JP2001136355A - ファクシミリ装置及びデジタル複合機 - Google Patents

ファクシミリ装置及びデジタル複合機

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JP2001136355A
JP2001136355A JP31534699A JP31534699A JP2001136355A JP 2001136355 A JP2001136355 A JP 2001136355A JP 31534699 A JP31534699 A JP 31534699A JP 31534699 A JP31534699 A JP 31534699A JP 2001136355 A JP2001136355 A JP 2001136355A
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JP31534699A
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Ryoji Yamamoto
良二 山本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人為的操作を削減し、操作性を向上させ、簡
素な通信ファイル制御で効率よく送信を行う。 【解決手段】 画像形成に関する各種機能手段を制御す
るメインコントローラ501の他に、ファクシミリの送
受信管理及びファイル管理を行うFAXコントローラ5
06を備え、ファクシミリ機能を有するデジタル複合機
において、送受信したデータの画像処理情報を宛先表の
相手先に対応して管理する相手先別情報管理装置700
を備え、画像処理情報を自動登録、更新する機能を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
及び、コピー機能の他にファクシミリ機能を有するデジ
タル複合機に関する。
【0002】
【従来の技術】通常のファクシミリ以外に、画像形成に
関する各種機能手段を制御するメインコントローラの他
に、ファクシミリの送受信管理及び、ファイル管理を行
うファクシミリコントローラを備え、ファクシミリ機能
を有するデジタル複合機も最近は普及している。ファク
シミリ装置やデジタル複合機における画情報の送信形態
として、直接送信と蓄積送信の2種類がある。
【0003】蓄積送信は、送信上で何らかのエラーが発
生した場合でも蓄積部に画情報が残っているので再送信
が可能であり、信頼性の点で優れていることから広く利
用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】蓄積送信に関して、例
えば、特開平5−48910号公報には、入力された画
情報を蓄積する前に、過去の交信情報に従って送信先の
符号化条件を判定し、相手先条件に合った交信を可能に
することが提案されているが、画情報と送信先が揃って
からでなければ、送信を行うことができない。
【0005】また、特開平6−225109号公報に
は、登録ダイヤルに対応させてその相手先の符号化モー
ドを記憶しておき、この登録ダイヤルを用いての蓄積送
信時に符号化モードを統一して画情報を蓄積することに
より、蓄積時と送信時で符号化モードに関する変換処理
を不要とする技術が示されているが、蓄積時のみの符号
化モードの統一のため、符号化モードが単一となってし
まう。
【0006】本発明の第1の目的は、人為的操作を削減
し、操作性を向上させ、簡素な通信ファイル制御で効率
よく送信を行うことにある。
【0007】また本発明の第2の目的は、人為的操作を
削減し、操作性を向上させ、簡素な通信ファイル制御で
効率よい通信ファイルを生成することにある。
【0008】また本発明の第3の目的は、種々のファク
シミリ機能に対して、人為的操作を削減し、操作性を向
上させ、簡素な通信ファイル制御で効率よく送信を行う
ことにある。
【0009】また本発明の第4の目的は、種々の画情報
生成装置に対して、人為的操作を削減し、操作性を向上
させ、次の通信を効率よく行うことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、送受信したデータの画像
処理情報を宛先表の相手先に対応して管理する相手先別
情報管理装置を備え、画像処理情報を自動登録、更新す
る機能を有することを特徴とする。
【0011】第2の目的を達成するために、請求項2記
載の発明は、請求項1記載のファクシミリ装置におい
て、画情報を生成する装置へ相手先別情報管理装置に登
録された画像処理情報を指示する機能を有することを特
徴とする。
【0012】第3の目的を達成するために、請求項3記
