JPH07323159A - カードゲーム装置とカードゲームシステム - Google Patents

カードゲーム装置とカードゲームシステム

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Publication number
JPH07323159A
JPH07323159A JP6142357A JP14235794A JPH07323159A JP H07323159 A JPH07323159 A JP H07323159A JP 6142357 A JP6142357 A JP 6142357A JP 14235794 A JP14235794 A JP 14235794A JP H07323159 A JPH07323159 A JP H07323159A
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JP
Japan
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game
card
arithmetic processing
game device
data
Prior art date
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JP6142357A
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English (en)
Inventor
Takaya Ibe
孝也 井部
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GUTSUDO HOUSE KK
Original Assignee
GUTSUDO HOUSE KK
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Publication date
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Publication of JPH07323159A publication Critical patent/JPH07323159A/ja
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 本発明は、カードを利用したゲーム装置等に
係わり、特に、電話回線等を利用してホストコンピュー
タに接続し、遠隔地の他人とバトルゲーム等を実行する
ことのできるゲーム装置等を提供することを目的とす
る。 [構成] 本発明は音響カプラー手段が、ゲーム装置本
体と電話回線等の通信回線とを接続し、読み取り手段が
カードに記録されたデータを読み取り、入力手段が使用
者の応答を入力し、表示手段がゲームの進行状況を示
し、演算処理手段が、カードのデータと通信回線から入
力された情報とからゲームを実行させ、表示手段が、使
用者の応答に基づき、ゲームの進行状況を表示させる様
に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カードを利用したゲー
ム装置及びゲームシステムに係わり、特に、電話回線等
を利用してホストコンピュータに接続し、遠隔地の他人
とバトルゲーム等を実行することのできるゲーム装置及
びゲームシステムに関するものである。
【0002】更に、カードに印刷されたキャラクターに
対応する識別信号により特定のゲームを起動させること
ができ、ゲーム結果により数値データ(ライフポイン
ト)を変化させると共に、カード又はホストコンピュー
タ等のデータを更新させることのできるゲーム装置及び
ゲームシステムに関するものである。
【0003】
【従来の技術】近年の電子技術の革新的進歩により、各
種の電子ゲームが出現し、特にテレビゲームが爆発的に
普及している。これらのテレビゲームは、専用のROM
やCDを使用して、ゲームを楽しむことができる様にな
っている。
【0004】更に最近では、人気キャラクターが印刷さ
れたカードを利用するゲーム機が人気を呼んでおり、比
較的安価にカードを購入することができる上、人気キャ
ラクターが印刷されていることから、日本国内のみなら
ず、海外でもヒット商品となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の電子ゲームは、基本的には、遊技者が一人でゲーム機
と向かい合う形式となっており、複数の遊技者が同時に
ゲームを行う場合でも、1台のゲーム機を使用してゲー
ムを楽しむことが通常であった。
【0006】従って一般的な使用法では遊技者は一人で
あり、長時間ゲームを行ったり、テレビゲーム機の使用
経験が長期になると、孤独感に苛まれるという問題点が
あった。特に格闘ゲーム等では、相手方の存在がゲーム
の興味を増大させ、よりスリリングに楽しむことができ
るが、単にゲーム機のみが相手であればゲームが単調と
なり飽きられ易いという問題点があった。
【0007】更に1台のゲーム機に複数の入力手段を接
続し、2人以上で楽しむこともできるが、必ずしも一緒
にゲーム参加してもらえる友人等が集まるとは限らず、
いつでも適当な相手方を求めることができないという問
題点があった。
【0008】従って電話回線等を使用して、目に見えな
い遠隔の相手方等と格闘ゲームを行うことができるゲー
ム装置及びゲームシステムの出現が強く望まれていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
案出されたもので、データが記録されたカードを読み取
り可能なゲーム装置本体と、このゲーム装置本体と電話
回線等の通信回線とを接続するための音響カプラー手段
と、前記ゲーム装置本体に接続され、前記カードに記録
されたデータを読み取るための読み取り手段と、使用者
の応答を入力するための入力手段と、ゲームの進行状況
を示す表示手段と、前記読み取り手段で読み取られた前
記カードのデータと前記音響カプラー手段を介して前記
通信回線から入力された情報とからゲームを実行させる
ための演算処理手段とからなっており、前記入力手段か
らの使用者の応答に基づき、ゲームの進行状況を前記表
示手段に表示させることを特徴としている。
【0010】また本発明は、データが記録されたカード
を読み取り可能なゲーム装置本体と、このゲーム装置本
