JPH11252344A - デジタル複合機 - Google Patents

デジタル複合機

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JPH11252344A
JPH11252344A JP10066205A JP6620598A JPH11252344A JP H11252344 A JPH11252344 A JP H11252344A JP 10066205 A JP10066205 A JP 10066205A JP 6620598 A JP6620598 A JP 6620598A JP H11252344 A JPH11252344 A JP H11252344A
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JP
Japan
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destination
data
image
image processing
transmission
Prior art date
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JP10066205A
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English (en)
Inventor
Ryoji Yamamoto
良二 山本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人為的操作を削減し、操作性を向上させ、簡
素な通信ファイル制御で効率よく送信を行うことができ
るデジタル複合機を提供する。 【解決手段】 G3コントローラ507の圧縮伸長器6
27とG4コントローラ508の圧縮伸長器631を専
用に持たず、相手先別情報管理装置700、複製用の圧
縮伸長器701とそのバッファ702を設置することに
より、従来の流れから一度でも送受信を行えば、相手先
のファクシミリ装置の情報(最大用紙サイズ、自動縮小
率、圧縮モード、自機情報付加の有無等)を交信プロト
コル(伝送制御手段)により得ることができる。これを
次回の送信用のために、宛先表の相手先に対応して管理
する相手先別情報管理装置700を設けて、これに相手
先別の情報を自動的に登録もしくは更新して管理するこ
とでユーザへの負担を軽減し、簡単で効率の良いファク
シミリ送信を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
の画像ファイルの処理技術及び管理技術を改良したデジ
タル複合機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタル複合機におけるファクシ
ミリ送受信時の画像データの流れについて、図8に示す
ブロック構成図に基づいて説明する。ファクシミリ画像
蓄積時および送信時において、図示しないスキャナから
読み取られた画像データは、画像処理コントローラ50
2で各種画像処理を施された後、セレクタ612からメ
インコントローラ501上のイメージメモリ620に蓄
積される。その後、圧縮伸長器622により任意の圧縮
コード(MH、MR、MMR、JBIG)に圧縮され、
FAXコントローラ506上のSAFメモリ623に蓄
積される。
【0003】この時、イメージメモリ620に蓄積され
たデータが、A4横または、B5横のように回転して送
信したほうが効率の良い場合は、イメージメモリ620
から圧縮伸長器622にデータを渡すときに回転器62
1を使用して画像データのイメージを回転させて圧縮処
理を行う。SAFメモリ623に蓄積された画像データ
は、G3コントローラ507内にあるバッファ624に
転送され、圧縮伸長器627で再度伸長して、ここでT
TI印字等の送信機の情報を付加し、受信機の処理能力
に合わせて圧縮伸長器627で再圧縮後、モデム625
を介してNCU(ネットワーク制御装置)626から送
信される。
【0004】G4規格の場合も同様に、SAFメモリ6
23に蓄積された画像データは、G4コントローラ50
8内にあるバッファ628に転送され、圧縮伸長器63
1で再度伸長し、ここでTID印字などの送信機の情報
