え板2bとを気密状態に
固定するボルト10とを具備したことを特徴とする。 【効果】 本発明によって散気筒の気密性を向上させる
ことが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばオゾンを含むガ
スをオゾン反応塔内で、被処理水に接触させるためのオ
ゾンガス散気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図5に示し、被処理水をオ
ゾン含むガスで処理して殺菌、脱臭、脱色等を行なう処
理システム全体について説明する。図5において、オゾ
ン発生装置101より出たオゾンを含むガスは配管10
2を通り、オゾン反応塔104の下部に配設された散気
管103からオゾン反応塔104に圧入される。一方、
配管105からオゾン反応塔104に被処理水が流入
し、オゾンにより処理された被処理水は、オゾン反応塔
104の下部の配管106より流出する。
【0003】そして、オゾンを含むガスはオゾン反応塔
104で、被処理水と気液接触し、被処理水中の物質と
オゾンが反応する。
【0004】このとき、散気管103を構成する散気筒
1は、セラミック製で、120μm以下の微小孔を多数
有し、ガスが微小泡となって被処理水中に押し出され、
気液中の有機物等と効率良く反応する。尚、排出された
排オゾンは配管107を通って排オゾン処理装置108
に送られて処理される。
【0005】図3に従来の散気管を示す。また図4に図
3のX部の詳細を示す。
【0006】図3において、散気管103はセラミック
スで多孔質からなる散気筒1を有し、散気筒1にはパッ
キン5を介して押え板2及び押え板4が取り付けられて
いる。スタッド6の一方端は押え板2のセンタに設けた
メスネジ部に接続され、他端は押え板4のセンター穴を
貫通している。
【0007】そして、パッキン7、および平座金8を通
し、ナット9はスタッド6に設けたネジ部6aからネジ
込まれていた。従ってナット9を締めつけると、散気筒
1、パッキン5は押え板2、及び押え板4により締めつ
けられ、パッキン5により押え板4と散気筒1の端部は
シールされる。又押え板2及び散気筒1の端部も同様に
シールされる。尚、2aは通気孔である。
【0008】押え板4と平座金8の間のパッキン7も同
様に締めつけられる。
【0009】例えば図4において、散気筒1の内部のオ
ゾンガスの一部は、隙間a1から隙間bおよび隙間cの
すきま通路を通って漏れでてしまう。
【0010】隙間a2はパッキン5によってシールされ
ているので隙間d、eの漏れはない。 隙間bをなくす
対策としてネジ部6aにシールテープ(例えばバルカテ
ープ)等が巻かれていた。押え板2の散気筒1と反対面
にはガス入口3が固着されている。ガス入口3は円筒状
で内面にメスネジがあり、外部配管102と接続できる
ようになっている。ガス入口3の内部と散気筒1の内部
をガスが流通できるように、押え板2には通気孔2aが
複数明けてある。
【0011】従って、オゾン発生装置101より流れて
きたオゾン含有ガスはガス入口3より流入し、通気孔2
aを流通し、散気筒1の内部に流入し、散気筒1の多孔
部より、散気筒1の外部へ流出する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】散気管は通常4m以上
の水深中におかれるため、散気筒のオゾンガスはその水
圧4mAq以上の圧力を持っている。そして散気筒の微
小孔を通過する際、さらに圧力損失を300mmAq程
度受ける。一方ワッシャとナットの接触面、およびナッ
トのメスネジとスタットのネジ部のかみ合い部は、シー
ルがなく散気筒の内部のオゾンガスの1部は、隙間通路
を通って漏れでてしまう。
【0013】隙間をなくす対策として、ネジ部にシール
テープ(例えばバルカテープ)等が巻かれた。しかし、
初期的な漏れ止め効果はできるが、弾力性がないため、
水温の変化等のスタッドの熱収縮のくりかえしを受ける
と、すきまを生じ、やはり漏れを生じることになった。
【0014】このような漏れオゾンガスは、オゾン反応
に寄与しない損失となる。最近、オゾンが大量に使用さ
れる場合、このようなオゾン漏れを防ぐことが強く求め
られていた。
【0015】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、散気筒の両端部にパッキンを介して、ガ
ス入口を持つ押え板と密閉する押え板を配設し、散気筒
を貫通する棒で締めつける散気管において、密閉する押
え板のセンタに棒の片端を固着し、他端にメスネジ部を
持つボスを固着した棒を有し、ガス入口を持つ押え板の
ガス入口内部側より、六角穴付きボルトを棒のボスのメ
スネジ部にネジ込み、散気筒の両端をパッキンを介し
て、それぞれの押え板を六角穴付きボルトで締めつけて
構成し漏れ損失の少ないオゾンガス散気装置を提供する
ことを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のオゾンガス散気
装置は、オゾン反応塔の中に設置され封入されたオゾン
ガスを通気して放出する多孔質性の散気筒と、散気筒の
一方の端部に固定して取り付けられオゾンガスを内部に
閉じ込める固定押え板と、散気筒の中心軸部に散気筒の
内壁と平行して設置され、一方の端部を固定押え板に固
定されたセンタ軸と、センタ軸の他方の端部に連結され