体と電話回線等の通信回線とを接続するための通信モデ
ム手段と、前記ゲーム装置本体に接続され、前記カード
に記録されたデータを読み取るための読み取り手段と、
使用者の応答を入力するための入力手段と、ゲームの進
行状況を示す表示手段と、前記読み取り手段で読み取ら
れた前記カードのデータと前記通信モデムを介して前記
通信回線から入力された情報とからゲームを実行させる
ための演算処理手段とからなっており、前記入力手段か
らの使用者の応答に基づき、ゲームの進行状況を前記表
示手段に表示させることを特徴としている。
【0011】更に本発明は、データが記録されたカード
を読み取り可能なゲーム装置本体と、このゲーム装置本
体と電話回線等の通信回線とを接続するための音響カプ
ラー手段又は通信モデム手段と、前記ゲーム装置本体に
接続され、前記カードに記録されたデータを読み取るた
めの読み取り手段と、使用者の応答を入力するための入
力手段と、ゲームの進行状況を示す表示手段と、前記読
み取り手段で読み取られた前記カードのデータと前記音
響カプラー手段又は通信モデム手段を介して前記通信回
線から入力された情報とからゲームを実行させるための
演算処理手段と、このゲームの実行結果に基づき、前記
カードにデータを書き込むための書き込み手段とからな
っており、前記入力手段からの使用者の応答に基づき、
ゲームの進行状況を前記表示手段に表示させることを特
徴としている。
【0012】そして本発明は、表示手段が、複数の発光
素子と発音手段とから構成されており、読み取り手段
が、カードの表面に印刷されているキャラクターに対応
する識別信号を読み取る様に構成することもできる。
【0013】また本発明のカードゲームシステムは、デ
ータが記録されたカードを読み取り可能なゲーム装置本
体と、このゲーム装置本体と電話回線等の通信回線を介
して接続されるホスト側演算処理装置とから構成される
カードゲームシステムであって、前記ゲーム装置本体に
は、電話回線等の通信回線とを接続するための音響カプ
ラー手段又は通信モデム手段と、前記カードに記録され
たデータを読み取るための読み取り手段と、使用者の応
答を入力するための入力手段と、ゲームの進行状況を示
す表示手段と、前記読み取り手段で読み取られた前記カ
ードのデータと前記音響カプラー手段又は通信モデム手
段を介して前記通信回線から入力された情報とからゲー
ムを実行させるための演算処理手段とが形成されてお
り、該演算処理手段は、前記読み取り手段で読み取られ
た前記カードのデータを前記ホスト側演算処理装置に送
出する様になっており、前記ホスト側演算処理装置は、
入力された前記カードのデータに基づき、特定のゲーム
処理を開始して情報を前記ゲーム装置本体に送出し、該
ゲーム装置本体の演算処理手段は、入力手段からの使用
者の応答を前記ホスト側演算処理装置に送出すると共
に、前記ホスト側演算処理装置で処理された情報を受け
取り、ゲームの進行状況を前記表示手段に表示させる様
に構成されている。
【0014】そして本発明のカードゲームシステムは、
ホスト側演算処理装置には、複数のゲーム装置本体が電
話回線等の通信回線を介して接続されており、ホスト側
演算処理装置は、ゲーム装置本体から送出された前記カ
ードのデータに基づき、接続された複数のゲーム装置本
体の中から、交信を行うゲーム装置本体を選択可能とな
っており、ホスト側演算処理装置を介して、複数のゲー
ム装置本体間でゲーム実行可能に構成することができ
る。
【0015】また本発明のカードゲームシステムは、表
示手段が、複数の発光素子と発音手段とから構成されて
おり、読み取り手段が、カードの表面に印刷されている
キャラクターに対応する識別信号及び数値データを読み
取る様に構成されており、ゲーム装置本体には、ゲーム
の実行結果に基づき、カードにデータを書き込むための
書き込み手段が形成されており、ゲームの実行結果によ
り前記カードの数値データを書き換える様に構成するこ
とができる。
【0016】更に本発明のカードゲームシステムは、表
示手段が、複数の発光素子と発音手段とから構成されて
おり、読み取り手段が、カードの表面に印刷されている
キャラクターに対応する識別信号を読み取る様に構成さ
れており、ホスト側演算処理装置は、ゲームの実行結果
を記憶する様に構成することもできる。
【0017】そして本発明のカードゲームシステムのホ
スト側演算処理装置には、ゲーム装置本体から送出され
るカードの表面に印刷されているキャラクターに対応す
る識別信号により選択されるゲームプログラムを記憶す
ることもできる。
【0018】また本発明のカードゲームシステムのゲー
ム装置本体の演算処理手段には、カードの表面に印刷さ
れているキャラクターに対応する識別信号により選択さ
れるゲームプログラムを記憶することもできる。
【0019】そして本発明のゲーム装置は、ゲーム装置
本体と、このゲーム装置本体と電話回線等の通信回線と
を接続するための音響カプラー手段と、前記ゲーム装置
本体に接続され、数値データを入力するための数値イン
プット手段と、使用者の応答を入力するための入力手段
と、ゲームの進行状況を示す表示手段と、前記音響カプ
ラー手段を介して前記通信回線から入力された情報から
ゲームを実行させるための演算処理手段とからなってお
り、前記入力手段からの使用者の応答に基づき、ゲーム
の進行状況を前記表示手段に表示させることを特徴とし
ている。
【0020】更に本発明のゲーム装置は、音響カプラー
手段に代えて通信モデムを使用することもできる。
【0021】また本発明のゲーム装置は、表示手段が、
複数の発光素子と発音手段とから構成することもでき
る。
【0022】そして本発明のゲームシステムは、ゲーム
装置本体と、このゲーム装置本体と電話回線等の通信回
線を介して接続されるホスト側演算処理装置とから構成
されるカードゲームシステムであって、前記ゲーム装置
本体には、電話回線等の通信回線とを接続するための音
響カプラー手段又は通信モデム手段と、数値データを入
力するための数値インプット手段と、使用者の応答を入
力するための入力手段と、ゲームの進行状況を示す表示
手段と、前記音響カプラー手段又は通信モデム手段を介
して前記通信回線から入力された情報とからゲームを実
行させるための演算処理手段とが形成されており、該演
算処理手段は、数値インプット手段に入力されたデータ
を前記ホスト側演算処理装置に送出する様になってお
