JP2001170366A - サーバ装置、ゲームシステム、ゲーム用カード - Google Patents

サーバ装置、ゲームシステム、ゲーム用カード

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JP2001170366A
JP2001170366A JP2000297391A JP2000297391A JP2001170366A JP 2001170366 A JP2001170366 A JP 2001170366A JP 2000297391 A JP2000297391 A JP 2000297391A JP 2000297391 A JP2000297391 A JP 2000297391A JP 2001170366 A JP2001170366 A JP 2001170366A
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洋 岡田
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拓也 仲山
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昌隆 関口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 市販されているカードをゲーム空間に参加さ
せてカードゲームを行うことのできるゲーム等を提供す
る。 【解決手段】 サーバ装置には、カードゲームを実行す
るためのゲームプログラムと、前記カードゲームに用い
られる複数のカードに関する情報が記憶されている。前
記サーバ装置には、さらに前記端末装置を介して前記カ
ードゲームに参加する遊技者を識別するためのID情報
が記憶されるようになっており、前記各カードに関する
情報は、市場において市販されている各カードの固有の
識別情報と対応している。また、前記ゲームプログラム
は、前記遊技者固有のID情報毎に前記カードの識別情
報を登録し、当該カードの識別情報を登録することによ
って、前記記憶されているカードに関する情報を用い
て、同様に登録されている他の遊技者とカードゲームを
行うことが可能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、インターネット
などのネットワークを利用してカードゲームを行うゲー
ム装置及びゲーム方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、新聞や雑誌などのマスメディアで
は、インターネットが脚光を浴びている。このインター
ネットは、世界中にクモの巣状又は連鎖状に張り巡らさ
れた水平分散型の大規模ネットワークであり、ユーザー
は自分のパーソナルコンピュータ等を駆使して要望する
種々の情報をインターネットを介して収集したり、イン
ターネット上でゲームを楽しむことができる。例えば、
インターネット上には、各種目的に応じて多種類のWW
W(WORLD WIDE WEB)サーバが設けられて
おり、ゲーム用のWWWサーバをアクセスすることによ
り、そこに用意されたゲームを楽しむことができる。
【0003】公知となっている幾つかのゲームを説明す
ると、カードを用いたゲームとして、いわゆるトレーデ
ィングカードを用いたゲームが知られている。このカー
ドゲームとして良く知られているものに、米国のウイザ
ードオブコースト社による「マジック・ザ・ギャザリン
グ」が愛好者の間では周知のものとして知られている。
当該「マジック・ザ・ギャザリング」のゲームルールに
ついては非常に複雑となるので詳細な説明は省略する
が、簡単に概略を説明すると次のようになる。はじめに
対戦する遊技者がゲームに対して種々の役割を果たす複
数種類のカードを所持(購入または交換(トレード)に
よって入手する)し、当該カードをゲームルールに従っ
て配列したカード群を構成し(この配列されたカード群
を一般的に「デッキ」と称している。)、対峙した対戦
者同士が「デッキ」同士を対戦させて互いの勝敗を決め
るものである。この対戦ゲームは、自己が所持している
どのカードをどのように配列するかが勝敗に影響するも
のであり、両者が同じカードを使用していても「デッ
キ」の組み方によって勝者が異なるものである。従っ
て、強いカードを所持しているものが常に勝者となるも
のではなく、このゲームのおもしろさは、対戦相手の構
成する「デッキ」を予測等して、自己が所有する複数種
類のカードの中からどのカードを選択してどのような
「デッキ」を組んで対戦するかという思考を凝らす点に
ある。なお、前述の通り、具体的な対戦ルール等のゲー
ムの進行方法については、各カードの使用方法、デッキ
を組むためのルールその他が非常に複雑なものであり、
かつ、愛好者にとっては周知のものであるのでその記載
を省略する。
【0004】また、カード同士を対戦させるカードを使
用した対戦型のゲーム装置として、バーコードの読み取
りリーダーを有した装置であって、カードに印字等され
たバーコードを読みとることにより、この読みとったバ
ーコード情報に基づいて演算を行い、カード同士の勝敗
を決定し対戦を行うというバーコードを利用したゲーム
装置が知られている。
【0005】さらに、上記ゲーム装置を応用した技術と
して、特開平7−323159号には、遊技者がデータ
を記録したカードの情報を読み取る読み取り装置を、電
話回線等を利用してホストコンピュータに接続し、遠隔
地の他人と、カード同士を対戦させることができるゲー
ム装置が開示されている。その具体的な例が、当該公報
の「発明の詳細な説明」中に記載されており「バトルゲ
ーム」に適用した応用例として次の技術(段落番号[0
077]から[0100])が開示されている。すなわ
ち、各種のキャラクターが印刷された磁気カード300
0を有しており、当該磁気カード3000にはキャラク
ターに対応するデータとして、例えばライフポイント、
オフェンスポイント、ディフェンスポイント、運の良
さ、すばやさ等が記憶されている。ここでライフポイン
トとは、生命値であり、これがなくなると負けとなる。
なおゲームに勝つことで、ポイントが増加する。オフェ
ンスポイントとは、攻撃値を示し、数字が大きい程強力
な武器を有する。またディフェンスポイントとは、防御
値を示し、数字が大きい程高度な防具を有している。更
に、運の良さとは敵の攻撃をかわす確率であり、すばや
さとは、敵に会心の一撃を加える確率である。以上のデ
ータを記録しているカードを使用して、遠隔地の対戦相
手とカード同士を対戦させて、その対戦に使用したカー
ド同士の勝敗を決めるというものである。すなわち、通
信回線を介して対峙した対戦者同士が、自己の所有して
いる一のカードと相手が所有している一のカードとの一
のカード同士を対戦させるようになっているものであ
り、各カードが有しているデータが一定の状態(例えば
ライフポイントが0)となった場合には、そのカードを
負けとするものであり、勝敗結果はカードに記録等され
ているデータ依存して決定されるものである。また、当
該ゲームに使用されるホストコンピュータは、各カード
のデータに基づいて単純にカードとカードの優劣を決定
するためプログラムが設けられているものであり、市販
等されているカードの情報を記録しておき、遊技者から
のアクセスに基づいて市販されているカードの情報をイ
ンターネット上で展開されるゲーム空間に登場させるよ
うにはなっておらず、また当該公報中にもそのような記
載および示唆は無い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のゲームで
は、ゲーム用のWWWサーバをアクセスして、例えばカ
ードゲームを行う場合は、そこに用意されたカードを用
いて予め設定されたルールに従ってゲームをおこなうも
のであり、自分の所有するオリジナルのカードをそのゲ
ーム空間に参加させることはできなかった。
【0007】本願発明は、上記の問題点に鑑みて案出さ
れたもので、自分の所有するオリジナルのカードをイン
ターネット上のゲーム空間に参加させてカードゲームを
行うことのできるカードを用いたゲーム装置及びゲーム
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は上記の点に
鑑み発明されたものであって、以下の手段を備えている
ことを特徴とする。すなわち請求項1記載の発明は、後
述する発明の実施の形態における、段落番号[003
