JPH07321987A - 白紙判定付き画像処理装置 - Google Patents

白紙判定付き画像処理装置

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JPH07321987A
JPH07321987A JP6116669A JP11666994A JPH07321987A JP H07321987 A JPH07321987 A JP H07321987A JP 6116669 A JP6116669 A JP 6116669A JP 11666994 A JP11666994 A JP 11666994A JP H07321987 A JPH07321987 A JP H07321987A
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JP6116669A
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Inventor
Juichi Mochida
重一 持田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】原稿に画像が描かれていない場合に、印字出力
を停止させることができる白紙判定付き画像処理装置を
提供する。 【構成】原稿の画像を読み取り、画像データを出力する
光電変換装置22と、前記画像データに基づいて記録用
紙に印字出力する記録変換装置28とを有する。また、
前記画像データに黒データがあるかどうかを判断する黒
データ有無判断手段56と、原稿の面の全体を走査して
も画像データに黒データが全くない場合に印字出力を停
止させる手段とを有する。したがって、原稿に画像が描
かれていない場合、光電変換装置22から出力された画
像データに黒データはないので、印字出力が停止させら
れる。その結果、記録用紙の消費量が増加したり、通信
費用が高くなったりするのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、白紙判定付き画像処理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ等の画像処理装置に
おいては、原稿の画像を読み取って画像データに変換
し、該画像データに基づいて記録、印刷等を行うように
なっている。図2は従来のファクシミリのブロック図で
ある。
【0003】図において、10はファクシミリの全体を
制御するCPU、11は必要な情報を表示するためのデ
ィスプレイである。該ディスプレイ11は画像データの
送信処理が終了した時の伝送結果を「OK」(正常)又
は「NG」(異常)で表示するためにも使用される。ま
た、12は送信先の他のファクシミリのファクシミリ番
号を入力したり、必要な情報を入力したりするための操
作キー、13は原稿の文字、図形等を読み取ることによ
って画像データを発生させ、該画像データを符号化し変
調して変調符号にし、該変調符号を伝送信号に乗せて他
のファクシミリに送信する送信機構、14は他のファク
シミリから伝送信号に乗せて送信された変調符号を受信
し、復調し符号化して出力データにし、該出力データに
ついて記録用紙に印字出力する受信機構である。また、
15は送受信に伴い画像データ、復調符号等を一時的に
格納するメインメモリ、16は主に前記出力データを記
録媒体に格納するための補助記録装置である。
【0004】次に、送信側のファクシミリと受信側のフ
ァクシミリとのシステムについて説明する。図3は従来
の送信側のファクシミリと受信側のファクシミリとのシ
ステムを示す図である。図に示すように、送信機構13
は、走査装置21、光電変換装置22、同期装置23及
び変調符号装置24を有する。また、受信機構14は、
復調符号装置26、走査装置27、記録変換装置28及
び同期装置29を有する。
【0005】前記送信機構13において、走査装置21
によって原稿31が走査され、光電変換装置22によっ
て文字、図形等の画像が読み取られる。そして、光電変
換装置22は、同期装置23に同期させて画像データを
出力する。該画像データは、変調符号装置24によって
符号化され変調されて変調符号になり、該変調符号は伝
送装置33によって伝送信号に乗せられ、受信側の他の
ファクシミリに送信される。
【0006】一方、他のファクシミリから伝送信号に乗
せて送信された変調符号は、伝送装置33によって受信
され、復調符号装置26によって復調され符号化されて
出力データになる。そして、記録変換装置28は、前記
出力データについて同期装置29に同期させて記録用紙
35に印字出力する。なお、この場合、記録用紙35が
走査装置27によって走査される。
【0007】図4は従来のファクシミリにおける原稿及
び記録用紙の搬送状態の説明図である。図に示すよう
に、送信側(図のおける左側)のファクシミリにおいて
は、原稿31は繰出ローラ36によって搬送され、光電
変換装置22によって画像が読み取られる。該光電変換
装置22から出力された画像データは、前述したように
