JPH0732157Y2 - 開封機 - Google Patents

開封機

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JPH0732157Y2
JPH0732157Y2 JP1988125967U JP12596788U JPH0732157Y2 JP H0732157 Y2 JPH0732157 Y2 JP H0732157Y2 JP 1988125967 U JP1988125967 U JP 1988125967U JP 12596788 U JP12596788 U JP 12596788U JP H0732157 Y2 JPH0732157 Y2 JP H0732157Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
switch
partition wall
motor
section
opening
Prior art date
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JP1988125967U
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JPH0246697U (ja
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正司 青井
満 木戸
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Original Assignee
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は手紙等の封筒を開封するための開封機に係り、
カッターによる切り屑がスイッチ部側に侵入しないよう
にしたものである。
(従来の技術) 開封機として、例えば特開昭58-56900号公報に示される
ように、本体ケースに設けられた仕切壁の外側に封筒の
開封部を案内するガイド部を設け、このガイド部に、モ
ータに駆動されて開封部を切断するカッターと、モータ
を制御するスイッチ部と、このスイッチ部を操作するス
イッチレバーを配設したものが知られている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記従来の開封機は、カッターとスイッチ
部は仕切壁に対して同じ外側に、しかも近接して配設さ
れていたため、カッターによって封筒の開封部を切断し
た際に生じる切り屑がスイッチ部に付着侵入して、スイ
ッチ部の接触不良を生じやすい問題があった。
したがって本考案は、カッターによる切り屑がスイッチ
部に付着侵入する虞れのない開封機を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) このために本考案は、この種開封機において、本体ケー
ス1に設けられた仕切壁10の外側に、モータ3に駆動さ
れて封筒Lの開封部を切断するカッター9を配設すると
ともに、このモータ3のスイッチ部25を、仕切壁10の内
側に配設している。そしてこのスイッチ部25を操作する
スイッチレバー22を、上記仕切壁10に設けられた軸受部
26に回転自在に軸支される軸部26bと、この軸部26bの一
端部から仕切壁10の内側に配設されたスイッチ部25へ延
出するこのスイッチ部25のオンオフ操作部22aと、この
軸部22bの他端部から仕切壁10の外側に垂下して、上記
開封部により操作される被操作部22eとから形成したも
のである。
(作用) 上記構成によれば、本体ケース1の中に仕切壁10を設
け、カッター9をこの仕切壁10の外側に配設し、またス
イッチ部25をこの仕切壁10の内側に配設して、両者9,25
を仕切壁10により仕切り、スイッチレバー22をこの仕切
壁10を股がるように配設しているので、カッター9によ
る切り屑が、スイッチ部25に付着したり、その内部に侵
入するのを防止する。
(実施例) 次に、図面を参照しながら本考案の実施例の説明を行
う。
第1図は開封機の斜視図であって、1は箱形状の本体ケ
ースであり、上ケース1aと下ケース1bを結合して成って
いる。この上ケース1aと下ケース1bの間には、封筒Lの
開封部を案内するガイド部2が溝状に設けられており、
このガイド部2の始端部2aは、開封部を挿入しやすいよ
うにテーパ状に拡開している。なおこの開封機は手持ち
式としてだけでなく、机上等に接地して使用できるもの
であるが、手に保持しやすいように、上ケース1aと下ケ
ース1bの角部には面取り部aが形成されている。次に第
2図〜第6図を参照しながら、更に詳細な説明を行う。
第2図は開封機の内部平面図であって、上記下ケース1b
の内部に、モータ3、減速部4、電源部としての電源電
池8等が配設されている。電源電池8は、乾電池の他、