を付加し、受信機の処理能力に合わせて圧縮伸長器63
1で再圧縮後、ISDN制御629を介してトランス6
30から送信される。
【0005】次に、FAX印刷時および受信時におい
て、ネットワーク回線から送られてきたデータは、NC
U626およびモデム625を介しSAFメモリ623
に蓄積される。SAFメモリ623に蓄積されたデータ
は、メインコントローラ501上の圧縮伸長器622に
より伸長され、イメージメモリ620上に展開される。
伸長時にA4横または、B5横など回転して印刷した方
が効率の良い場合には、圧縮伸長器622からイメージ
メモリ620にデータを渡すときに回転器621を使用
してイメージを回転させて伸長を行う。イメージメモリ
620上に展開されたデータは、画像処理コントローラ
502に送られ、セレクタ612から書き込み制御に渡
され印刷が行われる。
【0006】図8に示す従来の画像データの流れにおい
ては、一度でもファクシミリ送受信が行われると、相手
先のファクシミリ機器の情報(最大用紙サイズ、自動縮
小率、圧縮モード、自機情報付加の有無等)を交信プロ
トコル(伝送制御手段)から得ることができる。
【0007】また、別の従来例として、光学的走査系に
より読み取られた画像情報をメモリに蓄積する前に、過
去のファクシミリ交信情報に従って送信先の符号化条件
を判定し、相手先条件に合った交信を可能にするファク
シミリ装置が特開平5−048910号公報に開示され
ている。
【0008】また、登録ダイヤルに対応させて、その相
手先の符号化モードを記憶しておき、この登録ダイヤル
を用いて蓄積して送信する際に符号化モードを統一して
画像情報を蓄積することにより、蓄積時と送信時とで符
号化モードに関する変換処理を不要とするファクシミリ
装置が特開平6−225109号公報に開示されてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のファクシミリ装置においては、相手先が1件の場
合の送信にしか対応することができず、相手先が複数で
あったり同報送信等である場合には、送信先が全て同条
件でなければ送信できないので中継局として使うことは
不可能であるという問題がある。
【0010】本発明の第1の目的は、自動的に登録およ
び更新される画像処理情報を元に送信データを生成する
ことで人為的操作を削減し、操作性を向上させ、簡素な
通信ファイル制御で効率よく送信を行うことができるデ
ジタル複合機を提供することにある。
【0011】本発明の第2の目的は、種々のファクシミ
リ機能に対して、自動的に登録および更新される画像処
理情報を元に送信データを複製することで人為的操作を
削減し、操作性を向上させ、簡素な通信ファイル制御で
効率よく送信を行うことができるデジタル複合機を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、ファクシミリ手段を備えた
デジタル複合機において、原稿を読み取る読み取り手段
と、読み取り手段により読み取られた原稿の画像データ
を蓄積するページメモリ手段と、ページメモリ手段に蓄
積された画像データをファクシミリ手段へデータパスを
介して出力するデータパス手段と、ファクシミリ通信後
に送信または受信した画像データの処理情報を画像処理
情報として受信先、あるいは送信先となる相手先の宛先
表に対応して別々に管理し、前記画像処理情報の登録お
よび更新をする相手先別情報管理手段とを有することを
特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、同じ相手先に対して再度送信する際に、相
手先別情報管理手段に登録された前記画像処理情報をも
とに送信データを生成するデータ生成手段を有すること
を特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、複数の相手先に対して送信する際
に、相手先別情報管理手段に登録された画像処理情報を
もとに送信データを複製する第1のデータ複製手段を有
することを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、複数の相手先に対して送信する際
に、相手先別情報管理手段に登録された画像処理情報を
もとに同条件でない送信データのみを複製する第2のデ
