JPH07321586A - 周波数帯域可変フィルタ - Google Patents

周波数帯域可変フィルタ

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JPH07321586A
JPH07321586A JP12986294A JP12986294A JPH07321586A JP H07321586 A JPH07321586 A JP H07321586A JP 12986294 A JP12986294 A JP 12986294A JP 12986294 A JP12986294 A JP 12986294A JP H07321586 A JPH07321586 A JP H07321586A
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金見 佐々木
Katsumi Tanaka
勝己 田中
Hirotoshi Takahashi
宏寿 高橋
Kazuo Murata
和雄 村田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】マイクロ波帯の周波数帯域可変フィルタの耐電
力性を向上し、入出力直線性を改善する。 【構成】入力端子1側のコンデンサC1 とコイルL1
及び出力端子2側のコンデンサC2 とコイルL2 の2つ
の直列共振回路を並列アームとして結合用コイルL4
接続し、直列共振回路と並列にコイルL3 ,L5 を設
け、それぞれの共振回路の共振周波数を減衰極とする帯
域阻止フィルタのコイルL1 とL2 にタップを設け、そ
れぞれのタップと接地間にスイッチングダイオード
1 ,D2 、高周波パスコンC3 ,C4 を設ける。ダイ
オードD1 ,D2 のアノード側に負の制御電圧を印加し
てコイルのタップと接地間を短絡して減衰極の周波数を
可変にできるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロ波帯無線通信機
の分波器などに用いられるフィルタに関し、特に、通過
域及び阻止域を可変とする周波数帯域可変BEF(帯域
阻止ろ波器)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、マイクロ波無線通信機に用いら
れている周波数帯域可変フィルタとして、通過帯域の中
心周波数を可変にすることができる電圧制御ろ波器があ
り、制御電圧によって帯域を可変設定できる。図1は上
記従来の周波数帯域可変フィルタの構成例であり、1は
入力端子、2は出力端子、3,4は制御電圧を与えるバ
イアス端子である。DR1 ,DR2 は誘電体共振器であ
り、C14,C15は可変周波数幅調整用コンデンサ、
1 ,X2 は可変容量ダイオード、R11,R12はバイア
ス電圧供給用抵抗、C11,C12,C13は結合用コンデン
サである。このような構成のバンドパスフィルタの通過
帯域の中心周波数は、可変容量ダイオードX1 ,X2
容量と、コンデンサC14,C15とのそれぞれの合成容
量、および誘電体共振器DR1 ,DR2 の共振周波数に
よって決まり、バイアス端子3,4に印加する電圧を変
化させて可変容量ダイオードX1 ,X2 の容量を変化さ
せることにより中心周波数を可変にすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来回路
における可変容量ダイオードは、耐電力性が低く、ま
た、C−V特性といわれる逆電圧対端子間容量特性がも
つ非線系性のため入出力の直線性が得られないという欠
点がある。このため、可変容量ダイオードを用いたフィ
ルタは、主に取り扱う電力が小さい受信機にしか用いら
れず、送信機に用いられることはなかった。近年、小形
化のために、一つののフィルタで帯域周波数の異なる複
数の特性が得られる周波数帯域可変フィルタの要求が強
く、送信機においても例外ではなく、これを実現する方
法が求められている。
【0004】本発明の目的は、以上の従来技術の課題を
解決し、耐電力性を向上させ、入出力直線性に優れた周
波数帯域可変フィルタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
した周波数帯域可変フィルタは、第1の実施例と第2の
実施例を包含するものであり、入力端子側の第1のコン
デンサと第1のコイルからなる第1の直列共振回路と、
出力端子側の第2のコンデンサと第2のコイルからなる