1]等に記載されているように、(イ)インターネット
等のネットワークに接続されたサーバ装置であって、複
数の端末装置から接続可能となっており、段落番号[0
036]等に記載されているように、(ロ)前記サーバ
装置には、カードゲームを実行するためのゲームプログ
ラムと、前記カードゲームに用いられる複数のカードに
関する情報が記憶されており、段落番号[0035]等
に記載されているように、(ハ)前記サーバ装置には、
さらに前記端末装置を介して前記カードゲームに参加す
る遊技者を識別するためのID情報が記憶されるように
なっており、段落番号[0032][0036]等に記
載されているように、(ニ)前記各カードに関する情報
は、市場において市販されている固有の識別情報を有し
た各カードと対応しており、段落番号[0037][0
036]等に記載されているように、(ホ)前記ゲーム
プログラムは、前記遊技者固有のID情報毎に前記カー
ドの識別情報を登録し、当該カードの識別情報を登録す
ることによって、前記記憶されているカードに関する情
報を用いて、同様に登録されている他の遊技者とカード
ゲームを行うことが可能となっていることを特徴とする
サーバ装置である。
【0009】また、請求項2記載の発明は、以下の手段
を備えていることを特徴とする。すなわち請求項1記載
のサーバ装置であって、後述する段落番号[0037]
等に記載されているように、前記ゲームプログラムによ
って制御される制御装置を有しており、当該制御装置は
前記識別情報の登録によってカードを記憶するカード記
憶手段を有するとともに、参加要求に応じて複数の該当
する識別情報のカードをゲームに参加させるゲーム参加
手段を有することを特徴とする。
【0010】また、請求項3記載の発明は、以下の手段
を備えていることを特徴とする。すなわち、請求項1ま
たは2記載のサーバ装置であって、後述する段落番号
[0022]等に記載されているように、前記カードゲ
ームは、複数のカードの配置によって構成されるデッキ
同士を自動対戦させるものであることを特徴とする。
【0011】また、請求項4記載の発明は、以下の手段
を備えていることを特徴とする。すなわち、請求項3記
載のサーバ装置であって、後述する段落番号[003
6]等に記載されているように、前記カードゲームはマ
ップを有しており、カードの配置によって構成されるデ
ッキ同士を前記マップに設けられたルート上を移動さ
せ、対戦相手のデッキと遭遇したときに、自動対戦させ
るものであることを特徴とする。
【0012】また、請求項5記載の発明は、以下の手段
を備えていることを特徴とする。すなわち、後述する段
落番号[0032]等に記載されているように、請求項
1乃至4に記載されたサーバ装置によって実行されるカ
ードゲームに参加をするために必要な市販されるカード
であって、当該カードには、前記カードゲームに参加を
する際に登録が必要な識別情報が記録されている。
【0013】また、請求項6記載の発明は、以下の手段
を備えていることを特徴とする。すなわち、後述する発
明の実施の形態における、段落番号[0031]等に記
載されているように、(イ)インターネット等のネット
ワークに接続されたサーバ装置であって、複数の端末装
置から接続可能となっており、段落番号[0036]等
に記載されているように、(ロ)前記サーバ装置には、
カードゲームを実行するためのゲームプログラムと、前
記カードゲームに用いられる複数のカードに関する情報
が記憶されており、段落番号[0035]等に記載され
ているように、(ハ)前記サーバ装置には、さらに前記
端末装置を介して前記カードゲームに参加する遊技者を
識別するためのID情報が記憶されるようになってお
り、段落番号[0032][0036]等に記載されて
いるように、(ニ)前記各カードに関する情報は、市場
において市販されている固有の識別情報を有した各カー
ドと対応しており、段落番号[0037][0036]
等に記載されているように、(ホ)前記ゲームプログラ
ムは、前記遊技者固有のID情報毎に前記カードの識別
情報を登録し、当該カードの識別情報を登録することに
よって、前記記憶されているカードに関する情報を用い
て、同様に登録されている他の遊技者とカードゲームを
行うことが可能となっていることを特徴とするゲームシ
ステムである。
【0014】また、請求項7記載の発明は、以下の手段
を備えていることを特徴とする。すなわち請求項6記載
のゲームシステムであって、後述する段落番号[003
7]等に記載されているように、前記ゲームプログラム
によって制御される制御装置を有しており、当該制御装
置は前記識別情報の登録によってカードを記憶するカー
ド記憶手段を有するとともに、参加要求に応じて複数の
該当する識別情報のカードをゲームに参加させるゲーム
参加手段を有することを特徴とする。
【0015】また、請求項8記載の発明は、以下の手段
を備えていることを特徴とする。すなわち、請求項6ま
たは7記載のゲームシステムであって、後述する段落番
号[0036]等に記載されているように、前記カード
ゲームは、複数のカードの配置によって構成されるデッ
キ同士を自動対戦させるものであることを特徴とする。
【0016】また、請求項9記載の発明は、以下の手段
を備えていることを特徴とする。すなわち、請求項8記
載のゲームシステムであって、後述する段落番号[00
36]等に記載されているように、前記カードゲームは
マップを有しており、カードの配置によって構成される
デッキ同士を前記マップに設けられたルート上を移動さ
せ、対戦相手のデッキと遭遇したときに、自動対戦させ
るものであることを特徴とする。
【0017】また、請求項10記載の発明は、以下の手
段を備えていることを特徴とする。すなわち、後述する
段落番号[0032]等に記載されているように、請求
項6乃至9に記載されたゲームシステムによって実行さ
れるカードゲームに参加をするために必要な市販される
カードであって、当該カードには、前記カードゲームに
参加をする際に登録が必要な識別情報が記録されてい
る。
【0018】また、請求項11記載の発明は、以下の手
段を備えていることを特徴とする。すなわち、後述する
段落番号[0031][0032][0035][00
36]等に記載されているように、(イ)インターネッ
ト等のネットワークに接続されたサーバ装置であって、
複数の端末装置から接続可能となっており、(ロ)前記
サーバ装置には、カードゲームを実行するためのゲーム
プログラムと、前記カードゲームに用いられる複数のカ
ードに関する情報と、複数のカードについて共通に設定
されたシリアル情報が記憶されており、(ハ)前記サー
バ装置には、さらに前記端末装置を介して前記カードゲ
ームに参加する遊技者を識別するためのID情報が記憶
されるようになっており、(ニ)前記各カードに関する
情報は、市場において市販されている各カードの固有の
識別情報と対応しており、(ホ)前記シリアル情報は、
複数のカード固有の識別情報と対応して設定されたもの
であり、段落番号[0044][0045]等に記載さ
れているように、(ヘ)前記ゲームプログラムは、前記
遊技者固有のID情報毎に前記シリアル情報を登録する
ことによって、当該シリアルカードに対応して記憶され
ている複数のカードに関する情報を用いて、同様に登録
されている他の遊技者とカードゲームを行うことが可能
となっていることを特徴とするサーバ装置である。
【0019】また、請求項12記載の発明は、以下の手
段を備えていることを特徴とする。すなわち、後述する
段落番号[0037]等に記載されているように、前記
ゲームプログラムによって制御される制御装置を有して
おり、当該制御装置は前記識別情報の登録によってカー
ドを記憶するカード記憶手段を有するとともに、参加要
求に応じて複数の該当する識別情報のカードをゲームに
参加させるゲーム参加手段を有することを特徴とする、
請求項11記載のサーバ装置である。
【0020】また、請求項13記載の発明は、以下の手
段を備えていることを特徴とする。すなわち、後述する
段落番号[0036]等に記載されているように、前記
カードゲームは、複数のカードの配置によって構成され
るデッキ同士を自動対戦させるものであることを特徴と
する請求項11または12記載のサーバ装置である。
【0021】また、請求項14記載の発明は、以下の手
段を備えていることを特徴とする。すなわち、後述する
段落番号[0036]等に記載されているように、前記
カードゲームはマップを有しており、カードの配置によ