ータ複製手段を有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明のデジタル複合機の
実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の
一実施形態であるデジタル複合機の側断面を示す。この
デジタル複合機は、複写機本体1と、自動原稿給紙装置
(ADF)100と、3ビンソータ200と、給紙ユニ
ット(バンク)300とにより構成される。複写機本体
1は、スキャナと、画像処理部と、プロッタとを備えて
いる。スキャナは、原稿をセットするコンタクトガラス
10と光学走査系とにより構成されている。
【0017】光学走査系は、露光ランプ11および第1
ミラー12を備えた第1キャリッジと、第2ミラー13
および第3ミラー14を備えた第2キャリッジと、レン
ズ15、撮像素子であるフルカラーCCD16等で構成
されている。第1キャリッジは、原稿読み取り動作時に
ステッピングモータにより駆動されて一定の速度で移動
し、第2キャリッジも、第1キャリッジと同様にステッ
ピングモータにより駆動されるが、第1キャリッジの1
/2の速度で移動するものである。
【0018】この第1キャリッジ、第2キャリッジによ
り、コンタクトガラス10上に載置された原稿が光学的
に走査され、露光ランプ11、第1ミラー12、第2ミ
ラー13、第3ミラー14、及びレンズ15を介してフ
ルカラーCCD16上に結像され光電変換される。フル
カラーCCD16で赤(R)、緑(G)、青(B)の各
色に分離された画像信号は、AD変換器によってAD変
換され、画像処理を行う画像処理部へと出力される。
【0019】画像処理部は、AD変換器からの画像信号
に種々の画像処理(2直化、多直化、変倍、編集など)
を施し、デジタル信号へと変換する。LED(発光ダイ
オード)書き込みユニット31は、レーザ出力ユニット
20、fθレンズ21、ミラー22で構成され、レーザ
出力ユニット20の内部には、レーザ光源であるレーザ
ダイオード及びポリゴンモータが具備されている。
【0020】画像処理部から出力された黒画像信号は、
この黒画像信号に対応した強度を有するレーザ光に転換
され、コリメートレンズ、アパーチャ、シリンダレンズ
により一定形状の光束に整形されてポリゴンモータに照
射され、レーザ出力ユニット20から出力される。この
レーザ出力ユニット20により出力されるレーザ光は、
fθレンズ21、ミラー22を介して感光体ドラム30
に照射される。また、fθレンズ21を通過したレーザ
光は、画像領域外に配置された主走査同期検知信号PM
SYNCを発生するビームセンサに照射される。
【0021】画像処理部から出力された赤画像信号は、
黒画像信号との書き込み位置を合わせるためにバッファ
リングされ、LED書き込みユニット31に送られて感
光体ドラム30に照射される。
【0022】自動原稿給紙装置(ADF)100は、原
稿を1枚ずつ複写機本体1のコンタクトガラス10上へ
給紙し、複写処理が終了すると排紙する機能を有する。
原稿は、原稿給紙台101上に積載され、図示しないサ
イドガイドにより幅方向が揃えられるようになってい
る。原稿給紙台101上に積載された原稿は、一番下の
原稿から給紙ローラ102により1枚ずつ分離して給紙
され、搬送ベルト103により、複写機本体1のコンタ
クトガラス10上に送られる。コンタクトガラス10上
の原稿は、読み取り動作が終了すると、搬送ベルト10
3及び排紙ローラ104により排紙トレイ105に排紙
される。
【0023】両面原稿を読み取る場合には、原稿給紙台
101上に載置された両面原稿が、1番下の原稿から給
紙ローラ102により1枚ずつ分離して給紙され、搬送
ベルト103により、複写機本体1のコンタクトガラス
10上に送られ、反転爪106によって原稿反転後、コ
ンタクトガラス10上にセットされる。原稿の裏面側の
読み取りが終了すると、搬送ベルト103によって搬送
され、反転爪106によって原稿反転後、再びコンタク
トガラス10上にセットされる。原稿は表面側を読み取
り終了後、搬送ベルト103及び排紙ローラ104によ
り排紙トレイ105に排紙される。
【0024】複写機本体1内の第1トレイ50、給紙ユ
ニット300内の第2トレイ310、第3トレイ32