第2の直列共振回路とがそれぞれ並列アームとして結合
用コイルで接続され、前記第1及び第2の直列共振回路
と並列に第3及び第4のコイルがそれぞれ接続され、前
記第1の直列共振回路の共振周波数と前記第2の直列共
振回路の共振周波数とが相異なる減衰極となって阻止域
を形成するローパス形フィルタにおいて、前記第1のコ
イルおよび前記第2のコイルのそれぞれにタップを設
け、該タップと接地間に、該タップと接地間を高周波的
にオン/オフするための第1のスイッチング素子および
第2のスイッチング素子をそれぞれ設けて、外部から該
第1のスイッチング素子および第2のスイッチング素子
に制御電圧を与えてオン/オフすることにより前記阻止
域を変えるように構成したことを特徴とする周波数帯域
可変フィルタ。
【0006】本発明の請求項2に記載した周波数帯域可
変フィルタは、第3の実施例を示すものであり、前記第
1のコイルおよび第2のコイルは印刷配線導体による分
布定数線路であることを特徴とするものである。
【0007】本発明の請求項3に記載した周波数帯域可
変フィルタは、第1の実施例を示すものであり、前記第
1のスイッチング素子および第2のスイッチング素子は
スイッチングダイオードであることを特徴とするもので
ある。
【0008】本発明の請求項4に記載した周波数帯域可
変フィルタは、第2の実施例を示すものであり、前記第
1のスイッチング素子および第2のスイッチング素子は
ガリウム砒素FETであることを特徴とするものであ
る。
【0009】本発明の請求項5に記載した周波数帯域可
変フィルタは、第4の実施例を示すものであり、前記タ
ップとスイッチング素子との間に微小調整用のコイルを
挿入したことを特徴とするものである。
【0010】本発明の請求項6に記載した周波数帯域可
変フィルタは、第5の実施例、及び第5の実施例と第2
の実施例とを組み合わせたものを包含するものであり、
入力端子側の第1のコンデンサと第1のコイルからなる
第1の直列共振回路と、出力端子側の第2のコンデンサ
と第2のコイルからなる第2の直列共振回路とがそれぞ
れ並列アームとして結合用コイルで接続され、前記第1
及び第2の直列共振回路と並列に第3及び第4のコイル
がそれぞれ接続され、前記第1の直列共振回路の共振周
波数と前記第2の直列共振回路の共振周波数とが相異な
る減衰極となって阻止域を形成するローパス形フィルタ
において、前記第1のコイルおよび前記第2のコイルの
それぞれに2つのタップを設け、該2つのタップのそれ
ぞれと接地間に、該2つのタップのそれぞれと接地間を
高周波的にオン/オフするための第1と第3のスイッチ
ング素子および第2と第4のスイッチング素子をそれぞ
れ設けて、外部から該第1と第2のスイッチング素子お
よび第3と第4のスイッチング素子に制御電圧を与えて
オン/オフすることにより前記阻止域を変えるように構
成したことを特徴とするものである。
【0011】本発明の請求項7に記載した周波数帯域可
変フィルタは、第5の実施例を示すものであり、請求項
6記載の第1のスイッチング素子および第2のスイッチ
ング素子はスイッチングダイオードであることを特徴と
するものである。
【0012】本発明の請求項8に記載した周波数帯域可
変フィルタは、第5の実施例と第2の実施例とを組み合
わせたものをであり、請求項6記載の第1のスイッチン
グ素子および第2のスイッチング素子はガリウム砒素F
ETであることを特徴とするものである。
【0013】本発明の請求項9に記載した周波数帯域可
変フィルタは、第6の実施例、及び第6の実施例と第2
の実施例とを組み合わせたものを包含するものであり、
入力端子側の第1のコンデンサと第1のコイルからなる
第1の直列共振回路と、出力端子側の第2のコンデンサ
と第2のコイルからなる第2の直列共振回路とがそれぞ
れ並列アームとして結合用コイルで接続され、前記第1
及び第2の直列共振回路と並列に第3及び第4のコイル
がそれぞれ接続され、前記第1の直列共振回路の共振周
波数と前記第2の直列共振回路の共振周波数とが相異な
る減衰極となって阻止域を形成するローパス形フィルタ
において、前記第1のコイルおよび前記第2のコイルの
それぞれにタップを設け、該タップと接地間に、それぞ
れ周波数可変幅調整用コイルと、該周波数可変幅調整用
コイルと接地間を高周波的にオン/オフするための第
1,第3のスイッチング素子および第2,第4のスイッ
チング素子をそれぞれ設けて、外部から該第1,第2の