って構成されるデッキ同士を前記マップに設けられたル
ート上を移動させ、対戦相手のデッキと遭遇したとき
に、自動対戦させるものであることを特徴とする請求項
13記載のサーバ装置である。
【0022】また、請求項15記載の発明は、以下の手
段を備えていることを特徴とする。すなわち、請求項1
1乃至14の何れか一つの請求項に記載されたサーバ装
置によって実行される前記カードゲームに参加をするた
めに必要な市販されるカードであって、後述する段落番
号[0015]等に記載されているように、当該カード
には、前記カードゲームに参加をするために登録が必要
な識別情報が記録されている。
【0023】また、請求項16記載の発明は、以下の手
段を備えていることを特徴とする。すなわち、後述する
段落番号[0031][0032][0035][00
36]等に記載されているように、(イ)インターネッ
ト等のネットワークに接続されたサーバ装置と、当該サ
ーバ装置に接続可能な複数の端末装置とから構成されて
おり、(ロ)前記サーバ装置には、カードゲームを実行
するためのゲームプログラムと、前記カードゲームに用
いられる複数のカードに関する情報と、複数のカードに
ついて共通に設定されたシリアル情報が記憶されてお
り、(ハ)前記サーバ装置には、さらに前記端末装置を
介して前記カードゲームに参加する遊技者を識別するた
めのID情報が記憶されるようになっており、(ニ)前
記各カードに関する情報は、市場において市販されてい
る固有の識別情報を有した各カードと対応しており、
(ホ)前記シリアル情報は、複数のカード固有の識別情
報と対応して設定されたものであり、段落番号[004
4][0045]等に記載されているように、(ヘ)前
記ゲームプログラムは、前記遊技者固有のID情報毎に
前記シリアル情報を登録することによって、当該シリア
ルカードに対応して記憶されている複数のカードに関す
る情報を用いて、同様に登録されている他の遊技者とカ
ードゲームを行うことが可能となっていることを特徴と
するゲームシステムである。
【0024】また、請求項17記載の発明は、以下の手
段を備えていることを特徴とする。すなわち、後述する
段落番号[0037]等に記載されているように、前記
ゲームプログラムによって制御される制御装置を有して
おり、当該制御装置は前記識別情報の登録によってカー
ドを記憶するカード記憶手段を有するとともに、参加要
求に応じて複数の該当する識別情報のカードをゲームに
参加させるゲーム参加手段を有することを特徴とする、
請求項16記載のゲームシステムである。
【0025】また、請求項18記載の発明は、以下の手
段を備えていることを特徴とする。すなわち、後述する
段落番号[0036]等に記載されているように、前記
カードゲームは、複数のカードの配置によって構成され
るデッキ同士を自動対戦させるものであることを特徴と
する請求項16または17記載のゲームシステムであ
る。
【0026】また、請求項19記載の発明は、以下の手
段を備えていることを特徴とする。すなわち、後述する
段落番号[0036]等に記載されているように、前記
カードゲームはマップを有しており、カードの配置によ
って構成されるデッキ同士を前記マップに設けられたル
ート上を移動させ、対戦相手のデッキと遭遇したとき
に、自動対戦させるものであることを特徴とする請求項
18記載のゲームシステムである。
【0027】また、請求項20記載の発明は、以下の手
段を備えていることを特徴とする。すなわち、後述する
段落番号[0032]等に記載されているように、請求
項16乃至19の何れか一つの請求項に記載されたゲー
ムシステムによって実行される前記カードゲームに参加
をするために必要な市販されるカードであって、当該カ
ードには、前記カードゲームに参加をするために登録が
必要な識別情報が記録されている。
【0028】また、請求項21記載の発明は、以下の手
段を備えていることを特徴とする。すなわち、後述する
段落番号[0031][0032][0035][00
36][0044][0045]等に記載されているよ
うに、(イ)インターネット等のネットワークに接続さ
れたサーバ装置であって、複数の端末装置から接続可能
となっており、(ロ)前記サーバ装置には、カードゲー
ムを実行するためのゲームプログラムと、前記カードゲ
ームに用いられる複数のカードに関する情報と、複数の
カードについて共通に設定されたシリアル情報が記憶さ
れており、(ハ)前記サーバ装置には、さらに前記端末
装置を介して前記カードゲームに参加する遊技者を識別
するためのID情報が記憶されるようになっており、
(ニ)前記各カードに関する情報は、市場において市販
されている各カードの固有の識別情報と対応しており、
(ホ)前記シリアル情報は、複数のカード固有の識別情
報と対応して設定されたものであり、(ヘ)前記ゲーム
プログラムは、前記遊技者固有のID情報毎に前記カー
ドの識別情報を登録し、当該カードの識別情報を登録す
ることによって、前記記憶されているカードに関する情
報を用いて、同様に登録されている他の遊技者とカード
ゲームを行うことが可能となっているとともに、前記シ
リアル情報に基づいて複数カード分の複数の識別情報を
登録することによって、当該シリアル情報に対応して記
憶されている複数のカードに関する情報を用いて、登録
されている他の遊技者とカードゲームを行うことが可能
となっていることを特徴とするサーバ装置である。
【0029】また、請求項22記載の発明は、以下の手
段を備えていることを特徴とする。すなわち、後述する
段落番号[0031][0032][0035][00
36][0044][0045]等に記載されているよ
うに、(イ)インターネット等のネットワークに接続さ
れたサーバ装置と、当該サーバー装置に接続可能な複数
の端末装置とから構成されており、(ロ)前記サーバ装
置には、カードゲームを実行するためのゲームプログラ
ムと、前記カードゲームに用いられる複数のカードに関
する情報と、複数のカードについて共通に設定されたシ
リアル情報が記憶されており、(ハ)前記サーバ装置に
は、さらに前記端末装置を介して前記カードゲームに参
加する遊技者を識別するためのID情報が記憶されるよ
うになっており、(ニ)前記各カードに関する情報は、
市場において市販されている各カードの固有の識別情報
と対応しており、(ホ)前記シリアル情報は、複数のカ
ード固有の識別情報と対応して設定されたものであり、
(ヘ)前記ゲームプログラムは、前記遊技者固有のID
情報毎に前記カードの識別情報を登録し、当該カードの
識別情報を登録することによって、前記記憶されている
カードに関する情報を用いて、同様に登録されている他
の遊技者とカードゲームを行うことが可能となっている
とともに、前記シリアル情報に基づいて複数カード分の
複数の識別情報を登録することによって、当該シリアル
情報に対応して記憶されている複数のカードに関する情
報を用いて、登録されている他の遊技者とカードゲーム
を行うことが可能となっていることを特徴とするゲーム
システムである。
【0030】
【発明の実施の形態】本願発明に係る実施の形態を図面
に基づいて説明する。本願発明に係るカードを用いたゲ
ーム装置は、図1に示すように大規模ネットワーク3に
接続される複数種類のワークステーション5a,…5n
と、当該大規模ネットワーク3に接続される小規模ネッ
トワーク7a,…7nと、当該小規模ネットワーク7
a,…7nに公衆回線網9を介して接続されるユーザー
の複数の端末装置であるクライアントコンピュータ1
1,…とを有する。前記大規模ネットワーク3は、複数
のネットワークがクモの巣状又は連鎖状に張り巡らされ
た水平分散型のネットワーク、いわゆるインターネット
のみには限定されず、スーパーハイウェイ等の大規模ネ
ットワークにも適用される。そして、この大規模ネット
ワーク3に対して直接公衆回線又は専用線を介してユー
ザーの端末装置を接続して構成しても良い。また、前述
の小規模ネットワーク7a,…7nは、ユーザーのコン
ピュータをインターネットに接続する接続業者、いわゆ
るプロバイダーのネットワークのみならず、予め許可さ
れた特定のユーザーだけがアクセスすることのできる閉
鎖型のネットワーク、例えば、ファイアーウォール等の
「壁」を用いて構築された、いわゆるイントラネット
や、地域型のクローズネット、例えば、ケーブルテレビ
局が構築する専用のネットワーク等も含まれる。更に、
無線を介して接続されるいわゆる無線LANを用いて構