り、前記ホスト側演算処理装置は、数値インプット手段
に入力されたデータに基づき、特定のゲーム処理を開始
して情報を前記ゲーム装置本体に送出し、該ゲーム装置
本体の演算処理手段は、入力手段からの使用者の応答を
前記ホスト側演算処理装置に送出すると共に、前記ホス
ト側演算処理装置で処理された情報を受け取り、ゲーム
の進行状況を前記表示手段に表示させる様に構成するこ
ともできる。
【0023】
【作用】以上の様に構成された本発明は、音響カプラー
手段が、ゲーム装置本体と電話回線等の通信回線とを接
続し、ゲーム装置本体に接続された読み取り手段が、カ
ードに記録されたデータを読み取り、入力手段が使用者
の応答を入力し、表示手段がゲームの進行状況を示し、
演算処理手段が、読み取り手段で読み取られたカードの
データと音響カプラー手段を介して通信回線から入力さ
れた情報とからゲームを実行させ、表示手段が、入力手
段からの使用者の応答に基づき、ゲームの進行状況を表
示させる様になっている。
【0024】また本発明は、通信モデム手段が、ゲーム
装置本体と電話回線等の通信回線とを接続し、演算処理
手段が、読み取り手段で読み取られたカードのデータと
通信モデム手段を介して通信回線から入力された情報と
からゲームを実行させることもできる。
【0025】更に本発明はゲームの実行結果に基づき、
書き込み手段が、カードに対してデータを書き込むこと
もできる。
【0026】そして本発明は、表示手段が、複数の発光
素子と発音手段とから構成されており、読み取り手段
が、カードの表面に印刷されているキャラクターに対応
する識別信号を読み取ることもできる。
【0027】また本発明のカードゲームシステムは、デ
ータが記録されたカードを読み取り可能なゲーム装置本
体と、電話回線等の通信回線を介して接続されるホスト
側演算処理装置とから構成されており、ゲーム装置本体
の音響カプラー手段又は通信モデム手段が、電話回線等
の通信回線とを接続し、読み取り手段がカードに記録さ
れたデータを読み取り、入力手段が使用者の応答を入力
し、表示手段がゲームの進行状況を示し、演算処理手段
が、読み取り手段で読み取られたカードのデータと音響
カプラー手段又は通信モデム手段を介して通信回線から
入力された情報とからゲームを実行し、演算処理手段
は、読み取り手段で読み取られたカードのデータをホス
ト側演算処理装置に送出し、ホスト側演算処理装置は、
入力されたカードのデータに基づき、特定のゲーム処理
を開始して情報をゲーム装置本体に送出し、ゲーム装置
本体の演算処理手段は、入力手段からの使用者の応答を
ホスト側演算処理装置に送出すると共に、ホスト側演算
処理装置で処理された情報を受け取り、表示手段がゲー
ムの進行状況を表示する様になっている。
【0028】そして本発明のカードゲームシステムは、
ホスト側演算処理装置には、複数のゲーム装置本体を電
話回線等の通信回線を介して接続し、ホスト側演算処理
装置は、ゲーム装置本体から送出されたカードのデータ
に基づき、接続された複数のゲーム装置本体の中から、
交信を行うゲーム装置本体を選択し、ホスト側演算処理
装置を介して、複数のゲーム装置本体間でゲーム実行す
ることもできる。
【0029】また本発明のカードゲームシステムは、表
示手段が、複数の発光素子と発音手段とから構成されて
おり、読み取り手段が、カードの表面に印刷されている
キャラクターに対応する識別信号及び数値データを読み
取る様に構成されており、ゲーム装置本体に形成された
書き込み手段が、ゲームの実行結果に基づき、カードに
データを書き込み、ゲームの実行結果によりカードの数
値データを書き換えることもできる。
【0030】更に本発明のカードゲームシステムは、表
示手段が、複数の発光素子と発音手段とから構成されて
おり、読み取り手段が、カードの表面に印刷されている
キャラクターに対応する識別信号を読み取り、ホスト側
演算処理装置は、ゲームの実行結果を記憶することもで
きる。
【0031】そして本発明のカードゲームシステムのホ
スト側演算処理装置が、ゲーム装置本体から送出される
カードの表面に印刷されているキャラクターに対応する
識別信号により選択されるゲームプログラムを記憶する
こともできる。
【0032】また本発明のカードゲームシステムのゲー
ム装置本体の演算処理手段が、カードの表面に印刷され
ているキャラクターに対応する識別信号により選択され
るゲームプログラムを記憶することもできる。
【0033】そして本発明は、音響カプラー手段が、ゲ
ーム装置本体と電話回線等の通信回線とを接続し、ゲー
ム装置本体に接続された数値インプット手段が、数値デ
ータを入力し、入力手段が使用者の応答を入力し、表示
手段がゲームの進行状況を示し、演算処理手段が、音響
カプラー手段を介して通信回線から入力された情報から
ゲームを実行させ、入力手段からの使用者の応答に基づ
き、ゲームの進行状況を表示手段に表示させることがで
きる。
【0034】更に本発明のゲーム装置は、音響カプラー
手段に代えて通信モデム手段を使用することもできる。
【0035】また本発明のゲーム装置は、表示手段を複
数の発光素子と発音手段とから構成することも可能であ
る。
【0036】そして本発明のゲームシステムは、ゲーム
装置本体と電話回線等の通信回線を介して接続されるホ
スト側演算処理装置とからなり、前記ゲーム装置本体に
形成された音響カプラー手段又は通信モデム手段が、電
話回線等の通信回線とを接続し、数値インプット手段が
数値データを入力し、入力手段が使用者の応答を入力
し、表示手段がゲームの進行状況を表示し、演算処理手
段が音響カプラー手段又は通信モデム手段を介して通信
回線から入力された情報からゲームを実行する様になっ
ており、演算処理手段が、数値インプット手段に入力さ
れたデータをホスト側演算処理装置に送出し、ホスト側
演算処理装置は、数値インプット手段に入力されたデー
タに基づき、特定のゲーム処理を開始して情報をゲーム
装置本体に送出し、ゲーム装置本体の演算処理手段は、
入力手段からの使用者の応答をホスト側演算処理装置に
送出すると共に、ホスト側演算処理装置で処理された情
報を受け取り、ゲームの進行状況を表示手段に表示する
様になっている。
【0037】
【実施例】
【0038】本発明のカードゲームシステムの実施例を
図面に基づいて説明する。図1に示す様に本実施例のカ
ードゲームシステムは、ゲーム装置本体1000