スイッチング素子および第3,第4のスイッチング素子
に制御電圧を与えてオン/オフすることにより前記阻止
域を多段階に変えるように構成したことを特徴とするも
のである。
【0014】本発明の請求項10に記載した周波数帯域
可変フィルタは、第6の実施例を示すものであり、請求
項9記載の第1,第3のスイッチング素子および第2,
第4のスイッチング素子はスイッチングダイオードであ
ることを特徴とするものである。
【0015】本発明の請求項11に記載した周波数帯域
可変フィルタは、第6の実施例と第2の実施例とを組み
合わせたものであり、請求項9記載の第1,第3のスイ
ッチング素子および第2,第4のスイッチング素子はガ
リウム砒素FETであることを特徴とするものである。
【0016】本発明の請求項12に記載した周波数帯域
可変フィルタは、第7の実施例、及び第7の実施例と第
2の実施例とを組み合わせたものを包含するものであ
り、入力端子側の第1のコンデンサと第1のコイルから
なる第1の直列共振回路と、出力端子側の第2のコンデ
ンサと第2のコイルからなる第2の直列共振回路とがそ
れぞれ並列アームとして結合用コンデンサで接続され、
前記第1及び第2の直列共振回路と並列に第3及び第4
のコンデンサがそれぞれ接続され、前記第1の直列共振
回路の共振周波数と前記第2の直列共振回路の共振周波
数とが相異なる減衰極となって阻止域を形成するハイパ
ス形フィルタにおいて、前記第1のコイルおよび前記第
2のコイルのそれぞれにタップを設け、該タップと接地
間に、該タップと接地間を高周波的にオン/オフするた
めの第1のスイッチング素子および第2のスイッチング
素子をそれぞれ設けて、外部から該第1のスイッチング
素子および第2のスイッチング素子に制御電圧を与えて
オン/オフすることにより前記阻止域を変えるように構
成したことを特徴とするものである。
【0017】本発明の請求項13に記載した周波数帯域
可変フィルタは、第7の実施例と第3の実施例とを組み
合わせたものであり、請求項12記載の第1のコイルお
よび第2のコイルは印刷配線導体による分布定数線路で
あることを特徴とする請求項12記載の周波数帯域可変
フィルタ。
【0018】本発明の請求項14に記載した周波数帯域
可変フィルタは、第7の実施例を示すものであり、請求
項12記載の第1のスイッチング素子および第2のスイ
ッチング素子はスイッチングダイオードであることを特
徴とするものである。
【0019】本発明の請求項15に記載した周波数帯域
可変フィルタは、第7の実施例と第2の実施例とを組み
合わせたものであり、請求項12記載の第1のスイッチ
ング素子および第2のスイッチング素子はガリウム砒素
FETであることを特徴とするものである。
【0020】
【実施例】本発明の構成及び作用について説明する。図
2は本発明の第1の実施例を示す回路構成図である。そ
の減衰特性は、図3(A)に示すようにローパスノッチ
形フィルタ特性を示す。この実施例は、例えば送信信号
帯域を通過帯域とし受信信号帯域を阻止域とするBEP
であり、アンテナ共用器に用いられる分波器の送信側フ
ィルタとして用いられる。コンデンサC1 とコイル
1 ,コンデンサC2 とコイルL2 による共振周波数に
より阻止域の2つの減衰極周波数が決まり、コンデンサ
1 ,C2 の容量値が大きくなると減衰量が増す。L4
は2つの共振回路を接続する結合コイルであり、L3
5は通過域において、容量性リアクタンスを打ち消す
ような値に設定され、挿入損失を減らす役割をもつコイ
ルである。コイルL1 ,L2 には接地側に近い部分にタ
ップが設けられており、スイッチングダイオードD1
2 によってタップと接地間を高周波的に開放にしたり
短絡したりすることができる。つまり、この例では、1
つのフィルタで相異なる2つの帯域特性をもつことがで
きる。本実施例において、ダイオードD1 ,D2 をオフ
(断)の状態にするためには、バイアス端子に印加する
制御電圧VCTL として負の電圧を与えればよい。R1
2 は制御電圧供給用抵抗である。このとき、コイルL
1 ,L2 は最も大きなインダクタンス値を示し、それぞ
れ共振回路の共振周波数は低くなる。また、オン(導
通)のときは、タップと接地間が短絡されることにな
り、インダクタンスが小さくなってそれぞれの共振回路
の共振周波数は高くなる。すなわち、阻止域が低くなっ
たり高くなったりする。
【0021】本回路の耐電力性は、ダイオードD1 ,D
