JPH073227Y2 - ダクト用シャッタ装置 - Google Patents

ダクト用シャッタ装置

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JPH073227Y2
JPH073227Y2 JP106989U JP106989U JPH073227Y2 JP H073227 Y2 JPH073227 Y2 JP H073227Y2 JP 106989 U JP106989 U JP 106989U JP 106989 U JP106989 U JP 106989U JP H073227 Y2 JPH073227 Y2 JP H073227Y2
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JP
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duct
mounting frame
shutter
frame
closing
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JP106989U
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JPH0293639U (ja
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裕二 月足
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案はダクトの屋外に臨む開口部に装着されるダクト
用シャッタ装置に関する。
(従来の技術) 例えば、部屋の天井裏に配設される天井用換気扇におい
ては、部屋内の汚れた空気をダクトを介して屋外に排出
するようにしており、この場合に、ダクトの屋外に臨む
開口部にはシャッタ装置が装着されるようになってい
る。
而して、このダクト用シャッタ装置の従来例を第7図及
び第8図に示す。即ち、1は天井裏2に配設された円管
状のダクトであり、その一端部の開口部は図示しない天
井用換気扇の排気口に連結され、他端部の開口部は室壁
3を貫通して屋外4に臨むようになっている。5は矩形
状の取付枠であり、その裏面部にはダクト1の屋外4側
の開口部に挿入される挿入筒部6が形成され、表面部に
は挿入筒部6と外接する如くにして矩形状のシャッタ枠
部7が形成されている。そして、取付枠5のシャッタ枠
部7には風圧開放式の二枚のシャッタ8が枢設されてい
る。9は板ばね製の複数個の係止具であり、これらは取
付枠5における挿入筒部6の先端開口部に取付けられ
て、夫々の先端爪部がダクト1の内周面に係止され、以
て、挿入筒部6をダクト1内に保持している。この取付
枠5の挿入筒部6のダクト1に対する保持状態において
は、該取付枠5にはシャッタ枠部7の左、右両側及び下
側に位置して閉塞部10,11及び12が生じ、これらの閉塞
部10,11及び12はダクト1の開口部の対応する部分を閉
塞するようになっている。そして、取付枠5における下
側の閉塞部12には孔13が形成されている。14は天井用換
気扇の電源コード線であり、これはダクト1内に配置さ
れ且つダクト1及び挿入筒部6の下部間に配置されると
ともに取付枠5の孔13に挿通されており、先端部のプラ
グ15が室壁3に設けられた屋外コンセント16に挿込み接
続されている。尚、17は取付枠5を覆うようにして室壁
3に取付けられたウェザーカバーである。
(考案が解決しようとする課題) 従来の構成では、電源コード線14がダクト1と挿入筒部
6との下部間に挿通されているので、取付枠5には必然
的に孔13を形成するための閉塞部12の他に閉塞部10,11
も生ずるようになり、従って、それだけダクト1の開口
面積を塞ぐ率が大となって換言すれば取付枠5の挿入筒
部7の通風面積が小になって、圧力損失が大になる不具
合があった。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、取付枠による圧力損失の軽減を図り得るダクト用シ
ャッタ装置を提供するにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案のダクト用シャッタ装置は、ダクトの屋外に臨む
開口部に嵌め込み装着される挿入筒部及びこの挿入筒部
にその開口の一部を閉塞する閉塞部を存して形成された
シャッタ枠部を有する取付枠を設け、この取付枠のシャ
ッタ枠部にシャッタを取付け、前記取付枠の閉塞部にコ
ード線挿通用の孔若しくは孔形成部を設ける構成に特徴
を有する。
又、取付枠の閉塞部を傾斜状に形成すると更によい。
(作用) 本考案のダクト用シャッタ装置によれば、コード線は、