(1)、1000(2)・・・・1000(n)と、電
話回線等の通信回線を介して接続されたホスト側演算処
理装置2000とから構成されている。
【0039】本実施例では、n台のゲーム装置本体10
00が、電話回線を介してホスト側演算処理装置200
0に接続されている。通信回線は、通常の電話回線であ
ってもよく、更に特定回線、ISDN等のデジタル回線
を使用することもできる。
【0040】ホスト側演算処理装置2000は、パーソ
ナルコンピュータ、ミニコン、ワークステーション、汎
用電算機、その他の情報処理装置から構成されたホスト
コンピュータであり、通信モデムが取付られている。な
お通信モデムは、複数の電話を同時に着信可能に構成さ
れており、ホスト側演算処理装置2000も、割り込み
処理やマルチタスク処理等により、同時に複数の電話に
対して対応処理可能に構成されている。またホスト側演
算処理装置2000には、適宜の外部記憶手段等が接続
されており、情報やデータ、プログラム等が格納されて
いる。
【0041】次に第2図に基づいてゲーム装置本体10
00の構成を説明する。
【0042】ゲーム装置本体1000は、ゲーム装置本
体1000と電話回線等の通信回線とを接続するための
音響カプラー手段100と、磁気カード3000に記録
されたデータを読み取るための読み取り手段200と、
磁気カード3000に対してデータを記憶させるための
書き込み手段300と、使用者の応答を入力するための
入力手段400と、ゲームの進行状況を示す表示手段5
00と、読み取り手段200で読み取られた磁気カード
3000のデータと音響カプラー手段100を介して電
話回線から入力された情報とからゲームを実行させるた
めの演算処理手段600とから構成されている。
【0043】音響カプラー手段100は、スピーカ11
0と変調器120とマイク130と復調器140とから
構成されている。
【0044】音響カプラー手段100は、電話回線に接
続された電話機4000と組み合わせる様になってお
り、電話機4000の受話器4100と、音響カプラー
手段100のスピーカ110とを対向させ、電話機40
00の送話器4200と、音響カプラー手段100のマ
イク130とを対向させる様になっている。
【0045】従って、演算処理手段600から送出され
た信号は、変調器120で変調されてスピーカ110か
ら音声として出力される。この出力音は、電話機400
0の受話器4100に入力され、電話回線を伝達され
る。また電話回線により送られて来た音声信号は、送話
器4200から音声として出力され、音響カプラー手段
100のマイク130で電気信号に変換され、復調器1
40を介して演算処理手段600に送出される様になっ
ている。
【0046】読み込み手段200は、磁気カード300
0に記憶されたデータ等を読み込むためのものである。
本実施例では、磁気カード3000に磁気カードを使用
しているため、磁気読み取り手段が採用されている。
【0047】書き込み手段300は、磁気カード300
0にデータを書き込むためのものである。
【0048】入力手段400は、ゲーム実行時における
使用者の応答を入力するためのものである。本実施例の
入力手段400は、複数の電気スイッチから構成されて
おり、所定のボタンを押せば、演算処理手段600に制
御信号が入力される様に構成されている。
【0049】表示手段500は、複数の発光素子510
と発音手段520とからなっており、ゲームの進行状況
を表示させるためのものである。発光素子510は、適
宜の発光素子駆動手段が内蔵されており、演算処理手段
600からの駆動信号に基づき、所定の発光素子510
を発光させることができる。この結果、使用者はゲーム
の進行状況を視覚的に捉えることができる。また発音手
段520は、演算処理手段600からの駆動信号に基づ
き、効果音等を発生させるためのものである。
【0050】演算処理手段600は、CPUを含む制御
装置であり、ゲーム装置本体1000全体の制御を司る
ものである。
【0051】次に磁気カード3000について説明す
る。
【0052】そして図3は、本実施例のゲーム装置本体
1000に使用する磁気カード3000を示す図であ
り、ポリエチレン・テレフタレート(PET)や、硬質
塩化ビニル(PVC)、紙等から構成されている。本実
施例の磁気カード3000は、ポリエチレン・テレフタ
レート(PET)から形成されており、裏面表面部の全
面に磁気記録体が形成されている。なお本実施例では、
裏面部全体に磁気記録体が形成されているが、一部分に
磁気記録体を形成させることもできる。
【0053】この磁気記録部には、磁気カード3000
を識別するための識別信号が1回以上繰り返して記録さ
れている。この識別信号は、数10ビットの信号から形
成されており、電気的に識別可能であればパルス信号
等、何れの形式の電気信号を採用することができる。そ
して、この識別信号は同じものが繰り返して記録されて
おり、磁気カード3000の1枚に対して、少なくとも
1回以上識別信号が含まれている様に構成されている。
なお識別信号は、スタートビットとエンドビットを含ま
せて、連続する信号から識別信号を抽出させる様に構成
することもできる。
【0054】即ち、磁気カード3000に形成された磁
気記録部が、200ビットまで記録可能であれば、10
0ビット以下の識別信号を記録することができる。
【0055】そして磁気カード3000の磁気記録部に
記憶されている識別信号は、磁気カード3000の表面
に印刷された「キャラクター」に対応する様になってお
り、識別信号を読み取ることにより、磁気カード300
0の表面に印刷された「キャラクター」を識別すること
ができる。
【0056】本実施例の読み込み手段200は、磁気カ
ード3000の磁気記録部に記録されている識別信号や
データを読み取るためのものである。本実施例の読み込
み手段200は、読み取りヘッドからの電気信号を読み
取りアンプで増幅した後、微分回路でピークを検出し、
この検出信号を波形整形回路でパルス波形に変換して書
き込みパルスと同じパルス列を再現する様に構成されて
いる。なお、磁気カード3000の磁気記録部に記録さ
れているデータを読み取り可能であれば、何れの磁気読
み取り手段を採用することができる。
【0057】また書き込み手段300は、磁気カード3
000の磁気記録部にデータを記録するためのものであ
