JP3046010U - 携帯型砕紙機 - Google Patents

携帯型砕紙機

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JP3046010U
JP3046010U JP1997007359U JP735997U JP3046010U JP 3046010 U JP3046010 U JP 3046010U JP 1997007359 U JP1997007359 U JP 1997007359U JP 735997 U JP735997 U JP 735997U JP 3046010 U JP3046010 U JP 3046010U
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JP1997007359U
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進財 姚
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進財 姚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型砕紙機の提供。 【解決手段】 一つのピストル形のケーシングの管体内
に一つのモータと一つの減速機構と、一対のカッタ輪装
置を具え、ハンドル内に設けた乾電池が電源を提供し、
モータの原動軸の回転が減速機構による減速を経てさら
に一つの伝動軸を介して上記一対のカッタ輪装置に伝え
られ、管体中央に、一本の垂直且つ一対のカッタ輪装置
の交差部分の中央線の延長線上にある間隙が保留されて
それが管体の外端面に直通して開口を形成しており、且
つ管体の間隙部分それぞれに櫛形条歯が延設され、その
各条歯がカッタ輪の盤面と適当な距離をなし、紙が間隙
部分に挿入されると、それをカッタ輪でカットして櫛形
条歯により紙の巻き戻しを防止できるようにしてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の携帯型砕紙機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、周知の砕紙機は、いずれも据え置き型の箱体とされて、相当に重く、 移動に不便であり、携帯不能であった。しかし、現代では商業活動が頻繁、密接 となり、外出して商談したり契約を行う機会が多く、外出時に機密書類を処分す る必要が生じる。しかし周知砕紙機は携帯できないため、手で千切ることとなり 、手間や時間がかかるだけでなく、紙の千切り具合を制御できないため、確実に 機密保持効果を達成できなかった。この問題を改善するために、すでに図1に示 される携帯型砕紙機が出現しており、それはそれ以前の据え置き型のものより体 積を縮小してあるが、ただし随時手軽に携帯できるものというには程遠く、その 携帯性に不足しており、且つそれは交流電源を使用し、乾電池は使用できないた め、国外に持ち出す場合は、変圧器やコネクタ変換器を組み合わせなければ使用 できず、不便であった。ゆえに周知の携帯型砕紙機は、単に小型であるだけで、 携帯に適したものではなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、手軽に携帯できるピストル型のコンパクトな機体を有し、携帯に便 利であるほか、その重心が中央にあるため、握持して使用するのに適し、さらに 乾電池を電源として使用できるため、どのような場所でもプラグをコンセントに 差し込む必要なく使用できるため、非常に便利である、一種の携帯型砕紙機を提 供することを課題としている。
【0004】 本考案は次に、開口式の紙挿入口を有して、周知の砕紙機の如く紙を設定寸法 の紙挿入溝に合わせて挿入する必要がなく、紙の寸法に制限なく使用でき、異な る寸法の紙を同時に裁断できる、一種の携帯型砕紙機を提供することを課題とし ている。
【0005】 本考案はさらに、管体間隙部分に櫛形条歯を有し、また機体内部の掃除時には 固定ネジを外すだけでよく、さらに、製造において組立効率、組立時間及び製造 コスト面で周知のものより優れている、一種の携帯型砕紙機を提供することを課 題としている。
【0006】 本考案はまたさらに、架体で減速機構とカッタ輪装置を連接し、固定ネジ及び 位置決め柱を設けた空間構造により、適当なモータと減速機構に組み合わせられ て、最小の機械空間を占有する、一種の携帯型砕紙機を提供することを課題とし ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、一つのケーシングとされて、ピストル形を呈し、その管体 の中央線部分に、垂直に貫通する間隙が保留され、該間隙が管体の外端面に直通 して開口を形成し、該間隙内端それぞれに内向きに延伸された櫛形条歯が形成さ れ、各一条歯がそれと同側にあるカッタ輪軸の二つのカッタ輪の間に位置して裁 断後の細紙条が一対のカッタ輪装置の内に巻き戻されるのを防止するものとされ 、ケーシングのハンドル内に電池室とスイッチが設けられ、該スイッチが電池室 内の電池電源の導通か否かを制御可能である、上記ケーシングと、 一つの砕紙機構とされて、上記ケーシングの管体中に設けられ、該管体とハン ドルの接合部分より一つのモータ、一つの減速機構、一対のカッタ輪装置が前方 へと順に設けられ、該減速機構がモータの駆動軸の回転を減速し、一つの低回転 速度の伝動軸で二つのカッタ輪軸からなる一対のカッタ輪装置に伝動して対向回 転を行わせる、上記砕紙機構、 以上を包括してなる、携帯型砕紙機としている。
【0008】 請求項2の考案は、モータ減速機構及び一対のカッタ輪装置間に一つの架体が 設けられ、該架体が固定部材と固定柱を組み合わせてなり、モータと減速機構の 大きさに応じて最小の機械空間を提供して全体体積を減少することができるもの とされたことを特徴とする、請求項1に記載の携帯型砕紙機としている。