成しても良い。また、前記複数種類のワークステーショ
ン5a,…5nは、例えば、ホームページを管理するW
WWサーバ、各種データやファイルを管理するFTPサ
ーバ、電子メールを管理するメールサーバ等を有して構
成される。また、小規模ネットワーク7a,…7nとク
ライアントコンピュータ11とを接続する公衆回線網9
は、通常のアナログ電話回線やデジタル方式のISDN
回線等が用いられる。もちろん、常時接続されたままの
専用線を用いて接続しても良い。
【0031】そして、ゲームステーションであるサーバ
13が大規模ネットワーク3上に設けられている。この
サーバ13は、UNIX(登録商標)ワークステーショ
ン上で動作するサーバである。このUNIXワークステ
ーションとは、1つのコンピュータに複数のユーザーが
アクセスして使用できるコンピュータのことである。
尚、ゲームステーションであるサーバ17を小規模ネッ
トワーク7aに接続して構成しても良い。この場合、接
続業者がサーバ17を管理することになる。
【0032】本願のゲーム装置は、市場で流通可能な複
数種類のカード15,…を有する。すなわち、本願のゲ
ーム装置で用いられるカード15,…は、市販されるも
のであり、市場で容易に入手することができる。それぞ
れのカードには特定の識別情報が表示され、当該識別情
報は該当するカードと対応付けされている。そして、そ
れぞれのカードは、ゲームに関し特定の機能を有する。
上記それぞれのカードには、上記識別情報として例え
ば、そのカード固有のシリアル番号が表示される。もち
ろん、この識別情報は、数字のみには限定されず、アル
ファベット、文字、記号等を用いて構成しても良い。そ
して、それぞれのカードには、そのカードの名前、種
類、属性、最大精神力又は精神力消費量(SP)、最大
耐久力(HP)、攻撃力(AP)、特殊能力、稀少度等
が予め設定されている。
【0033】上記カードの種類としては、「ビット」、
「デク」、「ジグ」の3種類のカードが存在する。上記
「ビット」は、「デク」や「ジグ」を操ることができる
超能力小型格闘生物の生物兵器であり、後で説明する
「デッキ」内に1の「ビット」のみが存在し得る。ま
た、「デク」は、「ビット」のパワーによって作動する
超能力増幅型戦闘機械であり、戦闘を目的とし、その機
能が停止するまで戦い続ける。「デッキ」内の全ての
「デク」が消滅すると、すなわち全ての「デク」の機能
が停止すると、ゲームは負けとなる。そして、「ジグ」
は、「ビット」のパワーによって作動する非戦闘機械で
あり、直接攻撃に参加することはないが、その強力な特
殊能力で味方を援護したり、敵を破壊することができ
る。上記属性は、「水」、「土」、「雷」、「風」、
「無」の各属性に区別することができる。最大精神力又
は精神力消費量(SP)は、カードが「ビット」である
場合に、そのカードの精神力の最大値を示す。また、カ
ードが「デク」又は「ジグ」である場合は、そのカード
が消費する精神力の値を示す。最大耐久力(HP)は、
「ビット」又は「デク」の耐久力の最大値を示す。この
HPの値が0以下になると、そのカードは機能停止とな
る。攻撃力(AP)は、「ビット」又は「デク」の攻撃
力の最大値を示す。このAPの値が大きいほど、1回の
攻撃で敵に与えることのできるダメージが大きくなる。
特殊能力は、攻撃的な特殊能力、防御的な特殊能力、補
助的な特殊能力、破壊的な特殊能力等が存在する。稀少
度は、そのカードの稀少的な価値を示す。尚、本発明で
用いられるカードは、上記のカードには限定されず、他
の適宜の機能を有するカードを用いることができる。
【0034】図2に示すように、各クライアントコンピ
ュータ11は、制御装置21と、制御装置21に接続さ
れる入力手段23、モデム25、記憶部27、表示部2
9を有する。入力手段23は、キーボード、マウス、入
力ペン等を有し、前述の識別情報等の各種情報を入力す
るためのものである。モデム25は、制御装置21と公
衆通信網9とを接続するためのものである。記憶部27
は、通信ソフト等の各種プログラムを記憶している。表
示部29は、サーバ13から供給されたゲーム画像等を
表示する。制御装置21は、CPU、ROM、RAM等
を有して構成される。そして、制御装置21はサーバ1
3にアクセスするアクセス手段を有する。このアクセス
手段は、入力手段23から入力された識別情報をゲーム
ステーションであるサーバ13に伝送する伝送手段と、
この識別情報の登録を要求する登録要求手段と、この登
録された識別情報又は前記伝送した識別情報と対応する
カードをゲームに参加させるための要求を行う参加要求
手段とを有する。
【0035】上記の識別情報の登録要求及びゲームへの
参加要求は、該当するカードを1枚ずつ、且つゲームを
行う都度、そのゲームにだけ有効となるように行うこと
ができる。また、遊戯者が有するユーザーID情報毎、
若しくは端末装置毎に識別情報の登録要求及びゲームへ
の参加要求を行うように構成することができる。このよ
うに、ユーザーID情報毎、若しくは端末装置毎に識別
情報の登録要求及びゲームへの参加要求を行うように構
成すると、登録した内容が保持されるので、次回のゲー
ム時に再度登録する必要がなく、操作性が向上する。
【0036】図3に示すように、ゲームステーションで
あるサーバ13は制御装置31と、通信装置33とを有
する。そして、制御装置31は、カードを用いたゲーム
のプログラムを記憶するプログラム記憶手段35を有す
る。また、制御装置31は、前記プログラムに従ってカ
ードを用いたゲームを進行し、それぞれのカードの機能
に応じてゲームを展開するゲーム展開手段37を有す
る。また、制御装置31は、前記登録要求に応じて各端
末装置から伝送された識別情報を登録する識別情報登録
手段39を有する。また、制御装置31は、複数の識別
情報のそれぞれと対応付けされた特定の機能を有するカ
ード15を記憶したカード記憶手段41を有する。そし
て、制御装置31は、前記参加要求に応じて該当する識
別情報のカードを前記カード記憶手段41から読み取っ
てゲームに参加させるゲーム参加手段43を有する。上
記カードを用いたゲームとしては、例えば、「ビット」
と称するカードを中心にしてその周囲に8枚の「デク」
と称するカードまたは「ジグ」と称するカードを配置し
て合計9枚のカードで「デッキ」を構成する。もちろ
ん、7枚以下の「デク」又は「ジグ」を「ビット」の周
囲に配置して構成しても良い。このような「デッキ」が
あらかじめ設定されたマップ上のルートを一定の速度で
移動し、敵の「デッキ」と遭遇したときに自動的に対戦
する。この対戦の方法、先制攻撃権の決定、防御の方
法、反撃の方法等は予め設定されたプログラムに基づい
て進行し、勝敗が判定される。例えば、敵の「ビット」
が機能停止した場合、又は、敵の全ての「デク」が機能
停止した場合はその戦闘に勝利する。
【0037】また、本願発明に係るカードを用いたゲー
ム装置は、下記の技術を有する。すなわち、各端末装置
はカードの識別情報及び当該カード所有者のユーザーI
D情報を入力する入力手段を有する。また、アクセス手
段は入力手段から入力された識別情報及びユーザーID
情報をゲームステーションに伝送する伝送手段と、この
識別情報及びユーザーID情報の登録を要求する登録要
求手段と、この登録された識別情報又は前記伝送した識
別情報と対応するカードをゲームに参加させるための要
求を行う参加要求手段とを有する。そして、前記ゲーム
ステーションは登録要求に応じて各端末装置から伝送さ
れた識別情報をそれぞれのユーザーID情報毎に登録す
る識別情報登録手段を有し、参加要求に応じて該当する
ユーザーID情報のカードを前記カード記憶手段から読
み取ってゲームに参加させるゲーム参加手段を有する。
このように、カードの識別情報をそれぞれのユーザーI
D情報毎に登録するように構成したので、ユーザーID
情報を有する遊戯者は、自己の所有する端末装置に限ら
ず、友人等の任意のパーソナルコンピュータなどの端末
装置からアクセスしてゲームを楽しむことができる。
【0038】また、本願発明に係るカードを用いたゲー
ム装置は、下記の技術を有する。すなわち、図5に示す
ようにそれぞれのカード51は特定の識別情報が磁気的
に記録された磁気カードであり、例えば、カード51の
背面の一部又は全体に磁気記憶部が形成され、当該磁気
記憶部に識別情報が記憶されている。磁気データ読取装
置52はクライアントコンピュータ53へケーブルを介
して着脱自在に接続され、カード51から磁気的に記録