載の発明は、請求項1記載のファクシミリ装置におい
て、転送されてきた送信データを、相手先別情報管理装
置に登録された画像処理情報を基に変換する機能を有す
ることを特徴とする。
【0013】第4の目的を達成するために、請求項4記
載の発明は、請求項3記載のファクシミリ装置におい
て、転送元に対して、相手先別情報管理装置に登録され
た画像処理情報を通知する機能を有することを特徴とす
る。
【0014】第1の目的を達成するために、請求項5記
載の発明は、画像形成に関する各種機能手段を制御する
メインコントローラの他に、ファクシミリの送受信管理
及びファイル管理を行うファクシミリコントローラを備
え、ファクシミリ機能を有するデジタル複合機におい
て、送受信したデータの画像処理情報を宛先表の相手先
に対応して管理する相手先別情報管理装置を備え、画像
処理情報を自動登録、更新する機能を有することを特徴
とする。
【0015】第2の目的を達成するために、請求項6記
載の発明は、請求項5記載のデジタル複合機において、
画情報を生成する装置へ相手先別情報管理装置に登録さ
れた画像処理情報を指示する機能を有することを特徴と
する。
【0016】第3の目的を達成するために、請求項7記
載の発明は、請求項5記載のデジタル複合機において、
転送されてきた送信データを、相手先別情報管理装置に
登録された画像処理情報を基に変換する機能を有するこ
とを特徴とする。
【0017】第4の目的を達成するために、請求項8記
載の発明は、請求項7記載のデジタル複合機において、
転送元に対して、相手先別情報管理装置に登録された画
像処理情報を通知する機能を有することを特徴とする。
【0018】請求項1及び請求項5記載の発明では、送
受信したデータの画像処理情報を宛先表の相手先に対応
して管理する相手先別情報管理装置を備え、画像処理情
報を自動登録、更新する機能を有することで、人為的操
作を削減し、操作性を向上させ、簡素な通信ファイル制
御で効率よく送信が行われる。
【0019】請求項2及び請求項6記載の発明では、画
情報を生成する装置へ相手先別情報管理装置に登録され
た画像処理情報を指示する機能を有することで、人為的
操作を削減し、操作性を向上させ、簡素な通信ファイル
制御で効率よい送信ファイルが生成される。
【0020】請求項3及び請求項7記載の発明では、転
送されてきた送信データを、相手先別情報管理装置に登
録された画像処理情報を基に変換する機能を有すること
で、種々のファクシミリ機能に対して、操作性を向上さ
せ、簡素な通信ファイル制御で効率よく送信が行われ
る。
【0021】請求項4及び請求項8記載の発明では、転
送元に対して、相手先別情報管理装置に登録された画像
処理情報を通知する機能を有することで、種々の画情報
生成装置に対して、操作性を向上させ、簡素な通信ファ
イル制御で効率よく送信が行われる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に沿って説明する。図1は本発明の実施の形態を示
す複合デジタル複写機の構成図である。このデジタル複
写機は、複写機本体1、自動原稿送り装置(以後AD
F)100、3ビンソータ200、給紙ユニット(以後
バンク)300を有する。
【0023】以下、その構成を動作と併せて説明する。
複写機本体1は、スキャナ、画像処理部及びプロッタな
どを有し、スキャナは、原稿を載置するコンタクトガラ
ス10と光学走査系で構成されている。光学走査系は、
露光ランプ11及び第1ミラー12を装備していて、原
稿読み取り時はステッピングモータにより駆動されて一
定の速度で移動する第1キャリッジと、第2ミラー13
及び第3ミラー14を装備していて、原稿読み取り時に
ステッピングモータにより駆動されて第1キャリッジの
1/2の速度で駆動する第2キャリッジを有する。
【0024】この第1キャリッジ、第2キャリッジによ
り、コンタクトガラス10上の図示しない原稿が光学的
に走査され、露光ランプ11、第1ミラー12、第2ミ
ラー13、第3ミラー14及びレンズ15を介してCC
D16上に結像され、光電変換されるようになってい
る。
【0025】CCD16で、赤(R)、緑(G)、青
(B)の各色に分離された画像信号は、AD変換器によ
りAD変換され、画像処理を行っている画像処理部へ出
力される。画像処理部は、AD変換器からの画像信号に
種々の画像処理(2値化、多値化、変倍、編集など)を
施し、デジタル信号に変換する。
【0026】書き込みユニットは、レーザ出力ユニット
20、fθレンズ21、ミラー22で構成され、レーザ
出力ユニット20の内部には、レーザ光源であるレーザ
ダイオード及びポリゴンモータが備わっている。
【0027】画像処理部から出力された黒画像信号は、