【0009】 請求項3の考案は、管体が上半管体と下半管体に分けられ、下半管体がハンド ルと一体に設けられ、上半管体が下半管体の上を覆っていることを特徴とする、 請求項1に記載の携帯型砕紙機としている。
【0010】 請求項4の考案は、一対のカッタ輪装置4の内側端が一つの架体を貫通してそ れにより支持され、その架体より突出するカッタ輪の端部にそれぞれ一つの歯車 が嵌め合わされ、二つの該歯車が相互に噛み合うものとされ、その中一つの歯車 が減速機構の伝動軸に軸で連接していることを特徴とする、請求項1に記載の携 帯型砕紙機としている。
【0011】 請求項5の考案は、二つのカッタ輪軸の相互に噛み合う二つの歯車が同じ外径 を有することを特徴とする、請求項4に記載の携帯型砕紙機としている。
【0012】
【考案の実施の形態】
本考案の携帯型砕紙機は、一つのピストル形のケーシングの管体内に一つのモ ータと一つの減速機構と、一対のカッタ輪装置を具え、ハンドル内に設けた乾電 池が電源を提供し、モータの原動軸の回転が減速機構による減速を経てさらに一 つの伝動軸を介して上記一対のカッタ輪装置に伝えられ、管体中央に、一本の垂 直且つ一対のカッタ輪装置の交差部分の中央線の延長線上にある間隙が保留され てそれが管体の外端面に直通して開口を形成しており、且つ管体の間隙部分それ ぞれに櫛形条歯が延設され、その各条歯がカッタ輪の盤面と適当な距離をなし、 紙が間隙部分に挿入されると、それをカッタ輪でカットして櫛形条歯により紙の 巻き戻しを防止できるようにしてなる。
【0013】
【実施例】
図2、3に示されるように、本考案の携帯型砕紙機は、砕紙機機構が一つのピ ストル形のケーシング1内に設けられ、その中、ハンドル13内に電池室とスイ ッチ131が設けられ、電池室に乾電池が収容され、並びに一つの蓋132で閉 じられ、スイッチ131が電池の電源の導通の可否を制御するのに用いられてい る。上記ケーシング1の管体は、二つに分けられ、その中、下半管体11はハン ドル13と一体とされ、上半管体12は、下半管体11の上を覆っている。且つ 該上半管体12と下半管体11の中央線部分には垂直に貫通する間隙111、1 21が保留され、これら二つの間隙111、121は連通して一直線状を呈する と共に、管体の前端面に連通して開口を形成している。また、該間隙111、1 21の内端がそれぞれ内向きに延伸されて櫛形条歯112、113、122、1 23が設けられている。続いて図4に示されるように、砕紙機構は一つのモータ 2、一つの減速機構3及び一対のカッタ輪装置4で組成され、それらが下半管体 11とハンドル13の連接部より前方へと順に直列に組み合わされている。その 中、モータ2の原動軸の回転は減速機構3内の減速歯車により減速され、さらに 減速機構3の伝動軸31より低回転速度高トルクの回転として出力される。一対 のカッタ輪装置4は二つの水平に排列するカッタ輪軸41、42を具え、各カッ タ輪軸41、42に複数のカッタ輪411、421が串接され、且つ両者のカッ タ輪411、421は相互に交錯するよう設置されている。各カッタ輪軸41、 42はその内側端が一つの架体43に回転自在に連接し、これら二つのカッタ輪 軸41、42の架体43の外に突出する内端にそれぞれ一つの歯車412、42 2が嵌められ、且つ架体43と減速機構3の断面積は同じとされ、これにより本 考案が、任意のモータと減速機構が組み合わされる時に最小の占有空間を有する ものとされ、その体積の縮小が達成される。該二つの歯車412、422は同じ 外径を有すると共に相互に噛み合い、その中、一つの歯車422は減速機構3の 伝動軸31に嵌められ、二つのカッタ輪軸41、42が等速で相互に反対方向に 回転するものとされ、二つのカッタ輪軸41、42の前端は一つの矩形シート4 4に嵌められて保持並びに位置決めされており、以上を以て組合せ完成した本考 案は図5のような外観を呈する。図6に示されるように、前述の櫛形条歯112 、113、122、123の各一条歯は、それと同一側にあるカッタ輪411、 421の間に挿入されている。使用時には、裁断したい紙をケーシング1の間隙 111、121の前端開口部分より上から下に挿入し、スイッチ131をオンと して電源を投入すれば、一対のカッタ輪装置4のカッタ輪軸41、42が回転を 開始して対向方向に回転し、紙を裁断できる。図7に示される間隙111、12 1の開口の外には紙の収容仕切れない部分が突出しており、裁断部分が完全に裁 断された後に、残った部分に対して上述の方法で裁断を進行する。本考案中、櫛 形条歯112、113、122、123は二つのカッタ輪411、421の間に 位置し、裁断を終えた細条状の紙を保持してそれがカッタ輪411、421に巻 き戻されるのを防ぐ。
【0014】
【考案の効果】
上述したように、本考案は、体積が小さく、プラグをコンセントに差し込むこ となく使用でき、携帯に便利であり、握持使用に適し、且つ異なる寸法の紙を裁 断でき、裁断した紙の巻き戻し防止機能を有しており、任意の場所で使用でき、 その実用性は非常に高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知の携帯型砕紙機の斜視図である。
【図2】本考案の部分分解斜視図である。
【図3】本考案の分解斜視図である。
【図4】本考案中の砕紙機構の分解斜視図である。
【図5】本考案の組合せ斜視図である。
【図6】本考案の側面部分断面図である。
【図7】本考案の使用状態表示図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 13 ハンドル 131 スイッチ 132 蓋 11 下半管体 12 上半管体 111、121 間隙 112、113、122、123 櫛形条歯 2 モータ 3 減速機構 4 一対のカッタ輪装置 31 伝動軸 41、42 カッタ輪軸 411、421 カッタ輪 43 架体 412、422 歯車 44 矩形シート

