JPH0732230U - 急速継手 - Google Patents

急速継手

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JPH0732230U
JPH0732230U JP6245693U JP6245693U JPH0732230U JP H0732230 U JPH0732230 U JP H0732230U JP 6245693 U JP6245693 U JP 6245693U JP 6245693 U JP6245693 U JP 6245693U JP H0732230 U JPH0732230 U JP H0732230U
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shaft
self
joint
bearing
groove
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JP6245693U
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錫 彩 陳
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錫 彩 陳
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造が容易で、着脱するのが迅速であると共
に正確に心合わせ調整可能な急速継手を提供することが
目的である。 【構成】 ベッド又は機枠に設けた固定座(19)に固
持される中空状継手台(1)と;円柱体を呈して、その
内部にほぼ円球形状の空洞部(20)を形成し、その周
壁に軸向きと直交して該空洞部(20)と外部を連通さ
せる開口部(21)を開設して、該円柱体軸回りが回動
可能であるよう上記継手台(1)内に保持される自動調
心軸受(2)と;その先端部(30)に外周面がほぼ球
面(310)をなす軸受リング(31)を取付け、該先
端部(30)を上記開口部(21)から上記空洞部(2
0)内に装入して、該軸受リング(31)が該空洞部
(20)内周面と接して或る程度の向き自在回動ができ
るようにしてなるシャフト(3)と;を組合わせて構成
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は継手に関し、特に迅速に着脱でき、正確に位置付け調整できる急速継 手に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、機械装置のシャフトと該シャフトの駆動回転機構を連結するものとし て、例えば、中間軸の両端をそれぞれ上記シャフトと上記駆動回転機構の出力軸 に連動結合するための「急速継手」があるが、該中間軸両端がともに丸棒状であ る場合、咬合方式によって固定連結させているのが少なくなく、実用上、容易に 取換えることができずに取付・取外しの手間がかかり、周辺に配置される機構が かなり複雑であるため、使用者の不満をしばしば誘う。従って、メーカーが中間 軸両端部を断面多辺形状に設計し、かつ構造特殊な継手を配して急速着脱の効果 を図るようになったが、この種の継手構造は、例えば、図10に示すように、上 記中間軸Fの先端部F1が三角形状にされた場合は、主として、軸受座A,伝動 軸B,掛接盤C,当盤D,押板E等から形成され; ベアリングA2 ,A2 を介して該軸受座Aにより軸受させた上記シャフト又は 駆動回転機構と連結するための伝動軸Bは、シャフト又は駆動回転機構の出力軸 と連結するためのキー溝B9 を有する側の端部をスナップリングA3 でリング溝 B8 に係合させることにより制限させ、他端には一体にブロック状の継手座B0 を形成している。継手座B0 は、軸Bの先端面が一部露出かつRのついた曲面部 B1 に臨むように略偏心して軸Bと一体連接し、そして自由端側端面部において 、その上部の一部が切欠かれた横向き円筒状空洞でなる受座B1 が設けられてい る。この継手座B0 は、円板形掛接盤Cの中心部の受口C1 に片側よりすっぽり 嵌まるよう遊装され、下端部を枢止ピンC3 によりピン孔B3 とC2 を通して、 これを中心に上記曲面部B1 側へ向けて回動復帰可能に枢止されている。勿論、 受口C1 の孔寸法は継手座B0 の回動に差支えない程度の余裕をもたせてある。 この受口C1 を他方側へ向けて開口させた掛接盤Cの該開口側表面部には円板を 大小2個の扇形に分割し、中間軸Fの先端F1とフィットする形状の中央開口部 D1 を受口C1 へ臨ませるようにしてなる当板Dと押板Eが、ねじによりそれぞ れ継手座B0 と掛継盤Cとに着脱可能に装着するように設けられてなる。