この画像信号に対応した強度を有するレーザ光に転換さ
れ、コリメートレンズ、アパーチャ、シリンダレンズに
より一定形状の光束に整形され、ポリゴンモータに照射
され、レーザ出力ユニット20から出力されるようにな
っている。
【0028】レーザ出力ユニット20から出力されたレ
ーザ光は、fθレンズ21、ミラー22を介して、感光
体ドラム30に照射されるようになっている。また、f
θレンズ21を通過したレーザ光は、画像領域外に配置
された主走査同期検知信号PMSYNCを発生するビー
ムセンサに照射されるようになっている。
【0029】画像処理部から出力された赤画像信号は、
黒画像信号との書き込み位置を合わせるためにバッファ
リングされ、LED書き込みユニット31に送られ、感
光体ドラム30に照射されるようになっている。
【0030】ADF100は、原稿を1枚ずつ複写機本
体1のコンタクトガラス10へ給紙し、複写後に排紙す
るようになっている。原稿は、原稿給紙台101上に積
載され、サイドガイドにより幅方向が揃えられる。
【0031】原稿給紙台101上の原稿は、一番下の原
稿から給紙ローラ102により1枚ずつ分離して給紙さ
れ、搬送ベルト103により複写機本体1のコンタクト
ガラス10上に送られるようになっている。コンタクト
ガラス10上の原稿は、読み取り終了後、搬送ベルト1
03及び排紙ローラ104により排紙トレイ105に排
紙されるようになっている。
【0032】両面の原稿を読み取る場合、原稿給紙台1
01上の両面原稿は、一番下の原稿から給紙ローラ10
2により1枚ずつ分離して給紙され、搬送ベルト103
により複写機本体1のコンタクトガラス10上に送ら
れ、コンタクトガラス10上にセットされるようになっ
ている。
【0033】そして、原稿の表面を読み取った後に、原
稿は、搬送ベルト103によって搬送され、反転爪10
6によって反転された後、再びコンタクトガラス10上
にセットされ、裏面の読み取りが行われるようになって
いる。このようにして両面を読み取られた原稿は、搬送
ベルト103及び排紙ローラ104により排紙トレイ1
05に排紙される。
【0034】複写機本体1の第1トレイ50及びバンク
300の第2トレイ310、第3トレイ320、第4ト
レイ330に積載された転写紙は、各々の第1給紙装置
51、第2給紙装置311、第3給紙装置321、第4
給紙装置331によって給紙され、バンク縦搬送ユニッ
ト340及び本体縦搬送ユニット60によって転写部に
向けて搬送されるようになっている。この転写紙の先端
がレジストセンサ52で検出されると、一定時間搬送
後、転写紙はレジストローラ53で停止する。
【0035】この転写紙は、画像有効信号(FGAT
E)の先端に合わせて感光体ドラム30上に送出され、
転写チャージャにより画像を転写され、感光体から分離
された後、搬送装置54により搬送され、定着ローラ及
び加圧ローラを有する定着装置55により定着され、排
紙ローラ56によって3ビンソータ200に排紙される
ようになっている。
【0036】感光体上への画像形成は、第1帯電装置に
よって感光体ドラム30上に帯電された電荷をレーザ光
照射することにより静電潜像を形成し、黒現像器32に
よって感光体ドラム30上に画像を形成することにより
行われる。その後、第2帯電装置により感光体ドラム3
0上に再度帯電を行い、LED書き込みユニット31に
よって2色目の静電潜像を形成し、第2現像器33によ
って感光体ドラム30上に画像を形成している。
【0037】両面ユニット40を使用して両面印刷を行
う場合、定着装置55からの転写紙は、切り替え爪57
により両面搬送路41に導かれ、フィードローラ42、
分離コロ43を通過して両面トレイに集積されるように
なっている。
【0038】トレイに集積された転写紙は、トレイが上
昇することによりフィードローラ42と接触し、フィー
ドローラ42が回転することにより本体縦搬送ユニット
60に送られ、レジストローラ53へ再給紙された後
に、裏面に対して印刷が行われるようになっている。
【0039】3ビンソータ200には、第1排紙トレイ
201、第2排紙トレイ202、第3排紙トレイ20
3、反転専用トレイ204があり、それぞれのトレイ2
01〜204に転写紙をそのまま、あるいは反転して出
力(排紙)できるように構成されている。
【0040】複写機本体1から排紙された転写紙は、表
面排紙の場合、切り替え爪207によって排紙トレイ2
01〜203方向に導かれ、予め設定したトレイに排紙
される。第2排紙トレイ202に排紙する場合には、第
2トレイ切り替え爪205が、また第3排紙トレイ20
3に排紙する場合には、第3トレイ切り替え爪206が
それぞれ作動して転写紙を導くようになっている。
