JPH073220U - ケーブル送り出し装置 - Google Patents

ケーブル送り出し装置

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Publication number
JPH073220U
JPH073220U JP3142593U JP3142593U JPH073220U JP H073220 U JPH073220 U JP H073220U JP 3142593 U JP3142593 U JP 3142593U JP 3142593 U JP3142593 U JP 3142593U JP H073220 U JPH073220 U JP H073220U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lot
claw
pawl
rotating
feeding device
Prior art date
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Pending
Application number
JP3142593U
Other languages
English (en)
Inventor
博之 長谷川
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 昭和電線電纜株式会社 filed Critical 昭和電線電纜株式会社
Priority to JP3142593U priority Critical patent/JPH073220U/ja
Publication of JPH073220U publication Critical patent/JPH073220U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロット25を筒体26から引き出す際に突起
27と爪28との係止状態を容易に解除しうるケーブル
送り出し装置を提供する。 【構成】 駆動輪11と従動輪12との間に無端ベルト
13を張架した回転体14と、この回転体の上部に対向
配置され、一対の回転輪間に無端ベルトを張架したタイ
トナ15と、長さ方向に多数の突起27を有するロット
25及びこのロットを挿脱自在に挿入し、突起27を係
止する爪28を出没可能に設けた筒体26とからなり、
かつタイトナ15を揺動可能に回転体に連結する連結桿
16とを備えたケーブル送り出し装置において、連結桿
16の爪28に爪シャフト40を結合し、筒体26に爪
シャフト40を嵌入させる受座42を設け、爪シャフト
40の外端に、受座42の外面に対し押圧摺動しながら
偏心回転して爪シャフト40を進退可動させるカムレバ
ー43を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ケーブル布設作業時に使用されるケーブル送り出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本願出願人は先に、無端ベルトを張架した回転体と、この回転体の上部に対向 配置され、一対の回転輪間に無端ベルトを張架したタイトナと、このタイトナを 揺動可能に前記回転体に連結する連結桿とを備えたケーブル送り出し装置につき 考案し実用新案登録出願をした(実公平3−4094号公報参照)。
【0003】 このケーブル送り出し装置では連結桿をロットとこのロットを挿脱自在に挿入 しうる筒体とから伸縮自在に構成している。またタイトナの位置調整を、連結桿 のロットに設けられた長さ方向の多数の突起と、連結桿の筒体に設けられて前記 突起を係止する爪との係止により行っている。
【0004】 すなわち、図6、図7に示したように連結桿の筒体1に設けられた爪2は、ロ ット3に設けられた突起4に対して出没自在であり、爪2と突起4の係止により 筒体1からのロット3の離脱を防止するものである。
【0005】 ロット3を筒体1から図中、上方向に引き出す場合は爪2の反対側に設けられ たピン5を持って図中、左方向に爪2を引っ張ることにより突起4と爪2との係 止状態を解除する。なお図中符号6はコイルばねであり、爪2を常時ロット3に 押圧するように付勢されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記ケーブル送り出し装置はケーブルを送り出す際は筒体1及びロット3がケ ーブル進行方向に若干傾倒してケーブルをより強く押さえることができる。
【0007】 このため延線後にケーブルを送り出し装置から取り外す際に爪2が突起4に強 く圧着しており、人力では簡単に爪2を突起4より引き出すことができないこと があった。このような場合にはペンチ等の道具を使って無理な力を加え引っ張る ことが多く爪等の部品を損傷させてしまうという難点があった。
【0008】 本考案は、上記難点を解消すべくなされたもので、ロットを筒体から引き出す 際に突起と爪との係止状態を容易に解除しうるケーブル送り出し装置を提供する ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案のケーブル送り出し装置は、駆動輪と従動輪との間に無端ベルトを張架 した回転体と、この回転体の上部に対向配置され、一対の回転輪間に無端ベルト を張架したタイトナと、長さ方向に多数の突起を有するロット及びこのロットを 挿脱自在に挿入し、前記多数の突起を係止する爪を出没可能に設けた筒体とから なり、かつ前記タイトナを揺動可能に前記回転体に連結する連結桿とを備えたケ ーブル送り出し装置において、前記連結桿の爪に爪シャフトを結合し、前記筒体 に前記爪シャフトを嵌入させる受座を設け、前記爪シャフトの外端に、前記受座 の外側面に対し押圧摺動しながら偏心回転して前記爪シャフトを進退可動させる カムレバーを設けたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】
カムレバーを回動することにより爪シャフトを進退可動させロットの突起に対 する爪の係止または解除を行う。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。 図1ないし図5は本考案の一実施例を示している。図1、図2において本考案 のケーブル送り出し装置は、駆動輪11と従動輪12との間にキャタピラ状の無 端ベルト13を張架した回転体14と、回転体14の上部に対向配置されたタイ トナ15と、タイトナ15を揺動可能に回転体14に連結する連結桿16とを備 えている。
【0012】 回転体の駆動輪11は駆動モータ17から減速機構18を介して駆動される。 タイトナ15は一対の回転輪20、21間にキャタピラ状の無端ベルト22が張 架されたものである。