された識別情報を読み取ってクライアントコンピュータ
53へ入力させるものである。この磁気データ読取装置
52とクライアントコンピュータ53とで端末装置を構
成する。また、磁気データ読取装置52は、磁気的に記
録された識別情報をカード51から読み取ってクライア
ントコンピュータ53へ入力するための入力手段であ
る。このように、磁気カードに特定の識別情報を記録し
て構成したので、1枚の磁気カードに複数のカードの識
別情報を記録することが可能であり、カード及び識別情
報の処理を効率化することができる。尚、図5に示す例
では、磁気データ読取装置52をクライアントコンピュ
ータ53とは別体に設けたが、磁気データ読取装置52
をクライアントコンピュータ53内に組み込んで構成し
ても良い。
【0039】また、本願発明に係るカードを用いたゲー
ム装置は、下記の技術を有する。すなわち、図6に示す
ようにそれぞれのカード56はIC(集積回路)55を
有するICカードであり、当該IC55にはメモリ等の
記録部が設けられ特定の識別情報が記録されている。I
Cデータ読取装置57はクライアントコンピュータ58
へケーブルを介して着脱自在に接続され、カード56か
ら識別情報を読み取ってクライアントコンピュータ58
へ入力させるものである。このICデータ読取装置57
とクライアントコンピュータ58とで端末装置を構成す
る。また、ICデータ読取装置57は、識別情報をカー
ド56から読み取ってクライアントコンピュータ58へ
入力するための入力手段である。このように、ICカー
ドに特定の識別情報を記録して構成したので、1枚のI
Cカードに複数のカードの識別情報を記録することが可
能であり、カード及び識別情報の処理を効率化すること
ができる。尚、図6に示す例では、ICデータ読取装置
57をクライアントコンピュータ58とは別体に設けた
が、ICデータ読取装置57をクライアントコンピュー
タ58内に組み込んで構成しても良い。
【0040】また、本願発明に係るカードを用いたゲー
ム装置は、下記の技術を有する。すなわち、図7に示す
ようにそれぞれのカード61はバーコード60によって
特定の識別情報が記録されたバーコードカードであり、
例えば、カード61の下部にバーコード表示部が形成さ
れ、特定の識別情報が記録されている。バーコードデー
タ読取装置62はクライアントコンピュータ63へケー
ブルを介して着脱自在に接続され、カード61からバー
コードで成る識別情報を光学的に読み取ってクライアン
トコンピュータ63へ入力させるものである。このバー
コードデータ読取装置62とクライアントコンピュータ
63とで端末装置を構成する。また、バーコードデータ
読取装置62は、バーコードによって記録された識別情
報をカード61から読み取ってクライアントコンピュー
タ63へ入力するための入力手段である。このように、
バーコードによって特定の識別情報を記録して構成した
ので、1枚のカード61に複数の識別情報を記録するこ
とが可能であり、且つ識別情報の読取が容易であるの
で、カード及び識別情報の処理を効率化することができ
る。尚、図7に示す例では、バーコードデータ読取装置
62をクライアントコンピュータ63とは別体に設けた
が、バーコードデータ読取装置62をクライアントコン
ピュータ63内に組み込んで構成しても良い。
【0041】また、本願発明に係るカードを用いたゲー
ム装置は、下記の技術を有する。すなわち、図8に示す
ようにそれぞれのカード66は、可視光線では見えない
インクによって特定の識別情報が肉眼では視認できない
状態に記録されたカードである。この可視光線で見えな
いインクは、例えば、赤外線を照射したときにだけ発光
する発光要素を有する。インクデータ読取装置67はク
ライアントコンピュータ68へケーブルを介して着脱自
在に接続され、カード66から識別情報を読み取ってク
ライアントコンピュータ68へ入力させるものである。
すなわち、インクデータ読取装置67はカード66に赤
外線を照射して識別情報を読み取るスキャナ部を有する
と共に、読み取った識別情報をデジタルデータに変換し
て出力するものである。このインクデータ読取装置67
とクライアントコンピュータ68とで端末装置を構成す
る。また、インクデータ読取装置67は、インクによっ
て記録された識別情報をカード66から読み取ってクラ
イアントコンピュータ68へ入力するための入力手段で
ある。以上のごとく、それぞれのカードには、可視光線
では見えない特殊なインクによって特定の識別情報が記
録されているので、外観からそのカードの識別情報を読
み取ることができず、カードの秘密性を保持することが
できる。尚、図8に示す例では、インクデータ読取装置
67をクライアントコンピュータ68とは別体に設けた
が、インクデータ読取装置67をクライアントコンピュ
ータ68内に組み込んで構成しても良い。
【0042】また、本願発明に係るカードを用いたゲー
ム装置は、下記の技術を有する。すなわち、図9に示す
ようにそれぞれのカード71には、その表面に複数のピ
ンホール70が形成され、当該ピンホールの配列によっ
て特定の識別情報を記録したものである。ピンホールデ
ータ読取装置72は、クライアントコンピュータ73へ
ケーブルを介して着脱自在に接続され、カード71から
識別情報を読み取ってクライアントコンピュータ73へ
入力させるものである。すなわち、ピンホールデータ読
取装置72はカード71からピンホール70により形成
された識別情報を光学的に読み取り、読み取った識別情
報をデジタルデータに変換して出力するものである。こ
のピンホールデータ読取装置72とクライアントコンピ
ュータ73とで端末装置を構成する。また、ピンホール
データ読取装置72は、ピンホール70によって記録さ
れた識別情報をカード71から読み取ってクライアント
コンピュータ73へ入力するための入力手段である。以
上のごとく、それぞれのカード71には、ピンホール7
0の配列によって特定の識別情報が記録されているの
で、外観からそのカードの識別情報を読み取ることがで
きず、カードの秘密性を保持することができる。尚、図
9に示す例では、ピンホールデータ読取装置72をクラ
イアントコンピュータ73とは別体に設けたが、ピンホ
ールデータ読取装置72をクライアントコンピュータ7
3内に組み込んで構成しても良い。
【0043】また、本願発明に係るカードを用いたゲー
ム装置は、下記の技術を有する。すなわち、図10に示
すようにそれぞれのカード76の一部又は全部が識別情
報と対応する形状に形成され、当該形状に応じて特定の
識別情報を示すものである。カード76はその下端部に
長さの異なる複数のスリット75を設けることにより、
特定の識別情報と対応する形状に形成したものである
が、本発明はこれに限定されず、カードの中央部の一部
分又はカード全体の形状を特定の識別情報と対応する形
状、例えば三角形、楕円形等の適宜の形状に形成しても
良い。形状データ読取装置77は、クライアントコンピ
ュータ78へケーブルを介して着脱自在に接続され、カ
ード76から識別情報を読み取ってクライアントコンピ
ュータ78へ入力させるものである。すなわち、形状デ
ータ読取装置77はカード76から識別情報を光学的に
読み取り、読み取った識別情報をデジタルデータに変換
して出力するものである。この形状データ読取装置77
とクライアントコンピュータ78とで端末装置を構成す
る。また、形状データ読取装置77は、識別情報をカー
ド76から読み取ってクライアントコンピュータ78へ
入力するための入力手段である。以上のごとく、それぞ
れのカードには、カードの形状によって特定の識別情報
が記録されているので、形状の異なる各種カードが存在
し、興趣性が向上する。尚、図10に示す例では、形状
データ読取装置77をクライアントコンピュータ78と
は別体に設けたが、形状データ読取装置77をクライア
ントコンピュータ78内に組み込んで構成しても良い。
【0044】また、本願発明に係るカードを用いたゲー
ム装置は、下記の技術を有する。すなわち、図11に示
すように複数のカード81a,…,81nについて共通
のシリアル情報が設定され、当該シリアル情報に基づい
てそれぞれのカードの識別情報が特定されるものであ
る。この共通のシリアル情報は、適宜ぼカード83やそ
の他の任意の記録媒体に記録されている。キーボード8
5は、クライアントコンピュータ87へケーブルを介し
て着脱自在に接続され、共通の識別情報をクライアント
コンピュータ87へ入力させるものである。このキーボ
ード85とクライアントコンピュータ87とで端末装置