なお、 継手座B0 は掛継盤Cに対し通常の作業中は回動することのないよう掛継盤Cに 設けたばねC6 により常に突出する方向へ付勢された鋼球C7 により継手座B0 の凹部B2 に掛る位置決め手段をそなえている。そして、上記掛継盤Cの回動角 度は、その回動により押板Eが掛継盤Cと一体移動して当板Dの上方が空き、十 分中間軸Fの先端F1を三角形開口部D1 へ上から下げて嵌着させる程度にして いる。 然しながら、この種急速継手には、なおも下記のような欠点がある; 1.シャフトにおける三角形などの多角形端部の対称加工を正確に一致させる ことが容易でなく、特に、軸の長さが長ければ長いほどその多角形先端の加工が 難しくなる。因みに、両多角形端部の互いに対応する面と面が同一平面上または 平行一致に保たれてから正確に継手の中に嵌合されるのであり、若しもずれ或い は捻じれでもあるとスムーズに嵌合できない。特に重要なことは、例え無理して 継手に嵌合できても、両継手の間で左右変位の揺動が生じ、運転時にがたつくな ど、正確な位置に取付けることができないことがあって、とりわけ高速駆動回転 の場合に好ましくなく不都合が存在することになる。
【0003】 2.部材の加工が容易でない、特に受座を一体に成形された伝動軸の構造が複 雑になり、製作が難しいと共に高精度に仕上げるのが容易ではない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記従来の急速継手における問題点に鑑み、製造が容易で、着脱す るのが迅速であると共に正確に心合わせ調整可能な急速継手を提供することを目 的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、ベッドまたは機枠に設けた固定座に固 持される中空状継手台と;円柱体を呈して、その内部にほぼ円球形状の空洞部を 形成し、その周壁に軸向きと直交して該空洞部と外部を連通させる開口部を開設 して、該円柱体軸回りが回動可能であるよう上記継手台内に保持される自動調心 軸受と;その先端部に外周面がほぼ球面をなす軸受リングを取付け、該先端部を 上記開口部から上記空洞部内に装入して、該軸受リングが該空洞部内周面と接し て或る程度の向き自在回動ができるようにしてなるシャフトと; を組合わせて構成される。
【0006】 そして、上記継手台を長方形体で形成して、その内部に長手方向両端部へ貫通 する枢軸孔を設け、その上端面から正面にわたり装入口及び該装入口の両側枠面 を形成して、該両側枠面にそれぞれ係止手段を装設し、並びに上記自動調心軸受 周壁に上記係止手段と係合する係着窪みを設けて、該自動調心軸受が所定角度回 動すれば該係着窪みと該係止手段が嵌合係止するようにしたり;上記シャフト一 端に、伝動軸、軸継手スリーブ及び軸支承座からなる軸継手を取付けて、該伝動 軸の該軸継手スリーブに嵌挿する一端に軸向きの割り溝と周回り沿いの第1の溝 リングを設けて、該割り溝に近接した該伝動軸周面にその軸心線と直交するねじ 孔を穿設し、並びに該シャフト端面に該割り溝と雄雌嵌合可能なほぞ凸起を形成 して、該ほぞ凸起に近接した該シャフト周回りに第2の溝リングを設け、かつ該 軸継手スリーブの該ほぞ凸起と対応する一端に該ほぞ凸起を挿入するための欠口 を設けて、該欠口の深さと同じ幅範囲の内周面に複数の係止手段を取付けると共 に、該欠口と対応する該軸継手スリーブ周囲に回動制御溝を開設し、さらに該回 動制御溝に案内ピンを挿入して上記ねじ孔を螺締して、該回動制御溝の案内によ り該係止手段を上記第2の溝リング内に嵌入し、最後に該伝動軸他端を該軸支承 座に軸挿して、該軸支承座から伸出した該伝動軸端部に伝動機構を連結したり; 上記継手台の長手方向両端面にそれぞれ固定カバーを螺着して、そのうちの一方 固定カバーに通孔を開設し、かつ該通孔に上記自動調心軸受一方端面に螺着する 回転ハンドルを内嵌して、該回転ハンドルにより該自動調心軸受を回動するよう にしたり;上記係止手段を鋼球とばね及びビスにより形成して、上記継手台の装 入口両側枠面に穿設された係止孔に順に内装し、かつ該係止孔上段に該ビスを螺 締して、その最底部に位置付けられた該鋼球を該係止孔底部より部分凸伸させて 、該ばねの当接により該鋼球凸伸部分に適当な弾力を具えさせるようにしたり; すると一層好ましくなる。
【0007】
【作用】
上記のように構成された、本考案は、そのシャフト先端部に設けられた軸受リ ングを、継手台の外部から自動調心軸受の開口部より該自動調心軸受の空洞部内 に嵌合して、自動調心可能にした該軸受リング周面の球面部によるある程度の向 き自在可能な嵌合及び該自動調心軸受の適宜な回動操作から正確な位置付け定着 を行なえるので、シャフトと継手を極めて迅速に連結することができる。