る。本実施例では、磁気カード3000の磁気記録部に
対して、F2F(FM)変調によりデータが記録される
様になっている。即ち、同一のトラックにデータとクロ
ックを合成して記録する方式である。
【0058】従って書き込み手段300は、クロックと
データからFM信号に復調し、書き込みアンプで正負両
極性の電流に変換して、書き込みヘッドをドライブする
様に構成されている。
【0059】なお書き込み手段300の記録方式は、F
2F(FM)変調に限られるものではなく、NRZI方
式やその他の方式を採用することができる。従って、書
き込み手段300は、磁気カード3000の磁気記録部
にデータを記録することが可能であれば、何れの書き込
み手段300を採用することができる。
【0060】また本実施例では、読み込み手段200と
書き込み手段300とが一体化された磁気カード・リー
ダ/ライタが採用されている。
【0061】次に本実施例の作用を説明する。
【0062】まず使用者が、電話機4000を使用し
て、ホスト側演算処理装置2000を呼出し、ホスト側
演算処理装置2000の応答音を確認した後、ゲーム装
置本体1000の音響カプラー手段100と電話機40
00とを接続する。
【0063】そして使用者が、磁気カード3000を読
み込み手段200に挿入すると、磁気カード3000に
印刷されている「キャラクター」に該当する識別信号が
読み込まれ、演算処理手段600に送出される。
【0064】次に演算処理手段600は、音響カプラー
手段100を介して識別信号に該当する音声信号を電話
回線に載せて、ホスト側演算処理装置2000に対して
「キャラクター」を識別するための信号を送出する。
【0065】ホスト側演算処理装置2000は、「キャ
ラクター」を識別し、この「キャラクター」に対応する
ゲームプログラムを記憶装置から読み込み実行する。更
にホスト側演算処理装置2000は、互いにゲーム可能
な「キャラクター」を選択したゲーム装置本体1000
が接続されているかを判断し、ゲーム可能と判断した場
合には、そのゲーム装置本体1000をホスト側演算処
理装置2000を介して接続する様にする。
【0066】即ち使用者が、入力手段400からゲーム
に応答すれば、その応答制御信号がゲーム装置本体10
00の演算処理手段600で生成され、その応答制御信
号は、音響カプラー手段100を介してホスト側演算処
理装置2000に送られる。そしてホスト側演算処理装
置2000でゲーム処理が行われ、ゲームの状況情報
は、電話回線を通して、それぞれのゲーム装置本体10
00に送られる。
【0067】そして、それぞれのゲーム装置本体100
0は、ホスト側演算処理装置2000から送られてきた
状況情報を演算処理手段600に入力し、ゲームの進行
状況が視覚的に認識できる様に、発光素子510を駆動
させる。また「キャラクター」に対応する音声を発音手
段520から生じさせることもできる。
【0068】この結果、電話回線を通じて、2台のゲー
ム装置本体1000で互いにバトルゲーム等を行うこと
ができる。
【0069】なお、磁気カード3000には、「ライフ
ポイント」等の数値データを記憶させることもできる。
この場合には、読み込み手段200から「ライフポイン
ト」を読み込み、ゲームの進行と共に「ライフポイン
ト」を増減させ、何れか一方の遊技者の「ライフポイン
ト」がゼロとなった場合には、ゲームを終了させること
もできる。更に勝利者の「ライフポイント」を、ホスト
側演算処理装置2000から、勝利者側のゲーム装置本
体1000に送出し、演算処理手段600が書き込み手
段300を駆動させ、磁気カード3000に更新された
「ライフポイント」等の数値データを書き込むことも可
能である。
【0070】なお本実施例では、ゲーム装置本体100
0と電話回線との接続に音響カプラー手段100を採用
しているが、通信モデムを使用することもできる。
【0071】更に上記実施例では、2台のゲーム装置本
体1000をホスト側演算処理装置2000を介して接
続する構成を示したが、相手方が接続されていない等の
場合には、ホスト側演算処理装置2000自らが、相手
方をシュミレートする構成にすることも可能である。
【0072】また2台に限らず、3台以上のゲーム装置
本体1000をホスト側演算処理装置2000を介して
接続することもできる。
【0073】そして本実施例では、ゲーム装置本体10
00から送出される磁気カード3000の表面に印刷さ
れている「キャラクター」に対応する識別信号により選
択されるゲームプログラムを、ホスト側演算処理装置2
000に記憶する様に構成されているが、ゲーム装置本
体1000の演算処理手段600内の記憶手段に記憶さ
せることもできる。この場合には、各種制御信号のみを
ホスト側演算処理装置2000と送受信することにな
る。
【0074】なお、ホスト側演算処理装置2000に使
用者のデータ記録部を形成し、「ライフポイント」等の
数値データを記憶させることもできる。この場合には、
磁気カード3000にライフポイントを必ずしも更新記
録する必要がないので、書き込み手段300を省略する
ことも可能である。
【0075】また本実施例のカードは磁気カード300
0を使用しているが、必ずしも磁気カードに限ることな
く、メモリカード、ICカード、フロッピディスク等を
使用することもできる。従って本実施例のカードは、デ
ータを記憶することが可能であれば、何れのものを採用
することができる。
【0076】更に、テンキー等から構成された数値イン
プット手段700を演算処理手段600に接続し、使用
者から暗唱番号等を入力させることもできる。この暗唱
番号等の数値データをホスト側演算処理装置2000に
送出させることにより、読み込み手段200からのデー
タの入力に代えることができる。
【0077】次に本発明を「バトルゲーム」に適用した
応用例を説明する。
【0078】本応用例は、図4に示す様に、ゲーム装置
本体1000の上面部に音響カプラー手段100が形成
されており、2個の押しボタン410、420から形成
された入力手段400が接続されている。この押しボタ
ン410は、攻撃用のボタンであり、押しボタン420
は防御用のボタンである。
【0079】そしてゲーム装置本体1000には、読み
取り手段200と書き込み手段300を兼ねたカードリ
ーダ/ライタ250が形成されている。
【0080】またゲーム装置本体1000には、5個の