たブロック状のボスと、ボスの反センタ軸側に設けられ
た雌ネジと、雌ネジの周囲に置かれてオゾンガスの気密
を保持するパッキンと、パッキンを介して散気筒の他方
の端部を閉塞して取り付けられオゾンガスを内部に閉じ
込める閉塞押え板と、雌ネジに捩じ込まれて散気筒と閉
塞押え板とを気密状態に固定するボルトとを具備したこ
とを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明のオゾンガス散気装置においては、オゾ
ン反応塔の中に多孔質性の散気筒を設置して封入された
オゾンガスを通気して放出し、散気筒の一方の端部に固
定押え板を固定して取り付けてオゾンガスを内部に閉じ
込め、散気筒の中心軸部に散気筒の内壁と平行してセン
タ軸を設置して一方の端部を固定押え板に固定し、セン
タ軸の他方の端部にブロック状のボスを連結し、ボスの
反センタ軸側に雌ネジを設け、雌ネジの周囲にパッキン
を置いてオゾンガスの気密を保持し、パッキンを介して
散気筒の他方の端部に閉塞押え板を取り付けてオゾンガ
スを内部に閉じ込め、ボルトを雌ネジに捩じ込んで散気
筒と閉塞押え板とを気密状態に固定することを特徴とす
る。
【0018】
【実施例】次に本発明のオゾンガス散気装置の実施例を
説明する。図1において、散気筒1はオゾン反応塔の中
に設置され、封入されたオゾンガスを周囲の気孔から通
気して放出する両端が解放された多孔質性の円筒体であ
る。固定押え板4aは散気筒1の一方の端部に固定して
取り付けられオゾンガスを内部に閉じ込める円盤状の平
板である。センタ軸(単に棒ともいう)16は散気筒1
の中心軸部にあって、散気筒1の内壁面の軸方向と平行
して設置され、一方の端部を固定押え板4aに溶接して
固定された棒である。ボス16aはセンタ軸16の先端
で固定押え板4aと反対側の端部にセンタ軸16と溶接
して連結されたブロック状の連結体である。雌ネジ16
bはボス16aに開けられたねじ穴であり、センタ軸1
6と反対側設けられている。パッキン5は雌ネジ16b
の周囲に置かれてオゾンガスの気密を保持するものでゴ
ムやコンパウンドなどが用いられる。閉塞押え板2bは
センタ軸16における固定押え板4aと反対側の端部に
設けられ、パッキン5を介して散気筒1を閉塞して取り
付けられ、オゾンガスを内部に閉じ込みる。ボルト10
は雌ネジ16bに捩じ込まれて散気筒1と閉塞押え板2
bとを気密状態に固定する六角穴付きの止め具である。
【0019】即ち、散気筒1の両端部にパッキン5を介
してガス入口3を気密溶接した閉塞押え板2bおよび固
定押え板4aを配設する。
【0020】雌ネジ16bを持つボス16aを片端に固
着したセンタ軸16の他端を固定押え板4aのセンタ位
置に固着している。
【0021】センタ軸16は散気筒1の中のセンター部
を貫通する配設となっている。閉塞押え板2bはセンタ
ー孔を有する。ガス入口3の内側より六角穴付きのボル
ト10がバネ座金11を介して、閉塞押え板の2bのセ
ンター孔を通りセンター軸16に溶接されたボス16a
に設けられた雌ネジ16bへねじ込まれる。
【0022】ガスはガス入口3より流入し、通気孔2a
を流通し、散気筒1の内部に流入し、散気筒1の多孔部
より散気筒1の外部へ流出する。ガス漏れが考えられる
部分は、パッキン5の両側よりの隙間d又は隙間cであ
るが六角穴付きボルト10の、締付力で、パッキン5は
圧縮されており、漏れの恐れはない。
【0023】以上説明したように、本実施例によれば、
散気筒の多孔以外を通るガス通路はないため、ガス漏れ
は防止される。
【0024】次に、他の実施例を図2に示す。
【0025】図2のセンタ軸16のボス16aを反対側
に持ってきた場合である。
【0026】閉塞押え板4bはセンタ孔を有し、パッキ
ン12を配設し、平座金8、バネ座金11を介してボル
ト10をボス16aの雌ネジ16bへねじ込み、締めつ
ける。散気筒1はパッキン5でシールされ、ボス16a
と閉塞押え板4bの間のパッキン12で漏れ通路gはシ
ールされる。この場合も、パッキンによるシールがなさ
れ漏れのない散気管構成となる。
【0027】このように、ガス入口を持つ押え板のガス
入口と押え板は、溶接等により密封構成であり、そのガ
ス入口内部の構成部はガス漏れを考慮する必要がない。
また、この部分にボルト締付部を設けたことにより、こ
の部分のガス漏れはない。更にガス入口の押え板と反対
側を構成する押え板は棒を溶接等で固着したので押え板
によるガス漏れ部は存在しない。
【0028】
【発明の効果】本発明により、散気筒の多孔部以外のガ
スの通路は存在しなくなり、効率の高いオゾンガス散気
装置を提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すオゾンガス散気装置の
断面図である。
【図2】他の実施例を示す部分断面図である。
【図3】従来の散気管を示す断面図である。
【図4】図3の部分拡大断面図である。
【図5】処理システムを示す説明図である。
【符号の説明】
1 散気筒 2b 閉塞押え板 4a 固定押え板 16 センタ軸 16a ボス 16b 雌ネジ 10 ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オゾン反応塔の中に設置され封入された
    オゾンガスを通気して放出する多孔質性の散気筒と、こ
    の散気筒の一方の端部に固定して取り付けられ前記オゾ