0、第4トレイ330に積載される転写紙は、それぞれ
に対応する第1給紙装置51、第2給紙装置311、第
3給紙装置321、第4給紙装置331に寄って給紙さ
れ、給紙ユニット300のバンク縦搬送ユニット340
及び本体縦搬送ユニット60によってレジストローラ5
3に向けて搬送される。この転写紙の先端がレジストセ
ンサ52で検出されると、転写紙は一定時間搬送された
後にレジストローラ53で停止する。レジストローラ5
3で待機する転写紙は、画像有効信号(FGATE)の
先端に合わせて感光体ドラム30上に向けて送出され、
図示しない転写チャージャにより画像を転写される。転
写紙は、感光体ドラム30から分離後、搬送装置54に
より搬送され、定着ローラ及び加圧ローラを有する定着
装置55により画像が定着され、排紙ローラ56によっ
て3ビンソータ200に排出される。
【0025】感光体ドラム30上への画像形成は、第1
帯電装置によって感光体ドラム30上に帯電された電荷
にレーザ光を照射することにより静電潜像を形成し、黒
現像器32によって感光体ドラム30上に再度帯電を行
い、LEDアレイ31によって2色目の静電潜像を形成
し、第2現像器33によって感光体ドラム30上に画像
を形成する。
【0026】両面ユニット40を使用して両面印刷を行
う場合、定着装置55からの転写紙は切替え爪57によ
り両面搬送路41に導かれ、フィードローラ42、分離
コロ43を通過して表裏が反転した状態で両面トレイに
集積される。両面トレイに集積された転写紙は、両面ト
レイが上昇することによりフィードローラ42と接触
し、フィードローラ42が回転することにより本体縦搬
送ユニット60に送られ、レジストローラ53に再給紙
された後、裏面に対しての複写が行われる。
【0027】3ビンソータ200には、第1排紙トレイ
201、第2排紙トレイ202、第3排紙トレイ20
3、反転専用トレイ204があり、それぞれのトレイに
転写紙を反転して出力できるように構成されている。
【0028】複写機本体1から排紙された転写紙は、表
面排紙の場合、切替え爪207によって排紙トレイ方向
に導かれ、あらかじめ設定したトレイに排出される。第
2排紙トレイ202に排出する場合には、第2トレイ切
替え爪205、第3排紙トレイ203に排紙する場合に
は、第3トレイ切替え爪206がそれぞれ作動して転写
紙を導くようにする。
【0029】反転排紙する場合には、切替え爪207に
よって反転トレイ204方向に導かれ、転写紙の後端が
反転検知センサ208を通過すると、搬送コロ209が
逆転し、排紙トレイ方向に導かれ、あらかじめ設定した
トレイに排出される。また、第1排紙トレイ201に
は、トレイを前後にシフトする機能、上下にシフトする
機能が搭載されている。前後のシフト機能は、転写紙を
仕分けるときに使用し、上下のシフト機能は、大量の転
写紙を用紙揃え性を確保しながら積載するために使用す
る。
【0030】図2は、本発明の一実施形態であるデジタ
ル複合機の操作部400を示す正面図で、操作部の中央
には400×256ドットの液晶表示部(LCD)40
1及びタッチパネルが設けられている。この液晶表示部
401には機械に組み込まれている機能(コピー、FA
X等)の表示が行われ、ユーザは表示に従って機械の操
作を行う。コピーやFAX等の機能の切替えは、機能切
替えキー412、413によって行われる。
【0031】この液晶表示部の右側には、コピー、FA
X等で共通に使用する各種テンキー402、クリア/ス
トップキー403、スタートキー404、プログラムキ
ー405、ジョブリコールキー406、モードクリア/
余熱キー407、割り込みキー408等の各種キーと、
FAX専用で使用するポーズ/リダイアルキー409、
短縮キー410、受信キー411等、複数のキーが配置
されている。
【0032】この液晶部の左側には、FAX切替えキー
412、コピー切替えキー413、初期設定キー41
4、ガイダンスキー415、LCD濃度調整ボリューム
416がそれぞれ設けられている。
【0033】このキーの更に左の部分には、FAX専用
の表示部417が設けられている。この表示部には、通
信中やメモリフル等を表す各種LED(発光ダイオー
ド)と、通信状態を表示する40文字(20文字×2
行)のLCD(液晶表示部)が設けられている。