【0041】反転排紙する場合には、転写紙は切り替え
爪207によって反転トレイ204方向に導かれ、転写
紙の後端が反転検知センサ208を通過すると、搬送コ
ロ209が逆転することでこの転写紙は、排紙トレイ2
01〜203方向に導かれ、予め設定したトレイに排紙
されるようになっている。
【0042】また、第1排紙トレイ201には、トレイ
を前後にシフトする機能、上下にシフトする機能が搭載
されている。シフト機能は転写紙を仕分けするときに使
用し、上下機能は大量の転写紙を揃え性を確保しながら
積載するために使用する。
【0043】図2は図1に示すデジタル複写機の操作部
の正面図である。操作部400の中央には、400×2
56ドットの液晶表示部(LCD)401及びタッチパ
ネルが設けられている。この液晶表示部401には、機
械に組み込まれている機能(コピー、FAX)の表示が
行われ、ユーザはこの表示に従って機械の操作を行う。
機能(コピー、FAX)の切り替えは、機能切り替えキ
ー412,413によって行われるようになっている。
【0044】この液晶表示部401の右側には、コピ
ー、FAXで共通に使用するテンキー402、クリア/
ストップキー403、スタートキー404、プログラム
キー405、ジョブリコールキー406、モードクリア
/予熱キー407、割り込みキー408等の各種キー
と、FAX専用で使用するポーズ/リダイアルキー40
9、短縮キー410、受信キー411等のキーが配置さ
れている。
【0045】また、液晶表示部401の左側には、FA
X切り替えキー412、コピー切り替えキー413、初
期設定キー414、ガイダンスキー415、LCD濃度
調整ボリューム416がそれぞれ設けられている。
【0046】このキーのさらに左の部分には、FAX専
用の表示部417が設けられている。この表示部417
には、通信中、メモリーフルなどの各種LEDと、通信
状態を表示する40文字(20文字×2行)のLCDが
設けられている。
【0047】図3は図1に示すデジタル複写機の全体制
御ブロック図である。図1に示す複合デジタル複写機の
制御部は、液晶・LED表示及び各種キー入力制御を行
う操作部コントローラ500、給紙、搬送、定着、プロ
セス制御等を行うメインコントローラ501、画像制御
/スキャナ読み取り制御を行う画像処理コントローラ5
02、ADF制御を行うADFコントローラ503、ソ
ータの制御を行うソータコントローラ504、給紙ユニ
ットの制御を行う給紙トレイコントローラ505、FA
Xの送受信管理、ファイル管理を行うFAXコントロー
ラ506、G3のプロトコル制御を行うG3コントロー
ラ507、G4のプロトコル制御を行うG4コントロー
ラ508などで構成されている。
【0048】図4は図1に示すデジタル複写機の画像処
理装置のブロック図である。図3に示す画像処理コント
ローラ502は、CPU600、ROM601、RAM
602を備えている。画像処理ブロックは、スキャナ制
御回路604、タイミング制御回路606、信号処理回
路608、AD変換器609、シェーディング補正回路
610、狭義の画像処理部611、セレクタ612、書
き込み制御部613,615等を備えている。
【0049】画像処理コントローラ502部のCPU6
00は、メインコントローラ501から読み取り開始の
指示があると、スキャナ制御回路604に対して指示を
伝える。スキャナ制御回路604は、露光ランプ11を
点灯させ、モータ605を動作させることにより、第1
キャリッジ、第2キャリッジを読み取り基準位置に移動
させ、位置センサ603で検出後、読み取りを開始す
る。
【0050】このとき、副走査有効期間信号FGATE
(読み取り開始時アクティブ、終了時にネガティブ)を
作り、タイミング制御回路606に送る。タイミング制
御回路606では、画像同期クロックCLK、主走査同
期信号LSYNC、主走査有効信号LGATEを生成
し、出力する。
【0051】画像の流れは、コンタクトガラス10上に
置かれた原稿607が光源11により照明され、反射光
がカラーCCD16に結像され、カラーCCD16から
赤(R)、緑(G)、青(B)に分離されたアナログ画
像信号が、信号処理回路608により増幅/光量補正さ
れ、AD変換器609によりデジタル多値信号に変換さ
れ、シェーディング補正回路610によりシェーディン
グ補正され、画像処理部611に送られるような流れと
なっている。
【0052】画像処理部611では、MTF補正、γ補
正、黒画像生成、カラー画像生成、2値処理、多値処理
などの基本的な画質処理と、変倍、編集、マーカ検知等
のデジタル特有の画像処理を行い、黒データDATA0
〜7、カラーデータDATACが出力される。画像処理