    ンガスを内部に閉じ込める固定押え板と、前記散気筒の
    中心軸部に前記散気筒の内壁と平行して設置され、一方
    の端部を前記固定押え板に固定されたセンタ軸と、この
    センタ軸の他方の端部に連結されたブロック状のボス
    と、このボスの反センタ軸側に設けられた雌ネジと、こ
    の雌ネジの周囲に置かれて前記オゾンガスの気密を保持
    するパッキンと、このパッキンを介して前記散気筒の他
    方の端部を閉塞して取り付けられ前記オゾンガスを内部
    に閉じ込める閉塞押え板と、前記雌ネジに捩じ込まれて
    前記散気筒と前記閉塞押え板とを気密状態に固定するボ
    ルトと、を具備してなるオゾンガス散気装置。
JP11665594A 1994-05-30 1994-05-30 オゾンガス散気装置 Pending JPH07323293A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11665594A JPH07323293A (ja) 1994-05-30 1994-05-30 オゾンガス散気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11665594A JPH07323293A (ja) 1994-05-30 1994-05-30 オゾンガス散気装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07323293A true JPH07323293A (ja) 1995-12-12

Family

ID=14692616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11665594A Pending JPH07323293A (ja) 1994-05-30 1994-05-30 オゾンガス散気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07323293A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09154494A (ja) * 1995-12-12 1997-06-17 Kao Corp 揚げ菓子類
WO2001046074A1 (en) * 1999-12-22 2001-06-28 K-V Associates, Inc. Springbox for water remediation
JP2002299334A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Tokyo Electron Ltd 縦型熱処理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09154494A (ja) * 1995-12-12 1997-06-17 Kao Corp 揚げ菓子類
WO2001046074A1 (en) * 1999-12-22 2001-06-28 K-V Associates, Inc. Springbox for water remediation
JP2002299334A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Tokyo Electron Ltd 縦型熱処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10845265B2 (en) Gas indicator
JPH07323293A (ja) オゾンガス散気装置
US2639131A (en) Diffuser for gases
US8671854B2 (en) Shaft seal for pyrolytic waste treatment system
JP3347105B2 (ja) スプール弁組立体
JPH0931671A (ja) 機器接続部のすきま腐食防止方法
CN219984297U (zh) 一种气体净化处理装置
JPH04271810A (ja) 除湿装置
WO2007032121A1 (ja) 水蒸気移動制御装置
JPH0859214A (ja) オゾン発生装置
RU191341U1 (ru) Адсорбционная ловушка
CN116637222B (zh) 一种高压氧舱排气管道消毒封头
CN205907091U (zh) 一种填充式微孔曝气器
JPH10235135A (ja) 気体除湿装置
CN218339416U (zh) 一种uv光解废气处理装置
JP4029325B2 (ja) ガス導入装置
JPS5936540B2 (ja) 文化財などの保存消毒装置
JP5985265B2 (ja) 破壊検査装置及びその使用方法
JPS5824894Y2 (ja) オゾン発生器
KR100914704B1 (ko) 가스배관용 3-포트형 연결관 및 이를 포함하는가스분석시스템
RU2205393C1 (ru) Ячейка детектирования для анализа газовых фаз
JP2003135925A (ja) 処理筒及び除害装置
JPH09220425A (ja) ケミカルフィルタ
JP2008246482A (ja) 低温液体用フィルターモジュールおよびその完全性試験方法
JPS5922381Y2 (ja) 流路開閉弁