【0008】 そして、上記シャフト一端に軸受リングを設け、他端に本考案の軸継手を設け ても、その一端の軸受リングにより同等の効果を得ることができ、更に、構成細 部にわたりその他工夫を加えると、上記自動調心軸受の回動軌道をより精確に規 制し、また、該自動調心軸受の該軸支持承座内における回動をより迅速にコント ロールすることができる。
【0009】 この考案の上記またはその他の目的、特徴及び利点は、図面を参照しての以下 の実施例の詳細な説明から一層あきらかとなろう。
【0010】
【実施例】
図1に示す如く、本考案は、主として、継手台1,自動調心軸受2,シャフト 3等によって形成され:そのうち、 該継手台1は、ほぼ長方形体を呈して、その内部に長手方向両端面へ貫通する 枢軸孔10を設けられ、かつその上端面から正面にわたり装入口11と該装入口 11両脇に両側枠面12が設けられ、並びに該両側枠面12の面取り斜面13に それぞれ係止孔14を穿設して、該両係止孔14の底部孔径を小さめに形成する と共に、該係止孔14内周壁上段に雌ねじ部を設けて、その内部に係止手段を形 成する鋼球17,ばね16,及びビス15を順に内装し、そして最底部に位置付 けられた該鋼球17を該係止孔14底部より部分凸伸させて、該係止孔14上段 に該ビス15を螺締し、このように該ばね16の当接により該鋼球17の凸伸部 分に適当な弾力を備えさせる。他にも、該継手台1は、その底面と背面にそれぞ れ円形状凹陥部18を設けられて、機台又は機台側壁に固定された固定座19と 凹凸嵌合に螺接できるようにされる。
【0011】 該自動調心軸受2は、図2,図3に示すように、上記枢軸孔10内に枢着され 、その内部に空洞部20を形成されると共に、その周面に上記装入口11と対応 する開口部21を設けられ、かつ上記係止手段に対応して該開口部21両側周面 にそれぞれ係着窪み22,22’を形成し、そのうちの何れか係着窪み22’を 溝状にして、該自動調心軸受2を正確な経路沿いに案内回動させる。すなわち、 該自動調心軸受2を該係着窪み22’沿いに回動させて、調整可能に該係止手段 と異なる角度で嵌合定着できるようにする。そして、上記継手台1の長手方向両 端面にそれぞれ固定カバー23,24を螺着して、そのうちの一方固定カバー2 3に上記枢軸孔10と対応する通孔230を開設し、かつ該通孔230にねじ2 6により該自動調心軸受2端面に螺着する回転ハンドル25を嵌合して、このよ うに両固定カバー23,24により該枢軸孔10内に滑り嵌めた該自動調心軸受 2を規制し、並びに周縁にローレット切り刻み目を備えた該回転ハンドル25を 回動することにより、該枢軸孔10内に枢着した該自動調心軸受2の係着窪み2 2,22’をそれぞれ上記係止手段と異なる角度に嵌合するようにして、該自動 調心軸受2の回動嵌合定着操作を規制する。
【0012】 該シャフト3は、その先端部30に軸受リング31と軸スリーブ32を嵌合し て両ボルト33により固定しており、該軸受リング31を上記装入口11,開口 部21から上記空洞部20内に装入し、該軸受リング31外周面に形成された球 面部310と該空洞部20により或る程度の向き自在可能に嵌合定着させて、該 球面部310が該空洞部20内に嵌入すれば直ちにしっくりとした嵌合効果を得 られるようにすると共に、取付け取外しの操作が便利であるようにする。
【0013】 上記のような組立構成から、本考案は軸受リング31を迅速に或る程度の向き 自在可能に該自動調心軸受2内に嵌合することができ、並びに該軸受リング31 の或る程度の向き自在可能な嵌合及び該自動調心軸受2の簡単な回動操作から正 確な位置に定着させることができる。即ち、図4に示す如く、本実施例は、それ ぞれ該シャフト3両端に設けられた両軸受リング31を、同時に上記継手台1と 自動調心軸受2によって組立られた空洞部20に装着するのが迅速になり、かつ 調整可能に素早く正確な位置付け定着を行なえる。
【0014】 図5に示すのは、本考案におけるもう一つの実施例であり、上記実施例と異な るところは、該シャフト3の一端に軸継手7を連結したにあり、該軸継手7は、 伝動軸4,軸継手スリーブ5,軸支承座6などによってなり、そのうち; 該シャフト3は、その軸継手7と連結する端部にほぞ凸起34を形成し、該ほ ぞ凸起34付近の周回りに第2の溝リング35を形成する。