符号化され変調されて変調符号になる。そして、該変調
符号は伝送信号に乗せられ受信側の他のファクシミリに
送信される。
【0008】一方、受信側のファクシミリにおいては、
受信した変調符号を復調し符号化して出力データにす
る。そして、記録変換装置28は前記出力データについ
て記録用紙35に印字出力する。なお、この場合、記録
用紙35は繰出ローラ38によって搬送される。この場
合、原稿31に文字、図形等が描かれていても描かれて
いなくても、送信側のファクシミリ及び受信側のファク
シミリは前述したような一連の処理を行う。
【0009】次に、前記光電変換装置22の詳細につい
て説明する。図5は従来のファクシミリの光電変換装置
の詳細図である。図において、22は光電変換装置、3
1は原稿、36は繰出ローラである。一般に、前記光電
変換装置22としては密着型イメージセンサが使用され
る。文字、図形等が描かれた原稿31は、光源としての
発光ダイオード(LED)アレイ41によって照射さ
れ、その反射光は集束性ファイバアレイ42によって光
導電素子アレイ43に集束される。
【0010】次に、記録変換装置28の詳細について説
明する。図6は従来のファクシミリにおける記録変換装
置の詳細図である。図において、28は記録変換装置、
35は記録用紙、38は繰出ローラである。前記記録変
換装置28は、各ドットごとに発光ダイオードを駆動す
るドライバ45を有する。
【0011】次に、光電変換装置22による画像の読取
り及び記録変換装置28による印字出力について説明す
る。図7は従来のファクシミリにおける画像の読取り及
び印字出力を示す図である。図に示すように、走査装置
21によって原稿31が矢印A方向に走査され、光電変
換装置22によって文字、図形等の画像が読み取られ
る。そして、光電変換装置22は、同期装置23に同期
させて画像データを出力する。該画像データは、変調符
号装置24によって符号化され変調されて変調符号にな
り、該変調符号は伝送装置33によって伝送信号に乗せ
られ、受信側のファクシミリに送信される。
【0012】一方、送信側のファクシミリから伝送信号
に乗せて送信された変調符号は、伝送装置33によって
受信され、復調符号装置26によって復調され符号化さ
れて出力データになる。そして、記録変換装置28は、
前記出力データについて同期装置29に同期させて記録
用紙35に印字出力する。なお、この場合、記録用紙3
5は走査装置27によって矢印B方向に走査される。
【0013】また、P1は前記走査装置21による読取
走査ポイント、P2は走査装置27による記録走査ポイ
ントである。このように、送信側のファクシミリと受信
側のファクシミリとは、互いに同期しながら画像を読み
取るとともに印字出力を行う。次に、送信側のファクシ
ミリにおける光電変換装置22及び変調符号装置24の
動作について説明する。
【0014】図8は従来のファクシミリにおける光電変
換装置及び変調符号装置の動作を説明する図である。図
に示すように、原稿31は領域AR1を単位として光電
変換装置22(図7)によって読み取られ、該光電変換
装置22は画像データD1を出力する。該画像データD
1は、変調符号装置24によって変調符号シンボルD2
に対応する符号データD3に変換される。
【0015】図9は従来のファクシミリにおける光電変
換装置及び変調符号装置の動作を示すフローチャートで
ある。 ステップS1 走査装置21(図3)によって領域AR
1(図8)を単位として原稿31を走査する。 ステップS2 走査が終了されたかどうかを判断する。
走査か終了されている場合は、処理を終了し、走査が終
了されていない場合はステップS3に進む。 ステップS3 光電変換装置22によって光電変換を行
い、画像データD1を出力する。 ステップS4 送信側のファクシミリと受信側のファク
シミリとが同期するのを待機する。 ステップS5 画像データD1を符号化し変調して変調
符号にするとともに、該変調符号を伝送信号に乗せて送
信先の他のファクシミリに送信する。
【0016】次に、原稿31の表裏が逆にセットされた
り、両面に文字、図形等の画像が描かれていない原稿3
1がセットされたりした場合の送信側のファクシミリと
受信側のファクシミリとの動作について説明する。図1
0は送信側のファクシミリと受信側のファクシミリとの
間の転送処理を示す図である。
【0017】図に示すように、走査装置21によって原
稿31が走査され、光電変換装置22によって文字、図
形等の画像が読み取られる。そして、光電変換装置22
は、同期装置23に同期させて画像データを出力する。
該画像データは、変調符号装置24によって符号化され
変調されて変調符号になり、該変調符号は伝送装置33
によって伝送信号に乗せられ、受信側のファクシミリに
送信される。
【0018】一方、送信側のファクシミリから伝送信号
に乗せて送信された変調符号は、伝送装置33によって
受信され、復調符号装置26によって復調され符号化さ
れて出力データになる。そして、記録変換装置28は、
前記出力データについて同期装置29に同期させて記録