2 がオンの時は、その高周波抵抗Rs と流入する高周波
電流により決定される。すなわち、ダイオードD1 ,D
2 の最大ジャンクション温度と放熱抵抗から導出される
許容損失によって決定される。また、オフの時は、コイ
ルL1 ,L2 のタップと接地の間にかかる高周波電圧の
ピーク値とダイオードD1 ,D2 にかかる逆バイアス電
圧によって決定され、高周波電圧のピーク値が逆バイア
ス電圧を超えなければよい。このため、図1に示した従
来例のように、周波数可変の機能を可変容量ダイオード
に依存し、そのC−V特性によって生じる非線系性によ
って印加電力が制限される従来例に比べ、本発明は比較
にならない位の大電力を取り扱うことができる。
【0022】図4は本発明の第2の実施例を示す回路構
成図であり、図2の第1の実施例におけるダイオードス
イッチ素子をFETQ1 ,Q2 にした例である。ダイオ
ードのようにオンの時に電流が流れないので低消費電力
化が図れる。現在、GaAs(ガリウム砒素)FETを
用いると、1GHzでオンの時の抵抗値が0.6Ω、オ
フのときの容量が1.1pFであり、高周波スイッチン
グダイオードと同等の性能のものを容易に入手すること
ができる。ただ、現在ではダイオードより高価なのが難
点である。作用は第1の実施例と同じである。いずれに
しても、低消費電力化が求められる携帯電話などの端末
機用フィルタとして有益である。
【0023】図5は本発明の第3の実施例を示す回路構
成図であり、図2の第1の実施例における共振用コイル
1 ,L2 をストリップラインなど分布定数線路Z1
2を用いて構成した回路である。作用は第1の実施例
と同じである。この実施例は小形・薄形化が容易に実現
できる。
【0024】図6は、本発明の第4の実施例を示す回路
構成図であり、図2の第1の実施例におけるダイオード
1 ,D2 がオンの時の共振周波数を微調するため、コ
イルL1 ,L2 のタップとダイオードD1 ,D2 との間
に微小コイルL6 ,L7 を設けた例であり、タップの位
置を変えずに周波数の微調ができる利点がある。このコ
イルL6 ,L7 は、通常のコイルでもよいし、印刷配線
導体による分布定数線路でもよい。
【0025】図7は、本発明の第5の実施例を示す回路
構成図であり、図2の第1の実施例におけるコイル
1 ,L2 にタップを2つ設け、可変帯域を3種類にし
た実施例である。この例では、制御端子の印加電圧V
CTL1,VCTL2の両方をオフ、VCTL1のみオン、VCTL2
みオンの3つの周波数帯域を可変することができる。
【0026】図8は、本発明の第6の実施例を示す回路
構成図であり、コイルL1 ,L2 のタップを1つにし、
補助コイルL8 〜L11を設けることにより、制御端子の
印加電圧VCTL1,VCTL2の両方をオフ、両方をオン,
CTL1のみオン,VCTL2のみオンとすることにより4つの
周波数帯域を切替えることができる。
【0027】図9は、本発明の第7の実施例を示す回路
構成図であり、特性が図3(B)に示すようにハイパス
ノッチ形フィルタ特性を示すものである。コンデンサC
7 ,C9 の値は、通過域において誘電性リアクタンスを
打ち消すように選定され、通過域の挿入損失を減らす役
割をもつ。C8 は結合用コンデンサである。この第7の
実施例は、図2の第1の実施例に対する第2〜第6の実
施例と同様な態様を実現することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明を実施することにより次のような
効果が得られる。 (1)耐電力性に優れた周波数帯域可変フィルタが実現
できる。 (2)このため、大電力を扱う送信機用のフィルタとし
て利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の回路構成例図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す構成図である。
【図3】本発明の対象とするフィルタ特性説明図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施例を示す構成図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す構成図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示す構成図である。
【図7】本発明の第5の実施例を示す構成図である。