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つのケーシングとされて、ピストル形
    を呈し、その管体の中央線部分に、垂直に貫通する間隙
    が保留され、該間隙が管体の外端面に直通して開口を形
    成し、該間隙内端それぞれに内向きに延伸された櫛形条
    歯が形成され、各一条歯がそれと同側にあるカッタ輪軸
    の二つのカッタ輪の間に位置して裁断後の細紙条が一対
    のカッタ輪装置の内に巻き戻されるのを防止するものと
    され、ケーシングのハンドル内に電池室とスイッチが設
    けられ、該スイッチが電池室内の電池電源の導通か否か
    を制御可能である、上記ケーシングと、 一つの砕紙機構とされて、上記ケーシングの管体中に設
    けられ、該管体とハンドルの接合部分より一つのモー
    タ、一つの減速機構、一対のカッタ輪装置が前方へと順
    に設けられ、該減速機構がモータの駆動軸の回転を減速
    し、一つの低回転速度の伝動軸で二つのカッタ輪軸から
    なる一対のカッタ輪装置に伝動して対向回転を行わせ
    る、上記砕紙機構、 以上を包括してなる、携帯型砕紙機。
  2. 【請求項2】 モータ減速機構及び一対のカッタ輪装置
    間に一つの架体が設けられ、該架体が固定部材と固定柱
    を組み合わせてなり、モータと減速機構の大きさに応じ
    て最小の機械空間を提供して全体体積を減少することが
    できるものとされたことを特徴とする、請求項1に記載
    の携帯型砕紙機。
  3. 【請求項3】 管体が上半管体と下半管体に分けられ、
    下半管体がハンドルと一体に設けられ、上半管体が下半
    管体の上を覆っていることを特徴とする、請求項1に記
    載の携帯型砕紙機。
  4. 【請求項4】 一対のカッタ輪装置4の内側端が一つの
    架体を貫通してそれにより支持され、その架体より突出
    するカッタ輪の端部にそれぞれ一つの歯車が嵌め合わさ
    れ、二つの該歯車が相互に噛み合うものとされ、その中
    一つの歯車が減速機構の伝動軸に軸で連接していること
    を特徴とする、請求項1に記載の携帯型砕紙機。
  5. 【請求項5】 二つのカッタ輪軸の相互に噛み合う二つ
    の歯車が同じ外径を有することを特徴とする、請求項4
    に記載の携帯型砕紙機。
JP1997007359U 1997-08-06 1997-08-06 携帯型砕紙機 Expired - Lifetime JP3046010U (ja)

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ID=43180373

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112547251A (zh) * 2020-12-30 2021-03-26 湖南宝泓科技有限公司 细颗粒单轴毁形装置

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