LEDランプからなる発光素子510、510が形成さ
れており、インジゲータを構成している。このインジゲ
ータからなる表示手段500により、「バトル」の攻め
ぎ合いの程度を表示することもできる。更に発音手段5
20に相当するスピーカー521が取り付けられてお
り、磁気カード3000に印刷された「キャラクター」
に相当する音声を発することができる。
【0081】次に本応用例に使用する磁気カード300
0の表面には、図5に示す様に各種のキャラクターが印
刷されており、裏面には、磁気記録部が形成されてい
る。この磁気記録部には、各キャラクターに対応する識
別信号が記録されている。
【0082】このデータは例えばライフポイント、オフ
ェンスポイント、ディフェンスポイント、運の良さ、す
ばやさ等のデータである。ここでライフポイントとは、
生命値であり、これがなくなると負けとなる。なおゲー
ムに勝つことで、ポイントが増加する。オフェンスポイ
ントとは、攻撃値を示し、数字が大きい程強力な武器を
有する。またディフェンスポイントとは、防御値を示
し、数字が大きい程高度な防具を有している。更に、運
の良さとは敵の攻撃をかわす確率であり、すばやさと
は、敵に会心の一撃を加える確率である。なお、これら
のポイントには最高ポイントが設定され、最高ポイント
よりもポイントアップしない様になっている。
【0083】以上の様に構成された本応用例の作用を説
明する。
【0084】まず使用者は、電話機4000を使用して
磁気カード3000に記載されている電話番号に電話す
る。電話が通じるとホスト側演算処理装置2000が呼
出され、ホスト側演算処理装置2000の応答音が確認
できる。ここで使用者は、ゲーム装置本体1000の音
響カプラー手段100と電話機4000とを接続する。
【0085】そして使用者が、磁気カード3000をカ
ードリーダ/ライタ250に挿入すると、磁気カード3
000に印刷されている「キャラクター」に該当する識
別信号が読み込まれ、識別信号は、音響カプラー手段1
00を介してホスト側演算処理装置2000に送られ
る。
【0086】ホスト側演算処理装置2000では、ゲー
ム装置本体1000から送られて来た「キャラクター」
を識別するための信号に基づき、対応するゲームプログ
ラムを起動する。
【0087】更にホスト側演算処理装置2000は、
「バトル」可能である相手方のゲーム装置本体1000
を接続し、2台以上のゲーム装置本体1000が、ホス
ト側演算処理装置2000を介して「バトルゲーム」可
能に電気的に接続してゲームを開始する。
【0088】使用者は、2個の押しボタン410、42
0から形成された入力手段400を操作し、攻撃か防御
かアイテムを決定し、お互いのキャラクターが指示に従
って交戦する様になっている。即ち入力手段400から
の使用者の応答をホスト側演算処理装置2000に送出
すると共に、ホスト側演算処理装置2000からゲーム
装置本体1000に対して、ゲーム処理の情報を送出す
る様になっている。
【0089】そしてゲーム装置本体1000は、ホスト
側演算処理装置2000から送られたゲーム処理の情報
に基づき、5個のLEDランプからなる発光素子51
0、510を点滅させ、「バトル」の攻めぎ合いの程度
を表示し、スピーカー521から「キャラクター」に相
当する音声を発する様になっている。
【0090】このゲーム中にポイントアップがあれば、
ホスト側演算処理装置2000はアップポイントを記憶
し、ゲーム装置本体1000に対応するデータを送出
し、カードリーダ/ライタ250を駆動させてカード3
000のデータを変更更新することができる。なお、ポ
イントダウンの場合にも、同様にカード3000のデー
タを変更更新することができる。
【0091】なお、1回負けると2度と使用できない様
に磁気カード3000のデータを改変したり、3回負け
ると2度と使用できない磁気カード3000にすること
もできる。
【0092】そしてライフポイントがゼロとなれば、ゲ
ームは終了する様になっている。ゲーム結果は、発光素
子510、510からなるインジゲータで表示したり、
発音手段520に相当するスピーカー521から終了音
を発生させることもできる。
【0093】また、特定の「キャラクター」同士のみが
バトル可能に構成することもでき、更に、どんな「キャ
ラクター」同士でもバトル可能に構成することもでき
る。
【0094】次に、上記実施例の読み取り手段200と
書き込み手段300を兼ねたカードリーダ/ライタ25
0に代えて、テンキー260を使用した変形例を説明す
る。
【0095】本変形例のゲーム装置は図6に示す様に、
ゲーム装置本体1000と電話回線等の通信回線とを接
続するための音響カプラー手段100と、使用者の応答
を入力するための入力手段400と、ゲームの進行状況
を示す表示手段500と、読み取り手段200で読み取
られた磁気カード3000のデータと音響カプラー手段
100を介して電話回線から入力された情報とからゲー
ムを実行させるための演算処理手段600と、数値デー
タを入力するための数値インプット手段700とから構
成されている。
【0096】本変形例では、数値インプット手段700
に図7に示す様なテンキー710が使用されている。
【0097】以上の様に構成された本変形例では、カー
ドに印刷されている暗唱番号を使用者が、テンキー71
0より入力し、演算処理手段600が、音響カプラー手
段100を介してホスト側演算処理装置2000に送出
する様になっている。ホスト側演算処理装置2000
は、テンキー710より入力されたデータに対応するゲ
ームプログラムを実行することができる。
【0098】以上の様に構成された本変形例は、読み取
り手段200と書き込み手段300を兼ねたカードリー
ダ/ライタ250を使用することなくゲームを行うこと
ができるので、コストの低減を図ることができる。
【0099】また、ゲーム装置本体1000にカードを
挿入するための挿入口を形成し、テンキー710より手
動入力する方式であっても、カードを読ませる様な雰囲
気を醸し出させることも可能である。
【0100】そして、その他の構成、作用等は、上述の
実施例と同様であるから説明を省略する。
【0101】
【効果】以上の様に構成された本発明は、データが記録
されたカードを読み取り可能なゲーム装置本体と、この
ゲーム装置本体と電話回線等の通信回線とを接続するた