【図8】本発明の第6の実施例を示す構成図である。
【図9】本発明の第7の実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 出力端子 3,4 バイアス端子 L1 ,L2 共振用コイル L4 結合用コイル L3 ,L5 コイル L6 ,L7 ,L8 ,L9 ,L10,L11 微調用コイル C1 ,C2 共振用コンデンサ C3 ,C4 ,C5 ,C6 コンデンサ C7 ,C9 コンデンサ C8 結合用コンデンサ D1 ,D2 ,D3 ,D4 スイッチングダイオード R1 ,R2 ,R3 ,R4 制御電圧供給用抵抗 Q1 ,Q2 FET Z1 ,Z2 分布定数線路 DR1 ,DR2 誘電体共振器 X1 ,X2 可変容量ダイオード C14,C15 周波数幅調整用コンデンサ C11,C12,C13 結合用コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 和雄 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子側の第1のコンデンサと第1の
    コイルからなる第1の直列共振回路と、出力端子側の第
    2のコンデンサと第2のコイルからなる第2の直列共振
    回路とがそれぞれ並列アームとして結合用コイルで接続
    され、前記第1及び第2の直列共振回路と並列に第3及
    び第4のコイルがそれぞれ接続され、前記第1の直列共
    振回路の共振周波数と前記第2の直列共振回路の共振周
    波数とが相異なる減衰極となって阻止域を形成するロー
    パス形フィルタにおいて、 前記第1のコイルおよび前記第2のコイルのそれぞれに
    タップを設け、 該タップと接地間に、該タップと接地間を高周波的にオ
    ン/オフするための第1のスイッチング素子および第2
    のスイッチング素子をそれぞれ設けて、外部から該第1
    のスイッチング素子および第2のスイッチング素子に制
    御電圧を与えてオン/オフすることにより前記阻止域を
    変えるように構成したことを特徴とする周波数帯域可変
    フィルタ。
  2. 【請求項2】 前記第1のコイルおよび第2のコイルは
    印刷配線導体による分布定数線路であることを特徴とす
    る請求項1記載の周波数帯域可変フィルタ。
  3. 【請求項3】 前記第1のスイッチング素子および第2
    のスイッチング素子はスイッチングダイオードであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の周波数帯域可変フィル
    タ。
  4. 【請求項4】 前記第1のスイッチング素子および第2
    のスイッチング素子はガリウム砒素FETであることを
    特徴とする請求項1記載の周波数帯域可変フィルタ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のタップとスイッチング素
    子との間に微小調整用のコイルを挿入したことを特徴と
    する請求項1記載の周波数帯域可変フィルタ。
  6. 【請求項6】 入力端子側の第1のコンデンサと第1の
    コイルからなる第1の直列共振回路と、出力端子側の第
    2のコンデンサと第2のコイルからなる第2の直列共振
    回路とがそれぞれ並列アームとして結合用コイルで接続
    され、前記第1及び第2の直列共振回路と並列に第3及
    び第4のコイルがそれぞれ接続され、前記第1の直列共
    振回路の共振周波数と前記第2の直列共振回路の共振周
    波数とが相異なる減衰極となって阻止域を形成するロー
    パス形フィルタにおいて、 前記第1のコイルおよび前記第2のコイルのそれぞれに
    2つのタップを設け、 該2つのタップのそれぞれと接地間に、該2つのタップ
    のそれぞれと接地間を高周波的にオン/オフするための
    第1と第3のスイッチング素子および第2と第4のスイ
    ッチング素子をそれぞれ設けて、外部から該第1と第2
    のスイッチング素子および第3と第4のスイッチング素
    子に制御電圧を与えてオン/オフすることにより前記阻
    止域を変えるように構成したことを特徴とする周波数帯
    域可変フィルタ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の第1のスイッチング素子