【0034】図3は、本発明の一実施形態であるデジタ
ル複合機の制御系を示すブロック構成図で、複写機本体
1の制御は、液晶表示、各種LED制御、各種キー入力
制御を行う操作部コントローラ500、給紙、搬送、定
着、両面、プロセス制御などを行うメインコントローラ
501、画像制御/スキャナ読み取り制御を行う画像処
理コントローラ502、自動原稿給紙装置(ADF)の
制御を行うADFコントローラ503、3ビンソータを
制御するソータコントローラ504、給紙ユニット制御
を行う給紙トレイコントローラ505、ファクシミリの
送受信管理やファイル管理を行うFAXコントローラ5
06、G3規格の通信制御を行うG3コントローラ50
7、G4規格の通信制御を行うG4コントローラ508
などで構成されている。
【0035】図4は、本発明の一実施形態であるデジタ
ル複合機の画像処理部を示すブロック構成図で、画像処
理コントローラ502のCPU600は、メインコント
ローラ501から読み取り開始の指示があると、スキャ
ナ制御回路604に対して読み取り開始の指示を伝え
る。スキャナ制御回路604は、露光ランプ11を点灯
させ、モータ605を動作させることにより第1キャリ
ッジ、第2キャリッジを読み取り基準位置に移動させ、
位置センサ603で検出後、読み取りを開始する。この
時、副走査有効期間信号FGATE(読み取り開始時に
はアクティブ、終了時にはネガティブ)を作り、タイミ
ング制御回路606に送る。タイミング制御回路606
では、画像同期クロックCLK、主走査同期信号LSY
NC、主走査有効信号LGATEを生成して出力する。
【0036】画像データの流れは、コンタクトガラス1
0上に載置された原稿607が露光ランプ11により照
明され、反射光がフルカラーCCD16に結像され、フ
ルカラーCCD16から赤(R)、緑(G)、青(B)
に分離されたアナログ画像信号が、信号処理回路607
により増幅および光量補正され、AD変換器609によ
りデジタル多値信号に変換され、シェーディング補正回
路610によりシェーディング補正されて画像処理部6
11に送られる。画像処理部611では、MTF補正、
γ補正、黒画像生成、カラー画像生成、2直処理、多値
処理などの基本的な画質処理と、変倍、編集、マーカー
検知等のデジタル特有の画像処理を行い黒いデータDE
TA0〜7、カラーデータDATACが出力される。画
像処理部611から出力された画像データ、タイミング
制御回路606で生成された同期信号、書き込みの基準
信号PMSYNCは画像セレクタ612に入力される。
【0037】コピーの場合は、黒画像は書き込み制御部
(黒)613からLD614に送られ、カラー画像は書
き込み制御部(カラー)615からLED616に送ら
れ、感光体ドラムに照射されることによって像を形成す
る。
【0038】ファクシミリ送信を行う場合は、セレクタ
612からメインコントローラ501内部にあるFAX
用メモリに転送される。また、ファクシミリ受信出力
は、ネットワーク回線から受信したデータを伸長してF
AX用メモリに展開後、画像データ、同期信号と共に画
像セレクタ612に入力され、書き込みが行われる。
【0039】図5は、本発明の一実施形態であるデジタ
ル複合機におけるファクシミリ送受信時の画像データの
流れを示すブロック構成図で、図8に示す従来のデジタ
ル複合機との大きな違いは、G3コントローラ507の
圧縮伸長器627とG4コントローラ508の圧縮伸長
器631を専用に持たないということと、相手先別情報
管理装置700と、複製用圧縮伸長器701と、そのバ
ッファ702とを追加したことである。
【0040】従来の画像データの流れにおいては、一度
でも送受信を行えば、相手先のファクシミリ機器の情報
(最大用紙サイズ、自動縮小率、圧縮モード、自機情報
付加の有無等)を交信プロトコル(伝送制御手段)から
得ることができるが、図5に示す本発明のデジタル複合
機においては、これを次回の送信用のために、宛先表の
相手先に対応して管理する相手先別情報管理装置700
を設置することで、ファクシミリ交信毎に自動的に登録
もしくは更新して管理する。
【0041】次回のファクシミリ画像蓄積時および送信
時には、相手先の指定のみで、相手先別情報管理装置7
00から相手先のファクシミリ機器に応じた設定が指定