を構成する。また、キーボード85は、共通の識別情報
をクライアントコンピュータ87へ入力するための入力
手段である。また、クライアントコンピュータ87はア
クセス手段を有し、当該アクセス手段は入力手段から入
力されたシリアル情報を前記ゲームステーションに伝送
する伝送手段と、このシリアル情報又はシリアル情報と
対応する複数の識別情報の登録を要求する登録要求手段
と、このシリアル情報と対応する複数の識別情報のカー
ドをゲームに参加させるための要求を行う参加要求手段
とを有する。そして、ゲームステーションはシリアル情
報と、当該シリアル情報と対応して設定された複数の識
別情報とを関連づけて記憶するシリアル情報記憶手段
と、端末装置から伝送されたシリアル情報と対応する複
数の識別情報を前記シリアル情報記憶手段から読み取る
読取手段と、前記登録要求に応じてシリアル情報又は当
該シリアル情報と対応する複数の識別情報を登録する情
報登録手段を有する。また、ゲームステーションは参加
要求に応じてシリアル情報と対応する複数の識別情報の
カードをカード記憶手段から読み取ってゲームに参加さ
せるゲーム参加手段を有する。
【0045】以上のごとく、複数のカードに共通のシリ
アル情報を設定し、このシリアル情報に基づいて該当す
る複数の識別情報を登録するように構成したので、複数
のカードをセットにしたカードパック毎に商品を流通さ
せることができ、また、単一のシリアル情報に基づいて
複数カード分の複数の識別情報を効率的に登録すること
ができる。尚、複数のカードに共通のシリアル情報をそ
れぞれのカードに記録して構成しても良い。
【0046】また、本願発明に係るカードを用いたゲー
ム装置は、下記の技術を有する。すなわち、ゲームステ
ーションはカードを用いたゲームプログラムの一部又は
全部を記憶する第1のプログラム記憶手段を有し、各端
末装置はカードを用いたゲームプログラムの一部又は全
部を記憶する第2のプログラム記憶手段を有する。そし
て、ゲームステーションは端末装置と協動してカードを
用いたゲームを進行し、それぞれのカードの機能に応じ
てゲームを展開するゲーム展開手段を有する。上記各端
末装置に記憶されるゲームプログラムの一部又は全部
は、CD(コンパクトディスク)やフロッピー(登録商
標)ディスク等の適宜の記録媒体によって提供される。
もちろん、ゲームステーションからゲームプログラムの
一部又は全部をダウンロードするようにしてもよい。以
上のごとく、各端末装置にゲームプログラムの一部又は
全部を記憶させると共に、ゲームステーションは端末装
置と協動してカードを用いたゲームを進行するように構
成したので、ゲームステーション、すなわちインターネ
ットサイドのサーバの負担を軽減することができる。
【0047】次に、本願発明に係るカードを用いたゲー
ム方法の実施の形態を説明する。このゲーム方法は、ネ
ットワーク(大規模ネットワーク3又は、小規模ネット
ワーク7a,…7n)に接続されるゲームステーション
(サーバ13又は17)と、このネットワークに公衆回
線9又は専用線を介して接続される複数の端末装置(ク
ライアントコンピュータ11)と、市場で流通可能な複
数種類のカード15とを有し、各端末装置(クライアン
トコンピュータ11)からゲームステーション(サーバ
13又は17)にアクセスして各カード15に表示され
た識別情報と対応するカード機能に基づいてカードゲー
ムを行うゲーム方法である。そして、それぞれの端末装
置(クライアントコンピュータ11)は、カード15の
識別情報を入力する入力ステップと、この入力した識別
情報をゲームステーション(サーバ13又は17)に伝
送する伝送ステップを有する。また、各端末装置(クラ
イアントコンピュータ11)は、前記伝送した識別情報
の登録を要求する登録要求ステップと、登録された識別
情報又は前記伝送した識別情報と対応するカードをゲー
ムに参加させるための要求を行う参加要求ステップを有
する。
【0048】ゲームステーション(サーバ13又は1
7)は、カードを用いたゲームのプログラムを記憶した
プログラム記憶手段35からプログラムを読み取る読取
ステップ(図4のステップS1)を有する。そして、ゲ
ームステーション(サーバ13又は17)は、前記プロ
グラムに従ってカード15を用いたゲームを進行し、そ
れぞれのカード15の機能に応じてゲームを展開するゲ
ーム展開ステップ(ステップS3)を有する。また、ゲ
ームステーション(サーバ13又は17)は、前記登録
要求に応じて各端末装置(クライアントコンピュータ1
1)から伝送された識別情報を登録する識別情報登録ス
テップ(ステップS9)を有する。また、ゲームステー
ション(サーバ13又は17)は、複数の識別情報と対
応してそれぞれ特定の機能を有するカード15を記憶し
たカード記憶手段41から、前記参加要求に応じて該当
する識別情報のカード15を読み取ってゲームに参加さ
せるゲーム参加ステップ(ステップS13)を有する。
【0049】次に、作用を説明する。まず、クライアン
トコンピュータ11側の作用を説明する。本願のゲーム
装置で用いられるカード15,…は、市販されるもので
あるから、ユーザーは市場で容易にカード15を入手す
ることができる。ユーザーは、少なくとも、一枚の「ビ
ット」と、複数枚の「デク」及び「ジグ」の各カードを
入手することにより、この現実のカードを用いてゲーム
を楽しむことができる。また、ユーザーは、前記同一の
カードを用いてそれぞれの識別情報であるシリアル番号
をサーバ13に登録することにより、インターネット上
でゲームを楽しむことができる。すなわち、ユーザー
は、WWWブラウザ等の通信ソフトを起動してモデム2
5、公衆回線網9、小規模ネットワーク7a,…7n、
大規模ネットワーク3を介してサーバ13にアクセスす
る。そして、ユーザーは、入力手段23を操作して前述
の各カード15のシリアル番号を入力し、このシリアル
番号をゲームステーションであるサーバ13に伝送する
と共に、このシリアル番号の登録を要求することができ
る。また、ユーザーは、この登録されたシリアル番号と
対応するインターネット上のカードをゲームに参加させ
るための要求を行うことができる。これにより、ユーザ
ーは、独自の創意工夫した「デッキ」を組むことがで
き、インターネット上でゲームを楽しむことができる。
【0050】次に、図4を参照してサーバ13側の作用
を説明する。ステップS1では、プログラム記憶手段3
5からプログラムを読み取ると共に、そのプログラムを
実行する。そして、ステップS3では、前記プログラム
に従ってインターネット上のカードを用いたゲームを進
行し、それぞれのカードの機能に応じてゲームを展開す
る。続いてステップS5ではクライアントコンピュータ
11からシリアル番号の登録要求があったかどうかを判
断しており、登録要求がない場合はステップS5からス
テップS11へ進み、クライアントコンピュータ11か
らゲームへの参加要求があったかどうかを判断する。ま
た、ステップS5において、クライアントコンピュータ
11からシリアル番号の登録要求があった場合はステッ
プS7へ進む。ステップS7では、クライアントコンピ
ュータ11からシリアル番号すなわち、識別情報の入力
があったかどうかを判断する。続いて、ステップS9で
は、前記登録要求に応じてクライアントコンピュータ1
1から伝送されたシリアル番号すなわち、識別情報をそ
れぞれのクライアントコンピュータ毎に登録する。次
に、ステップS11において、クライアントコンピュー
タ11からゲームへの参加要求があった場合は、ステッ
プS13へ進む。そして、ステップS13では、カード
記憶手段41から、前記参加要求に応じて該当するカー
ドを読み取ってゲームに参加させることができる。この
ように、現実のカードを用いてゲームを行うことがで
き、また、インターネット上でもゲームを楽しむことが
できる。
【0051】
【発明の効果】以上説明してきたように、本願発明に係
る請求項1および2、請求項6および7記載の発明は、
次に述べる効果を有している。すなわち、遊技者は、サ
ーバ装置に対して自己を識別させるためのユーザーID
を入力し登録するとともに、市販されているカードを実
際に購入して当該カードに表示等されている識別情報を
遊技者等が有しているコンピュータ等の端末装置を介し
てサーバに対して登録することにより、前記サーバ装置
によって実行されるゲームに対して、遊技者に関連させ
て複数の前記カードを参加させることができる。言い換