    および第2のスイッチング素子はスイッチングダイオー
    ドであることを特徴とする請求項6記載の周波数帯域可
    変フィルタ。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の第1のスイッチング素子
    および第2のスイッチング素子はガリウム砒素FETで
    あることを特徴とする請求項6記載の周波数帯域可変フ
    ィルタ。
  9. 【請求項9】 入力端子側の第1のコンデンサと第1の
    コイルからなる第1の直列共振回路と、出力端子側の第
    2のコンデンサと第2のコイルからなる第2の直列共振
    回路とがそれぞれ並列アームとして結合用コイルで接続
    され、前記第1及び第2の直列共振回路と並列に第3及
    び第4のコイルがそれぞれ接続され、前記第1の直列共
    振回路の共振周波数と前記第2の直列共振回路の共振周
    波数とが相異なる減衰極となって阻止域を形成するロー
    パス形フィルタにおいて、 前記第1のコイルおよび前記第2のコイルのそれぞれに
    タップを設け、 該タップと接地間に、それぞれ周波数可変幅調整用コイ
    ルと、該周波数可変幅調整用コイルと接地間を高周波的
    にオン/オフするための第1,第3のスイッチング素子
    および第2,第4のスイッチング素子をそれぞれ設け
    て、外部から該第1,第2のスイッチング素子および第
    3,第4のスイッチング素子に制御電圧を与えてオン/
    オフすることにより前記阻止域を多段階に変えるように
    構成したことを特徴とする周波数帯域可変フィルタ。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の第1,第3のスイッチ
    ング素子および第2,第4のスイッチング素子はスイッ
    チングダイオードであることを特徴とする請求項9記載
    の周波数帯域可変フィルタ。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の第1,第3のスイッチ
    ング素子および第2,第4のスイッチング素子はガリウ
    ム砒素FETであることを特徴とする請求項9記載の周
    波数帯域可変フィルタ。
  12. 【請求項12】 入力端子側の第1のコンデンサと第1
    のコイルからなる第1の直列共振回路と、出力端子側の
    第2のコンデンサと第2のコイルからなる第2の直列共
    振回路とがそれぞれ並列アームとして結合用コンデンサ
    で接続され、前記第1及び第2の直列共振回路と並列に
    第3及び第4のコンデンサがそれぞれ接続され、前記第
    1の直列共振回路の共振周波数と前記第2の直列共振回
    路の共振周波数とが相異なる減衰極となって阻止域を形
    成するハイパス形フィルタにおいて、 前記第1のコイルおよび前記第2のコイルのそれぞれに
    タップを設け、 該タップと接地間に、該タップと接地間を高周波的にオ
    ン/オフするための第1のスイッチング素子および第2
    のスイッチング素子をそれぞれ設けて、外部から該第1
    のスイッチング素子および第2のスイッチング素子に制
    御電圧を与えてオン/オフすることにより前記阻止域を
    変えるように構成したことを特徴とする周波数帯域可変
    フィルタ。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の第1のコイルおよび
    第2のコイルは印刷配線導体による分布定数線路である
    ことを特徴とする請求項12記載の周波数帯域可変フィ
    ルタ。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の第1のスイッチング
    素子および第2のスイッチング素子はスイッチングダイ
    オードであることを特徴とする請求項12記載の周波数
    帯域可変フィルタ。
  15. 【請求項15】 請求項12記載の第1のスイッチング
    素子および第2のスイッチング素子はガリウム砒素FE
    Tであることを特徴とする請求項12記載の周波数帯域
    可変フィルタ。
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