めの音響カプラー手段又は通信モデムと、前記ゲーム装
置本体に接続され、前記カードに記録されたデータを読
み取るための読み取り手段と、使用者の応答を入力する
ための入力手段と、ゲームの進行状況を示す表示手段
と、前記読み取り手段で読み取られた前記カードのデー
タと前記音響カプラー手段又は通信モデムを介して前記
通信回線から入力された情報とからゲームを実行させる
ための演算処理手段とからなっており、前記入力手段か
らの使用者の応答に基づき、ゲームの進行状況を前記表
示手段に表示させる様に構成されているので、電話回線
と接続させることにより、遠隔の相手とバトルゲーム等
を行うことができ、臨場感に溢れるゲーム装置を提供す
ることができるという卓越した効果がある。
【0102】また本発明のカードゲームシステムは、デ
ータが記録されたカードを読み取り可能なゲーム装置本
体と、このゲーム装置本体と電話回線等の通信回線を介
して接続されるホスト側演算処理装置とから構成される
カードゲームシステムであって、演算処理手段は、読み
取り手段で読み取られた前記カードのデータを前記ホス
ト側演算処理装置に送出する様になっており、前記ホス
ト側演算処理装置は、入力された前記カードのデータに
基づき、特定のゲーム処理を開始して情報を前記ゲーム
装置本体に送出し、該ゲーム装置本体の演算処理手段
は、入力手段からの使用者の応答を前記ホスト側演算処
理装置に送出すると共に、前記ホスト側演算処理装置で
処理された情報を受け取り、ゲームの進行状況を前記表
示手段に表示させる様に構成されているので、2台以上
の端末ゲーム機を電話回線等で接続し、見えない相手方
とスリリングなゲームを展開することができるという効
果がある。
【0103】更に本発明は、読み取り手段200に代え
て、数値データを入力するための数値インプット手段7
00を採用することもでき、この場合には、高価なカー
ドリーダ/ライタ等を使用する必要がないので、コスト
ダウンを図ることができるという効果がある。
【0104】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるカードゲームシステム構
成を示す図である。
【図2】本実施例のゲーム装置本体1000の構成を説
明する図である。
【図3】本実施例の磁気カード3000を示す図であ
る。
【図4】本実施例の応用例の外観を示す斜視図である。
【図5】本実施例の応用例に使用する磁気カード300
0を示す図である。
【図6】本発明の変形例のゲーム装置本体1000の構
成を説明する図である。
【図7】本変形例のゲーム装置本体1000の外観を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1000 ゲーム装置本体 2000 ホスト側演算処理装置 3000 磁気カード 4000 電話機 100 音響カプラー手段 200 読み取り手段 300 書き込み手段 400 入力手段 500 表示手段 510 発光素子 520 発音手段 600 演算処理手段 700 数値インプット手段 710 テンキー

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データが記録されたカードを読み取り可
    能なゲーム装置本体と、このゲーム装置本体と電話回線
    等の通信回線とを接続するための音響カプラー手段と、
    前記ゲーム装置本体に接続され、前記カードに記録され
    たデータを読み取るための読み取り手段と、使用者の応
    答を入力するための入力手段と、ゲームの進行状況を示
    す表示手段と、前記読み取り手段で読み取られた前記カ
    ードのデータと前記音響カプラー手段を介して前記通信
    回線から入力された情報とからゲームを実行させるため
    の演算処理手段とからなっており、前記入力手段からの
    使用者の応答に基づき、ゲームの進行状況を前記表示手
    段に表示させることを特徴とするカードゲーム装置。
  2. 【請求項2】 データが記録されたカードを読み取り可
    能なゲーム装置本体と、このゲーム装置本体と電話回線
    等の通信回線とを接続するための通信モデム手段と、前
    記ゲーム装置本体に接続され、前記カードに記録された
    データを読み取るための読み取り手段と、使用者の応答
    を入力するための入力手段と、ゲームの進行状況を示す
    表示手段と、前記読み取り手段で読み取られた前記カー
    ドのデータと前記通信モデム手段を介して前記通信回線
    から入力された情報とからゲームを実行させるための演
    算処理手段とからなっており、前記入力手段からの使用
    者の応答に基づき、ゲームの進行状況を前記表示手段に
    表示させることを特徴とするカードゲーム装置。
  3. 【請求項3】 データが記録されたカードを読み取り可
    能なゲーム装置本体と、このゲーム装置本体と電話回線
    等の通信回線とを接続するための音響カプラー手段又は
    通信モデム手段と、前記ゲーム装置本体に接続され、前
    記カードに記録されたデータを読み取るための読み取り
    手段と、使用者の応答を入力するための入力手段と、ゲ
    ームの進行状況を示す表示手段と、前記読み取り手段で
    読み取られた前記カードのデータと前記音響カプラー手
    段又は通信モデム手段を介して前記通信回線から入力さ
    れた情報とからゲームを実行させるための演算処理手段
    と、このゲームの実行結果に基づき、前記カードにデー
    タを書き込むための書き込み手段とからなっており、前
    記入力手段からの使用者の応答に基づき、ゲームの進行
    状況を前記表示手段に表示させることを特徴とするカー
    ドゲーム装置。
  4. 【請求項4】 表示手段が、複数の発光素子と発音手段
    とから構成されており、読み取り手段が、カードの表面
    に印刷されているキャラクターに対応する識別信号を読
    み取る様に構成されている請求項1〜3記載のカードゲ
    ーム装置。
  5. 【請求項5】 データが記録されたカードを読み取り可
    能なゲーム装置本体と、このゲーム装置本体と電話回線
    等の通信回線を介して接続されるホスト側演算処理装置
    とから構成されるカードゲームシステムであって、前記