部611から出力された画像データ、タイミング制御回
路606から生成された同期信号、書き込みの基準信号
PMSYNCは、画像セレクタ612に入力される。
【0053】コピーの場合、黒画像は、書き込み制御部
(黒)613からLD614に送られ、カラー画像は、
書き込み制御部(カラー)615からLED616に送
られ、感光体ドラム30(図1)に照射されることによ
って、像を形成する。
【0054】FAX送信を行う場合は、セレクタ612
からメインコントローラ501内部にあるFAX用メモ
リに転送される。また、FAX受信出力は、回線から受
信したデータを伸張してFAX用メモリに展開後、画像
データ、同期信号と共に画像セレクタ612に入力さ
れ、書き込みが行われる。
【0055】図5はFAX送受信時の一般的な画像の流
れを説明するための要部ブロック図である。FAX画像
蓄積/送信時は、スキャナから読み取られたデータが、
画像処理コントローラ502で各種画像処理を施された
後、セレクタ612からメインコントローラ501上の
イメージメモリ620に蓄積される。その後、圧縮伸張
器622により指定された圧縮コード(MH,MR,M
MR)に圧縮され、FAXコントローラ506上のSA
Fメモリ623に蓄積される。
【0056】このとき、イメージメモリ620に蓄積さ
れたデータが、A4横または、B5横など回転して送信
した方が効率がよい場合は、イメージメモリ620から
圧縮伸張器622にデータを渡すときに、回転器621
を使用してイメージを回転させて圧縮を行う。
【0057】SAFメモリ623に蓄積されたデータ
は、G3コントローラ507内にあるラインバッファ6
24に転送され、受信機のモードに合わせて圧縮伸張器
627で再圧縮後、モデム625を介してNCU626
から送信される。G4の場合も同様に、G4コントロー
ラ508内にあるラインバッファ628に転送され、受
信機のモードに合わせて圧縮伸張器631で圧縮後、I
SDN制御部629、トランス630を介して送信され
る。
【0058】FAX受信/印刷時は、回線から送られて
きたデータが、NCU626、モデム625を介してS
AFメモリ623に蓄積される。SAFメモリ623に
蓄積されたデータは、メインコントローラ501上の圧
縮伸張器622により伸張され、イメージメモリ620
上に展開される。
【0059】伸張時に、A4横またはB5横など回転し
て印刷した方が効率がよい場合は、圧縮伸張器622か
らイメージメモリ620にデータを渡すときに、回転器
621を使用してイメージを回転させて伸張を行う。イ
メージメモリ620上に展開されたデータは、画像処理
コントローラ502に送られ、セレクタ612から書き
込み制御部に渡され、印刷が行われる。
【0060】図6はFAX送受信時の本発明の画像の流
れを説明するための要部ブロック図である。図5に示す
一般的なブロックとの大きな違いは、G3コントローラ
507の圧縮伸張器627とG4コントローラ508の
圧縮伸張器631を専用に持たないということで、相手
先別情報管理装置700、変換用圧縮伸張器701とそ
のバッファ702の追加である。また、通信データ入出
力の新たな口としてLANコントローラ800が接続さ
れる。
【0061】図5に示す一般的な流れで一度でも送受信
を行えば、相手先の機器の情報(最大用紙サイズ、自動
縮小率、圧縮モード、自機情報付加の有無等)を交信プ
ロトコル(伝送制御手順)から得ることができる。これ
を次回の送信用のために、宛先表の相手先に対応して管
理する相手先別情報管理装置700を設けてこれに登録
もしくは更新する。
【0062】次のFAX画像蓄積/送信時では、相手先
の指定のみで相手先別情報管理装置700から相手先の
FAX機器に応じた設定が確定する。画情報を本体から
生成しないような機器構成の場合、ここではLAN接続
された場合を考えると、画情報はネットワーク経由で画
情報生成装置900から送信データが渡されるとする。
この送信データを生成するために、画情報生成装置90
0は、相手先別情報管理装置700へ相手先情報を問い
合わせることで、確定した設定を得ることができる。そ
して、画情報生成装置900は指定された情報で送信デ
ータを一意に作成できる。もし、既に相手先情報を画情
報生成装置900が保持していれば再度問い合わせる必
要がない。
【0063】また、この指示に対応しない画情報生成装
置からの送信データ(生データ)は、一旦、メインコン
トローラ501上のイメージメモリ620に蓄積され
る。その後、相手先別情報管理装置700から相手先の
機器に応じた設定700−1,700−2(自機情報付
加の有無等)で、画像データの追加が行われる。そして
圧縮伸張器622により、相手先別情報管理装置700