充電池や交流電源でもよい。9,9は上記ガイド部2の一
側部に設けられたカッターであって、このカッター9,9
は、ガイド部2に沿って形成された仕切壁10の外側に設
けられている。減速部4は、この仕切壁10を挟んで、カ
ッター9,9の背後に設けられており、またモータ3は減
速部4の側方に、その回転軸の軸方向を仕切壁10と平行
にして配設されている。25はモータ3を制御するスイッ
チ部であって、このモータ3の前部に設けられている。
また上記電源電池8は、このモータ3と減速部4の背後
に、その長さ方向をガイド部2と平行にして横設されて
いる。このようにモータ3、減速部4、電源電池8等の
各部品を配設すれば、本体ケース1のガイド部2に直交
する方向の長さDを小さくして、全体を小型コンパクト
に構成できる。減速部4は、モータ3の回転を減速して
カッター9,9に伝達するものであって、モータ3の回転
軸に装着されたギヤ5、フェースギヤ6、ギヤ7等から
成っている。上記方向に配設されたモータ3の回転軸と
減速部4の回転軸は直交しており、したがってモータ3
の回転はフェースギヤ6を介して減速部4に伝達され
る。11は電源電池8を支持するリブである。
第3図〜第5図において、14は電池端子、15は電池蓋で
あり、電源電池8の交換は、この電池蓋15を封筒の挿入
方向と直交方向にスライドさせることによって行う。16
は本体ケース1の側面や電池蓋15の表面に形成された指
先の滑り止め用リブ、17は上記上ケース1aと下ケース1b
を結合する結合用ねじである。第6図は開封機の内部正
面図であって、20,21は上記仕切壁10の外側面に沿って
小間隔をおいて平行に突設された開封部のガイド用リブ
であり、このリブ20,21の間が、上記ガイド部2となっ
ている。22は上記ガイド部2の開封部の挿入方向に関し
てカッター9,9の手前に揺動自在に配設されたスイッチ
レバーであって、次に第7図を参照しながら、その詳細
を説明する。
このスイッチレバー22は、上記仕切壁10に切欠形成され
た軸受部26(第8図(a)参照)に回転自在に軸支され
る軸部22bと、この軸部22bの一端部から上記仕切壁10の
内側に配設された上記スイッチ部25へ延出するこのスイ
ッチ部25のオンオフ操作部22aと、この軸部22bの他端部
から仕切壁10の外側に立ち下る立下り部22cと、この立
下り部22cの下端部から外方へ延出する延出部22dと、こ
の延出部22dから垂下する被操作部22eとから成ってい
る。軸受部26は、巾狭の挿入部26aと、これよりも大形
の円孔部26bから成っており、軸部22bは挿入部26aから
挿入して円孔部26bに嵌合させることにより、仕切壁10
に組み付けられる。被操作部22eは上記カッター9,9の手
前に垂下しており、ガイド部2に沿って挿入された開封
部に押されると、第7図において反時計方向に回動し、
スイッチ部25は操作部22aによりオン側に押圧されてモ
ータ3は駆動する。27はスイッチレバー22の過度の回転
を阻止するストッパーであり、上ケース1aに一体的に形
成されている。このように、スイッチ部25を仕切壁10の
内側に配設し、またカッター9,9を仕切壁10の外側に配
設し、かつスイッチレバー22を仕切壁10の内側と外側に
股がるように配設すれば、カッター9,9による切り屑が
スイッチ部25側に付着侵入して、スイッチ部25の接触不
良を生じるのを防止できる。またスイッチ部25は、上記
位置に配設されたモータ3の前部に設けられているの
で、両者3、25を接続するリード線12(第2図参照)の
長さを大巾に短縮することができる。
次に第8図を参照しながら、スイッチレバー22の組み付
け方法を説明する。スイッチレバー22の軸部22bの断面
形状は長形であって、その短辺bは、円孔部26bとの摩
擦が小さくなるように、円曲状に面取りされている。同
図(a)に示すように、軸部22bを縦向きにして挿入部2
6aから挿入し、円孔部26bまで挿入したうえで90°回転
させると、(同図(b)参照)、軸部22bは挿入部26aか
ら不要に抜け出さないこととなる。そしてその後に、上
ケース1aと下ケース1bをねじ17により結合させる。この
ようにスイッチレバー22は、軸受部26に簡単に組み付け
ることができる。またスイッチレバー22は開封部に押さ
れて回転するが、過度の回転は上ケース1aに形成された
ストッパー27により阻止されるので(同図(c)参
照)、軸部22bが同図(a)に示す位置まで回転して、
軸受部26から不要に抜け出すことはない。
この開封機は上記のような構成より成り、封筒Lを開封
する際には、本体ケース1を手に保持するか、或いは机
上に載置した状態で、封筒Lの開封部をガイド部2の始
端部2aから挿入し、更にガイド部2に沿ってスライドさ
せる。すると開封部は、ガイド部2をスライドしてスイ