    ゲーム装置本体には、電話回線等の通信回線とを接続す
    るための音響カプラー手段又は通信モデム手段と、前記
    カードに記録されたデータを読み取るための読み取り手
    段と、使用者の応答を入力するための入力手段と、ゲー
    ムの進行状況を示す表示手段と、前記読み取り手段で読
    み取られた前記カードのデータと前記音響カプラー手段
    又は通信モデム手段を介して前記通信回線から入力され
    た情報とからゲームを実行させるための演算処理手段と
    が形成されており、該演算処理手段は、前記読み取り手
    段で読み取られた前記カードのデータを前記ホスト側演
    算処理装置に送出する様になっており、前記ホスト側演
    算処理装置は、入力された前記カードのデータに基づ
    き、特定のゲーム処理を開始して情報を前記ゲーム装置
    本体に送出し、該ゲーム装置本体の演算処理手段は、入
    力手段からの使用者の応答を前記ホスト側演算処理装置
    に送出すると共に、前記ホスト側演算処理装置で処理さ
    れた情報を受け取り、ゲームの進行状況を前記表示手段
    に表示させる様に構成されているカードゲームシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 ホスト側演算処理装置には、複数のゲー
    ム装置本体が電話回線等の通信回線を介して接続されて
    おり、ホスト側演算処理装置は、ゲーム装置本体から送
    出された前記カードのデータに基づき、接続された複数
    のゲーム装置本体の中から、交信を行うゲーム装置本体
    を選択可能となっており、ホスト側演算処理装置を介し
    て、複数のゲーム装置本体間でゲーム実行可能に構成さ
    れている請求項5記載のカードゲームシステム。
  7. 【請求項7】 表示手段が、複数の発光素子と発音手段
    とから構成されており、読み取り手段が、カードの表面
    に印刷されているキャラクターに対応する識別信号及び
    数値データを読み取る様に構成されており、ゲーム装置
    本体には、ゲームの実行結果に基づき、カードにデータ
    を書き込むための書き込み手段が形成されており、ゲー
    ムの実行結果により前記カードの数値データを書き換え
    る様に構成されている請求項5〜6記載のカードゲーム
    システム。
  8. 【請求項8】 表示手段が、複数の発光素子と発音手段
    とから構成されており、読み取り手段が、カードの表面
    に印刷されているキャラクターに対応する識別信号を読
    み取る様に構成されており、ホスト側演算処理装置は、
    ゲームの実行結果を記憶する様に構成されている請求項
    5〜6記載のカードゲームシステム。
  9. 【請求項9】 ホスト側演算処理装置には、ゲーム装置
    本体から送出されるカードの表面に印刷されているキャ
    ラクターに対応する識別信号により選択されるゲームプ
    ログラムが記憶されている請求項5〜8記載のカードゲ
    ームシステム。
  10. 【請求項10】 ゲーム装置本体の演算処理手段には、
    カードの表面に印刷されているキャラクターに対応する
    識別信号により選択されるゲームプログラムが記憶され
    ている請求項5〜8記載のカードゲームシステム。
  11. 【請求項11】 ゲーム装置本体と、このゲーム装置本
    体と電話回線等の通信回線とを接続するための音響カプ
    ラー手段と、前記ゲーム装置本体に接続され、数値デー
    タを入力するための数値インプット手段と、使用者の応
    答を入力するための入力手段と、ゲームの進行状況を示
    す表示手段と、前記音響カプラー手段を介して前記通信
    回線から入力された情報からゲームを実行させるための
    演算処理手段とからなっており、前記入力手段からの使
    用者の応答に基づき、ゲームの進行状況を前記表示手段
    に表示させることを特徴とするゲーム装置。
  12. 【請求項12】 ゲーム装置本体と、このゲーム装置本
    体と電話回線等の通信回線とを接続するための通信モデ
    ム手段と、前記ゲーム装置本体に接続され、数値データ
    を入力するための数値インプット手段と、使用者の応答
    を入力するための入力手段と、ゲームの進行状況を示す
    表示手段と、前記通信モデム手段を介して前記通信回線
    から入力された情報からゲームを実行させるための演算
    処理手段とからなっており、前記入力手段からの使用者
    の応答に基づき、ゲームの進行状況を前記表示手段に表
    示させることを特徴とするゲーム装置。
  13. 【請求項13】 表示手段が、複数の発光素子と発音手
    段とから構成されている請求項11〜12記載のゲーム
    装置。
  14. 【請求項14】 ゲーム装置本体と、このゲーム装置本
    体と電話回線等の通信回線を介して接続されるホスト側
    演算処理装置とから構成されるカードゲームシステムで
    あって、前記ゲーム装置本体には、電話回線等の通信回
    線とを接続するための音響カプラー手段又は通信モデム
    手段と、数値データを入力するための数値インプット手
    段と、使用者の応答を入力するための入力手段と、ゲー
    ムの進行状況を示す表示手段と、前記音響カプラー手段
    又は通信モデム手段を介して前記通信回線から入力され
    た情報とからゲームを実行させるための演算処理手段と
    が形成されており、該演算処理手段は、数値インプット
    手段に入力されたデータを前記ホスト側演算処理装置に
    送出する様になっており、前記ホスト側演算処理装置
    は、数値インプット手段に入力されたデータに基づき、
    特定のゲーム処理を開始して情報を前記ゲーム装置本体
    に送出し、該ゲーム装置本体の演算処理手段は、入力手
    段からの使用者の応答を前記ホスト側演算処理装置に送
    出すると共に、前記ホスト側演算処理装置で処理された
    情報を受け取り、ゲームの進行状況を前記表示手段に表
    示させる様に構成されているゲームシステム。
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