【0015】 該伝動軸4は、その軸継手スリーブ5に嵌挿する一端に軸向きの割り溝41と 周縁沿いの第1の溝リング42を設けて、上記シャフト3端面の軸向きほぞ凸起 34を該割り溝41と雄雌嵌合できるようにして、該割り溝41に近接した該伝 動軸4にその軸心線と直交したねじ孔43を穿設し、かつ上記第2の溝リング3 5を該ほぞ凸起34から適当な距離を離れた該シャフト3周面に設ける。一方、 該軸継手スリーブ5は該ほぞ凸起34と対応する一端に該ほぞ凸起34を挿入す るための欠口50を設けられ、かつ該欠口50深さと同一幅周面の適当な位置に 複数の係止手段51を取付けるが、該係止手段51は上記実施例における係止手 段と同様に鋼球、ばね、ビス等で形成され、同様に係止孔52に装設される。更 に、図6,図7に示すように、該欠口50と対応して該軸継手スリーブ5周面に 回動制御溝53を開設し、実際上、該回動制御溝53は正回り又は逆回りの何れ に設計してもよく、伝動軸4の回転方向によって決定する。そして、該回動制御 溝53はその中に案内ピン54を挿入して該伝動軸4のねじ孔43に螺締し、該 回動制御溝53と該案内ピン54の設置により、周面をロレット切りされた該軸 継手スリーブ5の係止手段51を回動可能に該シャフト3の第2の溝リング35 内に規制すると同時に、該伝動軸4他端の伝動端部周回りにリング状係合溝44 と該伝動端部端面に軸向きのキー溝45及びキー46をそれぞれ形成して、上記 軸支承座6内に枢軸する。該軸支承座6は、図5に示すように、その軸孔60内 両端にそれぞれ軸受61を形成しており、かつ両側縁62をボルト63により機 台に螺締固定されて、該軸孔60内に上記伝動軸4の伝動端部を枢軸し、並びに 該伝動端部の該軸支承座6から伸出した端部を上記リング状係合溝44にC型係 止環47を係着することにより定着させて、キー46によりその軸端に伝動機構 を連結して伝動するようにすれば、軸継手7全体の組立連結を完了する。
【0016】 そして、シャフト3他端に設けられた軸受リング31を或る程度の向き自在可 能に迅速に該自動調心軸受2内に嵌合し、並びに該軸受リング31の球面部31 0の或る程度の向き自在可能な変位と該自動調心軸受2の簡単な回動操作から、 上記実施例と同様に迅速に正確に位置付け定着をさせることができ、該伝動軸4 を高速回転伝動にも適用できる態様に構成する。
【0017】 また、図8に示す如く、本実施例は、そのシャフト3両端をそれぞれ該軸継手 7の割り溝41と該自動調心軸受2内に嵌合固定する際、該シャフト3が該軸継 手7と該自動調心軸受との間で左右変位の間隙を生じるのを避けるため、該軸受 リング31を該空洞部20内に装入嵌合させる前に、まずボルト33を緩み、該 シャフト3端部が正確に嵌合定着してから、該ボルト33を螺締して該軸受リン グ31を該シャフト3に固定すれば、調整の目的を達成することができる。
【0018】 図9に示すのは、本考案における更にもう一つの実施例であり、該シャフト3 両端にそれぞれ軸継手7を設けて伝動するようにしてもよく、加工製造が容易で 迅速にシャフト3を着脱させる効果を得る。
【0019】
【考案の効果】
上記のように構成された本考案は、そのシャフト端部に設けた軸受リングを該 自動調心軸受内に設けられた空洞部に或る程度の向き自在可能に嵌合すると、容 易に該球面部と空洞部を的確にしっくりと合致させて定着することができ、並び に該軸受リングを軸沿いに変位調整できると共に、着脱する際に該シャフト他端 も或る程度の向き変位自在に回動できるので、着脱させるのが迅速になり、かつ 該シャフトが高速伝動されている時に該両自動調心軸受間で左右揺動する恐れも なく、構造が簡単になって加工製造が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の立体分解図である。
【図2】上記実施例の自動調心軸受におけるII−II線の
断面斜視図である。
【図3】上記実施例の自動調心軸受におけるIII −III
線の断面斜視図である。
【図4】上記実施例の組立完了断面図である。
【図5】本考案におけるもう一つの実施例の立体分解図
である。
【図6】該実施例における軸継手スリーブの所定位置に
装着する前の断面図である。
【図7】該実施例における軸継手スリーブの所定位置に
装着した断面図である。
【図8】該実施例の組立完了断面側図である。
【図9】本考案における更にもう一つの実施例の組立上
視図である。
【図10】従来例の急速継手の立体分解図である。
【図11】該従来例の急速継手の組立完了断面表示図で
ある。
【図12】該従来例の急速継手のシャフトとの連結状態
表示図である。
【符号の説明】