される。スタートキー押下で、相手先別情報管理装置7
00から相手先のファクシミリ機器に応じた設定700
−1(自動縮小率等)で、スキャナを起動させる。スキ
ャナから読み取られたデータは、画像処理コントローラ
502で相手先別情報管理装置700から相手先のファ
クシミリ機器に応じた設定700−1(自動縮小率等)
で、各種画像処理を施され、セレクタ612からメイン
コントローラ501上のイメージメモリ620に蓄積さ
れる。その後、相手先別情報管理装置700から相手先
のファクシミリ機器に応じた設定700−2(自機情報
付加の有無等)で、画像データの追加が行われる。そし
て圧縮伸長器622は、相手先別情報管理装置700か
ら送られてくる相手先のファクシミリ機器に応じた圧縮
コード(MH、MR、MMR、JBIG)で圧縮する。
圧縮されたデータは、FAXコントローラ506上のS
AFメモリ623に蓄積される。この時、相手先別情報
管理装置700から相手先のファクシミリ機器に応じ
て、A4横または、B5横というように回転して送信し
た方が効率が良い場合には、イメージメモリ620から
圧縮伸長器622にデータを渡すときに回転器621を
使用してイメージを回転させて圧縮を行う。
【0042】SAFメモリ623に蓄積されたデータ
は、G3コントローラ507内にあるバッファ624に
転送され、そのままモデム625を介してNCU626
から送信される。もし、SAFメモリ623に蓄積され
たデータの宛先が複数であれば、各相手先に対する送信
データを相手先別情報管理装置700に登録された画像
処理情報をもとに複製する。
【0043】図6は、複数の相手先に対して送信する際
の第1の動作例を示すフローチャートである。まず、複
数の宛先に向けての送信か否かを確認する(ステップ
1)。複数の宛先に送信しない場合には処理を行わな
い。複数の宛先に送信する場合は、相手先別情報管理装
置700から相手先の画像処理情報を取得する(ステッ
プ2)。相手先の画像処理情報を取得したら処理情報に
基づいてマスターファイルを伸長する(ステップ3)。
次に、処理情報に基づいて圧縮しスレーブファイルを生
成する(ステップ4)。他の宛先がある場合には再びス
テップ2へ戻り、他の宛先がない場合には処理を終了す
る(ステップ5)。
【0044】送信データを複製する際には、FAXコン
トローラ506上の圧縮伸長器701とそのバッファ7
02を使用する。SAFメモリ623に蓄積されたデー
タを相手先別情報管理装置700からの相手先のファク
シミリ機器に応じた設定で圧縮伸長器701で再度伸長
して、受信機の処理能力に合わせて圧縮伸長器701で
再圧縮して新規にファイルを複製する。ここでは、最初
に蓄積された送信データをマスターファイル、条件を変
えて複製したものをスレーブファイルと定義する。この
流れでは、各相手先毎にファイルが作成されるので送信
終了後にすぐファイルを消去できる。
【0045】図7は、複数の相手先に対して送信する際
の第2の動作例を示すフローチャートである。まず、複
数の宛先に向けての送信か否かを確認する(ステップ1
1)。複数の宛先に送信しない場合には処理を行わな
い。複数の宛先に送信する場合は、相手先別情報管理装
置700から相手先の画像処理情報を取得する(ステッ
プ12)。相手先の条件設定によるスレーブファイルの
有無を確認し(ステップ13)、ファイルがある場合に
はファイルカウントを”1”インクリメントされる(ス
テップ17)。ステップ13においてファイルが無い場
合は、ステップ12で得た処理情報に基づいてマスター
ファイルを伸長する(ステップ14)。次に、処理情報
に基づいて圧縮しスレーブファイルを生成する(ステッ
プ15)。新規のスレーブファイルを作成したことによ
りファイルカウントが1となる(ステップ16)。他の
宛先の有無を確認し(ステップ18)、ある場合にはス
テップ12へ戻り、無い場合には処理を終了する。
【0046】図6に示す動作例に対して、図7に示す動
作例においては、各相手先毎にファイルを複製するので
はなく、同条件でない送信データのみのファイルを複製
することができる。ここでは、同一ファイルができない
代わりにファイルにカウント制御が必要となる。新規の
スレーブファイル作成では、ファイルのカウントが”