用紙35に印字出力する。なお、この場合、記録用紙3
5は走査装置27によって走査される。
【0019】ところで、前記原稿31に文字、図形等の
画像が描かれていない場合、原稿31を領域AR1を単
位として走査装置21によって走査し、光電変換装置2
2によって光電変換を行うと、該光電変換装置22から
白紙情報が画像データD1aとして出力される。該画像
データD1aは、変調符号装置24によって符号化され
符号データD3になる。該符号データD3は更に前記変
調符号装置24によって変調されて変調符号になり、該
変調符号は白データとして伝送装置33によって伝送信
号に乗せられ受信側のファクシミリに送信される。
【0020】一方、受信側のファクシミリにおいては、
伝送信号に乗せて送信された変調符号を受信し、復調符
号装置26によって復調し符号化して復号データD4に
する。該復号データD4は更に前記復調符号装置26に
よって変換されて出力データD5になる。この場合、前
記記録変換装置28は同期装置29によって光電変換装
置22と同期させられる。そして、記録用紙35は走査
装置27によって走査され、記録変換装置28は記録用
紙35の領域AR2に印字出力する。
【0021】次に従来のファクシミリの動作について説
明する。図11は従来のファクシミリの動作を示すフロ
ーチャートである。 ステップS11 送信側のファクシミリにおいて原稿3
1(図10)をセットする。 ステップS12 原稿31のセットが終了したかどうか
を判断する。原稿31のセットが終了した場合はステッ
プS13に進み、原稿31のセットが終了していない場
合はステップS11に戻る。 ステップS13 受信側のファクシミリのファクシミリ
番号を入力する。 ステップS14 ファクシミリ番号の入力が終了したか
どうかを判断する。ファクシミリ番号の入力が終了した
場合はステップS15に進み、ファクシミリ番号の入力
が終了していない場合はステップS13に戻る。 ステップS15 走査装置21によって領域AR1を単
位として原稿31を走査する。 ステップS16 走査を終了したかどうかを判断する。
走査を終了した場合はステップS20に、走査を終了し
ていない場合はステップS17に進む。 ステップS17 光電変換装置22によって光電変換を
行い、画像データD1を出力する。 ステップS18 送信側のファクシミリと受信側のファ
クシミリとが同期するのを待機する。 ステップS19 画像データD1を符号化し変調して変
調符号にするとともに、該変調符号を伝送信号に乗せて
受信側のファクシミリに送信し、ステップS15に戻
る。 ステップS20 原稿31を排出する。 ステップS21 次の原稿31をセットする。 ステップS22 次の原稿31のセットが終了したかど
うかを判断する。次の原稿31のセットが終了した場合
はステップS15に戻り、次の原稿31のセットが終了
していない場合はステップS23に進む。 ステップS23 伝送結果を表示する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のファクシミリは、送信側のファクシミリにおいて、
原稿31の表裏が逆にセットされたり、両面に文字、図
形等の画像が描かれていない原稿31がセットされたり
すると、送信側のファクシミリは、画像が全く読み取ら
れないにもかかわらず、ディスプレイ11(図2)の画
面に伝送結果を「OK」と表示してしまう。
【0023】図12は従来のファクシミリにおける伝送
状態を示す図である。図に示すように、送信側のファク
シミリにおいて、繰出ローラ36によって原稿31が搬
送され、光電変換装置22によって画像が読み取られ
る。一方、受信側のファクシミリにおいては、送信側の
ファクシミリから送信された変調符号が受信され、記録
変換装置28によって前記変調符号に基づいて印字出力
が行われる。
【0024】ここで、図に示すように、送信側のファク
シミリにおいて画像が描かれていない原稿31がセット
されると、受信側のファクシミリにおいて記録用紙35
は繰出ローラ38によって搬送され、前記原稿31が最
後まで走査されるのに対応させて記録用紙35を一枚分
排出する。このように、白紙情報が送られた場合でも受
信側のファクシミリは記録用紙35の一枚分を排出して
しまうので、記録用紙35の消費量が増加したり、ま
た、通信費用が高くなってしまう。
【0025】本発明は、前記従来のファクシミリの問題
点を解決して、原稿に画像が描かれていない場合に、印
字出力を停止させることができる白紙判定付き画像処理
装置を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の白
紙判定付き画像処理装置においては、原稿の画像を読み
取り、画像データを出力する光電変換装置と、前記画像
データに基づいて記録用紙に印字出力する記録変換装置
とを有する。また、前記画像データに黒データがあるか
どうかを判断する黒データ有無判断手段と、原稿の面の
全体を走査しても画像データに黒データが全くない場合
に印字出力を停止させる手段とを有する。