えると、インターネット空間で行われるゲームに遊技者
が参加して、各遊技者が当該インターネット空間上で前
記購入した市販されているカードを用いてゲームを行う
ことが可能となっている。すなわち、市販されている種
々のカードをインターネット上で行われるゲーム空間に
登場させて、ゲームを行わせることができるという従来
にない、ゲームを提供することができるという効果を有
する。
【0052】また、本願発明に係る請求項3または8記
載の発明は、上記効果に加えて次に述べる効果を有して
いる。すなわち、いわゆるトレーディングカードゲーム
と称されているカードを配置して「デッキ」を構成して
遊技者同士が対戦するカードゲームを、インターネット
空間で実施できるという効果を有している。
【0053】また、本願発明に係る請求項4または9記
載の発明は、上記効果に加えて次に述べる効果を有して
いる。すなわち、前記「デッキ」を移動させることがで
きるマップを有しており、マップ上で遭遇した他の複数
の遊技者による「デッキ」と自動的に対戦させることが
できるという効果を有している。
【0054】また、本願発明に係る請求項5または10
記載の発明は、インターネット空間で行われるカードゲ
ームに参加をさせるための、カードを提供することがで
きるという効果を有している。
【0055】また、本願発明に係る請求項11乃至22
記載の発明は、上記効果に加えて以下に述べる効果を有
している。すなわち、シリアル情報に基づいて複数カー
ド分の複数の識別情報を効率的に登録することができる
という効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカードを用いたゲーム装置の全体
構成図である。
【図2】端末装置の要部を示したブロック図である。
【図3】ゲームステーションの要部を示したブロック図
である。
【図4】作用を示したフローチャートである。
【図5】磁気カードを用いた場合の実施態様を示した構
成図である。
【図6】ICカードを用いた場合の実施態様を示した構
成図である。
【図7】バーコードカードを用いた場合の実施態様を示
した構成図である。
【図8】特殊なインクで識別情報を形成したカードを用
いた場合の実施態様を示した構成図である。
【図9】ピンホールを形成したカードを用いた場合の実
施態様を示した構成図である。
【図10】形状の異なるカードを用いた場合の実施態様
を示した構成図である。
【図11】複数のカードに共通のシリアル情報を設定し
た場合の実施態様を示した構成図である。
【符号の説明】 3 大規模ネットワーク 5a ワークステーション 5n ワークステーション 7a 小規模ネットワーク 7n 小規模ネットワーク 11 クライアントコンピュータ 13 サーバ 15 カード 17 サーバ 21 制御装置 23 入力手段 31 制御装置 35 プログラム記憶手段 37 ゲーム展開手段 39 識別情報登録手段 41 カード記憶手段 43 ゲーム記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関口 昌隆 栃木県下都賀郡壬生町おもちゃのまち3− 6−20 株式会社バンダイテクニカルデザ インセンター内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とするサ
    ーバ装置 (イ)インターネット等のネットワークに接続されたサ
    ーバ装置であって、複数の端末装置から接続可能となっ
    ていること。 (ロ)前記サーバ装置には、カードゲームを実行するた
    めのゲームプログラムと、前記カードゲームに用いられ
    る複数のカードに関する情報が記憶されていること。 (ハ)前記サーバ装置には、さらに前記端末装置を介し
    て前記カードゲームに参加する遊技者を識別するための
    ID情報が記憶されるようになっていること。 (ニ)前記各カードに関する情報は、市場において市販
    されている各カードの固有の識別情報と対応しているこ
    と。 (ホ)前記ゲームプログラムは、前記遊技者固有のID
    情報毎に前記カードの識別情報を登録し、当該カードの
    識別情報を登録することによって、前記記憶されている
    カードに関する情報を用いて、同様に登録されている他
    の遊技者とカードゲームを行うことが可能となっている
    こと。
  2. 【請求項2】 前記ゲームプログラムによって制御され
    る制御装置を有しており、当該制御装置は前記識別情報
    の登録によってカードを記憶するカード記憶手段を有す
    るとともに、参加要求に応じて複数の該当する識別情報
    のカードをゲームに参加させるゲーム参加手段を有する
    ことを特徴とする、請求項1記載のサーバ装置。
  3. 【請求項3】 前記カードゲームは、複数のカードの配
    置によって構成されるデッキ同士を自動対戦させるもの
    であることを特徴とする請求項1または2記載のサーバ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記カードゲームはマップを有してお
    り、カードの配置によって構成されるデッキ同士を前記
    マップに設けられたルート上を移動させ、対戦相手のデ
    ッキと遭遇したときに、自動対戦させるものであること
    を特徴とする請求項3記載のサーバ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れか一つの請求項に
    記載されたサーバ装置によって実行される前記カードゲ
    ームに参加をするために必要な市販されるカードであっ
    て、当該カードには、前記カードゲームに参加をするた
    めに登録が必要な識別情報が記録されていること。
  6. 【請求項6】 下記の要件を備えたことを特徴とするゲ
    ームシステム (イ)インターネット等のネットワークに接続されたサ
    ーバ装置と、当該サーバ装置に接続可能な複数の端末装
    置とから構成されていること。 (ロ)前記サーバ装置には、カードゲームを実行するた
    めのゲームプログラムと、前記カードゲームに用いられ
    る複数のカードに関する情報が記憶されていること。 (ハ)前記サーバ装置には、さらに前記端末装置を介し
    て前記カードゲームに参加する遊技者を識別するための
    ID情報が記憶されるようになっていること。 (ニ)前記各カードに関する情報は、市場において市販
    されている固有の識別情報を有した各カードと対応して
    いること。 (ホ)前記ゲームプログラムは、前記遊技者固有のID
    情報毎に前記カードの識別情報を登録し、当該カードの
    識別情報を登録することによって、前記記憶されている
    カードに関する情報を用いて、同様に登録されている他
    の遊技者とカードゲームを行うようになっていること。
  7. 【請求項7】 前記ゲームプログラムによって制御され
    る制御装置を有しており、当該制御装置は前記識別情報
    の登録によってカードを記憶するカード記憶手段を有す
    るとともに、参加要求に応じて複数の該当する識別情報
    のカードをゲームに参加させるゲーム参加手段を有する
    ことを特徴とする、請求項6記載のゲームシステム。
  8. 【請求項8】 前記カードゲームは、複数のカードの配
    置によって構成されるデッキ同士を自動対戦させるもの
    であることを特徴とする請求項6または7記載のゲーム
    システム。
  9. 【請求項9】 前記カードゲームはマップを有してお
    り、カードの配置によって構成されるデッキ同士を前記
    マップに設けられたルート上を移動させ、対戦相手のデ
    ッキと遭遇したときに、自動対戦させるものであること
    を特徴とする請求項8記載のゲームシステム。
  10. 【請求項10】 請求項6乃至9の何れか一つの請求項
    に記載されたゲームシステムによって実行される前記カ
    ードゲームに参加をするために必要な市販されるカード
    であって、当該カードには、前記カードゲームに参加を
    するために登録が必要な識別情報が記録されているこ
    と。
  11. 【請求項11】 下記の要件を備えたことを特徴とする
    サーバ装置 (イ)インターネット等のネットワークに接続されたサ
    ーバ装置であって、複数の端末装置から接続可能となっ