取付枠の挿入筒部に配置されるとともに、この挿入筒部
の開口部の一部を閉塞する閉塞部に予め形成された孔若
しくは孔形成部により後ほど形成された孔に挿通される
ので、挿入筒部の通風面積を従来よりも大とすることが
できるようになる。
又、閉塞部を傾斜状に形成した場合には、閉塞部による
渦流の発生を極力防止することができる。
(実施例) 以下、本考案の第1実施例につき第1図乃至第3図を参
照しながら説明する。
21は図示しない部屋の天井裏22に配設された円管状のダ
クトであり、その一端部の開口部は図示しない天井用換
気扇の排気口に連結され、他端部の開口部は室壁23を貫
通して屋外24に臨むようになっている。25は矩形状の取
付枠であり、その一方の面部たる裏面部には挿入筒部26
が形成され、他方の面部たる表面部にはシャッタ枠部27
が形成されている。この場合、取付枠25の挿入筒部26
は、外径がダクト21の内径より若干小なる円形状に形成
され、又、シャッタ枠部27は、第2図に示すように、左
辺部,上辺部及び下辺部が挿入筒部26に外接する如き矩
形状に形成されている。尚、第2図において、21aはダ
クト21の内周壁、26aは挿入筒部26の外周壁を示す。そ
して、取付枠25には、シャッタ枠部27の右辺部側に位置
して挿入筒部26の開口部の一部たる右方部を閉塞する三
日月形の閉塞部28が形成され、この閉塞部28には、周辺
部が薄肉部29aをなす矩形状の孔形成部29が形成されて
いる。従って、この孔形成部29にドライバ等の工具によ
り衝撃力を加えると、薄肉部29aが破損することにより
孔30が打抜き形成されるものである。尚、31は取付枠25
の周辺部に後方に突出して形成された鍔部である。32は
取付枠25のシャッタ枠部27に枢設された二枚のシャッタ
であり、これらはダクト21内を流通する排気風の圧力に
より開放するようになっている。33は板ばね製の複数個
の係止具であり、夫々の基端部が取付枠25における挿入
筒部26の先端開口縁部に嵌め込み装着されていて、夫々
の先端爪部が外方に突出されている。而して、取付枠25
の挿入筒部26はダクト21の屋外24側の開口部に挿入され
ており、これにより各係止具33の先端爪部がダクト21の
内周壁21aに係止して挿入筒部26を挿入状態に保持する
ようになっている。34はコード線例えば天井用換気扇の
電源コード線であり、これはダクト21内に配置され且つ
挿入筒部26内に配置されているとともに、先端部側は取
付枠25の孔30に挿通され、そして、先端部のプラグ35が
室壁23に屋外24側に位置して取付けられた屋外コンセン
ト36に差込み接続されている。37は取付枠25を覆うよう
に配置されたウェザーカバーであり、これは取付枠25と
ともに室壁23に取付けられている。尚、図示はしない
が、屋外コンセント36部分にもウェザーカバーが設けら
れていることは勿論である。
而して、図示しない天井用換気扇には電源コード線34を
介して屋外コンセント36から交流電源が供給されるもの
である。そして、この天井用換気扇が運転されると、部
屋内の汚れた空気がダクト21を流通して屋外24側に排出
されるが、その排気風の圧力によりシャッタ32が開放さ
れる。
このような本実施例によれば、次のような効果を得るこ
とができる。即ち、電源コード線34を取付枠25の挿入筒
部26内に位置させるとともに、その先端部側を挿入筒部
26の開口部の一部を閉塞するだけの閉塞部28の孔30に挿
通させるようにしたので、挿入筒部26の通風面積を従来
のそれよりも大にすることができ、圧力損失の軽減を図
ることができる。又、前述したように、電源コード線34
を挿入筒部26内に位置させるようにしたので、電源コー
ド線34が係止具33の先端爪部と接触する機会は全くな
く、したがって、電源コード線34が係止具33の先端爪部
により傷付けられるというような不具合もない。ところ
で、天井用換気扇が部屋たる浴室の換気を行なうように
配設されている場合には、ダクト21内を湿気を多分に含
んだ排気が流通することになり、その湿気が結露して結
露水がダクト21の内側下部に溜まり或いは内側下部を屋
外24に向かって流通するようになるが、前述したように
電源コード線34は挿入筒部26内に位置してダクト21の内
側下部に接することはないので、その内側下部の結露水
により絶縁被覆が侵されて劣化することもない。しか
も、取付枠25の閉塞部28には孔形成部29を形成したの
で、電源コード線34を挿通させる必要がある場合には孔
形成部29を打抜いて孔30を形成すればよく、又、電源コ
ード線34を挿通させる必要がない場合には孔形成部29の
ままとすればよく、不必要に孔が存在することはない。