【0027】
【作用】本発明によれば、前記のように白紙判定付き画
像処理装置においては、原稿の画像を読み取り、画像デ
ータを出力する光電変換装置と、前記画像データに基づ
いて記録用紙に印字出力する記録変換装置とを有する。
また、前記画像データに黒データがあるかどうかを判断
する黒データ有無判断手段と、原稿の面の全体を走査し
ても画像データに黒データが全くない場合に印字出力を
停止させる手段とを有する。
【0028】したがって、原稿に画像が描かれていない
場合、光電変換装置から出力された画像データに黒デー
タはないので、印字出力は停止させられる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。なお、ファクシミリの構造につ
いては、従来のものと同じであるので図2及び3を援用
してその説明を省略する。図1は本発明の実施例におけ
る白紙判定付き画像処理装置のブロック図、図13は本
発明の実施例におけるファクシミリの伝送状態を示す図
である。
【0030】図において、10はファクシミリの全体を
制御するCPU、11は必要な情報を表示するためのデ
ィスプレイである。該ディスプレイ11は画像データの
送信処理が終了した時の伝送結果を「OK」(正常)又
は「NG」(異常)で表示するためにも使用される。ま
た、12は受信側の他のファクシミリのファクシミリ番
号を入力したり、必要な情報を入力したりするための操
作キーである。
【0031】また、走査装置21によって原稿31(図
3参照)が走査され、光電変換装置22によって文字、
図形等の画像が読み取られ、画像データが出力される。
該画像データは、変調符号装置24によって符号化され
変調されて変調符号になり、該変調符号は伝送装置33
によって伝送信号に乗せられ、受信側の他のファクシミ
リに送信される。
【0032】一方、他のファクシミリから伝送信号に乗
せて送信された変調符号は、伝送装置33によって受信
され、復調符号装置26によって復調され符号化されて
出力データになる。そして、記録変換装置28は、前記
出力データについて記録用紙35に印字出力する。な
お、この場合、記録用紙35は走査装置27によって走
査される。
【0033】また、56は画像データに読取可能な文
字、図形等の画像データ(以下、「黒データ」とい
う。)があるかどうかを判断するための黒データ有無判
断手段、57はカウンタ、58はフィード手段である。
ところで、図13に示すように送信側のファクシミリに
おいて、繰出ローラ36によって原稿31が矢印方向に
搬送され、光電変換装置22によって画像が読み取られ
る。一方、受信側のファクシミリにおいては、送信側の
ファクシミリから送信された変調符号を受信し、該変調
符号に基づいて印字出力が行われる。
【0034】本実施例において、原稿31の搬送方向に
おける前半分 (図における下半分)には画像が描かれて
おらず白紙領域AR3が形成され、後半分 (図における
上半分) には画像F1が描かれていて画像領域AR4が
形成される。そして、原稿31を走査装置21によって
走査しながら光電変換装置22によって画像を読み取
り、黒データ有無判断手段56が光電変換装置22から
出力された画像データに黒データがあるかどうかを判断
する。
【0035】この場合、走査装置21が原稿31の白紙
領域AR3を走査している間は、送信側のファクシミリ
において白データが発生させられるので、画像データに
黒データはない。そして、前記白データは受信側のファ
クシミリに送信されず、白紙領域AR3の行数がカウン
タ57によってカウントされる。前記黒データ有無判断
手段56によって黒データがないと判断されると、前記
カウンタ57のカウント値はインクリメントされる。原
稿31の面の全体が白紙領域AR3である場合、白デー
タは受信側のファクシミリに送信されず、処理が終了さ
れる。
【0036】また、原稿31の搬送中において、走査装
置21が原稿31の画像領域AR4を走査すると、それ
までにカウントされた行数をフィードデータと置き換え
て、受信側のファクシミリに送信する。受信側のファク
シミリにおいては、フィードデータに基づいてフィード
手段58が記録用紙35をフィードし、画像F2を印字
出力する。このように、送信側のファクシミリにおける
読込位置と受信側のファクシミリにおける書出位置とを
合わせて、画像領域AR4の変調符号のみが受信側のフ
ァクシミリに送信される。
【0037】さらに、原稿31の面の全体を走査しても
画像データに黒データが全くない場合は、表裏反転手段
51によって原稿31の表裏を反転させる。そして、原
稿31の裏面についても同様の処理を行う。次に、本発
明の白紙判定機能付きファクシミリの動作について説明
する。図14は本発明の実施例におけるファクシミリの
動作を示す第1のフローチャート、図15は本発明の実
施例におけるファクシミリの動作を示す第2のフローチ
ャート、図16は本発明の実施例におけるファクシミリ
の動作を示す第3のフローチャートである。 ステップS31 送信側のファクシミリにおいて原稿3