1”となり、ファイル作成で相手先の条件設定が同一の
場合、そのファイルのカウントが”1”インクリメント
される。送信終了でファイルのカウントが”1”デクリ
メントされて”0”になったとき、ファイルを消去でき
る。中継局機能の対応としては、受信したデータをマス
ターファイルとして扱えば上述の場合と同様な処理にな
る。
【0047】ここで使用されなかった圧縮伸長器627
は、印刷用などの他の用途に活用してもよい。もし、交
信プロトコル(伝送制御手段)上で相手先の画像処理情
報(圧縮モードや用紙サイズ等)に変更が合った場合
は、図8に示される圧縮伸長器627を有する構成に戻
して、圧縮伸長器627により再度伸長して、相手受信
機の処理能力に合わせて再度、圧縮伸長器627で圧縮
する。この相手先受信機の処理能力は、再度、相手先別
情報管理装置700で更新される(700−3)。
【0048】G4規格の場合も同様に、G4コントロー
ラ508内にあるバッファ628に転送され、そのまま
ISDN制御629、トランス630を介して送信され
る。ここで使用されなかった圧縮伸長器631は印刷用
などの他の用途に活用できる。もし、交信プロトコル
(伝送制御手順)上で相手先の画像処理情報(圧縮モー
ドや用紙サイズなど)に変更があった場合には、図8に
示される圧縮伸長器631を有する構成に戻して、圧縮
伸長器631により再度伸長して、相手受信機の処理能
力に合わせて再度、圧縮伸長器631で圧縮する。この
相手先受信機の処理能力は、再度、相手先別情報管理装
置700で更新される(700−4)。
【0049】ファクシミリ受信時および印刷時における
画像データの流れ自体は、図8に示される従来の画像デ
ータの流れと変わらない。制御上で、宛先表の相手先に
対応した相手先別情報管理装置700への更新処理が追
加される(700−3)。ネットワーク回線から送られ
てきたデータは、NCU626、モデム625を介しS
AFメモリ623に蓄積される。受信後、交信プロトコ
ル(伝送制御手順)で得られた相手先のファクシミリ機
器の情報(最大用紙サイズ、自動縮小率、圧縮モード、
自機情報付加の有無等)を宛先表の相手先に対応して管
理する相手先別情報管理装置700へ交信する(700
−3)。SAFメモリ623に蓄積されたデータは、メ
インコントローラ501上の圧縮伸長器622により伸
長され、イメージメモリ620上に展開される。伸長時
にA4横または、B5横など回転して印刷した方が効率
が良い場合は、圧縮伸長器622からイメージメモリ6
20にデータを渡すときに回転器621を使用し、イメ
ージを回転させて伸長を行う。イメージメモリ620上
に展開されたデータは、画像処理コントローラ502に
送られ、セレクタ612から書き込み制御に渡され印刷
が行われる。
【0050】相手先によっては、原稿にTTI印字など
の送信機の情報が書き込まれることにより、データが潰
されてしまうということが起こる。宛先表の相手先に対
して管理を行う相手先別情報管理装置700を設けたこ
とで、任意の相手先に対しては、この送信機側の付加情
報を付けないように、送受信を行う時以外はいつでも予
め設定できるようになる。従来であれば、送信の度に設
定を変更しなければならず、送信後には再び元に戻す必
要があったが、本発明では、このユーザの手間を解消
し、余分な操作を行う必要もなく、また設定忘れも起き
なく、操作性を向上させることができる。
【0051】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、送受信後、送受信したデータの
画像処理情報を宛先表の相手先に対応して管理する相手
先別情報管理装置を設けることで、画像処理情報の登録
および更新を自動的に行うことので、ユーザは面倒な登
録操作や更新操作を行う必要がないので、人為的操作を
削減し、操作性を向上させ、簡素な通信ファイル制御で
効率よく送信を行うことができる。
【0052】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、同じ相手先に再度送信するときに、
相手先別情報管理装置に登録された画像処理情報をもと
に送信するデータを生成することにより、操作者は再度
送信データを作成する必要がないので、人為的操作を削
減し、操作性を向上させ、簡素な通信ファイル制御で効