から相手先の機器に応じた圧縮コード(MH,MR,M
MR,JBIG)に圧縮され、FAXコントローラ50
6上のSAFメモリ623に蓄積される。
【0064】このとき、相手先別情報管理装置700か
ら相手先の機器に応じて、A4横または、B5横など回
転して送信した方が効率がよい場合は、イメージメモリ
620から圧縮伸張器622にデータを渡すときに、回
転器621を使用してイメージを回転させて圧縮を行
う。または、画情報生成装置900からの送信データ
(圧縮コード)は、FAXコントローラ506内のSA
Fメモリ623へ直接蓄積して圧縮伸張器701とバッ
ファ702を用いて、相手先別情報管理装置700から
相手先の機器に応じて、圧縮コードの変換をかけて送信
データを更新する。SAFメモリ623に蓄積されたデ
ータは、G3コントローラ507内にあるラインバッフ
ァ624に転送され、そのままモデム625を介してN
CU626から送信される。
【0065】ここで使用されなかった圧縮伸張器627
は印刷用等の他の用途に活用できる。もし、交信プロト
コル(伝送制御手順)上で相手先の画像処理情報(圧縮
モードや用紙サイズ等)に変更があった場合は、図5に
構成を戻して(圧縮伸張器627を使用して)圧縮伸張
器627で再度伸張して、受信機の処理能力に合わせて
圧縮伸張器627で再圧縮する。この受信機の処理能力
は再度、相手先別情報管理装置700へ更新される(7
00−3)。更新された情報は送信元へ通知すること
で、次回の送信条件の基準にすることができる。
【0066】G4の場合も同様に、G4コントローラ5
08内にあるラインバッファ628に転送され、そのま
まISDN制御629、トランス630を介して送信さ
れる。ここで使用されなかった圧縮伸張器631は、印
刷用等の他の用途に活用できる。もし、交信プロトコル
(伝送制御手順)上で相手先の画像処理情報(圧縮モー
ドや用紙サイズ等)に変更があった場合は、図5に構成
を戻して(圧縮伸張器631を使用して)圧縮伸張器6
31で再度伸張して、受信機の処理能力に合わせて圧縮
伸張器631で再圧縮する。この受信機の処理能力は相
手先別情報管理装置700へ交信される(700−
4)。この場合も、更新された情報は送信元へ通知する
ことで、次回の送信条件の基準にすることができる。
【0067】FAX受信/印刷時では、画像の流れ自体
は図5に示す流れと変わらない。制御上で、宛先表の相
手先に対応した相手先別情報管理装置700への更新処
理(700−3)が追加される。回線から送られてきた
データは、NCU626、モデム625を介しSAFメ
モリ623に蓄積される。受信後、交信プロトコル(伝
送制御手順)で得られた相手先の機器の情報(最大用紙
サイズ、自動縮小率、圧縮モード、自機情報付加の有無
等)を宛先表の相手先に対応した相手先別情報管理装置
700へ更新する(700−3)。
【0068】SAFメモリ623に蓄積されたデータ
は、メインコントローラ501上の圧縮伸張器622に
より伸張され、イメージメモリ620上に展開される。
伸張時にA4横または、B5横など回転して印刷した方
が効率がよい場合は、圧縮伸張器622からイメージメ
モリ620にデータを渡すときに、回転器621を使用
してイメージを回転させて伸張を行う。イメージメモリ
620上に展開されたデータは、画像処理コントローラ
502に送られ、セレクタ612から書き込み制御に渡
され、印刷が行われる。
【0069】図7は本発明の制御内容を示すフローチャ
ートである。上述したFAX送受信時の画像の処理を簡
単にまとめたものであり、生データでない場合は(S1
でN)、SAFメモリ623に蓄積し(S2)、圧縮伸
張器701で伸張して(S3)、相手先の画像処理情報
を取得して(S4)、処理情報による圧縮を行って(S
5)、SAFメモリ623に蓄積する(S9)。
【0070】生データの場合は(S1でY)、イメージ
メモリ620へ転送して(S6)、相手先の画像処理情
報を取得して(S7)、圧縮伸張器622により圧縮を
行い(S8)、SAFメモリ623に蓄積する(S
9)。
【0071】相手先によっては、原稿にTTI印字等の
送信機の情報が書き込まれることにより、データが潰さ
れることで困ることがある。宛先表の相手先に対して管
理する相手先別情報管理装置700を設けたことで、任
意の相手先に対してはこの送信機側の付加情報を付けな
いように送受信を行うとき以外の何時でも予め設定でき
るようにする。従来であれば、送信毎に設定を変更しな
ければならず、送信後には再び元に戻す必要があった。
本発明では、この操作を行う必要もなく、また設定忘れ
も起きず、操作性を向上させることができる。
【0072】
【発明の効果】請求項1及び請求項5記載の発明によれ