    ていること。 (ロ)前記サーバ装置には、カードゲームを実行するた
    めのゲームプログラムと、前記カードゲームに用いられ
    る複数のカードに関する情報と、複数のカードについて
    共通に設定されたシリアル情報が記憶されていること。 (ハ)前記サーバ装置には、さらに前記端末装置を介し
    て前記カードゲームに参加する遊技者を識別するための
    ID情報が記憶されるようになっていること。 (ニ)前記各カードに関する情報は、市場において市販
    されている各カードの固有の識別情報と対応しているこ
    と。 (ホ)前記シリアル情報は、複数のカード固有の識別情
    報と対応して設定されたものであること。 (ヘ)前記ゲームプログラムは、前記遊技者固有のID
    情報毎に前記シリアル情報を登録することによって、当
    該シリアルカードに対応して記憶されている複数のカー
    ドに関する情報を用いて、同様に登録されている他の遊
    技者とカードゲームを行うことが可能となっているこ
    と。
  12. 【請求項12】 前記ゲームプログラムによって制御さ
    れる制御装置を有しており、当該制御装置は前記識別情
    報の登録によってカードを記憶するカード記憶手段を有
    するとともに、参加要求に応じて複数の該当する識別情
    報のカードをゲームに参加させるゲーム参加手段を有す
    ることを特徴とする、請求項11記載のサーバ装置。
  13. 【請求項13】 前記カードゲームは、複数のカードの
    配置によって構成されるデッキ同士を自動対戦させるも
    のであることを特徴とする請求項11または12記載の
    サーバ装置。
  14. 【請求項14】 前記カードゲームはマップを有してお
    り、カードの配置によって構成されるデッキ同士を前記
    マップに設けられたルート上を移動させ、対戦相手のデ
    ッキと遭遇したときに、自動対戦させるものであること
    を特徴とする請求項13記載のサーバ装置。
  15. 【請求項15】 請求項11乃至14の何れか一つの請
    求項に記載されたサーバ装置によって実行される前記カ
    ードゲームに参加をするために必要な市販されるカード
    であって、当該カードには、前記カードゲームに参加を
    するために登録が必要な識別情報が記録されているこ
    と。
  16. 【請求項16】 下記の要件を備えたことを特徴とする
    ゲームシステム (イ)インターネット等のネットワークに接続されたサ
    ーバ装置と、当該サーバ装置に接続可能な複数の端末装
    置とから構成されていること。 (ロ)前記サーバ装置には、カードゲームを実行するた
    めのゲームプログラムと、前記カードゲームに用いられ
    る複数のカードに関する情報と、複数のカードについて
    共通に設定されたシリアル情報が記憶されていること。 (ハ)前記サーバ装置には、さらに前記端末装置を介し
    て前記カードゲームに参加する遊技者を識別するための
    ID情報が記憶されるようになっていること。 (ニ)前記各カードに関する情報は、市場において市販
    されている固有の識別情報を有した各カードと対応して
    いること。 (ホ)前記シリアル情報は、複数のカード固有の識別情
    報と対応して設定されたものであること。 (ヘ)前記ゲームプログラムは、前記遊技者固有のID
    情報毎に前記シリアル情報を登録することによって、当
    該シリアルカードに対応して記憶されている複数のカー
    ドに関する情報を用いて、同様に登録されている他の遊
    技者とカードゲームを行うことが可能となっているこ
    と。
  17. 【請求項17】 前記ゲームプログラムによって制御さ
    れる制御装置を有しており、当該制御装置は前記識別情
    報の登録によってカードを記憶するカード記憶手段を有
    するとともに、参加要求に応じて複数の該当する識別情
    報のカードをゲームに参加させるゲーム参加手段を有す
    ることを特徴とする、請求項16記載のゲームシステ
    ム。
  18. 【請求項18】 前記カードゲームは、複数のカードの
    配置によって構成されるデッキ同士を自動対戦させるも
    のであることを特徴とする請求項16または17記載の
    ゲームシステム。
  19. 【請求項19】 前記カードゲームはマップを有してお
    り、カードの配置によって構成されるデッキ同士を前記
    マップに設けられたルート上を移動させ、対戦相手のデ
    ッキと遭遇したときに、自動対戦させるものであること
    を特徴とする請求項18記載のゲームシステム。
  20. 【請求項20】 請求項16乃至19の何れか一つの請
    求項に記載されたゲームシステムによって実行される前
    記カードゲームに参加をするために必要な市販されるカ
    ードであって、当該カードには、前記カードゲームに参
    加をするために登録が必要な識別情報が記録されている
    こと。
  21. 【請求項21】 下記の要件を備えたことを特徴とする
    サーバ装置 (イ)インターネット等のネットワークに接続されたサ
    ーバ装置であって、複数の端末装置から接続可能となっ
    ていること。 (ロ)前記サーバ装置には、カードゲームを実行するた
    めのゲームプログラムと、前記カードゲームに用いられ
    る複数のカードに関する情報と、複数のカードについて
    共通に設定されたシリアル情報が記憶されていること。 (ハ)前記サーバ装置には、さらに前記端末装置を介し
    て前記カードゲームに参加する遊技者を識別するための
    ID情報が記憶されるようになっていること。 (ニ)前記各カードに関する情報は、市場において市販
    されている各カードの固有の識別情報と対応しているこ
    と。 (ホ)前記シリアル情報は、複数のカード固有の識別情
    報と対応して設定されたものであること。 (ヘ)前記ゲームプログラムは、前記遊技者固有のID
    情報毎に前記カードの識別情報を登録し、当該カードの
    識別情報を登録することによって、前記記憶されている
    カードに関する情報を用いて、同様に登録されている他
    の遊技者とカードゲームを行うことが可能となっている
    とともに、前記シリアル情報に基づいて複数カード分の
    複数の識別情報を登録することによって、当該シリアル
    情報に対応して記憶されている複数のカードに関する情
    報を用いて、登録されている他の遊技者とカードゲーム
    を行うことが可能となっていること。
  22. 【請求項22】 下記の要件を備えたことを特徴とする
    ゲームシステム (イ)インターネット等のネットワークに接続されたサ
    ーバ装置と、当該サーバー装置に接続可能な複数の端末
    装置とから構成されていること。 (ロ)前記サーバ装置には、カードゲームを実行するた
    めのゲームプログラムと、前記カードゲームに用いられ
    る複数のカードに関する情報と、複数のカードについて
    共通に設定されたシリアル情報が記憶されていること。 (ハ)前記サーバ装置には、さらに前記端末装置を介し
    て前記カードゲームに参加する遊技者を識別するための
    ID情報が記憶されるようになっていること。 (ニ)前記各カードに関する情報は、市場において市販
    されている各カードの固有の識別情報と対応しているこ
    と。 (ホ)前記シリアル情報は、複数のカード固有の識別情
    報と対応して設定されたものであること。 (ヘ)前記ゲームプログラムは、前記遊技者固有のID
    情報毎に前記カードの識別情報を登録し、当該カードの
    識別情報を登録することによって、前記記憶されている
    カードに関する情報を用いて、同様に登録されている他
    の遊技者とカードゲームを行うことが可能となっている
    とともに、前記シリアル情報に基づいて複数カード分の
    複数の識別情報を登録することによって、当該シリアル
    情報に対応して記憶されている複数のカードに関する情
    報を用いて、登録されている他の遊技者とカードゲーム
    を行うことが可能となっていること。
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