【0013】 回転体14とタイトナ15とは、それらのほぼ中央部両側において一対の連結 桿16により連結され、回転体14側に設けた支点24を中心としてタイトナ1 5が図1中、左右方向に揺動できるように組立てられている。
【0014】 一対の連結桿16は、ロット25とこのロット25を挿脱自在に挿入しうる筒 体26とから上下方向に伸縮可能に構成されている。ロット25の中間部に、長 さ方向に多数の歯形の突起27が設けられ、一方、筒体26の上部に突起27を 係止する爪28(図3、図4参照)が設けられている。 爪28は突起27に対して出没可能に装着され、ロット25を筒体26に自由 に挿入しうるが、筒体26からのロット25の離脱を阻止するように、突起27 に係止するものである。しかしてロット25を筒体26から上方向に抜き出した い場合は爪28を没入させて突起27から外すことができるようにされている。 タイトナ15は、その両側に支持腕30を備え、両支持腕30をそれぞれロッ ト25に遊嵌することにより支持されている。一対の連結桿16の各ロット25 の上部は加圧レバー31により連結されている。加圧レバー31の一端にはロッ ト25上部に設けられたカム32を結合してある。加圧レバー31をカム32の 軸心33を中心として回転したとき、ロット25に嵌合されたワッシャ35を押 下げるように機能する。ワッシャ35と支持腕30との間にコイルスプリング3 6が嵌入され、加圧レバー31を回転することによりカム32の作用でワッシャ 35、コイルスプリング36を介して支持腕30すなわちタイトナ15を押圧で きるようにされている。なお図中37はガイドローラを示している。
【0015】 ここまでは前述した既出願のケーブル送り出し装置とほぼ同一であるが、本考 案では図3ないし図5に示すように改良を施している。 すなわち、これらの図において連結桿16の爪28に爪シャフト40が結合さ れ、筒体26には爪シャフト40をコイルばね41を介して嵌入させる受座42 が設けられている。
【0016】 コイルばね41は爪28を常時ロット25の突起27に押し付けるように付勢 されている。爪シャフト40の外端にカムレバー43がピン44を介して回転自 在に設けられている。カムレバー43はピン44を中心として偏心回転するが、 カム面45が受座42の外面に対し押圧摺動して爪シャフト40を進退可動させ る。図3は爪シャフト40が受座42内に没入しカムレバー43が上方を向いた 状態を示している。図4、図5は爪シャフト40が受座42から突出し爪28が 突起27に係止しカムレバー43が下方を向いた状態を示している。
【0017】 本考案のケーブル送り出し装置は上記のように構成され、ケーブル46を送り 出す場合は先ず図3の状態として爪28を突起27から外してロット25を筒体 26から抜き取りタイトナ15を回転体14から分離する。この状態でケーブル 46を回転体14上に載せる。この後、ロット25を筒体26に挿入してタイト ナ15をケーブル46上に置き、カムレバー43を図4、図5のように回動して 爪シャフト40を進出可動させ爪28をロットの突起27に係止する。そして加 圧レバー31を回転させてケーブル46に対しタイトナ15を押圧するようにす る。これで準備が終了し駆動モータ17を駆動すればケーブル46は所定の速度 で送り出される。
【0018】
【考案の効果】
以上、本考案のケーブル送り出し装置によれば、カムレバーを回動するだけで 爪シャフトを進退可動させロットの突起に対する爪の係止または解除をきわめて 容易に行うことができる。したがってケーブル延線後にケーブルを装置より取り 外す際に突起と爪とが強く圧着していても爪等を損傷させることない。 また本考案によれば、カムレバーが下向きあるいは上向きを見分けることによ りロットの突起と爪との係止または解除を簡単に判別することができ、作業の効 率化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るケーブル送り出し装置の一実施例
を示す正面図。
【図2】同側面図。
【図3】同実施例を構成する連結桿を示す断面図。
【図4】同連結桿の動作状況を示す側面図。
【図5】図4の側面図。
【図6】従来のケーブル送り出し装置の連結桿を示す断
面図。
【図7】図6の側面図。
【符号の説明】
11……駆動輪、 12……従動輪、 13……
無端ベルト、14……回転体、 15……タイトナ、
16……連結桿、25……ロット、 26……筒
体、 27……突起、28……爪、 40
……爪シャフト 42……受座、43……カムレバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動輪と従動輪との間に無端ベルトを張架
    した回転体と、この回転体の上部に対向配置され、一対
    の回転輪間に無端ベルトを張架したタイトナと、長さ方
    向に多数の突起を有するロット及びこのロットを挿脱自
    在に挿入し、前記多数の突起を係止する爪を出没可能に
    設けた筒体とからなり、かつ前記タイトナを揺動可能に
    前記回転体に連結する連結桿とを備えたケーブル送り出
    し装置において、前記連結桿の爪に爪シャフトを結合
    し、前記筒体に前記爪シャフトを嵌入させる受座を設
    け、前記爪シャフトの外端に、前記受座の外側面に対し
    押圧摺動しながら偏心回転して前記爪シャフトを進退可
    動させるカムレバーを設けたことを特徴とするケーブル
    送り出し装置。
JP3142593U 1993-06-11 1993-06-11 ケーブル送り出し装置 Pending JPH073220U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3142593U JPH073220U (ja) 1993-06-11 1993-06-11 ケーブル送り出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3142593U JPH073220U (ja) 1993-06-11 1993-06-11 ケーブル送り出し装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH073220U true JPH073220U (ja) 1995-01-17

Family

ID=12330895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3142593U Pending JPH073220U (ja) 1993-06-11 1993-06-11 ケーブル送り出し装置

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JP (1) JPH073220U (ja)

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