第4図乃至第6図は本考案の第2の実施例であり、前記
第1の実施例と同一部分には同一符号を付して示し、以
下異なる部分について説明する。
即ち、38は取付枠25に代わる取付枠であり、これには取
付枠25と同様に挿入筒部26及び鍔部31が形成されている
とともに、屋外24側の面部たる表面部には縦長矩形状の
シャッタ枠部39が形成されており、第6図に示すよう
に、シャッタ枠部39の左辺部側及び右辺部側には挿入筒
部26の開口部の一部たる左方部及び右方部を閉塞する閉
塞部40及び41が形成されている。そして、この取付枠38
における閉塞部40及び41は、第5図に示すように、角度
α(α<90°)を有する傾斜状に形成されており、一方
の閉塞部41に電源コード線34を挿通させる孔42が形成さ
れている。尚、この孔42も孔形成部29と同様の孔形成部
を打抜いて形成されたものである。43はシャッタ枠部39
に枢設された風圧開放形の二枚のシャッタである。
この第2の実施例によれば、前記実施例同様の効果を得
ることができる上に、次のような効果を得ることができ
る。即ち、ダクト21内を流通する排気風が傾斜状の閉塞
部40及び41によりシャッタ枠部39方向に案内されること
になって、該閉塞部40,41部分で渦流が生ずることはな
く、騒音の発生を極力少なくすることができる。又、閉
塞部40,41は傾斜状をなしているので、例えば閉塞部41
に形成する孔42の大きさを第1の実施例の孔30と同等と
する場合には、その閉塞部41の幅寸法wを第1の実施例
の閉塞部28の最大寸法lよりも小とすることができ、挿
入筒部26の通風面積を充分に確保することができる。
尚、上記各実施例では閉塞部28及び41に孔形成部を形成
するようにしたが、これらに予め孔を形成するようにし
てもよい。
その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例にのみ限
定されるものではなく、例えば天井用換気扇のみならず
ダクトを用いる機器のシャッタ装置全般に適用し得る
等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形して実施し得る
ことは勿論である。
[考案の効果] 本考案は以上説明した通りであるので、次のような効果
を奏するものである。
請求項1記載のダクト用シャッタ装置によれば、取付枠
に挿入筒部の開口部の一部を閉塞する閉塞部を設けて、
この閉塞部にコード線挿通用の孔若しくは孔形成部を設
けたので、コード線は取付枠の挿入筒部内に位置するこ
とになり、従って、挿入筒部の通風面積を大にすること
ができて、圧力損失の軽減を図ることができる。
請求項2記載のダクト用シャッタ装置によれば、取付枠
の閉塞部を傾斜状に形成するようにしたので、閉塞部に
おける空気の渦流の発生を防止し得、騒音の発生を極力
少なくし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の第1の実施例を示し、第1
図は縦断側面図、第2図はウェザーカバーを取外した状
態の正面図、第3図は要部の斜視図である。 又、第4図乃至第6図は本考案の第2の実施例を示し、
第4図は縦断側面図、第5図は横断平面図、第6図はウ
ェザーカバーを取外した状態の正面図である。 そして、第7図及び第8図は従来例を示す第1図及び第
2図相当図である。 図面中、21はダクト、25は取付枠、26は挿入筒部、27は
シャッタ枠部、28は閉塞部、29は孔形成部、30は孔、32
はシャッタ、34は電源コード線、36は屋外コンセント、
37はウェザーカバー、38は取付枠、39はシャッタ枠部、
40及び41は閉塞部、42は孔、43はシャッタを示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダクトの屋外に臨む開口部に嵌め込み装着
    される挿入筒部及びこの挿入筒部にその開口の一部を閉
    塞する閉塞部を存して形成されたシャッタ枠部を有する
    取付枠と、この取付枠のシャッタ枠部に取付けられたシ
    ャッタとを備え、前記取付枠の閉塞部にコード線挿通用
    の孔若しくは孔形成部を設けたことを特徴とするダクト
    用シャッタ装置。
  2. 【請求項2】取付枠の閉塞部は傾斜状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載のダクト用シャッタ装
    置。
JP106989U 1989-01-09 1989-01-09 ダクト用シャッタ装置 Expired - Lifetime JPH073227Y2 (ja)

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