1(図10)をセットする。 ステップS32 原稿31のセットが終了されたかどう
かを判断する。原稿31のセットが終了した場合はステ
ップS33に進み、原稿31のセットが終了されていな
い場合はステップS31に戻る。 ステップS33 受信側のファクシミリのファクシミリ
番号を入力する。 ステップS34 ファクシミリ番号の入力が終了された
かどうかを判断する。ファクシミリ番号の入力が終了さ
れた場合はステップS35に進み、ファクシミリ番号の
入力が終了されていない場合はステップS33に戻る。 ステップS35 原稿31の表裏を示すフラグBに「表
(0)」をセットする。ここで、「表(0)」は原稿3
1における走査装置21によって走査される面が表であ
ることを示す。 ステップS36 黒データの有無を示すフラグAに「黒
データなし(0)」をセットする。ここで、「黒データ
なし(0)」は、画像データに黒データがないことを示
す。 ステップS37 カウンタ57のカウント値Nに“0”
をセットする。 ステップS38 走査装置21によって原稿31を走査
する。 ステップS39 走査が終了されかどうかを判断する。
走査が終了された場合はステップS51に、走査が終了
されていない場合はステップS40に進む。 ステップS40 フラグAに「黒データなし(0)」が
セットされているかどうかを判断する。「黒データなし
(0)」がセットされている場合はステップS41に、
黒データなし(0)がセットされていない場合はステッ
プS43に進む。 ステップS41 光電変換装置22から出力された画像
データに黒データがあるかどうかを判断する。画像デー
タに黒データがある場合はステップS46に、画像デー
タに黒データがない場合はステップS42に進む。 ステップS42 カウンタ57のカウント値Nをインク
リメントする。 ステップS43 光電変換装置22によって光電変換を
行う。 ステップS44 送信側のファクシミリと受信側のファ
クシミリとが同期するのを待機する。 ステップS45 光電変換装置22から出力された画像
データを符号化し変調して変調符号にし、該変調符号を
伝送信号に乗せて受信側のファクシミリに送信する。 ステップS46 フラグAに「黒データあり(1)」を
セットする。ここで、「黒データあり(1)」は、画像
データに黒データがあることを示す。 ステップS47 カウンタ57のカウント値Nが“0”
以下であるかどうかを判断する。カウント値Nが“0”
以下である場合はステップS43に、“0”より大きい
場合はステップS48に進む。 ステップS48 送信側のファクシミリと受信側のファ
クシミリとが同期するのを待機する。 ステップS49 フィードデータを符号化し変調して変
調符号にし、該変調符号を伝送信号に乗せて受信側のフ
ァクシミリに送信する。 ステップS50 カウンタ57のカウント値Nをデクリ
メントする。 ステップS51 フラグAに「黒データなし(0)」が
セットされているかどうかを判断する。「黒データなし
(0)」がセットされている場合はステップS52に、
「黒データなし(0)」がセットされていない場合はス
テップS56に進む。 ステップS52 フラグBに「裏(1)」がセットされ
ているかどうかを判断する。「裏(1)」がセットされ
ている場合はステップS56に、「裏(1)」がセット
されていない場合はステップS53に進む。 ステップS53 表裏反転手段51が原稿31の表裏を
反転させる。そのために、ファクシミリは原稿31の搬
送路に沿って一対の光電変換装置22を備え、一方の光
電変換装置22によって原稿31の表の画像を、他方の
光電変換装置22によって原稿31の裏の画像を読み取
ることができるようになっている。なお、原稿31の排
出口の近傍にガイドを配設し、排出された原稿31を反
転させて供給口に送るようにしてもよい。 ステップS54 原稿31の表裏を反転させた情報をデ
ィスプレイ11の画面に表示する。 ステップS55 フラグBに「裏(1)」をセットす
る。ここで、「裏(1)」は原稿31における走査装置
21によって走査される面が裏であることを示す。 ステップS56 原稿31を排出する。 ステップS57 次の原稿31をセットする。 ステップS58 次の原稿31のセットが終了されたか
どうかを判断する。次の原稿31のセットが終了された
場合はステップS35に戻り、次の原稿31のセットが
終了されていない場合はステップS59に進む。 ステップS59 伝送結果をディスプレイ11の画面に
表示する。
【0038】本実施例においては、ファクシミリについ
て説明しているが、ディジタル画像処理を行う複写機に
も適用することができる。そして、複写機の場合、黒デ
ータ有無判断手段によって画像データに黒データがない
と判断されたときに、複写の処理を停止させることがで
きる。また、1枚の原稿を走査しても画像データに黒デ
ータが全くない場合は、表裏反転手段によって原稿の表
裏を反転させることができる。
【0039】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば白紙判定付き画像処理装置においては、原稿の画像