1 継手台 2 自動調心軸受 3 シャフト 4 伝動軸 5 軸継手スリーブ 6 軸支承座 7 軸継手 10 枢軸孔 11 装入口 12 側枠面 14 係止孔 15 ビス 16 ばね 17 鋼球 19 固定座 20 空洞部 21 開口部 22,22’ 係着窪み 23,24 固定カバー 25 回転ハンドル 31 軸受リング 34 ほぞ凸起 35 第2の溝リング 41 割り溝 42 第1の溝リング 43 ねじ孔 50 欠口 51 係止手段 53 回動制御溝 54 案内ピン 230 通孔

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドまたは機枠に設けた固定座(1
    9)に固持される中空状継手台(1)と;円柱体をなし
    て、その内部にほぼ円球形状の空洞部(20)を形成
    し、その周壁に軸向きと直交して該空洞部(20)と外
    部を連通させる開口部(21)を開設して、該円柱体軸
    回りが回動可能であるよう上記継手台(1)内に保持さ
    れる自動調心軸受(2)と;その先端部(30)に外周
    面がほぼ球面(310)をなす軸受リング(31)を取
    付け、該先端部(30)を上記開口部(21)から上記
    空洞部(20)内に装入して、該軸受リング(31)が
    該空洞部(20)内周面と接して或る程度の向き自在回
    動ができるようにしてなるシャフト(3)と;を組合わ
    せてなる急速継手。
  2. 【請求項2】 上記継手台(1)を長方形体で形成し
    て、その内部に長手方向両端面へ貫通する枢軸孔(1
    0)を設け、その上端面から正面にわたり装入口(1
    1)及び該装入口(11)の両側枠面(12)を形成し
    て、該両側枠面(12)にそれぞれ係止手段を装設し、
    並びに上記自動調心軸受(2)周壁に上記係止手段と係
    合する係着窪み(22,22’)を設けて、該自動調心
    軸受(2)が所定角度回動すれば該係着窪み(22,2
    2’)と該係止手段が嵌合係止するようにしてなる請求
    項1記載の急速継手。
  3. 【請求項3】 上記シャフト(3)一端に、伝動軸
    (4),軸継手スリーブ(5)及び軸支承座(6)から
    なる軸継手(7)を取付けて、 該伝動軸(4)の該軸継手スリーブ(5)に嵌挿する一
    端に軸向きの割り溝(41)と周回り沿いの第1の溝リ
    ング(42)を設けて、該割り溝(41)に近接した該
    伝動軸(4)周面にその軸心線と直交するねじ孔(4
    3)を穿設し、並びに該シャフト(3)端面に該割り溝
    (41)と雄雌嵌合可能なほぞ凸起(34)を形成し
    て、該ほぞ凸起(34)に近接した該シャフト(3)周
    回りに第2の溝リング(35)を設け、且つ該軸継手ス
    リーブ(5)の該ほぞ凸起(34)と対応する一端に該
    ほぞ凸起(34)を挿入するための欠口(50)を設け
    て、該欠口(50)の深さと同じ幅範囲の内周面に複数
    の係止手段(51)を取付けると共に、該欠口(50)
    と対応する該軸継手スリーブ(5)周面に回動制御溝
    (53)を開設し、さらに該回動制御溝(53)に案内
    ピン(54)を挿入して上記ねじ孔(43)を螺締し
    て、該回動制御溝(53)の案内により該係止手段(5
    1)を上記第2の溝リング(35)内に嵌入し、最後に
    該伝動軸(4)他端を該軸支承座(6)に軸挿して、該
    軸支承座(6)から伸出した該伝動軸(4)端部に伝動
    機構を連結してなる請求項1又は2記載の急速継手。
  4. 【請求項4】 上記継手台(1)の長手方向両端面にそ
    れぞれ固定カバー(23,24)を螺着して、そのうち
    の一方固定カバー(23)に通孔(230)を開設し、
    且つ該通孔(230)に上記自動調心軸受(2)一方端
    面に螺着する回転ハンドル(25)を内嵌して、該回転
    ハンドル(25)により該自動調心軸受(2)を回動す
    るようにしてなる請求項2記載の急速継手。
  5. 【請求項5】 上記係止手段を鋼球(17)とばね(1
    6)及びビス(15)により形成して、上記継手台
    (1)の装入口両側枠面(12)に穿設された係止孔
    (14)に順に内装し、かつ該係止孔(14)上段に該
    ビス(15)を螺締して、その最底部に位置付けられた
    該鋼球(17)を該係止孔(14)底部より部分凸伸さ
    せて、該ばね(16)の当接により該鋼球(17)凸伸
    部分に適当な弾力を具えさせるようにしてなる請求項2
    又は3記載の急速継手。
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