率よく送信を行うことができる。
【0053】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の発明において、複数の相手先に対して送信
する際に、相手先別情報管理装置に登録および更新され
た画像処理情報をもとに送信データを複製することによ
り、操作者は再度送信データを作成する必要がないの
で、種々のファクシミリ機能に対して、操作性を向上さ
せ、簡素な通信ファイル制御で効率よく送信を行うこと
ができる。
【0054】請求項4記載の発明によれば、請求項1ま
た2記載の発明において、複数の相手先に対して送信す
る際に、相手先別情報管理装置に登録された画像処理情
報をもとに同条件でない送信データのみを複製すること
により、操作者は再度送信データを作成する必要がない
ので、種々のファクシミリ機能に対して、操作性を向上
させ、簡素な通信ファイル制御で効率よく送信を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル複合機の一実施形態を示す側
面図である。
【図2】操作部を示す平面図である。
【図3】制御系を示すブロック構成図である。
【図4】画像処理部を示すブロック構成図である。
【図5】ファクシミリ送受信時の画像データの流れを示
すブロック図である。
【図6】複数の相手先に対して送信する際の第1の動作
例を示すフローチャートである。
【図7】複数の相手先に対して送信する際の第2の動作
例を示すフローチャートである。
【図8】従来のデジタル複合機のファクシミリ送受信時
の画像データの流れを示すブロック図である。
【符号の説明】
501 メインコントローラ 502 画像処理コントローラ 506 FAXコントローラ 507 G3コントローラ 508 G4コントローラ 612 セレクタ 620 イメージメモリ 621 回転器 622 圧縮伸長器 623 SAFメモリ 624 バッファ 625 モデム 626 NCU(ネットワーク制御装置) 627 圧縮伸長器 628 バッファ 629 ISDN制御 630 トランス 631 圧縮伸長器 700 相手先別情報管理装置 701 圧縮伸長器 702 バッファ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ手段を備えたデジタル複合
    機において、 原稿を読み取る読み取り手段と、 該読み取り手段により読み取られた前記原稿の画像デー
    タを蓄積するページメモリ手段と、 該ページメモリ手段に蓄積された前記画像データを前記
    ファクシミリ手段へデータパスを介して出力するデータ
    パス手段と、 ファクシミリ通信後に送信または受信した画像データの
    処理情報を画像処理情報として受信先、あるいは送信先
    となる相手先の宛先表に対応して別々に管理し、前記画
    像処理情報の登録および更新をする相手先別情報管理手
    段とを有することを特徴とするデジタル複合機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデジタル複合機におい
    て、 同じ相手先に対して再度送信する際に、前記相手先別情
    報管理手段に登録された前記画像処理情報をもとに送信
    データを生成するデータ生成手段を有することを特徴と
    するデジタル複合機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のデジタル複合機
    において、 複数の相手先に対して送信する際に、前記相手先別情報
    管理手段に登録された前記画像処理情報をもとに送信デ
    ータを複製する第1のデータ複製手段を有することを特
    徴とするデジタル複合機。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のデジタル複合機
    において、 複数の相手先に対して送信する際に、前記相手先別情報
    管理手段に登録された前記画像処理情報をもとに同条件
    でない送信データのみを複製する第2のデータ複製手段
    を有することを特徴とするデジタル複合機。
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