ば、送受信したデータの画像処理情報を宛先表の相手先
に対応して管理する相手先別情報管理装置を備え、画像
処理情報を自動登録、更新する機能を有することで、人
為的操作を削減し、操作性を向上させ、簡素な通信ファ
イル制御で効率よく送信を行うことができる。
【0073】請求項2及び請求項6記載の発明によれ
ば、画情報を生成する装置へ相手先別情報管理装置に登
録された画像処理情報を指示する機能を有することで、
人為的操作を削減し、操作性を向上させ、簡素な通信フ
ァイル制御で効率よい送信ファイルを生成することがで
きる。
【0074】請求項3及び請求項7記載の発明によれ
ば、転送されてきた送信データを、相手先別情報管理装
置に登録された画像処理情報を基に変換する機能を有す
ることで、種々のファクシミリ機能に対して、操作性を
向上させ、簡素な通信ファイル制御で効率よく送信を行
うことができる。
【0075】請求項4及び請求項8記載の発明によれ
ば、転送元に対して、相手先別情報管理装置に登録され
た画像処理情報を通知する機能を有することで、種々の
画情報生成装置に対して、操作性を向上させ、簡素な通
信ファイル制御で効率よく送信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すデジタル複写機の構
成図である。
【図2】図1に示すデジタル複写機の操作部の正面図で
ある。
【図3】図1に示すデジタル複写機の制御ブロック図で
ある。
【図4】図1に示すデジタル複写機の画像処理部のブロ
ック図である。
【図5】FAX送受信時の一般的な画像の流れを示すた
めの要部ブロック図である。
【図6】FAX送受信時の本発明の画像の流れを示すた
めの要部ブロック図である。
【図7】本発明の制御内容のフローチャートである。
【符号の説明】
501 メインコントローラ 506 FAXコントローラ 700 相手先別情報管理装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受信したデータの画像処理情報を宛先
    表の相手先に対応して管理する相手先別情報管理装置を
    備え、画像処理情報を自動登録、更新する機能を有する
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 画情報を生成する装置へ相手先別情報管理装置に登録さ
    れた画像処理情報を指示する機能を有することを特徴と
    するファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 転送されてきた送信データを、相手先別情報管理装置に
    登録された画像処理情報を基に変換する機能を有するこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のファクシミリ装置におい
    て、 転送元に対して、相手先別情報管理装置に登録された画
    像処理情報を通知する機能を有することを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 画像形成に関する各種機能手段を制御す
    るメインコントローラの他に、ファクシミリの送受信管
    理及びファイル管理を行うファクシミリコントローラを
    備え、ファクシミリ機能を有するデジタル複合機におい
    て、 送受信したデータの画像処理情報を宛先表の相手先に対
    応して管理する相手先別情報管理装置を備え、画像処理
    情報を自動登録、更新する機能を有することを特徴とす
    るデジタル複合機。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のデジタル複合機におい
    て、 画情報を生成する装置へ相手先別情報管理装置に登録さ
    れた画像処理情報を指示する機能を有することを特徴と
    するデジタル複合機。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のデジタル複合機におい
    て、 転送されてきた送信データを、相手先別情報管理装置に
    登録された画像処理情報を基に変換する機能を有するこ
    とを特徴とするデジタル複合機。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のデジタル複合機におい
    て、 転送元に対して、相手先別情報管理装置に登録された画
    像処理情報を通知する機能を有することを特徴とするデ
    ジタル複合機。
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