を読み取り、画像データを出力する光電変換装置と、前
記画像データに基づいて記録用紙に印字出力する記録変
換装置とを有する。また、前記画像データに黒データが
あるかどうかを判断する黒データ有無判断手段と、原稿
の面の全体を走査しても画像データに黒データが全くな
い場合に印字出力を停止させる手段とを有する。
【0041】したがって、原稿に画像が描かれていない
場合、光電変換装置から出力された画像データに黒デー
タはないので、印字出力が停止させられる。その結果、
記録用紙の消費量が増加したり、通信費用が高くなった
りするのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における白紙判定付き画像処理
装置のブロック図である。
【図2】従来のファクシミリのブロック図である。
【図3】従来の送信側のファクシミリと受信側のファク
シミリとのシステムを示す図である。
【図4】従来のファクシミリにおける原稿及び記録用紙
の搬送状態の説明図である。
【図5】従来のファクシミリの光電変換装置の詳細図で
ある。
【図6】従来のファクシミリにおける記録変換装置の詳
細図である。
【図7】従来のファクシミリにおける画像の読取り及び
印字出力を示す図である。
【図8】従来のファクシミリにおける光電変換装置及び
変調符号装置の動作を説明する図である。
【図9】従来のファクシミリにおける光電変換装置及び
変調符号装置の動作を示すフローチャートである。
【図10】送信側のファクシミリと受信側のファクシミ
リとの間の転送処理を示す図である。
【図11】従来のファクシミリの動作を示すフローチャ
ートである。
【図12】従来のファクシミリにおける伝送状態を示す
図である。
【図13】本発明の実施例におけるファクシミリの伝送
状態を示す図である。
【図14】本発明の実施例におけるファクシミリの動作
を示す第1のフローチャートである。
【図15】本発明の実施例におけるファクシミリの動作
を示す第2のフローチャートである。
【図16】本発明の実施例におけるファクシミリの動作
を示す第3のフローチャートである。
【符号の説明】 22 光電変換装置 24 変調符号装置 26 復調符号装置 28 記録変換装置 33 伝送装置 51 表裏反転手段 56 黒データ有無判断手段 57 カウンタ 58 フィード手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)原稿の画像を読み取り、画像デー
    タを出力する光電変換装置と、(b)前記画像データに
    基づいて記録用紙に印字出力する記録変換装置と、
    (c)前記画像データに黒データがあるかどうかを判断
    する黒データ有無判断手段と、(d)原稿の面の全体を
    走査しても画像データに黒データが全くない場合に印字
    出力を停止させる手段とを有することを特徴とする白紙
    判定付き画像処理装置。
  2. 【請求項2】 (a)原稿の画像を読み取り、画像デー
    タを出力する光電変換装置と、(b)前記画像データを
    符号化し変調して変調符号にする変調符号装置と、
    (c)前記変調符号を伝送信号に乗せて受信側のファク
    シミリに送信し、送信側のファクシミリからの伝送信号
    に乗せられた変調符号を受信する伝送装置と、(d)前
    記変調符号を復調し符号化して出力データにする復調符
    号装置と、(e)前記出力データについて記録用紙に印
    字出力する記録変換装置と、(f)前記画像データに黒
    データがあるかどうかを判断する黒データ有無判断手段
    と、(g)黒データがない場合に、原稿の白紙領域の行
    数をカウントするカウンタと、(h)前記白紙領域に対
    応するフィードデータを送信側のファクシミリに送るフ
    ィード手段とを有することを特徴とする白紙判定付き画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 原稿の面の全体を走査しても画像データ
    に黒データが全くない場合に原稿の表裏を反転させる表
    裏反転手段を有する請求項2に記載の白紙判定付き画像
    処理装置。
JP6116669A 1994-05-30 1994-05-30 白紙判定付き画像処理装置 Withdrawn JPH07321987A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9591161B2 (en) 2014-12-08 2017-03-07 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus and image forming method that adjust faint character and thin line when function is set to off

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