ッチレバー22に当たってこれを反時計方向に押し上げ
る。するとスイッチレバー22の操作部22aに押圧されて
スイッチ部25は閉成し、モータ3は駆動して、カッター
9,9は回転し、開封部を切断する。そして開封部がスイ
ッチレバー22を通り過ぎると、スイッチレバー22は下方
へ回転してスイッチ部25は開き、モータ3は駆動を停止
する。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、この種開封機において、
本体ケース1に設けられた仕切壁10の外側に、モータ3
に駆動されて封筒Lの開封部を切断するカッター9を配
設するとともに、このモータ3のスイッチ部25を仕切壁
10の内側に配設し、かつスイッチレバー22を、仕切壁10
に設けられた軸受部26に回転自在に軸支される軸部22b
と、この軸部22bの一端部から上記仕切壁10の内側に配
設されたスイッチ部へ延出するこのスイッチ部のオンオ
フ操作部22aと、この軸部22bの他端部から上記仕切壁10
の外側に垂下して、上記開封部により操作される被操作
部22eとから形成して成るので、カッター9により切断
された封筒の切り屑がスイッチ部25に付着侵入するのを
確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであって、第1図は開封
機の斜視図、第2図は内部平面図、第3図は内部左側面
図、第4図は右側面図、第5図は背面図、第6図は内部
正面図、第7図は要部斜視図、第8図はスイッチレバー
の組み付け順序を示す挿入状態図である。 1……本体ケース 2……ガイド部 3……モータ 8……電源部 9,9……カッター 10……仕切壁 22……スイッチレバー 22a……スイッチレバーの操作部 22b…… 〃 の軸部 22e…… 〃 の被操作部 25……スイッチ部 26……軸受部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケース1にモータ3と電源部8を収納
    するとともに、この本体ケース1に設けられた仕切壁10
    の外側に封筒Lの開封部を案内するガイド部2を設け、
    かつこのガイド部2に、上記モータ3に駆動されて上記
    開封部を切断するカッター9と、上記開封部に操作され
    て揺動することにより、上記モータ3のスイッチ部25を
    操作するスイッチレバー22とを配設して成る開封機にお
    いて、上記スイッチレバー22を、上記仕切壁10に設けら
    れた軸受部26に回転自在に軸支される軸部22bと、この
    軸部22bの一端部から上記仕切壁10の内側に配設された
    上記スイッチ部25へ延出するこのスイッチ部25のオンオ
    フ操作部22aと、この軸部22bの他端部から上記仕切壁10
    の外側に垂下して、上記開封部により操作される被操作
    部22eとから形成したことを特徴とする開封機。
JP1988125967U 1988-09-27 1988-09-27 開封機 Expired - Lifetime JPH0732157Y2 (ja)

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JP1988125967U JPH0732157Y2 (ja) 1988-09-27 1988-09-27 開封機

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JP1988125967U JPH0732157Y2 (ja) 1988-09-27 1988-09-27 開封機

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JPH0246697U JPH0246697U (ja) 1990-03-30
JPH0732157Y2 true JPH0732157Y2 (ja) 1995-07-26

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JP1988125967U Expired - Lifetime JPH0732157Y2 (ja) 1988-09-27 1988-09-27 開封機

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2764239B2 (ja) * 1993-09-20 1998-06-11 薫 冨塚 封書開封具
CN110435344B (zh) * 2019-06-24 2024-04-05 南京信息工程大学 专利邮封快拆装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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